三 重 県

宿泊地・お風呂・お店

湯の口温泉 伊勢湾フェリー クアガーデン
赤福 中山かき養殖場 民宿あすなろ
大阪屋 すし久 料理旅館おく文

湯の口温泉(ゆのくちおんせん) 
内容=★★★★☆ お得度=★★★★☆

トロッコ列車
国道311号線を走っていくと奈良県・和歌山県・三重県の県境付近に見つかる温泉である。和歌山県側から走っていくとかなり細い道を走っていくことになるので車には結構つらいかもしれない。とても国道とは思えないような道なので・・・。(^_^;;
かなり古い温泉だったらしいが、一時温泉が出なくなったようである。その後、ボーリングしたところまた温泉がわきだして復興されたらしい。湯治用に小さな宿泊施設も完備されている。
昔の鉱山用鉄道のトンネルをトロッコ列車に乗って温泉まで行くことができる。(片道約10分)もちろん車で直接温泉まで行くことができるが・・・。一日5往復くらいで、トロッコ列車代をあわせて500円。温泉だけだと300円である。往復トロッコ列車に乗るのであればこぐちだに駅(温泉と反対側の駅)で購入した方が100円安い。

単にトロッコに乗るのが目的といったようなところである。(^_^;;トンネルにはいるとうるさくて会話はほとんどできないうえ、明かりもないので真っ暗になってしまう。しかし一度は行ってみてもいいと思われるところである。
温泉は普通の感じで特に目を引くようなところはない。
伊勢湾フェリー(いせわんふぇりー)
内容=★★★☆☆ お得度=★★★★☆

フェリー三河丸
伊勢湾の西岸・鳥羽と東岸・伊良湖&師崎を結ぶ航路で鳥羽〜伊良湖航路は国道42号線がつながっているため、海の国道とも言われている。鳥羽〜伊良湖は55分、鳥羽〜師崎は70分で結んでいる。鳥羽〜伊良湖は通常一日9往復しており、正月やGWなどのピーク時は18往復となる。鳥羽〜師崎は通年で4往復。フェリーは鳥羽丸、渥美丸、三河丸、志摩丸、知多丸の5隻が運行しており、乗客500名、車40〜50台を運ぶことができる。車関係は先着順の受付となり、予約は不可。二階席は特別席となっており、別料金320円が必要。(船内でチケットを購入)

伊勢方面から三河方面に抜けるのに名古屋を迂回できるのでかなり時間の節約になる。下道を走るよりは料金がちょっと高くなるが、それでも使う意味は大きい。名古屋を通らないのであればこのルートを使った方がお得だろう。ピーク時に車を運ぶ観光客が多いため、目的のフェリーに乗れない場合があるので余裕を持って行かないとまずい。
航路からは伊勢の島々を望むことが出来てなかなかいい感じ。途中には映画「潮騒」の舞台になった神島も見ることが出来る。
特別室は入っていないので部屋の中がどんなところか分からない。ただ上の階にあるので展望はいいのは間違いないだろう。人が多いときにはここに入った方がゆっくり出来るかもしれない。

訪問時のツーレポ
 ● 2002年03月 まったり〜な お花見会 2002
 ● 2002年06月 らいらっく 乗鞍スカイラインへ
 ● 2004年03月 まったり〜な お花見会 2004
クアガーデン(くあがーでん)
内容=★★★☆☆ お得度=−−−−−

温泉施設入口
鈴鹿サーキットの遊戯施設内にあるアルカリ性単純温泉の温泉施設。内湯、露天風呂、サウナなどがあり、シャンプー、石けん類も常備されている。タオルやバスタオルも入浴料に含まれている。ロビーには休憩室(ソファーとテーブル)があり、マッサージなども行っている。
入浴時間=11:00〜20:00、入浴料=1000円(プール利用の場合1500円)クアガーデン専用の駐車場に止めると、駐車料金1000円取られるが、そのレシートで一人無料で入浴できる。

温泉は循環なのでなんともいえないが、湯船も大きく、洗い場も多いのでゆっくりする事が出来る感じ。露天風呂もかなり開放的でいい雰囲気。内湯も壁はガラス張りなのでこちらもなかなかいい。
設備的には問題ないんだが、普通に入るにしては料金が高い。タオル類はなくてもいいからもう少し値段を下げて欲しいものだ。(自分はサービス券で半額料金で入ったのでよかったが・・・)休憩室は浴室の規模に対して狭いので人が多い時はくつろげない場合がある。

訪問時のツーレポ
 ● 2005年07月 らいらっく 第一回ライディングスクール
赤福(あかふく)
内容=★★★★★ お得度=−−−−−

赤福本店の店構え
伊勢のおみやげとして全国的に有名なあんこ餅。赤福餅は江戸時代中期の宝永4年(1707年)に伊勢神宮内宮の五十鈴川のほとりで初代・治兵衛が営んだ餅屋に始まる。戦後の混乱期に一時休業に追い込まれたが、その後復活し、現在に至っている。名前の由来は「赤心慶福(せきしんけいふく)」で、まごころ(赤心)をつくし、他人の幸せを喜ぶ(慶福)という意味を持つ。赤福の形は、五十鈴川の流れる姿をあらわしており、あんこについた三本の指のかたちは川のせせらぎを、白いお餅は川底の白石を表わしている。
赤福はお持ち帰り用のものの他に店内で食べる場合は盆(赤福3個にほうじ茶)が290円で販売されている。その他に赤福ぜんざい(冬季10〜3月頃)、赤福氷(夏季5〜9月頃)が500円で販売されている。
店営業時間は5:00〜17:00でその他もだいたい7:00〜9:00頃の開店となる。お店は伊勢、鳥羽以外にも大阪、名古屋のデパート内にあり、関西圏の駅の売店などでも販売されている。

伊勢のおみやげとして有名であるが、関西地区ではほとんどの駅で売られているくらい有名なおみやげ。賞味期限が短いのが難点だが、おみやげに買うには間違いないものだろう。伊勢に来たならネタ的にも本店でお茶を飲みながら食べるのがいいだろう。赤福を作っているのを見てみるのも楽しいかもしれない。おみやげ用に買うよりは若干高くなるが・・・。
赤福ぜんざいや赤福氷というものがあるが、原料が小豆なので普通にぜんざいだし、普通にかき氷金時といった感じである。半分ネタ的なものかな?

訪問時のツーレポ
 ● 2006年03月 らいらっく 伊勢・鳥羽ツーリング
 ● 2014年11月 近畿旅行
中山かき養殖場(なかやまかきようしょくじょう)
内容=★★★☆☆ お得度=−−−−−

お店の構え
滅菌牡蠣をはじめて世に出した三重県伊勢志摩にあるお店で、パールロード(現在無料区間になっている)の鳥羽側の入口付近にある。プレハブの建物の中では牡蠣のむき作業がされており、表では焼き牡蠣が売られている。生牡蠣、焼き牡蠣ともに100円。このほかにも宅配も可能で、ムキ牡蠣、殻付きともに配送することができる。
焼き牡蠣は店の前で焼いている店員(二人が向かい合わせで立って焼いている)に食べる個数を言って焼いてもらう。一度に焼ける数は10個くらい。焼き上がった牡蠣が横の皿に次々にのせられていくのでそれを爪楊枝ですくって食べる。人が多くなるとドアに張られている紙に名前と個数を記入して名前が呼ばれるのを待つことになる。
生牡蠣は店の中で注文して受け取っていただく。殻から(すでにふたは開いている)牡蠣をとりだして一緒に受け取ったボールの水で洗い、レモン水をかけるかそのまま食べる。
営業期間=10月〜3月、営業時間=10:00〜16:00

この辺りにあるお店はどこも同じような感じなんだろうが、牡蠣が好きなら文句なしにおいしい。一つ100円と手頃な価格ので数多く食べるのにもいいかもしれない。5個食べても500円だからねえ・・・。表で焼き上がるのをそのまま食べるというアウトドアな感じもなかなかいい雰囲気である。生牡蠣はちょっと不安ならやめておいた方がいいが(自分は食べなかった)、特に当たった人もいなかった。アルコール関係は売っていないので一緒に飲みたい場合は持参の必要あり。
道路のカーブにお店があるので南から来ると少し入りにくいかもしれない。駐車場は砂利になっているが、結構広いので問題はないだろう。シーズンは混むかもしれないが・・・。駐車場からは生浦湾を一望できてなかなかいい眺め。

訪問時のツーレポ
 ● 2006年03月 らいらっく 伊勢・鳥羽ツーリング
民宿あすなろ(みんしゅくあすなろ)
内容=★★★☆☆ お得度=−−−−−

宿の建物と料理の一例
志摩市阿児町にある民宿で、海の幸が自慢の宿。客室7部屋で収容人数25名。
料金は食事内容により値段が異なっているが、伊勢海老デラックス+鯛の姿造り(10,500円)、伊勢海老デラックス(9,975円)、伊勢海老コース(平日限定)(7,140円)、鯛の姿造りコース(8,190円)、的矢牡蠣デラックス+鯛の姿造り(10,500円)、ジャンボ車海老フライと車海老刺身コース(9,240円)などがある。牡蠣については冬季限定。またビジネスパックの設定もあり。
お酒・ビール・ウィスキー・ブランデー等の持ち込みは自由で一切無料。宿泊者には干物・生薬などのプレゼントがあり、HPからの予約の場合は夕食に「伊勢うどん」のサービスがある。
場所は国道から奥まったところにあるので少しわかりにくい。案内の通りに走っていけば宿に行けるんだが、視覚的にわかりにくい感じがする。歩きの場合は最寄り駅までの送迎があるようなので問題ないだろうが・・・。駐車場は砂利なのでバイクにはちょっとつらいところもあるが、結構広いので問題はないだろう。

食事は結構豪華な感じだが、何点か「なぜ?」と言うようなところがある。メニューは宿泊プランから好きなように選べるのでわかりやすいかもしれない。ただ食事の時間が18時くらいと早いのがちょっとつらいかもしれない。もう少し幅を持たせて設定してほしいものだ。
自分は気にならなかったが、一般的なお客にとっては施設がちょっと貧相な感じかも。布団もなんか貧相だし・・・。特にお風呂が家庭用のお風呂が二つあるだけなのでちょっと狭い。まあその分24時間利用可能となっているのでなんとかなるが・・・。

訪問時のツーレポ
 ● 2006年03月 らいらっく 伊勢・鳥羽ツーリング
大阪屋(おおさかや)
内容=★★★★☆ お得度=−−−−−

お店の構えとエビフライ定食
鳥羽駅付近にある活魚料理店で、鳥羽で捕れる新鮮な海の幸が味わえる。1階にはカウンター席、テーブル席、座敷席があり、2階には個室の座敷席があり、最大30名まで対応している。ボリューム満点の海老フライ(1500円、セット価格1900円)がこの店の名物になっている。
営業時間=11:00〜14:00、16:00〜20:30、定休日=木曜日。

名物のエビフライは1500円とかなりの値段だが、食べてみるだけの価値はある。魚の開きのフライかと思うくらい大きなエビフライが3つでこの値段なら納得できる。ネタ的にも一回は行ってみてもいいところだ。
休みのお昼時になると席はいっぱいになってしまうので、ちょっと早めに行く方がいいだろう。12時前までは結構開いていたが、12時を回ると順番待ちの列ができていた。また予約しておけば二階の座敷席が利用できるので、予定が決まっている場合は予約していた方が無難。

訪問時のツーレポ
 ● 2006年03月 らいらっく 伊勢・鳥羽ツーリング
すし久(すしきゅう)
内容=★★★★☆ お得度=−−−−−

お店の構えとてこね寿司
天保年間に創業したお店で、平成元年(1989年)に現在の田舎料理店として再開した。てこね寿しの他、国産うなぎのひつまぶしなどが名物料理となっている。建物は、明治2年の遷宮時に出た宇治橋の古材で建てられたもの。
てこね寿しは、昔鰹漁に出た漁師が、釣った鰹の身を船上で醤油漬けにして、あらかじめ用意していた酢飯と混ぜあわせて食べたことに由来する。(説の一つ)すし久では秘伝の醤油に漬けた肉厚の鰹の切り身と地元のブランド米・御絲産コシヒカリの酢飯を使って作られている。
営業時間=11:00〜20:00、年中無休。
てこね寿司のお店としては有名みたいで観光客も多いが店舗もかなり広い。ピークの時にはそれでも待たされるので、記帳だけ先にしてから観光を先にするなどの調整をした方が良いかもしれない。
手ごね寿司は準備にそれほど手間がかからないのか注文すれば結構早めに出てくるのでお手軽かも。セットメニューなどは結構な値段になるが、他にも買い食いすることを考えると手ごね寿司の単品でも十分。

訪問時のツーレポ
 ● 2014年11月 近畿旅行
料理旅館おく文(りょうりりょかんおくふみ)
内容=★★★★☆ お得度=−−−−−

お店の構えと鰻重
伊勢神宮外宮近くにある昭和初期に建てられた木像二階建ての旅館。もともと鰻の飯屋だったが、その後割烹旅館として再興した。食事は伊勢の海の幸を使った海鮮料理や鰻重などが用意されている。
部屋数10室の畳の和室となっており、寝具は布団となる。(折りたたみベッドあり)トイレとお風呂は基本的に共用で、お風呂はグループ別、男女別での使用となる。食事は別部屋での食事となり、広間の使用も可能。

部屋は正直なところ新しくてきれいというわけではないが、掃除は行き届いており問題なし。部屋からは中庭を眺めることもできて良い感じ。トイレや風呂なども新しい設備になっているので、古い建物はちょっと・・・と敬遠する必要はない。夕食はもともとウナギのお店だったということもあり、鰻重コースを選んだが、かなり満足行く内容だった。
クレジットカードが使えない、建物が古いので防音効果は薄いなどの問題はあるかもしれないが、昔ながらの民宿風旅館の雰囲気を味わえる。

訪問時のツーレポ
 ● 2014年11月 近畿旅行