岡 山 県

宿泊地・お風呂・お店

由加温泉 山桃花 小森温泉 奥津温泉
真賀温泉館 みそかつ梅の木 常磐木
石原果樹園 - -

由加温泉 山桃花(ゆかおんせん さんとうか)
内容=★★☆☆☆ お得度=★☆☆☆☆

山桃花入口にて
由加山麓の地500mからわき出る由加温泉。これを社前の手洗水をとして使っていたところ、参拝者の間から「この水で顔を洗うと眼病や皮膚病が治る」と評判がたち、霊験あらたかな水の出る由加大権現として参拝者の人気を集めた。江戸時代の中頃、庶民の間に進行の旅のブームが起こり、金比羅参りと由加参りを併せた両参りが流行した。
温泉はラジウムを含む単純放射能泉で湯船は内湯のみ。湯船は通常の湯船とジェット、泡、打たせ湯の4つ。一泊二食15000円からで日帰り入浴は2000円。日帰り入浴の入浴時間は10時〜16時となっている。タオルとバスタオルの貸し出し代含む。

宿泊して温泉にはいるというのであれば問題ないが、日帰り入浴で2000円はちょっと高すぎる。お風呂の種類も少ないし、何でここまで高いのだろうという感じである。手軽に入っていこうとはとても思わない。よっぽど入りたい場合以外はやめた方が無難だろう。ただ、ここまでの道はかなり整備されていて走るのにはなかなかいいかも知れない。

訪問時のツーレポ
 ● 2003年01月 山陽ツーリング
小森温泉(こもりおんせん)
内容=★★☆☆☆ お得度=★★☆☆☆

二つだけの湯船
旧備前岡山藩営湯治場のアルカリ単純泉温泉。宿泊施設や休憩込みのミニ会席コースなどもある。
玄関から廊下に沿って奥に入ったところが受付となっている。ロッカーは無料だが、鍵の保証代として1000円を預ける形式となっている。ロッカー付近に休憩所があり、ソファー、テーブル、自動販売機、テレビと古い雑誌が置いている。
お湯は循環式ではなく掛け流し。脱衣所には洗面台もなく、浴室も二つに区切られた小さな湯船が二つあるだけ。一つは暑くて一つはぬるい。小さな窓から表の川や道路を見ることが出来る。洗い場には石鹸などは置いていないので持参の必要有り。
平日入浴時間=11:00〜19:00、祝日入浴時間=11:00〜18:00、入浴料金=520円。

なんか古い感じの温泉で、ある意味雰囲気はいいんだが、設備ははっきり言ってよくない。脱衣所の天井はむちゃくちゃ低くて頭は打つし、休憩所もあまりきれいなものではない。浴室には小さな窓が二つあるだけで、そこから見える景色もいいわけではなく、小さな川が見えるだけである。今では見ないような古い物が置いてあったりするにもある意味おもしろいかもしれない。
ただ温泉は本物で、温泉に来たんだなあと実感できる。値段がもう少し安ければいい感じなんだがと言うところ。また今の雰囲気を残しつつ、少し改装すればいい感じになると思うんだけどね。

訪問時のツーレポ
 ● 2003年07月 中国・四国ツーリング
 ● 2006年07月 らいらっく 夏の思ひ出 Part-3
奥津温泉(おくつおんせん)
内容=★★★☆☆ お得度=★★★☆☆

奥津温泉の通り
奥津荘のお風呂
岡山県北に位置する三つの温泉・美作三湯(湯郷、奥津、湯原)の一つに数えられる温泉。36℃〜43℃のアルカリ性単純泉で肌がすべすべになることから美人の湯として親しまれている。藤原審爾の小説「秋津温泉」の舞台となり、昭和37年(1962年)には岡田茉莉子主演で映画化された場所である。
また、古くからの風習として「足踏み洗濯」が伝わっている。これはその昔、熊や狼が多く横行し、川のほとりに湧きだしている温泉で洗濯する婦女子に危害を加えるため、立ったまま見張りをしながら、また世間話をしながら踏み洗いをしているうちに独特の風習になったと言われる。現在も3月7日〜12月初旬の日曜、祝日の8時半から約15分、奥津橋のたもとであねさんかぶりに、揃いの絣、赤い腰巻きに赤ダスキというスタイルでの実演がされている。

昼に行ったせいかかなりひっそりした感じの温泉街だったが、これはこれでなかなかいい雰囲気に思える。無料の駐車場も整備されており、外浴も500円くらいなので手軽によれる感じ。湯巡りをするのなら手形(1000円で3つ)を購入した方が安くすませることができる。
橋のたもとに温泉が作られているが、ここは足踏み洗濯のためのものなのか、入れるような温度にはなっていない。すぐ横の建物の中にも無料の温泉あり。足踏み洗濯は時間が違っていたのでみていない。まあ、草津温泉の湯もみみたいに形骸化されたものだろうけどね。

訪問時のツーレポ
 ● 2004年05月 らいらっく ハワイワイキキプラン
真賀温泉館(まがおんせんかん)
内容=★★★★☆ お得度=★★★★☆

温泉の入り口の看板
幕湯
湯原温泉郷の南に位置するアルカリ性単純泉の温泉。共同浴場になっている木造建築の真賀温泉館は、江戸末期に建てられたもので付近の湯元となっている。
湯船は男湯、女湯、幕湯(混浴)、玉ノ湯(家族風呂)に別れており、浴槽は天然岩を利用した物になっている。特に幕湯は深さが1.3mもあり、立ったまま入るスタイルとなっている。お湯は湯船の底の岩に差し込まれた竹からわき出しており、飲料する事も出来る。
湯船はあまり大きくはなく、4.5人くらいといった感じ。休憩室からそれぞれの湯船にはいるようになっており、料金は別々になっている。休憩室にはソファーが置いているが10人くらいで一杯になる広さとなっている。
営業時間=7:00〜22:00、内湯=150円、幕湯=250円、家族風呂(40分)=1,000円

あまり大きな湯船ではないが、温泉かけ流しで湯の質的にはかなり高い。値段的にも内容的にも十分といった感じ。お湯は無色透明で湯船の底岩がくっきり見えるくらい澄み切っている。このことから考えると女性が混浴にはいるのはちょっと抵抗があるかもしれない。また、湯船もそんなに大きくないので人が多いときに当たったら運がなかったと考えるしかない。基本的に車でしか来れないと思うので駐車している車の数で判断できるかも。

訪問時のツーレポ
 ● 2008年09月 西日本ツーリング
みそかつ梅の木(みそかつうめのき)
内容=★★★★☆ お得度=−−−−−

お店の入り口
みそかつ定食
倉敷の美観地区の近くにあるとんかつのお店。豚ヒレ肉ときめ細かい生パン粉を用い、オーブンで焼き上げるカツをお店でブレンドした味噌だれにつけて食べるスタイル。店内は手前の部屋がテーブル席と座敷席とカウンター席、奥が座敷席(通常は使用できない模様)となっており、全部で10組(40人)くらいでいっぱいとなる広さ。
営業時間=11:00〜22:00

店の造りや店の名前を見ると、「ここまできて味噌カツ?」と、入るのに躊躇するかもしれない。自分も最初見たときは「倉敷で味噌カツというのは絶対にないな」と思ったくらいだしね。(^_^;; 実際は名古屋の味噌カツとは別物と考えた方がいいだろう。最近はテレビで紹介されたり、ネットでも評判がいいせいか混んでいることが多いので注意。
肉がとても軟らかいトンカツで、普通のトンカツとは全く違う感じで食べることができる。季節限定で鍋や地元の食材を使った食事が一通り食べられるセットがおすすめだが、ない時期は普通の定食でいいだろう。

訪問時のツーレポ
 ● 2011年01月 山陽地方旅行-1
 ● 2011年01月 山陽地方旅行-2
 ● 2014年08月 京都帰省・岡山観光
常磐木(ときわぎ)
内容=★★★★★ お得度=−−−−−

お店の構え
店内のカステラ
岡山の桃太郎大通りにある和菓子のお店で、カステーラと名のカステラが有名。店頭には大きなカステーラが置かれており、これを切り売りで販売している。
初代店主が長崎で研修し、て大正10年に創業した。昭和20年の戦災で店舗が焼失したが、その後駅前に再開。その後都市計画のために現在の場所に移転した。2代目店主が伝統を守り、特に厳選したよい原材料と昔ながらの製法に工夫を重ね、手作りで手間を惜しまずに焼き上げている。
営業時間=9:00〜20:00、定休日=日曜日

昔ながらの卵たっぷり使ったカステラで、カステラの下にはザラメがたっぷりとついていて(ここまでブラついザラメのカステラはそうそうないと思う)ザラメ好きには堪えられないレベル。カステラ本体もしっとり、しっかりしていて食べ応え十分。近くに行ったのなら是非買っておきたい。
焼くときは店頭に並べている大きさの三倍のサイズ(1m×1m?)らしい。この大きなカステラを見るだけでもテンションは上がる。切り分ける幅によって値段がそのまま高くなる。サービス用の箱は6cm×27cm〜36cm×27cmのサイズがあり、6cmで890円となる。(3cmで445円ずつ高くなる)贈答用の箱は若干高くなり、3つの大きさが用意されている。
入り口には頑固親父のお店という張り紙があり、頑固そうな親父さんが焼いているが、話してみるとかなり気さくな方でした。作ることに対して頑固という意味なんでしょう。売り切れていたり、包装するのに時間がかかったりするので、行くことがわかっていれば事前に予約しておいた方が無難。電話で配送依頼やその場で日にち指定で送付してもらうことも可能。

訪問時のツーレポ
 ● 2012年10月 岡山ブドウ狩り
 ● 2013年05月 まったり〜な 平湯キャンプ 2013
 ● 2013年09月 岡山ブドウ狩り
 ● 2014年08月 京都帰省・岡山観光
石原果樹園(いしはらかじゅえん)
内容=★★★★☆ お得度=−−−−−

果樹園の看板
ブドウ畑の一角
岡山にあるぶどうとなし狩りができる果樹園。試食の後、気に入った品種を自分で刈り取ってから購入するスタイルで、食べ放題ではない。ぶどうは15品種、梨は4品種の中からその時期にとれる品種を試食および刈り取りすることができる。
要予約、営業時間=10:00〜17:00

ブドウ狩りと直売のみ行っている果樹園で、生産メインの果樹園ではないらしい。このためシーズンには観光バスなどで団体客がやってくるせいかかなり混雑する模様。シーズンを外すとお客も少なくなるが、その分選べる品種が少なくなってしまう。
最初に品種の説明と試食があり、ぶどうの試食は各品種5、6粒ずつくらいを食べることができ、そのあと気に入った品種のところに案内してもらって刈り取ることになる。他の果樹園と違っていろいろな種類を楽しめるのが利点。刈り取ったものは種類別に決められた単価での買い取りとなるが、重量測定前に枯れた部分などはきちんと取り除いてもらえる。
ブドウ畑は斜面に作られているため、雨天時はかなり危険。雨が降っていなくても滑ってしまうことがあるので、歩きやすい靴で行った方がいいだろう。雨天などでいけそうにないときは電話でキャンセルしておけば問題ない。

訪問時のツーレポ
 ● 2012年10月 岡山ブドウ狩り
 ● 2013年09月 岡山ブドウ狩り