京都市 北部

展示館・行楽地・イベント

しょうざん庭園 京都府立植物園 京都宝ヶ池・国際会館 乾杯の夕べ

しょうざん庭園(しょうざんていえん)
内容=★★★☆☆ お得度=★★☆☆☆

庭園内部
江戸時代の初め本阿弥光悦は、京を一望する鷹ヶ峰の高原に一族をあげて移り住み、いわゆる鷹ヶ峰芸術村をひらいた。空気と水の清らかな静寂の地で、光悦の芸術は見事な花を咲かせた。坂道を上っていくと鷹ヶ峰、鷲ヶ峰、天ヶ峰の三つの山が見え、その麓の谷を流れる紙屋川は、王朝の昔、天皇の綸旨に用いる紙を漉いたといわれる清流である。この紙屋川の谷三万五千坪をしめるのがしょうざん庭園である。
庭園は北庭と南庭との二つに分かれ、北庭は北山台杉を紀州石とを贅沢に使って、楓と梅林とを巧みに配してある。ここには樹齢四百五十年という古木を混じえた北山杉が植わっている。百年二百年を越える古木は根元を不思議な形にうねらせて、そこから真っ直ぐに幹を伸ばしている。
一応バスが通っているが本数は少ない。金閣寺から歩いても20分くらいでやってくることが出来る。
施設内無料、北庭=480円、拝観時間=9:00〜17:00。

紅葉の時期に行くと赤く色づいた紅葉が言葉で言い表せないほどあざやかに咲き誇っている。まだ観光ガイドブックにもあまり載っていないため、観光客もそれほど多くないので写真を撮るには絶好の場所である。また樽を利用した建物などもいい味を出していて写真に撮るにはいい感じになる。梅の時期にも行ってみたが、やはり紅葉の季節が一番綺麗ではないかと思う。
ここの台杉という変わった形の杉は一本数百万円するらしいが、そうは思えないほど沢山植わっている。
庭園の奥にある建物には自動販売機があり、一杯なんと450円。ただ、使用するコップは焼き物の湯飲みで、持ち帰ることができるので、湯飲みを売っているようなものかな?ネタ的にはおもしろい感じ。

訪問時のツーレポ
 ● 2002年11月 まったり〜な 第64回まったり〜な慰安旅行
 ● 2004年03月 らいらっく 京都梅花見ツアー
京都府立植物園(きょうとふりつしょくぶつえん)
内容=★★☆☆☆ お得度=★★★☆☆

京都植物園入口付近からの景観
京都市北部にある植物園で、約24万m2の敷地に1万2000種ほどの植物が観賞できるようになっている。園内の北半分には自然林を中心とした木々が植えられ、園内の南半分には一年草を中心とした草花や世界の熱帯植物が観賞できる温室がある。
開園時間=9:00〜17:00、入園料=200円、陶板名画の庭との共通券=250円

桜の季節、梅の季節、菖蒲の季節など、それぞれの花の時期にやってくるにはいいところかもしれない。入園料もそれほど高くないので手頃だろう。花のシーズン(特に桜)にはかなり人がやってきているが、それ以外はそれほどでもない。のんびりとくつろげる感じである。残念なのはアルコールが禁止になっている点である。まあ、飲んでいる人は多いけどね。また基本的に遊具を使った遊びも禁止されている。
駐車場はあるが、シーズンにはすぐに満車になってしまうので公共の交通手段で来る方が無難だろう。地下鉄は北門のすぐ近くに乗り場(北山)があるので便利である。バイクなどであれば十分止めることが出来るだろうけどね。

訪問時のツーレポ
 ● 2001年04月 らいらっく 京都お花見会 2001
 ● 2004年04月 らいらっく 京都お花見会 2004
 ● 2005年04月 らいらっく 京都お花見会 2005
 ● 2007年03月 らいらっく 京都お花見会 2007
京都宝ヶ池・国際会館 乾杯の夕べ(かんぱいのゆうべ)
内容=★★★☆☆ お得度=★★★★☆

会場の様子
打ち上げられた花火
国際会議都市を象徴する洛北の景勝地宝ヶ池の庭園で行われる真夏の祭典。毎年7月末の二日間にわたって行われている。
入場料3500円でビール飲み放題+お弁当で、ミュージックの演奏と花火の打ち上げが行われる。毎年海外のテーマが決まっており、その地域への航空チケットが当たる抽選会が行われる。

17時半から3時間程度のビアガーデンといった感じだが、3500円でこの内容であれば十分だろう。テーブルやいすなどが準備されているが、数が少ないので早めに行かないと席がなくなってしまう。室内になってしまうと花火も見れないし、演奏も聴けない。ただ庭園の芝生があるので、シートを持って行けばここでも十分に楽しむことが出来る。晴れないとちょっと悲しいかもしれない。(^_^;;

訪問時のツーレポ
 ● 2004年07月 らいらっく 京都花火大会 2004
 ● 2008年07月 らいらっく 京都花火大会 2008
 ● 2009年08月 らいらっく 京都花火大会 2009