らいらっく
京都花火大会 2004「乾杯の夕べ」


ビアガーデン(花火大会)は飲み過ぎました(^_^;;

2004年07月23日〜07月26日

参加者 やっぴー夫妻、山本大先生、みほちゃん
同行者
面会者

全走行距離 391km

07月23日 46km  自宅→大阪府 南港
 今日は会社経由で行くつもりなので、朝6時からツーリングの準備をしてから出発。15時に仕事を終えてか本格的に出発となるが、とにかく暑い。じっとしているだけでも汗が出てきてしまう。(T^T) 勘弁してほしいものだが、雨が降るよりは何倍もいい。汗をかきながらパッキングを終え、やっと出発。
 若戸大橋を渡ってから都市高速に乗って一気に走っていく。スピードが上がれば涼しくなるかと思ったが、熱風を受ける感じであまり変わらないではないか。まあ、止まっているよりはいいんだが、エンジンからの熱風も問題だ。(T^T) いつものように大里インターで降りてから山を越えて名門洋フェリー乗り場に到着。(15時45分・46km)
 駐車場には自分の他にバイクが2台止まっているが、一台は搬送のようでライダーの姿は見えない。早速乗船手続きをするが、今回も二等寝台で予約している。最近は二等室に泊まらなくなったなあ・・・。ポイントカードの点数は197ポイントとなっているので帰りのフェリーで200ポイントたまるな。手続きを終えてしばらくすると乗船が始まったのでそうそうにフェリーに乗り込む。
 荷物をはずしてから部屋に移動して早々に服を着替えてやっと一息。すぐにお風呂の準備をしてからお風呂へ。さすがにまだ誰もやってきていないので貸し切り状態である。まあ、乗船前の様子を見るとあまり人がいないようだけどね。しかし夏休みだから多いと思っていたんだが、まだあまり関係ないようだなあ。これなら二等室もで良かったかなあ?
 お風呂から上がってあとは夕食を食べるだけなんだが、レストランの開店までは後45分くらいある。特にすることもないのでツーレポでも書いておくか。時間になったところでレストランへ。(17時)
 今日はごはんに日替わりのおかず、煮魚をとっていくが、会計は1080円。あれ?日替わりは600円、煮魚400円、ご飯で1180円じゃないのかな?まあやすいからよしとしよう。(^_^;; ご飯は大盛りにしてもらったので結構な量はあるんだが、ちょっと足りない感じ。もう少し入りそうなんだが、まあいいやとこれで食事を終える。
 明日は宇治に行ってそのあとは適当に観光してからやっぴーの家に行こうと思っていたんだが、やっぴーから「梅さんの家に行ってみれば?」とメールが入ってきたので梅さんに問い合わせ。おそらく大丈夫とのメールだが、またあとで連絡すると言っているが、そのころには携帯はつながらないぞ。きっと・・・。まあ、明日の朝にはメールが入っているだろう。少しレポートを書いて早々に就寝。(18時)
07月24日 141km  大阪府 南港→京都府 京都市
 ふと目が覚めてしまったので時間を確認してみると・・・まだ22時ではないか。再び眠りについていると、なにやら話し声が聞こえてきて目が覚めてしまう。「もう朝かな?」と思ったら夜中の1時。こんな時間に戻ってくるならもっと静かに戻ってこい!(-_-X さすがにすでに7時間寝ているせいかなんか眠気が遠ざかってしまい、「このまま眠れないのかなあ?」と思っているといつのまにか眠りに落ちていた。
 次に目が覚めると予定の4時半。さっそく荷物の整理に取りかかり準備は完了。到着は5時20分なのでまだ時間は十分にある。おそらく大丈夫だろうが・・・と甲板に出てみると、晴れ渡っているわけではないが、雨は大丈夫そうだ。よかったよかった。(^o^) やはりバイクにとって雨は最悪だからなあ・・・。梅さんから訪問はオッケーとの連絡が入ってきていて、沙羅(飼い犬)の散歩があるので朝早くから起きているようだ。まずは宇治に行ってから8時くらいに梅さんの所に行くことにしよう。
 ドアが開放されたところでバイクの所に行ってパッキング。バイクの位置を考えると早くしておかないと降りれないからねえ。後ろに他のバイクも止まっているし・・・。そう思って素早くパッキングをすませたのに下船口の前に止まっている車のドライバーがのろのろしていてなかなか動かない。「何をやっているんだ?周りの状況を見てから行動しろよ!」と叫びたい衝動に駆られるが、ぐっと我慢。そう思っていたらおもむろに積んだ荷物の整理とかやっているし・・・。車だったら下船してからでもいいだろ!(-_-X やっと動き出してスペースが出来たところで早々に下船。
 フェリーを下りると先ほどの車がその先でものろのろと運転していて渋滞を引き起こしている。よくわからないんだったらとりあえず脇によって先に行かせればいいのに・・・。こういう遅い車に限って余裕がないから周りが見えていないんだよなあ。(^_^;; こっちはバイクなのでのろのろしている脇をすり抜けて一気に道路に出る。
 宇治まではいつものルートなので地図を確認するまでもない。京都に入ったところで県道15号線に入り宇治方面へ向かう。前回は朝食を買おうと思ったときにはコンビニがなくて何も買えず、土産物屋でくず餅を買う羽目になってしまったので、今回は広野の交差点にあるコンビニで早々に朝食をゲット。このあと途中にコンビニが4軒もあった・・・。なんでこんなにいっぱいあるのに前は買いそびれてしまったんだろう?(?_?)
 県道3号線に入ってからいつものように川沿いのあじろぎの道を抜けて橘橋のたもとにバイクを止める。(7時・58km)
 先ほど買った食料を持って橘島に渡り、ここのベンチでさっそく朝食。桜はもちろん花はなくなって青々とした葉っぱをたたえている。何かもらえるかと思っている鳩がうじゃうじゃやってきて鬱陶しい。この辺りは餌をやっている人が多いから人がやってきたら何かもらえると思うんだろう。まだ大丈夫なんだが、さすがに徐々に気温が上がってきている。昼はしゃれにならないくらいになるだろう・・・。梅さんに連絡を取って8時頃にこっちを出ると伝える。
 いつものように橋を通って対岸へ渡り、源氏物語の銅像のところで記念撮影。この同じカットで何枚写真を撮ったことだろう・・・。(^_^;; そんなに時間も余裕ないのでそろそろ出発するかとバイクの所に向かっているとあゆみちゃんから連絡が入ってきた。「ごめんけど、やっぴーに頼まれていた器を持って行ってくれんやろか?」まじで?乗せるスペースはあるが、割れないかが心配だなあ。今日は仕事で桂の方に行くようなので梅さんの家に行った後そっちまで足を伸ばして受け取ることにするかな。
 バイクの所に戻って出発しようとするとすでに1時間近く経っていた。そんなにのんびりしたつもりはないんだけどなあ・・・。(7時45分)
 県道15号線から国道24号線を抜けていこうと思っていたんだが、県道241号線を抜けた方が少しは早い感じがする。案内板に観月橋と出ているが、それは嵐山じゃなかったっけ・・・ってあれは渡月橋か。(^_^;; 宇治川沿いに県道を北上していくが、国道24号線は高架になっていてこの道路からは入れんやんけ。(T^T) うーむ、なんてこった。道路脇にバイクを止めて地図を確認すると、そのまま走っていっても国道には出られそうだ。
 観月橋を渡ってから国道1号線に出て北上。県道202号線を左折して連絡を取る。桂川を超えた所の交差点で自転車に乗った梅さんと合流。すぐに細い路地を先導してもらって(先導して貰わないとまずわからないような所だ)梅さんの家に到着。(8時15分・71km)家の窓からは例の
沙羅(ゴールデンレットリバー)がこっちの様子をうかがっている。
 家におじゃまするとさっそく沙羅からの歓迎を受ける。ジャケットがメッシュなので引っかけられそうなのが怖い。しかしこれだけ大きいと犬がちょっとでも苦手だったら怖いだろうなあ・・・。(^_^;; 
いきなりの歓迎で手はべたべたである。梅さんの奥さんも初対面(ライラックメンバーでは自分が初めて会うみたいだ)なんだが、本に載ってあったそのままの人みたいな感じ。家にはもう一匹ネコがいるみたいなんだが、それほど人なつっこい訳ではないようで出てこない。1時間程話をしてから出発。(9時15分)ここから桂駅の西口に荷物を受け取りに行かないといけないんだが、地図を見ても西口につながる道はかなり細いみたい。ちゃんと着けるかなあ?(^_^;;
 国道171号線に抜けてから北上し、だいたいの見当をつけて進んでいく。思ったように道がなくてかなり遠回りしてやっと到着。(9時45分)荷物を受け取って来た道を引き返す。
 国道171号線を南下していき、外環状線から国道1号線へ。ここってさっき通ってきた道だなあ・・・とそのまま直進のレーンに入って信号が変わるのを待つ。この先は観月橋か・・・って
このまままっすぐ行ったらダメやん!とあわてて右折レーンへ。なにをぼけていたんだろう・・・。(^_^;;
 国道1号線を南下し、県道22号線へ。あとはこの道をひたすら南下していけばいいだけだ。「京田辺を過ぎたのでもうすぐ興戸駅だな。」と走っていくと駅に到着。しかしそこに出ている駅名は「同志社前」。あれ?なんで?と地図を確認してみると県道沿いにあるのは近鉄ではなくJR線だった。なんだ完全に勘違いしていたなあ・・・しかし興戸駅の案内くらい途中に出てくれていてもいいのになあ。(後で聞いてみると小さな案内板があったらしい)Uターンしてから来た道を戻り、途中から脇道に入ってやっとやっぴーの家に到着。(10時45分・108km)
 まずはあゆみちゃんから預かった食器を渡し、パソコンの設定の確認。ここでみさこさんの実家で作ったというスイカをごちそうになる。しばらくするとみさこさんの両親がやってきたので、入れ替わりにやっぴーの実家へ。(11時半)ここでもさっそくパソコンの設定に取りかかる。なんとか当初の予定通り15時に設定を完了して出発。
 「時間は間に合うのか?」とかなり焦りながらバイクを走らせるが、京都駅までは早くても45分くらいはかかるだろう。近道になるかもしれないと途中の国道1号線バイパスに入ってみるが・・・
道路つながってないやん!(-_-X 曲がってすぐ先が行き止まりになっていて道がまだ出来ていない状態。よけいな時間を食ってしまったではないか。(T^T) 結局素直に県道を抜けて国道1号線へ。
 この時点ですでに15時半。花火の時間まで後1時間しかないやん。どう考えても間に合わんなあ・・・。
あれ?いま15時半で、待ち合わせは17時だから・・・なんだ、あと1時間半もあるやん。完全に一時間勘違いしていたようだ。(^_^;; これなら地下鉄が30分かかるとしても30分は余裕があるな。良かった良かった。(^o^) 国道1号線を北上し、久世橋通りを抜けてアバンティーの地下駐車場へ。バイクを止めてからホテルへ向かう。(16時・141km)
 最初はインターネット喫茶でいいやと思っていたんだが、酒を飲むし、かなり暑いから汗もかいて大変だろうと思って今日はちゃんとホテルを抑えている。今日のホテルはアバンティーのすぐ近くにあるR&Bホテルだ。さっそく受付をすませて部屋へ移動。思ったよりもきれいなところで普通に泊まるには十分な感じ。
 16時半に京都駅から国際会館前行きの地下鉄に乗り込む。国際会議前までやってくるとさすがに人も少なくなってきた。その中には浴衣姿の人もちらほら。この人達はやはり花火大会に行くのかなあ?(?_?)
 電車を降りて待ち合わせの改札前へ向かうと山本大先生の姿を発見。そっちに向かっていくと前をみほちゃんが歩いていた。なんだ同じ電車だったのか。と、後ろからやっぴー夫妻もやってきた。なんだ、山本大先生以外みんな同じ電車だったのか。(^_^;; ちなみに山本大先生は2本前の電車で到着していたらしい。さっそく会場の方に向かうと・・・すでに長い行列が出来ている。(@_@) うっわー、この時間でこの列かよ。30分前に来ていてまだ良かったかもしれないなあ。
 時間になったところで列が動き出すが、この時間には自分たちの後ろにもかなり長い行列が出来ていた。30分前というのはちょうどいいくらいだったかもね。入場料はビールは飲み放題と折り詰めがついて3000円となかなかの値段。これで花火と音楽の生演奏があるんだから十分だろう。
 入場したところでまずは急いで場所取りへ。すでにあらかたの場所は抑えられていてほとんど開いていない。なんとかいすを確保したが、花火を見るにはちょっと角度が悪そうだ。結局通路の途中にあるスペースに陣取ることにした。場所を確保したところでビールやつまみを取りに行ってやっと乾杯!

・ビールを取りに行って一足先に一杯飲んできていた山本大先生とみほちゃん
・やってきた蜂にかなりおそれを抱くみさこさん
・値段が高いおつまみ
・トマトが嫌いでみんなに寄付するみほちゃん(好き嫌いはいけませんと園児には言っているくせに・・・)
・かなりのハイペースでビールを飲み続けて酔っぱらい始めるみんな
・戻ってきたと思ったらおもむろに転倒するやっぴー(池に落ちなくて良かったね)
・残念ながら当たらなかったロサンゼルスへのペア航空チケット
・打ち上げられる花火

 花火は20時半に終了してほとんどの客は帰り始めたが、別にまだ開いているので大丈夫だろう。結局そのあと30分くらいくつろいで人がかなりいなくなったところで退散。なんか山本大先生はかなり足がふらついているけど大丈夫か?(?_?)
 人数を考えるとタクシーで帰ってもあまり差がないだろうということでタクシーを呼ぶ。まじで山本大先生はダウン寸前なのでちょっとやばいかもしれない。会場に戻ってビニール袋を貰ってくる。
 やってきたタクシーに乗って出発するが、しばらくすると
「おえ〜〜〜〜、じょぼじょぼじょぼ・・・」と怪しい音が聞こえてきた。(@_@) ふと見ると山本大先生が・・・。いやー、ビニールを貰ってきていて良かったなあ。なかったら悲惨な状況になっていたかもしれない。(^_^;; 一番ほっとしたのはタクシーの運転手だろう。しかしこの出来事ですっかり酔いは覚めてしまったなあ。途中でそのおみやげを持ったまま山本大先生は下車。京都駅で解散してみんなと別れてホテルへ向かう。自分もかなり酔っているみたいでちょっとやばい感じだ。シャワーを浴びてからすぐに眠りに落ちてしまった。(22時)はっきりと記憶が残っていない・・・。(^_^;;
 01 立ち話までみたらし団子をたべる いつものところで記念撮影
 02 梅さん一家
 03 あゆみちゃんからのプレゼントを受け取るやっぴー夫妻
 04 開演を待つ
 05 打ち上げられた花火
 06 花火の後もまったり・・・
07月25日 167km  京都府 京都市→大阪府 南港
 携帯のアラームをキャンセルするのを忘れていたせいで4時半に起きる羽目になってしまった。さすがに夕べは飲み過ぎたのか体調があまり芳しくない。のども渇いたので下のコンビニに買い物へ。ポカリスウェットを買って戻ろうとするが・・・入口のドアが開かない。(@_@) あれ?と、横の案内を見てみると夜間は防犯のため外からは開かないようになっているみたいだ。インターホンを押すとすぐに係員が出てきてくれたので助かった。準備をしてから出発し、パッキングをすませて出発。(5時45分)まずは南に下ることにしよう。
 国道24号線に抜けてからしばらく南下。走っている車はほとんどいないのでいいペースで走っていくことが出来る。そういえば途中に御香水というわき水が出ているところがあるからここで水を補給していくかな。国道の途中にある御香宮神社の駐車場へ。
 朝早いんだが、水を汲みにやってきている人がけっこういる。しかも大きなタンクやペットボトルをいくつも持ってきているからしばらくかかりそうだ。自分は500mlのやつだから先に入れさせてくれるといいんだけど。と思っていると、ほんとに先に譲ってくれた。(^o^) 良かった良かった。水を補給してからすぐに出発。
 あとはひたすら国道24号線を南下していくだけだ。気温はまだそれほどあがっていないので走っている分には全く問題ない。県道69号線を経由して国道24号線に戻ると徐々に車も増えてきてちょっとペースも落ちてくる。まあしょうがないかな・・・。
 奈良県にはいると道幅も広くなってペースが速くなる。今日はマイナーなところでも攻めようかと思っていたんだが、まだこんな時間だから久しぶりに法隆寺でも行ってみるか。国道25号線に入ると車も多くなって、しかも道幅が狭いのですり抜けも出来ない。素直に進むのを待ってやっと法隆寺の参道へ。さすがにまだ時間が早いこともあり駐車場は開いていないので南大門の近くまで進み、道路脇のスペースにバイクを止める。(7時15分・52km)
 まだ早いから中には入れないかもしれないが、とりあえず境内へ行ってみよう。南大門を抜けて西院伽藍まで行ってみるが、予想通りまだ開いていない。しかし何時から開くんだったっけ?休憩室でくつろいでいようかと思ったが、休憩室もまだ開いていなかった。まだ朝食をとっていないので参道入口にあったコンビニまで行ってみる。
 門を出てから松並木の参道を歩いて国道へ。すぐ近くにあるコンビニでおにぎりとサンドイッチを買ってバイクの所に戻って朝食。ボランティアか何かで草むしりをしている人がいたので中の開く時間を聞いてみると8時からみたいだ。ちょうど食べ終わってから行ったらいいタイミングかもしれない。
 食事を終えて西院伽藍に行ってみると入口のドアを開けて準備をしている。「もう入れますか?」と尋ねるともう少し待ってくださいとの返事。あと2、3分くらいかな?少しするとサイレンが鳴り響き、鐘の音が聞こえてきた。8時になったのかな?さっそく拝観券(1000円)を購入して中に入る。
 ここに入るのは修学旅行を含めて4回目くらいかな?さすがに世界最古の建物だけあって年代を感じる。五重塔、大講堂、金堂を順番に見ていく。
 綱封蔵、細堂、食堂(じきどう)などの建物は中に入ることが出来ないので外観を見るだけだ。その奥にある大宝蔵院で仏像や聖徳太子像、玉虫厨子、百万塔陀羅尼、百済観音像などの展示物を見ていく。この辺りの展示物は教科書などにも載っている有名なものばかりである。さすがにまだ観光客もいなくて静かに見ていけるのはありがたい。一通り展示物を見てから外に出る。
 ここから東大門を抜けて東院伽藍へ。この中心の建物は夢殿で八角形の形をした建物だ。中には太子像が奉られているが、こっちはあまり見応えがない。その裏手にある伝法堂は現在改装中でその姿を見ることが出来なかった。
 一通り見終わってから大宝蔵院の近くにある休憩所へ。ここに金堂の火災について書かれた資料があったので読んでみる。火事があったことは記憶にあるんだが、詳細は知らなかったのでちょうどいい。
 昭和24年(1949年)の金堂改修の際に火災が発生。電気毛布の漏電や電気類のショートが原因ではないかと言われているが詳細は不明。改修中だったため仏像などは被害がなかったが、壁画のほぼすべてが燃えてしまった。その後、写真や模写資料を基に復元され、現在は復元パネルがはめ込まれており、焼け残った壁画は別の場所に保管されている。
 休憩室を出てから中門の仁王像の写真を撮ってバイクの所に戻る。(9時15分)ここから参道入口にある斑鳩情報センターへ。なにかおもしろい情報でも手に入ればいいんだが・・・。
 中には斑鳩地方のミニチュアと簡単な観光紹介のパネルがあるだけであまりたいした情報はないようだ。二階には宮大工の???さんの遺品が展示されているみたいなのであがってみると五重塔の建て方を説明したパネルが展示されていた。ビデオもあったので見てみると、投影ビデオで五重塔の建て方を説明するビデオなんだが、
ラップ調の音楽に合わせて語るちょっと変な感じのものだった。うーむ・・・びみょ〜〜!(^_^;; 一通り見たところで出発。(9時半)
 この後は国道369号線の方に抜けて柳生の里に行ってみるつもりだ。国道24号線を東に向かうが、さすがに車が増えてきてペースがあがらない。国道24号線に出てからガソリンを給油。(170km/7.9L)国道308号線に入ってから東に向かい、奈良公演の手前で道なりに国道369号線に進む。あとは国道に沿って走っていけば柳生の里に着くはずだ。
 なんかペースが遅いなあ・・・と思っていると数台前の車(普通の乗用車)が40km/h位のペースで走っている。何をやっているんだ?カーブでは30km/hくらいになるし、遅いんだったら道を譲れよなあ。まあこういう車に限って周りが見えていないからどうしようもないんだけどね。しばらく後ろについて走っていると自分の後ろの車がいい加減に我慢が出来なくなったようでかなり強引に追い抜いていった。しかしカーブでよく抜きにかかるよなあ・・・。そのあと自分もその車を追い抜いてやっといいペースで走れるようになった。柳生の里に到着するが、なんかむちゃくちゃ小さなところだなあ。(10時45分・89km)
 町と言うよりは村と言うくらいのところでほとんど建物もない感じだ。駐車場だけはやたらと目に入るんだけどね。とりあえず適当にバイクを走らせていると町の観光案内マップを発見。観光地は一杯説明しているんだが、どんなところなのかが全くわからない。とりあえず旧柳生藩家老屋敷と言うところに行ってみるかな。
 案内図に書かれていた辺りに行くと案内板を発見。高台にある建物がその建物のようなんだが、近くに駐車場はなく、建物の方は車両進入禁止になっている。道路脇には「駐車禁止、近くの駐車場をご利用ください」という看板が一定置きに立っている。うーむ・・・。まあいいやと近くの歩道にバイクを止めて坂道を登っていく。ちなみに前の道路はかなりきれいに整備されているが、車は全く走っていない。(^_^;;
 坂道を登っていくとちょっと古い感じの建物が見えてきた。早速中に入ってみるが、そんなに古さは感じない。建物の中には柳生藩に関わる品物が展示されているくらいだ。柳生家には関わりがあるとはいえ、宮本武蔵関係の説明が多いというのもなんか変な感じだなあ。まあ知名度で言えば宮本武蔵にはかなわないだろうが、表の看板の人型も武蔵というのはちょっとおかしいだろう・・・。一通り建物の中を見てからバイクの所に戻る。
 置いてあったチラシを見ると柳生の里の観光地がいろいろと書かれているんだが、どれもたいしたものではない。なんだかなあ・・・。(^_^;; とりあえず柳生石舟斎が切ったと言われる岩を見に行ってみるか。メイン道路からの道は観光用四輪進入禁止と書かれているが、二輪だったら問題ないんだろう。
 細い道にはいるとその先は砂利道になっている。うわっ、どうしようか・・・。でも600mくらいあるみたいだからなんとか行ってみるかと少し走るとコンクリートで舗装された道路になってほっとする。車がなんとか通れるような細い道を進んでいくとさらに道が細くなってきた。ここは普通は車両進入禁止かな?まあ何とか走っていけるからいいかとバイクを進め、天及石立神社という神社の鳥居の前でバイクを止める。
 あたりはひっそりとしていて虫の声が聞こえるくらいだ。参道はバイクでも進める感じだが、さすがにそれはひんしゅくだろう。ここにバイクを置いて進んでいくと大きな石を奉った天及石立神社に到着。その奥に一刀石と言われる石があった。
 岩はかなり大きくて、その中央が見事に二つに割れている。天狗と間違えて切った岩と言われているようだが、まあ自然に割れた岩を話のネタに創作したものだろう。近くの看板には「福岡の蛤岳にも同じようなものがあります」と落書きがされている。写真を撮ってからバイクの所に戻って出発。
 おなかもすいてきたので途中にあったお店「柳生茶屋」へ。(11時半)うどんとかもあるが、茶がゆというものが名物と書かれているのでちょっと高いがそれを注文。しばらくしてやってきたのは
ぜんざい?(?_?) 「注文間違っているのか?」と思ったがとりあえず黙って食べてみると・・・確かにお茶漬けだ。赤米のかゆに黒米の餅が入っているので見た目はほんとにぜんざいだよなあ。(^_^;; 所詮はお茶漬けみたいなものなのでおいしいわけではないが、ちょっと変わった感じでとりあえず満足。しかしちょっと味が薄すぎるので塩を足して食べる。15分くらいで食事を終えて店のおばちゃんとしばらく話をしてから出発。この上に柳生家の墓があるみたいだが、歩いて登らないといけないみたいだし、まあまたの機会でいいかと柳生の里を後にする。
 県道4号線を走って笠置の方に行って、笠置寺というところを目指す。山の中の道をしばらく走っているといきなり川の方に出てしまった。あれ?寺の案内とかあったかなあ?近くの案内板を見ても笠置寺に行く道がわからないのでもういいやと出発。
 国道163号線に出てから西へ向かい、国道24号線へ。このまま国道163号線で大阪に行ってもいいんだが、さすがにまだ早すぎるからなあ。とりあえず平城京跡に行ってくつろぐとするか。国道24号線を南下してから平城京跡の遺構展示館へ。(12時半・119km)
 ふと見ると前方に大きな幌のかかった建物が見える。看板を見てみると大極殿正殿の復元工事にかかっているようだ。ついに復元されるのか。どの程度の復元になるんだろうなあ。近くのベンチには結構人がやってきてくつろいでいるので、自分も同じように開いているベンチに陣取って横になる。やはり暑くてあまり眠れないなあ・・・と思ったらすでに30分経っていた。渋滞や天気のことを考えるとそろそろ出発した方がいいだろう。(13時)
 県道104号線から52号線を抜けて県道1号線へ。ここからあとはまっすぐ走っていけばいいだけだ。途中でついに雨が降り始めたが、空を見るとやんでくれそうな感じもするのでとりあえずしばらくこのまま走ってみよう。なかなか雨はやんでくれないが、激しくならないのでなんとか大丈夫。しばらくしてやっと雨もあがってくれた。よかったよかった。(^o^) 途中町中で渋滞にはまりながらなんとか無事南港に到着。(15時・167km)
 さっそく乗船手続きをするとポイントが200たまったので1万円分のチケットをもらう。(^o^) これでもらうのは2回目だなあ。まずはバイクを移動させてから乗船時間を待つ。ライダーが一人やってきたので声をかけるが、あまり話に乗ってこないのでそれ以上は話しかけなかった。
 16時にやっと乗船開始となり車両甲板にはいるが、なんかかなり詰まっていて、バイクはバックで入れないといけない。明日は早く降りれないなあ。荷物をはずして部屋に移動してから服を着替えてお風呂へ。今回も一番乗りである。
 17時になったところで食堂へいくが、かなり暑かったので我慢できずに生ビールも注文。ご飯は2回お代わりをしておなかも満足してから早々に就寝。(18時)
 07 拝観時間前に西院伽藍の前で
 08 旧柳生藩家老住居の前で
 09 一刀両断!
 10 柳生茶屋と注文し茶がゆた
 11 平城京の眺め
07月26日 37km  大阪府 南港→自宅
 ふと目が覚めるとまだ電気がついている。時間は・・・まだ21時か。その後眠りにつくが夜中にもう一回目が覚めてしまった。予定通り4時半に起きてから準備にかかるが、それほど時間もかからないからなあ・・・。
 ドアが開いたところでバイクの所に行って早々にパッキングをすませるが、今回は出口が反対側なので車が全部でないと下りることが出来ない。しかも自分の前に止まっているバイクの人がやってこないし・・・。やっと下船したところで一気に走って山を越え、大里インターから都市高速へ。かなりペースをあげて走っていき、引野インターから下道へおりて帰宅。(6時半・37km)