長 崎 県

展示館・行楽地・イベント

出島 グラバー園 長崎バイオパーク



出島(でじま)
内容=★★☆☆☆ お得度=★★☆☆☆

出島の中の建物
江戸時代に行われた鎖国政策の下、唯一西洋との貿易の窓口だった商館の跡地。明治以降の出島周辺の埋め立てにより、市街地に埋もれてしまっていたが、平成8年(1996年)より19世紀初頭の出島を復元する事業が進行している。
寛永13年(1636年)に鎖国政策のひとつとして建造された扇形の島。当初はポルトガル人の収容場所であったが、ポルトガル人の来航禁止後はオランダ人の居留地となった。貿易の拠点として商館員の居住地や貿易施設があった。
大正11年(1922年)に国の史跡に指定されたが、長らく記念碑と出島のミニチュア模型があるだけだったが、現在(2011年)は護岸石垣が一部や当時の建物(カピタン部屋、ヘルト部屋、蔵など)も一部復元され、最終的には15棟の建物が復元される予定になっている。復元された建物では出島の歴史や当時の暮らしぶりを再現したビデオなどが紹介されている。
開場時間=8:00〜18:00、入場料=500円。

完全に市街地に埋もれてしまっているので、出島のイメージとは完全にかけ離れている。現在は護岸の壁などが復元されてきているが、周りに海が見えないのでやはり違和感が・・・。まあここまで埋め立てが進んでしまっているからしょうがないと言えばしょうがないんだけどね。
敷地内にはいろいろと建物があり、当時の歴史などを示す資料がいろいろと展示されている。当時の様子を再現されたビデオがいっぱいあるんだが、さすがに全部見ていくのは結構大変。最終的に完成した状態はどうなるか分からないが、内容的にはちょっと高い感じだ。

訪問時のツーレポ
 ● 2011年03月 長崎旅行
グラバー園(ぐらばーえん)
内容=★★★☆☆ お得度=★★★☆☆

園内の建物や眺め
長崎港を見下ろす高台にある旧外国人居留地にある重要伝統的建造物保存地区。園内には国指定重要文化財に指定されている旧グラバー住宅、旧リンガー住宅、旧オルト住宅の他、市内から移築、復元された建築物が多数ある。
旧グラバー住宅は文久3年(1863年)に建てられた日本最古の木造洋館。スコットランド出身の貿易商トーマス・ブレーク・グラバーの旧宅で、現在は遺品などが展示されている。
開園時間=8:00〜18:00(季節により変更あり)、入園料=610円。

かなり広い敷地で、眼下に長崎港を望みながら散策するには良い場所。天気がよいときでないと良さが半減してしま。ここからみる夜景も良さそうである。
園内は歩く歩道で一気に一番上まで行き、坂を下りながら園内を見て回れるのはありがたい。季節によりいろいろな雰囲気が味わえると思われる。やはり花の季節が一番なんだろうか?建物はいっぱいあるんだが、建物自体にそれほど特徴があるようには思えない。ただ外観とかは雰囲気あるので記念撮影とかには良いので天気がよいときに行くべきだろう。

訪問時のツーレポ
 ● 2011年03月 長崎旅行
 ● 2016年05月 長崎旅行
長崎バイオパーク(ながさきばいおぱーく)
内容=★★★★☆ お得度=★★★★☆

園内の様子
1980年に神近義邦氏により開業された長崎の西海にある動物園。自然界の調和のあり方と、その尊さを知ってもらうことをコンセプトに作られている。このため、園内の至ることころで動物たちにさわったり、エサをあげたりすることができる。檻の中の動物を見る「標本展示」方式とは違い、動物が生活している本来の生態系になるべく近づけるために造り上げられた環境の中で、動物たちが自由に暮らす「生態展示」方式を採用している。
敷地は30万平方メートルあり、園内にはライオンなどの肉食動物はいないが、ラマ、カバ、カピパラ、リスザルなど草食動を中心に飼育されている。2時間程度あれば一通り園内を回ることができる。
年中無休、開園時間=9:00〜17:00(入園締切 16:00)、入園料=1,700 円。

動物とのふれあいをメインとしたさきがけの動物園であり、園内には自然に近い形で動物が飼育されており、気軽にふれあえることができる。敷地が広いうえ、岩場に作られたところなので、バリアフリーとはいえかなり傾斜がきつい。人が多いと気になるとさらに歩きにくくなるので、できれば平日に行くことがおすすめ。
子供などは特にえさやり体験は楽しいかもしれないが、思った以上にえさ代がかかってしまう。(1個100円)子供は小学生くらいが一番楽しめるかもしれない。

訪問時のツーレポ
 ● 2016年05月 長崎旅行