日本旅行主催ツアー旅行 スペインの休日8日間 その6 一気にバルセロナへ |
09月27日(月)トレモリノス→バルセロナ |
5時に起きてから準備を開始。6時になったところで朝食に向かうが、まだまともにオープンしていなくて食べるものがほとんど出ていなかった。(ToT) 部屋に戻ってから準備を整えてしばらく部屋でくつろいでから外へ。朝日はまだだったんだが、朝焼けがいい雰囲気だったので海岸線でしばらく写真撮影。みんな揃ったところで出発となる。(8時) 出発してから街中を抜けて高速のような道に入る。しばらくすると朝日が昇ってきたのでバスの中から写真撮影。後ろを向いたりしていたせいか何か気分も悪くなってきたので眠りにつく。2時間ほどしたところで目的のロンダの町が見えてきた。街中の駐車場にバスを止めるが、観光地として有名なのか、かなりの観光バスが止まっていた。ガイドさんと合流してから観光に向かう。 しばらくごちゃごちゃした街中を歩いていくと、ちょっと開けた公園(アラメダ・タホ公園)に出る。闘牛で有名な街というだけあって、公園には闘牛士の銅像(フランシスコ・ロメロ)が建っていた。公園内を進むと目の前の景色が一気に広がる。おお〜〜〜!!( ̄△ ̄) !! 公園の端は一気に落ち込んでいて50mくらいの断崖絶壁になっていた。町全体が台地の上に立っているような感じみたいである。 しばらくここからの展望を楽しんでから崖に沿って遊歩道を歩いていく。ホテルの脇を抜けて渓谷に沿って歩いていくと、断崖の間にかけられたヌエボ橋が見えてきた。よくもまあこんな所に橋を架けたもんだ。(^_^;; 橋を渡って反対側に行くと観光撮影用と思われるような広場になっていた。橋の下からの写真を撮りたいところだが、残念ながらそんな時間はない。(ToT) ここから街中を抜けて先ほど横を通り抜けた闘牛場へ。この闘牛場は現存する世界最古のもので、1785年に完成したものらしい。館内に入ってから先ずは闘牛の歴史や闘牛士の衣装などが展示されているコーナーを見ていく。ここを抜けると闘牛場の観客席へと出た。以前だったら毎日のように行われていただろうが、現在は動物愛護団体の圧力で大きな都市で時々行われる程度になっているようだ。 出発してからバスに揺られること2時間。やっとセビリアまでやってきたんだが、街中は結構混んでいる。バスを降りてからレストランに向かうため、路面電車の走る通り(コンスティトゥシオン通り)を歩いていく。通りに建っているカテドラルはヨーロッパ三番目の大きさと言うだけあってかなりの大きさだ。その先にあるレストラン・EL CABILDOが今日の昼食のお店である。(14時) 飲み物の注文を聞いてきたので頼んだんだが、お客が多くなってきていたせいか店員がてんぱっている状態。違った飲み物持ってくるし、なんか混乱しまくっている。(^_^;; たったこれだけの注文を間違えるなんて新人なんだろうか?それ以前にメモを取っていたくせになぜ間違えるのか不思議だ。 メニューは濃いめのトマトスープ(ガスパチョ)、昨日食べたのと同じような魚のフライだ。最後のデザートは初日に食べたものと同じ物だったけど、これは甘すぎてしゃれにならなかった。 食事を終えてから外に出るとガイドさんがやってきた。今回のガイドさんも日本語を話すことが出来るみたいで、ちょっとしただじゃれを言いながらの説明。かなり日本語は達者みたいだ。前半のガイドさんはほんとに意味がない人達ばかりだったけど、後半は結構普通のガイドさんなんだね。 さっそく先ほどのカテドラルまで戻り、まずは建物の周りを一周。ここにあるヒラルダの塔はかなりの高さである。かなり観光客が登っているみたいで、塔の上から手を振っていた。 一周回ったところで建物の中へ。建物もでかいが、壁に施されている彫刻も凄い。今まで見てきたカテドラルと造り自体には大きな差はないんだが、やはり規模が違う。コロンブスの棺、聖杯の礼拝堂、主祭壇などなど、かなりの規模と精巧さに感動ものである。\(>▽<)/ワーイ 最初にここに来ていたらおそらく他のカテドラルを見てもかなりしょぼく見えてしまうかも知れないな。(^_^;; 建物の中を一周してからヒラルダの塔へ。 この塔にはエレベーターなどないので、ぐるぐると建物の中に作られた坂道(階段ではない)をひたすら登っていくしかない。プレートに書かれている番号を見ながら登っていくと、35番でやっと一番上にやってきた。流石に疲れた・・・。(ToT) 登るとちょうど鐘が鳴り始めて大音量の鐘の音が響き渡った。 ここからはセビリアの街が一望できる(柱の間の窓のような所から見ることが出来る)んだが、観光客が多いのでなかなか場所が空かない。(ToT) 多いとは言ってもすし詰め状態とか言うわけではないからまだいいんだけどね。(^_^;; 空いたスペースを見つけながら各方向の展望を楽しんでから、来た道を引き返す。 このあとバスに乗ってスペイン広場へ移動。ここはかつて宮殿の庭園があった場所だったが、現在は公園のようになっている。半円形の建物の壁にはスペインの歴史や風土を表す絵が描かれていた。ここはそれほど見るところもないのですぐに出発となる。ここでガイドはお別れとなるため一緒に写真撮影。イチローさんからも頼まれたので写真を撮ろうとしたら電池切れになると言うネタをやってくれた。(^_^;; 出発してから30分ほどしてセビリア空港に到着。さっそく搭乗手続きをしてもらい、荷物を預けてやっと身軽になった。かなり厳しい荷物検査を受けてからやっと中に入る。出発ゲートに行くとかなりの人数が行列を作っていた。後ろの方の席の方から入場をお願いしますと案内がかかっているんだが、どう考えても無視されている感じがする。(^_^;; 飛行機に乗り込んで、席に行くと、窓際に座っている男性がいる。( ̄~ ̄;) ウーン 自分たち2人は23のAB列なので窓際の筈なんだが・・・と、声をかけると「大きな荷物があるから窓際に座っていいか?」と言ってきた。見てみると、足下に大きな荷物をはめ込んでいる。これはさすがに厳しそうだな・・・。しょうがないので席は替わることにした。 席に着くと「ごめんね、猫がいるんだ。」と言ってきた。猫???( ̄~ ̄;) ウーン 箱だと思っていたらどうやら猫を運ぶためのカーゴだったみたい。「猫」という言葉を聞いて即座に反応するあゆ・・・。(^_^;; 必死に中をのぞき込もうとするが、猫は眠っているのか声も聞こえないし、足下に置いているので中を覗くことも出来ない。そのあとも何度も様子を見ようとチャレンジするあゆ。だから・・・無理だって!!(^_^;; しかし、こんな大きな荷物を足下に置いていていいのか?普通は離発着時に足下に荷物を置くことは禁止されているから、日本の航空会社だったら間違いなく注意されるだろう。それ以前に動物を機内に持ち込みできることに驚いたんだが、こっちでは許可さえ取れば持ち込んでもいいようだ。イタリアから来ていると言っていたので猫と一緒に旅行しているんだろうなあ。 さすがに荷物を足下に置かれているので、隣の人の足もこっちにはみ出してきていてちょっと狭い・・・。これは辛い移動になりそうだと思っていたんだが、すぐに眠りに落ちてしまっていたようで、目を覚ますともう到着するところだった。(20時30分) 飛行機を降りてから荷物の受け取りへ。ここで先ほどの猫の男性がいたので声をかけて猫を見せてもらう。カーゴの中には目をランランを輝かせた真っ黒の猫(名前はノーラ)がおとなしく入っていた。眠ってはいなかったようなんだが、慣れているのかおとなしくしていたもんだねえ。 荷物を無事に回収してからポーターに運んでもらってバスに乗り込む。ここからガイドさん・みきひさこさんが合流してバルセロナの街の説明が始まった。町での注意点や観光地での注意点などなど、観光中の注意点が説明される。この後、レストランに直接移動してからホテルに入るようである。(21時30分) レストラン・EL CAFE D'ENに到着したところで、照井さんから明日の予定についての説明があった。明日は予定通りに観光し、午後からは自由時間か観光となり、16時半にホテルに集合。そのあとバスに乗ってフランスのツールーズに移動してそこのホテルに宿泊。翌日にそこの町からロンドンに飛んで予定通りの飛行機で帰国となるみたいだ。移動時間は4時間と、かなりハードな内容になるが、一番安全な方法としてこのルートとなったみたいである。 ここで「今回のツアーは毎日予定が遅れ気味でかなりハードになっているのに、さらに明日バスで4時間もかけて移動というのはきついんじゃないのか?それだったら明日の昼食の後の自由時間をやめて先にフランスに移動した方が良いのではないか?」という意見が出た。しかしこのあとの自由時間を楽しみにしているツアー参加者もいるので予定されていた内容を変更することは出来ないと説明があった。実際のところ、ツアー内容を変更すると違約金を取られかねないし、参加者の中にもその自由時間で買い物をしようと考えていた人も多いだろうからね。 説明が終わりやっと食事となったんだが、照井さんは本社とのやりとりがあるのか姿が見えなかった。テーブルの正面には今まで全然話をしていなかったダリの夫婦が座っていた。旦那さんはダリが好きらしく、このあとフィゲラスのダリ美術館やダリの生家に行くことを話すとかなりうらやましがられた。 食事の方はまずは前菜でサラダが出た後、麺のパエリアが出てきたんだが・・・まずい。(ToT) 美味しくないと言うよりは不味いと言った方が良い感じだ。(┰_┰) ウルルルルル さすがにこれは完食できず半分残すことになる。 外に出ると地元の人が何かぴかぴか光るものを投げあげて遊んでいた。その向こうに教会のようなシルエットが見えるんだけど、あれってサグラダファミリア?写真を撮るがさすがに暗すぎてまともに写らない。そうこうしているとバスのドアが閉まってしまって、焦ってしまう自分とカップルの彼氏の3人。気がついて止まってくれたから良かったけど、人数の確認をしてよ・・・。(^_^;; ここからホテル・CATALONIAに移動するが、今回のホテルは街の中央広場のすぐ近くなのでかなり賑やかなところだ。こんな時間なんだが広場には未だ沢山の人がいる。かなり遅くなったんだが、ホテルのロビーで明日の観光の説明。 自分たちはここでツアーから外れるため、明日の予定の説明の後みんなに挨拶をする。みんなが部屋に行った後、この後の予定について照井さんと再確認。ツアーを途中で脱退するため、書類を書かなければならなかった。ツアー会社としてはあとで文句を言われたら最悪だろうからね。手続きを終了し、やっと部屋へと向かうときにはすでに23時を回っていた。照井さんお疲れ様でした。 部屋に戻ってから簡単に荷物の整理をしてからお風呂に入ってさっぱり。眠りについたときには0時を回っていた。移動時間を考えると時間を考えると明日は寝坊をするわけにはいかない。 この後のツアーのメンバー達の行動については気になっていたんだが、後日掲示板にコメントが書かれていた。 おそらく、スペイン旅行中に一緒だった東京の夫婦です。こちらは、9/28に、フランス、ツールーズに4時間かけてバスで移動し、すごーく立派なホテルで、おいしーいディナーをいただき(夜10時過ぎに、あまりにおいしい料理がでてびっくり)、まあ、疲れたものの、大満足でした。 9/30には、無事に帰国できました。ほぼ時間通りに飛行機は出発し、ストの影響など全くないような雰囲気で飛行機が飛んでいて、なんだか、あっけなかったです。マドリッドでも、一応、4:30までショッピングを十分楽しみ、これ以上いたら、無駄遣いしそうでしたから、早く出発して良かったかもしれません。 |