日本旅行主催ツアー旅行
スペインの休日8日間


その5 巨大な王宮の観光


09月26日(日) グラナダ→トレモリノス 0km
 結構疲れていたので起きれるか心配したんだが、ほぼ予定通りに起床。(6時45分)簡単に準備をしてから朝食のバイキングへ。夕べからの結婚パーティーに参加していたらしき人が飲んだくれてロビーでくだを巻いていた。(^_^;; こっちでは夜通しでパーティーとかするのは普通なんだろうか?
ホテルのバイキング 昨日のバイキングが豪華すぎたのか、今日のバイキングはちょっとしょぼい感じを受ける。ここで生ハムメロンを食べてみたんだが、初めて生ハムメロンのおいしさを実感。いつも「メロンとハムのどこが合うんだ?」と思っていたんだが、生ハムが美味しいとマジで上手いな。途中からひたすら生ハムメロンを食べていた。(^_^;; これは生ハムを買って帰らないといけないな。
 ホテルからまっすぐ山を登っていき、昨日夜景を見たアルハンブラ宮殿に到着。ここでいつものように現地ガイドさんのディエゴさんと合流してから見学へと向かう。今日のガイドさんは昨日と違って日本語できちんと説明をしてくれるガイドさんだった。まあほんとはこれが普通なんだろうけど、今までが今までだったからなあ・・・。(^_^;;
アルハンブラ宮殿にて 入口から中に入り、並木道を抜けてまずは王族の別荘だったというヘネラリフェの庭園へ。いかにもこちらの庭園という感じに木が綺麗にカットされていて迷路のようになっている。庭園自体がちょっとした高台にあるので展望がよく、谷の向こうにアルハンブラ宮殿が見える。バラのトンネルなどもあったんだが、残念ながら時期が違うので花は咲いていなかった。
アルハンブラ宮殿 ヘネラリフェの建物に入っていくと、アセキアの中庭に出た。庭の中央には50mくらいのアセキア(縦掘)があり、左右から噴水の水が弧を描いていた。中庭の周りにある建物の内壁には細かい彫刻が施されていてなかなか見応えがある。
 建物の外に出て、外壁からの展望を眺めながら並木道を抜けてアルハンブラ宮殿の方へと歩いていく。先にカルロス5世宮殿を見学してからアルカサバと言われる要塞の跡のような所を抜けていく。建物は歴史があるようなんだが、特に変わった感じもないので目を引く建造物ではない。そしてやっとここの目玉である王宮へ。
 まずはメスアールの間と言われる執務室のような建物へと進む。壁には青色の細かい細工も見えるんだが、増改築したのか、オリジナルの壁のかなりの部分が壊されて新しい壁が作られていた。まあ時代的な背景を考えると増改築は仕方がないことなんだけどなんかもったいないねえ。建物を抜けてからメスアールの中庭へ。壁にはかなり細かい細工がされていて見応え十分。\(@▽@)/ワーイ 扉の前で記念撮影をしてから先へと進む。
アラヤネスの中庭 建物を抜けると目の前に大きな水面が見えてきた。ここがアラヤネスの中庭といわれるところらしい。写真は後で撮ることにして先に大使の間へと進む。大使の間の窓はかなり細かい格子状になっていて、あまり光が入らないようになっていた。
 観光のコース的にはこのあとライオンの中庭になるんだが、現在改装中のため見ることが出来ない。(もともとガイドブックにも書かれていたことなので我慢するしかない)あゆは「ここが一番見たかった〜〜〜、残念〜〜〜!(ToT)」とかなり悔しがっていた。
細かい細工の天井 このあとアベンセラヘスの間、二姉妹の間と進んでいくと、天井にすごい彫刻が施されている空間にでる。これは・・・すごい!!!\(>▽<)/ しばらく天井を眺めてから写真撮影。このあとライオンの間のレプリカを見てから先に進む。
 渡り廊下のような通路を抜けるとグラナダの町並みを一望できる通路に出た。天気もいいし、眺めは最高だ。(^ー^* ) フフフフ このあとはパルタル庭園を抜けてから通路を抜けて駐車場へと戻る。(11時15分)
 今回のガイドさんは色々と説明してくれたんだが、いろいろな種類の木々が植わっていたせいか、建物の説明より木の説明の方が多かったような気がする。(^_^;; 「このガイドさんだからか?」と思ったんだが、照井さんの話ではここはどのガイドさんも同じように木々の説明が多いらしい。
 このあとお土産店で買い物をしてからピカソの生まれた村・マラガに向かう。さすがに疲れが出てきているのかそうそうに眠りについていたようで、目を覚ますと1時間くらい経っていた。この辺りは白い壁の家が多く、街全体が白い。(^_^;; 対向車とぎりぎりすれ違いながら細い山道を登っていき、今日の昼食の場所・PARADORES MALAGA GIBRALFAROに到着。(13時15分)
 ここは歴史的建造物であるパラドールを改造したレストランらしい。山の上に建っているので眼下に海とマラガの町並みを見下ろすことが出来る。食事は建物の2階みたいなので早速建物の中へ。
今日の昼食 飲み物はビールとファンタレモン(6ユーロ)で喉を潤す。まず運ばれてきたのはアボガドとマンゴーのサラダでこれは普通の味。続いて牛肉のステーキとポテト、オニオン、パプリカの焼いた物なんだがステーキの骨と油が多い・・・。あゆの肉はほとんどが骨で肉が少ないという罠。骨を含めて計量しているのは仕方がないとは言え、骨が多すぎなのは駄目だろ。(-.-”)凸 ウリィ
 最後にデザートが運ばれてきたんだが、
なんかおかしい・・・?(;-_-;) ウーム シャーベットの周りに花びらのようにマンゴーのスライスが飾られている「はず」なんだが、花びらの部分がへろへろになって広がっている皿がある。これはさすがにみんな大受けだ。(^_^;; 並べてみると・・・もろに違いが分かってしまう。
町並みを見下ろす 食事が終わったところで建物の外に出てしばらく展望を楽しむ。写真を何枚か撮ったところでバスに戻ってから出発。(15時)これから海岸線を走ってミハスという街に行くようだ。ミハスは白い村として有名なところらしい。この辺りの村はだいたいが白い建物が中心らしいんだが、なぜミハスが有名になっているんだろう。( ̄~ ̄;) ウーン
 30分ほど走ったところでミハスの街の入口にある駐車場に到着。(13時40分)駐車場の近くにはここの名物らしいロバや馬車が待機していたが、かなりの数なので全部出払うことなんてあるんだろうか?ほんとに全部が稼働していたら馬車で渋滞しそうな気もする。(^_^;; このせいで辺りはかなり獣臭が漂っていた。
 簡単な案内を受けながらミハスの街中を歩いていく。さすがに有名な観光地と言うこともあって観光客の姿が多い。しばらく歩いたところで展望台に到着。「さぞかし見晴らしがいいんだろう!」と思ったんだが・・・ここ展望台?ってレベルの所だった。いかんせん、視界が悪すぎるよ。ここを展望台と名付けるのがおかしい。(さらに高台には展望台があるようだけどね)
 まずはここの観光案内として紹介されているSAN SEBASTIANの坂道へ向かう。地図を見ながら現地に到着するが・・・なんかイメージが違うんだけど・・・。(^_^;; 通りの入口に店が一杯出ているので通りがよく見えないし、写真みたいに白い壁がそんなに映えているわけではない。写真は道路からではなく、建物の上とかから撮った写真なのかも知れないね。せっかくここまできたので、お店を通り過ぎてから坂道を少し上ったところで撮影。他の人も遅れてやってきたが、感想は自分と同じみたいである。(^_^;;
 このまま階段を上っていくと高台にある教会に行けるようなんだが、時間もあまりないのでここはあきらめる。せっかくだから他の道を歩いてみようと人通りのない方に進んでいくと、そっちの方がなかなかいい雰囲気。やはり人がいるのといないのでは大違いだな。わざわざ人がごったがえしているところを撮らなくてもこっちのほうが写真的にもいい感じである。写真を撮りながら適当にぶらついて広場に戻る。
 広場に戻ってから案内図に書かれていたamapolaという押し花のペンダントのお店へ。店員は日本人だったので会話がしやすくて楽だ。押し花がガラスの中に入ったネックレスやペンダントの他に髪飾りやキーホルダーなども売られている。
猫の置物 続いてあゆが一目見て気に入ったらしい、変な(?)猫の置物が置いている店・TAMISAへ行ってみるが、ドアが開いていない。(ToT) 案内には姉妹店があるようだったのでそっちに行ってみる。同じ作者のものであろう作品が一杯置いてあったのでこの中からひとつ購入。(25ユーロ)これはお店オリジナルなのか、それとも有名な作家のものなのか聞いてみるが、残念ながら英語が通じなくて理解不能。(ToT) まあ、後でネットで調べればきっと分かるだろう。
 外に出るとちょうど照井さんがいたので作品のことを聞いてみると、「ヨーロッパではよく見るものなんだけど、詳細は良く分からない」との返事。
白い町並み もう少し買いたいものがあるというので、先ほどのamapolaへ戻ってから髪飾りを購入。(22ユーロ)ここの店員にさっきの作品の話をするとわざわざオーナー(?)を呼んでくれた。どうやらドイツの有名なデザイナーの作品らしい。このあと照井さんからも「思い出しました」と同じ話を聞くことになった。
ガラピニャーダ 一通り行きたい店も回ったので、適当に店を覗きながら集合場所へと向かう。途中でここの名産らしいピーナッツに砂糖をまぶしたようなお菓子を購入。時間もまだあったので、ジュースを買ってからしばらくテーブルでくつろぐ。お菓子は思ったほど甘すぎず、いい感じで美味しかった。(^ー^* ) フフフフ
 集合場所にいくと、ほとんどの人がすでにやってきていた。かなりの買い物袋を抱えている人もちらほら・・・。この辺りで有名なオリーブオイルを買った人がいたんだが、かなりの値段だったらしい。自分は地元のスーパーで買う予定だったんだが、そんなに味の差があるんだろうか?( ̄~ ̄;) ウーン みんなが揃ったところでバスに乗り込んで出発。(17時15分)
白い町並み 今日の観光はここまでであとはホテルに向かうだけだ。バスに乗ると速攻で眠りに落ちてしまっていた。(v_v) スヤスヤ 18時前に今日の宿であるトレモリノスのメリア・コスタ・デル・ソル(Meli Costa del Sol)ホテルに到着。海岸線に面した、いかにも観光ホテルという感じのホテルだった。この後は自由時間となっていて、夕食は特に決まっていない。明日の集合時間の説明の後、解散となった。
 まずは部屋に移動してから一旦休憩。部屋は結構広くて中々いい感じ。2階の部屋なんだが、テラスに屋根が繋がっているので1階にいるような感じだ。フィゲラスのホテルにやっと連絡がついたので、ホテルの延泊と、チェックイン時間を確認。荷物も預かるのは問題ないようだ。(^ー^* ) フフフフ
 海岸線から山手の方の道をお店を覗きながら適当にぶらぶら・・・。一回りしてから海岸線に出てみると、結構冷たいのに泳いでいる人がいたのはちょっとビックリ。( ̄△ ̄) !!地元のスーパーのようなところにいってビールとジュースを購入。部屋で少し飲んでから夕食に行こうと一旦ホテルに戻る。さっそく買ってきたビールを飲んでいたんだが、あゆが買ったのはジュースじゃなくてワインだった。しかもそのワインが不味い・・・。(ToT) 部屋でくつろいでいると既に20時を回っていたので夕食に出かける。
 さっき回ったときにはめぼしいお店は見あたらなかったのでかなり悩んでしまう。結局、もろに観光客目当てっぽいけど、海岸にあったシーフードレストラン・PLAYA BAJONDILLOへ。
スペインでわにわにぱにっく まずは小魚の天ぷら盛り合わせと鰯の焼いたものを注文。こっちはまあ普通だったんだが、ちょっと鮮度が余り高くないような気がする。しかし追加で頼んだピザは大失敗だった。(ToT) こっちの方だったら普通に美味しい物が出てくるかと思ったんだが、どう考えても冷凍ピザだな。(ToT) ビール代まで含めて2人で33ユーロというのは高いんだか安いんだか・・・。
 ホテルに戻ってからシャワーを浴びてさっぱり。今日はホテル到着が早かったので早めに寝れると思っていたんだが、結局色々と回っていたせいもあってすでに23時を回っていた。