日本旅行主催ツアー旅行
スペインの休日8日間


その4 本場のフラメンコを堪能


09月25日(土) マドリッド→グラナダ 0km
ホテルのロビーにて 眠りが浅いのか、夜中に何度も目が覚めてしまう。やっぱりまだ時差ぼけなんだろうか?5時半にはもう眠れなくなってしまったのでシャワーを浴びてさっぱりしてから荷物の整理をする。なんとか荷物の整理を終えてからトランクを部屋の外に出してから朝食へ。
 朝食のバイキングは昨日と全く一緒だ。昨日はゆっくり食べすぎてしまって時間が厳しくなったので今日はさっさと食べることにしよう。ロビーで記念撮影をしてからバスに乗り込む。
列車のモニュメントの前で 駅はすぐ近くだから歩いた方が早いんじゃないのか?と思ったんだが、どうやら改札はホテルの向こう側になっていたみたいで思ったよりも遠かった。駅のホームにはなぜか植物園が・・・。(^_^;; どうやらホームの場所が移動になったときに、昔のホームのところを利用して植物園にしたらしい。横に「391km」という数字がモニュメントになった台があったので何かと思ったら現在延長しているAVEの総距離だったようだ。
望月さんと一緒に 改札をくぐるときになんと荷物のX線チェックがあった。えら厳しいな。(^_^;; 望月さんはここでお別れのようだ。しばらく手続きをしてからあゆを探すと、銀細工の店をのぞいていた。おいおい、また買うのかよ・・・。(^_^;; 20ユーロ札で払おうとしたら何かってきたんだが、さすがにスペイン語だと何を言っているのか分からない。(ToT) そう思っていると隣にいた男性が通訳してくれたので助かった。どうやら小銭は持っていないのかと聞いていたらしい。
オレンジジュース製造器 売店を覗いてみると、オレンジを絞ってジュースにする機械らしきものが置いてあった。機械の上にはオレンジが山積みされていて、コインを入れると自動で絞ってくれるようなんだが・・・チャレンジするにはちょっとこわい。そう思っていると、女性が1人やってきてこの機械を動かし出した。
 レバーをひねると上のオレンジが下に落ちてきて、歯車の部分で果汁を絞り出すようになっている。コップ一杯になったところでレバーを戻すと止まるようなんだが、ジュースを入れたコップが違う物だったらしく、小さなコップに移し替えられていた。(^_^;; これは楽しそうなので自分たちも挑戦。(2.25ユーロ)もちろん室温に置いているので生ぬるいんだが、味はとても良かった。(^ー^* ) フフフフ
列車の前で 時間がやってきたところでホームに移動。(時間が近づかないと列車の入ってくるホームには下りられない)せっかくなので列車の写真を撮ってから席に移動。8号車は先頭車両になるようだ。ツアーのメンバーは7号車と8号車に別れて座っており、8号車の残りの人達も日本人のツアーだった。
 しばらくするといつの間にか列車が動き始めていた。( ̄△ ̄) !! 振動も少ないので分かりにくかったこともあるんだが、それ以前に列車出発の合図(ベルや放送)が全くないのである。AVEは今まで時間通りに動いているのが売りらしく、時間になったら有無を言わさずに出発となるらしい。前に添乗員が最後に忘れ物がないかチェックしていて降り損ねてしまったという話もあるようだ。
広がるオリーブ畑 せっかくなので車窓をビデオ撮影していたんだが、少し走るとひたすら荒野となってしまった。眺めも殆ど変わらない状態なので見ていてもつまらない。おとなしくツーレポを書いていると眠気がやってきたので眠りにつく。(−−)zzz.。ooOO○
 目を覚ますとすでに1時間ほど経っていて、外の景色は一面のオリーブ畑になっていた。( ̄△ ̄) !! 何処まで行ってもオリーブ畑。さすがに飽きてくる・・・。(^_^;; そしてやっとコルドバに到着。(11時40分)
 列車を降りると係員が大急ぎで荷物を下ろしていた。かなりの数がある上に、時間もあまりないようなので大変そうだ。無事に荷物を回収してから駅を出てバスに乗り込む。ここからまた新たなガイドさん・ルルさんが合流となった。運転手はミゲルさん。
 まずは昼食に向かうらしいんだが、目的のレストランはここの観光目的地のメスキータ付近にあるらしい。途中で町の噴水などを眺めながら走っていくと、川の向こうに目的のメスキータが見えてきた。この河川敷に車を走らせて、目的のレストランに到着。今回一緒の席は東京のカメラ夫婦だ。
今日の昼食・・・リンゴ丸ごとは・・・ いつものように先ずは飲み物から注文なので、自分はビール、あゆはグレープジュースを注文。このあと順番に食事が運ばれてきたんだが、今回はテーブルに一皿ずつで分けて食べる感じだった。(パンはフランスパンが1人に1個ずつ)生ハム、チーズ、トマトなどの野菜炒め、アンチョビ、ポテトサラダで、メニューは食事と言うよりつまみという感じだ。
 最後にデザートとなったんだが・・・なんと運ばれてきたのは皿の上に
丸ごと一個のリンゴ。( ̄△ ̄) !! リンゴ?しかも皮がついたまま丸ごと?(;-_-;) ウーム 実は中身がアイスになっている・・・とういう訳ではなくほんとにリンゴそのままだった。(^_^;; これってどうすればいいんだ?ナイフもないからそのまま食べろと?( ̄~ ̄;) ウーン
 対応は各人バラバラで、そもそも手を付けない人、皮ごとかぶりつく人、肉用ナイフで切って食べる人・・・。リンゴが綺麗な物だったらそのまま食べても良かったんだが、なんかあまりいい物では無さそう。しょうがないので肉用ナイフで鋸のように削りながら皮をむいてカットしてみる。食べてみるが実も少しぐずぐずになっていておいしくない。しかし、このデザートはちょっと手抜き過ぎだろう・・・。(-.-”)凸 ウリィ
ローマ橋 お店の外に出てからカラオラの塔を迂回してからローマ橋へと進む。橋は幅10mくらいの石の造りで対岸まで200mくらい続いている。写真を撮りながら対岸へと向かうが、対岸の辺りは建物を再建中なのか、修復中なのか工事現場みたいな状態になっていた。
 対岸に渡るとすぐにメスキータが見えてきたんだが、先に旧ユダヤ人街というところにいくようだ。ここでガイドさん・ルルさんが合流する。建物の間に伸びる細い道を歩いていくんだが、かなり入り組んでいて迷子になってしまいそうだ。古い建物や新しい建物が入り乱れていて、おもしろそうなお店もいっぱいある。ところどころで歴史の話などを聞きながら歩いていき、花の小径と言われるところに到着。
ユダヤ人街は迷路みたい 「ここが花の小径です」と言われても特に変わったところはない。( ̄~ ̄;) ウーン どうやら路地の隙間にちょうどメスキータの尖塔が見えており、路地の窓に花がつり下げられているからこういう名前がついたみたい。うーん・・・「花の小径」と名前を付けるまでの場所なんだろうか?(;-_-;) ウーム せっかくなので写真を撮ってみる。
建物の中 ここで買い物の時間となったんだが、時間は15分くらいしかない。近くのお店を覗いてみるが、あまり興味を引く物がない。途中もっとおもしろそうなお店もあったんだけどねえ。さすがにそこまで戻ったら帰ってこれない可能性が高い。(^_^;; 適当におみやげ屋を覗いているとすぐに待ち合わせ時間となったので集合場所に戻る。
すごい細かい細工 再び説明を受けながら街の中を歩いていき、メスキータに到着。この建物は中の撮影もおっけーらしい。内部にはかなりの数の柱が立っており、その間は赤白2色の石を使ったアーチがかけられている。他には豪華な造りのアーチやマクスラ(モスクの方向にあるくぼみ)などなど、かなり圧倒される。天井もかなハムだらけ・・・り高くて、細工も凄い。( ̄△ ̄) !!
 柱の一部を指さして説明を始めたので何かと思ったら
「山口」と彫られていた。( ̄△ ̄) !! これは柱を作った職人のマークらしく、職人によってマークが違っているようだ。まあ実際は「山口」ではなく、そう見えるだけみたいなんだけどね。(^_^;; このあと土産物屋をのぞいてからバスに戻り出発。
 出橋の脇にあった文字発してしばらくするとオリーブ畑が広がってきた。さすがにこの景色も飽きてきたよ・・・。(^_^;; 途中で眠りに落ちていると休憩場所に到着。おみやげ屋はオリーブオイルなどがかなり安く売られているんだが、今買うと重くて大変そうなので断念。お水も1Lのものが一本1ユーロと安かったので購入する。店内をうろついていると、「表にライダーがいた」とあゆが言ってきた。どうやらえらくごつい皮のつなぎを着た人がいたので見てみたら表にバイクが止まっていたようだ。
地元のライダーと 表に出てみるとつなぎを着たごついライダーが三人と、その横にCBR900RR2台とGS800が1台止まっていた。せっかくだから一緒に写真を撮ろうと声をかけてみるが英語が全く通じない。(ToT) ジェスチャーで一緒に写真を撮るように伝えると、「おっけーおっけー!!」と言いながら
カメラを預かろうとする。いやいや、自分が撮るから一緒に入ってということで無事に写真撮影終了。「なんで一緒に撮るんだろう?」という表情だったが、ちょっと嬉しそうだった。
 休憩時間も終わり、出発となったが、出発して早々に眠気が襲ってきて熟睡。(v_v) スヤスヤ 目を覚ますともうマシア・レアル・アルハンブラホテルに到着するところだった。(18持30分)このホテルは最近できた有名デザイナー設計のホテルというだけあって雰囲気はなかなかいい。
 まずはロビーでこの後の説明を受けてから部屋に移動。シャワーを浴びてさっぱり。そのあとホテルのレストランに移動。今日はイチロー夫婦と一緒の席である。
今日の夕食 いつものように飲み物はビールとサングリアを注文。メニューはオニオン野菜スープ、チキン(食べにくくて結局手で食べた)、ケーキ(甘過ぎ)という感じだった。食事の後いったん部屋に戻って準備をしてから再びロビーへ。今日はこれから夜景を見に行き、そのあとフラメンコを見に行くようだ。
 バスに乗り込んで出発するが、未だ時差ぼけのせいか半端ないくらいの眠気が襲ってきた。半分眠った状態のままバスに揺られ、しばらくするとアルバイシン地区に到着。バスを降りてから石畳の坂を上ってサン・ニコラス広場へ。
アルハンブラ宮殿を望む ここからライトアップされたアルハンブラ宮殿が見えるが、造形が綺麗というわけではないのでそんなに眺めがいいとは思えない。宮殿と言うより砦というたたずまいだ。ここで同行しているガイドさんが珍しく解説や説明をしてくれるんだが、
日本語に通訳している照井さんの説明の方が英語の説明より遙かに長い。というか英語の説明がシンプルすぎる・・・。どう考えても通訳しているのではなく、照井さんが普通に説明している感じなので、このガイドさんっていらないよな。(^_^;;
 このあとバスに乗ってから場所を移動。フラメンコの会場に到着する。会場は幅は3m、奥行き10m、高さ2mくらいの洞窟のような所だ。どうやらフラメンコはもともとがこういう洞窟のようなところで踊っていたらしく、それをイメージしてこんな造りになっているようだ。
 観客は洞窟の一番奥と壁の両側にある椅子に座るんだが、洞穴なので踊るスペースの幅は2mもない。こんな狭くて大丈夫なのか?自分はほぼ真ん中辺りの壁際に座っているのである意味いい場所なんだが、足を踏まれそうでちょっとこわい。サンダルだから踏まれたら最悪だ。
 ドリンクがサービスでつくというのでみんな注文していくが、メモも取っていないのに覚えられるのか?しばらくしてドリンクが運ばれてきたんだが、思った通り訳が分からない状態になっている。せめて数くらいはちゃんとつけとけよ。(-.-”)凸 ウリィ 一息したところでやっとフラメンコのショーが始まった。
フラメンコショー ギターと歌い手のテンポのいい音程に併せて男女の踊り手が出てきたんだが、男の方の足がかなり短い・・・。(^_^;; 目の前で足を踏みならしながら激しく踊っているのは迫力があるんだが、まじで足を踏まれそうでこわい・・・。本物のフラメンコを見るのは初めてなんだが、思った以上に激しい踊りなんだな。
 途中で自分の足に男の踊り手が足をぶつけていった。まあ踏まれなかったからいいんだが、踊りを止めるわけにもいかず目で必死に謝っている風だった。(^_^;; 昔の雰囲気の再現はいいけど、もう少し広めにして欲しいものだ。
 幾つかの踊りが終わったところで音楽が変わったと思ったらあゆが踊り手から誘われて中央へ。どうやらお客を誘って一緒に踊る時間があるようだ。そうは言ってもやったことがない人にとってはかなり大変そうだ。どういう基準なのか良く分からないが、代わる代わる前に出されて踊っていた。
 自分たちの向かいにえらくテンションの高い女性グループがいたんだが(衣装もフラメンコ用のドレスみたいなものを着ていた)、誘われると大喜びで中央へ。その際に友人に「自分の踊っているところを撮って!!」という感じでビデオを回してもらっていたんだが、ボタンが押されていなかったのか撮れていなかったみたいでかなり落ち込んでいた。しばらくして他の踊り手に再び誘われて「今度はちゃんと撮ってね」とばかりにお願いしていた。今回は無事に撮れていたようである。(^_^;;
 1時間ほどでショーは終了。しばらくバスの到着を待ってから乗り込んでホテルへ。ホテルに戻ると、特に「お疲れ様でした」とか「明日は何時です」とかいう話もないまま流れ解散。みんな「もう部屋に戻っていいの?」という感じでエレベーターに乗り込んでいた。(^_^;; さすがに眠くて部屋に戻って早々に眠りにつく。(−−)zzz.。ooOO○