信州へ

その3 富山をすっ飛ばして新潟へ


09月15日(土) 石川県 金沢市→新潟県 長岡市 364km
 朝起きてからだらだらと準備をして兼六園の開園前にホテルを出る。数日前の天気予報が嘘のように快晴だ。(^O^)きゃはは 表で開園時間を待っていると「もういいですよ〜〜」と係の人に声を掛けてもらったので早速入園券(300円)を購入してから園内に入る。
 さすがに朝一なので人がいない・・・。きゃっきゃo(^-^ )o( ^-^)oきゃっきゃ まずは兼六園の記念撮影で有名な虹橋のところで記念撮影。せっかくなので寝ころんで写真を撮ってみる。人が多いと中々出来ないことだよなあ・・・。
 霞ヶ池を見ながら栄螺山を抜けて瓢池の方に回ると徐々に観光客の姿が見えてきた。まあまだ団体客がいないからいいんだけどね。静かだし・・・。途中で写真を撮りながら時雨亭(再建されたもの)、梅林(もちろんこの時期は梅は咲いていない)、根上松(根っこが地面から出ていて浮いている感じになっている)と見ていく。最後に噴水(江戸時代に作られたもの)をみてから外へ。
 朝食まで時間があるので金沢城の方へ。以前来たときは建物がほとんど無くて中に学校(1995年に大学が移転)があったように思うんだが、だいぶん整備が進んでいるみたいでいくつか建物も見える。これって改修しただけなのかなあ?それとも再建したものなのかなあ?まだ開館していないので近くをぶらぶらとしてホテルに戻る。(8時)
 ホテルの朝食は豪華な感じではないが、豆腐に漬け物、煮付けといった感じで、鍋にはスープが入っていて目玉焼きみたいな感じになっていた。うーん、創作料理?( ̄~ ̄;) ウーン ご飯もお代わりしておなかも十分といった感じ。部屋に戻ってからシャワーを浴びてさっぱりしてから準備開始。忘れ物もないように確認してからホテルをチェックアウトする。
 町を抜けて日本海側へと走っていくと、いきいき魚市という案内を発見。昼はこの付近で店を探してみよう。能登自動車道に入り、途中のPAで休憩。
ここで「イリコのソフトクリームだって!?」と言っている人がいる。イリコ味?それはちょっときつすぎんか?( ̄~ ̄;) ウーン と思ったら「炒り粉(大麦)」のソフトクリームと書かれていた。この人、魚のイリコと思っていたようだ。普通に考えてもイリコなわけないだろ!!まじでおおぼけ過ぎ・・・(^_^;;
 もう料金所はないだろうと思っていたんだが、今浜インターの出口にまた料金所が・・・。面倒くさいなあ・・・。ここから海岸線へ向かっていると、前に道が分からなくて変な行動をする車が一台。あぶないなあ・・・。分からないなら止まって確認しろよ!!交差点でうろうろするな!!(~_~メ) ピクピク そしてやっと海岸線の千里浜なぎさドライブウェイへ。
 ・・・なんじゃ〜〜、この車の数は〜〜〜!!波打ち際には車がびっしりと止まっている。(°◇°;) ゲッ 過去2回来たときは海岸線に車なんてほとんどいなかったのに、シーズンはこんなものなのか?波打ち際でなにやらやっているところを見ると、海水浴ではなくて貝掘りをしているみたいだ。うーん、波打ち際で写真を撮りたかったんだけどちょっと無理かなあ・・・。
 しばらく天気がよかったせいか、所々砂も乾いていてタイヤを取られるのがちょっと怖い。しばらく海岸線を走っていくと中間辺りでやっと車が少なくなった。貝掘りをしているおばさんがいたので声を掛けて見せてもらうと、かなり大きな貝もゲットしていた。結構とれるんだねえ・・・。大変そうだけど・・・。でも、さすがに塩水に浸かる気は起きないしなあ・・・。
 さて、あとは海の家に行くだけだ。ここの店が開いているのは初めてなのでちょっとうれしい。(^ー^* ) フフフフ バイクを止めようとするとちゃんと板を持ってきてくれた。さて、何を頼もうか・・・って、やっぱり高いねえ。基本どれも500円以上か。まあこんなところだから観光地価格はしょうがない。さすがにビールを飲むわけにはいかないのが悲しいところ。(ToT)ほとんどというか、全部が酒の肴みたいなものばかりなのに・・・。とりあえずハマグリ(500円)とサザエの壺焼き(800円)にするかな。イカ焼きもそそられるんだが、酒を飲まないことを考えるとこれはいいか。飲み物はラムネで我慢しよう。ノンアルコールビールはちょっと悲しくなるしね。
 お店のおばさんとしばらく話をしていると焼き上がった(ハマグリ4枚にサザエは2個)ようだ。それじゃあ、さっそく食べよう。うーん、雰囲気的なものもあるんだろうけどおいしいねえ。(^ー^* ) フフフフ
 最近のお客のことを聞くと、やはり以前に比べてビールを飲む人はかなり減ったらしいんだが、今もやっぱりいるみたい。ほとんどが団体で来て、ドライバーはノンアルコールビールで我慢とからしいけど、一人で来てビールを注文する人もいるらしい。まあこの店の位置を考えると、地元の人も来ないだろうからみんな車だろうしねえ・・・。十分に海の幸を味わってからお店を出る。
 残りの浜を走ってから千里浜インターから能登自動車道へ。ここから来た道を引き返し、「いきいき魚市」というところに到着。(13時・85km)さて、食事を出来るところはあるかなあ。
 建物の中には魚を売っているお店が一杯並んでいるが、食事を出来るところはないような・・・。「にいちゃん買っていかない?」と声をかけられても生ものはちょっと・・・。(ToT)店の人に食事を出来るところはないか聞いてみると、近くに「厚生食堂」というところがあるらしい。そこに行ってみるかな。
 表の感じからすると、どう考えても港関係者が使っている食堂という感じ。これは期待できるかな?(^ー^* ) フフフフ 中に入るとちょうど昼時のせいか人が多い。(ToT)まあ、時間も時間だからしょうがないか。地元の人だけかと思ったんだが、結構観光客と思われる人たちもいる。ガイド本とかに載っているのかもしれないなあ。
 「海鮮丼がなかなかよさげだけど、刺身定食みたいなものもいいねえ・・・」とか人の食べているものをチェックしているとやっと席が空いた。ちょっと悩んだが、刺身定食(1200円)を注文。うーん・・・さすがに鮮度がいいせいかおいしいねえ。(^ー^* ) フフフフ しかし昨日から魚づくしだ。(^_^;;
 おなかも満足してからいったん市場の休憩所へ。ここで先ほどのお店で食事(刺身定食)をしていた人がまた何か食べている。ここでも食べられるのか・・・というかさっき普通に食べていたのにまたあの量を食べるのか?(^◇^ ;) ほぇ〜 まあ、ここは刺身とかならその場でさばいてくれるのかもしれない。さすがに寝不足のせいかかなりしんどくなったのでちょっと寝ようとテーブルにうつぶせになっていたんだが、目を覚ますと1時間経っていた。(°◇°;) ゲッ
 この先の東金沢インターから高速に乗り新潟を目指すが、速攻で眠気がやってきたのでそうそうに小矢部川SAで休憩。(ToT)案内を見ると
新潟まではまだ200km以上あるようだ。たしかバイト君の家はそこから50kmくらいだったから3時間はかかると見ておいた方が無難かなあ・・・。19時にはたどり着けるだろうか?最初は2時間くらいで3時間あれば余裕でたどり着けると思っていたんだけどねえ。
 出来るだけ一気に走っていこうと思っていたんだが、やはり寝不足がたたっているのか眠気が襲ってきてしゃれにならない。途中には工事区間で50km/h制限とかもあるし・・・。なにやら道路が凸凹としてきたのでどうしたのかと思ったら道路脇のガードレールがずれてる。これってもしかして地震の影響?さすがにここまでがたがたになるとスピードを上げられないのか一気にペースダウン。まずいなあ・・・。まだ
新潟まで100kmなので2時間近くかかるぞ・・・。まじで到着は20時くらいになりそう・・・。
 しばらく走っていると「長岡」という地名が見えてきた。
長岡、長岡・・・?あれ?(・_・?) ハテ? バイト君の家って長岡って言ってなかった?( ̄~ ̄;) ウーン いったん大積PAに入って確認してみよう。バイト君からのメールを見ると待ち合わせは長岡インターとなっていた。なんだ・・・もうすぐそこやん・・・。あのまま新潟まで行っていたらしゃれにならなかったなあ・・・。(どうもバイト君と話していたときのマップルは北陸版で長岡が地図の端の方で、上越から50kmと話をしていた。しかしこのとき使っていたのは関東版で、長岡が中央にあり、上越と同じ辺りに新潟市があったので勘違いしたと思われる)
 かなり余裕が出たのでほっと一息。(^O^)きゃはは バイト君に連絡を取り長岡インターで待ち合わせすることにした。すぐ先で関越自動車道にはいるとすぐに長岡インターが見えてきた。思った以上に近かったな。(18時15分・354km)
 10分くらいしてバイト君登場。お久しぶり!!ってバイト君と会うのは東京ツアーからだから2ヶ月ぶりくらいか?バイト君に先導してもらってから出発。(正直どこを走っていたのか全く分からないので家の場所もどの辺りにあるのか全く分からない)地元の祭り(与板十五夜まつり)があっているみたいで浴衣やはっぴ姿を見かける。途中からかなり細い道を抜けて到着。(18時40分・364km)
 バイト君の両親に挨拶して、途中で買ってきたあんころもちと昨日買った佃煮をお土産に渡す。佃煮は後で食べようと言うことになったけどね。バイト君の家の近くでも祭りがやっているみたいで、たいまつを持って走っていくのはなかなか迫力があるらしい。時間を確認すると19時に出発するようなので今から行けばまだ間に合いそうだ。簡単に荷物の整理をしてからバイト君の車で出発。
 祭りのせいであちこちが通行止めになっているのでちょっと離れたところの体育館の駐車場に車を止めてから行列の通る商店街へ。しばらくすると先導車がやってきたが、そこに「与板
十五夜まつり」と書かれている。「今日って十五夜じゃないよね?( ̄~ ̄;) ウーン」「今日は15日じゃないですか。」って新暦かよ!!もともとは十五夜にやっていたはずなんだが、新暦に合わせているみたい。(^_^;;
 しばらくしてからなにやらかけ声が聞こえてきた。と、同時に道路の向こうから揺らめく火が・・・。ジャージやユニフォーム、道着をきた子供達がたいまつを掲げ、なにやらかけ声を上げながら走っていく。思い思いの団体が参加しているだけなので服装やかけ声に決まりはないらしい。(^_^;; うーん・・・なんとも変わった祭りだ。数百人のたいまつ行列が通り過ぎた後で、その最終目的地の都野神社へ。境内には先ほどの子供達がたいまつを掲げてたむろっている。
 取り合えず何か食べに行こうということで近くにあるという居酒屋に向かう。席が空いているかどうかが問題だ。少し歩いてから居酒屋・翔に到着。とりあえず生ビールとお奨めと書かれているサンマの塩焼きなど適当に注文。メニューには普通の定食から居酒屋メニュー、そして
パフェまで書かれている。うーん・・・なんでもありのお店か?(^_^;; そう思っていると中学生らしき女の子二人がやってきてパフェを食べて帰って行った。居酒屋風な造りだけど、イメージは食堂ってことかな。このまま2時間くらい飲んで食べておなかも満足。さすがに車を運転して帰るわけにも行かないので母親に迎えに来てもらうことになった。(22時)
 迎えに来てもらうと、いきなり「ごめんなさい。部屋に置いてあった佃煮ですけど、なつめが食べてしまった。」と言われ、何のことか頭に「?」マーク・・・。( ̄~ ̄;) ウーン 話を聞くとなつめというのは飼っている猫のことらしい。吾輩は猫であるの夏目漱石からその名がついたようだ。人見知りをするので普段は下に降りてこないようなんだが、臭いがしたのか、気がついたときには袋とカップから中身を取り出して食べてしまっていたようだ。まあ、もともとお土産に渡したものだからいいんだけどね。
 部屋でまた飲もうと言うことで近くのスーパーで食べ物を買いだししていく。家に戻ってからお風呂を借りてやっと体もさっぱり。このあとビールを飲みながら話をしているといつの間にか日が変わっていた。まずいまずい・・・。と言うことでそうそうに就寝。(0時30分)
 01 兼六園の中で記念撮影・・・普通はここまでやるのはかなり勇気がいる
 02 ホテルの朝食
 03 海岸線で
 04 注文したはまぐりとサザエ サザエは食べ終わってから写真を撮っていないことに気がついた(^_^;;
 05 昼食の刺身定食
 06 たいまつ行列 フラッシュだと全く迫力が出ない