ケニア南部キャンプオフロード その7 襲ってきた悲劇・・・(ToT) |
08月10日(木) タイタ(TAITA HILLS) →チャラニ村(CHALANI VILLAGE) 192km(ダート152km) |
![]() ![]() 荷物の整理も完了して出発準備は出来たんだが、なんか寝不足といった感じで体がだるい。(ToT)そろそろ疲れがたまってきたのかなあ?最後にサポートカーの荷物積み込みが完了したところで出発。(9時10分) 公園のゲートで後続を待ってから昨日と同じ様に大通りを抜けて同じ道を走っていく。昨日走った道をさらに先に進んでいくと(昨日は途中で曲がった)途中から舗装路になる。(24km)ちゃんと舗装したところがあるんだ・・・と思ったのもつかの間、穴がぼこぼこ開いているのでダートよりもたちが悪い。勘弁してよ・・・。(ToT)モンゴルもこんなんだったなあ。 そんなに大きな町ではないんだが、街中に入ってくるとやはり人の姿がかなり多くなってきた。そこから脇道に入ったところでガソリンスタンドに到着。(9時55分)バイクの給油は済ませるが、車用の軽油がなぜかないらしい。さすがにこのまま先に進むことは出来ないようで、いったん引き返して隣の町で入れてくるようだ。往復で1時間くらいはかかるみたいなので近くのお店で休憩することになる。現地のお店に入るのはこれが初めてだなあ。 ![]() ![]() ![]() 少し走ったところから再びダートへ。(舗装路は1kmくらい走っただけ)今までの眺めと違って周りは牧草地や畑みたいで緑が延々と広がっていい感じだ。これで完全に青空ならいいんだが、残念ながら雲でどんより・・・。朝はまだ青空が見えていたのになあ・・・。 ![]() ![]() ![]() 同じような林の中を走っていくと、途中で牛の団体に遭遇。かなりの数でとてもではないがちょっと動けない。とりあえず少し待たないといけないなあ・・・と待っていると、おもむろにけんか勃発!!(^◇^ ;) ほぇ〜 大きな牛2頭がお互いの角を突き合わせてどつきあっている。かなり大きな牛なので近くにいる飼い主も声を掛けるが近寄れない。せっかくだからと写真を撮ろうとすると、飼い主からだめのポーズが。どうしてだろう?クリスは撮れたみたいだが・・・。そうこうしているうちに戦域が拡大してこっちにも被害がやってきそう。一番近くにいたクリスはあわてて逃げる。( ̄◇ ̄;) ハゥー バイクは大丈夫か?と、一方の牛がもう一方の牛を押さえ込んで・・・終〜了〜〜〜!!争っていた牛はいったん終わるとあっさりしたもんで、何事もなかったように歩いていく。( ̄~ ̄;) ウーン なんだったんだろう?しかしクリスのバイク危なかったねえ。 そこを通過して走っていくと、なんかぱらぱらと雨が降ってきた。まじで?ちょっとくらいかと思ったんだが、徐々にひどくなってきている。さすがにこの体調で昨日と同じことになったらまずいぞ。と思っていたら、みんなが止まっていたのでサポートカーが来るのを待ってカッパを着込む。(12時25分・59km)カッパを着込んで準備は完了と思ったら雨は止むし・・・。まあまだ訳の分からない天気だから着ておいた方がいいだろうけどね。(12時40分) 所々ふかふかの所があるが特に問題になるような感じではない。轍を走らないとちょっとふわふわすぎて危ないけどね。少し走ったところでまたみんなが止まっていた。あれ、何かあったのか?(?_?) と思ったらクリスのプロテクターが地面におかれている。え??( ̄△ ̄;)エッ・・? 事故ったの?しかし姿が見えない???他の人に話を聞くと、「サポートカーが着いてトイレットペーパを受け取ったら大あわてで行ったからねえ。」ということみたい。(どうもプロテクターを外していたのですれ違ったのに気がつかなかったようだ)どうやらお腹の調子が悪くなって大急ぎでブッシュに行ったようだ。大丈夫だろうか?しばらくして戻ってきたが、顔色はかなり悪い。うーん、ほんと大丈夫かな?(本人はおそらく食事だろうと言っていたが、自分は雨ではないかと思うんだけどね) この辺りから民家が見えてきたんだが、町と言うまではなく、集落に毛が生えた感じのところだ。途中でバオバブの木なんかを見ながら走っていくと、ちょっと高台になってきたのか、眼下に見える景色がとてもいい感じ。写真を撮りたいなあ・・・と思っているとすぐに視界が悪くなってしまった。やっぱり思ったときに撮らないといけないねえ。そして町を抜けた辺りで止まる。(13時)どうやらここで昼食にするようだ。 ![]() ![]() 雨は降ったりやんだりなのでカッパを着ていて正解だったかもしれない。しかししばらくするとなんかまた体調が悪くなってきた。大丈夫か、おれ?途中でいろいろと動物を見かけるが、意識が半分飛んでいるのでほとんど写真を撮る気も起きない。キリン、バッファローそして象。象がいるエリアはやはり危険みたいなのでみんな固まって走っていく。途中でいったん休憩してからさらに進むと大きな通りに出て舗装路となった。(118km) このまま宿まで舗装路かと思っていたんだが、途中から工事中に・・・。(155km)工事中で道の半分は封鎖されているせいで車が混み合って走りにくい。町が近くなってきたのか車も多くなってきてさらにきつくなってきた。途中何度も道路の脇の舗装されていないところをすり抜け。その先で再び舗装路になり、ガソリンスタンドへ。(164km) 給油をすませるが、やはり体調が芳しくなくて近くの石に腰を掛けて出発を待つ。やっと出発となり、すぐ近くの脇道へと入っていく。なんかガソリン臭いなあ・・・。(?_?)車の排気ガスのせいかなあ?それにしてはちょっと臭いがきつすぎるなあ・・・。とふと目線を下にやると・・・キャップが開いてるやん!!(°◇°;) ゲッ ガソリンを入れたあとにキャンプを閉め忘れていたみたいでガソリンが飛び散りまくっている。この臭いだったのか!!キャップはなんとか引っかかっていたので良かったが、もし落としていたらしゃれにならんかったなあ。(^_^;; ![]() 「途中で鶏を牽いたんだけど、そのままやってきてよかったんかねえ?」とふくしまさん。ここの近くで飛び出してきた鶏を牽いてしまったらしい。さすがにそのままではまずいみたいでフレッドが何事か問い合わせていたようだ。(結局鶏代金として数百シリング払ったようである) ![]() ![]() 村の人が準備してくれたココナッツジュースをいただいてそうそうにテントに撤収。さすがにこれ以上はちょっとやばい・・・。(ToT)テントで横になっていると、外の声が色々と聞こえてくる。そのうちに打楽器などの音楽が聞こえてきたんだが、正直今の自分にはうるさいだけだ。(ToT) |
01 たき火で手袋を乾かす 02 朝食風景 今日は味噌汁 03 休憩する喫茶店 04 何もかも真っ白だ・・・(^_^;; 05 プリクラ? 06 パイナップル畑みたいな所を疾走 07 林の中に伸びる一直線の道 08 う○こ・・・もう乾いています(^_^;; 09 バオバブの木の近くで昼食 10 ここから海野さんもライダーに・・・ 11 キャンプ地の到着 12 ココナッツジュースを飲むが・・・この後ダウン 13 自分の見れなかった歓迎のダンス(ToT) |