隠岐・能登半島ツーリング

その6 やっと目的の能登半島へ


06月25日 石川県 金沢市→石川県 珠洲市 248km
 目が覚めたところで時間を確認するとまだ5時だった。なんかほんとになにもなくても目が覚めるなあ・・・。雨が降っていると思ったんだが、外はかなり明るい。おお!天気は回復したのか?窓から外を見てみると昨日の雨が嘘のように晴れ渡っている。よっしゃ、よっしゃ、今日は予定通り回れそうだ。(^_^)
 昨日のうちにある程度荷物をまとめていたんだが、さすがに荷物を運んでいるとうるさかったのか栃木のライダーが目を覚ましてしまった。申し訳ない。m(__)mロビーで服を着替えて準備は完了。パッキングをすませて出発。(5時55分)天気予報では明日までは天気は持つとなっているので今日と明日で能登半島を回って明日の夜は糸魚川というパターンでいいだろう。
 山を下ってから国道159号線に出て町中を抜けていく。さすがにこの時間はまだ車がほとんど走っていない。少し北上したあたりがマップルに「砂浜は締まっていてバイクや車が入れる」と書かれているところだったので海岸に出ようと思ったんだがその道が見つからない。( ̄~ ̄;) ウーン おかしいなあ?途中でUターンしてから海岸に出られそうな道に入っていくとやっと海岸線に出る。やっとか・・・と思ったが、ここはどう考えてもドライブウェイではない・・・。たんに海岸に出ただけだ。おかしいなあ・・・(;-_-;) ウーム と思ってもう一度地図を確認すると千里浜なぎさドライブウェイは
一つ上のページに書かれていた。大間抜けだ・・・。(^_^;;
 県道162号線はなかなか綺麗な道路でいいペースで北上。途中から国道159号線に出て(最初から国道159号線で走っていけば近かったようだ)途中のコンビニで朝食用にサンドイッチを二つ購入。景色がいいところで食べることにしよう。その先でやっと「千里浜なぎさドライブウェイ」の案内を見つけて能登道路の今浜インター辺りから無事に海岸線に出る。(7時25分・55km)
 さすがに朝早いせいかほとんど車は走っていない。せっかくだからバイクを止めて写真を撮ろうと思ったがスタンドがめり込んでどうしようもない。さすがに750ccの車体は支えてくれないか・・・。前のゼルビスの時はなんとかなったような記憶があるんだけどね。打ち上げられた空き缶があったのでこれを敷いてなんとか撮影できた。
 昼間だったら浜店も開いているんだろうが、もちろんこの時間はすべてしまっている。それとも平日はやっていないかもしれないなあ。少し走ったところでもう一度撮影してから無事に完走。全長8kmと書かれているが、実際は6kmだった。もっと手前から入れたのかなあ?夕べ雨が降っていたせいか、出入り口の砂も締まっていて問題なく脱出。
 国道249号線に戻り、少し走ったところにあったパーキングへ。(7時55分・67km)ここで先ほど買ったサンドイッチで朝食を取る。この後はやはり海岸線に沿っていくだけなんだけど景勝地以外は見るところはないみたいだ。輪島で昼食がとれそうだから今日のうちに最北端は十分回れるだろう。昨日みたいにならなければ・・・。(^_^;;
 国道を少し北上してから海岸線を走るため県道38号線へ。この先に日本最古の木造灯台があるようなのでまずはそこに行ってみよう。町中へと入っていくがどんどん道が狭くなってきた。案内は出ているんだけどほんとにこっちで大丈夫か?細い路地を抜けたところで行き止まりになっていて、その先に白い福浦灯台が見えてきた。(8時30分・88km)あれかな?
 灯台は木造の小さなもので、ある意味味はあるが、灯台という感じには見えない。なんか普通の見張り台といった感じだ。歴史的な価値の方が大きいかな?ただ個人(まあ他の人たちの協力はあっただろうが)がこれを建てたというのはなかなかすごいことかもしれない。
 この辺りは北前船が全盛の頃はその基地としてにぎわったところらしいが、いまではその影もないくらいの小さな漁村になっている。この辺りの海岸線は能登金剛と言われる景勝地になっているみたいで、いろいろな名前の付いた岩があるみたいだ。せっかくだから見ながら北上していこうかな。
 その先で鷹の巣岩と言うところに到着。お店の前の駐車場から鷹の巣岩という岩が見えるんだが、ただの岩山という感じでなんとも・・・。(^_^;; そんなにいい眺めでもないし・・・。せっかくなのでおみやげ屋に入ってみるがあまり目をひくようなものはない。続いてそこから少し走ったところの巌門というところへ。遊歩道を下っていくとぽっかりと穴の開いた岩場が見えてきた。結構各地にあるのと同じ感じなんだけどね。海の水はとても綺麗で、奥に先ほどの鷹の巣岩も見えて、ここからだとなかなかいい眺めである。あっちの展望台は行かなくてもいいなあ。
 その先に「世界一長いベンチ」という案内が出ていたが、パスして県道49号線へ。その先で「義経の舟隠し」という案内が出ていたので寄っていくことにするが、駐車場もないので道路脇にバイクを止めていく。(9時35分・112km)
 ちょうど遊歩道を歩いてきた人がいたので声をかけると、この少し先のヤセの断崖のところに大きな駐車場があったらしい。まあいいや。そこから少し歩いたところに義経が舟を隠したと言われる入り江があったが、この地名の付いたところはかなり多いんだよね。舟を隠したという伝承から至るところでこの舞台になったところが作られたんだろう。
 バイクを駐車場に移動してからヤセの断崖へ。ここは松本清張の小説「ゼロの焦点」で最後に身を投げてしまった断崖のせいか、本当に自殺の名所になっているようで「自殺をする勇気があるなら生きてみろ!」というような自殺を思いとどまらせる標識がいくつも立っている。( ̄◇ ̄;) ハゥー 断崖の方はさすがに危険なのか柵が作られていて先には行けないようになっている。眺めはなかなかいいんだが、こういうところはしたから見上げた方がいい眺めだろうなあ。さらに北上していき、琴ヶ浜という鳴き砂の浜へ。
 駐車場にバイクを止めて海岸に出てみるが、音は聞こえない。( ̄~ ̄;) ウーン というか結構汚いから音は出ないんじゃないだろうか?うーん・・・。奥の方は綺麗なのかもしれないと思って断崖の方に回ってみると、その先では何かイベントをやっているのか、かなり大がかりにたき火をやっていた。( ̄◇ ̄;) ハゥー ちょっとこれは奥まで行けないなあ・・・。これはあきらめた方が良さそうだ。
 この先がまた国道が内陸の方に入っていて、海岸線の方を行く道もあるんだがかなり込み入っていそう。昨日の栃木のライダーから聞いていた昔の曹洞宗の本山だったという総持寺にも寄りたいので国道を走っていこう。途中で案内板に従って脇道に入りお寺にやってきたが、駐車場が見あたらない。近くの町営駐車場に止めるように案内が出ていたので少し引き返してバイクを止める。(10時30分・128km)
 拝観料は400円らしい。案内を読むと、ここは元々は総本山だったが、明治時代の大火でほとんどの建物が灰燼に帰してしまったため、鎌倉に総本山の地位を移されてしまったところらしい。しかも総本山は初代道元の開いた永平寺のはずだが、曹洞宗の発展の経緯から曹洞宗には二つの総本山があることになっているようだ。なんか変だねえ・・・。(^_^;;
 焼け残った数棟の建物以外は大正、昭和時代の再建となっているが、鉄筋などではなく昔風の造りなので結構見応えはある。せっかくなので一通り境内を見ていくが、途中でツアー客がやってきてうるさくなってしまう。やはり団体ツアーが来たらしゃれにならないなあ・・・。途中書かれていた案内には総持寺初代の瑩山禅師は永平寺と総持寺を毎朝往復して
両寺の朝のお勤めをやっていたと説明が書かれていたが、それは無理だろう・・・。単純に考えても100km以上あるのに・・・。
 境内を一回りしてからバイクのところに戻る。このあとは輪島まで一気に走っていくだけだ。地図を見ているとこの近くに古和秀水と言われる名水百選の一つがあるようだ。そういえばさっきそんな案内が出ていたなあ・・・。せっかくだから行ってみよう。(11時10分)
 案内には4.5km出ているので往復で15分くらいか?山道を登っていくと道はかなり細くなってきたが、舗装はしっかりされている。ダートになるんじゃないかと心配していたんだが大丈夫そうだ。その先で水のわき出ているところに到着。
 さっそく水を飲もうとわき水の所に行くと
「生水は呑まないでください」と案内が出ている。どういうこと?( ̄~ ̄;) ウーン 煮沸すればよいと言うことは、なにか菌が混ざっているのかなあ。横に「飲料用」と書かれた別のわき出し口(龍の口から水が出ている)があったが、なんか後ろの小屋からモーターの音がするんですけど・・・。( ̄~ ̄;) ウーン その音に合わせて水の勢いが強くなったり弱くなったりしているんですけど・・・。(;-_-;) ウーム これってほんとに湧き水か?せっかくなので少し呑んでみるが余りおいしいものではない。なんか来た意味無かったなあ・・・。
 国道に戻ってから再び海岸線に出ようと思って県道38号線へ。しばらく山の中を走ってから海岸へ。入り江に小さな漁村があったが、家の垣根には木の束がくくりつけられている。なんのおまじない?( ̄~ ̄;) ウーン 防風林の代わりなのかな?よく分からないが、なんかすごい変わった感じだ。海岸をひた走りやっと輪島の町が見えてきた。
 もう朝市は終わっているだろうけど、とりあえず朝市の近くにある駐車場に行ってみよう。町中を抜けて海岸にある駐車場にやってくるが、駐車料金は表示されているのに料金を払うところはない。もう朝市が終わっているせいで無料なのかな?(12時30分・169km)
 朝市の通りに出てみるがすでにお店の姿はない。それ以前に普通のお店も軒並み閉まっているんだけどなんで?(・_・?) ハテ? 案内には年中無休となっているイナチュウ美術館も閉まっている。しょうがないので食事だけでもしようとお店を探すが食事をできるお店も開いていない。(ToT)どういうことだ?朝市が終わったらこんなもんなのか?15分くらいうろつくが、これはどうしようもないと諦めて出発。町を外れたところに輪島塗のお店とかがあるようなのでそこに行ってみよう。
 国道を少し東に走っていくと、稲忠漆芸会館というところが見えてきた。よかった、ここは開いているみたい。これでここも開いていなかったら輪島では何も見ることが出来なかったところだ。
 建物の中には輪島塗の製品が色々と展示、販売されているが、まずは輪島塗の作成工程を見学していく。漆器の削りだしから漆塗り、細工などの行程が説明されていて、実際に作業しているところも見ることが出来るようになっている。半分は作業者が休憩中でいなかったが・・・。そのあと実際の商品を見ていくがやはり高いねえ・・・。
 外に出ると店の前で「ミニ朝市」ののぼりが出ていて何か販売しているおばあさんがいた。結構値段も安かったので酒のつまみ用に貝ひも(一皿500円)を購入。「一杯オマケしてあげようかね。」と言って倍くらい袋に入れてくれた。これで500円ならむちゃくちゃ安い。(^_^)「今日は朝市が休みだからね。」といわれ、やっと町中が寂れていた理由が判明。話を聞くと毎月10日と25日は休みらしい。運が悪いなあ・・・。(ちなみに朝市が休みの時だけここでミニ朝市が行われるらしい)続いて隣にあるキリコ会館へ。
 キリコと言うので最初はガラス製品なのか思ったんだが、こっちの地方に伝わる祭りの山車みたいなもののことらしい。中に入ると、「記念に写真撮影をしていますからそこに立ってください」と言われ記念撮影。出口で「拝観の記念にどうですか?」といって売りつけるんだろうなあ・・・。(^_^;;
 内部は暗く照明が落とされているので実際の祭りの時のような感じがあってなかなかいい雰囲気。キリコも大きなものから子供用と思われる小さなものまで結構な数が展示されていた。写真を撮りたいんだが、さすがに三脚を出すのはちょっとまずいと思われるので他の観光客に撮ってもらう。ちゃんと構図を考えてくれるかなあと思ったが・・・まあしょうがないか。(ToT)
 2階には能登半島の祭りに関する資料や写真、ビデオが展示されているが、あまり興味がわかなかったのでざっと見ていくだけ。その下の出口から外に出るが、特に写真を売りつけるわけではないみたい。あの撮影はいったい何だったんだろう?( ̄~ ̄;) ウーン
 そろそろおなかもすいてきたんだが、この先にはもうお店はないような気がする。展示館の真ん中の建物が花車というレストランなんだけど、結構値段が高そう。でもここで食べなかったらまたひもじい思いをしなければならなくなりそうだし・・・もうここで食べていくか。
 メニューを見るとどれも1000円くらいからとなっている。でもなかなか美味しそうな感じだ。だじゃれで書かれているんであろう「丼ブリ」というブリのどんぶりを注文。1800円するが、それだけの価値はあるだろうか?メニューに「すいぜん」と言うものがあったので何か聞いてみると、海草を固めた寒天みたいなこの地方のものらしい。
 しばらくして運ばれてきたどんぶりはなかなか美味しそうな感じ。ではさっそく・・・うんうん、まあ十分なレベルだ。(^_^) しかし・・・量が足りない・・・。(ToT)普通の人には十分かもしれないが、根本的にご飯の量がそんなに多くないので足りない。でもさすがに値段が値段なのでお代わりはねえ・・・。まあとりあえずおなかも一応落ち着いたし、見るところも見たし出発しよう。(14時50分)最北端に行く前にこの先にある旧家に寄っていこう。
 まずは目の前にあるガソリンスタンドで給油。(246km/11.9L=20.7km/L)一気に旧家まで走っていこうと思っていたんだが、少し走ったところで棚田・白米の千枚田の案内を発見。マップルには2000余枚の小さな棚田と書かれているので寄ってみよう。
 棚田のイメージをそのまま表現しているようなところで、一つ一つの水田がかなり小さい。うーん、いい感じだねえ。一番小さいのは
0.2m2しかないらしい。0.2m2って45cm四方くらいの大きさ?小さっ!!( ̄△ ̄) !! 写真を撮ってから県道6号線に入って時国家(下時国家)へ。(14時15分)
 受付に行ってみると、拝観料は600円!!( ̄△ ̄) !!結構高いなあ・・・。「中に説明ボタンがあるのでそれを押してください」と言われてさっそく建物の中へ。なんか臭うなと思ったらいろりで本当に木が燃えていた。最初はダミーかと思ったんだけどね。
 説明ボタンを聞きながら中をゆっくりと見学していく。民家として使用していたと考えるとかなり大きな建物で、かやぶき屋根の構造などを裏から見ることが出来てなかなかすごい。それに居住空間は建物の中にさらに建物を造られたような感じになっていてちょっとおもしろい。かくし倉というものが見えないのはちょっと残念だが・・・。
 途中から他の観光客(2人)もやってきたんだが、こっちは係の人が案内している。一人だと説明はないのかな?それともタクシーとかバスの人だけ説明付きなのかな?まあ自分のペースで見れるのでこっちの方が気楽だけどなんか寂しい気もする・・・。(^_^;; 30分くらい見学してから隣の上時国家へ。
 こっちの見学料は420円となっている。お金を払おうとすると、「ユースの会員とかじゃないですよね」と言われ、「あ、会員です。」と会員証を出そうとすると「出さなくてもいいですよ」と言われ60円引きの360円となった。もしかしてあっちも割引があったのかなあ?ユース会員になって10年以上になるが、この割引サービスを使ったのはこれが初めてかもしれない。
 すでに団体客(?)が説明を受けているが、半分以上先に進んでいるので途中で入るのもねえ・・・。そう思っていたら、案内が流れますのでそれを聞きながら進んでいってくださいと説明を受ける。ここの説明はそんなに長くなくて、途中で団体の説明に追いついてしまった。まあ、人が説明する方が時間がかかるのはしょうがないだろう。その先で上時国家、下時国家の関係についての説明を読んでやっと理解。上時国家が本家になるのか。建物を一回りしてから出発。(15時10分)
 海岸線に沿ってしばらくぼーっと走っているといきなり「禄剛崎灯台」の駐車場を発見。あやうく通り過ぎるところだった。あぶないあぶない。(^_^;; ここは8年くらい前に来たっきりなんだがなんとなく記憶に残っている。駐車場は110円なのでここにバイクを止めていく。近くのお店に入れば無料になるようだけど、開いているのかどうかもよく分からないからなあ。(15時45分・219km)
 遊歩道を歩いて灯台の方へ行くと、灯台の周りは広い芝生になっていて晴れていることもあり中々いい眺め。前回来たときはあまり天気が良くなかったからなあ・・・。運がいいと佐渡島まで見えるらしいが、残念ながら海上にはもやがかかっていて島影は見えない。灯台をバックに記念撮影をしてからしばらくこの辺りをうろつく。
 そろそろ戻ろうと遊歩道を歩いていると、なんか足に違和感が・・・。カサブタが剥がれかかっているので「どっかで引っかけたかな?」と思ったが、なんか変な感じ・・・。
よくよく見てみると足らしき物がうごめいている。・・・ダニだっ!!( ̄△ ̄) !! まじで!?ここで無理に引きはがすとちょっとまずいのでいったんバイクの所へもどり、ダニを根本から取り外して洗い流す。しゃれにならんなあ・・・。(ToT)いったいいつからどこでかまれたんだろう?
 駐車場の近くに建物があるので中を覗いてみると無人販売所になっていた。梅干しや海藻類、人形などいろいろな物が100円で売られているんだが、さすがに生ものはねえ・・・。梅干しとかも量があるしおいしそうなんだけどなあ。その中で一つお菓子(ピンクと白と緑の揚げ菓子のようなもの)がおいているのを発見。この量で100円だったらいいかもしれない。もちろんちゃんとお金は払っていくよ。(^_^;; 考えることは一緒なのか、これが一番売れている感じだ。バイクの所に戻って少しおかきを食べてから出発。(16時25分)時間を考えるとこの後は軍艦島辺りのキャンプ場で泊まるのが一番いいかもね。
 県道28号線から国道249号線に入り、見附島(軍艦島)に到着。(17時5分・248km)島は以前来たときから全く変わっていないように思われるが、夜間はライトアップされるのか近くには照明がセットされていた。公園内にキャンプ場があるのでさきにテントを設置してから観光しようと行ってみるが、ゲートに鎖がされていて営業していないみたいだ。うーん・・・どうしよう。近くにレストハウスがあるのであそこで聞いてみよう。
 中には人がいるので大丈夫だな・・・と思ったがドアが開かない。あれ?もう閉店しているのか?と思ったらこっちに気が付いたみたいで奥さんらしき人が出てきてくれた。「キャンプ場は使えないんですかねえ?」「まだ営業が始まってないんですよ」との返事。「あっちゃ〜〜〜。他に行くしかないかなあ・・・。」と思っていると奥から旦那さんらしき人が何か言っているんだがよく聞き取れない。どうやらゴミを出さなかったら使ってもいいと言うことらしい。ありがたい。お礼を言ってからバイクのところに戻る。
 お風呂は近くの国民宿舎・珠洲温泉にあるみたいなので営業時間と値段を確認。値段は450円でまだ十分に時間はあるようなのでテントを設営してからやってくればいいだろう。近くに食事ができる場所がないか聞いてみたが、先ほど行ったレストハウスしかないみたい。もう閉まっているしねえ・・・。とりあえずテントを張ってから考えよう。
 キャンプ場の中まで車は持ち込んでもいいみたいなのでバイクで海岸の方へ。テントは芝生の上に張るが、こんなところにテントを張るのはほんとに久しぶりだなあ・・・。いつも道路やコンクリートだからねえ。テントの設営を完了し、服を着替えてくつろぎモード。それじゃあお風呂に行くかな。(18時)夕食は今日買ったつまみですませることにしよう。
 料金を払ってから中に入りお風呂場へ。ロッカーに荷物を置いてから休憩室でビールを買って貝ひもやおかきで夕食代わりとする。なんかわびしい感じだけどこれはこれでいいかな。(^_^;;
 おなかも少し落ち着いたところでお風呂に入ってまったり。さすがにお風呂にいるのはここに泊まっている人ばかりのようだ。十分にくつろいでからお風呂を出る。(18時45分)
 まだ外は明るかったのでせっかくだからと軍艦島に渡るが、途中で道はとぎれているので島までは行けない。これってやっぱりわざととぎれさせているんだよなあ・・・。引き返してからテントに戻り、日記を書く。暗くなってきたところでライトアップされた見附島の写真を撮ってそうそうに就寝。(19時45分)ここのところ寝るのは早いなあ・・・。まあ、する事ないからしょうがないんだけどね。
 01 YHの前で出発前に記念撮影
 02 千里浜なぎさドライブウェイの途中で
 03 福浦灯台を見上げる もちろんそんなに高くないけどね
 04 自殺を思いとどまらせる看板
 05 柵を乗り越えて・・・ ヤセの断崖にて
 06 へんな塀の家
 07 おまけがいっぱい!!
 08 キリコをバックに撮影するけど、キリコが写っていないんですけど・・・。(ToT)
 09 ぶりのどんぶり(^_^)
 10 いろりを囲んで・・・・結構煙たい(ToT)
 11 灯台をバックに記念撮影
 12 テントを設
 13 バイクを入れて軍艦岩を撮影