大満喫!トルコ8日間 その6 巨大な遺跡群に圧倒される |
10月01日 310km パムッカレ(Pamukkale)→イズミール(Izmir) |
朝起きてから近くを散歩しようと思っていたので、5時半に起きてから荷物の整理。6時にレストランに行くと入口のところで昨日のカメラマンが写真を売っていた。全部で100枚以上展示されているんだが、買う人はいるんだろうか?まあ値段次第なんだろうけどね。自分の写真を見つけたが、特にほしいとも思わないので買うつもりはない。(^_^;; 開いたばかりなので人は少ないと思っていたんだが、もう結構やってきている。6時前から開いていたんだろうなあ。さっそく適当に料理を取ってくる。おじさん二人組の一人が「ここのパンはあまり美味しくないで」というと(おそらく親切に教えてあげたんだと思う)たこの女性は「そうか?そんなら別のとってき!」と素早い切り返し。おじさんは「大阪の中心の人やなあ・・・」とちょっとあきれている感じだ。(^_^;; ちなみにこのおじさん二人組は夕べ一緒に参加している姉妹(おそらく神戸から来ていると思われる55歳くらいの上品そうな姉妹。ずっと世話をしてきた母親が最近亡くなったらしくて、これからは自分のために遊ぶんだと言っていたらしい・神戸の姉妹)につきあって水着を買いに行ったようだ。途中の道はほんとに真っ暗でかなり怖かったみたいである。お店は見つかったんだが、結局、サイズや色の気に入った水着がなくて妹の方しか買えなかったらしく、温泉はあきらめたようだ。(ToT)おじさん二人組はちゃんと水着を持ってきていたらしいんだけどね。 チャーミーの夫婦は夜中に水着を着ないで入ったようだ。「ぬるかったでしょ?」と聞くと、火山みたいな所のすぐ下は暖かくて良かったみたいだ。まじで?失敗したなあ・・・。(ToT) テーブルの反対側に座っていた夫婦(ニトロの夫婦)の奥さんがいつもペンダントをしていたんだが、二人組のおじさんが「首からかけてるのはニトロだよなあ?」と聞くとほんとに心臓関係の薬だった。どうやら心臓が悪くて今はペースメーカーで動いているらしい。「だから心臓はもう止まってるの。」とかなり陽気に答えるのがすごい。(^◇^ ;) ほぇ〜 普通こういう事になればなかなか出かけなくなりそうなんだが、そういう風にはなりたくなくてよく旅行に行っているようだ。すごいねえ。 みんなと話をしながら食事を終えて30分くらいで部屋に戻る。先ほどの写真は結構買っている人がいたみたいで、半分以上の写真はすでに無くなっていた。(^◇^ ;) ほぇ〜 どっかの観光地なら分かるんだけど、普通の食事をしている写真がちゃちい紙のフレームに入れられているだけなのにねえ。部屋に戻るとちょうどモーニングコールがかかってきた。荷物の整理をして準備が完了したところで散歩に出かける。(7時) 夕べは着いたときが真っ暗でどんなところか全く分からなかったんだが、こうやって明るいところで見てみるとなかなかいいホテルということが分かる。ここにはもっと早い時間についてゆっくりとしたかったなあ。(^_^;; 夕べはプールで泳いでいる人がいたので温泉が混じっていると思っていたんだが、ただの水だった。( ̄△ ̄) !! あの気温の中泳いでいたのか・・・。プールの横には火山を模した温泉がわき出しているところがあり、そのすぐ下の浴槽部分は普通のお風呂並みに暖かい。昨日真夜中に通ったときにはこんな所があるのが分からなかったからなあ。夜に散歩してみれば良かったかもしれない。(ToT) しばらく散歩していると神戸の姉妹と会う。昨日は水着を買いに行ったが、ショッキングピンクとかかなり派手な色の水着しかなかったり、サイズが合わなかったりして買うことが出来なかったようだ。しばらく話をしてからホテルの入口へ。(7時半)昨日は一番前だったから今回は後ろの方でいいだろうと後ろから二番目の席を陣取る。みんながそろったところで出発。(7時45分) 5分くらいで目的のヒエラポリス(Hierapolis)に到着。ゲートを抜けたところはネクロポリスと言われる墓地で、石棺がいっぱい転がっている。ここには1500くらいの棺があるらしい。ここを抜けて、広場になったところでバスを降りる。ここからは遺跡の中を歩いていくようだ。(7時55分) ギリシャ遺跡に見るような連続アーチの遺跡が残っていて、トルコにあるというのがちょっと違和感を受けるが、ローマ時代はもろローマの支配下だったんだからおかしくないんだけどね。(^_^;; 途中説明を受けながら昔の道路跡を歩いていく。この写真だけだったらほとんどの人がギリシャと言うだろう。 途中からなんかの布(キリムといわれるものだと思うが、白と茶色のシンプルな模様)を売っているおばさんがずっとついてきていた。2枚で1000円と言っているが、ちょっとそれは高いだろう。かわいそうに思ったのかれいなさんの父が1000円を渡して買ってしまう。それを見たれいなさんは「2枚で1000円?3枚でしょう?W(=0=)W ガオォー!!」ともう一枚もらおうとするが、すでに1000円渡してしまったので後の祭りだ。(ToT)「お父さん、なんでそのまま渡すの!?」とかなり攻められている。あーさんや他の人からも「もっと値切らないと!」と攻められて立場のないお父さん。うーん、かわいそうに・・・。(ToT)でも日本人はこういう風にかわいそうに思って買ってしまうからなめられるから良くないんだけどね。ちなみにそのおばさんはもうすでに「3枚で1000円」と言って他の人に売ろうとしていた。(^_^;; 4〜5枚まではいけそうな感じだよなあ・・・。 ここから博物館の前を抜けていくと、有名な石灰棚(段々畑のようになっていて格段が皿のように水をたたえている)に出る。これってここだったのか・・・。(ほとんどガイドブックを読んでいないのでどこに何があるのか全く分かっていなかった)だけど写真とかで見るよりわき出ているお湯の量が少ないなあ。(ToT)下の方の皿は水が枯れているところもあるし・・・。「9時15分にここに集合してください」ということで、それまでは勝手に観光してくれと言うことらしい。今が8時半くらいだから45分くらいか。 流れているのは温泉なので暖かいんだが、こけでぬるぬるして滑りそうなのが怖い。(ToT)気をつけないと・・・。写真に出ているような青く輝いているのは下の方に一部あるだけで、あまりきれいな感じじゃないなあ。(ToT)そういえば年々わき出る温泉の量が少なくなってきているという話だからしょうがないのかなあ?(あとでエロールから聞いたところ、ホテルに温泉を引くために水量が少なくなったらしい) 歩いていけるのは端の方だけで、足下も危ないのでゆっくりしか歩けない。途中で写真を撮ろうと構図を考えて水の中へ・・・冷たっ!!( ̄△ ̄) !!流れがないので溜まったままのせいかむちゃくちゃ冷たい。一番奥まで行くと時間的にかなりぎりぎりになりそうなので途中までであきらめる。十分に写真を撮ってから引き返していると、この寒い中、水着でやってきている人がいた。( ̄◇ ̄;) ハゥー 今は温泉に入れないから水着で来ても暖まれないよ・・・。 待ち合わせ場所に行くとなにやら盛り上がっている。どうしたのかと思ったら、山野辺さんが外国の女性と話をしていてみんなではやしてていた。(^_^;; 他の人に聞くと、どうやら一人旅行をしているブラジル人らしいんだが、なんか話が盛り上がって住所交換をすることになったらしい。せっかくだから記念写真を撮ろうとすると、女性がほっぺにキス(しているようにポーズ?)している写真となる。「気球でも女性に挟まれて幸せそうだったしねえ。」とみんなにからかわれて顔を赤らめる山野辺さん。(^_^;; みんながそろったところでバスに向かう。エロールから「みなさんバスのナンバーは分かりますか?」と質問があるが、みんな「100番ですよね。」とあっさり返事。せっかくのネタと思っていたのにみんな知っていてちょっとがっかりしているエロール。(^_^;;(9時20分) ここからエロールの説明を聞きながら街中を抜けていく。ちょっと田舎の方にはいると、あいかわらず朝から男の人は店先でくつろいでいて怒り出す女性陣。(^_^;; 途中の村に変わった風習が残っているというのでエロールが説明を始める。煙突の上に瓶が置いていると、その家には適齢期の娘がいるという意味らしい。一本なら一人、二本なら二人いるということのようだ。実際にいくつかの家の煙突には瓶が掲げられているんだけど、ほんとのところはどうなんだろうねえ。説明が終わる頃から(10時)眠気が襲ってきた・・・。やはり徐々に疲れがたまってきているのかなあ? 案内の声で目を覚ますと休憩ポイント(ナゼリ/NAZILLI)に到着したようだ。(10時40分・90km)ここはエロールお奨めのお菓子が売っているらしい。なにやらゴマをまぶしたような物とキャラメルのような物が売っている。(ロクム)しかし一箱5ドルと結構な値段となっている。5箱買うと一箱サービスとなっているようだがとりあえず2箱で良いかな。他の人はだいたい10箱くらい買っている感じだ。みんな買う量がすごいねえ・・・。(^_^;; 山野辺さんはテーブルに座って何か食べている。「これがやっと朝食なんですよ・・・」と言って食べているのはホットサンドみたいなものだ。中身はハムとチーズでなかなか旨そうなので自分も購入。中身はチーズだけだったが、今までのレストランでの食事よりも美味しいというのはどういう事?(^_^;; 30分ほどして出発。 このあとエロールが現在の大統領(あまり好きではないらしい)の話やエロールの家族の話をしていたが、眠気が襲ってきていつの間にか眠りについていた。(なのでほとんど説明の内容を覚えていない)ふと目を覚ますと12時になっていた。なんか空がどんよりしていて今にも雨が降りそうになっている。やばいなあ・・・どう考えても雨が降るよなあ・・・。そうこうしているうちに革製品のお店・Naturelに到着。(12時10分) お店にはいるとなんかショーの舞台になっていた。もしかしてここでショーを見せてくれるの?適当にいすに座っているとお茶(チャイ)のサービスを持ってきた。しばらくして音楽とともに革コートを着たモデル達が出てきてきた。おお、本格的だなあ・・・。それだけツアーでやってきた人が落としてくれるお金が大きいと言うことか?(^_^;; ショーが始まると、女性陣はかなり真剣な目になっている。(^_^;; やはり女性にとってはこういうものはあこがれるものなのかな?一緒に来ている旦那さんはヒヤヒヤものだろう・・・。(^_^;; 途中でメンバーから4人が舞台裏に連れて行かれる。モデルにされるのかな?しばらくして他のモデルに連れられて出てきたが、二人組のおじさんの一人はお笑いねらいで連れて行かれたのか、赤や緑のパッチワーク柄のコートを着せられていた。(^_^;; (実際はみんな裏方でいろいろと試着させられたらしい)そのあと女性が一人コートを羽織って出てきてそれを脱ぐと、下に着ていたのは正面がトルコの国旗、背中側が日本の国旗になった服だった。これで終わりのようだ。10分くらいのショーだったがなかなか面白かったなあ。(^_^) 奥の部屋に案内されると奥の部屋に数多くのコートがびっしりと並んでいた。ここの革製品は子羊の皮を使ったもので、サイズなどはここですぐに調整してくれるらしい。自分は欲しいものが特になさそうなのであーさんに付き合う。こっちでは普通なのか知らないが、ちょっと変わった色のコートが結構多いような気がする。店員は初めは「こいつらどうせ買わないだろう」といった感じで、あまりやる気がなさそうだったんだが、買う雰囲気が分かったのか、急に張り切りだして「二分でもってくるから!!」といって大急ぎでサイズの違うものを持ってきた。(^_^;; まあ、今回のツアーのメンバーを考えると自分とかに付いたら「はずれだ・・・」と思うだろうねえ。(^_^;; 買うつもりがない人たちはすでにソファーでくつろいでいる。他に購入していたのは神戸の姉妹とおかっぱの人と白髪の人。(あとでもう一人いたことが判明)白髪の人はなんと2着も購入していた。まじで?「安いからとってもお得!」と言っているが・・・。(^_^;; こういうツアーは初めてなので良くわからないが、ヨーロッパとかのツアーでは日本の価格基準で考えるから「安い!」と言ってこんな風に買ってしまうんだろうなあ。 みんな買うものを買って一段落したようなのでそろそろ出発するようだ。外に出るとなんと雨が降っていた。まじで!?(ToT)(13時20分) 雨はひどく降っていてなかなかやみそうにない。大丈夫かなあ?遠くの方はそんなに雲が厚くなさそうなんだけどねえ。しばらく走ったところで今日の昼食のレストラン・SVHANに到着。今日の昼食はシシカバブらしい。 いつものように最初に飲み物を注文するが、なんかまともに頼むのもバカらしくなってきて水を注文。最初に出てきたのはスペイン風オムレツ。徐々に料理の味は良くなってきているような気がする。続いてシシカバブが運ばれてきたが・・・これって焼き鳥?(?_?) 大きな串焼きと思っていたんだが、イメージと違ってかなり小さい。しかも竹串に刺しているのでまんま焼き鳥だ。(^_^;; 味は普通だが、なんかことごとく食べ物のイメージが違っているなあ・・・。まあ食事についてはもう半分あきらめているけどね。 最後にデザートが運ばれてきたが、プリンのようなもの(フルン・スュトラッチ/Firin Sutlacと呼ばれるライスプディング)、チョコレートムースみたいなもの、フルーツ盛り合わせから一つ選ぶようだ。せっかくだからこのプリンみたいなものを頼んでみよう。うーん、ちょっとあっさりした感じのプリンといった感じかな。(14時15分) 出発して少ししたところで通路の反対に座っていた雨やのおじさんが突然「雨が降っているで!!凸(~O~) 」と大きな声を上げる。「雨はさっきから降っているやん!!なにを改めて大声で言ってんだ?(?_?)」と思ったらなんと天井から雨が漏ってきていた。( ̄△ ̄) !!まじで?勘弁しろよなあ・・・。(ToT)エアコンか何かの吹き出し口からかなり水がしたたり落ちている。ジェネさんが大あわてでやってきてタオルを当てるがちょっと止まる雰囲気がない。ちょっとこれはまずいだろうということで、後ろの席に移動することにしたようだ。しかしこのおじさんの声を聞いたのはこれが初めてのような気が・・・。(^_^;; 走っているときは大丈夫だったんだが、止まっている間に雨がどこからかは入り込んだかんじだ。大丈夫か?このバス。 ここから聖母マリアが晩年過ごしたと言われるベルベル山へ向かうらしい。途中この山の発掘や調査のことについていろいろと話を聞く。(長い間その地は不明だったが、後年になってそれが証明されたらしい。といってもその話もどこまで本当なんだか・・・)その家(もちろん復元)は山の上にあるんだが、そこまではバスで登っていけるようだ。1時間くらい走って駐車場に到着。(14時45分・200km) 残念ながらまだ雨は降っている。エロールの説明を聞きながら奥に進んでいくと、聖母マリアが過ごしたと言われる場所に復元された建物が建っていた。マリア像銅像の小さなものがあったりするだけで、小さな部屋が二つあるだけだ。 外に出ると雨がやんでいる。おお〜〜〜!!(^_^)「私は今、雨がやむように祈りました。だからやんだんですかね。」とかエロールは言っている。他に人も何人か同じようなことをお願いしていたらしい。まあ、祈りが通じたかはともかくよかったなあ・・・。その先には三つのわき水が出ており、飲めばそれぞれ健康、恋愛、金運の御利益があるらしい。清水寺と同じ感じだなあ。 来た道を引き返す途中、先ほど説明があったところでお金(5000円)を換金する。最初に1万円もあれば十分と言われていたんだが、どう考えても足りそうにないもんなあ・・・。(ToT)ここの郵便局からはがきを送るとマリア様の像のスタンプを押してくれるらしく、何人かは事前に準備していたようだ。書いてきていない人もおみやげ屋で絵はがきを買って出そうとしているが、自分は別にいいや。(15時15分) 10分くらい走ってエフェス博物館(Efes Orenyeri)の南門に到着。(15時25分)れいなさん達がおみやげ屋でカメラを買おうとしているのでどうしたのかと思ったらメモリも電池ももうすぐなくなりそうになっているらしい。充電器は持ってきているんだが、コネクタや変圧器を持ってきていなくて充電が出来なかったようだ。自分は持ってきているから後で貸してあげることにする。デジカメはバッテリーがなくなったらただの箱になるから気をつけないとねえ・・・。 博物館といっても建物の中にあるわけではなく、屋外にある遺跡を見て回るところだ。チケットを受け取ってから中に入る。ここは現在もなお発掘が行われているローマの遺跡で、発掘されたのはまだ全体の数パーセントの部分だけらしい。エロールの説明を聞きながら遺跡の中を進んでいく。 入ってからいきなり最初から巨大な遺跡が見えてきた。アーチ状の水道橋のようなものから通りの両側に立ち並ぶ列柱群。いかにもギリシャ、ローマ時代を彷彿させる遺跡だ。細い通路に入っていくと集会所(オデオン)が見えてきた。ここは300人くらいの代表者が集まって会議をしたりするのに使われていたらしい。 通路を歩いていくと、ちょっと広めの場所に出る。辺りには復元を待つ遺跡の破片がごろごろしているが、これがちゃんと復元される日は来るのだろうか?(?_?) 岩の中にはいろいろと彫刻が施されており、その先にヘラクレスの門と言われる所があった。近くにあったニケ(平和の天使)の彫像はこの門の上に配されていたらしい。 ここからの通路(クレテス通り)はきれいに整備されていて、両脇に列柱群(あちこち欠けてはいるが・・・)が立っているんだが、眼鏡の女性の話では以前来たときはこんなにきれいではなく、もっと発掘されたエリアは狭かったようだ。通りの両側はまだ土に覆われているところもあり、間違いなく遺跡が埋まっている感じだ。もう数年してからやってきたらまた様子が変わっているだろう。ここから通りにある遺跡群の説明を聞いていく。 トラヤヌスの泉(もともとはかなり大きな泉だったが、現在は屋根の一部分だけが復元されている。もともとは高かったであろう柱は高さ1m位だけが復元されていて(ToT)、あまり迫力はない。中途半端な復元だ。)、丘の上の住宅(上流階級の民家跡で建物の前の地面にはモザイクの模様が施されている。)ソクラテスの住居(丘の上の住居の一つで、エロールが「ここは有名な人の家ですが分かりますか?」と聞いてきてソクラテスの住居と説明したところ。しかし証明するようなものはないのでどうなんだろう?(?_?))ハドリアヌス神殿(正面の門の中央アーチにはティケ、奥の門にはメデューサ、壁にはエフェソスの伝説が描かれている神殿跡だが、門の奥の建物はそんなに見応えがあるものではない。)、スコラスティカの浴場(かなりの広さを持つ浴場で3階建てになっている。お風呂といってもサウナのようなところなので浴槽があったわけではないらしい。)公衆トイレ(壁際にベンチのようになったところに穴が開いていて、この穴に用を足すらしいが、しきりも何もない。(^_^;;当時は他の人と話をしながらしていたのだろうか?)、娼婦館(小さな小部屋がいくつもある建物。)ケルスス図書館(世界最古・最大の図書館で当時1万巻以上の書物が所蔵されていたといわれている。) 図書館のところで15分くらい自由時間となったので建物の方へ。よくもまあこれだけきれいに復元したものだ。ところどころオリジナルではない部分があるが、書かれている文字はどうやって再現したんだろう?建物の天井などはほとんど崩れ落ちているし、壁とかも大部分がないんだが、当時はどれだけすごかったんだろう。建物や彫像(知恵、運命、学問、美徳を象徴する女性像で、オリジナルはウィーンの博物館にあるのでこれはレプリカ)の写真を撮ってから集合場所へ。 ここからの通り(マーブル通り)はかなりきれいに整備されており、エジプトのクレオパトラとシーサーが一緒に歩いたところという説明がある。その道の脇の方のにある石になにやら彫られている。足の形と人の顔になにかのマークが描かれていて、エロールから「これは何かの広告ですが、みなさん何か分かりますか?」と質問がある。うーん、なんだろう?さすがにこれで分かれというのが無理だろう。 エロールの説明によると人の顔は女性を表していてこの先に娼婦館があることを表しており、ハートマークがサービスをしますよとの意味、足はこの足のサイズより大きくないと娼婦館には入れません(年齢制限)ということを意味しているらしい。(この意味については諸説あるので実際はよく分からないらしい)しかしこんな道路の脇にこんなに小さく書かれているものが広告とは思えないんだが・・・。(?_?) 当時建物があったんなら広告とかは目線より上に掲げられるだろう?これってたんに子供の落書きじゃないのかなあ。(^_^;; 通りを抜けるとこの遺跡最大の大劇場が見えてきた。でかっ!!!( ̄△ ̄) !! 収容人数は二万人以上らしい。中央に舞台があり、半円形状にステージが造られている。中央のステージからエロールが説明を始める。音響効果も考えられていて、中央の声が全体に響くように設計されているので声は良く通っている。というかもともと声がでかいからなあ。 「それではみなさんでなにか歌ってみましょう」って、まじで?( ̄◇ ̄;) ハゥー 山野辺さんが下に降りてきて「上を向いて歩こう」とみんなで合唱。上をむ〜いて、あ〜るこ〜〜う、涙がこぼれないように・・・・。かなり怪しい団体だ。(^_^;; 「この先にこのコロシアム全体が見えるところがありますのでそこに移動します」と言って移動開始。ツアーの一人が「すごいねえ、この先にこのコロシアムが全部見えるところがあるんだって。このステージまで見えるってどういう風なのかしら」とちょっと大ぼけな事を言ってみんなにつっこまれていた。(^_^;; さすがにステージまでは見えないでしょう? この先はアルカディアン通りと言われるところでかなり幅の広い道路が延びていて、両側には多くの店が並んでいたらしい。現在は途中までしか道がないが、当時は500m以上もあったらしい。そこから右手に入った劇場体育場跡から先ほどの大劇場を一枚の写真に収める構図となっているので写真を撮っていく。 これでこの遺跡の説明は終了のようだ。「ここからバスのところに向かいますが、ここのおみやげ屋は高いです。だから買わない方がいいです。」とエロールから注意がある。ほんとに買うところと買わないところをすごい区別しているなあ・・・。ゲートを出ると道の両脇におみやげ屋がいっぱい並んでいた。とにかく知っている日本語を並べ立てているみたいなんだが、「もち」「山本山」とか意味の分からない声も聞こえる。(?_?) いったい誰から習ったんだ?(^_^;; バスに戻ってから出発。(17時) 続いてアルテミス神殿へ。さっき巨大な遺跡を見ているので、ここのはあまり感動はない。たんに柱の跡が残っているだけなんだもんなあ。順番的にはこっちを先に来ていた方が良かったんじゃないか? ここにも土産売りが何人かいて近くに寄ってくる。例の魔よけを見せながら「10個千円!!」と言っているので「30個千円だろ?」というと、「20個千円!!」と言ってきた。いきなり半額かい!!(^_^;; さすがに眼鏡の女性みたいに30個以上は難しいと思われるが、25個くらいだったら簡単にいきそうだな。 ここからホテルまではかなり遠いようで、高速に乗っていくようだ。単調な景色のせいか眠りに落ちて、目が覚めると街中に入ってきていた。(イズミール/Izmir)さすがに大きな町なのか建物もひしめきあっているし、人も多い。 しばらく走ったところの交差点でなぜかバスが止まる。どうやらここで曲がらないといけなかったようで、交差点の真ん中でバックしようとしている。( ̄△ ̄) !! まじで?強引だなあ・・・。ホテルは横に見えている建物らしいんだが、なんとピンク色!!(^◇^ ;) ほぇ〜 うーん、なんとも・・・。(18時15分・310km) まずはロビーに移動してからこの後と明日の予定を聞く。夕食はこのホテルの0階(ロビーがあるここは地下1階)のレストランで19時半から。明日は5時にモーニングコール、5時半から朝食、5時45分に荷物回収で6時半に出発となるらしい。早いなあ・・・。このあとエロールが近くのスーパーに連れて行ってくれるようなので一緒に行くことにする。勝手に行っても良かったんだが、連れて行ってくれるならついていった方が安全だろう。 いったん部屋に行って出かける準備をしてからエレベーターを待つが、なかなかやってこない。(?_?) うーむ、これは階段で下りた方が早いかな?階段を下りているとすごい勢いでホテルスタッフが駆け上がっていった。どうしたんだろう?ロビーに行くとエレベーターを止めて自分たちの荷物をいっぱいいっぱいに積み込んでいる。どうやらスタッフは一緒にエレベーターで上がらないみたいなので先ほどのスタッフが先回りしていたようだ。しかし強引だなあ・・・。(^_^;; 結局ほとんど全員が近くのスーパーに行くみたいだ。(18時45分) エロールを先頭にぞろぞろと街中を歩いていく。端から見るとかなり異様な光景だろうなあ・・・。スーパーでは現地通貨しか使えないんかなあ?ドルが使えるといいんだけど・・・。何人かはもうあまり現地通貨が残っていないようだ。「ドルはどんなところでも使えるよ。」と自信ありげに話している男性(誰だったか覚えていない)がいるが、ほんとか? 10分くらい歩いて現地のスーパーに到着。入口には金属探知器があるんだが、気にしないで入っていいらしい。ここでエロールから簡単に説明を受ける。「それでは19時半まで、30分くらい自由に見て回って下さい。お金はリラしか使えません。ドルや円は使えないので注意して下さい。もしリラがない人は言って下さい、換金します。」やっぱり現地通貨しか使えんやん。 さっそく陳列されている商品を見ていくが、置いているものはともかく、雰囲気は日本のスーパーとあまり差はない。一通り一周していると、奥の一角にお菓子を売っているコーナーを発見。どうやらグラム売りみたいなんだが、もちろん言葉は通じない。(現地語のみなのでどうしようもない)身振り手振りで説明しながら10個くらいお菓子を購入。味は帰ってからのお楽しみだ。 さすがにこんなところで買うとビールは安いなあ・・・。エロールがこのトルコの紅茶(10cm四方の缶に入ったもの)がお奨めと言っているみたいで、何人かその紅茶を買っている。なんか缶に書かれている模様の色が微妙に違うものがあるんだがなぜ?エロールは「同じものです。」と言っているんだけど、ちょっと気になる。缶を見比べていたれいなさんが「これ賞味期限が違う!」と気が付いた。ってことは毎年デザインが微妙に変わるのかな? 他に「Dondurma」というガイドブックに載っていたインスタントの伸びるアイス(1.7リラ)が売っていた。うーん、たしかこんなだったと思うんだが、さすがにここにはガイドブックを持ってきていないので確認が出来ないなあ。エロールに聞いてみると、「それは伸びないアイスだ。」と言われて、やっぱり色々あるんだと購入はあきらめる。(このときエロールに聞かずに勝手に買っておけば30ドルくらい無駄に使わずに済んでいたのに・・・凸(~O~) ウリィ)結局ここで買ったのはお菓子、ビール3本、水、紅茶といったところだ。みんながそろったところで一緒にホテルに戻る。(19時半) すでに夕食の時間になっていたので、部屋に荷物を置いてからすぐにレストランへ。レストランはちょっと照明が落とされていていい雰囲気だ。テーブルは大きなものから小さなものまで分かれているので8人がけのテーブルに着く。 夕食はまずはサラダから始まり、続いてマッシュルームのスープ、魚のムニエルとバターライス、トマトと出てくる。ツアーの食事は徐々にまともなものになってきた感じだ。(^_^;; これが逆だったらかなりつらかったかもしれないねえ。もちろんずっと美味しいのが一番いいんだけどね。デザートは相変わらず激甘だ。食後に紅茶を頼むがどう考えてもコーヒーの味なんですけど・・・。(ToT)食事を終えてそれぞれの部屋に戻る。(20時15分)このホテル最近リフォームしたような感じなんだが、結構いい加減なリフォームであちこちひずんでいたり、ペンキの塗り方が雑だったりしている。(^_^;; 先ほど買ったお菓子を食べてみるが、全く甘みがなくてあまり美味しくない。ちょっとはずれだったか・・・。(ToT)部屋でテレビを見たりしてくつろいでいるとれいなさんが先ほど貸していた変圧器を返しにやってきた。ほんとはもっと早めに終わっているはずだったんだが、予想通り部屋を出ている間は充電されていなかったらしい。そろそろはがきを書かないとまずいので、一気に書き上げてから就寝。(23時) |
01 今回泊まったホテルのプールと温泉のわき出す火山 昨日はいれば良かった・・・ 02 プールサイドでくつろぐ? 03 ローマ遺跡の中で 04 有名な石灰棚なんだが、すでに枯れてしまってきている(ToT) 05 石灰の壁を登る? (^_^;; 06 石灰棚を眺める うーん・・・ 07 ブラジルの女性からキスをされる山野辺さん 08 休憩中に食べたジャンクフードはとても美味しい(^_^) 09 お土産のロクム 自分は二つだけ購入したがみんな10個以上!!(^◇^ ;) ほぇ〜 10 ファッションショーにツアーメンバーも参加 11 今日の昼食は・・・焼き鳥?(^_^;; 12 マリアの家の前で やっと雨がやんでうれしい(^ー^* ) フフフフ 13 三つの御利益があるわき水らしいが・・・ 14 エフェス博物館南口付近からの眺め 15 集会所にて・・・通路を抜けて席の上の方に出る 16 中央ロータリー付近にて 17 トラヤヌスの泉とハドリアヌスの神殿の門のレリーフ 18 トイレに座って? 19 図書館跡にて 20 マーブル通りとそこに書かれている広告? 21 大劇場でエロールの演説? 声が届くと言うが、エロールの声もでかい(^_^;; 22 大劇場中央からの展望 23 大劇場をバックに 24 荷物がいっぱいいっぱいに積まれたエレベーター 25 今日の夕食は普通だった(^_^) |