大満喫!トルコ8日間

その3 観光だらけで記憶が・・・(ToT)


09月28日  100km
イスタンブール(Istanbul)→アンカラ(Ankara)
 さすがに飛行機で寝ていたせいか、時差ぼけのせいか3時頃に目が覚めてしまう。うーむ、やはり寝過ぎたせいかなあ?再び眠りに入り、外から大きな声が聞こえてきて目が覚める。(@_@) どうやらコーランのようだ。たしか夜明け前のものだから6時くらいかな?時間を確認するとやはり6時だ。もう眠れそうにないし、時間も時間なので起きることにしよう。荷物の整理をしてからもう一度シャワーを浴びてさっぱり。
 7時にモーニングコールがかかってくるが、電話をかけてきただけでおはようとも何も言わないで切れてしまった。こっちのモーニングコールはもともと何も言わないのかな?(?_?) それとも言葉が通じないので言わないのかな?朝食はツアー料金に含まれているので地下二階にある食堂へ。食事はビュッフェスタイルとなっているんだが、あまりおかずの種類はないかんじだ。
 ちょうどフランスパンが運ばれてきたんだけど、なんかでかいなあ・・・。「これって一人一つずつたべるの?」という感じに店員らしき人にジェスチャーで聞いてみるとなんか笑われてしまった。横にナイフがあるのでこれで切れということらしい。(^_^;; たしかに長さ50cmくらいあるから一人一個じゃ多いな。あとはハムやチーズ、ゆで卵にフルーツくらいしかない。うーむ、ちょっとわびしいなあ・・・。こっちではこんなものなのかな?あまり腹にたまりそうなものがないのがちょっとつらいんだよなあ。(ToT)
 さっそくパンを食べてみると・・・なかなかうまい。さすがにパンが美味しい国のことだけはあるなあ。他のものはまあ普通といったところか。2回ほどお代わりをしておなかはとりあえず満足だ。
 部屋に戻って荷物の整理を完了してから散歩に出かける。(7時半)夕べと同じく半袖のシャツで行ったんだが、ちょっと寒い。昨日と同じようにタクスィム広場に行くと、夕べと違って人はまばらといった感じ。これから出勤というような雰囲気の人が多い。まあ平日なんだから当たり前か。(^_^;; 通りの途中で写真を撮っていると何かがやってきた。路面電車だ!!このレールっていまも使われているんだ・・・。(^◇^ ;) ほぇ〜 電車の扉はなくて走っていって乗れそうな感じもする。1回くらいネタ的に乗ってみたい気がするなあ。
 道の脇には屋台でパンを売っているおじさんが何軒か。小さな透明ケースになったワゴンにいっぱいパンが詰まっている。なかなかおいしそうだけど、さすがにもういらないし・・・。他にも焼いたばかりのパンと温かそうなスープが用意されているレストランがちらほら。おいしそう・・・。(ーρー)ジュル 最終日はここに食べにこようかな?30分くらい散歩してからホテルへ。(8時)
 部屋で服を着替えてのんびりしてからロビーへ向かうが、せっかくだからエレベーターに乗ってみる。・・・おお、動いた、動いた。・・・
あれ?・・・そうか、自分で扉を開けるんだった。(^_^;; すでに他のお客もロビーにやってきていていっぱいになっている。ホテルの写真を撮ってからふと気が付くとホテルの入口に大きな目玉が飾ってあった。これはナザール・ボンジュウというトルコの魔よけである。
 山野辺さんの手続きを待ってからバスへ乗り込む。バスの席は特に決まっていないので勝手に座っていいらしいので、まずは真ん中辺りに座ることにしよう。(8時半)
 まずは広場の方に抜けてから大きな通りを通って山を下っていく。なんか同じ商品が売っている店は固まっているんだなあ。シャンデリアの店があるところはそればかりだし、家具が売っていると思ったら家具の店ばかりだし・・・。建物と建物の間に挟まれた道なので視界が悪いと思っていたら、いきなり視界が開けてイスタンブールの町並みとが目の前に広がった。いいながめ!!(^◇^ ;) ほぇ〜 ここからアタテュルク橋(Ataturk Koprusu)を渡ってヨーロッパ側へ。
 しかし空はどんよりとしていてすっきりしない。どうやら今後の天気予報では雨になっているらしい。エロールは「私は晴れ男だからきっと大丈夫!きっと晴れます。私がガイドをやったツアーで雨が降ったことはありませんからね。」と言っているが・・・。晴れなくてもいいからせめて雨だけは降らないでくれ〜〜〜!!
 エロールから辺りのブルーモスクや大学の建物などの説明を聞くが、ほとんど頭に入っていない。30分くらい町中を走って最初の目的の場所に到着したようだ。(9時)ここからのガイドはイヤホンを使ってするみたい。今はこんなものを使ってやるのか。なかなかすごいねえ。確かにこれだったら少し離れていても使えるから便利だよなあ。
 ここは馬の広場(At Meydani・アトゥ・メイダヌ)というローマの競技場跡ということで、今は公園になっているようだ。ブルーモスクはこのすぐ横なのでこの後に行くらしい。すぐに目に付くのがオベリスクだ。エジプトから持ってきたのだろうか?あとぼろぼろになったオベリスクも見えるんだけど、あれはなんなんだろう?
 まずはドイツのヴェルヘルム二世から送られたという装飾の施された建物の説明。ここで説明を聞いていると、物売りが声をかけてきた。販売自体は違法なのか、ジャンパーの中に隠し持っているガイド本や絵はがきなどを売っているようだ。
が、声をかけるのは年配の人ばかりで自分にはまったく寄ってこない。(ToT)やはりお金を持っていないと思われているんだろう。まあ、実際に持っていないんだけどね。(^_^;;
 続いて先ほどから気になっているオベリスクのところへ。なんかエジプトで見たものに比べると低いなあ・・・。これはエジプトのカルナック神殿から運ばれてきたものらしいが、現在は下の部分が切られてしまったのかちょっと短くなっているようだ。オベリスクを初めて見たら感激するんだろうが、もっと大きなものをエジプトで何度も見ているのであまり感動はない。(^_^;; イヤホンがあるのでそんなに近くにいなくても説明を聞けるのはいいんだが、さすがに細かいところまでは聞いても記憶に残らない。適当に離れたところから写真を撮りながら説明を聞く。カメラマンの女性は一眼レフのカメラで撮影している。結構こだわっているのかな?
 そこの横にある直径5m深さ2m位の円柱の穴の中央には青銅製の柱が建っている。これはギリシャのアポロン神殿にあったものを持ってこられたものらしい。もともとはこの上の部分に蛇の頭が3つ付いていたということなんだが、
今はただの螺旋状の模様の入った柱である。なんかありがたみがないなあ。(^_^;; 続いて一番奥にあるオベリスクの説明があるが、かなり簡単に終わってしまった。(コンスタンティヌス7世によって作られたと言われる切石積みのオベリスク)
 「それでは9時20分、9時20分まで自由時間としますので、そのあとそこに集まって下さい」とエロールから説明があるが、自由時間といっても5分くらいだけやん。(ToT)写真ももう撮っているので、近くのベンチでくつろぐ。他の人も特にすることがないようで、早々に集まってきて出発となった。(9時20分)
 道の脇には小さな建物が建てられ始めていた。エロールに聞いてみると、これはもうすぐ始まるラマダンの時の出店が出るところらしい。(ラマダンは日が昇っている間のみ口に何も入れないというだけなので、日が落ちるとみんな競って食事をするらしく、食事量は通常よりも多くなるらしい)ちなみにこの年のラマダンは10月4日からとなっているのでちょうど旅行から帰るときだ。途中になんかイガイガの実が落ちているんだが、これって何だろう?中には栗みたいなものが入っているんだけど・・・。途中山野辺さんは人数を確認しながら先に進んでいた。(この後もたびたびチェックしていたが、やはり添乗員は大変そうだなあ)
 少し歩いたところで、ブルーモスク(正式名はSultanahmet Camii・スルタンアフメット・ジャミィ)の入口に到着。塀の中に入ると門が見えて、その門の向こうにモスクがのぞいていた。説明を聞きながら写真を撮っているので話の内容はほとんど記憶に残っていない。(^_^;; 門をくぐると中庭になっていて、中央には手洗い場が設置されているが、水などは出ていない。いまでは使われていないのか、それともお祈りの時だけ使うのか。(?_?)
 中庭の周りには25本の柱があるが、これはかなり遠い山から切り出されて運ばれたものらしい。その上にあるドームは30個あり、これはこのモスクを造ったスルタン・アフメット王が30番目の王様であることを示している。またこのモスクは世界にも珍しく、6本の尖塔(ミナーレ)が建っている。他にはメッカにあるモスクだけで、イスラムの世界では6本の尖塔を建てることはタブーとされていた。しかしこの王様はどうしても6本の塔を建てたかったので、できあがった後に「自分は
黄金(アルトゥンAltun)の塔を建てるように指示したんだが、6(アルトゥAlti)と勘違いして建てられてしまった」と説明したようだ。つまりトルコ語で「黄金」と「6」の単語が似ていることから起こった勘違いだったと言い訳したみたいである。うーむ、どこまでが本当の話なんだろう?( ̄~ ̄;) ウーン
 一通り説明が終わったところでモスクの中に入るようだ。正面のドアからは入ることが出来ないようなので右手の方に進んでいく。しかしその入口の方には行かず、まずは突き当たりにある白いテーブルへ。
 「さて、このテーブルは何でしょう?」とエロールから質問がある。何だろう?やはりテーブルだからここで食事でもするのか?「わかりませんか?・・・これは
死体を洗うための台です。」げっ!!( ̄△ ̄) !! まじで?もろに触っていたやん!!(ToT)こっちの葬儀は土葬となっているので、埋める前にいったん体を拭いてから棺桶に収めるらしく、そのときに死体を乗せるのがこの台らしい。まさか今は使われていないよなあ・・・と思ったが、まだ現役のもののようだ。ここは大きなモスクなので週に一回、金曜日だけに使われているが、普通のモスクではこのような台で毎日死体が洗われているらしい。(^_^;;
 モスクの中はもちろん土足禁止なので靴は袋に入れて持って行かないといけないようだ。中では男の人も足を見せることが御法度のようで、半ズボンを着ていた人(他のツアーのヨーロッパ人)は腰からスカートのようにタオルを巻かれていた。
 大きなドームの上から数多くのランプがつり下げられていた。以前エジプトで行ったモスクと同じような感じだなあ。モスクの前半分くらいには柵がしてあって前の方には行けないようになっていた。
 しばらくこのブルーモスクの説明を聞く。このモスクがなぜ「ブルーモスク」と言われているのかというと、一つはこのモスクの屋根が青いため、もう一つは朝日が差し込んだときにガラスを通ってきた光が青く輝くためという二つの説があるようだ。一通りの説明を聞いてから少しの自由時間となる。
 柵があるので前の方には行けないんだが、エロールは「入っても大丈夫ですよ」と言っている。ほんとにいいのか?(?_?) まあせっかくなので中に入ってお祈りする写真を撮影。れいなさん親子やおじさん二人(ツアーでは珍しく男性二人で参加している60歳くらいの人・おじさん二人組)も前の方まで入っている。さすがに係員に注意されたようなんだが、そんなに怒られたという感じではなかったようだ。しばらく写真を撮ってから反対側の出口から外へ。出口では寄付金の申し込みを受け付けていて、係の人はいろいろな言葉で声をかけている。(^_^;;
 みんながそろうのを待ってから移動開始。門を出るとなにやら多くのお土産売りがいろいろなものを売りつけに近寄ってくるが、
自分の所にはほとんど寄ってこない。よっぽど貧乏人に見えるのかなあ?(^_^;;
 そこから少し離れたところで、「ここが一番ブルーモスクがきれいに見えるところです」ということで写真撮影となる。エロールと山野辺さんがみんなのカメラを預かって写真を撮っているが、自分はちょっと離れたところで別に撮影。噴水の向こうに見える赤い屋根のモスクもなかなかいい感じだけど、その前のバスとかがじゃまだなあ・・・。(10時15分)次は地下宮殿に行くようだ。
 途中に民族衣装を着て大きな道具を抱えたチャイ売りの人たちがいた。(背中を傾けてんきようにチャイを注いでくれる)一人はかなり年季の入った人でもう一人は若い人だ。雰囲気的には年期が入った人の方がしっくり来ていていい感じだが、そこはやはり女性陣が多いせいか、若い方に人気が集まっている。もちろん飲むのは有料(確か1杯1リラだったと思う)なんだが、なんかいかにも観光向けという感じがいやだなあ・・・。(^_^;;何人かはチャイを飲んでいたが、自分はそのまま素通り。
 山野辺さんと女性二人(愛媛から参加している二人だったと思う・愛媛の二人)がそのままそこで話し込んでいるんだが、エロールさんはさっさと先に行っている。いいのか?まあ最悪場所を動かなかったら合流は出来るだろうけど・・・。ちょっと後ろを気にしながら歩いていくと、やっと追いついてきた。
 電車通りを渡ってから進んでいくと、道路脇に大きな石碑が建っていた。ここにも先ほどと同じような栗みたいなものが落ちている。エロールの説明では食べることが出来ない栗らしい。
そういうと何人かがポケットの中から取りだして捨てていた。みんなコッソリ取ってきていたのか?(^_^;;
 この石碑はここからローマまでの道が造られた時に建てられた石碑らしく、この道が「すべての道はローマに通ず」の言葉の元になった一番最初に出来た道らしい。ほんとかなあ?(ちなみにエロールはかなり愛国心が強いみたいで、なんでもかんでもトルコが一番いい、一番すごいというような説明が多い(^_^;;)
 一通りの説明を聞いてから地下宮殿(Yerebatan Sarnici・イェレバタン・サルヌジュ)へ。以前、エロールさんがガイドをしたツアーで唯一盗難があったのがこの地下宮殿らしい。「怪しい人がいたら私はすぐに分かりますから、そのときはどっかいけと追い払いますから心配しなくてもいいです。」といっているが、最低限の注意はした方が良さそうだ。
 階段を下りていくとひんやりとした空気が漂ってきた。階段の先には大きな空洞が広がっており、大きな柱が何本も立っている。宮殿と名前が付いていたので人が住んでいたところかと思ったんだが、ここは単なる地下貯水池のようだ。まあ、単なるというには大きすぎるんだけどね。(^_^;;
 もともと貯水池と言うことなので通路なんかはなかったんだが、最近になって観光用に設置されたようだ。造られた時期が違うのか、柱の形は一定ではない。ところどころ天井に開いている穴はもともと井戸水として使っていた穴なのかな?
 みんなに追いつくと、なにやら柱の説明をしていた。この辺りの柱だけ、なにやら模様が描かれている。ここのくぼみに親指を入れて残りの指をくっつけたまま一周させることが出来れば願いが叶うと言うことらしい。みんなが同じことをしているせいか、保護用に取り付けられた銅板も擦れてしまって円形に削られてしまっている。せっかくなのでやってみるが、指を付けたまま一周ってそんなの誰でも出来るんじゃないかなあ?(?_?) まあいいけど・・・。その先の柱の根本にメデューサの顔が彫られているようだ。しかしなんで逆さまになっているんだろう?これでここの説明は終了となり出口へ向かう。
 ここから少し歩いてアヤソフィア博物館(Ayasofya Muzesi)へ。(10時45分)まとめて入場券を購入するみたいなのでしばらく入口付近で待つ。なんかかなり人が多いなあ・・・。入口では荷物のX線チェックと金属探知器があるようだ。靴もサンダルなので金属探知機は問題なかったんだが、なぜか自分の荷物が引っかかってしまったようだ。なんだ、なんだ?(?_?) 係の人の所に行くと「tripod!」と言われる。三脚か・・・。そういえばこういうところは持ち込み禁止になっていたなあ。あとで引き取りに来るようにと引き替えの番号札をもらう。
 ここでトイレタイム(ここのトイレは無料)となってトイレに行くが女性用はかなりの長い行列となっている。まあこれはしょうがないんだけどね。待っている間に他のツアー客(和歌山から大阪の友人と二人で参加している女性・眼鏡の女性、二人で参加している女性・白髪の人とおかっぱの人)と話をする。さすがにみんなあちこちに旅行に行っている人みたいで、眼鏡の女性はトルコに来るのは二回目らしい。昨日トルコに来たことがある人と言って手を挙げていたのがこの人だったのか。
 しばらくして女性陣も戻ってきたが、
「外国人の男性は女性がトイレから出てくるのをトイレの前で待っているのに、うちの旦那ときたら・・・」とか話していたようだ。(^_^;; まあ日本では普通のことかな?みんながそろったところでやっと移動開始。
 まずは建物の前から順番に説明を受けていく。建物に入ってすぐの天井にイエスとマリアの絵が描かれている。しかしいかにも宗教画という感じで、歴史的価値はあるんだろうが、絵的にはあまり好きなものではない。それよりも壁に貼られている大理石の模様の方が興味を引かれるなあ。
 続いてホールに入るとなにやら大きなものが・・・。「なんだこれ?」と思ったら天井を修理している足場だった。うーむ、ここまででかい足場があると写真の構図に困る・・・。(ToT)天井にはマリアなどの絵が描かれており、幾何学紋様などで装飾されているんだが、あちこちがすでにはがれてきていてかなり汚い。これはたしかに改修が必要だろう。壁には大きな丸い板に梵字のような文字が書かれているものがいくつか掲げられているんだけど、これはなんなんだろうなあ?ホールの周りの通路に沿って説明を受けていくが、そんなに感激はない。ここにもまたマリアの手形といわれる穴に親指を入れて回すと願いが叶うと言われているものがあった。
 続いて二階に上がるようなんだが、二階に上がるルートが階段ではなく、螺旋状っぽい(ジグザグの階段みたい)坂道だ。そんなに道幅も広くない上に、斜度が緩いので歩く距離が長く、人も多いので時間がかかる。(ToT)しかも降りてくる人がいるからなおさらだ。あー、じれったい!!゛(`ヘ´#) ムッキー
 二階の壁には所々昔描かれた宗教画が残っている。キリスト教の聖堂からイスラム教の聖堂に転換されたときに漆喰で塗り固められていたが、近年になって発見されたものらしい。こちらももちろん宗教画なのであまり感動はない。絵の下半分くらいは絵の土台ごと無くなっているんだが、これは巡礼者が少しずつ削っていってしまって無くなったらしい。なので手の届くところが無くなったようなんだが、それにしては一部残っているのが気になる。これってたんに人の手が触れるところが崩れたんと違うん?(?_?)
 他にも建物のバランスが悪くて崩れそうになっていたのを補修した跡(もし補修していなかったら建物が崩れていただろうと言われている)や、天井画の説明などを聞いて説明は終了。さすがに一気に説明されても覚えきれないぞ・・・。先ほどの通路を通って下に降りてから建物を出る。(12時半)
 先ほど三脚の話をしたときに、出口は一緒なのか確認していたんだが、やはり出口は別の場所だった。三脚を回収に行かないといけないと話すとなんか初めて聞いたように驚かれてしまった。
だからさっきおなじこと言ったやろ!!(-.-”)凸 ウリィ 話を全く聞いていないなあ・・・。エロールと一緒に入口に戻って無事に三脚を回収。このあとまたチェックがあるみたいなのでそのまま預かってもらうことにした。別にもう使わないからバスに置いていっていいんだけどね。
 ちょっと遅くなったが、これから昼食に行くようだ。昼食を取るレストランは昨日途中でみたレストランである。さて、夕べの食事は美味しかったけど、ツアーの食事はどんなんだろうか?普通の店であれくらい美味しいんだから十分期待できるだろう。(^ー^* ) フフフフ 
世界三大料理(中華、フランス、トルコ)の一つだしね。
 レストランまではトルコの地理や歴史などについての話を聞く。ちなみに国内には自動車メーカーはなく、すべて海外からの輸入らしい。車はかなりの高級品で一般の人はとても新車を買うことが出来ないため、ほとんどが中古車を購入しているようだ。15分くらいしてレストラン・YEMEKODAに到着。
 レストランの二階に通されるといくつかのテーブルが準備されていた。特に席は決まっていないと言うことなので窓際の大きなテーブルへ。みんなが席に着いたところでまずは飲み物の注文となる。トルコでは食事の時に水も出ないらしいので、飲み物は何を飲むにしてもお金を払わないといけないようだ。もちろん飲み物代はツアー料金には含まれていない。「それでは読み上げます、ビール7リラ、ジュース5リラ・・・・。」と山野辺さんが飲み物のメニューを読み上げていく。ビールが7リラ(550円くらい)か、普通の料金を知らないけど、結構高いなあ。まあせっかくだからここはビールを注文することにしよう。
 テーブルにパンが置かれているんだが、数を確認すると一人一つずつしかない。「これってもちろんお代わりは出来るんだよねえ。」と思ったんだが、これだけのようでお代わりは出来ないようだ。まじで?うーむ、普通テーブルに置いているパンとかはフリーになっていると思ったんだが・・・。まあそれはさておき、味の方は・・・おお、なかなかうまいやん。やはりトルコのパンはどこでも美味しいのかな?
 しばらくして前菜としてパイみたいなものが運ばれてきた。うーむ、巧いともまずいとも言えないなあ。というよりあまり味がないし・・・。(ToT)それはいいんだけど、はやくビールをもってこいよ。しばらくしてやっとビールが運ばれてきた。この大きさのグラスで7リラか・・・。なんかちょっと高くないかな?
 他の人と話をすると、やはりみんな海外旅行は何度も行っている人たちばかりだった。
とはいってもさすがに自分のようにバイクで海外まで行っているのはかなり珍しいみたいである。まあ、当たり前だろうけどね。(^_^;; 自分も海外ツーリングで知り合った人以外で海外にバイク旅行に行っている人は一人しか知らないしね。
 続いて運ばれてきたのはサラダだ。それでは早速・・・
すっぱっ!!!(→.←) ちょっとこれって酸っぱすぎじゃないか?とてもじゃないけど食べられないぞ・・・。しゃれにならん。他の人もさすがに残している人が多い。
 続いてメインディッシュが運ばれてきた。ガイドに書かれていた通りドネル・ケバブということなので大きなものが運ばれてくると期待していたんだが、
すでに小さく切られて運ばれてきたのであまり雰囲気がない。(ToT)こういうところなら、大きいままテーブルに運んできて切り分けてほしいものだ。他にバターライス、フライドポテト、トマトが一緒に乗っている。味は普通といった感じでそんなに美味しいというわけではない。うーむ、ちょっとがっかり。
 ここにくる途中の港あたりで
「鯖バーガー」というものが売られていると紹介されていたんだが、食べたい人はいるかと聞いてきたのでせっかくだからと注文。ちなみに一つ10リラと結構な値段となっている。しばらくして買ってきた鯖バーガーを食べてみるが・・・なんじゃこれ?( ̄△ ̄) !! パンと鯖が全くかみ合ってないやん!せめてソースにこだわるとかすればいいのにほんとに鯖を焼いてパンに挟んでいるだけで完全に別々のものを食べている感じだぞ。しかも鯖の骨が丸ごと入っているので危ないことこの上ない。こんなに骨が入っていたらバーガーとして食べられんやんけ。゛(`ヘ´#) ムッキー トルコ人はこれを美味しいと思って食べているのか?ちなみに買った人は全員同じ意見である。お金もったいなかったなあ。これってエロールの知り合いがやっているので義理で買ってきたのか?正直こんなまずいものを薦めること自体おかしい。
 デザートもが運ばれてきていたんだが、皿にまんじゅうみたいなものが3つのっている。(ケマルパジャ/Kemalpasaというカステラにシロップを浸したようなお菓子)早速手をつけてみるが・・・・
あまっ!!!( ̄△ ̄) !! なんじゃこの甘さは!!(ToT)スポンジ状のものがむちゃくちゃ甘い汁につけてあったみたいで、かむと中からあまあまの汁があふれ出てくる。これはしゃれにならない・・・。さすがに全部食べることが出来ず、1つで断念。
 ツアーのほとんどの人は食べることが出来ず、自分と同じようにしゃれにならない状態だったらしいが、ただ一人、あれがとても美味しかったと言っている人がいた。(誰だったか覚えていない)今後の食事は全部今回のようなパターンで前菜、サラダ、メイン、デザートという形になるようだ。(14時)
 ここから少し走ってトプカプ宮殿(Topkapi Sarayi)に到着。中にあるハレムには入れないらしいが(一日の入場制限があるのでチケットがなかなか買えないらしい)、宝物殿には入れるようだ。もちろんこれは別料金で10リラとなっているようだ。まあせっかくここまでやってきたんだから入ることにしよう。かなり有名なものもあるみたいだからね。スプーン屋のダイヤモンドや短剣がすごいらしい。最近日本でこの短剣が公開されていたらしい。
 ここにもまた荷物検査と金属探知器があったが、今回は三脚をエロールに預けているので問題なく通過。まずは入口付近に置いているトプカプ宮殿の模型で建物の説明を受ける。「1番目の道が・・・、2番目の道が・・・」と説明しているんだが、この番号って何?しばらくして、門から放射線状に延びている通路の番号だと言うことが分かった。それぞれの通路がそれぞれの建物につながっているようだ。中央の道の先には幸福の門があり、その奥の謁見の間でいろいろな国の王と会っていたらしい。このあと順番にこれらを回っていくようだ。
 通路を抜けてから外周に沿って歩いていく。エロールから「トルコ人はもともとモンゴルからやってきたのでアジア人です。でもアジア人とは顔が違いますね。これはヨーロッパ人との混血が進んだからこういう顔立ちになっただけで、元々はアジア人です。だから、この後に見ていくものはほとんどがアジアのものです。」と説明がある。なんか異常にヨーロッパ人ではないということにこだわっているなあ。(^_^;;(このあともEUには加盟しない方がいいとか、反ヨーロッパ的なコメントが多かった)たしかに元の時代にモンゴル民族はここまで攻めてきて国を造ったんだから、モンゴル民族の血は流れているだろうけどね。
 続いて陶磁器の展示されている建物へ。ほとんどが中国のものだが、4つだけ日本のものがあるらしい。中にはいるとかなりの量の陶磁器(ほとんどが磁器)が並んでいるんだが、あまり興味を惹かれるものはない。奥の方に日本のものが並んでいたが、これまたあまり興味は惹かれない。ちなみに並んでいるのは有田焼と伊万里焼である。隣の部屋に行くと、そこは細かな彫刻が施された大きな銀製品が並んでいた。建物や武器、動物などなかなか見応えがある。(^_^)
 ここから幸福の門を抜けると国王しか入れなかったエリアになる。門の脇にある段には以前王様に逆らって処刑された人の首が並べられていたらしい。(エロールの話であるが、ほんとかなあ?)中に入るとまず正面に謁見の間と呼ばれる建物が見えてきた。建物の壁は青を基調としたきれいなタイルで飾られている。壁の一部に水が流れるところが作られており、声が外に漏れないようにしていたらしい。残念ながら窓には目張りがされていて中をのぞくことができない。
 続いて小さな部屋に案内される。中に昔の衣装が展示されているので見てくるように言われる。どうやらここは中での案内がないようだ。順路に沿っていくと人が多いので反対方向から見ていく。時代が古くなるにつれて中国っぽくなってくるのはやはりモンゴル時代の影響が残っているんだろう。しかしなんか服がどれも大きいなあ・・・。(後で聞くと、もともとだぶだぶの服を着ていたので大きなサイズだったようだ)
 みんなが出てくるのを待っていると、なんか急に笑い声が聞こえてきた。どうしたんだろう?話を聞くと、柱のところでアキレス腱を伸ばしたり柔軟体操していたら、気分が悪くて柱にもたれかかっていると思われて声をかけられたらしい。(^_^;;(これが誰だったのか覚えていない)みんながそろったところで移動開始となるが、ここから宝物殿に入るので、券を買っていない人は表で待っているようだ。
 部屋の中には壁に沿って装飾品が並んでいた。土台には金や銀が使われ、ふんだんの宝石がちりばめられている。すごいねえ・・・。しかし事前に説明があったスプーン屋のダイヤモンドやトプカプの短剣が見あたらないなあ。( ̄~ ̄;) ウーン どっかに貸し出しでもしているんだろうか?エロールさんがそれぞれの装飾品を足早に説明してそうそうに外へ。「これで終わり?」と思ったら隣の部屋へ。どうやらいくつかの部屋に分かれているようだ。
 こちらもかなりすごい装飾品が展示されており、エロールさんが次々に説明をしていく。説明を聞くよりはじっくり見たいものを見た方がいいやと思ってよさげなものをじっくりと見ていく。やはりこういうところをツアーで来るとこんな感じになってしまうんだなあ。(^_^;;
 4つ目の部屋にはいると、その正面に大きなダイヤモンドが飾られていた。これがこの原石を拾った漁師が市場でスプーン三本と交換したことからこの名前が付いたと言われる86カラットのスプーン屋のダイヤモンドか。
でかっ!!すごっ!!(^◇^ ;) ほぇ〜 中心のダイヤモンドの周りにある小さなダイヤモンドも普通のものよりはでかいんだが、小さく見えてしまう。もちろん写真撮影は禁止なんだが、ガードマンの隙を見て写真を撮っている人がいる。自分も撮りたいが、さすがに一瞬ではうまくとれそうにないからなあ・・・。(ToT)他にも大きなエメラルドがつけられたトプカプの短剣などもあるが、やはりあのダイヤモンドが一番すごい感じだ。
 結局4つの部屋を20分ほどで足早に見て回ったが、もっと時間がほしかった。まあしょうがないんだけどね。しかし10リラだけど、入る価値は十分あった感じだ。外に出ると他の人たちはベンチでくつろいでいた。
 ここからレストランの方に進んでいくと、眼下に川に沿った町並みが見えてきた。なかなかいい眺めだなあ。レストランの脇の道を進んでいくと、なんかロープが張られていて先に進めないようになっていた。なんでこんな所にロープが張られているんだろう?とりあえずここで写真を撮るしかないなあ。
 この眺めをバックに写真を撮ってもらおうと思ったが、なにやら中国人と思われる男性が写真を撮ってもらおうとしてその場所のど真ん中を占領している。
何をやっているんだ?さっさと撮れよ、むかつく〜〜〜!!゛(`ヘ´#) ムッキー 構図にこだわっているのか、人が全く入らないようにしようと思っているのか知らないが、なかなかシャッターを切らない。ばっかじゃないのか?もっと時と場所を考えろよな!!そうこうしているうちにエロールが先に行ってしまったので風景の写真だけを撮って後を追いかける。
 次の場所に行くのかと思ったが、単に建物の反対側に回り込もうとしていたらしい。しかしどうも映画の撮影が行われているみたいで、それで中に入れないようにロープがされているようだ。しょうがないので先ほどの場所に戻ることになるが、さっきの中国人がまだ写真を撮ろうとしていた。マジで何をやってんだか・・・。(_ _ ??)/◇ ワカラン・・・ かなりこだわって写真を撮っているわりには普通の構図でおもしろみも何もないようなのが間抜けだ。(^_^;; 風景の中央に自分が立っているという普通のスナップ写真である。
 ここからチューリップの庭を抜けて歩いていくと視界が開けて(バーダット・キョシュキュという展望台)眼下にイスタンブールの町並みが広がる。おおっ、いい眺めだ!!眺めを堪能しているとどうやら山野辺さんが行方不明になってしまったらしい。無線で連絡を取ってなんとか合流を果たす。「気が付いたらみんながいなくなっていたんですよ・・・」って、添乗員がそれだとまずいでしょう・・・。(^_^;;
 ここからいろいろと細かい展示室を見ていくが、あまり興味を惹くようなものではない。いろいろと説明したいし、見てもらいたいんだろうが、どうせならもっと的を絞って説明してくれた方がいいんだけどなあ・・・。はっきり言ってこんなに駆け足だと、何を見たのかほとんど記憶に残らんぞ。まあ、これがツアーなんだろうけどね。(^_^;; 青いタイルがきれいに貼られた部屋、教会のような所、歴代の王様の肖像画が展示されているところなどだ。
 続いて訪問客がやってきたとき、謁見までの間待機する部屋を見ていく。この部屋にはこっそりと話を聞くためののぞき窓が造られていたらしく、壁に穴が開いている。もちろん当時は絵などが飾られていて分からないようになっていたらしい。ここでは声がよく聞こえるように、他の建物にあったような水を流す設備はない。これで一通りの説明が終わったようで、先ほどの幸福の門の脇のベンチで休憩。(16時半)いや〜、まじで疲れたよ・・・。(-_-)
 これだけの規模のところを2時間くらいで一気に見てまわるというのはちょっと無理があり過ぎといった感じ。エジプトの考古学博物館もかなり広かったが、あのときはかなり場所を絞って説明を受けたので、まだよかったんだけどね。見せたい気持ちは分かるが、ちょっと多すぎだろう。特に最後の方で説明していたところは別に見なくてもよかった感じなのでその分、他のところで時間を使ってほしかったなあ。
 15分くらい休憩してから出口に向かっていると地元の学生が声をかけてきた。「ニーハオ!」・・・中国人じゃないぞ〜〜〜!!ここで結婚式をしているカップルがいて、エロールがその写真を撮っている人に声をかけている。どうしたんだろうと思ったら、ここで集合写真を撮っていくらしい。(結局このとき撮った写真については購入などの話もなく、なんのために写真を撮ったのかも分からない(?_?))門を出てここからバスに乗るのかと思ったが、次の場所までは歩いていくらしい。
 宮殿の塀に沿って続く石畳の道を歩いていくが、なんか道路が工事中であまりいい雰囲気ではない。工事をやっていなかったらいい雰囲気みたいなんだけどなあ・・・。道と塀の間に沿ってホテルのような建物が建っているんだが、このうちの一つは有名な人が泊まったことがあるホテルのようだ。10分ほど歩いて陶磁器のお店・FIRCAに到着。(17時)
 さっそくお店の中にはいると、日本人と思われる女性が案内にやってきた。地下一階にはカッパドキアの有名な陶芸家の作品が展示されており、一階にはその弟子の作品が展示されているようだ。「まずは作り方の説明をしますのでこちらへどうぞ。」と案内されたのは地下一階のちょっと小さめの部屋。正面には足踏みろくろが設置されている。
 しばらくすると男の人がやってきて陶器の説明を始める。どうやらここでロクロの実演をしてくれるようだ。簡単な説明のあとでロクロに土をセットして作業開始。こっちでは普通なのか知らないが、ロクロを蹴る足の動きが反対である。(?_?)(普通は手前に足を蹴って右回りに回すと思うんだが、逆方向に蹴り出して左回りにロクロを回している)
 徐々に形が出来てくると、「さて、何を作っているか分かりますか?正解者には景品がありますよ。」と説明がある。みんな適当な事を言っているが、最後に眼鏡の女性が「水差し」と言ったところで正解となる。といっても実際はワイン入れだったようなんだけどね。
「このようなものを造るときに、きちんとあった蓋を造れるようにならないと結婚できないと言うことになっています。」と冗談か本当か分からないような話も出る。(実際に後で作品を見たが、蓋はかなり甘く造られている)
 ある程度形を整えたところで完成となり(どう見ても未完成(^_^;;)正解者へプレゼントといってそのまま渡される眼鏡の女性。おいおい、せめて乾かせよ・・・。(結局返却したんだと思う)正解したのになぜかなんかやってくれと言われ、「さくら」を歌うことに・・・。このあと下絵や絵付けの説明があって説明は終了。
 展示されている作品を見てみるが、値段がかなり高い。( ̄△ ̄) !!小さなものでも数万円〜という感じなのでとてもではないが買う気は起きないぞ。(^_^;; これが普通なのかどうか分からないが、作品の出来にしてみたらちょっと高すぎるようにも思うんだが・・・。
 部屋の一角になんか異様に青い(?)ものがあると思って見てみると、どうやらこれがトルコブルーの磁器らしい。ちょっとこれはドキツすぎないか?たしかにこんな色で焼き上げるというのはなかなかすごいと思うんだが、まだ鑑賞するには耐えられるとしてもこの皿で食事は取りたくない。(^_^;;
 さすがにちょっと自分が買うようなものはないと思ってお店の外へ出ると、他の人も大部分が店の外でくつろいでいた。やはり自分と同じような感覚なのかな?しかし今回のツアー客は誰か一人くらいここで買ったのかなあ?(ちなみに最終日に分かったことだが、買っていたのは眼鏡の女性と神戸の親子くらいだった)しばらく他の人と話をしていると女性陣は隣のトルコ石の店へ。やはり女性陣は陶器よりも宝石の方に興味が惹かれるようだ。
 しばらくしてエロールがお店から出てきたが、横の店に行っている人たちを見て
「ここは偽物だから買わない方がいいです」と言ってそうそうに引き上げさせる。しばらくしてバスがやってきたので出発。(17時55分)
 出発してすぐに
「私が紹介する以外の店で買うなら買ってもかまいません。ただそれが偽物だったとしても文句を言わないで下さい。でも私がこのあとちゃんとトルコ石の店に連れて行きます。そこだったら間違いなく本物ですのでそこで買った方が安心です。」としきりに説明している。まあ、ガイドが紹介していない店で買ったものが偽物だからといってガイドに文句を言うのは筋違いだが、なんか異常に紹介する店にこだわっているなあ。まあバックマージンがあるので、紹介した店で買ってもらいたいのは分かるけどねえ。(^_^;; しかしさっきの店は本当に偽物だったのか?一瞬で偽物と言い切るほどトルコ石の偽物ってすぐに分かるのかな?うーむ・・・。(_ _ ??)/◇ ワカラン・・・ (ちなみにこの後、絨毯、革製品、トルコ石のお店に行くことになるが、確かに本物だろうが値段的にはおそらく1割くらい高い感じになっていると思われる。まあ、安心料と思えばそのくらいはいいんだけどね。)
 いまから夕食のレストランに向かっているようなんだが、お店は昨日泊まったホテルの方向にあるようで、朝通った道を引き返していく。タルラバシュ通り(Tarlabasi Bul)を走っている途中で、「この辺りは
オカマが多いです。あっ、あそこの赤い服を着ている人はオカマですね。」と建物の前に立っている人を指して説明している。なんかほんとに普通にいるんだなあ。ちょっと遠いから顔までは分からないけど。30分くらい走って夕食のレストラン「Kebap House」に到着。(18時20分)店の前にはセブンイレブンがあった。トルコにもセブンイレブンがあるんだ。
 まずは昼と同じように飲み物の説明がある。「ビール6リラ、ジュース5リラ・・・」昼と同じくらいの値段だけどちょっと安い感じかな?とりあえずビールを頼むことにしよう。ビールはグラスに入って出てきたが、ジュースは缶のまま運ばれてきた。うーむ、なんだかなあ・・・。(^_^;; テーブルに置いているナンのようなものをつまみにみんなと話をする。前に座っているのはちょっと年配の夫婦(70歳くらいの夫婦で、観光地ではいつも一緒に写真を撮ってもらったりととても仲のいい夫婦でチャーミーグリーンのコマーシャルに出てくる老夫婦みたいな感じだった・チャーミーの夫婦)だ。
 まずは前菜として総菜盛り合わせという感じのものが出てきた。さて・・・まずっ!!うーむ・・・。(ToT)これがこっちの味なのか?続いて出てきたのは小さな(長さ5cmくらい)ピザのようなものだ。味はおいしいわけでもなく、まずいわけでもなくといった感じ。というか、ほとんどパンのみの味しか感じないんですけど・・・。(^_^;; しかしこんな小さなモノが一つ?勘弁してよ・・・。数が少し余ったようなのでもう一つもらうことが出来たが、それでもぜんぜん量が足りない。他の人からもう一つもらうが、それでもたいした量ではない。
 続いてメインの料理が運ばれてきた。今回のメインはチキンのシシカバブで、それにバターライスとトマト、唐辛子が付いている。唐辛子を食べてみるとほとんど辛くないんだが、時々当たりがあるみたいで、死にかけている人が数名。ありがちだなあ・・・。(^_^;; チキンはこれまた普通といった感じでおいしいとはとてもいえないレベルだ。昨日食べたピザの方が数倍おいしかったなあ。せっかく期待していたのに・・・。(ToT)
 食事を終えて飲み物の料金を払うことになるが、先ほど言った額よりも高くなっている。さっきはビール6リラ、ジュース5リラと言っていたんだが、それはドルだったらしく、ビールは8リラ、ジュースは7リラになっていた。なめてんのか?゛(`ヘ´#) ムッキー ちょっと納得できないまま支払いを済ませる。こんな価格だったらもう飲み物は頼まない方がいいかもしれない。
 出発まではまだ少し時間があるようなのでセブンイレブンをのぞいてみる。ここでは先ほどのジュース(
7リラだった)が1.5リラで売られていた。コンビニでこの値段と言うことはスーパーではもっと安いし、仕入れは1リラを切っているって事だよなあ・・・。完全になめきった価格だ。現地の人はいくらレストランの価格といってもこんな値段で飲むとは思えないので、どう考えても観光客価格だな。まじでむかつく。(-.-”)凸 ウリィ ここで水を購入してからバスに乗り込む。(7時40分)
 もともとはこのままバスで駅に向かう予定だったんだが、昼に「遊覧をかねてフェリーで行きませんか?」という提案があっていた。そのときの話ではみんなフェリーに乗りますねと言うことだったんだが、実際に料金の支払い(20リラ)の時点では「船には弱いからバスで行く」という人が何人かいたようだ。しかし「みんなフェリーで行くからバスは駅には行きませんよ。」ということでみんなフェリーに乗ることになったようだ。最初は荷物をバスで運ぶと言うことだったのになんか自分で運ばなくてはならなくなったようだ。今回のツアーでバスの手配が間に合わなくてイスタンブールの観光用にレンタルしたみたいだから少しでも早めに返したいのかな?(?_?) しかしもともとツアーの行程に入っていたルートを選択できなくなると言うのはちょっと問題だよなあ。まあ、自分はフェリーに乗ろうと思ったからいいんだけどね。(^_^;;
 かなり渋滞しているため、予想以上に時間がかかってなんとかフェリー乗り場に到着。(20時)「いっぱい船が止まっているが、どの船なんだろう?」と思っていると真っ暗の船に荷物を積み始めた。この船?どうやら船は貸し切りみたいである。
 船には室内もあるんだが、せっかくなので後ろの屋外のベンチに座って出航を待つ。まずは左手に夜の町を見ながらボスポラス大橋(Bogazici Koprusu)の方へ。きれいな吊り橋でなかなかいいんだが、動いているのでスローシャッターではとれないし、もちろんそのままでも撮れない。感度800くらいないとちょっと無理かな?(ToT)途中にある宮殿からはコーランが聞こえてきて異国情緒がいい感じだ。橋の下を抜けたところでUターンして駅の方へ。なんか山野辺さんの姿が見えないと思ったら、船首の方で荷物が落ちないように(船首のところにまとめて荷物を置いているが、簡単にロープで止めているだけなのでちょっと危ない)見張っているせいで動けないようだ。(^_^;;
 ちょっと寒くなってきたので長袖を取り出して着込むがそれでもやはり寒い。やはり日がない間はかなり冷え込むようだ。適当に船内をうろついて写真を撮ったりしていると1時間くらいして港に到着。目の前の建物がハイダルパシャ駅(Haydarpasa Gari)らしい。(21時半)列車の出発は22時半で、22時くらいから乗車できるようなんだが、それでもまだ30分くらいある。
 荷物を一カ所に固めてからしばらく自由行動となるが、さすがに山野辺さん一人にこれだけの荷物の番をしてもらうのはちょっと無理だろうから二班くらいに分かれて行動することにした。少し待っているとエロールが現れて、「もう乗ることが出来ますので移動します」と言ってきた。また強引な交渉をおこなったのかな?(^_^;;まあ、ありがたいんだけどね。(^_^)
 早速移動を始めるが、何人か付いてきていない。あれ?山野辺さんもいないぞ。「自分が見てきます。」ということでさっきのところに戻ると数人が鞄の番をしていた。どうやら3人がまだ戻ってきていないようだ。
 ふと見ると近くに旅行者のものと思われる鞄(普通のボストンバッグ)が山積みされている。荷物番もいなくて普通に置かれているだけだ。
「入っている荷物はおそらく大差ないだろうけど、こっちのハードケースだったら盗まれるだろうなあ・・・。(^_^;;」とか話をしているとやっと3人が戻ってきたのでみんなと合流。
 まだみんな店の前にたむろっていたのでせっかくだからビールを買うことにする。500ml二本で4リラである。レストランだったら一本でもこの倍以上するのにね。なんかお店が数軒あるので競争しているのか客引きのアピールがなかなかすごい。(^_^;;
 自分たちが乗るのは列車3、4、5両目となっているようだ。4両目と5両目の間に食堂車があるようなので数名はちょっと離れてしまうようだ。まあ、列車に乗ったらあまり関係ないかもしれないけどね。ここで部屋番号の確認をしてから簡単な説明がある。トイレは出発までは使わないこと(下に垂れ流しなので)、紙は流さないこと、冷蔵庫の中のものは食べていいこと(入っているものは部屋によって違うらしい)など聞いてからさっそく部屋へ。部屋は3両目の3、4番で、隣は眼鏡の女性と連れの女性(旅行先で知り合って一緒に行動するようになったらしい大阪の女性で、ビデオカメラをしょっちゅう撮っている。後日たこのことでおもしろいことを言っていた・たこの女性)で、反対側は結構年配の夫婦(75歳と74歳の夫婦で旦那さんは普段ほとんどしゃべらない。後でバスの中で雨漏りがするという事件が起きたときにかなりの大声で雨や!!と叫んだのが最初に聞いた言葉だったかもしれない・雨やの夫婦)だ。
 部屋は事前に調べていたとおりあまり広くはないが、まあ十分といった感じか?ちょっと広めのシートが二つあり、その上に2段ベッドが設置できるようになっている。反対側はテーブルになっていて、その下には冷蔵庫があり、横には小さな洗面台がある。冷蔵庫の中を確認すると、チョコレート、ジュース、水、スナックが入っていた。
 荷物の整理を終えて一段落したところで列車の先頭に行って記念撮影。出発まではトイレを使わないようにいわれていたんだが、気にしないで使っている人が数名。(^_^;; そのまま下に垂れ流しなんだからちょっとは気にしてよなあ・・・。部屋に戻ってビールを飲んだりしてくつろいでいるとやっと出発となった。(22時半)
 食堂車に行ってみてもよかったんだが、ここからでも十分景色を堪能できるし、あまり動く気も起きなかったのでこのまま部屋でくつろぐ。窓の外に町明かりが見えてなかなかいい雰囲気だ。夜景を眺めながらビールを飲んで就寝。(23時)さすがに夕べはあまり眠れなかったせいか横になるとすぐに眠りに落ちていった。(−−)zzz.。ooOO○
 01 タクスィム広場の銅像の前で
 02 現役の路面電車
 03 手動のエレベーターを降りる
 04 ホテルの玄関にある魔よけ
 05 オベリスクをバックに
 06 ブルーモスク
 07 死体を洗う台
 08 モスクの内部 天井から多くのランプがつり下がっている
 09 お祈り・・・(^_^;; 立ち入り禁止の中で
 10 ブルーモスクを望む
 11 ライトに照らし出される地下宮殿
 12 何をお祈り?(^_^;;
 13 アクマの顔に見えると言われている大理石の模様
 14 半分はげ落ちてしまった壁画
 15 お土産屋に売られている日本語のガイドブック
 16 今日の昼食・・・ちょっと悲しい(。>_<。) えーん
 17 鯖バーガー・・・もっと悲しい( ・_;)( ;_;)( ;_;)(>0<)ワーン
 18 トプカプ宮殿のミニチュア
 19 展示されている銀製品 なかなか細かい作品ですごかった
 20 イスタンブールの町を見下ろす
 21 きれいな青のタイルの貼られた壁
 22 ロクロで成形中・・・
 23 今日の夕食・・・味は普通だけど量が少なすぎ(ToT)
 24 クルージングのボール
 25 船尾で気炎撮影 バックに橋が見えていたんだが、写真には写らない
 26 船首で荷物番をしている山野辺さん
 27 ハイダルパシャ駅の建物
 28 いよいよ列車に乗り込み
 29 今日乗る電車の先頭車両
 30 ビールを飲んでまったり
 31 列車の様子 いす、通路、冷蔵庫、洗面台