大満喫!トルコ8日間

その2 いよいよトルコに到着 トルコ料理はうまいっ!!


09月27日  50km
大阪府→タシケント(Tashkent)→イスタンブール(Istanbul)
 「なんだこの警報は!!(◎-◎;) ビクッ」とびっくりして目を覚ますとどうやらこの音は目覚ましの音だったみたいだ。もっと使う音を考えてくれよ・・・。おかげで目が覚めたんだけどね。(^_^;;(5時)「服は乾いているかな?」とチェックすると・・・やはり乾いていない。(ToT)まあしょうがないと、ドライヤーを当ててしばらく奮闘。なんとか乾かす事が出来た。
 昨日買っていたおにぎりで朝食をとり、時間を確認。事前に調べたタイムテーブルから行くとホテルを出るのは6時くらいでもいいんだが、バス乗り場がよく分からないかもしれないので早めに行っておいた方がいいだろうと思って5時半に部屋を出る。チェックアウトをすませてから駅までのルートを確認して出発。
 10分ほどで駅に到着。これなら梅田には早めに到着できそうだ。・・・と思ったんだが、なんか出ている案内の到着時間はすべて6時以降となっているやん。あれ???(?_?) もしかして阪急って6時からしか動かないのか?なんだ、それなら事前にチェックしていた時間通りにやってくればよかった。(ToT)6時になってやっと電車がきたと思ったが、隣のホームである。梅田行きの電車がやってくるホームが二つあったのでどっちか分からず2番ホームにきていたんだが、失敗したなあ・・・。と思っていたらこっちにもすぐにやってきた。若干遅いけどまあよしとしよう。
 5分くらいで梅田に到着。バス乗り場へいくとすでに10人くらいのお客が並んでいるが、まず乗れないと言うことはないだろう。乗車券を買って10分くらいでバスがやってきた。バスに乗り込んでしばらくして出発。流石に寝不足なのか、出発してすぐに眠りに落ちてしまい、起きるとすでに関西空港に到着するところだった。
 待ち合わせは団体の窓口となっているんだが、まだ集合時間まで1時間くらいある。荷物もあるし、することもないので待ち合わせ場所の近くのベンチに座って休憩。団体ツアーに参加すると思われる人たちが結構いるんだが、どの人が同じツアーの人なのかさすがに分からないなあ。みんな同じようなハードケースを持っているだけだし。バイクの場合は
荷物とかメットの有無ですぐに分かるんだけどね。(^_^;;
 自分の横のいすにも荷物を置いているんだが、ふと気が付くと空いているいすの隙間に腰をかけているおばさんが一人。はっ?(?_?)なんで荷物を置いているのに普通に座っているんだ?普通はせめて声をかけるもんじゃないのか?信じられん・・・。(^◇^ ;) ほぇ〜
 受付は8時5分からとなっているが、すでに受付を始めているようだ。なんか列もできはじめているようなのであわててカウンターに行って列に並ぶ。ここで今回このツアーに参加する人たちの顔ぶれがある程度分かったが・・・・なんか年配の人が多いぞ。っていうか、自分と近くにいる一人参加の女性(30歳くらい・以後それぞれの人の名前が分からないので後から分かった情報から適当に表記している・あーさん)以外はみんな
50〜60歳以上?まじで?よく確認してみると、親子連れの娘さんと思われる20歳くらいの娘がいるけど、やはり他はみんな年配といった感じだ。まあ平日出発のツアーだから普通の人はたしかにあまりこれないか・・・。とりあえずどんなメンバーなのか正確には着いてみないと分からないな。隣には最初に参加しようと思っていた阪急交通のトルコツアーも受付しているしね。
 ちなみに今回はJTB旅物語(電話や新聞及びインターネットのみの紹介ツアー)の「大満喫!トルコ8日間」というツアーに申し込んでいる。最初考えていたのは阪急交通の同じようなツアーだったんだが、同じ値段でJTB旅物語でのツアーを発見。こっちには寝台列車での移動ベリーダンス付きの夕食(阪急交通ではオプショナルでもなかった)が入っていたし、観光場所もほとんど同じだったんのでこちらに変更した。寝台列車での移動の方が時間も稼げるしね。
 「今回、添乗員をさせて頂く山野辺です。よろしくお願いします。」と、受付をしていたのは今回の添乗員だった。年齢は自分と同じくらいかな?原油の高騰のあおりを受けて追加料金として7500円かかってしまうがこれはしょうがない。(ToT)ここで搭乗手続きまで終わるのかと思ったが、搭乗手続きは自分でやらないといけないようだ。搭乗手続きの場所と待ち合わせを聞いてからチェックインカウンターへ向かう。
 言われた場所のカウンターに行くが、どうやら場所が違うようだ。(^_^;; 山野辺さ〜ん!説明の場所と違うやん!!こらー \(`o'゛;) 受付カウンターは言われた場所の反対側のようだ。荷物を預ける人が前にいたんだが、先に進むとなぜか
ハードケースが4つ並んでいる。???(?_?) なんでこんなところに置きっぱなしになっているんだ?前に並んでいた人は荷物を置いたまま、さっさと先に進んでしまっているではないか。「何やっているんだ?」と思っていると、その中の一人が気が付いたみたいで、「おい、鞄は自分で持っていかんといけんみたいだぞ!」と言って戻ってきた。おいおい、そんなんあたりまえやん!!笑わせてくれるよなあ・・・。(^_^;;
 チェックインを完了してからさっそくゲートに向かう。米ドルは50ドルくらい残っているから換金はいらないだろう。荷物チェックを受けて、今度は忘れないように靴を脱いで無事に通過。出国手続きを終えてやっと一段落だ。しばらく搭乗ゲート付近のベンチでくつろぐ。
 「そういえば機内ではビールとか飲めるんだろうか?」と不安になり、係の人に聞いてみるが、よく分からないみたい。色々調べていると、機長らしき人がやってきたので英語で聞いている。すると「アルコールは出る、一杯飲んでも大丈夫」と返事が返ってきた。よかったよかった、持ち込む必要はなさそうだ。(^_^)前にエジプト航空に乗った時はわざわざ買って入ったからなあ。(^_^;; それからしばらくして飛行機に乗り込む。(9時45分)
 飛行機が小さいせいか、席は2列、3列、2列の7列シートとなっている。座席のアルファベッドが普通と違っていて、窓際がAB、中央がCEG、反対の窓際がHJとなっている。なんか変なの。(^_^;;
 自分の席は23Eと真ん中辺りだが、一番後ろのシートなので背もたれを気にしないでいいのがうれしいところだ。自分は真ん中の中央で左横があーさん、反対側はなにかのツアーか個人旅行か分からないが、日本人女性が座っている。山野辺さんが参加者を確認している場所を見ると自分の前方辺りにいる人たちがツアーの参加者みたいである。
 しばらくするとフライトアテンダーがジュースを運んできた。離陸前にジュースのサービス?(?_?) なんか不思議な感じなんだが、せっかくなのでもらっておくことにしよう。・・・なんでこんなにぬるいんだ?変なの。(^_^;; しばらくしてテレビが出てきたが、なんか画面がちらつくし、液晶が古いのか角度があるせいでほとんど見えないではないか・・・。この飛行機大丈夫か?
 右隣にいる女性は飛行機が初めてなのか携帯電話は使いまくって(ちなみに時間を確認するたびに携帯の電源を入れていた)注意されるし、離陸前からシートを倒して元に戻させられるし、テーブルを出したままにしていて元に戻されるし・・・。(^_^;; なんだかなあ・・・。
 10時15分に出発となっていたが、なんかまだ出発できそうにない。さすがに寝不足なのか、またまた眠気が襲ってきてダウン。(v_v) スヤスヤ ・・・あれ?(?_?) まだ動いてないやん。まだそんなに時間が経っていないのかな?・・・って、もう10時45分やん!!( ̄△ ̄) !!30分経っているのにまだ離陸していないのか?それからさらに15分くらいしてやっと離陸だ。(11時)
 30分ほどしてやっと水平飛行となってドリンクサービスが始まった。「やはりまずはビールだろう!」と注文すると、出てきたのはアサヒビールだった。(ToT)なんだ、現地のビールを期待したのに・・・。つまみにピーナッツが配られるがあまり美味しくないので、もってきていたつまみでビールをいただく。さっきのジュースもそうだったけど、これもあまり冷えてないなあ。こっちではこんなのが普通なのかな?
 それからしばらくしてから食事が運ばれてきた。(10時45分)メニューは魚か肉ということなので肉の方を注文。メインの他には野菜のサラダとカニかま?のサラダ、ケーキといった感じだ。味はまあ普通といったところなんだが、飲み物を持ってきてくれないのがちょっとつらい。ウズベキスタンでは食事中には何も飲まないのが普通なのか?さすがに待てないので持ってきていた水で我慢する。食事が終わるころになってからやっとドリンクサービスがやってきた。遅いよ・・・。(ToT)(12時15分)
 山野辺さんがやってきてイスタンブールに到着するまでの大まかな予定表を持ってきた。最初に渡してくれればいいのにね。ここからのフライトは8時間半、タシケントで乗り継いで5時間となり、到着は19時過ぎになる予定だ。タシケントで飛行機を降りたときに乗るバスを間違えないようにと注意を受ける。一つはタシケント到着用なのでそのまま入国手続きになってしまうので、乗り継ぎ用のバスに乗らないといけないようである。
 イスタンブールの到着は夜なので、飛行機では起きていようと思っていたんだが、することもないし、かなり眠たいのでもうあきらめて寝ることにする。テレビは画像が変だから見れないし、本もだいたい読んでしまったからなあ・・・。(ToT)こんな時にパソコンでも使えると時間をつぶせるんだけどね。(13時)
 体勢がきついせいか、あまりよく眠ることが出来ないままだらだらと過ごす。ふと目が覚めて時間を確認すると15時になっていた。まだ2時間かよ・・・。この後も寝たり起きたりあーさんと話をしたりとだらだらしていると、やっと食事の準備が始まった。(17時15分)
 今回はサンドイッチとフルーツだけなんだが、サンドイッチは箱やケースに入れられているわけではなく、
ラップにくるまれているだけだ。そういえば前の食事も蓋はプラスチックなどではなく、ラップされているだけだったなあ。この航空会社では普通のことなのかな?(?_?) 最近では珍しいように思うんだけど。(^_^;;
 食事を終えてしばらく話をしていると、窓際におばちゃん達が集まって外の景色を見ている。話し声の内容から外に大きな山脈が見えているらしい。窓際に座っている一人(自分の前の列の左端)が外の景色のことを言ったらしく、ちょうどトイレに行っていた女性(自分の同じ列の左端で隣は空席)のシートを占拠して外を眺めている。おいおい、知らない人の席まで入り込んで見るか?(^_^;; しばらくしてトイレから戻ってきた女性が
その様子を見て苦笑い。どうしようかと困惑している感じである。(ToT)その女性に気が付いたおばさん達が「あ、ごめんな」と謝るが、「いえ、いいですよ、もっとゆっくり見ていただいて・・・」と、まあ普通は社交辞令でそういうだろうなあ・・・。
 飛行ルートを確認すると現在ヒマラヤ山脈の北側を飛行しているようなので見えている山脈はヒマラヤ山脈だろう。
いま初めて分かったんだが、途中で中継するタシケントっていうのはウズベキスタンの首都なんだ。(^_^;; ウズベキスタンという国の名前も聞いたことはあったんだけど、国の位置などは初めて知った。もっとヨーロッパの方かと思っていたからなあ。
 そろそろ到着するようで高度が徐々に下がってきたみたい。右横の女性がなにやら入国書類を書いている。「あれ?トルコは入国書類はいらないはずなのにやっぱり何か書かないといけないのか?」と声をかけるとどうやら彼女はウズベキスタンの観光にきたようだ。そしてほぼ予定通りにタシケント空港に到着。(19時10分・現地時間15時10分)出発が遅れた割りには思ったよりも早く着いたなあ。日本はもう日が暮れているだろうが、こっちはまだ明るいままだ。
 空港はかなりひなびた感じで、滑走路の周りは草ボーボーになっている。まあ確かに飛行機の運用には影響ないだろうけど、見栄えが悪いよなあ。止まっている飛行機のほとんどがウズベキスタン航空のもので、他の航空会社のものはあまり見あたらない。山野辺さんからもらった説明書きをみると、ここで写真を撮ってカメラを没収された人がいると言うことらしいので気をつけないと。でもこのひどい状況を撮られたくないから写真を撮られたくないんじゃないのかなあ?(^_^;;
 着陸から10分くらいしてやっとドアが解放。前後両方から降りることが出来るようなので後ろから降りるが、他のツアー客と思われる人たち(自分より前に座っている人たち)は山野辺さんがいる前方から降りたようだ。飛行機を出るとバスが数台止まっているんだが、さて、どっちのバスだ?しばらくして山野辺さんが他のツアー客を先導してやってきた。
 「みなさ〜ん!!こちらのバスに乗って下さ〜い!!」とバスに誘導してくれるが、バスはいっぱいだ。「この後ろのバスに乗った方がいいんじゃないの?」と思っていたんだが、トランジット用に準備されているのはこの一台だけのようだ。しょうがないなあ・・・。(ToT)かなり混み合っているバスに更に自分たちも乗り込んでバスはいっぱいいっぱい状態。とりあえずは少しに間これで耐えるしかないと思っていると、なにやら他のツアーの添乗員がやってきて「○○○ツアーの皆さんはあちらのバスに移動願いま〜す」と叫んでいる。どうやら乗り間違えがあったようだ。これでかなり人数が減ってちょっと落ち着く。よかったよかった。(^_^)残っているのは自分たちのツアーと阪急交通のツアーの参加者がほとんどのようだ。添乗員(山野辺さんと阪急交通の女性添乗員)が○○○ツアーの方はこのバスでいいですからと確認している。
 バスに揺られて少し走ると立派な建物が見えてきた。どっかの領事館みたいな建物なんだが、なにか別の目的で使っていたものを転用したんだろうか?(?_?) しばらく待っていると搭乗手続きを終えた山野辺さんがやってきた。席はバラバラになるらしい。
 やっと登場時間が近づいてきたのか荷物チェックを受けて隣の部屋に移動。もちろん金属探知器があるので靴を脱がないといけないんだが、「靴も脱がないといけないの?」と後ろの人に聞かれてしまう。よくあることなんだけどね・・・。(^_^;;
 しばらくしてやっと搭乗できるらしく、やってきたバスに乗り込んで出発。(16時15分)さっそく飛行機に乗り込むとすでに席はかなり埋まっている。どっか別の場所からトランジットで寄った飛行機なのかな?エコノミーが空いていなかったのか、大半の人がビジネスシートになっていた。先に阪急交通の添乗員がチェックインしたあとに手続きをしたようだが、途中でエコノミーのシートが足りなくて残りの人がビジネスシートに回されたようだ。
 先ほどと同じように離陸前にドリンクサービスがあるが、相変わらずぬるい。そのあとスリッパや毛布を運んできたが、これは正規料金でビジネスシートに座っている人たちだけのサービスのようである。スリッパはいいけど、毛布くらい持ってこいよなあ・・・。しかし前に乗った時にビジネスに座れた時は同じ扱いだったんだけど、この航空会社では違うのかな?ビジネスシートも2-3-2で横幅もちょっと狭めだし(普通は2-2-2だと思う)前後の幅もちょっと狭くて足はゆったり伸ばせない感じだ。
 30分ほどしてやっと離陸。しばらくして食事のサービスが始まったが、まずは正規のビジネス客からのサービスのようだ。(ToT)テーブルクロスがセットされて、料理が運ばれている。トレイにまとまっているわけでもなく皿ごとに個別になっているので、どう考えても自分たちとは食事の内容が違うだろう。
しかしいくらエコノミーの客とはいえ、なんか扱いがぞんざいすぎないか?(-.-”)凸 ウリィ おもむろに自分が座っているシートに足をかけて上の収納部分をあさりだすし・・・。一言くらい声を掛けてからしろよなあ・・・。
 やっとビジネス客へのサービスが終わったようで自分たちの食事も運ばれてきた。(17時45分)メニューの内容はあまり差がないようだが、自分たちのは大きなケースにまとめて入っている。運んでくる時に、近くに座っているあーさんにはなんとテーブルの上に投げていくではないか。なんなんだ!?この飛行機は?いくらなんでもこの扱いはひどいだろう?゛(`ヘ´#) ムッキー 席はいいけど、こんな扱いされるくらいならエコノミーに座ってそれ相応のサービスを受けていた方が気分はよかったかもしれないぞ。
 メニューは鶏肉の入ったハヤシライスのようなスープがご飯にかかったものと、サラダ、パイナップル、パンとケーキという感じだ。スープとかは問題ないんだが、ケーキが美味しくない。しかし相変わらず、食事の時には飲み物が出てこない。もちろんビジネスの人には細かなサービスで飲み物やアルコールが振る舞われているんだけどね。うーむ・・・勘弁してくれよなあ。
 やっと飲み物が運ばれてきたが、食べ物もほとんどなくなっていたのでジュースにする。ちょっと興味を惹かれるビールがワゴンに乗っていたんだけど、まあしょうがない。帰りの飛行機で飲んでみよう。到着まではあと3時間くらい。なんか眠気がやってきたが、ここで寝てしまうと夜がつらいよなあ・・・。でも・・・寝てしまおう。(-.-) Zzzzz・・・・
 目が覚めると3時間近く経過していて到着まであと30分を切っていた。(21時・日本時間=1時)やっと到着かよ・・・。徐々に眼下に明かりが見えてきた。いよいよイスタンブールか。(21時20分、トルコ時間=19時20分、日本時間=1時20分)トランジットの時間も合わせて16時間くらい、長かったなあ・・・。(^_^;;
 このまま入国審査をして荷物受け取りの所に行けばいいのかな?阪急交通の人たちは集まって説明を受けているみたいだけど、山野辺さんは何も言っていないようなのでいいんだろう。列に並んで待っていると、「旅物語のお客さん、こっちにきて下さ〜い!!」とお呼びがかかり、列からはずれて山野辺さんの所へ。ここで初めて今回の参加者が一同にそろった。全部で36名である。
 予想通り参加者の年齢層が高く、ほとんどが50〜60歳と言う感じ。平均年齢は50代後半か、もしかしたら60代にはいるかもしれないぞ。(^_^;; 年齢が低いと思われるのは自分の他にあーさ、親子(神戸から参加の親子で40代くらい・れいなさんの父、母)で参加の娘さん(21歳の大学生・れいなさん)、一人参加の女性(30歳くらいと思われる・カメラマンの女性)くらいだ。うーむ・・・。阪急交通の方はまだ若い人が多いみたいなんだけどねえ。(^_^;;
 「まず、いまから入国審査を受けてもらいます。その先の右と左の壁際に銀行がありますので、そこで換金して下さい。換金は5000円から10000円程度すればいいと思います。そのあと左手の方にトイレがありますので、トイレに行きたい方はそちらに行って下さい。ここのトイレは無料です。その近くに荷物が出てきていますので自分の荷物を確認して下さい。それではよろしくお願いします。」と説明があり、入国審査の列に並ぶ。
 列の短い方へ、短い方へと動いていっていると、一人参加のおばあさん(80歳にはなっていないと言っていたので78、79歳くらいか?・おばあさん)がトルコ人用の入国の列に並んでしまっていた。あれってこのツアーの参加者だよね。山野辺さんに言って呼んでくると、
「短いところに並んでと言っていたから、短い方に行ってたんよ。」と言うことらしい。でもここまで列の長さが違っていたらおかしいと思うだろう・・・。(^_^;;
 入国審査を終えてからまずは現地通貨の換金へ。とりあえず1万円しておけばいいかな?換金レートは118.30で、手数料など(手数料=4.73、BSMVって税金?=0.24)をひかれて113.33新トルコリラ(YTL、イエニ・テュル・リラス、Yeni Turk Lirasi)である。細かい額のお金がほしかったんだが、もらったのは50リラ×1、20リラ×2、10リラ×2と結構大きなお金と硬貨(1リラと数イェニクルシュ、YKr、Yeni Kurus)が数枚。どっかで細かくしないといけないなあ。昨年までは0がいっぱいついた通貨が使用されていたが、デノミが行われて、今年から0の数が6こ無くなって普通になっている。
 預けている荷物はないんだが、集合場所が荷物受け取りの所なのでそっちに行くと、日本のツアーと思われる団体が3組。それぞれすでに荷物を回収してカートに載せていた。やはりみんな荷物が多そうだなあ・・・。みんながそろうのを待っている間、今回の現地ガイドのエロール・ソイデミル/Erol SOYDEMIR(なんかみんなエマールとか呼びそうになっていた(^_^;;)と少し話をする。日本には6年(名古屋の大学で4年、大阪に仕事で2年)いて、2000年6月に戻ってきてからこの仕事をしているようだ。なので日本語が普通にしゃべることが出来るようだが、「〜ですね。」「〜だからね。」とか語尾に「ね」をつけるのがやたら多い。(^_^;;
 荷物の確認をしてから簡単にこの後の予定の説明を受けて表に待っているというバスに移動。途中でバイクを見かけるが、なんか見たことがないメーカーだ。結構大きめのバスに乗って空港を出発。(20時半)このまままっすぐホテルに向かうようだ。
 まずは山野辺さんから現地ガイドのエロールの紹介があり、エロールにバトンタッチ。先ほど聞いたような自己紹介があってから今後の旅の予定やイスタンブールの町の説明がある。すでに真っ暗になっているんだが、所々ライトアップされた尖塔やモスクなどが遠くに見えている。明日その辺りの観光に行くようだ。さすがにかなり大きな都市のせいか走っていく車の数が多い。しかし今回ガイドを読むまではトルコの首都はここイスタンブールを思っていたんだよなあ。(^_^;;
 途中から山を登っていく(Mebusan Yokusu〜Kazanci Yokusu)が、道が狭いので幅がかなりぎりぎりだ。しかも途中に駐車している車も多いので離合するのが大変そう。イスタンブールは七つの丘の上に出来た町なのでこういう坂になったところが多いらしい。こんなところに観光バスが入ること自体がかなり問題のような気もするんだが・・・。途中にお店では地元の人たちが酒を酌み交わしているんだが、この辺りは危ないのでこないようにと注意を受ける。「やって来ていいのはこのドイツの病院から上まで、これより下には行かないで下さい。反対側のタクスィム広場の方は大丈夫です」ということらしい。
 そこからもう少し坂を登ったところでバスが止まる。(21時)どうやらここが今日宿泊するホテル・KEBANの前らしいんだが、こんな所にバスを止めていいのか?(?_?) 車がぎりぎり離合できるくらいの道幅しかないので、もちろんバスの後ろは大渋滞である。(^_^;; しかし後ろに並んでいる車はクラクションを鳴らすでもなく待っているというのもなかなかすごいかも。ホテルの向かいには店が並んでいて、ピリジ・チェヴィルメスィ(鳥の回転焼き)やドネル・ケバブ(回転焼き肉)などが売られている。
 何名かは表の店に水を買いに行っているようだったので、自分も向かいのお店へ。水は500mlで0.4(35円くらい)リラとなっているのでそんなに高くはないと思われる。おつりでもらった硬貨が「100」表示されたものと「10」と表示されたものになっている。「あれ?これおかしくないか?」とお店の人に聞くとこれとこれは同じものだといっているみたいだ。どういうことだ?よくよく聞いてみると旧硬貨(10万リラ)と新硬貨(10クルス)みたいである。なっとく、なっとく。
 ロビーに戻ると既に明日の朝の予定の説明が始まっていた。やばいやばい。分からなかったことは神戸の親子に確認する。明日は7時にモーニングコールでホテルの地下二階(ここから階段で下りていくようだ)で食事。荷物は7時45分までに部屋に出してもらって、8時半に出発となるようだ。その他ホテルのエレベーターの使い方(扉の開閉は手動)、部屋のキーの使い方(入り靴の挿入口に刺す必要あり)、階の数え方(一階はグランドフロアで日本で言う二階が一階となっているイギリス式)など説明を受けてから部屋のキーをもらう。
 部屋は思ったよりも広くていいい感じ。建物は古いけどね。残念ながら窓からの眺めはよくなくて、見えるのは下の道路と向かいのホテルの窓だけだった。荷物を置いてそうそうに出発。あーさんも一緒に行くようだ。(21時)
 通りに沿ってお店がいっぱいあるんだが、さすがに機内食を食べているのでおなかが減っていない。でもせっかくだからどっかに入ってみたいよなあ・・・。まあ、ツアーの食事でだいたい代表的なものは食べられるだろうけどね。
(このときは食事があんな内容だとは知るよしもない(^_^;;)坂を下っていっても行けるところの限界があるので反対方向のタクスィム広場へ向かう。
 広場の中央に塔が建っていて、その周りには像が配されている。その中央の広場を囲むように線路があるんだけど、これって今も使っているのか?でもそんな雰囲気でもないよなあ・・・。昔使っていたのをモニュメントとして残しているのかなあ?時間も結構遅いんだが、まだまだ夜はこれからという感じに人通りはかなりある。
 ホテルの方に向かっているつもりだったんだが、一本道を間違えて(イスティクラール通り)しまっていたようだ。通りの雰囲気が全く違っているのにお店ばかり見ていて気が付かなかった。おおぼけだ・・・。(^_^;; 道は石畳で道の真ん中には線路が通っていて、両側には店が並んでいる。通りの上にはイルミネーションが光っていてなかなかいい雰囲気だ。(^_^)
 むちゃくちゃ甘そうなデザート(バクラワといわれるパイの蜂蜜漬けやケマルパジャというカステラのシロップ漬けなど)が並んでいたり、美味しそうなスープみたいなものがあったり、銀紙に包まれたチョコレートが壁一面にうずたかく積まれているお店(^◇^ ;) ほぇ〜があったりとなかなか楽しい。食べ物の他にもブティックやCDショップなども並んでいる。脇道にもいっぱい店が続いているんだが、ちょっと怖い感じなのでやめておいた方がいいだろう。ある程度坂を下ったところで引き返してホテルに向かう。この途中で神戸の親子と遭遇。やはりもう夜遅いとはいえ、気になって散策しているのだろう。
 ホテルの前の店はほとんどがお店かレストランで、大きな棒状のお肉を焼いているドネル・ケバブがおいしそうだ。ホテルの目の前のお店(LAHMACUN ve ISKENDER SALONU)であーさんが鳥の丸焼きに惹かれていると、お店から店員が出てきて「どれが食べたい?」というようにメニューを見せてきた。さすがにおなかは満足しているんだが、せっかくだし・・・。値段はピザみたいなのが一つ4リラと結構お手ごと価格なので食べていくことにする。
 注文を受けてからパンの準備をするのか、カウンターでパンの生地をこねている店員がいる。一階の席が埋まっていたので二階の席へ誘導される。飲み物は自分がファンタ、あーさんがフレッシュオレンジジュースを注文。ピザの具はミートと注文していたんだが、チーズを入れた方がおいしいといわれてチーズ入りでお願いする。ちなみに言葉は英語やトルコ語や日本語が混じりまくっていたんだが、言葉は通じなくても何とかなるもんだな。(^_^;;
 パンの生地を準備始めたが、なんか普通の生地よりもかなりもちもちしている感じだ。カメラを向けると喜んでポーズを決めてくれる。(^_^)パン生地をのばしてから挽肉を載せてチーズをまぶし、周りの生地を折り込んで準備は完了。それを棒の先に乗せてどうやら竈に入れて焼いているみたいである。焼き上がる間にフレッシュジュースの準備をしているが、オレンジを3つくらい使ってほんとに絞り出している。まさしくフレッシュジュースだ。自分もこれにしておけばよかったかな?
 しばらくしてできあがったピザ(カルシュック・ピデ/Karisik Pideという挽肉とチーズのトルコ風ピザ)が運ばれてきた。うーん、巧そうな香り。(^_^)だけど結構ボリュームがあるので食べられるかな?さっそく一口・・・・・・
うまいっ!!(=´∇`=) ニャン♪これはまじでおいしいぞ。うーむ、うまいうまい・・・。と、食べられるかという心配もなんのその、結局全部食べてしまった。満足満足。おなかも満足して支払いをするが、これ全部で8リラ(600円くらい)だったら全く問題ないな。普通のお店でこれなので明日からの食事に期待だ。
 せっかくなので店員の写真を撮ってからお店の前でも写真を撮ろうとしていると
店員が全員出てきた。いつのまに・・・。写真を一枚撮ると、今度はこっちに来て写真を撮ってみろという風に帽子と包丁を貸してくれてドネル・ケバブのところでもう一枚。このあと、「ここに写真を送ってくれないか」という感じに名刺を渡してきた。(後で写真を送ったんだが、お店にでも飾られているのかなあ?)最初はちょっと怖い感じがしたんだが、思ったよりもフレンドリーな人達だなあ。見た目はちょっとぶっきらぼうみたいな感じなんだけどね。おなかも気持ちも十分満足したしたところでホテルへ戻る。(22時半)
 途中で山野辺さんの部屋のドアが開いていたので話をする。今散策してきたことや食事の話をしていると、さっき広場でひったくりの現場を目撃した人がいたらしい。やっぱり最低限の注意はしておかないといけないなあ。
 部屋に戻ってからシャワーを浴びてさっぱり。もちろん水を飲むとやばいので口に入らないように注意しなければならない。せっかくなので明日の朝も散歩することにしてもう眠ることにする。しかしあれだけ寝ていたから眠れるかなあ?(0時)(−−)zzz.。ooOO○
 01 今回使用するウズベキスタン航空の飛行機
 02 最初の機内食
 03 次の機内食はサンドイッチ ラップにくるんでいるだけなので汁がこぼれてきそう(ToT)
 04 領事館のような建物 近すぎて全体が撮影できなかった
 05 最後の機内食 正規のビジネスシート客とは内容が異なります(ToT)
 06 今回の現地ガイドのエロール 頭は剃っています
 07 高額な価格が表示されたメニュー
 08 タクスィム広場の中央にある塔
 09 チョコレートがぎっしりと積み上げられたお店 ここまで積まんでも・・・(^_^;;
 10 むちゃくちゃうまかったピザ(ちなみに今回の旅行で一番美味しかった)
 11 お店の店員
 12 店の前で記念写真を撮っているとぞろぞろと・・・(^_^;;