バック・カントリー・アドベンチャー その5 雄大な景色のオンパレード!! |
07月06日 218Mile(ダート33Mile) ブルフロッグ(BULLFROG)→モニュメントバレー(MONUMENT VALLEY) |
エアーマットのエアーが抜けていたせいで、体が痛くて目を覚ます。まだ4時だ。空気を補充してから再び眠りにはいるが、4時半に再び起きる。 今日は早めに出発準備をしようとそうそうに服に着替えて撤収は完了。テントはどうせまた出すし、荷物も余裕があるのでたたまないままバッグになおしたので時間も短縮できた。最初からこうしていれば良かったなあ・・・。これだけでも10分くらい時間が違う。(5時半) 準備も完了したのであとはゆっくりと過ごす事が出来る。写真データのバックアップをしたり、昨日のルートの確認をしたりしていると、朝食の準備が出来てきたようだ。(6時)今日のメニューはスクランブルエッグ、ベーコン、スープにサラダとパンと昨日と同じメニュー。この後はずっとこの朝食かな? 朝食を終えてから撤収作業。今日はすでに終わっているので余裕である。今日はミューレイポイントや神の園と言われる景勝地を抜けてモニュメントバレーまで走る予定だ。今日の宿泊は出発前にも言われていたとおり、うまくいけばモニュメントバレーの中、ダメだったらモニュメントバレーを見下ろす事の出来るキャンプ場でキャンプらしい。出発は7時15分の予定だったが、準備も完了したので6時45分に出発。 キャンプ場を出てから近くにあるフェリー乗り場に到着。フェリー乗り場と言っても小さな桟橋があるだけの小さな所だ。さすがに出航まで1時間くらいあるせいか誰もやってきていない。ここでしばらく待つようなので自由にしていいようなんだが、動くのも面倒くさいので休憩していよう。 おのさんは脇道の方に走りに行くようだ。段があるけど大丈夫かな?と思っていると段に乗り上げた所でみごとに転倒。( ̄△ ̄) !! 道路脇に行くにはコンクリートの段になっているんだが、前輪が乗りかけた所でエンジンが停止。足を着こうとしたが、届かずにそのまま転倒してしまった感じだ。ありゃりゃ・・・。(ToT)バイクの被害はウインカーだけだが、昨日は左が壊れて今回は右が壊れてしまった。本人は大丈夫だったようなのでまだいいかな。(後で知ったんだが、肘をすりむいていたようだ) しばらくして後ろにキャンピングカーもやってきた。ちょうど日陰を作ってくれたので地面に寝っ転がって休憩。(^o^)よかったよかった、このままだったら炎天下の下で待たなければならなかった。キャンピングカーには夫婦と女の子の親子が乗っているんだが、女の子はあまり機嫌がよさそうな感じではない。まあ、こういうのって親の方が張り切っているもんだからねえ。(^_^;; 特に日本でキャンプに行くと張り切っているお父さんの姿をよく見かけるし・・・。 道路に横になっているといつの間にか眠っていたようで、時間を確認するとすでに30分くらい時間が経っていた。他のみんなも同じように日陰に入ってくつろいでいる。「いつになったらフェリーはやってくるのかなあ?(?_?)」と思っていると「ノ〜〜ッ!!!フェ〜リ〜〜!!!」と後ろの方で声が聞こえる。「まだやってきていないのは知っているよ、うるさいなあ。(¬_¬) フーン」と思ったんだが、どうやら船が故障してしまってフェリーの運航が中止になっているらしい。まじで?勘弁してくれ・・・。(T△T) そんなぁ… しょうがないのでここから迂回して対岸に行くようだ。「朝地図を見ていてフェリーが使えなかったら遠いねえ」とか言っていたんだが、ほんとに行かないといけなくなるとは・・・。(ToT)(7時50分)しかしフェリーが欠航になっているんなら看板に何か書くくらいしてくれていればいいのになあ。あの人がやってこなかったらまだ待っていたぞ・・・。 進路を東に取り、その先のガソリンスタンドで給油。(4.81$ / 1.931G = 2.489$/G)ここから276号線から95号線へと入り南へと向かう。この辺りは小さなグランドキャニオンの底を走っている感じで、両側が高い断崖になっている。道の横にある川がちょっとずつ大地を削ってこんな地形になったんだろうなあ・・・。さらに数百年、数千年の時間が経ったらグランドキャニオンみたいにさらに断崖が深くなるのかなあ?ただ今は晴天が続いているせいか川は干上がっているんだけどね。(^_^;; 写真を撮りながら走っていくと、やっと渓谷を抜けてコロラド川が見えてきた。その先の橋の所で写真を撮って出発すると、またもや正面から車が・・・危ない危ない、また左車線を走っていたやん。どうやら左の道路脇に止まっていたのでそのまま勘違いしていたようだ。やはり慣れとは恐ろしいものだ。(^_^;; 荒野から低い木の茂る大地へと眺めは変わったが、相変わらず何もないのは同じだ。その先の276号線との合流地点で休憩。(10時10分・102Mile)ほんとだったら、フェリーで対岸に渡ってここに出てくる予定だったんだよなあ。 ここでガソリンを給油。その先で261号線にはいり、ひたすら走っていく。聞いていたとおり23Mileほどで舗装路からダートになっていた。「分かれ道になっているんだけどこのまままっすぐ行くのかな?」とちょっと先に進むと眼下に広大な土地が広がっていた。(134Mile)おお、すごい!!(^o^) 少ししてサポートカーがやってきたんだが、目的地は手前の道を右に入った所らしい。ここはまた後で通るのであっちに行って下さいとの事だ。Uターンして脇道にはいると、こっちもダートになっている。アップダウンのあるフラットダートを走っていき、開けた所に到着。(11時15分・137Mile)ここがミューレイポイント(MulleyPoint)と言われる所だそうだ。(ハーレーツアーでもここにやってくるようなんだが、さすがにダートは走れないので車に乗ってくるようだ) 手前でバイクを止めて歩いていくと・・・すごい・・・!!あまりの大きさにしばし言葉を失う。(*0*;)☆ウキャーッ 大地が大きくすり鉢状に落ち込んでいて大きなクレーターのようになっているんだが、その大きさが半端ではない。段々になっているので海外の石炭採掘の穴みたいにも見える。周りには何もないので聞こえるのは風の音だけだ。うーん、いいねえ・・・。 岩が徐々に削られているせいか、風や雨のせいか、周りの岩は亀裂が入っていて今にも落ちてしまいそうな感じ。数年したら断崖の上の岩は落ちてしまうかも知れないなあ・・・。でもなんか綺麗に四角い形に切れ目が入っているもんだ。ラピュタの下層部分みたい。(マニアックなネタ(^_^;;)写真を撮ってからしばらく岩の上に座ってここからの眺めを楽しむ。 一段落した所でバイクの所に戻る。ここは最近地球の歩き方にも載ってしまったらしいが、場所が場所だけにまだツアーとかでやってくる人はいないようだ。でもまあ、いずれは観光名所になるのかも知れないけどね。(11時40分) 来た道を引き返して、先ほど行きかけた方向へ。断崖を降りるジグザグの道になっているんだが、上の岩が今にも落ちてきそうで怖い。ほんと大丈夫なのか?\(〇_o)/コワイヨー 途中で写真を撮りながら下っていくと、その先に「Valley of God」の看板を発見。ここが早川さんが言っていた「神の園」なのか?「そこには何もない、しかしそこには全てがある・・・」というむっちゃはずかしい詩が書かれた所だ。(^_^;; ここからルートは一本らしいので舗装道路に出るまで走っていっていいようだ。途中に「神の手」と言われる岩があるらしいんだが、場所を聞いても「探してみて下さい」とのこと。まあ行ってみよう。 道はフラットなダートなので走るには問題ない。途中には変な形の岩や、今にも落ちそうな岩がごろごろしている。落ちそうなというか、間違いなく最近落ちたと思われる岩が道路脇に転がっているし・・・。走っている時に落っこちてこないでよ。神の手と言われる岩って・・・そんな感じのものがいっぱいあるぞ。どれなんだろう?(?_?) 「あの岩は観音像みたいな形をしているなあ」とか、「あの岩は手みたいだけど、指の数が違うなあ」とか、「あの岩はこの角度からだと手みたいに見えるぞ」とか考えながら走っていくが、そんなに感動を受けない。やはり今まで見てきた景色があまりにも凄すぎたなあ・・・。最初にここに来たんだったら感動するだろうけどね。(^_^;; 途中でなんか下の方から変な音が聞こえたんだが、特に異常はないみたいだ。何か引っ掛けたのかな? 30分くらい走って舗装路(163号線)に出る。今日のダートはこれで終わりかな?(12時35分・162Mile)サポートカーがやって来たところで出発しようとするが、ここでチェーンカバーが外れていた事に気が付く。もしかしてさっきの音はこれが外れた音だったのかなあ?見てみるとカバーを固定するネジが一つ無くなっているようだ。換えのネジはないようなのでインシュロック帯で止めていく事にするが、舗装路はいいけど、ダートとかだと一発で切れるだろうなあ。 サポートカーの後ろについて走っていると、ちょっと走った所で止まる。「なにかトラブルでもあったのかな?」と思ったら道路脇の岩を指さして「あれがメキシカンハットロックと言われる岩です」と説明を受ける。メキシカンハットをかぶってマントをなびかせているというイメージらしく、この先の町の名前の由来にもなっているもののようだ。「へぇ〜〜〜、そうなんだ」とあまり感動はない。町中に入ってSAN JUANというお店に到着。(12時50分・169Mile)気温はかなり高くなってきていて洒落にならない暑さとなってきている。 お店に入るとクーラーが効いていてやっと一息。あ〜〜、文明の利器はありがたい・・・。お店の中はなかなかいい雰囲気で、いかにも田舎の方のスナックと言った感じだ。近くにはあまりお店がない為、夜になると地元の人の集会所と化すらしい。昼食はタコスともう一つ(忘れた)があるらしいが、せっかくなのでタコスを注文。納太郎とおのさんもタコスを食べるようだ。 待っている間、出されたレモンジュースのようなもので水分とビタミンを補給。お店にはパソコンが置いていてインターネットにつながっているようだ。料金は20分で3ドルとなっている。ちょっと高いような気もするけど、こっちではこのくらいなのかな?しかし回線速度はどうなんだろうなあ。 しばらくしてタコスが運ばれてきたが・・・でかっ!!(^◇^ ;) ほぇ〜 っていうかこれピザと違うん?直径は30cmくらいあるし、上にも山のように具が乗っている。普通のタコスみたいにかぶりつくのはちょっときつくないか?うーむ・・・。(?_?) しばらく思案していたが、「まあせっかくタコスということなんだから」と何とか持ち上げてそのままかぶりつく。食べにくい事この上ないが、味はなかなかだ。 ワイルドに食べている自分の横でおのさんはナイフとフォークで切り分けて少しずつ食べている。反対の納太郎は生地を残したまま上にのっている具だけをフォークで食べている。うーむ、三者三様だなあ・・・。(^_^;; しかし普通はどうやって食べるんだろう?やはりおのさんの食べ方がスタンダードになるのかなあ?ちなみに木村さんと宮田さんが頼んだものはタコスではない。 さすがに量が多いが、なんとか完食。おのさんと納太郎は完食を諦めたようなんだが、納太郎は生地の部分だけ残っていてちょっと変な感じ。(^_^;; しばらく休憩してから出発。(13時45分) サポートカーの前を走っているとおもむろに突風が!( ̄△ ̄;)エッ・・? うわっ、なんだっ!!・・・こっえ〜〜!!ハンドルをしっかり握っていたから良かったけど、油断していたら転倒する所だったぞ。なんでこんな所で急に突風が吹くんだ?と、しばらく走っているとなにやら道路脇を風が舞っている事に気が付く。これってもしかして竜巻みたいなもの?(^◇^ ;) ほぇ〜 よく目をこらしてみるとあちこちに風の渦が見えてきた。さっきの突風もこれだったのか?確かに竜巻とか言うまで大きくはないんだが、日本で言うつむじ風というほど生やさしいものではない。これは注意して走った方が良さそうだ。しばらく走った所に広場があったのでここで休憩。(14時・177Mile) 自分はあまり映画の記憶がないんだが、この先にあるのが西部劇などのシーンでよく使われているモニュメントバレーだそうだ。遠くに見える岩山は独特の形をしており、確かに西部劇とかに出てきそうな風景である。このあと15時半にモニュメントバレー入口の交差点で待ち合わせということで、それまでは自由行動となる。 さっそく出発して走っていくが、なかなかモニュメントバレーの入口が見えてこない。思ったよりも遠いなあ。20分くらい走ってやっと交差点に到着。ここから左に曲がって走っていくとやっと入口までやって来た。ここに来るだけで30分か・・・。ここで入場料(5ドル)を購入(あとでレシートと交換で返金するので自分でお金を払うように言われていたんだが、結局返金して貰うのを忘れていた)してからしてから中に入ろうとすると、受付の人から「気をつけて!」といわれる。「気をつけてって言っても展望台に行くだけなのに何を気をつけるんだろう。(?_?)」と思っていたんだが、貰った説明を読むと中の道路を走れるようだ。おおっ!これは是非走ってこないと!!(^o^) 駐車場の近くに展望台とかおみやげ屋があるようだが、それは後回しにして先に公園内に入っていく。公園内はもちろん舗装されていないんだが、そんなにがれているわけではないので問題ない。だた、走っている車のペースが遅いのが鬱陶しい・・・。これって制限速度が15mphになっているせいなのか?それともダートだからこんなペースで走っているのか?さすがにこんなペースに付き合う気はないので追い抜きながら先に進む。 辺りには変な形の岩がいっぱいあり、それぞれに名前が付いているようだ。道路脇のちょっと高くなった所に強引にバイクを乗せて岩山(Merrick Butte)をバックに記念写真を撮る。写真を撮っている間におのさんが奥の方へ走り去っていった。自分も奥の方に進んでいくと、なにやら馬が一杯いる所に出た。ここから奥を一周する事が出来るようなんだが、時間的にちょっとつらそうなので途中でUターンして駐車場に戻る。 おみやげ屋にはここを舞台に撮影した映画関係のものやインディアン関係のグッズが売られている。ここもあまり興味を惹かれるものがない・・・。 バイクの所に戻ってから出発しようとするとまたもやチェーンカバーが外れていた。「やばいなあ、このままだとチェーンに引っかかったりしそうだから怖いよなあ。おのさんはいないかな?」と思って辺りを見回すとサポートカーを発見。なんだサポートカーもこっちに入ってきているのか。それだったらここの駐車場で待ち合わせすればいいのに・・・。とりあえずインシュロック帯で固定してから交差点へ。(15時半)走っている時は風が当たるのでまだいいんだが、止まっていると洒落にならない状態だ。(ToT)みんな早く来てくれ・・・。 少ししてサポートカーやみんなもやってきた。ここから別の場所に行くのかと思っていたんだが、またモニュメントバレーへ。なんだ、また入るならほんとに駐車場で待ち合わせれば良かったやん・・・。ゲートは先ほどの領収書を見せればいいようなんだが、バイクでやって来る人はほとんどいないのか覚えていたみたいでレシートを見せることなく中へ。 朝から言っていたんだが、モニュメントバレーの中で乗馬体験をするようだ。ってことは、さっき馬が一杯いたところなのかな?再び先ほどのダートに入って走っているとなんか下の方から変な音が聞こえてくる。「またか?」とバイクを止めて見てみるとやはりチェーンカバーがまた外れてしまっていた。サポートカーも追いついてきたのでもうカバーごととってもらうことにした。 先ほどの馬の所に到着してからさっそくモトパンを脱いでズボンに履き替える。ついでにオフブーツも脱いでライディングブーツに履き替える。これでやっとすっきりだ。あとは馬に乗るだけだ・・・と思ったらどうやら先に購入しているチケットはここではないらしい。なんてこった・・・。(T△T) そんなぁ… ここから大きな岩を迂回して走っていくとトレーラーのような車に繋がれた馬が見えてきた。でも馬は3頭しかいないぞ・・・。先に到着していたおのさんに聞くと、たった今、他の観光客が出発していったらしい。まじで・・・?(ToT)馬は3頭いるが、一頭はガイド用なので2人しか行けないようだ。とりあえず二組に分かれて先に二人だけ行く事にして、まずは納太郎と宮田さんが出発。しかし一周2時間コースと言う事なのでかなり時間がかかるだろうなあ・・・。 岩場の影になっているので日が当たらないのはいいんだが、周りには何もないのでする事がない。うーむ・・・暇だ・・・。切り立った岩場の方に行ってみると岩陰に・・・。まあよっぽど我慢できなかったのかな?どう考えても紙まで一緒にあるので動物ではないだろう。(^_^;; あまり岩の近くに行くと崩れ落ちてきそうで怖い。いつ落ちたのかは知らないが、実際に崩れ落ちた岩の断片が辺りに転がっているしね。写真を撮ったりして時間をつぶしていると30分くらいでやっと先に行った団体が戻ってきた。よかったよかった。(^o^) さっそく馬に乗ってみるが、やはり結構高くて乗るのに苦労する。無事にみんな馬に乗っていよいよ出発。(17時15分)一緒のメンバーが30分前くらいに出発したからちょっと短くなってもいいから急いでくれとガイド役に伝える。 馬はルートを覚えているようで、勝手に道らしき所を歩いていく。さすがに毎日毎日何回も歩いていると覚えるのだろう。途中からちょっと急いでくれているのか駆け足(この走りは右の2本と左の2本が揃っている)。と思っていたら本気走り(前足2本と後ろ足2本が揃っている)を始めやがった。うっわ!マジで勘弁!!落っこちそう・・・(*0*;)☆ウキャーッ ケツが痛い〜〜〜!!(ToT)後ろを走っているおのさんは「おっ、おっ、おっ・・・」とうまく馬を急がせているようだ。(と思ったらたんにケツが痛くて奇声を上げているだけだったらしい(^_^;;)ガイドの馬が走るとつられて走るようなんだが、ちょっと痛すぎ・・・。西部開拓時代はよくこれで旅をしたもんだなあ?慣れかなあ? 途中から徐々に慣れてきておしりの痛いのも緩和されてきた。乗った時にうまく体を合わせればいいのかな?途中で沢に降りたり登ったりするんだが、その時は馬も勢いを付けていくのでかなり怖い。(ToT)振り落とされないように必死に捕まっているのが関の山である。これって絶対に普通のコースじゃないよなあ・・・。ガイドから「あの岩はドラゴンが寝ている形をしている」と言われてみてみると確かにそんな風にも見える岩があった。その先で馬に乗った姿の記念撮影。 それからなんかまたもやコースを外れた感じの沢の中を進んでいく。昔読んだ漫画「荒野の少年イサム」が思い出される。お〜、なんか馬で西部の荒野を旅をしている雰囲気だ。足下はかなりぬかるんでいるのでこんな所では絶対に落ちたくない。沢の途中から急坂を登って山の斜面を進んでいくと、道の幅が狭くて一歩でも横にずれると転がり落ちてしまうようで怖い・・・。1時間くらいしてやっと戻ってきたんだが、先に出発した二人の姿は見えない。(18時15分)まさかこっちが先に着くとは・・・。(2時間コースはTHUNDERBIRD MESAからYEI BI CHEIの周りを一周するコースなんだが、自分たちはTHUNDERBIRD MESAを一周するだけだったため、半分くらいの距離だった) 馬を下りる前に記念撮影をしてから乗馬は終了。チップに5ドル渡す。通常の時間の半分くらいだったけど、十分楽しめた感じである。あれ以上長かったらちょっときつかっただろうなあ。すでに次のお客が待っていて、ガイドは続けて出発。これだけ回転が速いと馬も大変だろうなあ・・・。 しばらくすると馬が二頭やってきた。男性と女性が馬を操っているんだが、西部劇とかで見るようにいい感じに馬を操って走り去っていった。かっこい〜〜〜ぃ!!(^◇^ ;) ほぇ〜 15分くらいしてやっと宮田さんと納太郎が見えてきたが、自分たちと違ってかなりのんびりと歩いてきている。普通はああいう感じなんだろうなあ。「まだ馬が戻ってきてないよ・・・」と冗談をいうと、かなり驚いていた。まあ、先に戻ってきているからホントに行っていないかと思ったらしいけどね。(^_^;; 話を聞くとほとんど歩いていただけで、さすがに2時間はかなりつらかったようだ。やはり自分たちが行ったコースで十分のような気がする。走るのはかなり危ないけどね。 無事に乗馬も終了してからバイクに乗って出発。道を見失ったのかどうしたのか良く分からないが、かなりウロウロして先ほど馬が一杯いた所に到着。(18時40分・218Mile)最初はここから少し離れた所で泊まる予定だったが、この公園内でも泊まれるかもしれないらしい。なにやら交渉をしてここでの宿泊が決定する。(結局宿泊料にどのくらい払ったんだろうなあ?)交渉をしたのはここで生活している夫婦と息子(ローディー・21歳)の3人暮らしの家族だ。 神殿と言っていたのはホーガンと言われる木枠で形を作った後で周りを泥で固めているようなもので、直径は8m、高さは3mくらいの建物だった。外から見ると泥で作ったかまくらみたい。(^_^;; 中にはベッドが二つ置いてあり、倉庫として使っているのかいろんなものが転がっている。ベッドの上にも色々物が乗っていたので「ここで寝られるのか?」と思っていると片付けに来てくれた。近くにある小屋は水の入った袋にノズルがぶら下がっていてシャワーとして使う所らしい。ただ中の水がいつのものか分からないのでちょっと使うのには抵抗がある・・・。(^_^;; まあ、今日のお風呂は諦めた方が良さそうだ。 木村さんと宮田さんはローディーと夕食の買い出しに向かい、おのさんも近くを走りに行ったので、自分と納太郎はビールを飲みながらまったりとくつろぐ。すでに日は落ちかけていて辺りの岩山は夕日を浴びて赤く染まってきた。なかなかいい雰囲気だなあ・・・。(^o^) 普通のツアーだったらこんな所に泊まれないからこの景色は見れないよなあ。これこそ、こういうツアーの醍醐味だ。(^o^) 日が暮れてしばらくしてからみんなが戻ってきた。(20時15分)すでに公園の入口のゲートが閉まっていたらしく、数台の車が外に出られなくなって立ち往生していたらしい。(^_^;;(結局最後はどうしたんだろう?)おのさんはバイクだったので横をすり抜けていったらしいんだけどね。木村さん達は公園内で生活している人が使用している道路(途中のゲートの所にあった脇道)を使ったので問題なかったようだ。 今日の夕食は初日と同じくステーキだ。さっそくコンロを出して調理開始。たき火も始めるが、さすがに暑くて近寄れない・・・。小屋の中からテーブル(ローディーの手作りらしい)も出してきて準備は完了。夕食を食べている途中で記念写真を撮ったんだが、片側にみんなが座っていたせいでテーブルごとひっくり返りそうになってしまった。(ToT)危ない危ない。まあ、手作りのせいかかなりがたついているからねえ。 食事を終えてから木村さんがトランプを使って手品。お〜〜、やるねえ。このあと自分たち三人とローディーで豚のしっぽをするが、こんなルールだったっけ?なんかちょっと自分の知っているのとルールが違うが、まあ地方によって違うのは仕方がない。最終的に自分が一抜けで、最下位は最初に要領が分からずにカードを貰いまくったローディーである。(^_^;; ゲームも一段落してたき火の周りの椅子に座ってまったり。辺りにほとんど灯りがないせいか、天の川まで綺麗に見える。さすがに疲れてきているのか、眠気が襲ってきたので寝る事にする。(22時半)自分と納太郎はホーガンの中のベッドの上で寝袋で寝る事にした。 |
01 夜明け・・・ 02 今日の朝食も同じような感じでした 03 フェリー乗り場でまったり・・・ いつやってくるのかなあ? 04 小さなグランドキャニオンのような所を走っていく 05 巨大な断崖 06 ミューレーポイント でかすぎ!! 07 ミューレーポイントで 08 断崖に沿って道を降りていくが、岩が落ちてきそうで怖い・・・ 09 神の手みたいな物が一杯でどれだか分からない 10 メキシカンハット岩といわれるもの 11 お店の内部 なかなかいい雰囲気 12 巨大なタコスを食べる 13 竜巻が至る所に発生 14 モニュメントバレーをバックに 15 モニュメントバレーの中で 16 乗馬体験 宮田さんと納太郎さん 17 巨大な岩は崩れないか心配 18 自分の写真が撮れないので影を撮影 19 西部時代の雰囲気 20 ガイドさんと一緒に撮影 21 インディアンの神殿・ホーガン 今日はこの中で宿泊 22 夕暮れに赤く染まる岩 23 夕暮れの中のシルエット 24 今日の夕食はステーキ 25 みんなで豚のしっぽ 26 たき火を囲んで・・・ |