バック・カントリー・アドベンチャー その1 いざアメリカの大地へ!! |
07月02日 2Mile 自宅→アメリカ フィニックス(PHOENIX) |
朝早く出発しないと行けないという事と、飛行機で睡眠を取って時差を制御するという目的の為に朝2時(普通は朝ではなく夜中という)に起きて準備に取りかかる。今回持っていく荷物はいつもの大きなカート付きのバッグにハーフサイズの防水バッグ、デイバッグの3つ。防水バッグにはヘルメットも入れているので機内には二つ荷物を持ち込まなければならないが、これはしょうがない。まあこのくらいだったら何も言われないだろう。 さすがにこの時間にはバスはないので(4時半)タクシーに乗って折尾駅へ。快速電車に乗って博多に向かうが寝過ごさないようにアラームを6時にセット。ふと気が付くとすでに6時をまわっていた。あれ?(?_?) アラームは全く気が付かなかったなあ。胸のポケットに入れていたので振動が伝わらなかったんだろうか。まあ起きたからいいけど危ないなあ・・・。やはり完全に睡眠不足だな。(^_^;; 博多駅で地下鉄に乗り換えて福岡空港へ。(6時半)チェックインをすませて荷物を預けると、荷物が丁度20.0kg!おおっ、ぴったしやん。これでやっと身軽になった。 荷物検査を受けるが、靴を脱がないといけないのが面倒くさい。ゲートに到着してしばらくすると搭乗開始となる。乗り込んでから少しして出発。(7時10分)9時に成田空港に到着。さて、待ち合わせは12時だからあと3時間くらい時間をつぶさないといけないなあ。(ToT) ビル内をぶらぶらと一周してからラウンジで新聞や雑誌を読んで時間をつぶす。11時半に納太郎さんから連絡が入った。成田空港に到着してすでに待ち合わせの場所に行っているようだ。まあこのまま待っていてもしょうがないので自分も行く事にしよう。 待ち合わせの場所に行くと壁際に納太郎さんが座っていた。横にいる人がもう一人の参加者のおのさんという人かな?どう考えても普通のツアー客だったらあんなバイクに積むような緑色のケースを持ってきていないだろう。(^_^;; 「納太郎さんお久しぶり!!・・・あれ?・・・いっちゃ悪いけど、なんか太ってない?」「いやーっ、体重は変わってないんだけどね、体重は・・・」体脂肪率が増えているのかな? 横にいる人はやはり今回参加者のおのさんで、岡山でも見かけたらしいが、実際に話をしたのはここに着いてからのようだ。おのさんは今までにも海外ツーリングに何度かいった経験があり、今回は最初にハーレーツアーを申し込んだらしい。残念ながら人が集まらず、こっちのツアーに参加することになったようだ。しかしなんか自分や納太郎さんに比べて持ってきている荷物の量がかなり少ないなあ。半分くらいしかないような感じだ。話を聞くとオフブーツやテント、防寒着とかを持ってきていないようなので少ないのかも知れない。 しばらく話をしていると早川さんがやってきた。電話とかでやりとりはした事あるが、会うのは初めてである。(前回は福岡からの出発だったので会っていない)場所を移動してから今回のツアーについての説明をしましょうと言う事で近くのベンチに移動。早川さんからジュースを奢って貰ってテーブルに着く。 まずはロサンゼルス空港の乗り換えについてやスタッフについての説明(今回のスタッフは二名らしい)、またバイクの保険についての話がある。コースについては予定のルートは決まっているが、場合により予定のコースから外れる事などがあるとの説明を受ける。まあこんなのはしょうがない事だ。 「そして今回の重要な説明についてですが・・・」と前置きをされて封筒を渡される。中には20ドル札が5枚、100ドル入っていた。「これは選別ではありません。今回のツアーはガソリン代込みということでツアー料金を設定していたんですが、今回初めてのツアーと言う事でどのくらいガソリン代がかかるか把握できないのでガソリン代は別という事になりました。そこで100ドル渡しますので、これはガソリン代という事で考えておいて下さい。行程から100ドルあれば十分だと思いますが、もし足りなければ後から請求して下さい。余ればそれは小遣いとして頂いてかまいません」ということらしい。余れば小遣い、足りなければ追加で頂けるというのであればこっちとしてもありがたい話だ。(^o^) できればどのくらいガソリン代がかかったのか付けて貰うとありがたいという話なんだが、どうせツーレポ用に付けるのであとでメールする事にする。重要な話というのでどんな事かと心配していたんだが、こういう事だったのでほっとする。このあと今までに行ったツアーの話や今回のツアーの話をしてからチェックインへ。(12時半)今回利用の飛行機は大韓航空だ。 ゲートに行くと荷物検査の所に長い行列ができていた。さっきはほとんど無かったんだけどなあ・・・。荷物を預けないわけにはいかないのでしばらく並ぶ事になる。荷物に付ける鍵を忘れてしまったんだが、おのさんからインシュロックを貰って止めておく。また荷物を出すように言われたら洒落にならないと心配したが、問題なく荷物検査は終了。このあと無事にチェックインも済ませる。 ドルの換金に行くとなんかテーブルの上に手帳が置かれていた。「忘れ物かな?」と思って受付に渡そうとすると、そこにいた女の子が「あ、私の!」と言って手帳を奪い取っていった。「見つけてやったんだからお礼くらい言えよ!!それに一緒にいる親も何か言えよ!!」とちょっとむかつく。(-.-”)凸 ウリィ 前回のドルの残りが少しあるので2万円分を換金。換金レートは悪くて113円で175ドル。まあしょうがない。 機内食は出るんだが、さすがにお腹も減ってきたので4人でマックへ。しばらく話をしてから早川さんに見送られて荷物検査へ。(13時45分)ここでも靴まで脱がないといけない。荷物検査を終えてから出国手続きに行くとなんか行列になっている。なんか小さな子供が親から離れてウロウロしていたんだが、なんと出国検査の壁の下をくぐり抜けようとしている。(@_@) パチクリ 親御さんが気が付いて大急ぎで捕まえて引っ張り戻すが、子供は訳が分からず大泣き。(。>_<。) えーん もっと早めに捕まえておけよ。自分の数人前で審査の機械が壊れて隣に移動。なんだかなあ・・・。やっと出国手続きを終えて搭乗ゲートへ。 まだ搭乗までは1時間くらいあるので適当に時間をつぶすしかない。ベンチに座って搭乗時間を待つ。が、ねむい・・・。(-_-zzz やばい・・・。(-_-zzz さすがに睡眠時間が短すぎたかなあ・・・。やっと搭乗となって飛行機の中へ。(14時45分) シートは真ん中4列シートの3つで、左端からおのさん、納太郎さん、自分でその横は知らない人だ。残念ながらほぼ満席のようなので、横になるのは不可能みたいだ。まあしょうがない。 1時間くらいで食事となるだろうから食べ終わったらマジで眠る事ができると、日記を書いていたんだが、書いている途中で意識を失ないまくっている。やばい、やばい、今寝たらほんちゃんで眠れなくなるぞ・・・。と、ひたすら耐えていたつもりなんだが、ふと気が付くとすでに1時間経っていた。(-_-zzz あれ?いつの間に離陸したんだ?(?_?) 納太郎さんに聞いてみると離陸前にはもうマジで眠っていたらしい。所詮自分の忍耐力とはこんなものだ。(^_^;; 気流が悪いのかかなり揺れているが、いずれは落ち着いてくれるのだろうか? やっと食事の提供が始まったと思ったらドリンクのみの提供だった。食事はまだか・・・。まあせっかくなのでビールを頼むとつまみだけを置いてどっかに行ってしまった。「あれ?在庫がなかったのかな?」としばらく待つがもってきやしない。完全に忘れ去られてしまったのかな?うーむ・・・なんだかなあ・・・。゛(`ヘ´#) ムッキー しかし早く食事を持ってきてくれないと眠りに入れないやんけ。 半分眠った状態になりながら1時間ほどしてやっと食事。(17時15分)食事のメニューはビビンバかフィッシュらしい。ビビンバがあるというのはさすがは大韓航空である。さすがにこんなところでビビンバを頼む気は起きないので自分はフィッシュを注文。他の二人はビビンバを頼んでいた。ビールも頼むと今度はちゃんと貰う事ができてほっとする。メニューはライスに魚の照り焼き、野菜の煮物、パン、エビのサラダにプリンというもの。量が全然足りないんだがまあこれはしょうがないなあ。 食後にお茶を貰ってからトイレへ。寝る前にはちゃんと行っておかないとね。窓の外を見るとちょうど地平線に太陽が沈む所だった。(18時) 寝る準備は整ったというのに先ほど眠ったせいか眠気がやってこない・・・。なんてこった!!さっき寝ていなければ・・・。到着は現地で8時半(日本時間1時半)くらいなので今からちゃんと眠りにつけばちょうどいい感じなんだけどねえ。やっと眠りに落ちたが、浅い眠りのせいか何度も途中で目を覚ます事になる。映画の上映もやっているんだが、個別のテレビもないし、前のテレビからも遠いので見れないしなあ。(ToT) 半分寝た状態からもう眠れないと目を覚ましたのは22時45分。あと一時間半くらいで到着なので、そろそろ朝食の提供が始まるはずだ。もう寝るのは諦めて起きていよう。しばらくして朝食が運ばれてきた。メニューはオムレツ、ハム、ポテト、フルーツ、ヨーグルトとなっている。食事の後に紅茶も頂いて朝食は終了。あとは到着を待つだけだ。 なんか入国書類のチェックを行うので書類を出すようにという放送がかかる。入国書類のチェックまでするというのは初めてだなあ・・・。クルーズより預かった入国書類を見せると、「ロサンゼルスまでですか?」と聞かれたので乗り継ぎと説明すると、「乗り継ぎならそんなに細かく言われないと思いますけど、便名が間違っていますよ」とのこと。あれ?見てみると002便のはずなのに確かに001便と書かれていた。早川さん・・・。(^_^;; しばらくしてやっと高度が下がり始め、やっと到着。日本では夜中の0時半だが、現地は一日前の朝の8時半である。時差は16時間?(サマータイムが入っていたようだ)あまり寝られなかったので調子がいいとは言えないが、今日は走るわけではないのでホテルでちゃんと寝られれば大丈夫だろう。 入国審査に行くと外国人の列はかなり長い。うーむ・・・待つしかないよなあ。途中どんどん列が分けられていくんだが、タイミングが悪く自分の後ろから別の列に行ったりしてなかなか進まない。(ToT)しかも、自分の待っているところの係員がどっかに行ったりするし・・・。自分の後ろにかなりの人がいたのに時間が経つに連れて自分がほとんど最後くらいになってきている。なんだかなあ・・・。後からやって来た納太郎さん達も先に入国してるしね。待っている間に入国書類を見てみると・・・誕生日が違っている!!( ̄◇ ̄;) ハゥー 早川さ〜〜ん!!気が付いて良かったよ。 やっと自分の番がやってきてパスポートを渡す。「アメリカは初めてか」とか「どこに行くんだ」とか色々(もちろん英語)話しかけてくるのは他の国ではあまり無かった事だ。最近はチェックが厳しくなってきたのか両手の指紋と顔の写真撮影があった。やっと入国審査を終えて荷物の受け取りの所に行くとすでに荷物は床の上に置かれていた。まあ普通はもうみんな受け取っているだろう。 いったん荷物を回収してからその先でまた荷物を預けなければならない。案内されたルートに沿って歩いていくと前方に納太郎さんとおのさんの姿を発見。良かった、追いついた。ここで荷物のチェックをするせいかロックをはずせと案内が出ている。インシュロックを切らないといけないかと思ったんだが、そのままでもいいようだ。前にいたおのさんはケースの鍵をはずすように言われて取り外したらしい。蓋が開いてしまうのが心配なんだが、テープで巻いておくと言われて了承したようだ。 建物の外に出るとなんか寒い・・・。半袖一枚のおのさんはさすがに寒いみたいで一枚上に羽織っている。防寒用に服は持ってきたが、この時間でこんなに寒いというのは予定外だなあ・・・。 ここから国内線に乗り換えるわけなんだが、乗り口は別のターミナルになっているのでバスに乗らないといけない。無料の周回バスが走っているはずなんだが、乗り場はどこだ?(?_?) バス乗り場の案内があるんだが、矢印は建物の方に向いているし・・・?辺りを見てみるとどうやら案内の看板の色と乗り場に出ている案内の色が同じ色になっているようだ。と言う事は藍色の看板を探せばいいのかな?ちょっと離れた所にその色の看板があったのでそこに行ってしばらく待っているとバスがやってきた。 国際ターミナルから第一ターミナルに行かなければならないんだが、一方通行の道路なので遠回りになってしまうのはしょうがない。案内を聞いて間違いないように第一ターミナルで降りる。チェックインはどこだとウロウロしているとおっちゃんが話しかけてきた。「どの航空会社?(もちろん英語)」と聞いてきたのでアメリカンウェストと返事をするとこっちだといって建物の中へ。親切な人だなあ?空港の係の人には見えないんだけど、ボランティアか何かかなあ?ここから二階に上がった所だと説明を受けて行こうとするとなにやら募金の勧誘をしてきた。これが目的だったのか・・・。(^_^;; 説明を聞いてもよくわからないので話をそこそこに切り上げて二階へ上がる。 チェックインカウンターに行くが、やはり列になっている。まあ10人くらいなのでそんなに時間はかからないだろう。しばらくしてやっと搭乗手続きを完了。荷物検査を受けてゲートに向かうが、他の二人とはぐれてしまう。あれ?どこに行ったんだろう?まあ飛行機は同じだからどっかで会えるだろう。搭乗ゲート付近はあまり広くないせいか、かなり混み合っていて、多くの人が床にまで座り込んでいる。すでに到着から約2時間経って10時半になっていた。待ち時間がかなりあると思っていたけど、結構時間はかかるなあ。 さすがにお腹が減ってきたので何か食べたい所だが、お客が多くて並ぶ気も起きない。サンドイッチを売っている店が空いていたのでここでサンドイッチを購入。9.25ドルと書かれていたので10ドル渡して待つが、なかなかおつりをくれない。あれ?「1セントありませんか?」と言われてレジの表示を見ると10.01ドルとなっていた。税金か・・・。小銭はある事はあるんだが、まだ鞄の奥の方にしまっているのですぐに取り出せない。しょうがないので1ドルを渡そうとすると「1セントはないの?」と再び聞いてきた。ないと返事すると「OK!」と10ドルに負けてくれた。どうもです。m(_ _)m しかし10.01ドルとかなら10.00ドルにすればいいのに・・・。飲み物も欲しいので近くの売店でミネラルウォーターを購入。一本1.99ドルと高いんだがしょうがない。 ベンチに戻って早速食事。サンドイッチは結構でかくて嬉しい。しかしよくよく考えたら1000円もしたんだからこんなものかな?(買う時は10ドルくらいなのであまり高い感覚ではなかった)サンドイッチを取り出すと底の方にピクルスが丸ごと一本入っているではないか。うーむ、さすがアメリカ!?(^_^;; しばらく持ってきた雑誌を読んで時間をつぶし、搭乗。(12時40分)しかし出発は12時45分の予定なのにこの時間に乗せ始めたということは間違いなく遅れるなあ。 飛行機は両側3列シートの小さめの飛行機だ。席が空いていなかったのか自分は3列シートの間でみんなバラバラだ。出発してしばらくすると完全に眠りに落ちてしまい、目が覚めるとフィニックスに着陸する所だった。なんかよく眠ったなあ・・・夜眠れるかな?着陸前になにやら放送がかかったと思ったら、一斉に窓を閉めだした。放送を良く聞いていなかったのでよくわからないが、なんで閉める事になったんだろう?(日本時間6時・現地時間14時と時差は16時間でここはサマータイムが導入されていない模様) 飛行機を降りて通路に出るとなんか熱気が・・・。( ̄△ ̄) !! ロスではあんなに涼しかったのにもしかしてこっちは灼熱?(?_?) 気のせいである事を祈りたいものだ。ゲートを抜けて荷物の受け取りに向かっていると前方になんか見たような人が・・・。今回のアテンドをしてくれる木村さんと宮田さんだ。てっきり荷物を受け取った後で待っていると思っていたのにこんな所にいるとは・・・。写真を取り損なってしまった。 いつも思う事なんだが、これで荷物が出てこなかったら洒落にならないよなあ。まあジャケットとか最低限の服とかは手持ちの荷物に入れているんだけどね。後心配なのはおのさんの荷物である。ちゃんとテーピングしてくれているんだろうか?・・・という心配は杞憂に終わり、無事に荷物を受け取る。自分とおのさんはカートが付いているのでそのまま行けるんだが、納太郎さんはカートをとりに行く。が、なぜかそのまま戻ってきた。どうやらこっちのカートは無料ではないらしい。木村さん達に手伝って貰って荷物を運ぶ。 駐車場に出ると・・・暑っ!!!なんじゃこの気温は!!!( ̄◇ ̄;) ハゥー 気温はすでに40度近くまで上がっているらしい。「40度?壊れているんじゃないの?(?_?)」と思うが、湿気もあまり無いのでほんとにその温度があるのかもしれない。これで日本みたいに湿気があったらサウナ状態だろう。冷房の効いた室内から出たのでよけいに暑く感じたのかも知れないが、しゃれにならんなあ。(ToT)このあとこんな気温の中を走っていく事を考えるとちょっとぐったりである。宮田さんが車を持ってきたんだが、荷台にはバイクが一台積まれている。これって先導バイクの車?暑い事もあり、荷物を積み込んでそうそうに出発。(14時半) まずはバイク屋に行ってレンタルするバイクの手続きをするようだ。今回のツアーでは先導バイクはなく、二人はサポートカーで自分たちの後ろを着いてくるようだ。後ろに積んでいるのはこっちのバイク屋にはレンタルオフバイクが二台しかないため、ロスからレンタルしてきたものらしい。保険の関係で誰か名義にしないといけなかったようなので、おのさんの名前で契約しているようだ。なので、この後契約するのは自分と納太郎さんの二人である。 この後、残りの二台の契約をしてからホテルに行き、1時間程今回のツアーについての説明を受けてから夕食に行くというスケジュールのようだ。「夕食は18時頃からなので時間が少しあるのでどこか行きたい所がありますか?」というのでせっかくだからカジノを希望。納太郎さんも行きたいようだ。(以前ペルーで行ったんだが、色々あって遊べなかった)他に簡単なツアーの説明を受ける。ハイウェイはいかにもこっちの道路という感じでなかなか良い。明日はこのような道をけっこう走るようだ。30分ほどして今回のバイクをレンタルするイーグルライダー(Eagle Rider)に到着。(15時) お店に入ると入口に今回借りると思われる黄色いDRZ400が2台並んでいた。他は全部ハーレーばかりだ。まあレンタルの頻度を考えるとしょうがないだろうねえ。まずはバイクの契約。契約はバイクの任意保険とバイクの保証金の支払いである。任意保険は6日間で161ドル、バイクの保証金は500ドルとなっている。保証金は何もなければそのまま戻ってくるのでいいんだが、任意保険は掛け捨てである。まあ何かあった時のことを考えるとやっておなかいと危険だろう。もちろん支払いはカードだ。 さっそくレンタルするバイクを表に出してもらってから確認する。バイクの後輪を見ると一台は交換したばかりみたいだが、もう一台はちょっと使っている感じ。とりあえずじゃんけんでバイクを選ばないといけないな。「じゃんけんっ!」の結果自分の勝利。よっしゃーっ!もちろんこっちのタイヤがいい方だ。と、ここで前輪も見てみるとこっちはかなりひどい状態だ。目がほとんど無いやん・・・。もう一台の方は更にひどい。今回のツーリングの間もってくれるのか?(?_?) あと、自分が選んだ方はハンドルガードはなく、しかもレバーの先が両方とも折れていた。話を聞くと、換えのレバーがないらしいのでこのままだそうだ。まあ運転には支障がないんだけど折れた時の交換部品はなしってこと?うーむ、こわいなあ・・・。(^_^;; メーターを確認するとちゃんと出ているので動きそうだ。 お店のスタッフと記念撮影をして準備は完了。(16時)それじゃあちょっと乗ってみてから出発しようということでエンジンをかけようとするが、エンジンがかからない。あれ?(?_?) というかセルがまわらないぞ・・・。さっきはメーターを確認できたのにメーターすら電源が入らない状態だ。色々調べてみるが、特に問題は見つからず、どうやらバッテリーが上がっているようだ。しかし押しがけをしてみるがかからない。うーむ・・・。しょうがないので外部電源から充電して貰う。しかし今日レンタルするのが分かっているはずなのにこんな状態かよ。(ToT)木村さんも「まあ、アメリカとはこういうもんですよ」と諦めている。(^_^;; 始めてハーレーツアーをやった時もかなり問題があって大変だったらしい。 納太郎さんは問題なくエンジンがかかっていたんだが、どうやらメーターが動かないらしい。まさかアメリカのバイクでメーターが動かないとは思わなかったなあ。自分のは大丈夫かなあ? 充電に時間がかかるようなのでここでルートや注意事項についての説明を受けることになる。今回のルートの詳細なコピーを貰って最初からルートの説明。明日は最初にダートに入る予定だったんだが、なんと山火事が発生して通れなくなってしまったらしい。今朝も見てきたようなんだが、まだ燃えているらしく無理みたいだ。まあしょうがないなあ。このため、明日は高速で一気に北上し、途中からダートにはいる事にしたようである。このあとのルートも一応決まっているが、状況によりルートが変わるらしい。あと、モニュメントバレーの宿泊地はまだ確定していないらしいんだが、今のところはモニュメントバレー近くの神殿内に宿泊という事だ。神殿ってどんな所なんだろう?(?_?) 明日からの天気予報ではしばらくは晴れが続くらしいので、かなり暑くなるようだ。熱中症になりやすいので休憩したときには必ず水分補給をするように注意を受ける。他には道路標識(基本的には日本と一緒だが、いくつか日本と違うものがある)や交通ルール(右折は信号に関係なくできるという事や、左折の矢印信号にも赤青黄色があることなど)に関する説明や、スクールバスに関する注意。スクールバスで生徒が降りている時は横のすり抜けはしてはいけなくて手前で待っていないといけないらしい。 充電が完了したようなのでさっそく確認。とりあえずは問題ないようなんだが、いまはバッテリーが充電されているから大丈夫と言う事はないよなあ。ジェネレーターがいかれていない事を祈るのみだ。近くの駐車場を走ってみるとメーターやスピードメーターが動いているので距離の確認はできそうだ。よかったよかった。準備ができた所で出発。(17時)おのさんはこのままホテルまで車で移動するつもりらしい。 車の後ろについて10分くらい走ったところで今日の宿・Roadway INNに到着。(2Mile)さっそく荷物を下ろしてからおのさんのバイクも下ろす。おのさんのバイクはオフ用ではなくロード用のタイヤだった。17時45分にカジノの送迎車が来るのでそれまでに準備をして下さいとの事だ。まあ30分以上あるから何とかなるかな?部屋は自分と納太郎さんが相部屋でおのさんが一人部屋だ。早速荷物を運んで部屋へ。 木村さんはビデオ撮影をしていたんだが、誰か買う人がいないのなら撮影はやめるらしい。送料合わせて115ドルということなんだが、せっかくなので頼む事にする。ダビングはVHSテープではなくDVテープでお願いする。また戻ってから編集で地獄を見そうだ。(^_^;; 部屋は思ったよりもいい感じなので問題はない。まあキャンプとかが多いのでたいがいのホテルはいいように感じるんだが、まあここは普通に考えてもいい感じだ。さっそくシャワーを浴びてさっぱりしてから荷物の整理をしていると電話がかかってきた。きっと木村さんだろうと思って「もしもし」と電話をとると相手は英語だった。(@_@) どうやらタクシーが到着したらしいんだが、なんかまだ予定より早いぞ。納太郎さんはお風呂に入っているし・・・。とりあえずわかったと返事して荷物の整理をしているとしばらくしてまた電話がかかってきた。わかったっちゅうねん!! このあとキャンプ場でどこまで洗濯できるか分からないので、今日の分だけでも洗って干しておく。エアコンが効いているので明日までには乾いてくれるだろう。納太郎さんが準備できたところで駐車場へ。(17時45分) カジノの送迎の車と言う事だったんだが、予約が一杯でこれなかったのでタクシーを呼んだらしい。しかしこの一台に全員乗っていくのか?と思ったが、もう一台呼んでいるらしい。しかし一台に5人乗っていった方が安くつくので、5人乗っても大丈夫か運転手に聞いてみるとオッケーのようだ。もちろん5人も乗せていくというのにはチップをはずむ事が前提にあるらしいが・・・。(一人5ドル)体型から木村さんが助手席で後ろに4人が乗り込む。 15分程タクシーを走らせて大きな建物・Casiono Arizonaに到着。ここはカジノとレストラン、モールなどが一緒になっている所らしい。建物にはいるとスロット台の上に車が一台展示されている。どうやら大当たりをするとこの車が貰えるらしい。今はコインが実際に出なくてカードでコインの枚数をカウントするようになっているみたいなのでちょっとイメージが違っている。今が18時なので30分後にここの入口で待ち合わせることにして解散となる。(カジノ内はもちろんカメラの撮影は禁止) 自分と納太郎さんはさっそくカジノへ。ほとんどがスロットゲームのようなんだが、画面は既に液晶となっていて昔ながらのものはほとんど無い。その他にポーカーやビンゴゲームみたいなものもあり、中央にはブラックジャック(全て映像の台)もあった。ほんとに日本のゲーセンのコインゲームみたいな感じだ。しかしどうやってやればいいのかが良く分からないなあ。1クレジットのレートは台によって違っているんだが、開いているのは1クレジット2ドルとか5ドルとか高いものばかり。うーむ、そんなレートの台で売ったら一瞬でお金が無くなってしまうぞ。結局30分程店内をうろついただけで終わってしまった。待ち合わせの場所に行くと3人は近くのバーでお酒を飲んでいた。(18時半)納太郎さんもやって来たが、どうやら20ドルくらい負けてしまったらしい。 今日の夕食はここのバイキング形式のレストラン・Eagles Buffetである。夕食代はツアー料金に含まれていないということで個別に払うようだ。みんなそれぞれカードで支払い。 さっそく席について飲み物を注文する。もちろんみんなビールとかを注文しようとするが、ここで問題発生。身分証明できるものがないとアルコール類は出す事ができないというのである。みんな30歳を越えているからいいだろうと思うんだが・・・。(アメリカでは未成年にお酒を出した場合はお店が罰せられる)木村さんと宮田さんは免許証、自分はパスポートを持ってきているんだが、納太郎さんとおのさんは持ってきていなかった。(自分はカジノに行くというので必要かと思って普通に持ってきていたんだが、言うのをすっかり忘れていた)おのさんはさっきのバーでは飲んでいたと言っても認めてくれない。うーむ、なんだかなあ・・・。納太郎さんは日本の免許所を持っていたんだが、昭和表記表記だし・・・。結局二人はアルコールを諦める事になる。(ToT) 飲み物を注文した所でさっそく料理をとりにいく。料理はシーフードが中心のものでなかなか豪華な感じだ。「明日からはこんな豪華な料理は食べられないのでここで十分に食べて下さいね」と木村さん。飲み物が来た所でまずは乾杯!食事はなかなかおいしくて3回お代わり。カキがあったんだが、さすがに怖くて食べなかった。宮田さんが言うにはあまり新鮮ではなかったらしい。1時間程食事を楽しんでお店を出る。 あと30分くらいカジノに行っていいと言う事だったので今度こそ少しはやってみようと中へ。先ほどは気が付かなかったんだが、ブラックジャックだけはちゃんとディーラーがいるコーナーがあった。しかし最低の席でも5ドル・・・。せっかくなのでやってみたいんだけど、さすがにこの金額はねえ・・・。 ブラックジャックは諦めて開いているスロット台を見つけてさっそくやってみる。が、あっという間に20ドル無くなってしまった。(ToT)はっや〜〜〜。納太郎さんもスロットゲームをやっていたんだが、なんかコインがどんどん増えている。どうやらチャンスゲームに入ったみたいだ。きりのいい所で払い出しをするとバーコードの入った紙が出てきた。それを換金機に入れると現金が戻ってくる仕組みのようで50ドルゲットしていた。先ほどの分と合わせてもプラスになったようである。 時間になったので入口にいって他のメンバーと合流。先ほどのタクシーに連絡を取っているが、やってくるまであと30分くらいかかるらしい。それならともう一度カジノへ。今度は中央にあるブラックジャックのゲームへ。一回の掛け金は1ドルなんだが、そんなに甘い世界ではなくそうそうに20ドル無くなってしまった。これでトータル40ドルの負けである。まあしょうがないな。ちなみに納太郎さんもこのあと負けてしまったらしい。 これ以上はもういいやと入口で待っているとタクシーがやってきたので乗り込んで出発。すでに太陽が沈んで西の空が赤くなっていたんだが、黒い雲がかかっている。話を聞くとあれは山火事の煙らしい。写真を撮ろうとするが、さすがに動いている車の中からでは取るのは無理だった。残念。15分くらいしてホテルに到着。(20時半) 明日は朝5時半に集合という事なので早めに寝た方が良さそうだ。納太郎さんはテレビの映る携帯電話を持ってきていたんだが、かなり綺麗に受信していて感動している。しかしこれから行く所では入るのかなあ?荷物は大きなものにはキャンプ場でしか必要のないもの、小さい方にはカッパとか着替えとかの途中で使う可能性のあるもの、デイバッグには持って行けない貴重品やすぐに使いたい物(薬や歯ブラシ、タオルとか)を入れて、ヒップバッグにはカメラや貴重品を入れていくことにしよう。明日の起床は5時でいいだろうとアラームをセットして就寝。(21時半) |
01 機内食で出た夕食のフィッシュ あじはまあ普通でした 02 飛行機から見る夕日 03 機内食で出た朝食のオムレツ 04 ロサンゼルス空港の前の道路 ここから周回バスに乗って国内線ターミナルへ移動 05 お腹が空いたのでサンドイッチを食べる 06 今回のサポートカー 後ろに積んでいるのがおのさんののるバイク 気温は・・・(ToT) 07 今回のバイクをレンタルしたEasy Rider 08 今回の旅の友になるSUZUKI DRZ400 09 店のスタッフを記念撮影 10 やはり体格がでかいとバイクに似合っているねえ・・・ 11 バイクをチェック中・・・大丈夫かいな? 12 今回のホテルの部屋 奥に洗面所とお風呂があります 13 それではかんぱ〜い!! |