道祖神主催
エジプト デザート&オアシスツーリング


その8 ついにバイクも終わり・・・


12月31日 398 km バリス→ルクソール
 5時半頃に起きるが、さすがにまだ辺りは真っ暗である。トイレに行こうと周りの岩場に向かうが、行こうとした方向からライトが点灯する。誰かいるようなので別の方向へ。しかしその方向もまたライトが点灯。うーむ・・・。(^_^;; さらに別の方向に向かってやっと場所が決まって用を足す。空は満天の星で昨日と違っていい天気になりそうだ。
 テントに戻って荷物整理をしてからテーブルでみんなが起きてくるのを待つ。この時点で起きているのはコックのリモンさんだけで早速調理にとりかかっていた。今日でバイクの走行も終わりとなると言うのも何とも寂しいものだ。最初のうちはかなり長く感じるものだが、終わりが近づくとあっという間だった気分になる。
 6時半頃からぼちぼちスタッフとメンバーが起き出した。いつものメニューで適当に朝食を食べる。昨日はパンク修理などで寝るのが遅かったのか、メカニックのターリックさんはなかなか起きてこない。大丈夫かな?朝食の後そうそうに服を着替えて撤収完了。(7時半)
 バイクを順番に移動して車のドラム缶からガソリンを給油。これで準備は完了。ヒシャムさんから今日の走行についての注意がある。砂丘を越えるときは頂上でスピードを落として超えること。砂丘は急に落ち込んでいる場合があるので、アミンが走っていった跡を走っていくこと。遅れた場合も無理にスピードを出して追いかけないこと。やはり砂丘を走るのはかなり危険なようである。まあ、モンゴルに行ったときに砂丘を登っていって反対側の斜面に落っこちた人もいたからなあ・・・。(^_^;; バイクは北側の砂丘を越えるが、サポートカーは通れないので南の方を迂回していくため、途中のサポートはできないようだ。まあ、これは仕方がないか。
 せっかくなのでメンバー全員で記念撮影をする。三脚をセットして写真を撮るが、自分のカメラしか使わなかったので撮れていなかったらやばいなあ。(写真は無事に撮れていました(^o^))できればもう一枚別のカメラで撮ってほしかったんだが・・・。
 このあと海野さんから各スタッフへチップの贈呈。ちなみにターリックさんにはチップを渡していないが、これは社長(すっかり忘れていた)には渡す必要がないからと言うことらしい。そういうものなのか?(?_?) 最後に奥さんから今回の旅行についてのコメント。今回事故った事をかなり気にしているようだ。準備ができたところで最後のバイク走行の出発となる。(8時半)
 コースは昨日と同じようにフラットな感じの大地を走っていく。少し走ったところでいったん後続を待つ。(8時45分・17km)なんか止まる頻度が多いなあ・・・。さらに走っていくとやっと砂丘が見えてきた。(9時・37km)この先に見えるこの砂丘を越えていくんだろうか?
 なにやらかんさんのバイクの所に人が集まっていると思ったら、エンジンの下からオイルが漏れているではないか。「なんか下から音がするなあと思ったらオイルが漏れていた」とのこと。(@_@) どうやら途中でドレーンボルトが落っこちてしまってエンジンオイルが抜けているようだ。なんではずれるんだ?しかしここで止まらなかったら気が付かずに焼き付いていたかもしれないなあ。あぶない、あぶない。(^o^) サポートカーの到着を待ってうえのさんのバイクに付いていたエンジンのドレーンボルトをとり付けてオイルを補充。事なきを得る。(9時半)
 正面に見える砂丘に入っていくと思ったんだが、しばらく砂丘に沿って南下。しばらく走ったところから砂丘に突入する。(46km)サポートカーも一緒についてきているところを見ると当初予定していたコースではなく、比較的緩やかなコースに入ってきているようだ。(南側の方が砂丘が緩やかになっているらしい)自分たちのレベルを見て当初予定のルートはやめたのかな?
 砂丘の斜面を一気に駆け上がって走っていく。思ったよりも締まっているのでスピードさえ落とさなければ結構走れそうだ。と、ふと後ろを見ると砂丘に入ったところでいきなり会社員Tさんとかみばやしさんがスタック。完全にはまってしまっているようで、なかなか抜け出せない状態になっている。
 「ちょっと手伝った方がいいかな?スコップを持ってきているから」と旦那さんが二人の所に向かうが、ちょっと目を離した隙にいきなり転んでいるではないか。「え?(@_@) なんでこんなところで転んでいるんだ?」と思ってよく見るとなんと
前輪が埋まってしまっている。なんであんなにめり込んでいるんだ?(?_?) バイクを止めて近くに行ってみると、その辺りは窪地になっているようで砂が軽く積もって落とし穴状態。これはどうしようもないなあ・・・。「いきなりフロントが落ち込んでびっくりしたよ」脱出を手伝って、自分はそこを迂回して砂丘の上へ。さっきの二人も無事に脱出して砂丘を登ってきた。
 ここからはひたすら砂丘の中を走っていく。最初に聞いていたように砂丘を登るとその先が崖になっているようなルートではなく、緩やかな砂の山といったところなのでそれほど危なくない。たしかに山と山の間にはふかふかに砂がたまったところがあってタイヤを少しとられるが、先に走った人のタイヤの跡を見るとだいたい分かるので問題ない。(^o^) 砂の深いところはタイヤの跡がよれている。いくつ間の砂丘を越えていると前方の山にジープを発見。なんであんなところで待っているんだ?と近づいてみると砂の中に埋まっていた。(^_^;; (10時・50km)山の上で切り返す前にタイヤがはまってしまったようだ。
 まずはみんなで押してみるがちょっと動きそうにない。左右に揺すってある程度タイヤを浮かせてから、砂を掻き出す。下の方に止めたサポートカーからはしごを取り出して持ってこようとしていたが、サイドブレーキを引いていなかったのか、
おもむろにバックし始めて大あわてで追いかけているターリックさん。何をやっているんだか・・・。(^_^;; 結局砂をかきだした後、みんなで押してなんとか脱出。
 再び砂丘を越えていくと、前方の砂丘の入口でアミンがスタック。その後に続く何台かも砂にタイヤを取られて動けなくなっている。かなり砂が深そうだ。勢いをつけて一気に駆け上がってみるが、途中でスピードが落ちてきて止まってしまった。残念!そうそうに登るのをあきらめてバイクを引っ張り出すが、あばらが痛くてちょっと大変。向きを変えてから砂丘を降りる。
 もう一度チャレンジしようと思ったが、アミンがこっちにまわってこいということでそこは迂回して勾配の緩やかな斜面を登っていく。そこから少し行った砂丘の上でいったん休憩。(10時半・62km)ここでもランクルがスタックしていたが、数人で押すとすぐに脱出できた。さすがにランクルは強い。しばらくここで休憩を取るようだ。
 ジープとアミンが国道に抜けるルートを捜しに出発。戻ってくるまではここで待機しなければならないようだ。待っている間バナナとかを食べて休憩。ここで昼食にしてくれればいいんだけどなあ・・・。そういえばお土産用に砂を取っていなかったことを思い出してここの砂を拾っていく。旦那さんはペットボトルなどに大量に採取していた。
 30分くらいしてリモンさんが砂丘の反対側に降りていって何か叫んでいる。「何を言っているんだろう?」と思ってみていると。戻ってきてランクルに乗って砂丘の反対側に強引に降りていった。斜面を降りれるかどうか確認していたんだろうか?そのまま走り去っていったが、200mくらい行ったところで止まってしまった。わざと止まったのかと思ったが、どうやらスタックしてしまったようである。しばらくしてもう一台の車が救助に向かったが、2台でそのまま砂丘の向こうに行ってしまった。自分たちはどうすればいいんだ?(?_?)
 動きようがないのでそのまま砂丘の上で待っていると、1時間ほどしてアミンが戻ってきた。が、ランクルの姿がないのでちょっと焦っているようだ。話を聞いてから結局ランクルが走っていった方に進むことになる。
 斜面は途中が段になっており、ふかふかの部分があってちょっと怖い。一気に駆け下りて後続を待つ。他のメンバーも降りてくるが、会社員Tさんはコース取りを間違えて谷になったところにつっこんでしまい転倒。(T^T) しかし下が砂地なので特にケガはなかったようだ。かんさんと海野さんがなかなか降りてこないなあと思っていると、どうやらライトをつけっぱなしだったらしく、バッテリーが上がってしまったようだ。(T^T) 砂丘の反対側に降りてエンジンをかけようとしたようだが押しがけをしようとしたみたいだが失敗。結局バッテリーを付け替えてエンジンをかけたらしい。やっとみんなそろったところで出発。(12時15分)
 タイヤの跡を追ってしばらく走ると畑に出る。畑を耕している人がいるが何を栽培しているんだろう?ここでランクルはいったん引き返しているみたいで、アミンが車を探しに出発。またもやここで待つことになる。(12時半・69km)しばらくしてやってきたランクルに従って畑の間にのびる道を走っていき、国道へ。(13時・75km)ここはバリスの北辺りらしい。
 舗装路に出たところでなぜか右の方へ進路を取る。「ルートを考えると左に行くはずなんだけどなあ。」と思っているとやはり間違っていたようで途中でUターン。Uターンするときに路肩で危うく埋まってしまうところだった。(^_^;;
 舗装路を北上するとその先の交差点でサポートカーが止まっていたが、そこを右折。メイン道路を走っているはずなんだが、なんかどんどん道が狭くなってくる。おかしいなあ?メイン道路なのにこんなに道が狭いのか?さらに進んでいくと道路が砂丘に浸食されて完全に埋まっているではないか。(@_@) しょうがないので路肩を走って砂丘を迂回。いい加減おかしいなあと思っていると山の上に建物跡が見えてきた。そういえば朝の説明で国道に出たところで昔の神殿跡を見学に行くと言っていたなあ。(13時15分・90km)しかし時間があればという話だったはず何だけど・・・。(^_^;;
 山の上になにやら廃墟のような建物が見えるが、あの建物が神殿跡なのかなあ?あまりたいしたことないような感じだ。ナイトライダーさんは
「え?あの山の建物がそうなの?こっちの建物かと思って写真を撮っていたよ。どおりで立派だと思ったんだよなあ。」と山の麓にある建物の写真を撮っていたようだ。(^_^;; 山の反対側の方から神殿跡に行くことができると言うことなのでダートを走って山の反対側へ。山頂に見えていたのは砦か何かのようで、こっちにあるのが神殿の本体のようだ。なかなか立派そうに見えるが・・・。
 バイクを止めて神殿跡へと入っていくが、なんかかなり疲れてしまってターリックさんの説明をあまり聞いていない。(ということでこの神殿の名前などは分からない)写真とかで見たルクソール神殿とかの小型版と言った感じか?地震でほとんどの柱が崩れ落ちているが、壁に古代の絵や文字は残っている。奥の方にある建物部分は天井も残っているので上に上がってみるがちょっと怖い。15分ほど見学してから出発。(13時半)
 来た道を引き返していくと、途中で道路が二またに分かれている。左に行くと先ほど砂丘に浸食された道だが、今度は右の道へ。と、その先でまた道が一緒になっているではないか。この道は単に砂丘に浸食されたから新しい道を造ったんだろうか?しかし道を造るよりも砂をのけた方が早いように思うんだが・・・。先ほどの分かれ道まで戻って昼食。(13時45分・105km)
 昼食はいつもと同じ感じで、サンドイッチを4つとネーブルを食べてお腹は満足。日本は7時間早いのでもう21時か。紅白が始まっているんだなあ。さっきまで、今日の夜に紅白があると思っていたので、もしかしたらホテルでみれるかもしれないと思ったのは間抜けである。(^_^;; 30分ほどしてから出発。(14時15分)あとは舗装道路を走っていくだけだが、300kmくらいあるので間違いなく日が暮れてしまうだろうなあ。
 ハルガオアシスの郊外の検問を抜けてから砂漠に延びる道を進む。事前にもらった地図には載っていないが、まっすぐにルクソールの方に行く道があるようだ。よかったよかった。ここからはひたすら荒野の中を100〜120km/hのペースで走っていくだけ。途中にはルクソールまでと書かれていると思われる看板(アラビア語なので読めない)が出ているが、数字は現地の数字になっている。途中何回か線路を越えていくが、列車が走っているわけではない。途中写真を撮りたくなるような風景もないまま走り続け、やっと休憩。(15時45分・214km)
 15分ほど休憩してから出発し、30分ほどでまた休憩。(16時半・252km)そろそろガソリンの残りがやばいと言うことでバイクを倒してコックの方に寄せようとするが、まだそれなりに残っているので元に戻ってしまって全く意味がない。「どうするんだ?」と話しているとサポートカーが到着。よかったよかった、これで給油ができる。と、なにやら車の様子が変な感じ。近づいてみると後輪がバーストしているではないか。(@_@) ちょうどここでバーストしたみたいで、少し手前にはがれてしまったタイヤが落っこちている。
 ガソリンを給油する間にタイヤの交換。給油が終わったところですぐに出発。(16時45分)走っている間に日本の新年を迎えそうだな。ペースは先ほどまでよりちょっと落ちて80km/hくらいで走っていく。
 徐々に暗闇が近づいてきたのでここでバイクを止めてライトのカバーを取り外す。(17時半・314km)
「あけましておめでとう。」と日本の新年を祝う。ライトの準備が完了したところで出発。
 日暮れとともに一気に暗闇がやってきて辺りは何も見えなくなる。バイクと車のライトだけが頼りだ。ひたすら暗闇の中を走り続けているとやっと町の灯りが見えてきた。あれがルクソールの明かりかな?だがしか〜し、その灯りはなかなか近づいてこない。(T^T) 途中に出ている看板にはルクソールまであと10kmの表示。まだかよ・・・。対向車は相変わらずハイビームでパッシングしてきてむちゃくちゃまぶしい。さらに走り続け、やっと町の入口の検問に到着。(18時15分・368km)
 出発して川沿いに延びる道を走っていく(暗くてどんなところを走っているのか全く分からない)が、前を走る車が遅くていらいらしてくる。なんでこんなに遅いんだ?(?_?) 後ろを走ってきた車もいらいらしているようで、しばらくして反対車線に出て自分たちを抜いていく。そのうちの1台は対向車が来ているのに反対車線を走っていき、
あわやぶつかる寸前である。勘弁してくれよ・・・。(T^T) とろとろと走り続けてやっと中心街の検問に到着。(18時45分・385km)どうやら自分たちの前を走っていたのは地元のパトカーで、のろのろと先導していたようだ。事故らないようにと先導しているのかもしれないけど、遅く行った方がよけい危ないやんけ!(-_-X
 ここからは白バイが先導していくようだが、その先導するバイクがまだやってきていないようだ。勘弁してくれよ・・・。(T^T) また1時間とかかかるんやないやろうなあ・・・。あまりの不手際さにいい加減に機嫌が悪い。結局30分ほど待たされてやっと白バイが到着。白バイに先導されて町中を進む。途中からもう一台白バイがやってきて2台に挟まれた状態で走っていき、今日のホテル「イシスホテル」に到着。(19時半・398km)
 ここのホテルはガイドブックに載っていなかったはずだが、なんかかなりいい感じ。(この時点でガイドブックに載っていた高級ホテルは明日泊まる予定のカイロのホテルと勘違いしていた)バイクを近くのガレージに移動させて、ここで他のスタッフとはお別れとなる。アミンはかんさんにターバンをプレゼントしていた。このあとバイクの故障箇所をチェックしてからお互いに確認するらしい。チェックには時間がかかるのでいったんホテルへ。
 ロビーに行くと奥さんはすでにホテルが準備してくれた車いすに座って待っていた。ロビーで今晩の予定を聞いてから部屋に移動。
 部屋は広くてベランダからはナイル川が見えてなかなかいい感じ。下の階のベランダには日光浴用のソファーまで設置されている。自分たちの所はテーブルと椅子があるだけ。さっそくお風呂に入ってさっぱり。お湯の出もいいのでさっぱりすることができた。荷物の整理をしてからロビーへ。(20時15分)
 ここから先ほどのガレージに行ってバイクの確認。かんさんはターバンのお返しにアミンにモトパンをあげるようだ。修理箇所は基本的に修復不可能と言うところを請求することになるようだ。
 まずはフロントの壊れたバイクと言うことで会社員Tさんのバイク。まあこれはフロントカバーも吹っ飛んでいるのでしょうがないだろう。続いて旦那さんのバイクのガソリンタンクが指摘を受ける。旦那さんは「単に一回立ちゴケしたときにガソリンが漏れてきただけで、もともとパテで修理していたところが破れただけだ。」と伝えるが、結局どうなったんだろう?奥さんのバイクはフロントホークなどかなりの部品がだめになっている。旦那さんもこれは仕方がないとあきらめているようだ。
 うーむ、なんか結構細かく言われるのかなあ?でも、もともとどこに傷が入っていたなんて覚えていないぞ・・・。かんさんは「あんまり言うようだったらもうやらんぞ」とちょっと憤慨している。と思っていると、「以上です!」とあっさりと終わってしまった。(^_^;; なんだ、心配して損した。修理費用については問い合わせないと分からないと言うことで、明日あたりに連絡が来るそうである。ここでほんとにバイクのスタッフとお別れ。お疲れでした〜〜〜。(^_^)/~~ 旦那さんは持参したトレーナーにヒシャムさんからサインを書いてもらっていた。
 ロビーに戻ってそのままレストランに夕食に行こうと思っていたが、大半のメンバーがそのまま夕食に行くと思っていなかったらしい。ということでいったん部屋に戻ることになる。時間もあるので先ほどの店に行ってポストカードを5枚購入。一枚1ポンド?うーむ、この間のは高すぎたんか・・・。いったん部屋に戻ってしばらくくつろいでからロビーへ。(9時15分)
 夕食はこれまたバイキング形式。さすがに年末と言うことなのか、かなりの人が・・・。椅子にはパーティーグッズとして帽子や風船などアイテムが入った袋が置いてあるが、これをどうしろと言うんだ?
 まずは赤白のワインを注文して料理を取りに行く。料理の種類はかなりあるのでいろいろな種類のものを取ってくる。みんなそろったところで乾杯!(^o^) さっそく料理に手を付けるが・・・まずい!!(T^T) いろいろ種類はあるのにどれも似たような味ばかり。なんでここまで一緒の味なん?(T^T) うえのさんはかなり一杯料理を取ってきていたが、どれも少しずつ食べたところで断念している。デザートもただ甘いだけでちょっと口には合わない。なんとか食べられるものだけを選別してお腹を満足させるしかないか。しかしホテルの料理でおいしかったところはないなあ・・・。(^_^;;
 22時頃からショーが始まり、どういうものかよく分からないが、舞台で踊りが始める。23時頃にはみんな撤退。自分とナイトライダーさんはせっかくだから新年までがんばることにする。ということで、ワインを一本追加して二人で飲み続ける。0時近くなったところでいきなりカウントダウンが始まり、
「ゼロ!」の言葉と同時に照明が消える。(?_?) おいおい、普通は時間前に電気を消して新年になったところで電気がつくだろう?先ほどの看板は手で動かしているようだ。15秒ほどで電気がついて「Happy New Year!!」の声があちこちで上がる。と同時にみんな撤収開始。「これでおわり?なんだかなあ・・・」と釈然としないまま自分たちも撤収することにする。(^_^;;
 ロビーにあるパピルスの店は23時までと言っていたんだがまだ開いている。声をかけるとまだ大丈夫とのこと。しおりは名前を入れてもらって一枚2ドルとカイロで行った店とあまり変わらない。さすがにホテルの中の店だから偽物と言うことはないだろう。しかし書いてもらう時間を考えるとちょっとやめておいた方がいいかな?と思っていると、明日の朝にフロントに預けておくから大丈夫とのこと。うーむ・・・。「信じていいのか?」と聞いてみると「付いてこいと」フロントの方へ。フロントの一人を呼んで「この人に預けるから」とのこと。これなら大丈夫だろうと、自分は8枚、ナイトライダーさんは6枚注文。
 書いてもらう名前を紙に自分のシャーペンで書いていたらおもむろに「これをくれないか?」と言い出した。それは勘弁してくれ。しかししつこく言ってくるので「それならボールペンをあげよう」ということでいったん部屋に戻る。今回家にあったボールペンを何本か持ってきていたが、いまだに一本も渡してなかった。見た目には結構いい感じのボールペンで、二人に一本ずつ渡すともう一本と言ってきたがこれはさすがに断る。
 エレベーターに乗って戻るときに「値段交渉する前にあれをあげておけば良かったのかな?」と改めて気がついた。しまったなあ・・・。(^_^;; 部屋に戻ってそうそうに就寝。(0時半)
 01 今回のスタッフ コックのリモンさん、メカニックのターリックさん、ヒシャムさん
 02 みんなで集合写真 全員の集合写真はこのとき撮った2枚だけ
 03 みんなへのお礼
 04 向こうに見えるのが砂丘
 05 スタックしてしまったジープ みんなで掘り起こす
 06 砂丘の走行中
 07 待っている間にここにいるメンバーで記念撮影
 08 砂丘をバックに!
 09 ここでゲットした砂
 10 山の斜面に建つ神殿
 11 いったん道路脇で休憩 日本の新年までもう少し
 12 バースとしてしまったタイヤ いやー、怖い怖い
 13 ホテルのレストランで
 14 ショーが始まる
 15 新年のカウントダウン かなりしょぼかったです(T^T)