道祖神主催 エジプト デザート&オアシスツーリング その6 現れた奇岩 |
12月29日 377 km 白砂漠入口→ダクラ オアシス |
携帯の目覚ましの音で目が覚めるが、なんか外は真っ暗だし、あまりにも寝ていない感じがする。おかしいなあ・・・と思ってちょっと考えると「携帯の時間って日本時間のままやん!」と言うことに気が付く。(22時にセットしていたことになる)何やっているんだか・・・。(T^T) 半分寝ぼけたまま再び眠りにつく。 次に目が覚めるとすでに4時半になっている。途中一回起きたとはいえ、8時間近く寝ているので十分だろう。30分ほどそのまま寝袋の中でごろごろしてから外に出てみるが・・・誰も起きていないではないか。(-_-X 5時起床と違うんかい!さすがにこの時間はまだ真っ暗で空には満天の星が輝いている。トイレに行ってからしばらくするとリモンさんが起きてきて朝食の準備を始めたが、この分だと出発は7時半くらいかな?しかし車の中でかなりの火力のコンロを使っているというのはちょっと怖いなあ。(^_^;; 5時半をまわるとスタッフがちらほらと起きてきた。テーブルで日記を書きながら待っていると朝食の準備が完了。朝食はいつものようにパンとサラダである。他のメンバーも起きてきたが、お腹の調子が悪いみたいでみんな小食。みんな正露丸を飲んでいる・・・。無事なのは会社員Tさんくらいで、一番ひどいのは夕べと同じくかみばやしさん。朝もおかゆだけ食べている。自分の方は胃の調子も良くなってきて体調は問題ないレベルまで回復してきた。(^o^) 6時半頃に夜が明け始め、早々にテントを撤収。(7時)そろそろ出発と言うことになるが、会社員Tさんのバイクのエンジンがかからない。調整をしてなんとかエンジンがかかったところで出発。(7時15分)奥さんはもちろん車なので、奥さんのバイクにはメカニックのターリックさんが乗っていくようだ。フロントフォークがちょっとゆがんでいるため若干ぶれるようだが、走れないことはないらしい。 旦那さんのリミッターがはずれたせいか、ペースが一気にあがり、アミンに続いて走るのはうえのさん、かんさん、旦那さんの3人となる。ただただ広大な大地が続いているだけで特に景色に変化はない。いくつかの丘を越えたところでいったんストップ。(7時半・18km)サポートカーがやってくるのを待ち、いざ出発しようとするとアミンのバイクのエンジンがかからなくて動けない。(T^T) 何度もキックをやっているうちに部品が壊れてしまう。結局ここでも30分くらい止まる羽目になるが、それでも直らないため先に出発することになる。 ここからはサポートカーに先導してもらって走っていく。しばらく行くと地面が岩から砂の大地に変わりちょっと走りにくくなってくる。その先に大きな白い岩が見えてきた。(8時15分・27km)ガイドブックとかに載っているような変な形のものではないが、石灰(90%くらいが石灰らしい)でできた岩山が砂漠の中から突き出ている。まちがいなく白砂漠の中にやってきているんだろう。写真を撮っているともっといいところがあると言ってすぐに出発。 このあたりから地面も石灰岩がむき出しになっているところが増えてきてちょっと走りにくい。石灰岩の間たまっている砂がくせ者である。この辺りで転けてしまったら砂地と違ってただではすまないだろうなあ。途中には小さな白い岩がいくつもあるが、単に山の形をしているだけで、奇形という感じのものはほとんどない。しかし言われていたようにどんどん風化が進んでいる感じなので、数年経ったら形が変わっているだろうなあ。途中アミンが岩山の上に登っていったが、さすがにこれに続こうとする人はいない。アミンの方が止めたようであるが、自分はどっちにしろ登っていないだろう。(^_^;; 途中で写真を撮ったりしていたため、みんなからかなり遅れてしまったので一気に加速。と言ってもフラットなところしかスピードは出せないが・・・。しばらく走っているとやっとみんなに追いついてきた。と、なぜかかみばやしさんがその先で止まっている。何かいい被写体でもあるんだろうか?(?_?) と、その横には砂の上に座り込んでいる会社員Tさんの姿と砂の上に倒れてしまったバイクが見える。(@_@) え?え?まさか転けたの?(?_?) 少し通り過ぎたところでバイクを止めて会社員Tさんの方へ。海野さんは前を行くグループに合図を送ろうとしたが、どうやら気づかれなかったようだ。(9時・47km) 辺りには何か液体が飛び散って砂がぬれている。話しかけるとちょっとショックを受けたような感じだが、特に外傷はないようである。バイクの方もフロントのカバーが壊れている程度みたいだが・・・。途中にあった草を踏み越えようとしたらフロントが跳ね上げられてそのまま投げ出されてしまったらしい。背中から地面に落ちてしまったが、背中に入れていたミネラルウォーターがクッションになってあまり被害がなかったようだ。周りに飛び散っている液体はそのミネラルウォーターみたい。 バイクの方はエンジンがかかるのでとりあえずは走ることができそうだ。あとはフロントがどれだけぶれているかである。ジャンプした所を見てみると高さ30cmくらいの砂山になっており、しかもほぼ直角に切り立っているではないか。(@_@) これは乗り越えられないだろう。(^_^;; そこから3mくらい離れたところにタイヤの跡があり、そこからもう一度1mくらいジャンプしてバイクが倒れているようだ。バイクは別の方に飛んでいったのが不幸中の幸いかもしれない。(^_^) とりあえずしばらくは気持ちを落ち着けた方がいいだろう。 15分くらいして先に行ったアミンも戻ってきたところをみると、この先でみんなは待っているんだろう。体の方は背中がやはりちょっと痛いようだが、とりあえずは走ることができるようだ。会社員Tさんの精神的な回復を待ってから出発。(9時半)先に行って待っていたメンバーは「何が起きたんだろう?」とかなり不安だったようである。 徐々に石灰岩の岩の数が増えてきて走りにくくなってきた。砂にタイヤを取られそうになってエンジンを吹かすと石灰岩でグリップして急加速しそうになるのでちょっと怖い。(T^T) しばらく走っていると後ろから来ているはずの会社員Tさんと海野さんがやってこない。どうしたんだろう?しばらくしてやっと追いついてきたが、どうやら会社員Tさんのバイクのバッテリーが落下してしまったようだ。(T^T)(さっきの事故でサイドカウルがはずれている)(58km) 徐々に岩山が大きくなってきて変な形のものが増えてきだした。キノコのような大きな岩山も見えてきたが、止まる気配がない。「ここで写真を撮っておかないといかんやろ」と写真を撮ってすぐ出発。止まらないと思っていたんだが、単にルート的にまっすぐ行けなかっただけのようで、大きく迂回してみんなキノコの岩の下にバイクを止めていた。(^_^;;(10時・64km) 本当は昨日のうちにこの辺りまでやってくる予定だったらしい。昨日の場所からここまで途中の事故をさっ引いても3時間くらいかかっているのでどう考えても昨日やってくるのは不可能だっただろう。やはり昨日の昼の車のトラブルが大きいなあ。あれで2時間ずれたし、あれがなければ事故も起こっていないかもしれない。こんな調子で今日も目的地にちゃんとたどり着けるんだろうか?(?_?) キノコのような岩は思った以上にでっかくて岩の下にいるとなんか落っこちてきそうで怖い。でもいつかはほんとに落ちてしまうだろうしなあ。この岩の他にもカリフラワーみたいな形の岩やらくだのような形をした岩などそこら中、変な岩だらけ。日本なら一つ一つに名前が付きそうだな。さすがにお腹が減ってきたのでリモンさんが差し入れしてくれたお菓子を食べてお腹を落ち着ける。 ふと見ると近くをらくだを引き連れた一行が通りすがる。あの人達は何なんだろう?近くに行ってみるとらくだにいろいろな荷物を積んでいる。どっかの会社が企画した旅行ツアーだろうか?大人のらくだが2頭と子供のらくだが一頭いて、子供はまだ母親の乳を飲んでいる。写真も十分に撮って休憩も十分取ったところで出発。(10時半) しばらくは白い岩の間を走っていくが、そこを抜けると広大な砂漠へと出る。よく締まった地面なので走りやすく、みんなのペースも徐々にあがってくる。どういう現象でそうなっているのか分からないが、所々帯のように10〜20cm盛り上がっているところがある。遠くからでも分かるので速度を落とさなくてもジャンプして超えることができるので問題はないがいったいなんだろう?ただ、時々思ったよりも起伏があって跳ね上げられそうになることもあったが・・・。ちなみにちなみにナイトライダーさんはここでかなり跳ね上げられて危うく転倒するところだったらしい。30分くらい走ったところで舗装道路へ。(11時・93km) 昨日修理した車はまた壊れてしまったようで、ここで車の交換となるようだ。いま乗り換える車を持ってきているようなのでここでしばらく待つことになる。当初の予定ではここからまっすぐに砂漠を抜けてダクラオアシスに向かうことにしていたが、残りのダートがまだ200kmくらいあってとてもではないが今日中にたどり着けそうにない。しかも最後の30kmはかなりハードなので明るいうちでないと絶対に通り抜けられないそうだ。今から行ったとしたらどう考えても6、7時間はかかるだろうなあ・・・。ということで、ダートを走るのをあきらめて舗装道路を走って町に向かうことになる。ちなみに舗装道路はダクラオアシスまで迂回しているので、走る距離300kmと100kmほど長くなるらしい。まあ、それでもダートを走るよりは早く着けるだろうが・・・。 待っている間に昼食にすればいいんだが、ここでは昼食をとらないようだ。うーむ、なんか時間の取り方がもったいない。最初のうちは写真を撮ったりしていたが、さすがにすることもなくなって車の影で話をしてくつろぐ。かんさんは「ちょっと要領悪すぎるよねえ」とあまり機嫌が良くないようだ。まあかんさんだけではないけどね。(^_^;; 1時間ほどしてやっと交換する車がやってきたが、今までよりも小さな車なので荷物が載らず、いろいろ分散してかなり強引に詰め込むことになる。ここまで乗ってきた車は奥さんのバイクを積んで先にカイロに帰るらしい。このバイクもかなり強引に積んでいた。このあと車に積んであるドラム缶からガソリンを給油(ポンプなどはなく、サイホンの原理で行うため、最初は口で吸い出している)して(給油するなら待っている間にすれば良かったのに)やっと出発。(12時半)待っている間に自分のバイクをアミンが乗っていたらしくバイクの走行距離が11kmほどのびていた。(これ以降この数字を引いた距離) ちなみにこの舗装道路はメインの幹線道路ではなく、東の方にある小さな町に向かうための道路のようだ。通りで全く車が走っていないわけだ。途中の道路は砂漠に浸食されて埋まっているところが結構多い。ファラフラオアシスに出たところで奥さんを乗せた車はそのまま町の方へ向かう。(119km)どうやらこの町の病院に寄っていくようだ。 ここからは舗装道路をひたすら走っていくだけ。舗装はしているが、なぜか所々起伏があって跳ね上げられる。気を抜いて走っているとちょっと危ないので、前を走るバイクの動きを確認しながら走っていく。途中いくつか小さな村があり、こっちに向かって手を振る人も多い。1時間くらい走ったところで道路脇にバイクを止めていったん休憩。(13時半・172km)このあたりの山は高さがそろっていて、大地が削られて残ったところが山になったという感じ。 「自分は一番前だから起伏がわかんなくて怖いんだよね。斜め前を走るアミンが何ともないと思って安心していたら自分の所に起伏があるから跳ね上げられたよ。」と言うのはアミンの後ろを走っていたナイトライダーさんである。会社員Tさんは「振動が背中に響く・・・」とかなり深刻な状態になっているようだ。(T^T) それで途中スピードが落ちたりしていたのか。 ここでこのあとのルートを確認してみるが、やはりあと200kmくらいあるようだ。「昼食を30分くらいで切り上げればなんとか夕暮れまでには着くと思うんだけどね。」という思うのはみんな同じようだが、「でもきっと1時間は休憩するんだろうね。」と同じ事を考えている。果たしてどうなるか? 同じような景色の中しばらく走っていると、徐々に山が迫ってきて平原が狭くなってきた。この辺りからわざわざ盛り土をして道路を造っているようでその山の上と同じ高さへ。大きく右に回って山を越えると・・・おおお!!!(@_@) 前方に広大な茶色い海が!と思うくらいただ、ただ広いひろ〜〜い砂漠が広がっている。これはマジですごい。(^o^) 写真を撮りたいと思ったが、止まる雰囲気もない。でも写真を撮ってもまったくこの広さは表現できないだろうからいいか・・・。記憶の中にちゃんと焼き付けておこう。 この辺りも道路が砂に浸食されていたようで、道路脇には砂の山ができている。広大な砂漠を左手に見ながら走り続け、マインカルの町に到着。町の入口には相変わらずライフルを持った軍隊が立っている。ゲートを超えたところにあるレストランの駐車場へ。(14時・201km) 店の前にはテーブルと椅子が並べられているが、なんか違和感を感じる。椅子だけが綺麗なせいかな?ここで昼食を食べるのかと思ったら、単にここのテーブルを借りるだけのようだ。時間がないから簡単にすませてくれていいんだが、ついて早々にリモンさんは荷物を下ろして料理を始めてしまった。これはいつものパターンだな・・・。(^_^;; まあ、早くて出発は15時になるだろう。 ベンチでくつろいでいると昼食が運ばれてくるが、今回はいつものメニューにスクランブルエッグが加わっている。デザートにネーブルとミカンが出てきたのでネーブルをいただく。会社員Tさんはほとんど食べずに椅子に座ってじっとしている。よっぽど体の調子が悪いんだろう。大丈夫かなあ?(T^T) ここの建物にはトイレがあるが、アラブ式のトイレであまりそうじもされていない。これなら外でやった方がいいかもしれないなあ・・・。アミンは近くの小屋でお祈りに入っている。結局ここでも1時間ほど休憩して出発。(15時)あと200km位だからなんとかぎりぎり日暮れ前に到着できるかな?何も問題なければね・・・。(^_^;; 出発してすぐにうえのさんが急に減速して路肩へ。どうしたんだろう?パンクかな?前を走る3人はこのことに気が付かずにそのまま走っていったのでとりあえずみんなが止まっているところまで。その先でアミン、かんさん、会社員Tさん、かみばやしさんが路肩に止まっていた。アミンが引き返した後、そのままここでやってくるのを待つ。うーむ、なかなかやってこないところを見ると他のトラブルかな?周りには何もないので何もすることができず、地面に座ってくつろぐしかない。 30分くらいしてやっとバイクがやってきたが、なんか様子が変。アミンのバイクに海野さんが乗っているではないか。どうやらバイクのエンジンがいかれてしまったらしく、復旧は難しそうなので先に行くことになったようだ。アミンのバイクを海野さんが乗り、うえのさんは海野さんのバイクの乗っていくことにしたようだ。(15時45分)これで間違いなくホテル到着は日が暮れた後だな。(T^T) ここからひたすら先頭の車の後をついて走っていくだけ。途中の道は舗装工事をやっていて道路はきれいで走りやすい。周りはひたすら荒野が続いているだけなので風景にも飽きてくる。途中トラックとすれ違うと砂はまきあがってくるわ、風圧はすごいわでちょっと大変。1時間ほど走ったところの検問でいったん休憩。(16時45分・293km)そろそろ夕暮れが近づいてきており、西の空が赤くなり始めている。 ここには兵隊が4、5人待機しているようだが、周りには何もないので大変だろう。かみばやしさんが写真を撮っていいかと聞いてみるが、残念ながら断られてしまったようだ。15分ほど休憩してから出発。 陽は地平線へと向かい、空が紫色に輝いてむちゃくちゃいい感じ。その反対側の岩山も赤く照らされていい雰囲気だ。しかしまったく止まる気配はない。いつもなら止まって写真を撮るところだが、さすがに時間が時間だけに止まるのは気が引ける。あ〜〜、まじで写真撮りた〜い。(T^T) そういえば夕暮れに雲が出ているのはこっちに来て初めてだなあ。 徐々に日は沈んでいき、辺りも暗くなってきた。小さな町を抜けた辺りで急に路肩に止まる。(17時半・340km)どうやら暗くなってきたのでライトを付けるため止まったらしい。ほとんどのバイクのライトはカバーがついていてあまり明るくないためカバーをはずすことにしたようだ。この間に夕日の写真を撮影。もう少し早く止まってくれたらもっときれいだったんだけどなあ・・・。準備ができたところで出発。 どんどん辺りが暗くなってくるが、もちろん街灯などなく、頼りになるのはヘッドライトだけ。対向車はハイビームでパッシングしてくるのでまぶしくて危ない。なんでハイビームでパッシングするんだ?こっちの挨拶なんだろうか? 町の灯りが見えてきたので「あの明かりがダクラオアシスかな?」と思ったが、ここではなかったようだ。(T^T) 町を通り過ぎると周りはまた漆黒の闇。続いてまた町の灯りが見えてきた。今度こそ目的の町であってほしいものだ。町中に入ると人が多くなり、ロバもいて気をつけないと怖い。暴走しているロバとかもいるし・・・。(^_^;; 町のメイン道路を進み、一軒の小さなホテルに到着。今日の宿はここ?レベルがかなり低いなあ・・・。と思っているとUターンして別の方向に。どうやらホテルの場所が分からなくてうろついていただけのようだ。一本手前の脇道に入り、走っていくと山の上にホテルらしき明かりが見える。あれかな?暗くてよくわからないが、なんとなくいい雰囲気。何はともあれ、とりあえずはホテルに到着。(18時15分・377km)やはり暗がりの中を走るのは神経を使って大変だ。(^_^;; ホテルの入口ではボーイさん達が出迎えてくれている。早速荷物を運び込んでからロビーでシャーイのサービスを受ける。明かりが幻想的でなかなかいい感じのホテルである。しかも高台にあるので眺めもいいんだろう。(すでに暗闇の中なので全体像が全く分からない)奥さんはボーイさんに椅子ごと部屋に運ばれていった。 受付を済ませてボーイさんに部屋まで案内してもらうが、建物が入り組んでいてなんかわかりにくい。(^_^;; 自分たちの部屋はすべて二階になっているが、わたなべさんの部屋はどこなんだろう?部屋は十分な広さでいい感じ。ただトイレは意味もなく広いくせに、お風呂はその部屋の隅にあるシャワールーム(1m四方のガラスで仕切られた部分)だけというのもなんか変な感じである。結構豪華そうなのにガイドブックに載っていないのはなぜだろうか?最近できたばっかりで載っていないのかな?(?_?) 建物の壁は昔の建物風に作られているが、表面的にそうしているだけで、実際はコンクリートのようで見えにくい所はコンクリートがむき出しになっている。おおざっぱに作っている感じなので数年したら結構ぼろぼろになるかもしれない。(^_^;; 部屋にはベランダもあって町の灯りが少し見えるが、こっちの方向だとあまり明かりがない。向かいのナイトライダーさん・かみばやしさんの部屋に行ってみるが、こっちはベランダに出る扉が開かなくて出ることができないではないか。 荷物整理をしてからさっそくシャワーを浴びてさっぱり。シャワールームで狭いが、お湯は十分に出るのである意味いいのかもしれない。夕食まで30分くらいあるようなのでホテル内をうろつく。ロビーに行くとアミン達が到着したようだ。結局エンジンは直らなかったみたいで車で牽引されて走ってきたみたい。アミンはかなりお疲れモード。エンジンはタイミングがずれてバルブとピストンがぶつかり壊れてしまったらしい。明日の朝までにエンジンを探して乗せ替えるという話だが、こんな所にそうそう都合良くエンジンとかあるんだろうか?(?_?) なかったら明日からどうするんだろう・・・。(-_-) このあとはロビーでくつろいでレストランが開くのを待つ。「今日は夕食の時ワイン飲まない?」とナイトライダーさんが言ってきたのでこれに賛同。レストランが開いたところで早速中へ。(19時半)わたなべさん夫妻は着いた後、この町の病院に行っているようで姿が見えない。 早速ワインを注文するが、「ワインはありません」との返事。(T^T)しょうがないなあ、それならビールと注文するが、「ビールもありません」との返事。まじで?(@_@) どうやらアルコール類が全く置いていないようだ。ノンアルコールビールならあると言うのだが・・・。(T^T) どうやらホテルがイスラム系のホテルだったようである。しかしホテルならアルコールくらい置いていてもいいやん!サポートカーにビールをとりに行ったが、残念ながら車がどっかに行っていてゲットできない。しょうがないのでスプライトを注文するが、スプライトも一本10ポンド(180円)とかなり高い。(T^T) 夕食はこれまたバイキングで、メニューも前のホテルのバイキングと同じような感じ。ホテルはバイキングしかないのか?そばめしみたいなやつと肉の煮付けなどを適当に食べる。飲み物が足りなくてスプライトをもう一本注文した頃にリモンさんがビールを持ってきてくれた。もう少し早ければよけいなお金を使わないですんだのに・・・。まあ、しょうがない。 なんかターバンをした人がいるなあ・・・と思ったらアミンだった。なんか雰囲気が違っていて全く分からなかったのは間抜けである。(^_^;; わたなべさん夫妻は夕食には間に合いそうにない。食事を終えて1時間ほどして部屋に戻る。(20時半) フロントにポストカードが売っていたという話を聞いて買いに行くが、一枚なんと3ポンド(60円)と結構高い。昨日見た本屋では2.5ポンドだったからこっちではこの値段が普通なんだろうか?とりあえず7枚買ってから部屋に戻って宛名だけ記入。内容はルクソールで書くことにしよう。会社員Tさんは体調があまり良くないこともあり、そうそうに眠りについてしまった。(21時) 下で旦那さんの声が聞こえてきたので行ってみると、奥さんはももから下をギブスで固められていた。(T^T) 最初に行った町の病院はあまり良くなかったみたいで、レントゲンもぼけているし、よくわからなかったらしい。今行ってきたのは骨専門の病院だったようだ。結局足を二カ所骨折していたみたいである。料金はすべて保険から出るそうだ。この後どうするのかと思ったが、とりあえず車に乗って一緒に行動するらしい。 特に眠気がやってこないのでホテルの敷地内をうろついてみる。昔の町並みをイメージしているのか、意味もなく建物が入り組んでいるといった感じ。思ったよりも部屋数も多そうである。さすがにずっと外にいると体も冷えてきたので部屋に戻って就寝。(21時半) |
01 朝食準備中のリモンさん 02 昨日の事故現場 岩にくっきりと跡が残っている 03 エンジンがかからず動けないアミン 04 石灰岩の岩が見えてきた 05 第二の事故現場 うーむ、こわいなあ・・・ 06 キノコの岩をバックに 白砂漠の有名な岩 07 岩を支える・・・・とかできるわけないやん! 08 まちぼうけ・・・ 直線道路です 09 強引にバイクを積み込むスタッフ 10 昼食時間 死んでいる会社員Tさん 11 まちぼうけ・・・うえのさんのバイクトラブルの回復を待つ 12 紫色に輝く夕暮れ 13 女王様のお通りだ〜〜い!! ボーイさんに運ばれる奥さん 14 ライトにうっすらと浮かび上がるホテル |