東北・北陸地方ツーリング

その4 さらに北上してなぜか竜飛岬まで・・・(^_^;;


05月01日 208 km 青森県 十和田町→青森県 小泊村
 目が覚めて時間を確認すると時計は5時を指している。うーむ、昨日は横になったらすぐ眠ってしまったなあ・・・。夜中に何度か雨が降っていたので雨音で目が覚めたこともあるがそれなりに眠れた感じ。まあ、雨音よりもリ〜ダ〜のいびきの方がすごかったんだけどね。(^_^;; そのままテントの中でごろごろしていると外からラットとリ〜ダ〜の声が聞こえてきたので自分も起きることにする。(5時半)雨は上がっているが、相変わらずいまにも雨が降りそうな感じだ。天気予報をチェックすると晴れとなっているんだけどねえ。(?_?)
 昨日の食材が残っているはずなので炊事場の方に行ってみるとなんかなくなっている。あれ?ポテトチップスや佐藤のご飯があったはずなんだけどなあ・・・。ご飯くずが少し散乱しているところをみるとまさかカラスにやられたのか?まあしょうがない。
 朝食は途中のコンビニで食べることにしてそうそうに撤収にとりかかる。まったり〜なにしては珍しくきびきび動いている。(^_^;; 天気がよくないのでテントはきちんと干せないがこれは仕方がない。荷物のパッキングも完了して6時45分には出発準備完了。足がなんかかゆいなあ・・・と思ってみてみると何か虫に刺されたみたいでちょっと赤くなっている。(@_@) 大丈夫かなあ?
 ラットは管理棟へ洗濯に行ったようで、まだ全く出発準備ができていない。テントは何とか撤収しているが、大きくたたみすぎて荷物が入らないみたいでかなり手こずっている。洗濯もまだ時間がかかりそうだし・・・「先に出発するから奥入瀬渓流の出口で会おう」とラットをおいて(^_^;; 先に出発。(7時)
 十和田湖を左手にみながら湖畔の道を進み、乙女の像などの観光地はすっ飛ばしてそのまま奥入瀬渓流方面へ。国道102号線で奥入瀬渓流に入り、少し走ったところにある銚子の滝でバイクを止める。(7時15分・17km)さすがにまだ時間が早いせいか走っている車も少なくて駐車スペースも空いている。
 さすがに夕べから雨が降り続いているせいか水量が多くて流れが激しい。渓流と言うよりはただの川といった感じになっているなあ。(^_^;; ふと見るとリ〜ダ〜が他のライダーと話をしている。セローで日本一周をしている札幌のライダーで、3ヶ月くらいかけて日本を回るつもりらしい。15分くらい話をしてから今度はおのっちを先頭に走っていく。(7時45分)
 水の流れが速いせいか、途中から川の水が濁ってきた。ここまで茶色になると渓流という感じがしないなあ・・・。しばらく走ったところで前を走るおのっちが道路脇にバイクを寄せる。(8時)ここは「阿修羅の流れ」と名前が付いているところで、渓流と言うよりは急流といった感じのところだ。残念ながら水の色は茶色になっている。ここで写真を撮っていると雲の切れ間から太陽が顔を出し始めた。(^o^) よしよしいい傾向だ。
 出発して川に沿って下っていると、どんどん天気が回復して先ほどまでのどんより雲が嘘のように青空が広がってきた。どうやら十和田湖の山のあたりだけの雲だったようだ。ラットと待ち合わせするため、奥入瀬渓流の入口あたりにある駐車場へ。(8時半・30km)
 建物はすでに開いていて売店などの営業はしているんだが、レストランはまだ開店していない。なんか値段も高いしねえ・・・。しょうがないのでここで売っているパンで朝食にすることにしよう。
 建物の入口にテーブルといすが置いてあったのでここで食事。朝は天気が悪かったので八甲田山はやめといた方がいいと思っていたが、この天気なら大丈夫だろう。途中で酸ヶ湯温泉にも寄っていけるだろうしね。30分くらいするとラットも追いついてきたのでもう少し休憩を取ってから出発。(9時15分)ラットはガソリンを給油していくと言うことなのでまたしても先に出発する。しかしせっかく昨日バイクを磨いたのに意味がなかったなあ・・・。昨日バイクを磨いているときに、へりから磨いてもまた汚れるから意味ないやろとつっこまれていたが、その通りになるとは・・・。(T^T)
 リ〜ダ〜、へり、自分、おのっちの順番で国道103号線を登っていく。遅い車を追い抜きたいんだが、道が結構曲がりくねっているのでなかなか抜くのは大変。さすがにおのっちは追い抜きするのが大変みたいでしばらくすると姿が見えなくなってしまった。まあ、道は一本だから温泉で会えるだろう。
 標高が高くなってきたせいか、道路脇に雪壁が徐々に高くなってきた。視界が悪いせいで追い抜きができなくなったのか、リ〜ダ〜とへりに追いつく。その前には長い車の列ができていてあまりペースもあがらない。高いところで3〜4mくらいの雪壁になっていて、「止まって写真を撮りた〜〜〜い!」と衝動に駆られるが、道幅もあまりないのでバイクすら止めるのがはばかれる。(関東組3人はすでに昨日別の場所でもっと高い雪壁の写真を撮っている)監視のためかそこらに交通整理をしている人たちも立っているしなあ。しばらくするとラットとおのっちも追いついてきた。このまま車の流れに従って走っていき、酸ヶ湯温泉に到着。(10時)
 駐車場にはいるが、すでにいっぱい状態でバイクを止めるスペースもない。うーむ・・・。まさかバイクを止めるスペースすらないとは思わんかった。(^_^;; 駐車場内をうろうろしていると車が一台出て行ったので、ラッキーとばかりに強引にバイクを5台ともつっこむ。大型バイクばかりなのに・・・。まあ、はみ出していないからよしとしよう。
 お風呂の準備を整えてからさっそく中へ。入浴料は600円とちょっと高めだが、これだけ有名なところだからしょうがない。
 ここの温泉は千人風呂と名前が付いているが、和歌山の仙人風呂と同じように
1000人が入れるわけではないだろう。早速中に入るとかなり広い部屋の中に大きな湯船が二つ見える。確かにかなり広いところだが、入れて200人といったところだろうか?基本的には混浴となっているようだが、やはり女性の姿はほとんどない。まあ、これだけ人が多いのに入ってくる勇気のある人はそうそういないかな。湯船は白く濁っているが、温泉の臭いというものはあまりしない。
 ふとみると先ほど会った札幌のライダーも湯船でくつろいでいる。さっそくかけ湯で体を流すがかなり熱い・・・。(T^T) 湯船に入ってみるがかなり熱くてしゃれにならないぞ。と思ったんだが、熱かったのは最初だけで慣れてくるとそれほどではない。どうやら手足が冷えていただけのようだ。(^_^;; 打たせ湯などもして十分体を温めてから休憩室へ。みんなそろったところで併設するお店へ。(10時半)
 さすがにおなかがすいてざるそばだけだと足りないので麦とろご飯も併せて注文。そばは更科そばでまるでそうめんみたいな感じ。とろろは残念ながら天然物ではないようだがまあしょうがないか。味はともかく、おなかの方は十分満足である。しばらくここでくつろいでから準備ができたところで出発。(11時半)
 ここから一気に青森を目指すことになるが、車を追い抜きながら走っているとおのっちが見えなくなってしまった。(^_^;; まあ、きっと大丈夫だろう・・・。一気に山を下っていくと眼前に青森市街地とその先の青森湾が見えてきた。この途中で止まって写真を撮っていると信号に引っかかってしまい、前の3人に完全において行かれてしまう。まあ、国道に沿っていくだけだから大丈夫だろう。しばらくするとおのっちも追いついてきた。
 町中は信号も多く、車も結構走っているのであまりペースがあがらない。前の3人も信号に引っかかっていたのですり抜けをして前の3人に追いつく。北上してきたとはいえ、さすがに標高が下がったせいで暑くなってきた。
 国道208号線に入ってから津軽半島を北上していくが、国道とはいえかなり狭い道。「どっかに止まって休憩でも取るかなあ?」と思いながらついて行くが、止まる気配がない。(T^T) 単調なルートのせいか徐々に眠気が襲ってきてしゃれにならない状態になってきた。(-_-zzz 眠気と戦いながらひたすら北上していくとやっと海岸線へ。さらに北上したところでやっと目的の陸奥湾フェリー・蟹田港に到着する。(13時・108km)今日は竜飛崎に行ってからこのフェリーに乗って下北半島に渡るルートを考えているのであるが(自分はここで見送りの予定)、問題はフェリーの出航時間である。一日2便しかないみたいだからなあ。
 港にはすでにフェリーが停泊しており、乗船が行われている感じがする。一日に2便と言うことであればこれが後の便なのかな?バイクを駐車場に止めて受付に行って便を確認してみると、やはり今止まっているのが最後の便で13時50分発となっている。竜飛崎に行くとすればさすがにこれに乗ることは不可能だろう。それなら今日はこの付近でキャンプすることにして明日の一便で下北半島に渡ることにするかな。
 地図を見ながら今日のキャンプ地などを検討していると
おもむろにソフトクリームを食べ出しているラットの姿が・・・。ダイエットは?(?_?) 竜飛崎から南に下ったあたりにキャンプ場があるのでここでキャンプすれば一便に間に合うだろう。一応フェリーの予約ができるようなので予約。8時半にはこないといけないようなので7時半にはキャンプ場を出発しないといけないなあ。「あれ?むーさんもするんじゃないの?」と言われてもさすがに下北半島までは付き合えないぞ。(^_^;; 予約も完了したところで出発。(13時半)ガソリンが切れそうと言うことで途中のガソリンスタンドに寄っていくことにする。
 ここから海岸線をひたすら走っていくだけだが、前来たときより道路の整備が進んでいてきれいになっている。所々細い道もあるが、信号もないし、車もほとんど走っていないのでペースはいい。途中にガソリンスタンドがあったが、かなり小さなところでここはパス。(出発前にあまりに小さなところはハイオクガソリンがないかもしれないのでやめておこうという話をしていた)小さな集落のところで前を走るラットがおもむろに止まってしまったが、みんなそのまま走っていく。まあ、トラブルだったらなにか合図でもしていただろう。
 海岸線の道路から急に上り坂になって眺めがよくなってきた。海の向こうになにやら山が見えてきたので「竜飛崎はまだあんなに遠いのか・・・」と思ったらそれは北海道だった。(^_^;; 前来たときはここまではっきり見えなかったからなあ・・・。そこから少し走ったところのガソリンスタンドへ。(14時15分)
 ガソリンスタンドにはへりとおのっちの姿は見えるがリ〜ダ〜の姿はない。一本道だから先に行ってしまったのかな?(?_?) 給油を待っているとラットも追いついてきた。「あれ?リ〜ダ〜は?」と聞かれるが、自分もおのっちもよくわからないので
「先に行ったんじゃない?」と返事。ラットは給油の必要がないみたいでリ〜ダ〜を追っかけて出発する。
 へりが給油を終えておもむろに反対車線へ。どこに行くんだと思っていると、
反対車線のコンビニの駐車場にリ〜ダ〜が待っているではないか。なんだあんなところにいたのか・・・ラットには嘘を教えてしまった。まあいいか!(^_^;; ガソリンの給油を終え(197km/8.7L)、自分たちもコンビニの駐車場へ。青森のパンフレットもゲット。
 「リ〜ダ〜こっちにいたんね。自分気がつかんでラットに先に行ったと伝えてしまった」というとリ〜ダ〜もラットに手を振っていたが、全く気がつかれなかったようだ。まあ、無理して追いかける必要もないだろうということでここでしばらく休憩。ちなみに3人はおなかがすいたと言うことで適当に食べ物を買って食べている。ガソリンスタンドでパンフレットを貰った話をしていると、へりは貰えなかったらしい。「きっと、俺にくばるな!というオーラを出していたからくれなかったんじゃない」とリ〜ダ〜。一段落したところで出発。(14時半)
 ここからひたすら海岸線に沿って走っていくが、道幅は途中からかなり細くなっている。まあ、ここに大きな道路を造るのはかなり大変だろう。以前きたときに寄ったお店(魚定食、イカ定食、いくら丼、ウニ丼しか置いていない店)もまだ健在だ。竜飛崎に近づいたところで急な坂道を登り切ると一気に視界が開ける。青函トンネル記念館は寄るとしても後でいいだろうと言うことでまずは竜飛崎の方へ。岬の手前に新しくできている駐車場でラットを発見。(14時45分・162km)なんか前きたときとかなり雰囲気が違っているんだが・・・。(?_?)
 待っている間にラットは階段国道の方まで行ってきたみたいだが、前に来たときの記憶とかなり違っているようだ。「階段の横に建物ありましたよねえ。」確かにあったはずだけど・・・。その手前に津軽海峡冬景色の2番だけが流れる碑があるんだが、かなりの人がたむろっている。前はここに寄る人はほとんどいなかったんだけどねえ。やはり駐車場が下にできたのが原因だろうか?
 階段国道はなんかきれいに整備されていて観光客も大勢やってきている。なんだこれは?前は知る人ぞ知るといった感じでほとんど観光客もいなかったのに階段国道の説明の看板まで立っているぞ・・・。うーむ、なんだかなあ・・・。(^_^;; ラットが言うように階段国道の横にある建物は撤去されており、灯台の方に行く階段が整備されていた。
 階段国道も整備が進んでおり、きれいになっている。
「さすがにこれだけ整備されるとバイクで降りることはできないねえ、へり!」っていうか、まあ普通は降りないだろうけどね。しかし車進入禁止のマークもたっていないので入っても問題ないんだろうか?(?_?) まあせっかくなので階段国道の前で記念撮影をしてから灯台に方へ。
 階段を上って岬の展望台へ行くと、ここにも多くの人がやってきている。やはりGWでこれだけ天気が良ければこんなものかな?海の向こうには北海道が見えており、雪に覆われた山々がみることができる。ここでしばらくはキャメラ活動に興じるメンバー達。海の向こうの北海道、竜飛崎の風力発電の風車、岬の灯台など被写体はいっぱいあるからね。最後に竜飛崎の碑の前で集合写真を撮ってから展望台の駐車場の方へ。
 駐車場には以前と同じくおみやげの店が3軒ほど並んでいる。店に近づくと店のおばちゃんが、「にいちゃん、にいちゃん、味見して行きなさいよ」と試食用の干したこや一夜干しのイカを勧めてくる。せっかくなのでいただいてみるとなかなかおいしい。リ〜ダ〜とおのっちがイカ焼きを買っていたが、結構な量が入っているのに300円とお得な感じ。(^o^) 普通だったら500円とかとられそうな感じなんだけどね。小さく切って貰ってから近くの芝生に座ってみんなでいただく。
 ここからは竜泊ラインに沿って南下してから小泊のキャンプ場で泊まる予定。へりは「権現崎にあるキャニオンハウスというところのサザエ丼を食べたいみたいやで(マップルでおすすめと書かれているお店)」と他人事のようにいっているが、
一番最初からチェックしているのはへり本人ではないか。(^_^;; まあ夕食はここで食べることにしてキャンプ場にテントを張ってから行けばいいだろう。その前に階段国道の下にも行ってみようということでそこに寄ってから行くことにする。(15時45分)素直に階段を下りていけばいいんだが、みんな階段を下りる気力がないようだ。(^_^;;
 海岸線まで山を下ってから階段国道の下へ向かう。近くの道路脇にバイクを止めてから階段国道の下に行ってみると、こっちにも立派な看板ができていた。民家の間にのびる小さな道を抜けていくと階段国道に到着。おもむろに撮影を始めるキャメラ部のメンバー達。みんなして写真を撮っている姿はかなり怪しい・・・。(^_^;;
 写真も撮ったし、ということでバイクのところに向かうが、
ふとみるとおのっちとラットの姿がない。「あれ?どこにいった?」と思ったら、まだ二人とも階段のところで写真を撮っているではないか。いったい何枚写真を撮っているんだ?(^_^;; しばらくして二人がやってきたところで小泊を目指して出発。
 竜泊ラインに入って南下を開始。しかし北陸ツーリングの予定だったのにこんなところまで来ることになろうとは出発の時までは夢にも思わなかった・・・。(^_^;; マイペースで海岸線に延びる道を走り、道の駅「こどまり」に到着。(16時15分・186km)しばらくするとおのっちもやってきた。
 マップルによるとこの道の駅にキャンプ場はあるようだ。道路の先の方をみてみるとキャンプ場らしき施設があるからあれがそうなのかな?とりあえず管理棟まで移動してみるが、なんか入口に鎖がしてあって開いていない感じがする。管理棟に書かれている案内をみるとどうやらやっているのは夏期のみでこの時期は運営されていないようだ。しかし金額をみてみるとテントの持ち込みでも1000円・・・。(T^T) うーむ、やはりファミキャン向けのキャンプ場のようだ。オートキャンプスペースは3000円〜だもんなあ。
 「どうする?営業していないから勝手にここに張る?」「でも、なんか言われたらいやだしねえ。」「夜暗くなったところで移動してくださいと言われたらしゃれにならんし・・・」と話していると、ふと道路の反対側に別のキャンプ場・折腰内(おりこしない)キャンプ場を発見。あっちのキャンプ場はどうだろう?(このスペースが同じキャンプ場のフリーキャンプサイトであることはこのとき誰も気がついていない。完全に別のキャンプ場と思っていて、これが同じとわかったのは帰ってきてからツーレポを書いているときである。なので以下の内容は完全に気がついていない状態でのコメントである。)
 こっちも入口に鎖がしてあって今は営業していないようだが、管理棟もないみたいだ。きっと村営だから無料で開放されているサイトなんだろう。施設内をチェックしてみると、炊事場の蛇口にガムテープが巻かれて使えないようになっているが、すぐ横が休憩パーキングになっていて水場とトイレもあるのでキャンプするには全く問題ない感じ。まあ特に騒いだりとかしなかったら特に注意はされないだろう。ということで今日のキャンプ地はここに決定。(^o^) しかしすぐ横にこんないい感じのキャンプ場があってもあっちのキャンプ場はあの値段でやっていけるのかなあ?(?_?) キャンプサイトの手前の方にテントを設営して荷物を運び込み、夕食と買い出しの準備を整えてから出発。(17時)
 まずは国道339号線を南下してから県道111号線に進むんだが、前を行くリ〜ダ〜とへりが道を勘違いして国道の方に曲がってしまう。曲がったところで間違いに気がついたようですぐにUターンして小泊港へ。ここから山を越えて権現崎の方に行かないといけないんだが、なんかそっちに行く道が見あたらない・・・。(T^T) 港の中を何度かうろついて山を越えられそうな道を発見し、そっちへ。無事に山を越えると眼下に港が見えてきた。後は道に沿っていけば到着できるだろう。
 港を横目に岬の方へ進んでいくと「キャニオンハウスまで800m」の案内を発見。よかった、やっと夕食が食べれる。と思ったのもつかの間、その先の道路は通行止めになっていた。
「土砂崩れのため通行止め」
 まじで?きっちりとゲートが作られてとてもではないがバイクで入ることはできない。「歩いてならいけるかねえ?」というと
「というか、これだったら営業はやっていないでしょ!」というリ〜ダ〜の一言で引き返すことになる。たしかに車が入れないなら営業はできないだろう。なんてこった・・・。(T^T) とりあえずさっきの小泊港に行ってみよう。
 来た道を引き返して先ほど迷い込んだ港へ。店頭でイカの一夜干しを並べている店に行って何かいいものが売っていないかチェックしてみるが、売っているのはイカの一夜干しや魚や海草くらいで夕食になりそうなものはない。近くに食事ができる場所はないか聞いてみるが、それもコンビニくらいしかないようだ。うーむ・・・コンビニ弁当で我慢するしかないかなあ。
 せっかくなので酒のつまみ用にイカの一夜干しを買っていくことにする。一枚200円とかなり安いんだが何枚買えばいいだろう。「一人一枚くらいかねえ?」と話していると「それは多いですよ」といわれ、3枚買っていく。一応近くの店をみていくが、やはり他に店はないみたいだ。ラットは近くのスーパーでガムテープを買っている。バイクに張るためのもののようだ。
 コンビニの場所はリ〜ダ〜とへりが知っているようなので後ろについて走っていく。さっき間違えそうになったところにあると行っていたんだが、はっきり言って自分はよく覚えていない。まあついて行けば大丈夫だろう。ちなみにおのっちやラットも現在地がわからなくなっているみたい。
 おなかも減っていたのでエビピラフ弁当とトンカツ弁当を購入。これとあとインスタントラーメンを買っていけば十分だろう。おのっちはインスタントのコーナーで「あさげうどん」というものを発見。まさしくインスタントみそ汁のあさげのうどんバージョンである。こんなものが販売されていたのか・・・。(^_^;; 後は飲み物を適当に買ってそれぞれのバイクにパッキング。荷物が多いので段ボールに入れて持って帰ることにある。
 リ〜ダ〜はガソリンを給油していくみたいなので近くのガソリンスタンドに向かうことにしたようだが、
場所が全くわかっていないラットは置いて行かれたらやばいとリ〜ダ〜に続いて出発。キャンプ場に戻るにはその先の交差点で右に曲がらなければならないんだが、リ〜ダ〜にくっついてガソリンスタンドの方へ行ってしまった。何をやっているんだか。(^_^;; まあリ〜ダ〜と一緒に行動すれば問題ないだろうということで3人で先にキャンプ場に戻る。(18時15分・208km)
 キャンプ場に到着するとちょうど夕日の時間前だったので撮影の準備。おのっちもあわてて準備をして海岸の方へ。もうバイクに乗ることはないだろうと靴下を脱ぐと・・・なんじゃこの足は!(@_@) 朝虫さされに気がついたところが半端ではないくらい腫れている。そんなに痛みはないんだが、自分の足ながらむちゃくちゃ気持ち悪い。(T^T) (どうやらブヨに刺されたと思われる)うーむ、とりあえず痛みはないので腫れがひくのを待つしかないだろう。
 三脚とカメラを抱えてキャンプ場の奥の方へいくと、おのっちは手前の海岸の方にいっていたようだ。遅れてへり、ラット、リ〜ダ〜もやってきていた。太陽が沈むまで写真撮影をしてからキャンプ場に戻るが、おのっちとラットは戻ってこない。どうやら日が沈んだ後もいいんだそうだ。
 まずは荷物の整理をしてからやっと一段落。二人も戻ってきたところで近くのテーブルを陣取って乾杯!(19時)なんか昨日に比べてかなり寒いため、そうそうにフリースを着込んで防寒対策。風がなければまだ寒くないんだろうが、風を遮るようなところがないのでどうしようもない。ブルーシートがもう一枚あれば柱に引っかけて暴風対策できるんだけどねえ。ないよりはましだろうということでバイクを移動させて風よけにする。
・やはり多すぎたイカの一夜干し。
・あさげそのままの味だったあさげうどん。
・二日前のキャンプ場で起きたラットの野ぐそ目撃事件。
・エキチャ時代の話。
・まったり〜なの昔の集まりの話。
・カレーうどんの後にその容器でカレーライスを食べるへり。
・夜中にやってきたはなさんの車。(同じ車が隣の駐車場で泊まっていった)
・ラットが気に入っているというGOGOツーリスト掲載中のジップロックの著者の話。(チャリ)
・役に立つだいぶん前の集まりでとげから貰って持って帰っていたカイロ。
・暖かいトイレの中。
 夜が更けてくると寒くてとてもではないが我慢できない状態になってきた。(T^T) オーバーパンツにフリース、ジャケットと着ているが、それでも我慢できなくて
寝袋まで持ってくる。しかし布団代わりにかぶっていても寒いので寝袋の中に入って芋虫状態で宴会を継続。もちろん手足は出ていないので倒れたら防ぎようがない・・・。端から見るとむちゃくちゃ怪しい連中である。(^_^;;
 この状態でも宴会を続けていたが、さすがにこれ以上は無理だろうということで22時頃に解散。明日はフェリーの時間があるので遅くても7時半にはでないといけないなあ・・・。テントにはいるとすぐに眠りに落ちる。(22時半)
 01 みんな(?)の準備が完了したところで記念撮影
 02 奥入瀬渓流の滝の前で記念撮影 一人足りない・・・
 03 キャメラ部活動にいそしむメンバー(^_^;;
 04 朝食風景
 05 道路脇の林は雪で真っ白・・・
 06 お風呂上がりに酸ヶ湯温泉の前で 手前のバイクはラットのやつ
 07 今日の昼食はそばにとろろご飯
 08 青森の市街地と青森湾が見えてきた
 09 コンビニの前で休憩中 あれ?誰かいない・・・(^_^;;
 10 階段国道の前で まさか順番待ちで撮ることになるとは思わなかった
 11 竜飛崎の展望台にて
 12 おみやげ屋のおばちゃん イカを切って貰う
 13 階段国道で写真撮影に興じるキャメラ部のメンバー達
 14 小泊港のお店 店頭にはイカの一夜干しが一杯
 15 小泊のキャンプ場からの夕日
 16 今夜もかんぱ〜い!
 17 蓑虫状態・・・ そんなに寒いなら早く寝ろよ(^_^;;