中国・四国ツーリング
その8 近くのコテコテ観光をしてから帰還 |
08月03日 0km 徳島県 池田町→岡山県 倉敷市 |
6時に起きてから荷物の整理。といってもそんなに荷物があるわけではないし、車に積めばいいだけなのでそんなに時間はかからない。大変なのはライダーの方だろう。パッキングが終了するのを待ってから鍵を返す為にいったん下の駐車場へ。せっかくなのでここから見える渓谷をバックにバイクと一緒に記念撮影。管理人に見送られて出発する。管理人に「朝早いですねえ」と言われたが、たんに朝食の準備をしていないから早めに出発しているだけなんだけどね。(^_^;; この近くにケーブルカーで降りていく温泉があるらしい。昨年は一泊目の昼間に行ったらしいが、自分ややっぴー、あゆみちゃんは行ったことがないのでここに行くことにする。 県道32号線に出てから昨日と反対方向へ。よしやまさんはかずら橋に行くつもりみたいなので途中までは一緒である。この途中でなにやら変なものを発見。変なものとは・・・小便小僧!(@_@) 車を止めて見に行くとかなり高いがけの上に立っていることが分かる。しかし何でこんな所に?この小便小僧は結構有名らしく、この辺りを舞台にしたドラマなどではよく出てくるらしい。ここから少し行ったところのホテル祖谷温泉でよしやまさんと別れてホテルの駐車場に入る。 早速受付に行くと、ホテルの内湯にはいるのは500円だが、ケーブルカーで降りる温泉に入るのは1500円とかなり高い。まあ、せっかく来たんだから下の温泉に入っていこう。券を購入してからケーブルカー乗り場に行ってみるとちょうど下から上がってくる所だった。ここからホテルの食堂が見えるが、この時ちょうど朝食の準備がされているようだ。「ここで宿泊客のような顔をして食べに行こうか」とか話しながらケーブルカーが上がってくるのを待つ。 さっそくケーブルカーに乗って席について出発。出発のボタンはケーブルカーの中にあり、乗客がボタンを押さないと動かないようになっている。5分くらいして下の駅に到着し、早速温泉へ。ここの温泉は川に面して造られて眺めはなかなかいい。ただちょっとお湯が温めだが、これは源泉自体がこの温度なので仕方がないか。十分に温泉を堪能してから外に出るが、女性陣に声を掛けていく。ちゃんと聞こえたのだろうか? ベンチに座って待っていると女性陣もやってきた。自分たちの声は普通に会話している声まで丸聞こえだったらしい。谷間にはいい感じで吊り橋がかかっているが、どうも観光用に掛けているだけで実際には通れないような感じだ。椅子を移動させて記念撮影しているとケーブルカーが到着。あわててケーブルカーへと急ぐが、椅子はそのままで行ってしまったので自分とあゆみちゃんで椅子を片づけてから行く羽目になる。 ホテルに戻ってからロビーでいったんくつろぐが、自分とやっぴーはホテルの内湯へ。ここからの眺めは結構いいが、どうも温泉という感じがしない。お風呂を出たところに無料のお茶が置いてあり「琵琶茶」と書かれている。効能は打ち身・捻挫と言うことらしいのでしっかりと飲んでおこう。やっぴーもお風呂に入っている時に昨日どっかでぶつけたらしいアザを発見したようだ。今まで気がつかなかったのか? ロビーに戻るともとぴーとかよちゃんが完全にくつろぎモードに入っていた。「次回やる時はリッチコースと貧乏コースを作ってリッチコースはこっちに泊まろうか?」とか話をしていたのでとりあえず値段を聞いてみる。通常料金で16000円からで、お盆になると20000円くらいになるそうだ。「さすがにそれはちょっと高すぎだろう。」と思うが、それでも泊まりに来る人はいるんだろうなあ。一段落したところで車に戻って出発。(8時半) かなり道が細かったが、県道42号線に出ると整備された道になる。おなかもすいてきたのでいったん道の駅「にしいや」へ行ってみるが、道の駅はかなり小さくて店もまだ開いていない状態。とりあえずかずら橋に観光に行ってから考えようということになる。 県道32号線に戻って走っていると、対向車線をよしやまさんが走り抜けていった。こっちはわかったが、あっちは全く気がついていないようだ。まあかよちゃんの青のオープンカーとかならわかったんだろうけど、今回はぱっと見あまり特徴のない車だからなあ。かずら橋が近づいてくるとかなり離れたところから駐車場の呼び込みが。こんなところにとめたらどれだけ歩かないけんのや!坂を下っていってかなり近い場所にある駐車場に車を止める。駐車料金は200円なのでまあいいだろう。(8時半) みんなかずら橋には来た事があり、来たことがないのはあゆみちゃんだけ。ってことで「一人で渡ってくれば」というとかなり悲しそうな顔・・・。まあ、自分もわたったのは数年前だから渡ってみるかとつきあうことにするか。しかし渡るだけで500円というのはやはり高いよなあ・・・。ちょうど団体客が橋を渡っていたのでしばらく渡るのを待ってから橋へ。 かずら橋といっても今では観光用に造られているので、実際にはワイヤーで造られた橋にかずらを巻いているといった感じ。以前はワイヤーがかなり見えていたが、現在は茶色いビニールに覆われてわかりにくくしている。まあ、安全上の問題から葛だけで造ると使用の許可が出ないんだろうけどね。しかしちょっと風情がない・・・。 早速渡り始めるが、二人ともサンダルを履いてきているので橋の隙間からサンダルを落としそうで恐い。(^_^;; ちょっと失敗してしまったなあ。前来たよりもなんか高いような気がするのは気のせいだろうか?かなり時間をかけてなんとか橋を渡りきった。 橋を渡ったところにはやっぴーとかよちゃんだけ。もとぴーは途中で休憩しているようだ。この距離を歩いてこないか?せっかくなのでかずら橋をバックに写真を撮ろうとするが、何度も何度もとろとろとろとろ写真を撮る団体がいてなかなか撮れない。(-_-X 周りを見てから行動しろよな!なんとか写真を撮り終えてからかずら橋の横の橋を渡る。近くに店があるが、やっぴーが「うどんとカレーが食べたい」というのでここはあきらめて出発する。(9時) さすがに朝食を取っていないのでおなかが減ってきた。さっき行った道の駅の近くにある祖谷秘境の湯という温泉センターへ行けばさすがに店があるだろう。来た道を引き返してホテルの駐車場に到着。レストランに行ってみるが、開店は10時からとなっているではないか。(T^T) うーむ、こんなんばっかり!さすがに1時間近く待つのはつらい。近くに土産物センターがあったので、ここの土産の試食でしばらくはガマンしようということになる。 土産物はどこにでもあるようなものが結構多いが、珍しいものも数点。お腹も減っていたので自分は煎餅を購入。やっぴーもようかんを買っていた。あとは適当に試食のサンプルを食べてお腹をひとまず落ち着ける。土産物の中に「ぴよだまり」というひよこみたいなぬいぐるみのキーホルダーがあったが、これがチャリが描く絵にかなり似通っている。ちゃり、訴えられるぞ!(^_^;; なんとかお腹も落ち着いた(?)ところで県道45号線を抜けて国道へ。国道に沿ってひた走り、道の駅「さいた」でいったん休憩。やっぴーは「カツカレーが食べたい、うどんも食べたい」と言っている。しばらく国道を走っているとうどん屋の看板「玉屋」を発見。このまま町の中に入っていって店があるかどうか分からないのでここで食事を取っていくことにする。(11時)まあカレーは難しそうだが、うどんは食べられるだろう。 店の中に入るといきなりおでんが「でーん」と煮立っている。(@_@) これは反則だ・・・。まあおでんは後で取るということにして(食べること前提)(^_^;;、まずは注文。やっぴーは目ざとく壁に掛かっている「カレーセット」というものを見つけ出す。カツカレーではないが、カレーとうどんのセットとはほぼ予定通りではないか。結局みんなこのセットメニューを注文。(かよちゃんは温かいうどんでその他はざるうどん) おでんを取ってから席に着くとなんかビールを飲んでいる人が三名程。「なんで自分には声を掛けてくれんの?」というと「いや、昨日から飲んでいないみたいだから」って、バンガローで飲んでたやん!カレーセットは結構ボリュームもあって十分に満足。おなかも満足したところで出発。(11時半) 琴平で国道32号線から国道319号線へ。この辺りでやっとナビが言うことを聞くようになってきたので坂出北のインターにセットして走っていく。この途中にホテル「ヨード・レイ・ヒー」という訳の分からないホテルの看板があってみんな大受け。これを付けた人はかなり勇気がある人だろうなあ。受付が大変そう・・・。「はい、ホテルヨード・レイ・ヒーです」とでも言うんだろうか?坂出北インターの入口はなんか入り組んだところで普通に行くと迷ってしまうそうなところである。前回の時は1号に案内してもらったから良かったんだけどね。 高速に乗ってから瀬戸大橋の途中にある与島SAでいったん休憩していく。(12時15分)ここの展望台から橋を眺めてから建物の方に移動。ここの土産物売り場には四国で売られている土産物がほとんど揃っている感じで売り場もかなり広い。残念ながら試食はほとんど出来ないけどね。やっぴーはここでやっと探し求めていた土産物を発見。そう言えば何処に行った時にも土産屋を覗いていたなあ。 このあと二階に上がってみるとマッサージルームがあったのでここでしばらく休憩。みんなマッサージ器に座ってくつろぎのひとときを過ごす。一息ついてから屋上に上がってみるが、自分が橋の写真を撮っている間にみんなこっそりと階段を下りていっていた。質悪い連中である。さすがに日差しの下に出るとジリジリと肌が焼けるようでかなりつらい。車は展望台の方に止めていたのでもとぴーに取りに行ってもらってからみんな乗り込んで出発。(13時)一気に瀬戸大橋を渡り、児島インターで高速を降りる。せっかくなので鷲羽山スカイラインを通ってから帰還する。(14時15分) さすがにずっと運転していたせいか、もとぴーはすぐに眠りに入ってしまった。荷物の整理をして2時間程部屋でくつろぐ。そろそろもとぴーとやっぴーは帰られないと行けないのでかよちゃんが駅まで送っていくようだ。(16時半)。自分とあゆみちゃんは留守番となるが、そのまま眠りに入ってしまって、起きた時には18時半になっていた。(@_@) 今日はこの後花火大会に行く予定であるが、どの花火大会に行くか未だに決まっていない。最初は岡山の北の小さな花火大会に行くつもりだったが、結局玉島の花火大会に決定。玉島の花火大会会場は遠いので、その手前の屋台が出ているところに行けば十分だろう。自分とあゆみちゃんは浴衣に着替えて行くことにする。準備が完了したところでかよちゃんの運転で出発。(19時) 出発して玉島の方へ向かうが、橋の辺りから既に渋滞が始まっている。(T^T) これは花火大会を舐めすぎていたか?ちょっと強引に割り込んで進むが、途中からほとんど動かない状態に・・・。ナビを頼りに裏道を進んでいくが、花火大会会場の案内は未だに見えてこないし、かよちゃんが持っていたガイドブックを見てもなんかよく分からない。しばらく走ってから「おそらくこの辺りに夜店が出ているはず」と判断して近くにあったスペースに車を止めて歩いていくことにした。 車の流れに沿って歩いていくが、なかなかそれらしきものは見えてこない。ガイドの地図を見ると1kmもないはずなんだけどなあ・・・。大通りに出ると自分たちと同じように花火の見物に向かっている人が見えてきてちょっと一安心。しかしどこまで歩けばいいんだ?途中で「花火会場はまっすぐでいいんですかね?あとどのくらいですか?」と聞いてきた男二人組がいたが、自分たちに聞かれても困る。さすがに心配になって途中のローソンで"花火の場所"を聞いてみるとこの道をまっすぐ3、4kmくらい行ったところらしい。(@_@) まじで?(まじでこの時は帰ろうかと思ってしまった) すでに時計の針は20時を回っており、花火の打ち上げは始まっているようだ。しばらくは花火の音と少し明るくひかる空が見えているだけだったが、ひたすら歩いていくと前方に花火が見えてきた。「おお〜〜〜!」しかし歩いても歩いても夜店などは全く見えてこない。さすがに履き慣れていないせいか足もなんだか痛くなってきた。もともと雪駄でこんなに歩くとは考えていなかったからなあ。ちなみにあゆみちゃんも同じ状態のようだ。かよちゃんはいつもの靴なので一人元気にさっさか歩いている。 途中からもう戻っている人達を見かけるが、手に色々持っているところを見ると夜店は間違いなくあるのだろう。しばらくすると花火が連発で上がり始め花火大会がもう終わることを予感させる。しかしいまだ夜店の明かりは見えてこない。最後に連発で大きな花火が上がり、最後に特大の花火が打ち上げられて花火大会は終了となった。 だいぶん会場が近づいてきた感じだが、戻ってきている人の数がどんどん多くなってきている。自分たちの前を歩いている人が携帯で夜店に行っていると話しているようだ。その話から夜店はこの先の橋を渡ったところにあるらしい。しばらく行くとやっと夜店の明かりが見えてきたが、花火が終了したせいでほとんどの人が戻ってきている。この状態で向かっている自分たちはなんかむなしい・・・。同じ方向に歩いている人も少しはいるのでまだいいんだけどね。しかしその途中で別の人が「え?もう夜店は片づけが始まってる?」と声が聞こえてきてまじでどうしようか状態。もうすぐそこだからと行ってみることにするが、終わってたらマジで悲しいな・・・。(21時半) 夜店の会場に着くともう片づけが始まっているところもあるが、まだ大部分の店は一応開いているようだ。しかしもうお客はかなり少なくなってきていてがらがら状態。まずはリンゴ飴をさがすがなぜかかなりすごい行列になっていて洒落にならない。ここはあきらめてビールでも買おうかと思ったが、ビール所かジュースも売り切れ・・・。(T^T) まじで?更に奥の店に行くとまだジュースが売られていたのでやっとここで喉の渇きをいやす事が出来た。 お店も最後に残ったものを売りさばこうと必死の呼び込みをしている。(^_^;; ふと目に止まった焼きそばの所に行くと、「焼きそば安くしておくよ。あと3人分!一つ500円の所を3つで900円!どう?」まあ、500円というのは嘘だろうけど、一つ400円って所だろう。おなかも減っていたのでこれを購入。そのあと奥のジュース売り場に行くとここはビールが残っている。自分とかよちゃんはビールを購入し、オマケに怪しいお面と花火セットを二つずつもらう。最後にリンゴ飴を買おうと列に並んでいると自分の所で最後の一個となってしまった。まあなんとか購入できて良かった良かった。 さすがに食べながら歩くのはつらいので座れるところを探すがなかなかいいところがない。歩道の縁石にシートを広げてやっと落ち着き、買ってきたものを食べる。ちなみにあゆみちゃんはリンゴ飴を食べるのは初めてのようだ。なんとか祭り気分を味わうことが出来てよかったよかった。10時に車の進入が解除されて車が中に入ってくる。まあこんなものかと戻ることにするが、来た行程を考えるとちょっと悲しくなってくる・・・。(T^T) さすがにかなりの距離を歩いたので足が痛くなってきた。途中まではなんとか歩いていったが、洒落にならない状態。かよちゃんは元気に歩いていたので先に行って車で迎えに来てもらうことにする。セブンイレブンでしばらく待ってやって来た車に乗り込んで出発。途中で明日鍵を返す為にかよちゃんの職場によってもらって場所を確認してから宿に戻る。(0時) 今回はどうやら目指していた夜店の所を通り過ぎて花火の打ち上げ会場に行ったのであんなに遠かったようだ。(T^T) ローソンで聞いた時に"花火の場所"と聞いたのがいけなかったようである。やはりちゃんと下調べは必要だなあ。(^_^;; さすがにお疲れモード全開なのでお風呂に入ってさっぱりしてからそうそうに就寝。(-_-zzz |
01 駐車場でよしやまさんと 02 がけの上に立つ小便小僧 03 急な斜面に作られたケーブルカー 04 渓谷の温泉につかってまったり・・・ 05 かずら橋をわたる 06 ぴよだまりという名前のキーホルダー ちゃりの絵に似ている 07 玉屋のカレーセット 08 瀬戸大橋をバックに 09 花火大会で夜店を回る |