東海ツーリング

その4 一日雨に降られる・・・(T^T)


06月13日 304km  愛知県 名古屋→静岡県 箱根
 6時半に起きてから準備を開始。外は雨が降っているようで、雨音が聞こえている。とうとう雨が降り始めてしまったか・・・。(T^T) まあ、昨日までもっただけでもよしとするか。朝食を頂いてからパッキングをしてから二人に見送られて出発。(7時半)
 蟹江のインターから高速に乗ろうかとも考えたが、ここで乗るとかなり遠回りになってしまう感じである。まだ何とかなるだろうと思い、町中を抜けていくことにする。
 名古屋高速の高架に沿って西に走っていると、途中で高架にあがるようになっている。
「これは高速への入口なのかなあ?」と思って脇道に入っていくと、JRの線路で先に行けないようになっているではないか。(T^T) さっきの高架はこの線路を越えるためのものだったのか・・・。他に線路を越える道がないかと線路に沿ってしばらく走ってみるがやはりさっきの道に行かないといけないようだ。ということで、大きく迂回して先ほどの道に戻り、今度は間違えないように高架の方へ。
 国道1号線に入ってからしばらくするとまたもや雨が降り出した。給油もしたかったのでちょうどあったガソリンスタンドに入って給油。(188km/9.0L)給油を終えた後、屋根の下を借りてカッパを着込んでから出発。
 東名高速に乗る為、途中から国道155号線に入って豊田インターを目指す。途中に高速の案内が全く出ていないのでかなり不安。(?_?) その先の豊田インターから高速へ。雨は降ったりやんだりの繰り返しで何ともよくわからない感じである。ルートを確認する為、上郷SAでいったん休憩。(9時半・54km)
 駐輪場にはおじさんライダーのバイクが3台止まっていた。一人は東京から来ているハーレー乗りで、北陸から信州の方を回ってきたらしい。退職してから長年の夢だったバイクの免許を取って旅行を始めたらしく、今が一番楽しいときのようだ。他の二人は一緒にツーリングをしている関西の人で、今日は伊豆まで行くようだ。天気の関係で、キャンプや走りをやめて、清水からフェリーで伊豆半島に渡り旅館に泊まるらしい。キャンプをやめた性で荷物もかなり少なくなったようだ。ここを最後にこの日はライダーと会うことはなかった。
 朝食は食べてきたんだが、なんかお腹が空いてきたのでここの食堂で天ぷらきしめん(500円)を食べる。まあ、せっかく名古屋まで来たんだから一つくらいは名物を食べていかないとね。(^o^) この後のルートを検討するが、明日の待ち合わせは11時なので今日中に鎌倉に行っても仕方がない。さすがにキャンプは無理そうなので伊豆辺りのYHをチェック。何件かあるが、距離的に一番鎌倉に近いと言うことで、以前も泊まった箱根仙石原YHを選択。電話をかけて今日の宿泊を予約してから地図の入れ替え(関東版)をして出発。(10時45分)
 ここからある程度一気に走っていくつもりだったが、途中で眠気がやってきて洒落にならない状態に陥る。このままではまずいと思い、30分も走らないうちに赤塚PAに入るはめになった。(11時15分・87km)PAなのでさすがに仮眠をとれるような所はない。(食堂の席はあるが、そんなに広くないのでちょっとまずいだろう)しかしそのまま走るのはまずいだろうと思い、
雨の当たらない建物の前で地面にうずくまって仮眠を取る。(-_-zzz 端から見るとかなり怪しかっただろう。(^_^;; 30分程眠って回復した所で出発。(12時)
 途中、雨が激しく降ってきたりして結構キツイが、なんとか順調に走っていく。その先で高速券の確認を行わないといけないのでめんどくさいなあ・・・と思っていたら、雨が降っているせいかパスさせてくれた。ただ、
「雨が降っているからいいわよ!」といったおじさんの言葉使いが気になるなあ。(^_^;; たんに聞き間違えたのかな?このあと雨は降ったり晴れたり曇ったりの繰り返しでなんかよく分からない天気である。
 牧ノ原SAでいったん休憩。(13時・169km)ここでは建物に入って30分くらいくつろぐ。沼津インターで高速を降りる事にして、その手前の愛鷹PAに入る事にしよう。
 晴れていればこのあたりから富士山の姿を見る事が出来るはずだが、残念ながら完全に雲の中でその裾野すら見えない。まあ、こんな天気だから仕方がないか・・・。ひたすら走り続けて愛鷹PAへ到着。(14時45分・260km)なめたことに駐輪スペースに車を突っ込んで止めている車がいる。今回の鎌倉ツアーへの土産を買う事を忘れていたのでここでミニウナギパイを購入。ここでも30分くらいして出発。やはり雨の中の走行は体力的にも精神的にも思いのほか疲れてしまう。(T^T) その先の沼津インターで高速を降りて一般道へ。
 国道1号線で芦ノ湖方面を考えたが、この天気では何も見えないから行っても仕方がないだろう。ということで、ここはまっすぐにYHに向かった方がいいと判断し、国道246号線を北上。今日のYHは夕食の提供はないし、前行った時は近くに店もなかったように思う。時間はまだだいぶん早いが、このあたりで食べていった方がいいだろう。なんかいい店はないかなあ・・・と思って走っていると裾野付近でいい感じ(?)のレストラン(みよし)があったのでここに寄っていく事にする。急に気が付いたので後ろを走っていたトラックはビビッたかも知れないなあ。(^_^;;
 建物はちょっと高そうな雰囲気だが、とりあえず入ってみる。ちょっと高い感じはするが、まあ問題ないレベルだろうということでここで食べていく事にする。エビカツ定食(1000円)というものを頼んだが、これはヒレカツ4枚に大きなエビフライがついたセットメニューで味もなかなか、ボリュームもなかなかで満足できるものだった。おなかも満足したところで支払いを済ませて外へでると霧雨のような雨が降っている。また降り始めてしまったか・・・。(T^T) 脱いでいたカッパを着込んでから出発。(16時15分)
 雨のせいで視界も悪く、あまりペースが上げられない。箱根方面に行く為、国道138号線に入って東へ進む。途中の電光掲示板に「濃霧注意」と出ていたとおり、山を登っていくと徐々に霧が濃くなってきた。視界が10m位になってペースが上げられないのに後ろから迫って車がいるので先に行かせる。その車はかなり速いペースで見えなくなってしまったが、そんなに飛ばして大丈夫なのか?(^_^;; 自分は40km/hくらいのペースで走り続け、仙石原の交差点で県道75号線へ。記憶を頼りに走っていき、今日の宿である箱根仙石原YHに到着する。(17時・304km)なんか前来た時より近くに色々な建物や店が出来ていたので、こっちでも食べる事は出来たかも知れないなあ。
 前回きた時に泊まった建物に行ってみるとなぜか立ち入り禁止のロープが張られている。受付は向かいの建物でやっているようで、宿泊も今はこっちの建物だけになったようだ。早速受付をすると、今日YHとして宿泊するのは自分一人のようで、他の泊まり客は一般の宿として利用しているらしい。館内の簡単な説明を受けてから部屋に移動。部屋は一度建物から出たところにあるプレハブのような建物だが、広いし、綺麗だし全く問題なし。部屋の名前は日本特有の物の名前が付いていて、自分の泊まった部屋は「ニンジャ」という名前だった。
 内湯はこのときお湯を抜いているという事で使用できないらしく、露天風呂を利用してくれとの事。(明日の朝は入れるようになるらしいが)通常であれば露天風呂は
500円の使用料が取られるが、今日は無料で使っていいのでラッキーだったかも知れない。(^o^)
 まずは部屋に荷物を運び込んでから荷物の整理。残りの日数を考えると今日洗濯しておけば最後まで持つようなかんじなのでここで洗濯。洗剤は持ってきていないので購入しないといけないが、一回分が100円というのはちょっと高すぎ。
 お風呂の時間になったので早速露天風呂へ。露天風呂に浸かってくつろぐが、こういう所に一人というのもなんとも淋しい感じである。予約制だから他の客も入ってこないからなあ・・・。
 お風呂から上がってさっぱりした所でビールを購入。350mlが350円と高いがさすがに外に買いに行く気も起きないので仕方がない。つまみがなかったので昼に買ったお土産のウナギパイに手を付ける。(^_^;;
 他の泊まり客が弁当を買ってきてここで食べ始めるが、何を話しているのか全く分からないのでさすがに声を掛けることができない。(^_^;; 中国語だろうか?弁当を食べ終わってお茶を飲み始めたのでウナギパイをネタに話しかけてみた。とりあえず英語で・・・。
 一人はシンガポール人、一人はマレーシア人のようで、一人は英語と中国語、あと日本語も結構話せるようだ。もう一人は英語と中国語とマレー語を話すようで、先ほど話をしていたのはやはり中国語だったようだ。今回は学会か何かで日本にやってきたらしく、8日程滞在するようだ。しばらく話をしてから二人は部屋に戻っていったので自分も部屋に戻る。(19時)
 洗濯も完了していたので荷物の整理をしてから部屋でくつろぐ。明日は早いので早めに寝ようと思ったが、さすがにこんな時間からは眠気が来ない。日記を書き終えて、しばらくテレビを見てから21時に就寝。テレビでは明日行こうとしている名月院の朝顔が一番の見頃というニュースが流れていた。人が多そう・・・。(T^T)
 01 大学の後輩&奥さんと一緒に
 02 今日のめっちゃはやい夕食・エビカツ定食