2001 屋久島・種子島へ その3 屋久島でのダイビング |
03月05日 バイク移動距離 89km 鹿児島県 屋久島 |
朝7時に起きてから荷物の整理をする。今日はYHを出るので荷物をちゃんとパッキングしておかないといけない。朝食は頼んでいないので談話室に置いてあるタンカンを食べて朝食とした。8時にはパッキングを終了して出発準備は整ったが、今日ダイビングができるかどうかの連絡を待たないといけない。風が強い場合はできない可能性もあるとの連絡を受けていたので9時まで連絡待ちである。 9時になってやっとYMSから携帯電話に連絡が入った。風が強いので島の西岸へはいけないが、近くの原でダイビングができるようである。ダイビングができることにほっとしてペアレンツに挨拶して出発する。 県道を東へと走って原の辺りでダイビングショップを探すがどうも見つからない。(?_?) 近くをうろついていたら、今日泊まる予定の民宿「山水」の看板を先に発見する。ここの民宿はダイビングとセットになっており、セットで申し込むと結構安く泊まれるところである。荷物を置いておかないといけないので先に民宿の方に行くことにした。 朝まだ早いためチェックインはできないかもしれないと思ったが、荷物は置かせてもらえたので良かった。水着に着替えて準備完了。ダイビングショップの場所を聞いてみると坂を下りたらすぐに分かるらしい。確かに坂を下ると目の前に店があることに気が付いた。何でさっきは気が付かなかったんだろう?確かに看板は出ていないが、ウェットスーツなどがいっぱいぶら下がっているので目立っていたはずだが・・・。(^_^;; 待ち合わせ時間は10時で現在9時40分。もうやってきているだろうと思って店に入ろうとしたが、入り口は閉まっていて中には誰もいないようである。仕方がないので時間まで隣にある山河公園のベンチに座って待つことにした。この日は風は強いが、かなりいい天気だったのはうれしいもんである。(^_^) 週間天気予報でこの日が晴れると言うことでこの日を指定していたんだが、天気予報がちゃんと当たるというのも珍しいことかもしれない。(@_@) 10時になったのでダイビングショップに行ってみると店の前には車が止まっている。中に入ってみるとダイビングショップのEさんの他にダイビングショップを経営している人が潜りにきていた。早速ウェットスーツに着替えて車に乗って原(はるお)の港へ移動する。日は風が強いため行くことができないので港付近に潜って魚を見ることになった。 10時半頃に1ダイブ目を開始する。港のコンクリートを歩いて海に入っていくが、こけで滑りそうで結構怖い。何とか無事に海の中に入って沖の方へ泳いでいく。視界は20m位で、沖の方にいくとギンガメアジやタイワンカマスの群が視界に入ってきた。テトラポットの間を泳いで30分くらいダイビングして戻ることにする。港付近になると川の水が流れ込んできているためか水温が低くなってかなり寒い・・・。(T^T) 水温は18度くらいまで落ちているようだった。 海からあがるときも波打ち際がこけで滑りそうで怖かった。海の中は寒かったが、岸へ上がると日が照って結構暖かい。車に積んできていたお湯を浴びて何とか暖まってから車に乗って一度店に戻る。ここでしばらく休憩してから2ダイブ目に向かう。 今回のダイビングでは海底の小さな魚を見て回る。海底の岩をはぐっていくといろいろな小さな生き物がうごめいていた。結構気に入ったのは両手にぽんぽんを持ったようなキンチャクガニである。さすがに2ダイブ目になると寒くなってきて体が震えだした。うーむ、まずいなあ・・・。結局40分くらい潜ってから岸へと上がる。岸に上がって少し待っているともう一人のダイバーも上がってきた。彼は沖の方でウミガメを見たらしい。うーむ、自分も見たかったなあ・・・。このあたりはウミガメが多いようで、一回のダイビングで20頭くらいいたこともあったらしい。 宿に戻ってからウェットスーツを脱いで表にある水道水で体を洗う。さすがに冷たくてしゃれにならない・・・。(^_^;; 何とかさっぱりしてからEさんと写真を撮ってから歩いて宿に戻る。宿でお風呂を借りて体を暖めてから観光に向かうことにした。(2時) 県道を東に向かい、県道592号線にはいってヤクスギランドを目指す。自然館を通り過ぎてさらに奥に入っていくと周りは一面の杉林になった。天気も良くて見晴らしも最高にいい。前に走っている車に追いついていつ抜こうかと思案していると携帯の音が聞こえてきた。しかも会社関係のメロディーである。(T^T) しかしこんなに山奥に入って周りには杉しか見えないところなのによく携帯の電波が届くもんである。(14時半)何とか対応をすませて出発する。 さらに山を登っていくと日陰の所に先日降った雪が残っていて、雪解け水のため道路が濡れてきた。道路にも部分的に雪が積もっているところがあった。そしてヤクスギランドの入り口に到着する。(14時50分・35km) こ入り口に行って、そこにいたカタナのライダーに話しかける。 「今から行くんですか?」 「行こうと思っていたんですが入れないんですよ」と入り口の方を指さす。 「えっ???」(?_?) 言われた方を見てみると確かに入り口に「異常気象発令中につき入園を禁止します」との案内が下がっていた。どうしようかと入り口で話をしていると車でやってきた男性もやってきて「とりあえず、個人の責任で入りましょう」ということにして中にはいることにした。(^_^;; 確かに遊歩道の上には雪が積もっているが、注意すればいけないレベルではない。ただほんとに気を付けて歩かないとマジで危ないことは危ないが・・・。カタナのライダーと一緒にしばらく一緒に歩いていくことにした。 カタナのライダーは30分コースで戻るため、途中で分かれることにした。荒川歩道に入って歩いていき、その先のの仏陀杉のところまでいって写真を撮っているとその奥から夫婦と思われる二人がやってきた。彼らは昨日山に入って山小屋に泊まって今下山しているところらしい。写真を撮ってもらってから仏陀歩道、ふれあいの径を歩いて駐車場に戻る。50分コースとなっていたが、歩くだけなら30分もかからなかった。(15時40分) 入り口にある立入禁止の写真を撮ってから紀元杉に行くためさらに山を登っていく。山を登っているためさらに寒くなってきた上、道路上にも雪が出始めた。気温が低いうえに日があたらないため雪が溶けないようである。途中で夕べYHで一緒だった島根ナンバーのワゴンに追いついた。しばらく後を走っていると道を譲ってくれたので先に進む。奥に入れば入るほど雪も深くなってきてちょっと怖い・・・。(T^T) やっとの思いで起源杉に到着した。(16時・41km) 起源杉は道路に面したところにたっているため簡単に観光ができる杉である。早速遊歩道を降りて杉を見に行くが、かなり雪が積もっていて危ない。写真を撮っていると先ほどの島根の人たちが追いついてきたので彼らと少し話をしてから写真を撮ってもらった。 彼らは先に出発して奥に入っていったが、雪が深かったのかすぐに戻ってきて山を下りていった。最後に紀元杉の前で写真を撮ってもらってから出発する。(16時15分)この奥に屋久島宮之浦岳流水というものを見に行こうと思っていたが、雪が深そうなので断念して山を下りる。 一気に山を下り、ヤクスギランドの入り口でひとまず休憩をとる。先ほど一緒に遊歩道には行った人が2時間半コースを歩いて戻ってきた。暑かったと言うことでTシャツ一枚で歩いていたようであるが、それはさすがに寒いんではないか?彼は大阪からやってきたそうであるが、昨日はフェリーが欠航になったため一日予定が遅れてしまったらしい。彼と15分くらい話をして一緒に写真を撮ってから出発する。(16時45分) このあとまた千尋の滝の寄っていくことにした。駐車場に着くとちょうど観光バスが帰っていった後だったので人もいなくてちょうど良かった。(^_^) 昨日と違って天気はいいので写真撮影にはちょうどいい。写真を取り終えてからトローキの滝に行こうと思って走っていくが、どうも場所がよく分からない。この先左と書いた看板があったのでその先の道を曲がって探してみるが結局見つからず、あきらめる。ガソリンが少なくなってきていたので原にある日石で給油(284km/10.6L)して民宿に戻った。(18時半・89km) 今日は泊まり客が少なく、自分の他に二人しかいない。夕食のメニューはぶりとイカの刺身、黒豚の豚カツ、鯖の酢じめなどで、さすがにYHなどに比べると豪華な感じである。夕食後、置いてあったタンカンを食べながら20時頃間まで宿のおばちゃんと話をしていた。 お風呂に入ってさっぱりしたところで明日の宿の手配をする。枕流庵に電話して宿を確保する。わざわざどこでこの宿のことを聞いたのか尋ねてきたのはどうしてだろう?HPと尾之間温泉であった人に聞いたこと伝える。 明日は天気がよくなりそうなので雲水峡に行ってみることにする。縄文杉はやはり連泊してから行かないとまずいだろう。すぐに寝るつもりだったが、宿に置いてあった漫画を読み始めたため、結局23時頃まで起きていた。時間に気がついてあわてて寝ることになった。 |
01 YHの前で 02 ダイビング2回目 原の港にて 03 ダイビングショップYDSの前でEさんと 寒い・・・。(^_^;; 04 ヤクスギランド入り口 異常気象のため立ち入り禁止の案内 05 雪の中・・・(^_^;; 紀元杉の前の道路 06 ヤクスギランドの案内板の前で ここで話をしたTシャツ一枚の男性 07 屋久島の夕日 屋久島温泉ホテルの駐車場から |