2001 屋久島・種子島へ その1 いざ屋久島へ!! |
03月02-03日 バイク移動距離 427km 自宅→鹿児島県 屋久島 |
家に帰宅してから3時間(6時〜9時)仮眠を取ってから出発準備を始める。今回の旅行は鹿児島までは大変であるが、島の中では小回りが利いた方がいいと思いレイドで行くことにした。パッキングを終えてから10時半に自宅を出発する。屋久島は暖かいだろうという先入観から、真冬の服装ではなく一段階防寒レベルを落とした格好で行くことにした。(これがそもそもの間違いだった・・・(T^T)) 遠賀川の土手沿いに県道73号線を南下していく。久留米付近までは下道を走って、そこから高速に乗ろうという魂胆である。しかし鹿児島までの時間を考えるとどうもきつい感じだったのでそうそうに高速に乗ることにした。 国道200号線を引き返して八幡インターまで走ってここから九州道に。(11時半)一気に高速を走っていくが、かなり寒くてしゃれにならない。高速走行になれていないこともあり、80km/hで走っていき、古賀SAに入って少し休憩をとる。(11時45分・55km)この後は30分走っては15分休憩するというパターンで走っていく。 途中寒くてしゃれにならない上、さらに眠気まで襲ってきて最悪状態。溝辺のPAで休憩していこうと思ったが、建物はすべて閉まっていたため中に入って暖をとることもできない。しかたがないのでこのPAの歩道に座って仮眠を取ることにした。(T^T) とまっていれば何とか寒さは我慢できるため時計を30分後にセットして眠りに入る。(-_-zzz 結局15分くらいで目が覚めてしまったが、何とか眠気もなくなり、4時45分に出発する。 5時35分に鹿児島インターを降りて(352km)県道24号線でフェリー乗り場に向かう。県道21号線の途中にあったローソンで朝食を購入してから6時にやっとフェリーターミナルに到着した。(360km) ここの受付はむちゃくちゃわかりにくく、乗客の乗船券とバイクの乗船券が別の場所で発行されている。バイクの乗船券の受付が6時半からになっていたのでしばらく待ってからバイクに乗って受付に行ってみたが、乗船券が7時45分から発行されるのでその後にまた来てと言われる。それなら「受付6時半から」とか書くなよなあ・・・。(-_-X バイクは受付の前に止めさせてもらって時間まで待合室で寝て待つことにした。 時間が近づいてくると発見売り場に行列ができだしたのでしばらくして自分も列に並ぶ。券を購入後、バイクの乗船券発行場所に行って券を購入。8時に屋久島行き「フェリー屋久島2」に乗船する。船室に移動して場所を確保してからくつろいでいると予定通り8時半に港を出港する。 鹿児島湾を進んでいくため船の左手に桜島の姿が確認できる。ここで写真を撮ってもらってから客室に戻って横になっていたらいつの間にか眠っていた。(-_-zzz そのまま深い眠りに落ちていったため目が覚めたときにはもう屋久島に着く前だった。 着岸の前に車両甲板に移動してバイクのところに行く。バイクは自分の他に高知ナンバーのSRが一台と鹿児島市ナンバーのスクーター2台である。ここでスクーターに乗っているおばちゃん二人と話をしていた。彼女らは民宿「でたらめ」という所に宿泊予定らしい。もし宿が決まっていないならと誘われたが、もう2泊分は宿の予約をしているため行くことはできないと断る。 フェリーを下りてからフェリー乗り場のすぐ近くにある「屋久島環境文化村センター」に寄っていく。(500円)今回せっかく用意したガイドブックのコピーを全部忘れてきたため(T^T) 情報を収集しておかないといけないからである。(12時50分) 屋久島の紹介をしたビデオが13時10分からと言うことで先に展示ホールの方を見ていく。中には写真や模型などで屋久島の紹介がされているが、人がいなかったこともあり、ずっとここのスタッフが自分の後ろに付いてきていた。質問したいことをすぐに聞けて便利だったが、なんか黙って後ろから着いてこられると変な感じである。後ろに付いてくるくらいなら説明してくれればいいのになあ・・・。 時間がやってきたので大型映像ホールに移動。客は自分を含めて3人しかいなかったのはちょっと寂しいかもしれない。スクリーンは映画館のスクリーンを3段重ねたくらいの大きなもの(縦14m、横20m)で迫力はあったが、こまかいゆれなどの補正が行われていなくてちょっと見づらかった。20分くらいのビデオを見てから外に出る。 フェリーターミナルの近くの記念碑で写真を撮ってからコスモ石油で給油。(148km・6.2L)さすがに島だけあって料金が高いこと高いこと。リッター130円だもんなあ・・・。県道77号線を西に向かい、薬屋でコンタクトの洗浄液を購入してから白谷雲水峡を目指す。 雨が降ってきたため道路脇に止まってカッパを着る。10kmくらい走ってやっと雲水峡の入り口に到着した。(14時半・372km)途中までは片道一車線のきれいな道路であるが、途中から狭い道になっている。しかし現在拡張工事中だったのでいずれはここまできれいな道になるのだろう。 駐車場にバイクを止めて観光に向かうが、また雨が降ってきたらいやだと思って、カッパの下だけはいて観光することにした。受付のおっちゃんと少し話をしてから60分コースを歩いてみる。時間があれば2時間半コースを歩いても良かったが、17時半にYHに行かないといけないのでこのコースしか歩くことができない。どうせ歩くならせめて二代大杉まで行った方がいいと言われてそこまで歩くことにした。 沢に沿ってきれいに整備された遊歩道(雲水歩道)を写真を撮りながら歩いていき、途中から原生林歩道へはいる。ここからはちゃんとした道があるわけではなく、目印に付けられた赤いリボンを頼りに歩いていかなければならない。どこも道みたいな感じなので油断すると迷ってしまう。岩や木にはこけが生えていて一面緑の世界が広がっている。ほととに「もののけ姫」の世界・・・。原生歩道を少し歩いていき、二代大杉に到着。しばらくしてから来た道を引き返し、途中から弥生杉歩道にはいって弥生杉へ。 写真を撮ってから入り口に戻る。写真を撮ったりかなりゆっくり歩いたが、ちょうど1時間くらいで戻ってくることができた。カッパの下をはいていたため、外ではなく、内側の方が汗で濡れていた。(T^T) もう降らないだろうと思ってカッパを脱いでから出発する。(15時半) 県道77号線に出てから右回りに平内にあるYHに向かう。初めのうちは天気も良かったが、南に行くにつれて徐々に天気が悪くなってきて道路が濡れてきた。(T^T) カッパを着るのもめんどくさかったのでそのまま走っていく。途中で千尋の滝の案内を見つけてよっていくことにした。一度道を間違えそうになったが、何とか無事に到着。(16時45分) 駐車場にバイクを止めてから100mくらい歩いたところにある展望台へ。滝より先に横にあるでっかい斜面の方に目がいってしまう。この斜面は一枚岩でできていて高さが200mくらいあるらしい。何でこの斜面に名前が付いていないんだろう?他に観光客もいなかったのでしばらくこの景色を楽しんでからバイクのところに戻る。入れ違いで観光客が2台やってきていたが特に話もすることはなかった。 駐車場にある展望台から写真を撮って出発したが、先ほどの観光客が戻ってきていてさきに出発されてしまった。軽の車に5人ものって観光しているというのは凄いかもしれない。ちなみにこの人達は同じYHに泊まっている人たちだった。 そこから少し走って17時15分に屋久島YHに到着。YHにはバイクが一台止まっていて、その持ち主が入り口付近でくつろいでいた。行きのフェリーで一緒だった高知ナンバーのKMさんだった。ヤクスギランドに行って大雨にあってしまい全身ずぶぬれになったようである。雲水峡に行っていて正解だったかもしれない。(^_^) 受付を済ませてから早速お風呂に入ってくつろいでからビールを飲む。KMさんとチャリダー、レンタカーの人4人で話をしていた。今日はこの4人以外は全部女性である。18時半から夕食を取ってその後はみんなと話をしてくつろいでいた。 さすがにほとんど寝ていないせいか結構からだがだるい。ここの消灯時間の22時まで話をしてから部屋に戻って寝ることにした。 |
01 折田汽船「フェリー屋久島2」から桜島を眺める 02 フェリー乗り場付近にある「屋久島」の観光碑 03 「もののけ姫」の世界・・・ 04 原生歩道の途中にある二代大杉 05 千尋の滝をバックに記念写真 |