2000/07 モンゴルへ その4 初めてラクダに乗ってみる |
07月25日(4日目) 移動距離 197 Mile ハンボクトゥ→サイハンオボ近郊 |
![]() NTさんも出てきたので昨日行ったゲルに挨拶に行くことにした。行ってみるとみんな結構忙しそうにしている。おばあさんと男の子は乳搾りをしていた。昨日のお礼に、持ってきていた扇子とチョコを渡す。しばらく乳搾りの様子を眺めていた。えいこさんがやってきたところで、おじいさんの所に行く。こっちではアイラグの蒸留作業などをやっていた。ちょうど作っている途中のアイラグを出してきたが、腹をこわしそうでこわい・・・。(^^;; 断るのも悪いと思って意を決して飲むことになった。結局大丈夫だったが・・・。(^_^) 昨日も食べたチーズ(アーロール)をもらってしばらく話をする。二人が持ってきたモンゴルのガイドブック(地球の歩き方)を見せると面白がってみんなで呼んでいた。こっちの人にとっては結構珍しいもののでようである。朝食の時間が近づいてきたのでキャンプ場に戻ることにした。 ![]() 今日から途中まで昨日通った道を引き返すことになる。途中から道路の砂が深くなってきて走りにくくなるが、タイヤが流れて結構おもしろい。そして昨日の砂丘の近くにあったゲルに寄ることにした。(53マイル)ここのゲルでラクダに乗ることができるみたいである。まずはゲルの中に招待されてウォッカ(シミーン・アルヒ)をいただく。さすがに生井さんは昨日懲りていたため飲まなかった。昨日と違い、通訳のアリュナさんがいるので会話が楽である。昨日ゲルを訪問していたのであまり新鮮みがないのは仕方がないだろう。昨日初めて(地元の)ゲルに入ったときは結構感動したもんだが・・・。(^_^) ![]() しかし最初はみんなでラクダに乗って近くの砂丘まで行ってみるというのを期待していたんだがなあ・・・。(^^;; まあ、仕方がないか。ラクダに乗って満足したところでもう出発することになった。(12時45分) 昨日昼食を取ったところの手前に一本だけ立っていた木の所で昼食を取ろうと言うことにして出発する。山の中に入っていくがどうも昨日と風景が違う。その先に木が一本だけ立っているのを見つけたが、違うと思ってそのまま通り過ぎていった。さらに山道を走っていくとなぜか馬がたむろっているところに出た。前を走っていたKanさんが戻ってきて、どうも道が違うみたいなのでここで待つことにしようと言うことになった。(69マイル) ここは家畜のための井戸があるところで、馬は水を飲みたくて集まってきているようである。ただ、井戸の深さは5mほどあるので誰かにくんでもらえないと飲むことはできないのである。サポートカーがやってくるまでの間、Kanさんは井戸から水をくんで家畜に水をやっていた。 ![]() ここには木陰もなく暑さも半端ではないので、もう少し風の通りのいいところに移動しようと言うことになった。サポートカーに先導してもらって、山を抜けて草原に出る。そして草原のど真ん中で昼食を取ることになった。周りには何もないが、風が吹いているのでまだいい方である。(77マイル) 昼食のメニューは小麦粉入りのスープ、ベーコンとトマトのサンドイッチである、今までならここでもう終わりかなと思ってパンを食べるところであるが、(^^;; さすがに何回も経験するとこの後にも何か出てくることは分かっている。待っているとご飯にベーコンが出てきた。食事を終えて腹も落ち着いたので出発まで10分ほど仮眠をとる。 出発して草原の中をひたすら走っていき、120マイル走ったところでガソリン補給のため休憩をとる。もちろんこんな所にガソリンスタンドはないのでサポートカーに積んでいたタンクからの給油である。水分をほとんど取っていないのでミネラルウォーターがおいしい。 途中で写真を撮っていたためかなり遅れてしまい、ひたすら追いかけていくが、前を走るサポートカーが巻き上げる砂煙がひどくてなかなか近づけない。車間をあけて走っていくとどんどん山道になってきた。5マイルくらい山道を走っていくと急に開けたところになっていた。ここでしばらく休憩をとる。(16時半・148マイル) ![]() ![]() ![]() ![]() やっと場所が決まり、さっそくテントを建てて荷物の整理をすることにした。テントを設営していると近くのゲルから地元の人がやってきた。しかしテントの設営とかで忙しいので相手をしている暇はない。何とか設営も終わって服を着替えてやっとくつろぐことができた。 ![]() |
01 キャンプ場の周りの像(熊・犬・ヤギ・羊) 02 動かないバイクに乗って遊ぶ子供達(提供 えいこさん) 03 初めてラクダに乗る 04 井戸の水汲みは大変・・・(提供 Kanさん) 05 木陰で休憩日向に出るとしゃれにならない暑さ 06 ひたすら緑の大地・・・ 07 大草原の中で 08 地平線の夕日 09 夜遅くまで |