静 岡 県

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御前崎灯台

御前崎灯台(おまえざきとうだい)
内容=★★★☆☆ お得度=★★★★☆

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静岡県最南端の岬の高台にある白亜の灯台。灯台の上は展望台になっており、ここから富士山や日本アルプスの山々、広大な太平洋を一望できる。
ここ御前崎は地形の関係上、気象海象が厳しく、また暗礁が多いため、昔から航海の難所としておそれられていた。寛永12年(1635年)に徳川幕府が船の道しるべとして灯明堂を建てたのが御前崎灯台の始まりである。その後240年間、火をともし続けたが、英国人リチャード・ヘンリー・ブラントンの指導のもと、明治7年(1874年)5月1日に西洋式灯台が建設され現在に至っている。高さ17m、海面からの高さは54mになり、約36km先までの海上を照らしている。
灯台の近くには地球が丸く見える展望台や江戸時代の灯台跡などがあり、一大観光地となっている。
灯台入場時間=9:00〜16:00、灯台入場料=150円。

岬と言うことになっているが、海岸線に沿って緩やかなカーブの道路が延びていることもあり突端という印象を受けない。灯台も突端から離れた高台の上にあることもその要因かもしれない。灯台や展望台からの眺めはいいが、もちろん天気がいいというのが条件となる。
観光地になっているせいで近くに宿は多いが、駐車場があまり無いので苦労する。灯台の周りはかなりごちゃごちゃしているので灯台の近くまで行かず、海岸沿いの駐車場に車を止めてから階段を登った方がいいだろう。夏にやってくると近くの海岸にはサーファーがうじゃうじゃいてちょっと鬱陶しい感じがする。

訪問時のツーレポ
 ● 2002年10月 道祖神 海外ツーリングの宴 2002