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名勝・地域

ヒスイ海岸 土蔵造りの町並み 格子造りの町並み

ヒスイ海岸(ひすいかいがん)
内容=★★★☆☆ お得度=★★★★★

砂利浜の海岸線
東西約4kmの砂利浜(砂浜ではなく小石の浜)で、日本の渚・百選にも選ばれているエメラルドグリーンの自然海岸。宝石の一種・ヒスイの原石が海岸に打ち上げられる事からこの名前が付けられた。古墳時代までヒスイの採取、加工が行われており、その時代のヒスイの多くはここが原産と言われている。
大小のヒスイの原石は浜辺の小石に混ざっている。直径が4〜5cmくらいのものが探しやすく、色は白色で透明感のある石を捜すと見つかる事が多い。特に波打ち際の濡れた石辺りが狙い目。

ヒスイが見つかる事があるというらしいが、そう簡単に見つかるものではないようだ。もともと判別しにくいものだし、地元の人が散歩がてら毎日見ている人もいるだろうしね。見つける事ができたらかなり運がいいだろう。
海岸は砂利海岸なので波が打ち寄せるたびにじゃらじゃらと音がする。これはこれでなかなかいい感じ。海水浴でも砂が体に付いたりしないのでいいのかもしれない。

訪問時のツーレポ
 ● 2005年06月 房総半島を暴走!!
土蔵造りの町並み(どぞうづくりのまちなみ)
内容=★★☆☆☆ お得度=★★★★★

菅野住宅などの土蔵作りの建物
商家の土蔵造りの家を中心に洋風建築などの伝統建築物が建ち並び、国の重要伝統的建造物群保存地区に指定された町並みの山町筋(やまちょうすじ)。明治33年(1900年)の大火の後、県の防災計画に従って再興された旧家が42棟立ち並んでおり、明治時代の優れた防火建築が残っている。
菅野家住宅(国指定重要文化財)、土蔵造りのまち資料館(旧室崎家住宅)が一般公開されている。他にも東京駅を模して建てられた赤レンガの銀行などがある。

土蔵造りの特徴は外壁を黒または白の漆喰で塗りこみ、隣家との境には延焼防止のための防火壁が設けられている。屋根は桟瓦葺きにして大きな箱棟や鬼瓦を乗せ、2階窓には観音開きの土扉が付けられている。前面には下屋庇と、それを支える鋳物の鉄柱があり、概観は重厚な印象の建物となっている。しかし内部は数奇屋風に仕上げられており、概観とは対照的なつくりになっている。
昔ながらの変わった建物は建っているんだが、町並みという印象は受けない。町の中に古い家がちょこちょこ建っているという印象で、まだ町並みも整備の途中という感じがする。資料館で土蔵造りの建物を見学できるのでどういうものなのかを見ていくにはいいかもしれない。

訪問時のツーレポ
 ● 2010年05月 まったり〜な 平湯&北陸ツーリング
格子造りの町並み(こうしづくりのまちなみ)
内容=★★☆☆☆ お得度=★★★★★

格子造りの通り
高岡市の地場産業である高岡鋳物発祥の地。千本格子の家並みと石畳の美しいたたずまいの通りとなっている。
加賀藩主・前田利長が近隣から招いた7人の鋳物師(いもじ)から始まったこの金屋町は、江戸末期には40人を数え、高岡を代表する産業集落となった。

道路は石畳になっているんだが、道路脇に建っている建物は普通の建物が多いのがちょっと・・・。ガイドブックに出ていた構図だけが格子造りの町並みというだけのようだ。しかも通行禁止でもないので車の往来はあるし、駐車している車も多いのでなんか微妙な観光スポットという感じだ。

訪問時のツーレポ
 ● 2010年05月 まったり〜な 平湯&北陸ツーリング