島根県 西部

宿泊地・お風呂・お店

温泉津温泉 元湯 源氏巻き -

温泉津温泉 元湯(ゆのつおんせん もとゆ)
内容=★★★★☆ お得度=★★★★☆

元湯の建物
湯治保養の宿「長命館」の経営するアルカリ土類食塩泉で、温、冷水を混入しない、また加熱冷却しない源泉そのままの温泉。さらにボーリング、ポンプアップなどの動力揚水によらず自然の力で地底からわき出してきている。
源泉は無色透明無味無臭だが、地上に出た温泉成分の一部が空気に触れて酸化し、淡茶褐色となる。これが鍾乳洞の鍾乳石のように浴槽の縁や浴場などに付着、堆積している。このため、浴場全体が鉄分の酸化した淡茶褐色の色で覆われている。源泉の温度は49.4℃で、浴槽は44〜46℃と40〜42℃の二つが用意されている。
洗い場はなく、浴槽から直接お湯を汲んで体を洗う必要有り。浴槽のお湯は水で薄める事も出来ないのでかなり熱め。冬は若干ぬるめになるらしい。
入浴時間=5:30〜21:00。入浴料金=300円。

以前から比べるとちょっと値上がりしているが、それでも銭湯にはいるよりは安い。番台は外にあるが、形式は昔ながらの銭湯と言った感じで、なんとも懐かしさを感じる。お風呂にはシャワーどころか洗い場がないので一瞬面食らってしまうが、それはそれでいいかも知れない。せっかく近くに来たなら是非とも寄ってみたいところである。

訪問時のツーレポ
 ● 2003年07月 中国・四国ツーリング
 ● 2010年07月 山陰・関西旅行
源氏巻き(げんじまき)
内容=★★★☆☆ お得度=−−−−−

源氏巻き 粒あんとこしあん
あんこをカステラ風の生地で巻いたお菓子で津和野の銘菓となっている。中のあんこはこしあんがベースだが、お店によっては粒あん、うぐいすあんなどの種類もある。源氏巻き一巻きで210円となっており、店内で食すこともできる。
元禄の頃、津和野藩主・亀井氏と吉良氏の間に起こったもめ事(赤穂浪士の話と同じような感じ)を収めるために家老の多胡外記が吉良氏に贈った進物の一つがこの源氏巻きの由来になったといわれている。

他の地方でもありそうな食べ物であるが、結構あっさりした感じで食べやすい。お店で食べるとお茶が付いて300円くらいなので時間があるならお店でゆっくりしてもいいかもしれない。名前の由来がなんなのかちょっと気になるんだが、よくわかっていないみたいである。

訪問時のツーレポ
 ● 2006年05月 隠岐・能登半島ツーリング