山 口 県

名勝・地域

ホルンフェンス大断層 笠山 明神池
毘沙ノ鼻 壇ノ浦 巌流島
角島大橋 秋吉台 -

ホルンフェルス大断層(ほるんふぇるすだいだんそう)
内容=★★☆☆☆ お得度=★★★★★

岸壁に浮かぶ縞模様
山口県の北側「須佐町」にある、北長門国定公園に指定された景観地。40mの岸壁に描かれた地層の模様がきれいな縞模様を浮かび上がらせている。

特に整備された感じもなく、自然のままというのがいい。そのため逆に転落しそうで怖いという話もあるが・・・。(^_^;; 天気がいいときには行ってみるにいいところだろう。
国道から県道へはいる道がかなり狭いため国道315号線の方から入った方がわかりやすいと思われる。

訪問時のツーレポ
 ● 2001年03月 中国地方ツーリング
 ● 2003年07月 中国・四国ツーリング
笠山(かさやま)
内容=★★☆☆☆ お得度=★★★★★

笠山のちっちゃな火口
展望台から見る萩諸島
北長門海岸国定公園の中心部に位置し、高さ112mで頂上には後30m、深さ30mの小さな噴火口跡がある。海抜60m付近までが数万年前の噴火活動で造られた溶岩台地で、その上に約1万年前の噴火でつり鐘状スコリア丘の単成火山が造られた周辺には溶岩の隙間から海水や風が出入りする池や穴(風穴)が多く存在する。
ここは暖地性のバクチノキ、ハマボウ、タマシダなどと寒地性のコタニワタリ、ホソイノデが混成するという珍しい場所となっている。またコウライタチバナの唯一の自生地として国の天然記念物にも指定されている。虎ヶ崎には約25,000本のヤブ椿の群生林があり、開花期の2〜3月には多くの椿が咲き誇り、萩・椿まつりが開催されている。
笠山という名は遠くから眺めた姿が女性の被っていた市女笠に似ている事からこう呼ばれるようになったといわれる。

山頂で火口とかかれた案内板に従って進んでいくと、「これか?」という小さな穴を見る事が出来る。知らなければタダの穴。ツーリングマップルには世界一小さな火山と書かれているが、実際はよく分からない。日本一というのはホントらしい。すぐ横は展望台になっており、萩諸島の島々と日本海の眺めを堪能できる。もちろん夕日の時間がお勧め。
植物の自生状況は学術的にかなり珍しいが、普通の自分にとっては見てもよく分からない。椿は写真でしか見た事がないが、かなりすごいようだ。一面に咲き誇っている椿もすごいが、地面一面に椿が落ちているのもすごい。時期が合えば人がいない時に行ってみるのがいいだろう。

訪問時のツーレポ
 ● 2003年07月 中国・四国ツーリング
明神池(みょうじんいけ)
内容=★★☆☆☆ お得度=★★★★★

明神池の畔に建つ厳島神社
涼しい風の出てくる風穴
笠山の登山道入口にあり、笠山と本土との間に砂州ができて陸続きになった時、埋め残されて鹹水湖(かんすいこ)で、大池、中ノ池、奥の池の三部分からなっている。池は岩の隙間を通して外海とつながっており、潮の干満に応じて池の水量も変化する。池には海水魚が生息しているが、これらは貞享3年(1686年)に創建したといわれる厳島神社に奉納されたものが繁殖したと言われている。
文久3年(1863年)の政変で七卿都落ちした三条実美は萩藩主毛利敬親に誘われ、池中に遊ぶ魚の群れを見て即興の一首を詠んだ。この歌を刻んだ歌碑が北側の山麓に建っている。
この池の奥には風穴と呼ばれる場所があり、岩の隙間から出る冷気によって夏でも12〜13℃の涼しさとなっている。これは笠山を形作っている多孔質の岩石に雨水や海水が浸透し、その水が蒸発する時に周囲の熱を奪い、温度を下げると言われる。近くにはテーブルや椅子を置いた店があり、涼を楽しめるようになっている。

池には海水魚が泳ぎ回っていて、エサをあげる人が目立つ。まあ、言ってみればタダの池なのでそれくらいしかやる事はない。タダそれ以上に鳶にエサをやっている人の方が多いように思うのは気のせいか?たしかに魚にやるより鳶にやった方が面白そうだが、ケガしないように注意が必要。
風穴は夏に行くとかなり涼しくていい感じだが、かなり暑い時に行ったのでほんとに涼しいのはその穴の前くらいだった。とはいえ涼しいのは間違いない。冬に行ったらかなり寒いと思われる。

訪問時のツーレポ
 ● 2003年07月 中国・四国ツーリング
毘沙ノ鼻(びしゃのはな)
内容=★★★☆☆ お得度=★★★★★

岩の上の最西端の碑
山口県下関市にある 北緯34度06分27秒東経130度51分45秒に位置する本州の最西端。国道191号線から案内板に従って走っていき、吉母管理場という敷地の先に最西端の碑が建っている。
入るにはここの最終処理場の受付で記帳をする必要があるが、無料で証明書を貰う事ができる。開いている時間は基本的に8時30分〜18時と、ここの受付が開いている時間となる。

敷地内の道路を下って海岸線に出ると岩場の先に碑が見える。ここに行くには柵の鍵を開けて貰わなければならないが、頼めばちゃんと対応してくれるようだ。(釣り客は無断で柵を乗り越えているみたいだが・・・)碑の所までは行こうと思えば行く事ができるが、かなり危険。岩場の中を歩いていかないと行けないのでちゃんとした格好でないと止めた方がいいだろう。堤防からも充分碑を確認する事ができる。
崖の上には最西端の看板の書かれた展望台が設置されており、展望を楽しむ事ができる。多くの人はここが最西端の碑だと思っているが、ここからは最西端の碑は見る事ができない。

訪問時のツーレポ
 ● 2002年06月 らいらっく 乗鞍スカイラインへ
壇ノ浦(だんのうら)
内容=★★☆☆☆ お得度=★★★★★

壇ノ浦に立つ銅像
一の谷、屋島の戦いに敗れた平家が最後の戦いを行った決戦の場で、ここに栄華を極めた平家は滅亡する。
京を追われて西国に落ち延びた平家は、義経に奇襲により一ノ谷、屋島の合戦で敗戦を余儀なくされる。寿永4年(1185年)3月24日、関門海峡で早朝より始まった平家と源氏の戦いは当初平家方の有利に運んだが、徐々に源氏方が盛り返し、潮の流れが変わると共に優劣は逆転した。敗北を悟った平家方の武将は次々と海へ身を投じ、安徳天皇も二位尼に抱かれて入水した。このときに生き残った建礼門院徳子は尼となり、京都大原の寂光院で余生を送った。
この際に天皇家に伝わる三種の神器(八咫鏡、八尺瓊勾玉、天叢雲剣)も一緒に海に沈み、鏡、勾玉は発見されたが、剣は発見されなかったと言われている。しかしながら鏡、剣は熱田神宮、伊勢神宮に収められており、実際に持ち出されたのはその複製品である須賀利御太刀と内侍所の御鏡と言われる。

海峡に沿って小さな公園が整備されており、壇ノ浦古戦場の碑や平知盛の碇潜(いかりかづき)と源義経の八艘飛びの銅像が立っている。また地元の有志により壇ノ浦の合戦や観光名所の紙芝居が上演されている。
源平合戦の終止符を打つ地として有名な場所であるが、海上での戦闘だったためこれと言った史跡があるわけではない。海岸にただ小戦場跡の碑が立っているだけだったが、大河ドラマをきっかけに銅像が立てられた。かなり有名なところなので寄ってみると言ったくらいの場所だが、源平合戦に興味のある人には絶対に外せない場所だろう。

訪問時のツーレポ
 ● 2006年06月 門司港レトロ観光
巌流島(がんりゅうじま)
内容=★★★☆☆ お得度=★★☆☆☆

武蔵と小次郎の決闘の像
宮本武蔵と佐々木小次郎の決闘で有名な島。正式名称は船島というが、佐々木小次郎の流儀「巌流」から巌流島と言われるようになった。
慶長17年(1612年)4月13日、豊前小倉藩主細川公の命によって、関門海峡に浮かぶ舟島にて、宮本武蔵と佐々木小次郎の試合が行なわれた。「小次郎破れたり!」のセリフは有名。しかしながらこの対決が本当に行われたのかについては正確には分かっておらず、佐々木小次郎については年齢も不詳となっている。
大正時代に三菱重工業の埋め立てにより島の面積は約6倍になり、昭和時代には島で生活する人々もいたが、その後無人島となり、つり客がやってくるだけの島となっていた。定期便もなかったが、平成8年(1996年)より護岸工事が進み、公園として整備された。現在は唐戸からの定期船(800円)と門司港からの遊覧船(1000円)で島に渡ることができる。船の滞在時間は30分となっている。
島内には宮本武蔵・佐々木小次郎の銅像、佐々木巌流之碑、人工海浜などがあり、遊歩道も整備されている。桟橋から銅像まで往復で15分〜20分。

巌流島と言ったら日本人の大半が知っていると思われる場所であるが、実際はたいした島ではない。現在はかなり護岸が整備されてきれいになっているが、島の半分は会社所有の土地となっているため放置された状態のまま。ネタ的に一度はいってもいいかなと言う程度のところである。
定期船は唐戸からしか出航していないため、門司港から行く場合はいったん唐戸に渡ってから島に渡るか、休日のみ運行されている遊覧船で行くしかない。かなり強引であるが、遊覧船で巌流島に渡ってからここで定期船に乗り換える方法もあるが、基本的にはやってくれない。これが出来れば一番時間を短縮できるし、両方の船にも乗ることが出来て便利。正式に相互利用が出来るようになってくれるとありがたいんだけどね。

訪問時のツーレポ
 ● 2006年06月 門司港レトロ観光
角島大橋(つのしまおおはし)
内容=★★★☆☆ お得度=★★★★★

本土側から見る角島大橋
1993年(平成5年)から8年あまりの年月を費やし、2000年(平成12年)に開通した角島と本土を結ぶ橋。完成当時は無料の橋としては日本一長い橋だったが、2005年に沖縄県の古宇利大橋に抜かれてしまった。車のCMのロケ地などに使用されたこともあり、観光名所となった。

橋と言うよりは海の上を渡る道路といった感じ。天気がいいときなどは海と空のと橋のコントラストがとてもきれいなところであるが、これだけを見に行くほどのものかについては疑問である。撮影場所としては橋の入り口にある駐車場、駐車場からつながる遊歩道の他に道路の手前の高台などがある。

訪問時のツーレポ
 ● 2013年09月 山口ツーリング
秋吉台(あきよしだい)
内容=★★★★☆ お得度=★★★★★

カルストの大地
日本三大カルスト(四国カルスト、山口県の秋吉台、福岡県の平尾台)の一つで、日本最大規模を誇るカルスト台地。山口県中央付近の東西17km、南北8kmに広がり、その大部分は国定公園に指定されている。地表には無数の石灰岩柱やドリーネ(擂鉢穴)があり、秋芳洞、景清穴、大正洞など、400を超える鍾乳洞がある。
秋芳洞は秋吉台最大の鍾乳洞で、国の特別天然記念物に指定されている。全長約10kmのうち、約1kmを一般公開しており、皿を段々に敷き詰めたような百枚皿、黄金柱といわれる石灰華柱など多くの見所がある。

カルスト台地の中を道路が延びており、天気のいい日にこの中を疾走するのはとても気持ちがいい。ツーリングの途中に秋吉台のルートを組み込んで走り抜けるだけでもいいだろう。ただし、できれば渋滞しそうな時期は外した方が無難。山焼きの時期に行くのもおもしろいかもしれない。秋芳洞は日本屈指の規模を誇り、一度は入ってみたいところだ。夏に行くとクーラーが効いているくらいにひんやりしている。


訪問時のツーレポ
 ● 2013年09月 山口ツーリング