香 川 県 |
栗林公園 | 屋島 | - |
栗林公園(りつりんこうえん) | |
内容=★★★★☆ お得度=★★★★☆ | |
庭園の風景 |
高松市にある国の特別名勝に指定されている庭園で、面積は75haと国内最大の広さを持つ。紫雲山を背景に6つの池と13の築山を配する江戸時代初期の回遊式大名庭園である。 元亀・天正の頃の豪族・佐藤氏により築庭されたのが始まりと言われる。南庭は寛永年間に讃岐領主・生駒高俊により造園され、寛永19年(1642年)に入封した初代高松藩主・松平頼重に引き継がれた。その後、松平家5代に渡る100年余の歳月を費やし、延享2年(1745年)に現在の形となった。明治時代に新政府の所領となり、明治8年(1875年)3月16日に県立公園として一般公開され現在に至っている。 春は梅、桜、夏は花菖蒲、蓮、秋は楓、冬は椿と四季折々の風物に恵まれている。また園内には茶亭や香川県の民芸品を展示している讃岐民芸館や特産品を展示即売する商工奨励館がある。 入園料=400円、年中無休、入園時間=5:30〜19:00(季節変動あり) 庭園としては日本三大庭園に見劣りはしないレベル。雰囲気としては後楽園と兼六園を足して二で割った感じかもしれない。(^_^;; 園内は変化に富んだ感じでなかなかいい。三大庭園よりは観光客が少ない感じだが、やはりシーズンは多いかも知れない。できればあまり人がいないときに行きたいものだ。園内の資料館のようなものは、正直言ってあまり見応えはない。興味があれば覗いてみればいい程度である。 訪問時のツーレポ ● 2007年10月 四国・南紀ツーリング ● 2011年08月 四国旅行 |
屋島(やしま) | |
内容=★★★☆☆ お得度=★★★★★ | |
屋島合戦後 屋島寺仁王門 |
瀬戸内海国立公園にある海抜約290mの半島で、江戸時代までは狭い海峡で隔てられた島だった。その形状が屋根に似ている所から屋島と名づけられたといわれる。山頂にある展望台からは讃岐平野や瀬戸内を見下ろすことが出来る。 7世紀に屋嶋城を築いたという記述が日本書紀に見られる他、源平合戦の屋島の合戦の古戦場として有名。那須与一が船上の扇を打ち落としたり、義経が弓を流してしまうなどのエピソードがあった合戦跡。 山頂には登山道の他、屋島ドライブウェイで登ることが出来る。ドライブウェイの途中には上っているように見えるのに、実際は下っているという不思議な坂がある。 山頂からの展望はとてもいい感じだが、どっちかというと山頂よりもドライブウェイの途中からの眺めの方がよい気がする。山頂には大きな駐車場があるんだが、それに対しておみやげ屋などがちょっとしょぼい。屋島の合戦の古戦場を眼下に見下ろすことが出来るんだが、特に何があるわけではないので「ここで合戦があったんだ〜〜」と思うくらいだ。 訪問時のツーレポ ● 2011年08月 讃岐うどんツアー |