カンボジア ノーザンエクスペディション その2 ついにカンボジアの大地を踏みしめる |
12月26日 0km 滋賀県 雄琴 へり宅→カンボジア プノンペン(Phnom Penm) |
予定通りに6時頃に起きてから荷物の整理。昨日お土産のお酒を渡したのでちょっと荷物が軽くなっているはずなんだが、全体の重量に対しての割合が小さいのあまり変わった感じはしない。まあしょうがないんだけどね。(T^T) ぴょんはさらに体調が更に悪化してきているようなんだが、大丈夫なのか? 用意してくれた朝食を頂いて、出発準備も完了。駅でへりに見送られて改札をくぐる。お世話になりました。ホームに行くとちょうど日の出が正面に見えてなかなかいい感じ。少し待ってやって来た電車に乗って出発。(7時15分) 15分程で京都駅に到着し、関空行きの特急列車・はるかの乗車ホームに向かう。到着ホームは3番なんだが、はるかの出発するホームは30番とかなり歩かなければならないのがちょっとつらい・・・。(T^T) かなりへろへろになりながらホームに到着すると、そこには「9時50分の特急はるかは6番ホームより出発します」と書かれた看板が立っていた。なんだと〜〜〜!!(-_-X せっかくここまで歩いてきたのに・・・。途中で電光掲示板を確認しておけば良かった・・・。(T^T) 重い荷物を引きずるように来た道を戻り6番ホームへ。よけいな体力を使ってしまった・・・。ホームでしばらく待っていると特急はるかが到着。(7時50分)さすがにまだ時間が早いせいか乗客はほとんどいなくて余裕で座る事が出来るのはうれしい。さすがに夕べあまり眠っていないせいか一息つくといつの間にか夢の世界へ。降りる駅は終点だから大丈夫だろう。 ふと目が覚めるとすでに臨空タウンを出たところでもうすぐ到着と言うところだった。いやー、1時間近く完全に眠っていたなあ。関西空港に到着して(9時)空港ターミナルへ。待ち合わせは10時だったはずだからまだ時間は十分あるが、取り合えず場所だけは確認しておこう。 建物に入ったところでカートに荷物を載せてやっと身が軽くなる。「それじゃあカウンターに向かおう」とエスカレーターに行くが、ここのエスカレーターはカート禁止になっているではないか。(T^T) まじで・・・。他のエスカレーターを見てみてもやはり入口にポールが立っていて入れないようになっている。エレベーターはカート禁止だが、「強引に乗せて上がろうか?」とも思ったが、「いやいやそんなことをしてはいかん」と思い直してカートを置いてエスカレーターへ。もちろん荷物を持ってのぼっていくような真似をする体力はない。その横でカートをエレベーターに乗せている人たちがいる・・・。 4階の出発ロビーで案内状を取り出して場所を確認すると、待ち合わせ時間は10時ではなく9時半になっていた。(@_@) あぶない、あぶない、勘違いしていた。まだ15分なので時間は間に合うので大丈夫だ。換金する時間はさすがにないので取り合えずカウンターに行く事にしよう。 70Lのバッグはもちろん預けていくつもりなのでメットを取り出して荷物検査を受ける。中に持ってはいるのは30Lのバッグとヒップバッグ、メットの3つである。案内状を読むと「指定カウンターにてパスポートと航空券を係員に提示願います」と書かれているんだが、この係員というのはクルーズのスタッフの事なんだろうか?それとも航空会社の係員の事なのだろうか?(?_?) まあ、この時間になってもそれらしき人はいないので航空会社の人の事なんだろう。きっと・・・。 切符を取り出していると背後から「Muさん!」と自分の名前を呼ばれる。振り返るとそこにはエジプトで一緒だったうえのさんとかんさんが立っていた。お久しぶり!(^o^) メールやHPで状況は色々と聞いているが、彼らと会うのは昨年のエジプトツアー以来、一年ぶりである。相変わらず元気そうだ。 やはり二人もクルーズのスタッフがいると思っていたようだが、「どう考えてもこれはいないでしょう」と見切りを付けてチェックイン。荷物はカンボジアのプノンペンまで送ってくれるようなんだが、チケットはベトナムのホーチミンまでしか発券して貰っていない。なんでだろう?普通は航空会社が一緒だったら間違いなく一気にチェックインできるんだけどなあ。 まずはアメリカドルを準備しておかないといけないので(カンボジアではアメリカドルが普通に流通しているらしい)近くの銀行に換金へ。かんさんは米ドルが残っていたらしく、換金の必要はないようだ。 保証金に100ドルとチップなどを考えると200ドルあればいいだろう。あとは土産をどのくらい買うかなんだが・・・。いくら考えても分からないが、米ドルなら残っても使い道もあるのでとりあえず5万円換金。(469ドル)家に30枚くらい1ドル札が残っていたので1ドル札だけで50枚とかなりの枚数になってしまった。さすがに全部サイフに入らない・・・。(^_^;; 100ドル札が1枚だけだからなあ・・・。ちなみにうえのさんは4万円換金したようだ。 換金も終わったところで荷物チェックへ。いつもの事なんだが、ライディングシューズには鉄板が入っているので脱がなければならないのが面倒くさい。他の人は「何をやっているんだ?」という感じだろう。(^_^;; 出国手続きを終えて搭乗ゲートへ。搭乗まではまだ1時間以上あるのでまだまだ余裕である。 10時半に搭乗となり飛行機の中へ。結構乗客は多いみたいで席はほとんど埋まっている感じだ。自分たちは一番後ろの席で、かんさんが窓際、自分がその隣、通路を挟んでうえのさんとなっている。一番後ろの席なのですぐ後ろが壁になっていてシートがあまり倒れないのがちょっと哀しいところ。まあ、その分後ろを気にしないでいいのはいいんだけどね。予定通り11時に出発となり離陸。到着までは約5時間なのでなんか中途半端な感じである。ここであまり寝てしまうと夜寝られなくなるからなあ・・・。 しばらくカンボジアのガイドブック(地球の歩き方なんだが、タイトルはカンボジアではなくアンコールワットとなっている)を読んでカンボジアの勉強。しかし自分たちが走るルートの案内はほとんど書かれていない。(T^T) 半分がアンコールワットとその周辺の紹介でその他の地域の案内は1割もない感じだ。まあ普通は行かないところだからなあ・・・。かんさんとこれからのカンボジアのツーリングについて話しをする。いったいどんな所なんだろうなあ・・・。楽しみだ。(^o^ 水平飛行になったところでドリンクサービスがやってきた。早速ビールを注文。かんさんはワイン、うえのさんはオレンジジュースを飲んでいる。あれ?うえのさんってあんまりアルコールは飲まなかったっけ?(?_?) お腹が減っている事もあり、酒の肴が足りない。やはりなにかお菓子でも買っておけば良かったかなあ? しばらくして昼食となるが(12時15分)、食事は前の方から配っているので一番最後である。「メニューはシーフードとしゃぶしゃぶとなっているが、だいたい最後はどっちかしか残っていないんだよなあ。」と思っていると予想通りしゃぶしゃぶしかなくなっていた。まあしょうがないかな。しかししゃぶしゃぶと書いてはいるが、どう考えてもすき焼きなんですけど・・・。梅うどんと書いているんだけど、どう考えてもそばなんですけど・・・。最後にアップルケーキを食べておなかの方は落ち着いた。 かんさんとカンボジアのことを話していると、ベトナムの入国書類を配り始めた。別にいらないんだけど有無を言わさず置いていく。どうすんだよこれ・・・。別にベトナムに行くわけではないので書く必要はないだろう。なんかうえのさんは勘違いして書いていたが・・・。このあとかんさんと話をしていると、眠気がやってきたので眠りにつく事にする。(13時半) ふと目が覚めると15時。到着まではあと1時間くらいだ。映画が上映されていたので見ていたんだが、まだ終わってもいないのにヘッドホンの回収にやってくる。なんだ?早めに回収するならもっと早く映画の上映を始めろよ・・・。(-_-X 高度が徐々に下がり始めると窓の外に広大なジャングルと大きな川が見えてきた。この川ってメコン川なのかなあ?5時間ちょっとのフライトを終え無事にベトナム・ホーチミン空港に到着。(14時15分・日本16時15分)日本ととの時差は1時間らしいので、こことカンボジアでも1時間の時差があるのかな?次の飛行機は17時5分なのであと2時間くらいだ。(実際はベトナムと日本の時差は2時間あり、トランジットの待ち時間は3時間なんだが、この時点では時差が1時間と勘違いしていた) 席は一番後ろなので降りるのは時間がかかるだろうとトイレに行って外に出るとなんかお客が後ろにやってくる。どうしたんだと思ったらなんか後ろのドアが開いているではないか。やばいやばい。人の流れに逆らって席に戻り荷物を回収して飛行機を降りる。 暑い、ほんとに暑い・・・。(T^T) 昨年のエジプトとは逆パターンだ。昨年は降りた瞬間かなり寒かったからなあ。と、一年前のことに思いをはせる。セーターとジャケットを着たままなのでよけいに暑いのかもしれないが、とりあえずはこのまま移動する事にしよう。ここからはバスに乗っての移動となる。 出発を待っている間にかんさんは飛行機の撮影へ。「自分も撮ろうかな?」とカメラを準備しているとすでにかんさんがバスに戻ってきていた。どうやら撮影をやめるように注意されたらしい。(T^T) 撮影はだめなのか?まあいいや。車内放送で気温は31度と案内されているが、そんなに暑い感じはしない。(たんに体がまだ慣れていなかっただけの事らしい) 建物に到着してエスカレーターを登るとちょっと広めのロビーに出る。案内状を読むとここから左に進んだところを抜けていくようになっているんだが、なんかよく分からないなあ。「こっちかなあ?」と通路を進もうとすると係員に制止される。どうやらここは到着ゲートに行く通路のようだ。そのすぐ横のカウンターに他のお客が並び始めたので自分たちも列に並ぶ。「どうなっているんだ?」ともう一度案内状を確認してみると地図の確認を間違っていたようで、ここのカウンターに並ぶようになっていた。どうやらここで乗り継ぎのチェックインをしているようだ。日本で一気にチェックインしてくれていれば簡単なのにベトナムではシステム上出来ないのかな? ふと見るとこのチェックインカウンターの横のカウンターにも列が出来ている。なんなんだあの列は?(?_?) 案内にはイミグレーションとなっているんだが、ベトナムに入国するわけではないからいらないよなあ・・・。とりあえず早くこのチェックインをすませたいところだが、なんか受付がむちゃくちゃ手間取っていて自分たちの前の列がなかなか動かない。何をやっているんだ?(-_-X というか係員がどっかに行ってしまっているし・・・。なんかむちゃくちゃ対応悪い。 ほとんど最後になるくらいでやっとチェックイン完了。荷物はちゃんと届くんだろうなあ・・・。入国するわけではないので入国審査を受ける必要はないとゲートを通ろうとすると、そっちの列に並んでくれとの事。はぁ?なんで入国もしないのにイミグレーションに並ばないといけないんだ?謎だ・・・。(?_?) その列の中にバイクのメットを持った人を発見するが、ほぼ99%の確率で自分たちのツアー参加者だろう。(ちなみにこの人は佐々木さんだった)カウンターには男性が3人いるんだが、おしゃべりをしながらやっていてなんかむかつく。さっさとしろよ!結局パスポートに「Transit」とはんこを押していたんだが、なんで乗り換えだけなのにここまでする必要があるのだろうか?結局1時間近くかかってやっとゲートを通過となる。(15時半) 待合室の壁沿いに色々とお店があるが、まあこんなものだろうというレベル。全部で15軒くらい店があるかな?搭乗まではあと1時間位なので荷物検査を受けてゲートに向かう。搭乗ゲートに行ってみるが、まだ閉まっていて中には入れないようだ。しかしこの中に入らないと椅子もないので座るところがないではないか。なんなんだ、このなめた構造は・・・。 ゲートの付近で話しをしていると椅子に座っていた男性が声を掛けてくる。「クルーズのツアーの方ですか?」彼は参加者の一人うしおださんだった。今回成田からの飛行機でやって来ており、もう一人の佐々木さんと同じ飛行機でやって来ている。ここで時間の確認をすると現地時間で16時45分ではなく15時45分との事。あれ?時差って1時間じゃなかったの?ってことは搭乗までまだ1時間以上あるってことか?さすがに椅子もないような所で待つのもつらいのでいったん外に出ることにする。うしおださんはそのまま待っているようだ。 かんさんが強引にゲートを逆行して行ったので自分たちも後に続く。いいのかな?まあ、何も言ってこないのでいいんだろう。(^_^;; レストランはなんと一軒(カフェテリア形式のところ)しかなく、同じように飛行機待ちしている人で一杯。その中に佐々木さんと思われる人も座ってなにやら資料を読んでいる。仕事かな? なんとかテーブル席を確保してからさっそく注文へ。お腹もすいてきているのでシーフードヌードルを購入。(3ドル)うえのさんやかんさんも同じものを頼んでいる。しばらくするとヌードルが運ばれてくるが、麺はチキンラーメンみたいなものがそのまま入っている。まさか見本に置いてあったのと全く同じものが出てくるとは・・・。近くのいすに座っていた日本人が「インスタントヌードルや!インスタントヌードルが入っている!みてん!インスタントヌードルやで!」と仲間を呼んでかなり大騒ぎしている。いや、ビックリするのは分かるけど、そこまで大騒ぎしなくていいやん!(^_^;; カンボジアのガイドブックを取り出そうとして、「あれ?ガイドブックどこに入れたっけ?・・・あ〜〜〜〜!!」飛行機の座席にポケットに忘れた事に気が付いた。何てこった!!まだほとんど読んでなかったのに・・・。(T^T) 日本の飛行機なら今から聞いても何とかなるかもしれないが、こっちの飛行機だともう無理だろうなあ。 1時間程ここでくつろいでからゲートへ。金属探知器に引っかからなかったのに自分とかんさんは身体検査を受ける事になってしまう。まあ、別に怪しいものは持っていないからいいんだけどね。しかしどういう基準なんだろう?怪しさが漂っていたのかなあ?うえのさんは荷物の方で引っかかったようで、近くのテーブルに連れて行かれる。どうやら鞄の中に万能ナイフを入れていたようだ。さっきは引っかからなかったところをみるとかなりアバウトなのかもしれないなあ。鞄の中には二つ入れていたらしいんだが、提示を求められたのは一つだけだったし・・・。 ゲートを抜けてうしおださんと合流し、少し待ったところで移動となる。ここからはバスに乗って飛行機に移動するようだ。「やっぱり近いからプロペラ機かなあ?」と話していると「○×(型番は覚えていない)はプロペラ機ですよ。乗ったことなかったから楽しみなんですよ」とうしおださん。飛行機マニアなのかな?(?_?) うしおださんが言っていたとおりバスが近づいていった先にはプロペラ機が止まっていた。うーむ・・・小さい。 後部から5段くらいしかないタラップを上がって飛行機の中へ。客席ナンバーを確認すると17番までなので全部で68席しかないようだ。プノンペンに飛ぶ観光客は少ないのか、あまりお客はいないようで空席が目立つ。しばらくすると外のプロペラが回り始めた。いよいよ出発だ。頼むから無事についてくれよ・・・。 搭乗がスムーズに行ったのか予定よりもちょっと早めに出発。(17時10分)高度が上がっていくと眼下にメコン川が見えてきた。国際線とはいえ、さすがにフライト時間がかなり短いので機内食は出ないだろうと思っていたが、予想通り運ばれてきたのは飲み物だけだ。アルコール類も置いていないようなのでスプライトで我慢する。30分くらいで降下が始まり、1時間もしないうちにカンボジアに到着。(17時45分)なんか外に見える夜景を見るとカンボジアの首都なのにかなり小さいなあ・・・。 バスに乗って建物に移動してからカウンターでカンボジアのビザを購入。(20ドル)カウンターには6人くらいのスタッフが座っているんだが、全部で受付をしているわけではなく、一番左の人にパスポートとお金を渡すと一番右の人から受け取るという形になっている。カウンターの向こうでは流れ作業で作業が行われているんだろうか? ここで佐々木さん、うしおださんと合流してから入国審査を受ける。入国審査では各カウンターの上にCCDカメラが設置されており、入国者の顔のチェックをやっている。顔の目と鼻の配置で指名手配されている人と判断するという物だろうか?荷物はすでに出てきており、自分の荷物も無事に回収。よかったよかった、無事に到着していた。(^o^) ゲートを出ると現地スタッフの二人が出迎えてくれた。一人はシャントゥンというツアーの主催者で日本語は話せない(英語は話せる)ようだ。もう一人はムニンという人でこちらが日本語通訳をしてくれるようだ。 さっそくホテルに移動する事になり、建物を出たところで待っていると車が一台やって来た。え?この車?やって来たのは普通の乗用車が一台である。まさかこれ一台という事はないよなあ・・・と思ったが、もう一台バ・イ・クがあるらしい。おいおい、荷物もあるのに全員乗れるのか? まずはトランクに荷物を詰め込んでいくが、もちろん全部はいるわけがない。自分と佐々木さんの荷物はシートの方に積むが、これで更に人が乗れるのか?さすがに車一台に全員乗れないのでシャントゥンの運転するバイクに一人乗っていく事になるようだ。「誰が乗りますか?」というとうしおださんが一番に手を挙げたので残りのメンバーが車での移動となる。すでに日は暮れて暗くなり始めていた。(18時半) ホテルまでは20分くらいで到着するという話しなんだが、いきなり大渋滞。シャントゥンのバイクは車の間をすり抜けてさっさと先に行ってしまった。車も結構走っているが、それ以上にバイクの数がかなり多い。二人乗り、三人乗りは当たり前で、四人乗っているバイクもいる。しかもほとんどがノーヘルだ。こっちでは何人乗っても違反ではないし、メットをかぶらなくてもいいらしい。うーむ、恐い・・・。女性はスカートをはいているせいかみんな横向きに乗っているのもどうも恐い。しかしもっと恐いのは反対車線の道路脇を逆走しているバイクである。(@_@) それもかなりの数のバイクが逆走している。ようはバイクは車という分類ではなく、自転車という分類なのだろう。なので反対車線でも道路脇は関係ないということか?また、交差点があっても信号はほとんど無くて、みんなかなり強引に交差点を進んでいく。と言ってもスピードはそれほど出ていないし、お互いに周りの動きを見ながら走っているようなので大丈夫のようなんだが、こんなところを自分は走れるのだろうか?(?_?) かなりドキドキしながら40分ほどしてホテル・Cozyna Hotelに到着。(19時15分) 今回佐々木さんは一人部屋で残りの4人は相部屋となっている。毎日入れ替わるとして取り合えずグッパーで初日の部屋割りを決定。今日は自分とうしおださん、かんさんとうえのさんという組み合わせとなる。部屋は103号室なんだが、なんか部屋は二階にあるようだ。どうやら階の数え方がイギリス形式みたいで一階はグランドフロアで、2階からが一階という表示となっている。 どんなホテルになるか心配だったが、部屋は思ったよりもいい感じで綺麗だ。これならまあ十分だろうと言った感じ。部屋に虫がいるのでさっそく蚊取り線香を付けて虫退治。帰ってくるまでには完全に退治できているだろう。荷物を簡単に整理してから30分ほどしてロビーへ。みんなそろったところで夕食へと向かう。 ホテルはトレンサップ川が流れており、川に沿って大きな通り(シソワット通り)が走っている。もちろん信号など無いので車の動きを見ながら強引に渡って川沿いへ。こういう風に強引に渡るのが普通みたいだ。車のスピードも遅いので結構大丈夫なのかもしれない。川岸には多くの地元の人が夕涼みをしているようだ。来る前にガイドブックで読んだ情報では、かなり危ないという感じだったんだが、あまり危険と言った印象は受けない。10分くらい歩いてレストラン・PONLORに到着。 お店は二階がオープンテラスになっているところでなかなか感じはいい。ウエイターがピカチュウもどきのキャラクターを書いたネクタイをしているのが何とも・・・。メニューは見ても分からないのでシャントゥンに任せて注文して貰い、まずはアンコールビールで乾杯。ここで佐々木さんからの提案でまずは今回のツアー参加者とスタッフの紹介を行う。 ムニン 今回のツアーで日本語通訳をしてくれるスタッフの一人。大学で3年間日本語の勉強をしてから、学校で日本語を教えている。現在30歳で子供が二人いるようだ。できればまた大学に勉強に行きたいらしい。 トイ・シャントゥン 今回のツアーの主催者で、カンボジアの大学の考古学の先生であるが、空いている時間を利用してバイクのツアーを企画している。現在33歳で、プノンペンに家族で住んでいる。 かんさん 今回参加者の中で最高齢の58歳で、名古屋からの参加。バイクに乗り始めたのは30歳後半からで、海外ツーリングの経験はかなり前にメキシコのバハに参加したことがあるのと自分と同じく昨年末のエジプトツアーに参加した2回。国内で林道を走ることは多いようだ。8年前に旅行でベトナムとカンボジアに来た事があり、この時もバイクをレンタルして少し走ったことがある。 うしおださん 千葉からの参加で現在36歳。海外ツーリングは何回か行っており、過去に行ったところはモンゴル、オーストラリア、スペイン。 佐々木さん 今回カンボジアツーリングの同行取材にやって来たOUTRIDERの編集者(43歳)。もちろんこれまでにも数多くの海外ツーリングに行っているようだが、モンゴルが一番多いらしい。現在なんとモンゴルに自分のバイクを置いているらしく、今年も2回程走りに行ったらしい。 うえのさん 奈良からやってきており、海外ツーリングはタイ、自分と同じく昨年末のエジプトツアー2回(44歳)。バイクはなんと20台くらい持っており、そのほとんどは20年くらい前のものらしい。 しばらくして運ばれてきたメニューは中華っぽい感じのもので、牛肉とハーブのスープ(ソムロー・ムチュー・クルアン・サィット・コー?)、川魚の煮付けなど。主食はご飯(もちろんタイ米)で皿が空になるとご飯をつぎにやってくる。味はそんなに濃い味付けではないので問題ない感じだ。デザートっぽいココナツと米のちまきみたいなものはかなりおいしい。ご飯も何杯かお代わりしてお腹も満足。 ちなみに夕食代は全員で60ドルで飲み物代は20ドルくらいだったようだ。(飲み物代はあとでみんなで割り勘) 食事中に何度も明日の予定を教えてくれと言っても「まず食事をしよう」といってなかなか教えてくれなかったが、やっと明日の予定について説明がある。(こっちでは食事中に仕事?の話しはしないものなのかな?)明日は朝の6時半にロビーに集合してからバイクのある所に移動。そしてバイクでの移動にはいるようだ。一日の移動距離は100kmちょっと位で最終日のみ200kmくらいになるようだ。 食事を終えてからホテルに戻る途中で川岸を散策。近くには王宮がライトアップされて暗い中に建物が浮かび上がっている。川の方に降りていくと、水位はかなり下の方にあるが、雨期になると道路の近くまでやってくるらしい。プノンペンでメコン川、トレンサップ川、バザック川が四方向から合流しており、今は乾期で左から右(上流から下流)に流れているが、雨期になって水位が上がると左から右(下流から上流)に水が流れる事があるそうだ。日本と違ってそれだけ高低差がないところに流れているんだろう。 ホテルに戻ってから(21時半)さっそく交代でお風呂へ。お風呂はトイレと一緒になっており、湯船はあるんだが、トイレとのしきりのカーテンがないので水浸しになってしまう。どうしろと言うんだろう?(?_?) 給湯器はあるんだが、お湯が出ない・・・。(T^T) 寒いわけではないのでまだ我慢できるが、ちょっと哀しいなあ・・・。やはりこのランクのホテルではしょうがないのかな? お風呂に入ってさっぱりしたところで明日からバイクに積んでいく物とシェムリアップに送ってもらうものに分けるが、どうも小さな方のバッグには荷物が入らない。やはり大きな方のバッグに入れていくしかないかなあ・・・。また明日の朝に考える事にしよう。このあとしばらくツーリングの話しをしたりしていたんだが、ベッドで横になっていたらいつの間にか眠っていた。(23時)(-_-zzz なんやかんや言いながら結構疲れていたのかもしれない。 |
01 へり・ぴょんの見送り どうもお世話になりました 02 堅田駅からの朝日 今年の日本の日の出はこれが最後 03 エジプト航空の飛行機 04 搭乗時間を待つかんさんとうえのさん 05 今日の昼食にでた機内食 06 プノンペンへ向かうプロペラ機 小さい・・・(^_^;; 07 窓の外からはジャングルとメコン川が見える 手前はプロペラ 08 今日のホテルの部屋 ツインルームなのでベッドが二つ 09 夕食を食べにレストランへ 10 スタッフがしているピカチュウもどきのネクタイ 11 夕食メニューの一例 12 みんなで食事中 13 暗闇に浮かび上がる王宮 |