道祖神主催
エジプト デザート&オアシスツーリング


その2 金色の・・・


12月25日 0 km タイ バンコク→エジプト カイロ
 ここバンコクではいったん飛行機を降りることができるようだ。もちろん飛行機の中に残ることもできるようだがさすがに2時間も飛行機内にいるのはちょっとつらい。時間前に上の階のゲート前に集合することにしていったん解散。
 とりあえずナイトライダーさん、うえのさんと空港内をうろついてみることにする。うえのさんは夏にタイにツーリングに来たらしく、ここの空港は2回目のようだ。自分も何度か出張で来たことはあるが、空港内ではほとんどうろついていないので全く記憶に残っていない。(^_^;; とりあえず空港内を一通り見て回ってからベンチで休憩。結局うろつくだけうろついたが、何も買わなかった。というより今買ってもどうしようもないと言う感じである。
 うえのさんはなにやら携帯電話をいじっている。成田空港で海外でも使える携帯をレンタルしてきたようで、自分が持っている携帯にかかってきた電話をこの携帯に転送してくれるらしい。ただ、借りたばっかりなのでどういう風に使うのかまだ分からないようだ。(^_^;; しばらくベンチでくつろいでからゲートへ移動。
 だいたいのメンバーはすでにやってきてくつろいでいたが、かみばやしさんの姿が見えない。ゲートを出たときに確認しなかったとはいえ、案内には出ているから大丈夫とは思うんだが・・・。搭乗が始まった頃にかみばやしさんがやってきたので搭乗。
 席に行ってみると自分たちの後ろの席には先ほどとは別の男性が座っている。先ほど座っていた二人(うるさいエジプト人と日本女性)も入ってきたが、他の人が座っているのを見て中央の空いている席へ。まだ全員乗ってきていないのにそこでくつろぐ二人。席を移るにしてもみんな入ってきてからにすればいいのに。と思っていると、予想通りその席の団体が戻ってきて追い出される二人。で、自分たちの後ろの52C(通路側)に座っていた男性に席の交渉を初める。この男性は通路側の席というのを確認して席を移動していった。またうるさくなってしまいそうだ・・・。(T^T)
 時間通り1時に出発し、30分ほどして食事の提供が始まる。チキンかフィッシュと言われたのでフィッシュを頼むが、開けてみるとなぜかチキンではないか。(?_?) 交換してもらうのもめんどくさいのでまあいいや。先ほどまでの食事は問題ないレベルだったんだが、ここからバンコクで作られた食事に変わったようで
どうも口に合わない。(T^T)やはり日本人は日本で作られたものが一番口に合うようだ。とはいっても仕方がないんだけどね。食事の後ウイスキーを飲みながらナイトライダーさんと話をして就寝。(タイ時間=2時半・日本時間=4時半)
 しばらく安眠をむさぼっていたが、どうも頭の据わりが悪くてあまり眠れない。
と、なにやら騒がしくなってきた。どうやら後ろのエジプト人の連れが通路に立って3人で話をしているようだ。なんで席を動いてまで話しに来るか?(-_-X 結局4時間半ほどの浅い眠りを取って起きることにする。(エジプト時間=2時・日本時間=9時)まあ、途中結構寝ているし、それなりに眠りは取れた感じで気分はすっきり。ちなみにナイトライダーさんは話し声のせいで途中からほとんど眠れなかったらしい。(T^T) ナイトライダーさんのすぐ横でしゃべっているからなあ。まあ、話をしたらいけないわけではないから文句は言えないけどねえ。(^_^;;
 4時頃に最後の食事が運ばれてくる。味の方は・・・なにも言うまい。(T^T) 画面に出ている案内を見ると到着まであと1時間くらいかな?高度が下がってきたため、眼下を見ると所々に町の灯りが見える。そしてやっとカイロの明かりが見えてきた。町の灯りは日本ほどない(まあ、朝だからあたりまえなのかな?)が、かなり広範囲に明かりが広がっている。思った以上に町は広いようだ。なんといってもエジプトの首都だからなあ。
 予定通り5時半に無事到着。もちろんまだ夜は明けていない。結局ここまでトランジットを含めて20時間半もかかったことになる。昨年ペルーに行ったときと同じくらいの飛行時間である。直行便だったら13時間くらいでまだ楽だったんだけど、毎日飛んでいないんだから仕方がないか・・・。ターミナルに接続されるわけではなく、バスに乗らないといけないようだ。出るときにスチュワーデスに「それはヘルメットですか?」と聞かれ、「そうですよ。砂漠をバイクで走りに来たんです」と応えるとさすがにびっくりしていたようだ。(^_^;;
 タラップに出ると風が冷たい。「さむ〜〜〜〜!!(T^T)」エジプトは暖かいというイメージがいきなり吹っ飛ぶ。(^_^;; 都市部でこれだったら砂漠はどうなるんだろう?キャンプの時は大丈夫だろうか?
 バスに乗ってターミナルへ。ターミナルはかなり小さそうな感じ。入国審査場に向かうと今回アテンドしてくれるタロートラベルの案内人がやってきた。(名前は覚えていない)
しかしここってまだ入国審査前で国外なのに入ってきていいんか?(?_?) 確かにガイドブックでもそのようなことが書かれていたが、日本では考えられないことだ。ビザは先に購入してくれていたようだが、団体料金として25ドルかかる。(通常は15ドル)パスポートに貼り付けて無事に入国。
 荷物の受け取りに向かうが、ここからポーターが運んでくれるようなので特に手を出す必要はないようだ。しかしここで出てこなかったらしゃれにならないよなあ・・・。(^_^;; ビデオの持ち込みは入国時にチェックをされているようで、会社員T、かんさん、かみばやしさんが申告へ。現地に置いていった場合、かなりのお金を払うことになるらしい。最後にかんさんといわもとさんの荷物が出てきてほっとする二人。
 ビールはここの店で買っていった方がお得のようだ。みんながどのくらい飲むのか分からないが、9人もいるので3ダース(72本)くらいは消費できるだろう。ちなみに前のツアーでは日数が長かったとはいえ、
ビール500本とワイン20本飲んだらしい。びっくり のんべえが多かったんだろう。(^_^;; ちなみに72本で51ドルと言うから一本あたり80円くらいとかなり安い。バスに乗ってからホテルに向かって出発。(6時半)さすがにこの時間になると夜も明け始めた。
 ここからサラー・サーリム通り(Salah Salim Road)を走っていく。(実際に走っているときはどこの走っているのか全く分かっていない)途中にある看板はもちろん全く理解できない。(ローマ字でも表記しているが、基本的にはアラビア文字)町の建物はほとんど日干し煉瓦で作られている感じで柱に当たる部分もかなり貧弱な造りになっている。地震が少ないのでこれでも大丈夫なんだろうがちょっと怖いなあ。(後日イランで地震が起きてかなりの建物が倒壊していたが、こんな建物では納得である)なぜか造りかけの建物も異常なほど目につく。途中の丘にはかなり大きな城壁が見えるが有名な建物だろうか?
 しばらく走ると川が見えてきたが、
これがナイル川?(?_?) なんか思った以上に川幅が狭くて日本で普通にある川と大して変わらない感じ。まあ、まだ海まで100kmくらいあるからこんなものなのかもしれないけど、それにしてもちょっと小さいなあ。川を越えると前方にギザのピラミッドが見えてくる。おお!あれが有名なピラミッドか!(^o^) しかしかなり町から近いところにあるんだなあ。町から少しはずれた所のホテル「Siag Pyramids Hotel」に到着。(7時15分)ここのホテルは自分のガイドブックには載っていないのでそれほど期待はできないだろう。
 早速ロビーに入るとなぜか入口には金属探知器が・・・。(?_?) もちろん警報が鳴りまくるが特にチェックする様子はない。なんのためにあるんだろう?ウェルカムドリンクとして出てきたオレンジを飲みながら今日のスケジュールの説明を受ける。まずはチェックインしてから1時間後にロビーに集合。バスで市内観光をしてから夕方に明日からの予定とバイクの説明があるようだ。ガイドをするのは予定通りであればこのツアー会社の社長がやってくるらしい。どういう人だろうか?部屋割りはとりあえず申し込んだ順番に割り振るようで、自分と会社員T、わたなべさん夫妻、ナイトライダーさんとかみばやしさん、かんさんとうえのさんの組み合わせとなる。うえのさんはぎりぎりに申し込んだようで、ルクソールからカイロに戻る国内線の飛行機チケットがまだ取れていないらしい。最悪陸送?(^_^;;
 部屋は十分な広さがあり、トイレもアラブ式ではなく普通の洋式トイレである。よかったよかった。(^o^) ベランダがあったので外に出てみると・・・ピラミッドが見える!(^o^) ピラミッドホテルの名前に恥じぬロケーションである。もっと上の階だったら手前の建物がじゃまにならなくていいんだが、まあしょうがないか。早速カメラを取り出して写真撮影。夕日の時が方向的にちょうどいいかもしれないなあ。荷物の整理をしてからロビーへ。昼は暑くなるかもしれないが、この時点ではまだ寒いのでセーターにジャケットを着込んでいくが、足下はサンダルである。
 受付でエジプトポンドに換金するつもりだったが、なぜかここでは換金できないようだ。さっきの説明ではカウンターでできると言っていたのになあ。できれば早いうちに換金しておきたいんだけど、困ったなあ。ロビーの脇にはいくつかの土産屋が並んでいて、一番手前には行きの飛行機でも話をしていたカルトゥーシュ(エジプトの王の名前を書く際に用いられる楕円形の枠)のネックレスのお店があった。値段はどのくらいなんだろうと話をしていると中からかみばやしさんが出てきた。どうやらそうそうにやってきて話を聞いていたらしい。金製のものは聞いていないが、銀製のもので20ドルくらいとのことである。何時まで開いているのか聞いてみるが、はっきり決まっていないようだが、まあ夕方にも開いているだろう。また後で来ることにしよう。
 今回のツアーのガイドをしてくれるターリックさん(Mr. Tarek S. Mohamed)がやってきたところで早速バスに乗って出発。(8時45分)(この時点ですでにこの人が社長と言うことを忘れてしまっていた)バスには運転手ともう一人乗っているが、この人はツーリストポリスという観光客のための警官らしい。数年前のテロ事件などをきっかけに観光客に対する保護が強化されたらしい。しかし一台一台のバスに乗って来るというのもなかなかすごいことかもしれない。
 ターリックさんはカイロ大学で日本語の勉強をした後、京都の大学に2年半留学して日本語を学んだらしい。そのとき茶道の免許を取り、現在は裏千家エジプト支部で代表をやっているとのこと。現在の会社・タロートラベルは自分の名前のターリックがタローに近いので日本人に覚えやすいようにこの名前にしたらしい。(一部HPの情報より)日本語は十分なレベルでちょっとイントネーションが違うかなあという位。
 今日は午前中にモハメド・アリ・モスクを見学してから考古学博物館へ。ホテルの近くまで戻ってきてから昼食を取り、お土産を見に行くらしい。今後の予定を考えるとゆっくりと土産を見れるのは今日くらいなのでここで買っていった方がいいようだ。
 先ほど建築中の家が多いなあと思っていたが、こっちではお金が貯まると家を継ぎ足していくような作り方をしているため建築途中という感じの家が多いらしい。ちなみにすでにこの状態で生活しているようだ。
 30分ほど走っていると先ほど見た城塞跡が見えてくる。どうやらこの城塞の中にあるのがモハメド・アリ・モスクらしい。モハメド・アリと言えばアメリカのボクサーが思い浮かぶが
「アメリカのモハメド・アリとは全く関係ないです」との説明が入る。(^_^;; 入場ゲートにある小さな建物には機関銃らしきものが設置されていてちょっと怖い。(9時)

モハメド・アリ・モスク
サラディンの名で知られるアイユーブ朝の創始者サラーフッディーンが1176年に対十字軍の拠点としてこのモカッタムの丘に城塞を建設した。ここはその後も19世紀まで約700年間、カイロの中枢として栄えた。
19世紀になり、トルコの軍人でのちに王様になったモハメド・アリがこの城塞跡に建てたものがモハメド・アリ・モスク、別名アラバスター・モスクである。1824年に着工され、1857年に完成したこのモスクはイスタンブールのモスクを模して造られたため、他のモスクとは異なり、巨大なドームと2本の高い尖塔(ミナレット)を有している。
モハメド・アリが当時のフランス国王にルクソール神殿のオベリスクを1本贈ったお返しにもらった時計台が中庭に設置されている。が、現在は動いていない。当時はここまで大きな時計は貴重だったと言うが、今考えるとかなり価値の差があると思われる。このときのオベリスクは現在もパリのコンコルド広場に立っている。

 さすがに有名なところだけあって多くの観光客がやってきている。入場券は今回のツアー料金に入っているようなので購入の必要はない。(通常20ポンド)入場口に向かうとX線検査があるみたいで装置が置かれている。ナイトライダーさんは「フィルムが白くならないだろうなあ。」と心配しているようだ。今回博物館などで取ることを考えて感度800のフィルムを持ってきているようだ。荷物を置こうとするが、
装置自体が動いていないようで単に係員がチェックするだけのようだ。壊れているのか?(?_?) ここで荷物にさしていた三脚を回収されてしまう。なんで三脚がだめなんだろう。引き替えの札をもらってゲートを通過。ターリックさんに確認してみると三脚は商売をすると見なされるため持ち込み禁止となるみたいである。
 通路を歩いていくと正面に大きなモスクが見えてきた。建物が一望できるところで記念撮影。建物の中は土足禁止なので入口で靴を脱いでいかないといけない。中庭の床は大理石となっているが、裸足の自分には冷たくてむちゃくちゃ応える。(T^T) もちろん通路には絨毯がひかれているんだが、あまり効果はない感じ。他の観光客は絨毯の上だけを歩いて行っているので中庭には人の姿がない。絨毯以外の所は歩いたらいけないのかと思ってターリックさんに聞いてみると、別に問題ないようだ。絨毯がひかれているからここしか通ったらいけないと思ってしまうのだろうか?まあ、絨毯以外の所はかなり冷たいしね。
 中庭の中央にはお清めのための水が出る井戸があり(このときは水は止まっている)、かなり豪華な飾りがなされている。ここから見える時計が有名なルクソール神殿のオベリスク(現在パリのコンコルド広場に立っている)のお礼にフランスから贈られたものらしい。
現在は動かないようだ。「その当時、時計はかなり高価だったんですが、今考えるとかなりもったいない交換ですね」とターリックさんの説明。まあ、確かにそうだろうね。モスクに立つ二つの塔は礼拝の呼び掛け(アザーン)に使われたもので、昔は塔の上まで登ってそこからアザーンを行っていたらしい。現在はスピーカーで行っているので登ることはない。
 建物の中は一面絨毯が敷き詰められており、天井から数多くのライトがつり下げられている。天井には装飾が施されているが、暗くてよく見えないのが残念。空いているスペースに座り、ターリックさんからイスラム教についての説明を受ける。
 イスラム教で有名なお祈りは一日5回で夜明け、正午、午後3時、日没、夜7時に行うことになっている。金曜日の礼拝は昼の11時から13時なので金曜日が休みになっているところが多いようだ。モスクの祭壇は聖地メッカの方向を示す窪み(ミフラーブ)があるだけで像などが安置されているわけではない。また横にある階段は礼拝の先達をする導師(イマーム)が座る説教壇(ミンバル)である。
 建物の外に出るとここから町を見下ろすことができてなかなかいい眺め。(^o^) 遠くにはギザのピラミッドも見えるが、かなりもやがかかっているので写真には写らないだろう。しかし建物の色がほとんど茶色というのは何か取り決めでもあるんだろうか?それとも単に材料の関係なのだろうか?遠足にやってきている地元の子供達が一杯いて、かんさんがビデオを向けると子供達が集まってきて取り囲まれている。(^_^;; こっちではまだビデオというのは珍しいんだろう。
 待ち合わせ時間になるが、かみばやしさんの姿がない。(?_?) うーむ、時間に気がついていないんだろうか?やってきたところでここを出発。子供達は外国人が珍しいのか、「ハロー!ハロー!」と何人もが声をかけてくる。まあ、日本でも一緒かな?(^_^;; ゲートで三脚を受け取ってからバスに乗り込んで出発。(10時)続いて有名な考古学博物館に向かうようだ。
 町中に入ってくると車や人の通りも多くなってくる。かなり大きな交差点でもほとんど信号がなく、信号があるところもほとんど交通ルールを守っていない状況。(^_^;; 交差点は警察官が立って車に指示しているが、人は関係なく道路を渡っている。「これがこっちでは普通なので、滞在している間に皆さんも慣れてきますよ。」とのことだが・・・。
 前を見ているとなんかこっちを見ずに道路を渡っている人が・・・。自分たちの前を走る車は人が歩いているのに全くよける気配がない。歩行者の方がよけると思っているのだろうか?
歩行者マジで気がついてないぞ!車もなぜよけない?「危ない!」と思ったときに車は急ハンドルを取ったがすでに遅く、見事に歩行者をはねてしまった。(@_@) おいおい、まじっすか・・・。(-_-) まあ車の脇に当たったくらいのようだが・・・。その歩行者は「大丈夫だから行け!」というようなジェスチャー(自分たちはそういう風に判断したが、こっちでは別の意味を持つのかもしれない)をとっている。(?_?) その先で車は止まったが、このあとどうなったんだろう?のっけからちょっと不吉な予感・・・。(T^T)
 博物館の前に到着するが、駐車場は別の場所にあるようなので入口前で停車している間にバスを降りる。(10時半)観光客の数は半端ではなく、入口は渋滞。並んで順番に中へ入っていくが、X線検査のため時間がかかっているようだ。今度のものはちゃんと動いているのでナイトライダーさんがまたもや心配している。その先で身体検査を行っているが、なぜか自分は素通りしてしまう。(?_?) 「ランダムに行っているんだろうか?」と思ったが、やはり全員受けているようだ。なんかちょうど自分は見落とされたようだ。
 中庭にあるオブジェの前で建物をバックに記念撮影をしてからみんながやってきたところで入口の前に移動。ここでもターリックさんからこの博物館についての説明を受ける。ちなみに中庭に置かれているオブジェは本当に発掘された本物らしい。まじで?(@_@) 絶対に作り物と思っていたんだが・・・。中庭にある池にはパピルスとハスが植わっているが、これは北エジプトと南エジプトそれぞれの象徴なのでここの二つの植物が植わっているそうだ。
 建物にはいるとここでもセキュリティーチェックが行われている。いったい何回やれば気が済むんだ?(^_^;; そこを抜けてやっと展示室へ。入ってすぐのホールの四方には4体のラムセス2世の像が建っている。このラムセス2世という人は権力欲がとても強く、それまでにあった建物や像の名前の部分を削り取ってすべて自分の名前に書き直したらしい。このため多くの像がラムセス2世の像となっているのである。(^_^;;
 ここからターリックさんの説明を聞きながら展示物を見ていく。メンカウラー王と二女神像、ガイドブックにもよく載っているパピルスに文字を書いている書記座像(手に持っているはずのペンはなくなっている)、最大のピラミッドを造った小さなクフ王の像(5cmくらい)、ミイラを作るときに取り出した内臓を入れるカノプス壺(肝臓、肺、胃、腸を四つに区分けされた壺に入れる)、きれいな彩色の施されたラーホテフとその妻の座像、旦那の方が小さいので子供でごまかしているセネブと家族の像、最古の木製の像と言われるカーアペルの像、その他数多くの像やスフィンクスの像があるが、さすがに覚えていない。像の多くはどこかしら欠けており、完全な状態のものはほとんどないと言っても良い。
 途中で写真を撮っていたが、フラッシュを焚いている人も結構いる。いいのかな?と思ってフラッシュを焚くと中にいる警備員に注意されてしまう。やっぱりだめなんやん。
 2階に上がりツタンカーメンの黄金のマスクの展示館の前へ。中は暗く、展示品がライトアップされている。その中央に有名な黄金のマスクがきらびやかに浮かび上がっている。
これが!!(^o^) 思ったよりも見学客が多くなくて仮面の前はがら空き状態。(ガイドブックではマスクの前はいつも人だかりでゆっくり見れないと書かれていた)光量が少ないので撮影はデジカメしか無理かと思ったが、このスペースならフィルムでも何とか撮れるかもしれない。さすがに三脚は出せないので体を固定してスローシャッターで撮影。うまく撮れているかな?(現像されたものはぶれもなくきれいに撮れていました)このあと他の副葬品や黄金の棺をみてまわり外へ。うーむ、満足満足。(^o^)
 このあとツタンカーメンの墓から発見された副葬品の説明を聞きながら展示品を見ていく。何重にもなった金の厨子、黄金のベッド、背が低かったため足置きを置いた黄金の椅子、神の頭部を模した蓋の付いたカノプス壺、アヌビス神の像、征服した種族をもした人形の付けられた杖(地面の方にその人形を付けて歩く)、あの世での労働力として一緒に埋葬されたウシャブティ、ミイラ作成台など。
 ターリックさんの説明はここまでで、あと30分位自由時間となる。せっかくだからミイラ展示室へ入ろうと思ったが、ここは別料金で40ポンドとなっている。が、ポンドはまだ持っていない・・・。(T^T) しょうがないのでターリックさんにお金を借りてから展示室へ。中に入ったのはうえのさん、かんさん、ナイトライダーさん、自分の4人だけである。
 ガラスケースの中に一体一体ミイラが保管されており、全部で10体くらい。包帯に巻かれたままのもの、全身露出されているものなど様々で、けっこう怖い感じのするものである。(-_-) 言ってみれば人間の死体なんだからねえ。(^_^;; 写真を撮っている人が結構いるがフラッシュを焚かなかったらいいんだろうか?室内を見回してみても、どこにも撮影禁止とは書かれていないけど・・・。(?_?)
 ということで写真を撮っていると係員がやってきて何か言ってきた。「???」
何かよく分からないが、もう一人ビデオカメラを撮っていた人が捕まっているところを見るとやはり撮影禁止だったのだろうか?で、結局そのまま室外へ連れ出されてしまった。(T^T) 入口の壁には撮影禁止のマークが・・・。まあ、一通り見た後だからよしとしよう。
 出たところでわたなべ夫妻、かみばやしさんと合流。奥さんから「ミイラってどんなだった?」と言われるが、なんと答えればいいんだろう?見る価値があるのかと言われてもなんとも判断できない。どっちかというと「ミイラを見てきたよ」というネタ的な話になる程度かな?ナイトライダーさん達も出てきて話をすると、ナイトライダーさんも写真を撮っていたらしいが、「ソーリソーリ」といって鞄にしまったら特にそれ以上は何も言われなかったらしい。このあとは適当に展示物を見ながら一階へと進み、待ち合わせの建物の前に移動。みんなそろったところで出発。(12時)
 昼食のため、ホテルの近くのシーフードレストランに向かう。30分ほど走って目的のシーフードレストラン「Abou Zeid」に到着。(12時半)
 店内にはいるとお客の大半が日本人と言った感じ。日本の旅行会社御用達の店なのか?(?_?) 料理はすでに決まっているようなので飲み物だけを注文。自分はビール。ビールと一緒にさっそく運ばれてきたのはアエーシと言われるパンである。どう見てもインドのナンにしか見えないんだけど・・・。(?_?)
 しばらくするとそばめしみたいなものが運ばれてきて自分の受け皿につぎ始める。
「いつまで盛ってくれるんだろう?(?_?) 一人こんなに盛っていたら全員分ないんじゃないか?」と思っていると、海野さんから「Muさん、ストップと言わないと延々とつがれますよ」と言われあわててストップ。なんだ、それならそうと先に教えてよ・・・。(^_^;; その他にはイカのフライ、魚のムニエル、蒸しエビが出てきたが、なかなかおいしくてそばめしはお代わりまでもらう。
 30分ほどで店を出るが、数名はトイレへ。バクシーシはいらないと言われていたが、トイレに行った人の話ではしっかり要求されたらしい。といってもポンドは持っていないので払っていないそうであるが・・・。表では先ほど食べたアエーシを竈で焼いている女性達がいるが、この写真を撮ったかみばやしさんはバクシーシを要求されたらしい。(13時)
 お金の換金のため、アフラーム通りに出てからギザのピラミッド方面へ向かう。徐々にクフ王のピラミッドが近づいてくる。そのすぐ横にあるメナ・ハウス・オベロイホテルと言うところにバスは入っていく。どうやらここで換金できるようだ。
 これでやっと換金できるが、いくら換金すればいいのか見当がつかない。最悪米ドルでも払うことができるだろうが、とりあえず60ドルくらいしておくかな?レートは6.12ポンド/ドル(1ポンド=約18円)で367.2ポンドとなる。他のメンバーも60ドルくらい換金しているようだ。ただあまり細かいお札をもらえなかったのが残念だ。
 このあと土産物屋を見ていくと言うことで、まずはパピルスのお店「BES PAPYRUS」へ。このお店はパピルスの茎を使って本物のパピルスの紙を作っているところで、もちろんその分値段も高い。ピラミッドの周りで売られているものはバナナの皮などから作った偽物らしく、数年でバラバラになってしまうようだ。本物のパピルスは、水に濡れなければ数千年も持つという話(実際に古代エジプトのパピルスが現在も残っている)である。ちなみに水にぬれるとバラバラになってしまう。
 店に入ってまず最初にパピルスの作り方の説明。主な作り方は以下の通り。

 1.パピルスの茎はおむすび型の三角形になっており、
   外側の緑の皮をはいでから内側の白い部分を薄くはぎ取る。
 2.はぎ取ったものをロールでひいてから水に浸して柔らかくしてから縦、横網目状に編む。
 3.プレス機で圧縮して水分を絞り出し、一晩おくと完成。

 こうやって見てみるとかなり簡単なものだ。和紙のように漉く作業もないからなあ。しかし発明された時期を考えるとこれでもすごいことだろう。中国や日本ではずっと竹に書いていたくらいだからねえ。
 続いてこのパピルスに描かれている絵の説明。有名なものは墓の壁にも描かれているラー神や裁判の絵などである。その横にある丸い図形をあしらったものを示して「この絵は何だと思いますか」と質問。「天体図?」「曼荼羅?」といくつかの意見が出たが、正解は世界最古のカレンダーらしい。といっても見方は分からないけどね。(^_^;; この他、星座をあしらったものにはカルトゥーシュの中に好きな名前を書いてくれるらしい。一通り説明が終わったところで30分後にバスに集合と言うことになる。
 せっかくだから自分の土産用に何か買っていくかな。星座のやつは名前を入れてもらえていい感じだが、絵がエジプトらしくないし・・・。ナイトライダーさんはいろいろと悩んだ末、カルトゥーシュの枠が二つあるツタンカーメンの絵に名前を入れてもらうことにしたようだ。名前はどんな風に書くんだろうと思ってカウンターについて行くと・・・単にマジックで書いているだけだった。(T^T) もっと凝った書き方をすると思っていたんだが・・・。
 他の人もそろそろ決め始めているが、なかなか「これ!」といったものが見つからない。結局悩んだすえ、選んだのは最初に示されたカレンダーである。同じ絵でも大きさがいろいろあって、もちろん大きなものほど高い。結局31ドルの30cm×50cmくらいのものに決定。係の人に番号を言ってカウンターへ行くと、しおりを2枚サービスで付けてくれるようだ。このしおりには名前を書くところがあり、それを入れる場合は5ポンドかかるとのこと。うーむ、サービスになっていないようにも思うが(^_^;;、せっかくだから入れてもらうか。全部ポンドで支払うことにすると175ポンド(5.48ポンド/ドル)となる。会社員Tさんはドルで支払っておつりをポンドでもらっていたため、かなりのポンドを受け取る羽目になっていた。ちょっと後悔しているようだ。
 トイレに行ってから先にバスに戻ると他のメンバーもやってきた。うえのさんはかなり大きな荷物を抱えているので何を買ったのか聞いてみると
「会社の分で40枚買ってしまった」との返事。400円のものを40枚?(@_@) まじで?サービスでおまけを付けてくれたらしいが、値引きの方はしてくれなかったらしい。最後にかみばやしさんがやってくるのを待ってから出発。(14時)
 続いてカルトゥーシュなどのネックレスのお店「PHILAE BAZAAR」へ。お店にはネックレスだけではなく、衣類や工芸品なども置いているようだ。カルトゥーシュのネックレスは片面にはすでに古代エジプトの王様(種類はいろいろある)の名前が彫られており、反対側に自分の名前を入れてくれるようになっている。値段はその重さに比例するらしく、もちろん文字数が多いと長くなるため高い。値段はだいたい一つ1000ポンド(約18000円)くらいのようだ。もちろん素材は18金である。ナイトライダーさんの話ではルクソールの方が品物がいいということだが、あっちで買えるか分からないのでここで買っていった方がいいだろう。説明の後早速値段交渉にはいるが、一人に一人の店員がついて客が値段を相談できないような感じで対応される。
 自分の名前は6文字なので6文字入り、反対側はラムセス二世のものを見せてもらう。ショーケースからいくつか取り出してきたが、枠の部分の模様や名前の部分の模様などが若干違ったり、厚さが違ったりで値段にばらつきがある。これがいいかなと選んだものは裏に900ポンドと書かれている。うーむ、17000円くらいか。「これを買うなら鎖も買わないと。」と言う感じに鎖も見せてくる。鎖はそんなにたいした感じではないが、それでも18金ということで450ポンドもするではないか。うーむ、セットで買うと一つ30000円近くかかるのか・・・。
 カルトゥーシュを購入していたのは自分とナイトライダーさんだけで、ナイトライダーさんも無事(?)に交渉が終わったようだ。加工に少し時間がかかるのでここで受け取っていくことはできないらしい。後でホテルにもってきてくれるということだが、まあターリックさんが連れてきてくれた店だから信用しても大丈夫だろう。それじゃあ戻ろうかとすると、さらにスカベラ(フンコロガシ)のネックレスを進めてくるのでそうそうに立ち去る。もう買えるか!(-_-X
 結局いくら得したのか分からないのでここで計算すると2割くらい安くなっているようだが・・・ほんとかな?(?_?)(ちなみにこのときは20円の110円で計算していたが、実際は18円なので値引き分は約7%くらいで思ったほど下がっていなかった)ナイトライダーさんは途中で訳が分からなくなったらしく、後で計算してみると1000円くらい安くなっただけのようだ。(T^T)
 みんなそろったところでホテルへ戻る。(15時)すぐに今回のツアーの説明をやると言うことなので、荷物を部屋に置いてからすぐにロビーに戻る。
 バイクの説明はヒシャムさんという人が行うようだ。ターリックさんとの関係はよく分からない。(?_?) ヒシャムさんはさすがに挨拶くらいしか日本語が分からないので英語で話してもらい、ターリックさんが日本語に訳すという方法で行う。今回のだいたいのルート、町中の走行の注意、砂漠での走行の注意などの説明を受ける。レンタルバイクの保険がないので人身事故だけには気を付けないといけないなあ。一通りの説明を受けたところで実際に明日から乗るバイクを見に行くことになる。バイクはすぐ近くに置いているそうだ。
 そこでは今回乗ることになるバイクの準備やサポートカーの準備が行われている。バイクはTT600であるが・・・
古〜〜〜!!(@_@) 程度としては今までのツアーでは最低レベルかもしれない。(T^T) それなりにメンテナンスはしていると思うんだけどね。前回のツアーでは始動はキックだけだったが、今回はセルを付けているようだ。よかったよかった。ナンバーやウインカー、ミラーは取り外されており、メーターのないものまである。サイレンサーのないマフラーのものも多数。ナンバーはなくて大丈夫なのかと聞いてみると、許可をもらっているから大丈夫とのこと。(^_^;;
 奥さんは身長的に厳しいのでバイクを決めて車高をできる限り落としてもらうことにする。バイクの割り当ては明日決めることにしよう。説明を終えてからホテルへ。(16時15分)夕食は19時からなので時間は十分にあるが、近くには見に行くような店はないようなので部屋で待機しているしかない。
 部屋についてベランダに出てみると太陽がピラミッドの方向に沈みつつある。あと15分くらいで日が沈みそうだな。まだ時間はありそうなのでお先にお風呂へ。シャワーの出があまりよくないのでちょっと辛い。(T^T) しかし結構汗をかいたりしたのにお風呂に入っていなかったのでかなりさっぱりと言った感じ。
 お風呂から出るとちょうど太陽が沈む所みたいで会社員Tさんはベランダでカメラを構えている。時間もないのでパンツのままベランダに出て写真撮影。おかげで体が冷えてしまった。端から見るとかなり怪しいかもしれない・・・。(^_^;;
 しばらくくつろいでいるとナイトライダーさんがやってきた。どうやらかみばやしさんは寝てしまってすることがなくなったようだ。せっかくだからビールでも飲もうかという話になる。わたなべさんが部屋の冷蔵庫にビールを入れてきたと言っていたのでもらってこよう。かなりというかむちゃくちゃ冷えていておいしい。しばらくくつろいでいると海野さんから先ほどのカルトゥーシュが届いたみたいなのでロビーに来てください」と連絡が入る。
 ナイトライダーさんとロビーに行ってみるがそのような人の姿は見あたらない。「おかしいなあ?」と話していると、朝話をしたホテルのカルトゥーシュの店員が声をかけてきた。どうやら自分たちが値段や開いている時間を聞いていたのでわざわざ海野さんに連絡を入れたようだ。といってもすでに買っているのでもう買うべきものはない。(^_^;;
 荷物整理をしていると「今度こそ間違いないですよ」と海野さんから再び連絡が入る。さっきの店員に悪いので店から少し離れたところでできあがったカルトゥーシュを受け取る。早速見てみると、先ほどのペンダントに金を焼き付けて文字を書いているようだ。(彫って名前を書くんだろうかとか考えていた)もらった袋にはアルファベットに当たる文字が書かれており、名前もあっていることを確認。よし、これで土産はほぼ購入できた感じだ。
 部屋に戻って荷物整理をして明日からの準備はほぼ完了。(18時半)さすがに時差の関係もあるのかかなり眠くなってきてしゃれにならない。夕食まではあと30分くらいあるが・・・・・・・・・・って会社員Tさんの声で気がつくと19時になっていた。(@_@) マジで眠っていたようだ。レストランに向かう途中さっきの店員が「友達、友達!」と声をかけてくるが、そのまま通り過ぎる。この人は友達の意味を分かっていっているんだろうか?(?_?)
 夕食のメニューも決まっているようで、ライス、チキン、サラダと言ったもの。早速ビール(エジプトのサカラビール)を飲んでいい気分。味の方はなかなかと言った感じだが、量がちょっと少ない。しょうがないのでアエーシで我慢する。一段落したところで自己紹介。

うえのさん
奈良からやってきている人で海外ツーリングは2回目。前回はタイに行ったらしい。バイクはなんと20台くらい持っており、そのほとんどは20年くらい前のものらしい。

かんさん
愛知県からやってきた今回の最長老で57歳。(@_@) もっと若いように見える。息子さんが28歳と自分の親とあまり変わらない年齢。バイクに乗り始めたのは30歳後半からで、海外経験はかなり前にメキシコのバハに参加したことがある程度。国内で林道を走ることは多いようだ。

かみばやしさん
埼玉県からやってきている人。以前DT50でイラン、ネパールなどを走った経験あり。ツアーでのツーリングは初めて。

会社員Tさん
横浜出身でスズキの研究所で働いている。ネパール、モンゴル(クルーズインターナショナルで参加)の海外ツーリングの経験があり、今回3回目。ビデオ撮影にはまっていて今回もいろいろとアイテムを持ってきている。

ナイトライダーさん
千葉出身で以前自分とオーストラリアツーリングに行った人。オーストラリア、モンゴル(クルーズインターナショナルで参加)に続いて3回目の海外ツーリング。

わたなべ夫妻
藤沢市でバイク屋を経営している夫婦。モトクロスや海外のラリー(UAEなど)に参加経験あり。ラリーだと時間との戦いでゆっくりと走れないし、観光もできないと言うことで今回のツアーに参加した。

 食事を終えて部屋に戻るためエレベーターへ。海野さん、かみばやしさん、会社員Tさん、うえのさん、かんさん、自分が乗ったところでドアが閉まってしまい、ナイトライダーさんは乗り損ねる。ドアの開放ボタンが分からないし、当たってもドアが止まらないのでどうしようもない。(^_^;; うえのさんとかんさんは2階なので先に降りるが、かんさんに続いてうえのさんが降りるときすでにドアが閉まり始めて挟まれそうになる。なんかこのエレベーター危ないなあ。
 ドアが閉まって・・・・・・あれ?(?_?) 動いているか?なんか階の表示のランプも消えてしまい、今どこにいるのかもよく分からない。ボタンを押しても反応はなく、まじでどうしようもない状態・・・。(@_@) とりあえず海野さんが非常電話で連絡を取ってみる。ドアの隙間から見ると廊下が見えるのでまだ2階に止まったままのようだ。強引に開けてみようとドアをこじ開けようとするとその反動でちゃんと閉まったのかエレベーターが動き出した。いやー、よかったよかった。(^o^)
 無事に4階について部屋へ向かう。後から乗ったナイトライダーさんは先に部屋の前についていた。何をやっているんだと思っただろう。(^_^;; ベランダからピラミッドを見ていると夜のライトアップショーをやっているようだが、こちら側は反対側なのでよく分からない。しばらくして会社員Tさんはお風呂へ。自分はベッドで横になっていると急速に眠気がやってきたのでそのまま眠りに落ちていった。(21時)
 01 機内食 ここからタイのものになってあまり口に合わない
 02 最後の機内食
 03 カイロの夜景 さすがにぶれてしまっている
 04 ホテルのベランダからの眺め 奥に見えるのがギザのピラミッド
 05 モハメド・アリ・モスクの建物をバックに
 06 モハメド・アリ・モスクの塔 下から見るとかなり巨大だ
 07 モスクの天井から下がるシャンデリア
 08 スフィンクス
 09 これが黄金のマスクだ!
 10 ミイラの入っていた黄金の棺
 11 ツタンカーメンのカノプス壺
 12 ツタンカーメンの黄金の椅子
 13 パピルスの作り方説明
 14 購入したパピルス 絵は最古のカレンダー
 15 購入したカルトゥーシュ
 16 今回のスタッフのリモンさん 車にパッキング中
 17 ベランダからの眺め 日暮れのピラミッド
 18 今日の夕食メニュー