道祖神主催 ペルー 空中都市マチュピチュへ その10 リマの観光は・・・ |
08月13日 0 km クスコ→リマ |
7時半に起きるとなんか喉が痛い。どうも風邪を引いてしまったようである。(T^T) といっても食欲はなくなっていないので8時前にレストランに行って食事を取った。たなべさんはまだ買い足りないものがあるらしく近くの市場に買い物に行ってみるらしい。フラビオとロッキーはもうすでに出発している。 朝食を終えてからもう一度荷物を全て出してパッキングをし直す。あとはバックに荷物を詰め込んだが、どうも20kgを越えていそうで怖い。来る時ですでに18.5kgだったからなあ・・・。普通はこっちに重い荷物を詰め込むものだが、今回は小さくて重いものは全て手持ちの荷物の方に入れておいた。(^_^;; なんとかパッキングを終了してから、迎えのバスに乗って空港へ。(9時半) 空港ではこのバスの運転手が受付をやってくれるらしい。かなり列が出来ていたが、なんかその列を無視してやっていたように思えるが、まあ気にしないでおこう。荷物の重さが解れば確認したかったが、まとめて重さを量ったためよく分からなかったようだ。ただ、合計が120kgを越えていたようである。 出発まで2時間近くあるのでかなり待たないといけない。とは言え、あまりぎりぎりに来ると間に合わない事もあるのでこの時間には来ておいた方がいいらしい。たなべさんとやまださんは近くの店でまた買い物をしていたようで、他の4人は近くのサテンでお茶を飲んでいた。自分は体調が悪くて近くのベンチで眠っていた。 10時半頃に飛行機に乗って11時に出発。飛行機は来る時に乗ったのと同じものであまり大きくはない。リマは海抜0m位でここは3500m位なのでそのまま上昇せずに一気の降りるだけかと思ったが、途中に高い山があるのでやはり上空に昇るらしい。飲み物くらいしか出ないと思っていたが、途中で軽食と紅茶がだされた。飛ぶ事1時間、一気にリマの空港に到着した。自分たちはこの距離を何日かけて走ったんだろう?(^_^;; リマに着くと暑くなるかと思っていたが、あまり気温は変わらない感じ。さすがに一気に標高が低くなったせいで持っていたペットボトルは半分つぶれていた。「やはりかなり空気が薄かったんだなあ」と改めて実感する。荷物を受け取ってからゲートを出ると、リマでのツアーガイドが迎えに来てくれていた。 ガイドはスペイン語と英語が話せるようで、アレックスはペルーの歴史について彼から話を聞いていた。まず最初に行ったのはマルマス広場というところで、中央に初代大統領の像が飾られていた。この辺りは危険だからという事で、バスの中から見るだけである。(;^_^Aフキフキ 見たところ特に危ないという感じはしなかったが、日本人が団体でいるとねらわれてしまうのだろう。 町には多くの警官がいたが、女性もよく見かける。ペルーの女性警官は美人が多いという話である。そのあと近くの半分崩れ落ちてしまっている銀行へ。ここは昨年の暴動発生時に焼き討ちされ、お金が盗まれてしまったらしい。(@_@) 続いて中央官邸や大統領官邸、例の日本大使館(現在は公園になっているが、普通は入る事が出来ないらしい)や、現在の大使館(テロ対策に周りの柵が二重になっている)を見てまわるが、みんな結構だれだれ状態になっている。バスも降りる事もなく中から建物を見ていくだけだった。自分はやはり体調があまり良くなくて結構きつい。途中で横道から飛び出してきた車にぶつかりそうになって、マジで危なかった。o(><;)(;><)oジタバタ ただこっちでは良くある事らしいが・・・。 海岸線に出ると崖の上からパラグライダーをやっている人たちを見つける。たなべさんときたがわさんは日本でもやっているらしい。その先にあるレストラン(BRUJAS De CACHICHE・カチチェの魔女)で昼食となった。(14時)バスはいったん事務所に戻るという事だったので、15時に迎えに来て貰う事にした。 料理はすでに決まっているらしいので選ぶ事は出来ない。向こうにあるバイキングコーナーに並べられている食べ物が美味しそうだった。ここで昨日飲めなかったチチャ・モラーザを注文したが、見た目は変わっているが、味の方は普通だった。有名な店らしくて客は多いが、とてもではないが美味しいとは思えないものばかり。他の人も意見は同じようで、結構残していた。(T^T) 店を出ると建物の周りに多くの警察官の姿を見かける。どうやらこのレストランでブラジルの要人が打ち合わせをしているらしいため警護をしているようだ。私服の人たちはきっとSPなんだろう。15時になってもバスがなかなかやってこないのでさやかさんが電話しに行くとちょうどやってきた。 やまださんが見あたらなかったので辺りを探すと近くにいた白バイのところで話をしていた。みんなそこに行ってバイクを見せて貰ったり話を聞いたりする。SPと思われる人たちも結構陽気で怖い感じはしなかった。(^_^) バイクの写真を撮っていいかと聞くと、車の中から女性警官が出てきて一緒に撮らせてくれるようだ。やまださんは彼女と一緒に写真を撮って、後で送ってくれということで住所まで教えて貰っていた。 ここから町の郊外にある武器・黄金博物館に向かう事にしたが、アレックスは町を歩いてみたいという事で途中でバスを降りる。途中でたなべさんの希望により、先ほどのパラグライダーをやっているところに寄っていく。10分くらいといってバスを待たせていたが、結局30分くらい見ていた。見学していると責任者みたいな人がやってきて「やってみるか?」と声をかけてきたが、さすがにチャレンジはしなかった。時間があればやっても良かったんだが・・・。15分くらいで10ドルくらいだったと思う。 ここから一気に郊外に走って博物館に到着。(16時)さやかさんは荷物を空港に預けてからまた戻ってくるという事で、17時半にここの前で待ち合わせをする。ガイドはここで終わりなので、ガイドと運転手にそれぞれ5ドルと3ドルのチップを渡す。 博物館では写真撮影禁止なので荷物を全て預けなければならない。貴重品はさすがに心配なので最低限のものは持っていく事にした。中には10件くらいの土産屋があり、その奥に博物館が建っていた。荷物を預けるところは単なる発券所で、博物館にはいる時にチケットを渡さないといけないようになっている。しかし周りを壁に囲まれているのに、なんでこんなめんどくさい事をしているんだろう? 1階は多くの武器や防具が展示されているが、分類がかなりめちゃくちゃである。日本のものと書かれているものの半分は中国のものだし、ヨーロッパの方のものでも説明が違ったり、分類が違ったりしているものがある。(^_^;; 一部に日本のコーナーがあって鎧や民具が展示されていたが、そこの説明もなんかおかしい。数だけはかなり多いが、説明文もかなり短くてもっと整理して欲しいものだといった感じである。 階段を下りた地下にはインカ時代の黄金の装飾品が多く展示されていた。「良くこんなに一杯残っていたなあ?」と思っていたが、後で聞いたところ多くのものが後から作られてものではないかと言っていた。1時間ほどで見終わって表のベンチでくつろいでいた。 外に出ると、表で土産屋を売っている兄ちゃんが寄ってきて「買わない?買わない?1ドル、安い。安い。」と声をかけてくる。売っているのはインカ時代の黄金のアイテムをイメージしたものである。あっても邪魔になるだけなので買わなかったが、ありあけさんがその兄ちゃんに捕まっていた。いつの間にかボールペンと交換でいいという話になって保険屋に貰ったというボールペン二つと栓抜きを交換していた。そのボールペンをまた知り合いに売るのだろうか? しばらく待っていたが、なかなかやってこない。さすがに日が落ちて寒くなってきたが、上に着るようなものはないのでどうしようもない。時間も遅くなってきたので先ほどの兄ちゃんは帰るようだが、乗っている車はなんかいい感じの車だったが・・・。(^_^;; それからしばらくするとさやかさんが先ほどのバスでやってきた。(18時)タクシーでやってくると思っていたが、送ってくれたらしい。先ほどのチップが効いているのだろうか? 自分ときたがわさんはカジノに、他のメンバーはもうすこし土産を買いたいと二つの意見が出る。二つの場所はかなり離れているので合流するのはちょっと大変そうである。とりあえずはカジノをのぞいてみたいという事で、みんなでまずはカジノへ。ここでバスは帰っていった。 さすがにチェックが厳しくて、金属探知器を通って、荷物は全て預けないと行けないらしい。帰る人もいるので、二つに分けて預ける事になった。そしてカジノに入ってみたが・・・人がいない。(@_@) カジノはかなり広くてルーレットやブラックジャックなどいろいろあるが、お客が二人くらいしかいない。(T^T) 人が多くなるのはやはりもっと遅くなってかららしい。さすがにこれだけ人がいなくてちょっとずつしかかけることが出来ないとちょっと辛いので何もせずに帰る事にした。(^_^;; せめてもう少し人がいればやっていたんだろうけどなあ・・・。下の階にはスロットコーナーがあったが、なんかもうやる気が起きず、みんなと一緒に買い物に行く事にした。 タクシーに乗って近くの市場へ。そんなに大きな市場ではないが、一通りの土産物は揃っている感じである。まずはコースター(一つ10ソレス)を二つほど買ってから、次にピスコに目を付ける。最初に交渉した店は始めに言った値段からなかなか下げてくれない。結局ここでの購入は諦めて別の店へ。今度は3つで50ソレスまで下げてから、記念に1ソレス硬貨が欲しかったので49ソレスにしてもらう。ここでさやかさんがやってきたので最後は代わりに交渉して貰った。 店の人が日本の硬貨を見せてくれないかといってきたので5円硬貨を見せてあげると、なにやら不審そうな目で見ている。(?_?) やはり穴の開いている硬貨は本物ではないと思ったようなのでちゃんと伝えてもらった。せっかくなのでその硬貨をあげる事にしたら、お礼にこの中のものをどれか持っていっていいと言われてオカリナを貰った。 みんな揃ったところでタクシーを捕まえて空港へ向かう。(19時半)近くにいた運転手が空港までなら送って行くと行っていたが、値段が高かったようである。結局タクシーを捕まえて値段交渉の結果、空港までは15ソレスになった。ここから2台のタクシーで走っていったが、運転が荒くてマジで怖かった。(-_-)中央分離帯のあるところで反対車線は通るし、歩道を走ったりするしでまじで事故るかと思ってしまった。なんとか無事に空港に到着したのでまじでほっとした。(20時15分) 荷物を受け取ってからアレックスを待つがやってこない。まだ空港にやってきていないようで、放送をかけてもやってこなかった。しょうがないので先にチェックインしておこうという事になりアレックスの荷物も持ってカウンターへ向かう。時間が遅かったせいか、カウンターにはかなりの列が出来ていた。 順番が来たところで中に進むと、まずは荷物に関して質問を受ける。誰が詰めたのかとか荷物をどっかに置いたりしていなかったかとかいくつか質問を受けてから預ける荷物をX線にかける。この後カウンターでチェックインをするんだが、ここにも長い列が出来ていたのでしばらく待たなければならない。ふと後ろを見ると他のメンバーがなかなかやってこない。一体どうしたんだろう?(?_?) 順番が来るのを待っているとアレックスがやってきて自分に声をかけてきた。あのあと町をうろついてパラグライダーをやってきたらしい。航空会社が違うのでアレックスは隣のカウンターへ。 やっと自分の番になり、X線検査のすんだ荷物を持ってカウンターへ向かう。はかりに載せると数字はみるみる上がっていき、19.7kgでストップ。マジで危なかった・・・。(リミットは20kg)以前ありあけさんは5kgオーバーしていたせいで100ドルの追加料金を取られたらしい。チェックインを済ませてさやかさんの所に行くとまだきたがわさんとたなべさんは荷物の検査を待っていた。どうやら日本語の話せるスタッフが一人しかいなくて待っているようである。 ありあけさんが戻ってきたところで何をしていたのか聞いてみると、日本語を話せるスタッフがなかなかやってこなくて動けなかったらしい。最初にスタッフが英語で「英語を話せますか?」とやまださんに尋ねて「はい」と答えたまでは良かったが、「いくつ荷物を預けますか?」と聞いた時に何も答えられなくてストップがかかったらしい。このため日本人スタッフが来るまで動けなかったようだ。(^_^;; しばらくするとアレックスもやってきた。なんかえらく早いなあと思ったら、ファーストクラスなのでカウンターが別だったようである。ファーストクラスなので荷物のリミットもないようだ。うらやましいなあ。 みんな揃ったところでさやかさんにみんなから預かっておいたチップを渡す。しばらくここで話をしてからゲートをくぐって中に入る。(21時半)アレックスはラウンジに行ったようである。 おなかも減っていたので何か食べたいところだが、食べ物の店は一軒しかない。席に座って待っていたが、メニューも取りに来ないし、なんか対応も悪い。カリフォルニア巻きを食べたかったのになあ・・・。土産にチョコレートを買ってから近くの売店でコーヒーを買う。機械が壊れているみたいで、一つ入れるのにかなり時間がかかって行列ができていた。なんとかコーヒーを購入してのどの渇きをいやす。搭乗口に行ってみるともうみんなが待っていた。 搭乗手続きをしてから荷物チェックを受けていたが、荷物に入れていたフィルムのケースが問題らしくチェックが入ってしまい、荷物を全部開けることになってしまった。(T^T) やっと荷物チェックを終えて席で搭乗時間を待つ。自分たちの席は前の方だったので搭乗の順番は5番とかなり後の方である。案内のアナウンスで番号だけは聞き取ることができた。たなべさんは6番と言っていたが、横にいる人がここに書いてある番号と教えてくれた。6番と言ったのはゲートナンバーだったようだ。このときは時に気にしなかったが、なんで日本語で6番と言ったのがわかったんだろう。と思っていたが、搭乗した後で後ろで話している内容が聞こえてきた時に日本語を勉強しているという事が解った。 飛行機に乗って(10時半)すぐに眠っていたようで、離陸したのは全く憶えていない。横はありあけさんとたなべさんで他の二人は反対の席に座っていた。機内食が出たところでありあけさんに起こされた。(11時半)ここでチキンを注文し、のどが渇いていたので水とオレンジをもらう。食事を終えてからすぐに眠りに入った。(-_-zzz |
01 半分つぶれてしまっているペットボトル 02 パラグライダー 03 土産売りの兄ちゃんの車の運転席に載せて貰ったたなべさん |