房総半島を暴走!! その7 日本海を眺めながらの観光 |
06月06日 503km 新潟県 糸魚川市→大阪府 南港 |
4時過ぎに目を覚ますが、予定通り4時半でいいやと再び眠りにつく。再び目が覚めると辺りはもう明るくなっている。あれ?寝過ごしたか?と思って時間を確認するとまだ4時20分だった。もうこんなに明るいんだったらさっき起きた時に撤収を始めてもよかったなあ・・・。テントを撤収してから出発。(5時15分)今日は昼過ぎに高速に乗ればフェリーに十分間に合うので行ける所までは下道で走っていくつもりだ。ふと気が付くと携帯の電源がやばい状態になっている。そういえば平湯で充電するのを忘れていたなあ。 国道を西に向かっていくと展望台があったが、反対車線で後ろがやってきていたこともあり入り損ねてしまった。あそこからなあ断崖の写真が撮れたかなあ?まあいいやとその先の親不知・子不知の旧道へ。 ここは前にも来た事があるが、かなり前の事だ。昨日ゲットしてきていたせんべいをかじりながら遊歩道になっている昔の道路を歩いていくが、途中で通行止めになっていた。落石の危険があるんだろうか?いまはトンネルを通るので気にしないと全く普通に通ってしまう道なんだが、昔は大変だったんだなあと改めて思う。この先を海岸線に進み、ヒスイ海岸に到着。(6時・14km) 海岸は砂浜ではなく、石がごろごろしていて波の音が騒がしい。まあ、ある意味いい感じでもあるんだけどね。砂浜じゃないので海水浴の時はこっちの方がいいのかもしれないなあ。ヒスイが見つかる事もあるらしいんだが、見分けなんかつかない・・・。(^_^;;まあそんなに簡単に見つかる者ならすでに他の人が見つけているだろう。 写真を撮ろうと思ってカメラの電源を入れると「メモリエラー」の表示。え!?( ̄Д ̄;) ガーン マジで?電源を入れ直すがやはり起動しない。メモリを取り出そうとするが、なんとメモリが出てこなくなっている。うっそ〜〜〜!!(T△T) そんなぁ… なんとかメモリを引っ張り出すと中から砂が出てきた。まじで?これって今年の正月にカンボジアに行ってから使っていないからその時の砂がメモリのどっかに残っていたのか?砂を全て取り出してセットしなおすと、ちゃんと撮影できるようになり、今朝撮った写真もちゃんと見る事ができた。よかった〜〜〜、消えていたら悲しいぞ・・・。(=´∇`=)デジカメはこれが怖いよなあ。 駐車場に戻り案内板を読むと、ヒスイの探し方が書かれていた。海が荒れた日の翌日が狙い目のようだ。以前何かで海岸の沖の方にヒスイの鉱床があるのではないかというのを見た事がある。しかし今まで調査はされていないのだろうか?余りにも範囲が広すぎて割に合わないのかも知れない。(6時10分) 県道60号線から県道2号線に入って走っていると遠くに雪をたたえた立山連峰が見えてきて。なかなかいい感じだ。しかし雲がかかってきてあまり見えなくなってきた。その先の日石で給油。(248km/9.5L)このあたりから蜃気楼ロードといわれているところに入るがが、さすがにこの天気だと見えないだろうなあ。時期的には発生しやすいらしいが・・・。しばらく走っていると魚津市に入ったところで海の駅というところがあったのでここで休憩。(7時・43km) この先から県道1号線になるが、完全に町の中の細い道になって分かりにくい。なんで県道1号という番号が付いているのにこんなに狭い道なんだ?普通に走っているといきなり進入禁止(車線が別れていた)の道になって対向車に当たりそうになるし・・・。危ない、危ない。(@_@) やっとまともな道に抜け、海岸線に沿った道になる。 国道は片側二車線の綺麗な道路になってペースも上がる。さすがにお腹が減ってきたので途中のローソンへ。サンドイッチ二つとお茶を購入して店の前で食事をとる。(8時・96km)その先の道の駅・新湊で観光地をチェックしてから出発。 近くに海王丸パークという帆船の展示場があるようだ。「しかし今日は月曜なんだけど開いているかなあ?」と一抹の不安を感じる。月曜日が休みの所って結構多いからねえ。海王丸パークに到着して、案内板を見てみると・・・定休日:月曜日となっていた。(ToT)やっぱり・・・。(9時・87km) せっかくここまで来たので中には入れないが、帆船の写真だけでも撮っていこう。バイクを駐車場に止めて帆船の方へ。会社から電話がかかってきたので話をしていると電源マークが一つになってしまった。(ToT)これは洒落にならないぞ・・・。トイレに行って電源がないか探してみるが見当たらない。しょうがないので電源は切っておこう。ここから東に走って放生津八幡宮へ。(9時20分) ここは宇佐八幡宮から勧請した神社で、いかにも地元の神社というような所だ。社殿は江戸時代に建てられたもので、なかなか味があっていい感じ。その軒下には木造寄せ木造りの阿吽の狛犬が並んでいる。さすがに寄せ木の継ぎ目も隙間ができてしまっているが、これはこれでなかなかいい感じになっている。境内を一回りしてから出発。 そのまま町中を抜けて国道に出ようと脇道に入ると、橋の欄干に奇妙な像を発見する。手首の像が4つ並んでいて、それぞれの像に「夢」、「心」、「人」、「愛」と書かれている。この手の形がそれぞれの言葉を表現しているんだろうが、よくわからない。うーむ・・・、おのっちとかは喜びそうだなあ。(^_^;; 国道8号線に出て走っていくが、その先にスカイラインの案内を発見。まだ時間に余裕あるから寄っていくか?と悩んでいるうちに分かれ道に来てしまったのでなんとなくそっちに進んでしまう。国道160号線から「二上山」と案内の出ている道へと入っていく。途中は深夜二輪禁止となっているところをみると、以前はローリング族とかがいたんだろう。道には万葉ラインと表示が出ているんだが、なんか平安時代の人とゆかりのある場所なのかなあ。まあ、このあと万葉歴史館と言う所に行くのでその時には分かるかもしれない。 標高は高くなってきたんだが、木に覆われてあまり眺めは良くない。途中に貴族のような格好をした像があったが、そこも素通り。山を下ってから案内板に従って走り、万葉歴史館に到着。(10時15分・111km)なんか入ってくる道はかなり細いのに駐車場とか建物はえらく立派だなあ。 どうやらこの地が万葉集の編者と言われる大伴家持が赴任していた場所だった事からこの資料館が造られたようだ。ということは、さっきの像は大伴家持なのかな?中に入るとすでにビデオ上映が始まっていたので途中から見る事になる。またあとで最初から見ないといけないが、どのくらいの間隔で上映しているんだろう。ビデオは大伴家持がここに赴任している時の視察の時に読んだ歌を中心に映像と人形を使って編集されているようだ。最後まで見た所で次の上映時間を確認すると11時からとなっている。どうやら30分おきに上映しているようだ。次の上映まではあと20分くらいあるのでその間に館内を見て回ろう。 企画展示室で大伴家持に関する資料が展示されていたので覗いていく。あまり平安時代の人物(源氏物語とかは読んでいるが)については知らなかったのでなかなか面白い。一通り見てから四季の庭と名の付いた庭を散策。落ち着いた雰囲気でなかなかいい感じだ。 一通り資料を見終わったが、ビデオ上映まではもう少し時間がある。そういえば携帯を充電できないかなと思ってチェックするとコンセントはいっぱいあるんだが、監視カメラもあってちょっと充電できそうにない。(ToT)これは諦めた方がいいかな。11時からのビデオ上映を見て先ほど見たところまで見てから資料館を出る。(11時15分) ここから来た道を引き返して、先ほど通った万葉ラインに入る。しばらく走った所で先ほ大友家持の像の所に到着。ここから二上山山頂への登山道があったのでせっかくだから登ってみる。山頂まで200mということなんだが結構きついし、それ以上に暑い・・・。やっと山頂に到着するが、山頂は視界が悪くて全く展望がないではないか。(ToT)しかも何もないし・・・。ほんとに登った意味がなかったなあ。これだったらさっきの像の所からの展望の方が断然いいやんけ!!そうそうにバイクの所に戻って出発。 国道160号線から国道8号線に戻って南下。この途中で信号を渡った先の車線がずれているのに気が付かずに隣の車線に入ろうとして隣の車にぶつかりそうになる車が一台。あぶないなあ・・・。どんな人が乗っているのかと思って中を見てみると老夫婦の旦那さんのようだ。まったく周りが見えていないようで二車線の右側をとろとろ走っている。迷惑な車だなあ・・・。お腹も空いてきたのでその先のモスバーガーによって昼食にする。(11時50分) いつものように照り焼きバーガーセットとモスバーガーを頼む。コンセントがあったら充電したいんだが、コンセントがあったと思われる場所にはなにかプレートがはまっている。やはり充電する人とかが多いから撤去してしまったのかなあ?この後のルートを見ていると五箇山が近いことに気がついたが、さすがに今からではちょっと時間がない。海岸の方に温泉があるようなのでここに行ってから高速に乗るのがいいかな。 国道を走っていくがなんか眠気がやってきてしゃれにならない。大丈夫かなあ?おなかが太ったせいだろう。石川県に入るころには耐えられなくなり、いったん止まって休憩を取る。(12時55分・147km)このあと途中の県道で海岸線に出て走っていけば目的の温泉に到着できるな。 金沢市内は迂回してから海岸線へ。ここから道が良く分からなくなり、迷いながらなんとか松任海浜(松任CCZ)温泉の駐車場に到着。(13時45分・181km) まずは値段を確認してからお風呂セットをもって温泉へ。銭湯と同じ値段というのはありがたいものだ。湯船はかなり広く造られていて露天風呂からの眺めもなかなかいい。できれば夕日の時間に入りたいものだ。飲料用の温泉が出ていたのでほんとにかけ流しかな?と思ったが、湯船のそこからもお湯が出ているのでこの飲料用だけが源泉なんだろう。まあ、こういう施設でかけ流しという事はまずないだろうからねえ。かなり汗をかいていたのでさっぱりしてから休憩室で休憩。体をさましてから出発する。 美川インターから北陸道に乗って一気に走っていく。(14時半)フェリーの時間までは6時間近くあるので時間は十分だろう。途中休憩を取りながら近畿自動車道を抜けて下道に降りる。そこからいつものルートで南港フェリーターミナルに到着。(19時・503km) さっそく乗船手続きをしてから乗り口に向かうとすぐに乗船となった。平日とはいえ二便のせいか結構人がやってきている。すでにレストランが開店していたが、人が多いのであとで食べる事にしよう。服を着替えてやっとくつろぐ事ができた。 携帯の電池を充電してやっと使えるようになったので確認してみるとクルーズからまた連絡が入っていた。連絡を取ってからしばらくベッドで漫画を読んだりして20時にレストランへ。ご飯のお代わりしてお腹も満足。お風呂に入ってやっとさっぱり。しばらくくつろいでから就寝。(21時半) |
01 親不知子不知にある岩の文字「矢如砥如」 02 ヒスイ探し・・・そんなに簡単に見つかるわけがない 03 帆船・海王丸をバックに 04 神社の狛犬はなかなか迫力あり 05 橋の欄干にあるあやしいオブジェ なんなんだろう・・・(^_^;; 06 山頂までやって来たのに・・・何もないではないか 07 二上山からの展望 08 今日の昼食 |