房総半島を暴走!! その6 昼までまったり・・・そして日本海へ |
06月05日 177km 岐阜県 高山市 平湯→新潟県 糸魚川市 |
目が覚めると辺りは既に明るくなってきている。何時だろうと携帯を確認するとまだ6時だった。寝た時間を考えるとえらく早く目が覚めたなあ。外に出るとすでにラット、さき、しゅうが起きていた。 しばらくしていわちゃんとトゲ友2も起きてきた。ちょっと小腹が空いてきたのでお湯を湧かしてインスタントラーメンを食べる。7時を回った頃から他のメンバーもぼちぼと起きてきた。パンを焼いて、ソーセージやスクランブルエッグでサンドイッチにして食べる。夕べケーキを食べていなかったのでまだ二つ丸々残っていたんだが、女性陣が起きてきてからにしようという事で封印。ちょっと残念そうなトーマス?(^_^;; なにやらバイクがやってきたと思ったらDRだ。もしかしてトゲか?(8時)今日の朝5時に出てやって来たらしい。お疲れ様です。ふくちゃん達も起きてきて最近はまっているというたこ焼きを作り始めた。もちろんたこ焼き器から具材までちゃんと準備してきている。(^_^;; そろそろとげ友二人が出発するというので集合写真の撮影。(9時半)それから1時間ほどしておのっち、さき、鯔男、スタミンが出発。さきはこれで最後だろうからとみんなとお別れの握手。なんかかなり怪しい見送りとなってしまった。(^_^;;(10時半) バンガローに戻って撤収準備を始めると、ケーキを食べていなかった事に気が付いた。一つは食べたが、もう一つは食べられなくてトーマスお持ち帰り。しかしこのペースでくつろいでいたらいつ出発できるか分からない状況になってきたなあ・・・。とりあえずいつでも出発できるようにしておこうとバイクを移動させてパッキング。あとは解散を待つだけになった。(11時)まあ、誰かが解散と言わない限りこのままだらだらとなりそうなんだけどね。 12時にそろそろ出発かと思っていたら、リ〜ダ〜がおもむろにハナさんの車の方へバイクを移動させる。「乗るかな?」って、マジで乗せるつもりやろ!!(^_^;; せっかく積み終えた荷物を全て下ろしてリ〜ダ〜のバイクを積む事になる。はたして乗るんだろうか?奥まで押し込んでみるが、やはり長さがちょっと足りない。と、思ったが、ハンドルの向きを少し変えると・・・入った!!(^◇^ ;) ほぇ〜 うっわー、強引や!!他の荷物もバイクの隙間に押し込んで搭載完了。「マジで乗っちゃったよ。しょうがないなあ・・・」とむちゃくちゃ嬉しそうな顔でいうリ〜ダ〜。(^_^;; これで次回からバイク積載での参加決定? またまたまったりとなってしまったので、踏ん切りを付けて先に出発する事にする。ルートは松本に出てから北上して日本海に抜けるコースなんだが、ちょっと時間的にどっか途中で観光していくのはつらいかもしれない。まあ、そのときはそのときだ。みんなに見送られて出発。(12時45分) 阿房トンネルを抜けて国道158号線をひたすら東へ。途中ペースの遅い車や工事中のせいであまりペースは上がらないがしょうがない。やっと山を下って松本が近づいてきた。思ったよりも時間がかかってしまったなあ。 波田町に入ると、盆栽展か何かが行われていてその右折車で詰まっている。一台は間をすり抜けていったが、その後の車は右折するのを待っている。十分すり抜けていけるスペースはあるんだが、待つのは土地柄なのかなあ?やっと右折車が曲がって進み出すとその先のカーブでなんか車がバックしてきた。何をやっているんだ?対向車もやってこないので右から車を抜いて前に行くと、なんということでしょう!!車のフロントがべっこりとつぶれているではありませんか。( ̄Д ̄;) 事故か!?(13時半) 反対車線にもフロントのつぶれた車がいるので正面衝突のようだ。ガソリンもかなり漏れているのに大丈夫か?携帯をかけている人はいるようだが、だれも事故車の方には近寄っていない。それどころか対向車のすぐ後ろの車は「なにをやっているんだ」とばかりに車の間をすり抜けて行ってしまった。まじで?(@_@) ちょっと誰か介抱してやらんとまずいだろうとバイクを止めて車の方へと向かう。 手前の一台には夫婦が乗っていて、声をかけると旦那さんが降りてきた。足をびっこひいていたので怪我をしたのかと思ったが、これはもともとらしく、特に怪我はないようだ。エアバックとシートベルトが功を奏したようだ。助手席に乗っていた奥さんちょっと胸を打ったみたいだ。ガソリンは漏れているし、車内に煙も充満しているので中にいるのは危険だと判断して二人を車の外へ誘導する。普通だったらすぐに降りるだろうが、かなり気が動転しているんだろう。 対向車の車の運転席に人影が見えないのでどっかに降りているのかと思ったが、どうやらシートを倒して横になっているようだ。なんで誰も駆けつけてこないんだ?状況を聞いてみると胸を打って息が苦しいようだ。「胸が痛い・・・おなかも・・・。あちらの車の方ですか?すみませんでした」としきりに恐縮している。「相手の車の人は大丈夫そうですよ」と伝えると「よかった・・・」とほっとしていたようだ。しかしこの状況は動かしていいのか?それともこのままにしておく方がいいのか?車からはガソリンが漏れてしまっているのがちょっとこわいが、エンジンを切ってしばらくそのままに待機しておく事にした。まあ、意識があるし、息もしているし、痛みも感じているので大丈夫と思うが・・・。 結局、野次馬は一杯やってきたが、ほとんど手伝ってくれる人はいない。(ToT)誰かが救急車を呼んでくれたようなんだが、警察に電話したのは事故の当事者だ。だれか連絡くらいしてやれよなあ。結局、救助にやってきたのはこの電話をしてくれた男性と近くで盆栽展をやっていた役所の誘導の人(4人)、自分だけで、あとはみんな高みの見物だ。うーむ・・・。やはり人間面倒くさそうな事には関わりたくないという事なんだろうか?まあもし自分もかなり急いでいるなら実際に事故を目撃したわけでもないから通り過ぎたかもしれないが、だれも介抱にいっていないというのはなんともなあ・・・。なんとも悲しい世の中になったものである。(ToT) さすがに車が道路をふさいだままなのでこのままではやばいよねえということで、車を動かそうという事になるが、動かしていいのか?とりあえず写真を撮ってから動かそうということで自分が撮影。そのあと車を移動させて警察がやってくるのを待つ。 まずは救急車がやって来て、奥さんと相手の運転手が病院に搬送されていった。運んでいく病院はここから歩いてすぐの所にある病院だ。そこの病院から直接医者がやってきた方が断然早かったと思うんだが、そういうのはできないのかな?さらに15分ほどしてやっと検察官がやってきたので写真を見せて説明。写真を後で送るように言われ、やっと出発となった。(14時15分) ちなみに事故の状況はこんな感じ。こちら側(夫婦が乗っていた車でAとする)が右折車の為にしばらくストップ。なんとか右折車の脇を抜けて先に進む。対向車(男性が乗っていた車でBとする)は前に左折する車がいたので(あとで近所の人を雑談している時に聞いた)対向車線に出て追い抜きにかかる。対向車が途絶えているので大丈夫と思ったが、その先は右カーブになっているので車がよく見えない。追い抜いた所で正面衝突。BはそのままAを押すような形で20mほど左斜め前に進み、道路脇の駐車スペースで停車。Aはハンドルが左に切れていたため、Bに押されながら徐々に左後ろに下がっていき、歩道の車輪止めで停車。車が動いた跡にはガソリンが残っていた為、どこでぶつかってどう移動したのかが一目瞭然だった。ちなみにAは練馬から観光にやって来た夫婦で、乗鞍や上高地など観光してこれから帰ろうとしている所で事故にあったようだ。このあとどうやって帰ったんだろう?Bは地元の人のようだが、会話できなかったので詳細不明。 なんかあんな事故を見ると安全運転をしないといけないと思うが、対向車線から突っ込まれたらしゃれにならんよなあ。もしあそこですり抜けをして先に進んでいたら自分も事故に巻き込まれていたかも知れない。よかったよかった。 そのさきで県道48号線から安曇広域農道に抜けて道の駅・ほりがねの里でいったん休憩。(14時半・54km)リ〜ダ〜達は「まだまだまったりだよ〜」ということで、まだ高速に乗っていないらしい。(^_^;; 国道147号線に出てからひたすら北上。途中何枚か写真を撮りながら北上していき、やっと小谷村に入る。県道433号線で栂池方面へと進んでいくが、さすがに冬に見る景色と全く違うなあ。標高が上がってきたせいかかなり寒くなってきたが、とりあえずもう少しなのでこのまま頑張ろう。栂池を過ぎてから里見方面に向かい、やっとぽんしょんに到着。(16時・116km)冬とはまったくイメージが違うなあ・・・。 夏でも営業しているのかなあと思ったが、建物の中ではおばあさん?がなにやら片づけをしている。ぽんしょん関係者なんだろうか?ちょっと躊躇して声はかけなかったので良く分からない。まあ、あっちも声をかけてもちょっと不審に思うだろうけどね。かけなかった方がよけいに不審者と思われたかなあ?普通は夏にスキー場にはやってこないだろうからね。 スキー場は緑一面に覆われていてまったく冬の景色と違っている。(^◇^ ;) ほぇ〜 ぽんしょんで道は行き止まりになっているんだが、スキー場の方にはあぜ道になって道が続いていた。冬に見るとほとんどの建物がゲレンデと同じ高さにあるんだが、この時期だと全ての建物が高い位置にある事が分かる。うーむ、なんか変な感じだ。 国道に戻ってからひたすら北上。時間を考えると糸魚川の資料館などは既に閉まってしまうだろう。途中どっかでお風呂に入ってから道の駅に直行かなあ?でもさすがにそれだと時間も早いので糸魚川付近でインターネット喫茶でも見つけて時間をつぶすのも手かも知れない。糸魚川の町中に入っていくが、インターネット喫茶とかはないかなあ?と、糸魚川駅を見てから以前スキーの時に何もなかった事を思い出した。(ToT)一応タウンページで調べてみるが、インターネット喫茶などはない。しょうがないか・・・。国道8号線に出てから少し走った所で先ほども見かけたチェーン店の・銭形があったのでここで夕食をとっていく事にする。(17時40分・163km) 表にメニューは書かれているんだが、値段が書かれていない。うーむ、ちょっと気になるが・・・。中に入ってメニューを見てみるとやはり高い。一番安いメニューでも990円だ。まあいいかとタラ汁定食というのを注文(1580円)する。タラ汁にタラの煮付け、甘エビの刺身、つけもの、タコのわさび和えというものだが、ちょっと内容に対して値段が高いような感じがする。お腹も満足した所で出発。(18時10分)ここから海岸に沿って国道8号線を走って道の駅・しらぬいに到着。(18時半・175km) すでにお店は閉まっているようなのですぐにでもテントの設営はできそうだ。しかしお風呂に入れなかったのがちょっとつらいなあ・・・。昨日の焼き肉の匂いが・・・。(ToT)道の駅にあるポスターにお風呂の案内が出ていたのでここにあるのかと思ったが、そんな施設は見つからない。おかしいなあ・・・と観光案内所のパンフレットを見るとここから少し離れた所にあるようだ。値段も300円とかなり安いみたいだ。これはいってみるしかないだろう。 道の駅を出て案内の通りに脇道に入るが、まったく案内が出ていない。「ホントにあるのかなあ?」と不安になりながら山を登っていくと目的の建物・まるたん坊が見えてきた。開いているんだよなあ・・・。 入浴料300円を払って早速お風呂に入る。他に二人お客がいたが、ちょうど出る所だったので貸し切り状態だ。お風呂はそんなに広くなく、洗い場も5つくらいしかないんだが、日本海も眺められてなかなかいい感じ。銭湯と思ったら十分なレベルである。まあ海水浴シーズンはごった返しそうだけどね。 さっぱりしてから休憩室に行ってしばらく日記を書く。このあと受付のおじいさんとしばらく話しをする。やはり全く観光アピールをしていないようで、お客は少ないらしい。結構いい所と思うんだけどね。案内を読むとキャンプ場も併設していて、泊まればお風呂代もタダだったと判明。しまった、値段が安かったならこっちに泊まった方が良かったかもしれない。キャンプはいくらだったんだろうと思ったがもういいやと建物を出て道の駅に戻る。(19時45分・177km)(ちなみにあとで調べてみるとキャンプは1区画で2000円とむちゃくちゃ高い所だった) さすがに暗くなり始めて人も少なくなってきた。以前来た時はここでキャンプをしている人も多かったんだが、時期が時期のせいか自分以外にはそんな人はいない。場所を決めてテントを設営。明け方は寒くなりそうなのでフリースを着込む。ヘッドライトを付けて日記を書いたりしてから就寝。(20時半) |
01 朝からまったりするメンバー達 02 ほんとにまったりするメンバー達 03 たこ焼きを作り始めるふくちゃん、けいちゃん 04 みんなで集合写真を撮影 05 続いてさき、おのっち、鯔男を見送り 06 ケーキと来ればトーマスだ 07 ラットはまだまだ食い足りないようだ(^_^;; 08 おもむろにハナさんの車の後ろにバイクを着けるリ〜ダ〜 09 乗っちゃったよ〜〜〜 10 せっかくなのでここでも記念撮影 11 事故ってしまった車 運転は気をつけないとね。 12 冬には一面雪景色になるだろうが、今は青々と緑が茂っている 13 冬のスキー宿ぽんしょん ホントに緑です 14 せっかくなのでぽんしょんの前で記念撮影 15 夕食のタラ汁 そこそこおいしいけど値段が・・・(^_^;; 16 今回のツーリングで初めて見た夕日かも |