房総半島を暴走!! その4 海岸線をのんびり北上 |
06月03日 178km 千葉県 白子町→茨城県 水戸市 |
寝る時は布団にはいるとちょうどいい気温だったのでそのまま寝ていたんだが、夜中に寒くなって2回くらい目を覚ます。(ToT)うーむ、やはり夜は寒いなあ・・・。すでに早起きの癖が付いているのか、5時には目が覚めてしまった。布団でごろごろしていたが、これ以上寝られないようなので起きて荷物の整理を開始。外を見るとまだ雨は降っている。テレビで天気予報を確認すると昼からは回復するらしいんだが、今日も一日あまりすっきりしない天気のようだ。 7時半から朝食なんだが、7時には既に準備が完了。とりあえず荷物のパッキングだけでも終了させておこう。今日のルートを検討していると他の宿泊客もやって来た。朝食はご飯に厚揚げ、みそ汁とかで、納豆があるがさすがにこれは食べられない。おかずがちょっと少なめで足りない感じだったが、しかたがない。 しばらくして外に出ると雨はほとんどやんでいたので出発する事にする。せっかくなので看板の前で他の宿泊客(夫婦は先に出発していた)と一緒に写真を撮ってから出発。(8時25分)出発の時に宿泊客の一人にお手製の袋(紫色)を頂く。 雨は既にあがっていたんだが、今にも降りそうなどんより雲だ。天気が良ければもう一度有料道路を走ってもいいんだが、この天気では昨日と同じなので意味がないだろう。このまま30号線を走っていこう。その先で蓮沼海浜公園の展望台へ。(9時) さすがに平日のこんな時間のせいか他に誰もいない。階段を登って最上階に上がるが、高い塀に囲まれているのであまり展望がいいものではない。天気もどんよりしているしねえ。 ここから少し走った所で海岸に出るルートがあったのでそっちに向かうが、ゲートが閉まっている。ここって普段から閉鎖されているのかなあ?せっかくだからやっぱり海岸に出てみたいのでバイクを置いて歩いて九十九里浜へ。海岸には誰もいないんだが、今日付けられたと思われるタイヤの跡が残っている。どっかに入る所があるのかなあ?(9時半) 県道30号線に戻ってから北上していくが、単調な道のせいか、眠気がやってきた。いったん止まって仮眠を取ろうと思ったが、寝ようと思うと眠れないんだよなあ・・・。とりあえず大丈夫だろうと判断して先に進むみ、案内が出ていた刑部岬へ。(10時半) マップルにもまったく説明が載っていない所なんだが、えらく立派な公園が整備されている。近くには小さな灯台と展望館が建っている。途中の道路や駐車場の舗装もまだ綺麗なのでほんとに最近になって整備されたんだろう。しかしここまで立派にしてもそんなに人は来るのかなあ?カフェとかも営業しているし・・・。まあ、せっかく来たんだからどんな所か見ていく事にしよう。 崖の先端近くに灯台が建っているんだが、高さは10mくらいとかなり小さなものだ。続いて展望館の屋上に上がってみる。視界は開けていていいんだが、展望がそんなにいいものではない。建物の中にはここから撮影された夕日や夜景の写真が展示されている。たしかに写真で見ると綺麗なものもあるが、観光客が来るのかと言う事で考えると・・・。もし来るとしても夕暮れから夜に来ないと意味がないな。ここから東の方は屏風ヶ浦といわれる断崖になっているようなんだが、そこを見学できるような場所はないようだ。(10時45分) あとは一気に犬吠埼まで走っていくだけなんだが、この天気だと有料道路を通るまでもないよなあ・・・。その先の県道から犬吠埼に向かおうと思っていたんだが、なんか県道の案内が出ているではないか。自分の地図では有料道路になっているが、もしかしてすでに無料化されたのかな?(?_?) それなら素直にこっちの道を走っていく事にしよう。 しばらく走っていると後ろから車が追いついてきたが、対向車もやってきているので道を譲れない。と思っていたら、対向車が来ているのにバイクと対向車の間を強引に抜こうとしてきた。(-.-”)凸 ウリィ まじで右によってやろうかと思ったが、何も考えていないただのバカだと納得させて心を落ち着ける。その先から海が見えてきてガードレールで封鎖されているが、海岸に降りる道も見える。せっかくだから海岸まで行ってみようと道路脇にバイクを止めて柵を越えて海岸へ。 50mくらい坂を下ると屏風ヶ浦の断崖の見える所に出たが、浸食防止の為にテトラポッドなどが設置されているのであまり眺めがいいものではない。まあ、これを設置していなかったらかなり海岸が削られてしまうから仕方がないんだろうけどね。先ほど見た説明では1000年くらいの間に2〜6kmくらい浸食されたらしいからねえ。 犬吠埼が近づいてきたが、なんか山は雲に覆われて真っ白になってきている。これは展望台に行ってもまったく意味はないなと思って地球の丸く見える展望台は諦めてまっすぐ灯台へ。(11時20分・66km) 今朝いった野島崎灯台は登れなかったが、今回は時間も時間なので入る事ができそうだ。さっそく見学料(150円)を払って中に入る。灯台を登っていくが、階段は全部で99段となっている。そんなに段数はないんだが、螺旋階段なのでちょっと目が回ってしまう。(ToT)展望台の上は外に出る事ができるんだが、風が強くてちょっと怖い・・・。(^_^;; ちょうど晴れ間が見えてきたので眺めはなかなかいいのはいいんだけどね。ふと気が付くとタンクバッグを持ってきていないではないか。やばい!と思ってバイクの方をみるとちゃんと残っていた。よかったよかった、こんなところで盗られでもしたらしゃれにならないもんなあ。( ^▽^) 近くの店を覗いていくが、あまりめぼしいものはない。食事を取りたかったんだが、なんか値段も高いしなあ・・・。安いもので1000円くらいからだもんなあ。これだったらどっか他で食べた方が値段も安くおいしいものが食べられるだろう。銚子の市街の方に行けばおいしい魚料理を食べられる店が見つかるだろう。(12時) 県道254号線に沿って走っていくが、途中からドコを走っているのか良く分からなくなってきた。まあ海岸に沿っていっているのでいつかは銚子大橋にたどり着けるだろう。なんかいい店はないかなあ・・・と走っていると、港を過ぎた辺りでいかにも地元の人が食べにいくような小さな食堂(浜めし)を発見。ここだったら手頃な値段でおいしいものが食べられそうだ。(12時15分) 店はそんなに広くなくてテーブル席が3つにカウンターだけで、昼時のせいか席は一杯である。大半が漁業関係の人たちと言った感じで観光客というような人はいない。まあ、観光客はあまり寄るような感じじゃないしね。メニューはやはり魚関係のものばかりで値段は自分の感覚ではちょっと高いという感じ。まあこっちではこんなものかなあ?いわしフライ定食を注文。しばらくして運ばれてきたのは鰯のフライ3つ、鰯の煮付け、みそ汁、漬け物となかなか旨そうだ。味の方もなかなかで十分満足いくものだ。お腹も満足した所で出発。(12時45分) 利根川を渡って茨城県に入り北上。給油(240km/10.4L)をすませて出発すると、いきなり青空が広がってきた。キャハハ! (^Q^)/ さっきまでの天気は何だったんだろうという感じだ。ここから途中迷いながらなんとか鹿島神宮に到着。(13時50分・115km)ここは以前も来た事があるんだが、さすがにもう5年以上前なのであまり覚えていない。 境内を進んでいくと宝物殿があるが、ここに書かれている「日本最古最大の刀剣」という案内を見て前にここに入った記憶が戻ってきた。こんなのどう考えても実用性無いよなあと思った記憶がある。昔の日本人の平均身長が150cmくらいなのに3mの刀剣とか持ち運びもできんやん。まあ、完全に奉納用に造られたんだろうけどね。 重要文化財に指定されている本殿を抜けてから奥宮へ。自分的には奥宮の方が趣があっていい感じ。ここから大人が入っても子供が入っても水面の高さが乳をこえないと言われている御手洗へ向かうが・・・。あれ?(?_?) ないぞ・・・。おかしいなあ、と思ったら現在鳥居の改修中で池の水が抜かれていた。池はコンクリートで囲まれていて、もし水が入っていたとしてもあまり趣がないだろうなあ。こんなんじゃ大人が入っても子供が入っても水面の高さが乳をこえないとかいう話はなんだったんだという感じである。(^_^;; ここから奥院の脇を抜けて要石へ。これは地震を起こす大なまずの頭を押さえているといわれる霊石で、いくら掘っても堀り尽くせないといわれているらしい。柵に囲まれている所があったので中を覗いてみるが・・・どこにその石があるんだ?(?_?) ・・・もしかしてこの地面にちょっと出ている石がそうなのか?( ̄△ ̄) !! 地面から2、3cmくらい頭を出した直径20cmくらいの小さな石だ。うーむ、なんだかなあ・・・。しかし七不思議と言われている御手洗や要石ってなんか強引な伝承だよなあ。 戻る途中で名門大洋フェリーに電話して予約を変更して貰う。5日のフェリーを解約して6日の便に変更して貰うんだが、予約番号を控えてなかったとはいえなんか手際が悪い。さんざん待たされてやっと出たと思ったら「最初に予約しているものをキャンセルしないと予約できません」とか言われてちょっとむかつく。だから最初からキャンセルして新たにとってくれって言ってるやん!゛(`ヘ´#) ムッキー とりあえず確保はできたので良しとしよう。 国道51号線に抜けてから少し走ると鹿島スタジアムが見えてきた。もちろんこの時は何も行われていないので駐車場も付近もがらんとしている。その先のセブンイレブンに寄って天気予報をチェックしてみるとやはり朝の予報通り夜から雨になるようだ。今日は宿にした方がいいかもしれない。水戸の偕楽園に寄りたいので、時間を考えると水戸に泊まった方が無難かなあ。最初の予定では昼過ぎには偕楽園に到着するんだったんだけどねえ・・・。(^_^;; 宿泊場所は偕楽園YHと言う所があるのでここに泊まる事にしよう。電話すると和室と洋室どちらがいいか聞かれる。まあ和室の布団の方が気楽だと思ってこっちを選択。 国道51号線を北上していくと、徐々に天気が悪くなってきた。まだ雨は降っていないが、間違いなく降りそうな感じだなあ。大洗を抜けてから内陸の水戸方面に向かい、やっと水戸の町中に入ってきた。弘道館に行こうと思って渋滞の町中を進むが、すでに閉まっていた。しょうがないのでいったんYHに向かう。マップルではYHは曲がってすぐの所にあるとなっているので探してみるがどうも見当たらない。おかしいなあ・・・。地元の人に聞いてみるが分からないようだ。さすがにこれは無理だと諦めて電話をかけるとどうも地図と違う場所のようだ。言われたとおりに県道をもう少し先まで走っていくとあっさりと青少年開館と一緒になった偕楽園YHを発見する。全然地図が違うやん!!(16時45分・178km)バイクを駐車場に止めてまずは受付へ。 建物は研修センターと言った感じの所で、この時も何件か研修が行われているようでかなりの人が行き来している。さっそく受付をすると一泊料金は1560円。どうやら和室と洋室で値段が違うみたいで洋室だったら2000円くらいになっていたようだ。受付の時に値段が違う事を説明してよね。まあどっちにしろ最近のYHにしては安いんだけどね。さすがに予約したのが遅かったせいで夕食はできないようだ。(公営なのでこの辺りは融通がきかない)夕食や観光は歩いていくのでバイクはどこに置けばいいのか聞くと「外だと危ないからロビーの中に入れておいて」との返事。まじで中に入れていいの?(@_@) パチクリ ありがたいけど、本当にいいのかな?自動ドアを抜けてロビーにバイクを運び込むが、他に人もいるのでかなりあやしい・・・。(^_^;; さっそく部屋に荷物を運ぶが、今日は宿泊客が自分一人なので6人部屋くらいの部屋に一人である。お風呂は18時くらいからみたいなのでまずは偕楽園に行ってみよう。必要な荷物だけ取り出してから出発。(17時) 偕楽園はすぐの所にあるんだが、一番近い御成門が改修中で中に入れないようになっていたので東門まで回らなければならない。園内にはいるが、さすがに季節も季節だし、時間も時間のせいか全く人影がない。ここは梅で有名なんだが、さすがにこの時期にはすでに青々と茂っていてあまりいい感じではないなあ。孔文亭は入館時間を過ぎているのでもう入れないので園内をぶらぶら散策。なんか園内を見るよりもここから外の景色を見た方がいい感じなのは気のせいだろうか? 夕食は偕楽園駅の周辺に行けばなにかあると思っていたんだが、この駅は観光の時期だけに使用する臨時駅だったようだ。(ToT)ってことは駅前にお店とかほとんど無いだろうなあ。かといって水戸駅はかなり距離があるのでYHの近くで何か店を捜さないといけないのか。さっき走った感じではあまりなかったように思うんだが・・・。 東門から出てから来た道を通っても何もないので国道の方にまわっていく。「定食あります」と案内の出ていたお店があったので入ってみるが、「いらっしゃい・・・もしかして食事ですか?」と聞かれ、まだご飯が炊けていないことが判明。(ToT)うーむ・・・。やはり駅の方まで行かないとダメなのかなあ?さすがにそこまで行く気は起きないので、あきらめてセブンイレブンで弁当を買っていく。明日の朝食も合わせて弁当、サラダ巻き、サンドイッチ×2を買ってYHに戻る。(18時) まずはお風呂に入ってさっぱりしてからロビーでテレビを見ながら弁当をつまみにビールを飲む。このままだらだらと20時半頃までテレビを見てから部屋に戻ってから早めの就寝。(21時) |
01 ユースホステルの宿泊客と一緒に記念撮影 みんなテニスでやって来ていました 02 展望台の上にて 03 展望台全景 04 九十九里浜を散策 05 刑部岬灯台は小さい・・・(^_^;; 06 犬吠埼灯台の上で やはりここも風が強い 07 犬吠埼灯台の下の遊歩道から 08 今日の昼食は鰯フライ定食 おいしかったです(^o^) 09 こんな小さな石が・・・なんか強引に伝説を創っていません?(^_^;; 10 鹿島神宮の前で 11 偕楽園にて |