東北・北陸地方ツーリング

その7 雨と風との戦い


05月04日 465 km 新潟県 糸魚川市→大阪府 南港
 5時に起きてからさっそく撤収を開始。外は雨が降っているので防水対策はちゃんとやっておかないといけないなあ。荷物のパッキングを完了したときにはすでに6時になっており、あたりも明るくなっていた。
 雨の中出発して、少し先の親不知インターから北陸道へ。係のおじさんは「雨になったねえ。天気予報では最初天気がいいと言っていたんだけどねえ。気をつけて!」と声をかけてくれた。さすがにまだ時間も早いのでほとんど車は走っていない。雨もそれほどひどくないので走るのには全く問題ない。これだったら予定よりも早く到着できるかもしれないぞ。
 しばらくすると雨はやんでくれたんだが、今度は風が強くなってきた。(T^T) それもしゃれにならない風が・・・。
とてもではないがスピードは出せず、60km/hまで落としても風に飛ばされてしまいそう。防音の壁は風を遮ってくれるのでありがたいんだが、所々ないところがあって突風がバイクをもてあそぶ。マジで死ぬぞ・・・。もう高速を降りるか?でもそれだとどのくらい時間がかかるかわからなくなるし・・・。悪戦苦闘しながらむちゃくちゃ長い時間が過ぎてやっと風が収まってくれた。よかった・・・。(^o^)
 風が収まると今度は雨になったが、風に比べたらどれだけいいか。しばらく雨の中を走り、小矢部川SAに入って休憩を取る。(7時15分・104km)いや、まじで風が強くなったときはしゃれにならなかったよなあ・・・。1時間くらいしか走っていないんだが、精神的にかなり疲れてしまっている。(T^T) ここで15分くらい休憩し、ガソリンを給油(208km/9.9L)してから出発。
 またもや雨はひどくなってきたが、問題なのは強い風である。このせいでまたもやペースが60km/hまで落ちてしまうが、今度はそんなに長くはなかった。しかし北陸は思った以上に長い。「走っても、走っても、終わらない北陸の道・・・」とか赤毛のアンの歌が出てきてしまう。一気に2時間くらい走って賤ヶ岳SAへ。(9時半・285km)先にガソリンを給油してから(180km/8.6L)カッパを脱いでレストランへ。
 レストランは朝食メニューだけで和定食と洋定食しかない。雨はやむ気配もなく時折激しく降っている。おなかも満足したところでバイクのところに戻って荷物の整理。やはり中に結構しみこんでいて鞄は濡れてしまっている。中の荷物はビニール袋に入れているので問題はないが、やはり湿り気味になっているのはしょうがないところか。(10時45分)
 途中雨は降ったりやんだりの繰り返しだが、だいぶん小降りになってきている。ここから一気に走っていくが、予想よりも早くいきそうなので途中で高速を降りていこう。京都南から国道1号線に出てから大阪方面に向かう。国道479号線から県道5号線を抜けて南港へ。(17時45分・465km)もっと時間がかかるかと思っていたんだが、思ったよりも早くつけたなあ。
 帰りの便も二等寝台を予約している。バイクを移動させるとすぐに乗船となった。ベッドに移動してから服を着替えてすぐにレストランへ。魚とご飯とみそ汁だけを購入したが、ご飯お代わり自由と書いていないのがちょっと気になる。大丈夫だろうかとお代わりに行くと問題なくついでくれたけどね。おなかも満足したところでお風呂に行ってみるがかなり人が多そうなのでしばらくベッドで漫画を読んで人が減るのを待つ。しばらくしてお風呂に入ってさっぱりして21時半に就寝。
 01 昨日泊まった道の駅「親不知」
 02 雨の中の駐輪場