2001 北の国 アラスカへ (冬) その5 異国の地の正月 |
01月01日 0 Mile 自宅→成田→アラスカ ガードウッド |
フィリップに今日の予定を聞いていなかったため、何時に起きればいいのか分からない。とりあえず8時頃に起きたがあまり寝ていないこともありベッドでごろごろする。結局8時半には起きていつでも出発できるように一通りの準備を整える。ゆみこさんは二日酔いにでもなるかと思ったが、結構平気そうだ。 9時に2階に上がって朝食。この日メニューはフレークでだった。今日の予定が分からないのでフィリップに電話してもらったが、留守録になっているようで連絡が付かない。9時半をめどに準備しようと言うことでそうそうに部屋に戻って準備をしていると9時半にフィリップがやってきた。 この日は午前からスノーモービルの予定だったが、スノーモービルエリアの状態があまりよくないと言うことで今日も昨日と同じく昼からということになった。とうことで昼まで予定はなしである。後でガイドブックを見てみると午前のスノーモービルは9時からとなっていたのでもしかしたら間に合わなかったのかな?最後の一日なのでどっかに行こうとも考えたが、まだ眠たかったので昼まで寝ていることにした。 いったん戻ってくるとはいえ、今日の夜にはもう出発しなければならないので12時前には起きて荷物のパッキングをする。12時過ぎに宿を出発して昨日行くことのできなかったお店に行って昼食をとることになった。結構人気のある店のようでレジには長い行列ができていた。外の天気は今回の中で一番いい状態で青空が広がっていた。頼んだものはできたてのパンとスープであるが、スープはお変わり自由というのがいい。お代わりをしておなかもいっぱいになったところで受付へ移動する。(13時) 今日はフィリップは行かないようである。自分たちの他にはアメリカ人の夫婦と最近こっちに引っ越してきたというミシシッピ出身の女性の計3人である。車に乗って出発したが、到着までは完全に眠っていた。13時半に昨日と同じところに到着。天気もいい上に今日は休日のせいか、昨日よりもやってきている人は多い。 自分たちはもう説明を受けているので他の3人の説明が終わるのを待つ。今回おおむらさんはカメラキッドを持ってきていてスノーモービルのハンドルに固定していた。これで走行中も撮影ができるだろう。アメリカ人の夫婦は前にも乗ったことのがあるようで、けっこううまい。昨日と同じく一列になって広いところに移動したが、昨日よりも雪が少なくなってちょっと走りにくかった。 昨日と違う広場でいったん自由時間となる。昨日結構走っていたこともあり、今日はみんな写真を撮ったりビデオを撮ったりしていた。30分位してから昨日と同じく別の場所に行くことになる。本当であれば昨日と別の場所に行くつもりだったようだが、雪が少なくなっているせいで別の場所に行くことができず、昨日と同じ方向へ。途中越えていった川のほとりで雪が解けていたらしく、おおむらさんのスノーモービルは川の中に落ちかけてしまった。(@_@) あぶないあぶない。なんとか脱出できたのでよかったが・・・。 ひたすら雪の中を走っていき、昨日と同じところで休憩。昨日と同じくアップルジュースをいただく。残念ながら相変わらず曇っていて景色が映えないのは仕方がない。やはり雨が降ったせいか、昨日よりは雪が若干堅くなっている感じである。しばらく休憩してから来た道を引き返す。 途中で別のルートに入っていったが、雪が柔らかくなっていたせいで、雪にはまってしまう人数人。なんとかみんな無事に通り抜けることはできたが、結構怖かった。最後に川を渡ったが、行きよりも川幅が広くなっていてちょっと渡れそうにない。何とか浅そうなところを見つけて渡ることになったが、ほとんど水の上を走っていくという感じである。同じところを渡っていると徐々に深くなっていくため、少しずつ通るところをずらしながら順番に渡っていく。自分も一気に加速して渡ったが、メットのシールドをあけてしまっていたせいで、川の水が顔にかかって冷たかった。(>_<) この後は特に問題なく車のところに戻ってスノーモービルは終了となった。スノーモービルを車に積み込んでからみんな車の乗り込んで出発する。(16時半)昨日と同じく帰りの車では完全に眠りに落ちていた。迎えに来ていたフィリップの車に乗り込んでから宿に戻った。(17時) 宿に戻って荷物の整理をしてからお風呂に入ってくつろぐ。今日の夜には飛行機に乗ってアラスカともおさらばである。18時頃にフィリップがやってきて最後の夕食に向かうことにした。冷蔵庫にはかなりのビールや食べ物が残っていたのでフィリップにあげることにした。 最後の夕食は宿の前にあるレストラン「Double Musky Inn」で行うことになった。かなりいい感じのレストランで多くの人でにぎわっていた。自分はニューヨークステーキコンボというステーキとエビフライのセットを注文。他のメンバーも思い思いのものを注文した。これ以外にレストランおすすめと言うことで、サーモン、マッシュルーム、おひょうの料理を注文した。 まずはみんなでワインで乾杯。あまりワインは好きではないが、ここで飲んだものは結構飲みやすくてよかった。出てきた料理なかなかおいしく、やってきたステーキは厚さ4cmくらいの特大サイズで日本のお店ではまず出ることがないサイズだった。(@_@) 先に別の料理を食べていたことと、量が多かったせいで全部食べることができなかった。(T^T) 最後にデザートを注文して夕食は終了。レストランを後にして宿に戻った。(20時半) 宿に戻ってからオーナーに挨拶して一緒に写真を撮る。このあと荷物の整理をしてから空港に向けて出発。(9時)最初は起きていたが、いつの間にか完全に眠りに入り、起きたときには空港に着いていた。雨はかなりひどくなっていて、結局最初から最後まで雨にたたられた感じである。(T^T) 前回はかなり乗客が多くて大変だったが、今回はまだ早いせいか受付はがらがら状態である。フィリップが車から戻ってくるのを待ってからチェックインを済ませて出発ゲートへ。(10時半)ここでフィリップにチップを渡してお別れである。(^_^)/~~~ また再会することはあるのだろうか? まだ搭乗時間までかなりあるのでそんなに早く行ってもすることない。ということでゲートのところにあったお店で少し土産を買っていく。ビーフジャーキーは近くの店で買っていたので、ここで買ったのはチョコレートとサーモン、絵はがきである。 ゲートをくぐると、またもや荷物が引っかかってしまって荷物チェックを受ける。今度は引っかからないようにと最初からシューズを脱いで行ったのに荷物が引っかかるとはなあ。今回はなぜかカメラの三脚がまずかったようで、三脚を取り出して再度チェックされる。何が悪かったんだろう?(?_?) なんとかみんな無事に通り抜けて搭乗ゲートへ。しかし出発時間は0時45分なのであと2時間近く待たなければならない。 特にすることもなかったので席に座って持ってきていたビールを飲もうと思ったが、公共の場で飲んでいいのか分からず断念。ビールを取り出したときに周りの目がちょっと気になったからなあ。ひたすら飛行機を待ってやっと搭乗時間となった。 0時半に飛行機に乗り込んで45分に予定通り出発。ついにアラスカともおさらばである。今回もサービスはドリンクだけなのでそうそうに就寝し、着くまでほとんど眠っていた。 |
01 青空の広がったアラスカの空 02 雪にうもれて動けなくなったつかさんのスノーモービル 03 夕暮れ迫る 04 スノーモービルエリアをバックに 05 最後の晩餐 06 厚い!! ステーキは4cm 07 宿のオーナーと一緒に |