2001 北の国 アラスカへ (冬) その1 長い旅路を終えてフィリップと再会!! |
12月28日 0 Mile 自宅→成田→アラスカ ガードウッド |
飛行機は前と同じく成田発なのでまずは東京に行かなければならない。飛行機の安いチケットがとれなかったこともあり(繁盛期で通常料金よりも高い)、今回は新幹線で行くことにした。それでも往復で5万円ほどかかってしまうんだが・・・。(T^T) やはり九州は東京から見ると遠いところなんだなあ。あたりまえか・・・。(^_^;; 8時半に家を出発してバスに乗って折尾駅へ。さすがに荷物が重くてしゃれにならないが、まあ仕方がない。JRに乗って小倉に向かい、9時40分ののぞみに乗り込んだ。おなかも減っているので、昼飯用に東筑軒のかしわ弁当とお茶を購入する。 昼飯用にと思って弁当を購入したはいいが、おなかも減ってきていたので早速弁当を平らげて眠りにはいる。あまり深い眠りにはつけなかったが、名古屋あたりまではなんとか眠っていることができた。この後は完全に目が覚めて眠れなくなってしまったのでもってきていた小説を読んでいたが、到着前にすべて読み終えてしまった。(T^T) ということで、この後は音楽を聴いたりして時間をつぶすしかなかった。 14時半頃に東京駅に到着し、成田エクスプレスに乗るためホームへ向かう。さすがに年末のせいか、それともいつもなのか(たぶんいつもだろう)人が多くてみんなせせこましく歩いている。駅内をひたすら歩いてホームに到着したが、乗るべき列車はちょうど出発したところだった。仕方がないので次の15時過ぎの列車まで待つことになった。まあ、待ち合わせの時間まではまだかなり余裕あるから問題ないんだけどね。 やってきた列車に乗り込んだが、自由席はなく全席指定席のようである。はじめから知っていれば乗る前に券を購入していたのになあ。予約はしていないので適当に座ったものの誰かやってきたら動かなければならない。到着までの約1時間は音楽を聴きながら雑誌を読んでいた。 16時に成田駅に到着したが、待ち合わせ時間は17時半なので後1時間以上待たなければならない。まずはドルに換金をしたが、このときのレートはかなり悪く、手数料込みで1ドル137円となっていた。(T^T)前回アラスカに行ったときに換金せずに残しておけばよかった。まあ、またアラスカに行くことになるとは思っていなかったからなあ。 他のメンバーに連絡してみると、つかさんは現在JRでこっちに向かっている最中、おおむらさんは車で向かっている途中でちょうどパーキングで休憩しているところだったようだ。ゆみこさんはまだ仕事中か移動中だったようで電話には出なかった。 ベンチに座ってくつろいでいるとつかさん、おおむらさんもやってきた。しばらく話をして待ち合わせ場所に移動すると道祖神の佐藤さんがやってきていた。ここで残りの2人がやってくるのを待つ。 待ち合わせ時間を少し過ぎてゆみこさんとすずきさんがやってきた。ゆみこさんは会社から直接やってきたようで、ほんとに通勤する格好である。会社まで鞄も持っていかなければならなかったので結構大変だったらしい。 この4名は前回のアラスカツーリングで一緒に走ったメンバーであり、お互いに知っている仲である。もう一人のすずきさんは以前オーストラリアシンプソンツアーでつかさんと一緒に参加した人らしい。道祖神から自分たちが4人の団体と聞いていたため、参加するかどうか悩んだようである。前回のアラスカツアーで一緒だった4人と聞いて少し安心したようだ。ほんとは後一人参加する予定だったらしいが、参加を取りやめたようだ。やはり団体の人が多いと言うことでやめてしまったんだろうか?(?_?) 全員がそろったところで自己紹介をして、道祖神の佐藤さんから今回のツアーについての説明を受ける。アンカレッジの空港でフィリップが迎えにきていると言うことなのでそこまで行けば何とかなりそうだ。 預ける荷物をX線に通すとなぜか引っかかってしまって荷物のチェックを受けることになった。なにが引っかかったのか分からないが、とりあえず係りの人に荷物の中身を見せなければならない。せっかくきちんとパッキングしていたのになあ・・・。結局なにもチェックは受けず、たんに鞄の閉じ口にシールを貼られただけだった。結局なにが引っかかったんだろうか? もう一人引っかかったのはすずきさんで、こちらはえらく手間取っていた。待っている間、どんな怪しいものを入れていたんだろうと話をしていたが、後で聞いてみると防水スプレーを持ってきていただけのようだ。機内に持ち込めないので預かってもらおうと思ったが、新人のせいかよくわからなかったため時間がかかったようである。この後も荷物チェックのたびに誰か一人は厳重なチェックを受けることになる。(^_^;; やはりテロのせいで厳しくなっているようだ。 待っている間、自分たちは先にチェックインしたため、すずきさんは自分たちとは離れた席になってしまった。すずきさんはお金の換金、ゆみこさんは前回の二の舞にならないようにAPSフィルムの購入(前回フィルムがすぐになくなってしまったが、APSフィルムが売っていなかったせいで使い捨てカメラを購入する羽目になってしまった)にいったため、しばらく戻ってくるのを待つ。みんなそろったところでゲートをくぐったが、先ほどの荷物検査と同じくチェックは結構厳しい。靴に金属が入っているせいで、スリッパを履いて通らされる羽目になってしまった。(T^T) 飛行機に乗り込んでここからアラスカまでの長い行程のスタートである。 すずきさんは自分たちとは離れた席だったが、残りの4人は中央の4列席だった。19時に予定通り出発したが、大気の状態があまりよくないのかしばらくの間かなり飛行機が揺れていた。途中で何カ所からか悲鳴(>_<)が上がるくらいの揺れだった。確かにちょっとしたジェットコースター気分である。高度が上がってくると機体も安定してくれたのでよかったけど。 まずはドリンクサービスがやってきたのでビールやワインを頼む。このあと夕食となり、ビーフかチキンを選ぶことができるはずが、自分たちのところにやってくる前にビーフがなくなってしまい、結局チキンを食べることになってしまった。まあ席が後ろの方だったから仕方がないとあきらめるしかない。(T^T) サンフランシスコに到着するのは日本時間で翌日の3時半、現地時間で10時半である。すぐに眠りに入れば十分に睡眠をとることができたのであるが、このあとワインやウォッカなどを頼んで23時頃まで話をしていた。(^_^;; もちろん周りのほとんどの人は眠りにはいっていたのでかなりうるさかったことだろう。ゆみこさんは今回新しいデジカメを購入してきていたが、まだ使い方がわからないのでちゃんと説明書を持ってきていた。ということで、飛行機の中でみんなに聞きながら使い方の勉強。f(^_^; やっと眠りに入ったが、席が狭いこともありあまりよく眠れないまま2時頃に起きる。前回は完全に眠っていたため、朝食を食べることができなかったが、今回は何とか食べることができそうだ。簡単な朝食を食べてから到着まではひたすら待つ。おおむらさんはビデオカメラのテープにダビングしていた虎さんの映画を見ていた。自分ももっと時間つぶしの小説とかを持ってくればよかったなあ・・・。 当初の予定通り現地時間で10時半に到着。日本との時差は17時間で一日戻った感じである。初めのうち入国審査はかなり渋滞していたが、途中で国内者用の方も解放してくれたのでそんなに時間はかからず入国審査を終えることができた。 審査を済ませてからまずは荷物を受け取らないといけないので荷物の受取場へ移動。なかなか荷物が出てこなくてちゃんと届いているのかちょっと心配になったが、最後の方になってやっとみんなの荷物が出てきた。しかしなぜかつかさんのカートだけは出てこない。結局最後まで待っていたが荷物が出てこないので係りの人に聞いて別の場所においてあることが判明。どうやらコンベアにうまく乗せることができないものは別においていたようである。しかしなんか説明くらい書いとけよなあ。ってどっかに書いてあったのかな?(^_^;; その後また荷物を預けてからいったん外に出ることにした。 外に出てみると残念ながら雨・・・。次に飛ぶシアトル行きの飛行機は5時間後なので当初サンフランシスコでも見学しようと言っていたが、雨が降っていることと、市街まで空港から1時間近くかかるということで断念し、素直に空港で待つことにした。 オープンカフェに移動してここで時間をつぶす。ジュースを買って席に着いたが、ゆみこさんは空港内の散策に行ったのかしばらく姿が見えなかった。まあ、いつかやってくるだろう。しばらくここでくつろいでいるとゆみこさんもやってきた。ゆみこさんはせっかくAPSのフィルムを買ってきたのにカメラの調子が悪くなって撮影ができないようだ。どうもアラスカと相性の悪いカメラみたいである。結局直ったんだろうか? さすがにあまり眠っていないので眠気がやってくるが、ここであまり眠ってしまうと夜眠れなくなるためあまり寝るわけにはいかない。しかし結局この心配はなかったんであるが・・・。ここで3時間半くらい時間をつぶしていざ中に入ろうと時間を確認すると出発時間が1時間遅くなっていた。なんてこった!!(T^T) ということで、15時45分出発の予定が16時45分になってしまった。(他にも結構遅れている飛行機があったので風か何かの影響があったらしい)まあシアトルでの待ち時間も3時間あったのでアラスカに着く時間には変わりないんだが・・・。 とりあえず搭乗口までいこうと言うことでゲートのところにいったが、ほんとにしゃれにならないくらい厳しいチェックが行われていた。予想通り靴は脱がされたが、日本と違ってスリッパなどはなく裸足で通らされることになる。今回は鞄に入れてあるフィルムケースがの中をチェックされてしまった。ゆみこさんはノーチェックで通り抜けていたが、待っている間に厚底ブーツをチェックされてX線検査される間裸足で待たされることに。(^_^;; すずきさんはここでも捕まってしまい、鞄に入れてあった爪とぎ用ナイフを没収されてしまっていた。しかしこんなものが凶器となるなら鉛筆なんかでもだめと言うことになりそうだが・・・。 なんとか関門(?)をクリアしてから搭乗ゲートに行ってみたが、人が多くて空いている席がない。席どころか床に座っている人も結構いる状態である。仕方がないのでどっか座るところがないかと適当にうろついていると人のいないゲートがあったのでおおむらさんとここのソファーに座っていたらいつの間にか眠っていた。30分くらいだったが完全に爆睡していたのでこのまま眠ってしまっていたら危なかったところである。 しばらくして目を覚ますとつかさんとすずきさんはやってきていたが、ゆみこさんはまたどっかに行ってしまったようである。というか、自分たちがどこに行ったのか分からなくなっていたらしい。つかさん達もすぐには分からなかったらしいし。ここでしばらく休んでから1時間前くらいに搭乗ゲートに行ってみるとゆみこさんがいすに座って眠っていた。 もうすぐ搭乗時間であるが、まだ乗り込む飛行機がやってきていない。(おいおい大丈夫か?)予想通りさらに出発が遅れ、搭乗したのは17時をすぎたくらいになってしまった。そして17時半にやっと出発となった。 おなかも減っていたが、機内食が出ると思って我慢してのに出てきたのはスナックと飲み物だけ。(T^T) 前回はシアトルからアンカレッジの国内線でも軽食が出たと思うんだけどなあ・・・。よくよく考えると前回と航空会社が違うせいだろうか?結局おなかがすいたのを我慢しながら19時半にシアトルに到着した。 おなかもすいたので何か食べようかと思ったが、空港内の食堂はすべてしまっていたため、何も食べることができない。何でこんな時間にもう閉まっているかなあ?メインの建物の方にいったら開いている店はあったかもしれないけど、またゲートをくぐるのもめんどくさいからなあ。結局閉まってしまったオープンカフェのテーブルで話をして搭乗時間を待つ。アンカレッジ行きの飛行機なら軽食が出ることを期待。 20時45分に予定通り出発したが、残念ながらここでも出てきたのはスナックと飲み物だけだった。約4時間のフライトなので後はずっと眠りに入っていた。そして24時(現地時間23時)にアンカレッジに到着する。 飛行機を降りるとやはり緯度が高いこともあって寒い。「寒!!」とリアクションをとると、機長と思われる人が笑いながら歓迎してくれた「Well come to Alaska!!」空港に置かれている熊の剥製の横を通り抜けて歩いていくとまだ開いている店を発見。おなかも減っていたのでここのバーガーキングで食事をとっていくことにした。 セットを注文してここで食べていたが、フィリップがもうやってくるかもしれないと思ってとりあえず荷物受け取りの場所に移動。ここで無事荷物を受け取ることはできたがまだやってこない。やはりまた寝坊してしまったのかな?どっちにしろやってこないとどこにも行けないので先ほど買ったハンバーガーを食べながら待っていた。 しばらくしてたばこを吸いに外に行ったおおむらさんが戻ってきて、フィリップの友人(シェンさん?)が迎えに来ているのを発見したようだ。車を回してもらってから早速荷物を積み込んで出発する。気温はマイナスになっていると思っていたが、どうも体感的には0℃くらいの感じである。(うーむ) おおむらさんはせっかくもってきていたお酒の瓶が、途中で割れてしまっていたようで、鞄の中からお酒のにおいが漂っているみたい。(T^T) 衣服にくるんでいたらしいが、きっと取り扱いが荒かったのでクッションの効果も役に立たなかったんだろう。全体はビニールに入れていたおかげで被害の拡大は免れていたが・・・ そのまま宿に向かうと思っていたが、なぜかまた空港の入り口に戻ってきた。何で戻ってきたのか聞いてみるとバカンスでメキシコに行っているフィリップがこの後の便で戻ってくるのでそれを待つらしい。 時間が近づいてきたので自分たちの出迎え用に作った「Well Come to Alaska」のプレートを持ってフィリップの出迎えに向かう。しばらくまってやってきたフィリップ再会を果たすことができた。 フィリップの運転でガードウッドに向けて出発。こっちの車はなぜかチェーンや冬用のタイヤをはいておらず、夏と同じタイヤで走っている車が多い。道路はアイスバーン状態なのに怖くないのだろうか?途中でビールを買い出ししてから2時にやっと今日の宿である「The Carriage House B&B」に到着した。もちろんこんな時間なのでオーナーはすでに眠りに入っている。 YHみたいな感じを想像していたが、思った以上にいいところで、ちゃんとキッチンも整備されていた。泊まり客は自分たちだけなので他の人に気を遣う心配もない。ここでフィリップから明日からの説明を受ける。予定が前後して明日は犬ぞり、あさってが自由時間で、最後の二日がスノーモービルらしい。「君たちのバカンスなのでやりたいことがあったら何でもいってください」とのこと。二人を見送ってから早速みんなで乾杯!!すぐに寝ればいいのに結局4時頃までみんなと酒を飲みながら語り合ってから就寝。(-_-zzz |
01 サンフランシスコの空港の外で 02 空港で睡水中のおおむらさんと自分(つかさん提供) 03 アンカレッジに到着 思ったほど寒くない 04 夏と同じ車でお出迎え 05 「The Carriage House B&B」の内部(キッチン) 06 「The Carriage House B&B」 |