2000/07 モンゴルへ

その1 一面緑の大地に降り立つ


07月22日(1日目)   移動距離 0 Mile   自宅→ウランバートル
 朝8時にタクシーに乗って折尾駅へ。そこから快速列車と地下鉄を乗り継ぎ、福岡空港に到着。荷物が大きいため持って歩くのも大変である。前回のオーストラリアは親に送ってもらったから楽だったんだけどなあ・・・。乗る飛行機はJAS 520便、9時55分発である。
 飛行機に乗り込み、出発を待つ。到着までは雑誌と新聞を読んで時間をつぶしていた。集合時間は12時と約1時間あったのでまずは昼食をとることにした。お好み焼きや「ぼてぢゅう」に向かい、おむそば(840円也)を注文する。しかし水がまずいなあ・・・。(^^;;
 昼食後、11時40分に待ち合わせの場所に向かうが、まだ担当の人も他の参加者も来ていなかった。しばらくしてからもう一度待ち合わせ場所に行くと、Kanさんが荷物を持って待っていた。彼は荷物に道祖神のバッチをつけていたので分かったんだが・・・。彼と話をしているとNTさんもやってきた。やはり参加者はメットとかを持っているのでわかりやすいなあ。(^_^)
 道祖神の秋山さんがやってきてから最後の一人がやってくるのを待つ。しばらくしてえいこさんがやってきたところで、搭乗手続きを行うためモンゴル航空のカウンターへ移動する。
kanさんは茨城県、NTさんは神奈川県(関西生まれ)、えいこさんは東京に住んでいる女性で今回の紅一点。海外ツーリング経験者はNTさんで昨年シベリアに行ったそうである。えいこさんはおもしろい経歴だったが、ここではちょっと伏せておこう・・・。(^^;; ちなみに彼女はオフもほとんど始めてで新品のブーツを履いてきていた。
 カウンターの所で今回の旅行についての説明を受ける。このあと5万円換金して447US$を手に入れる。えいこさんはオフブーツを履いていたため金属探知器に反応してしまって手間取っていた。まあしょうがないな。(^^;; この後モノレールに乗って搭乗口に向かった。
 13時に搭乗ゲートに行って搭乗時間を待つ。モンゴル航空の飛行機はどんなものかと思っていたが、結構立派な飛行機で安心する。(^^;; 13時半に飛行機に乗り込み、座席へと向かう。窓際と言っていたが、実際に取っていたのは中央の4席だった。おかしいなあ?
 乗客はかなり少ないので窓際に移っても問題ないかもしれない。ドアが閉まって飛行機が動き出したときに窓際の席に移動。バラバラに窓際の席に座ることになった。(はた迷惑な客かもしれない)
 予定時刻より約20分遅れて14時20分に離陸した。途中、鳴門大橋、明石大橋、宍道湖と眼下に見えていた。途中から雲が広がって視界が悪くなってきた。飲み物のサービスが来たのでさっそくビールを注文して2缶開ける。その後すぐに昼食のサービス。メニューはチキンかビーフだったのでビーフを注文。メニューにはすしも入っており、特にケーキがおいしかった。
 飯を食べた後はほとんどずっと眠っていた。17時半頃に目が覚め、眼下を見ると何もない大地が延々と広がっている。アナウンスがかかって時差が一時間あるため時計を1時間戻す。ウランバートルが近づくまでは緑と道しか見えない風景の中を進み、17時40分にやっと到着した。町の方向のみ家や火力発電所などが見えたが、反対側には緑しか見えない・・・。
 飛行機を降りて入国手続きを済ませる。その後に荷物のチェックがあったが、ほとんど検査がないに等しい。お金のチェックもされるかと思っていたが、ほとんどノーチェックである。いいんだろうか?ゲートを出て旅行会社の人を捜すがどうも見つからない。引き返して建物の中をうろついていたら、今回の日本語通訳のAさんと運転手が声をかけてきた。彼女達に案内されてバスの所に行く。外の気候はむちゃくちゃ涼しい。空港の前で写真を撮ってからバスに乗り込んでウランバートル市内へと向かう。ツアーの参加者は4人しかいないが、バスは10人以上乗れる大きな物でゆっくりと座ることができてよかった。人数がある程度大きくてもこのバスなんだろうか?
 空港から延びる一本の道を走っていくと大きな門が見えてきた。ウランバートル市内へ入る門であるが、文字が読めないため年と書いてあるのか分からない・・・。「ようこそ!ウランバートルへ!!」とでも書かれて入るんだろう。町の中には戦車や何かの彫刻らしきものがいっぱい建っており、旧ソ連支配時代と言うことを伺わせる。宿泊場所のフラワーホテルに行く前に別の場所で夕食をとると言うことで、バヤンゴルホテルに向かう。
 ホテルに到着してさっそく食事となった。思っていた以上にきれいなところで安心である。料理はパンにキビナゴみたいな魚料理、鶏肉のスープ、ライス、ケーキで飲み物は紅茶のみ。ご飯とか出ているのに紅茶とは・・・。ちなみにちゃんとした紅茶ではなくティーパックの紅茶であるが・・・。(^^;; みんなでこれからの旅の話などをしながら食事をとった。食後、バスに乗って宿泊場所のフラワーホテルへと向かう。それぞれ別々にダブルの部屋に案内されて部屋でくつろぐ。日本語の案内が結構いっぱいある。みんなで近くの店に買い物に行こうという話になり8時頃に部屋を出る。
 自分がいた部屋は一部屋のツインルームだったが、他の3人は寝室が別になったツインルームだった。2部屋になっているという事でNTさんの部屋に行ってみるが、
なんと中のドアが開かない。(T^T) 内扉のカギとドアのカギが違うものらしく、ドアが開かなくなってしまったようである。仕方なくルームサービスの部屋に行ってこのことを伝えようとしたが、英語が通じないため説明に苦労する。何とか理解してもらって部屋に来てもらったが、このドアに会うカギがないようである。結局ドライバーでカギを壊す羽目になってしまった・・・。うーむ、間抜け・・・。(^^;;
 ロビーで待ち合わせてからますはホテルの土産屋に行ってみる。思ったよりはいろいろなものがそろっているが、初日に買ってもじゃまになるだけである。絵はがきを購入しようかと思っていたが(郵便の配達時間がかなりかかるらしいので初日に送らないとかなり遅くなってしまう。ちなみに到着まで10日近くかかってしまった)、3種類しかなく、いい絵柄のものがない。結局絵はがきではなくイラストを購入して送ってみることにした。1枚1ドルで6枚購入。
 この後、みんなでホテルの付近をうろつくことになった。時間はもう9時近いが、外はまだ十分明るい。店の中にはいるが、ほとんどが閉まっているうえ、現地通貨しか使用できなかったので何も購入せずにホテルに戻ることになった。ホテルで通貨換金をしていたので5アメリカドルを現地通貨の5000トゥグリク(TG)に交換する。
 部屋に戻って早速お風呂に向かう。お風呂に行くといきなり「ゆ」と書かれたのれんがかかっているし、蛇口には日本語が書かれているしと日本語のオンパレードである。体を洗って湯船にはいるが、むっちゃぬるくて風邪を引きそうである。そうそうにあがって部屋へと戻ることになった。
 ホテル側のミスで部屋を間違えていたらしく、自分とNTさんはツインに二人と言うのが本当のようである。確かに料金は他の二人より安いのに同じ部屋だとおかしいわな・・・。(^^;; 結局、自分が竹田さんの部屋に移ることになった。
 部屋を移ってから手紙を書き上げて、11時頃にベットに潜り込む。明日からの旅行に興奮しているのか、なかなか寝付けない。単に飛行機とかで寝ていたせいかもしれないが・・・。なんとか12時頃には眠ったようである。
 01 モンゴル空港の飛行機
 02 一面に広がる大地 飛行機の窓から撮影
 03 ウランバートル空港で今回の参加者と