1999/03 オーストラリアへ

その4 大クラッシュ!!


03月17日(4日目)   バイク移動距離 420km   TYRONNE→WINDORAH
 朝、5時30分に目が覚める。昨晩バイクの鍵がなくなっていることに気がついてかなりあわてたが、荷物を整理しているとなぜか鞄の底から出てきた。(何でこんなところに・・・)今日もいい天気である。
 みんなも起きてきて早くも朝食となる。しかし食事の場所に行ってみると・・・
半端じゃないハエの数。ほんとにしゃれにならない・・・。(^^;; (料理にかけてあるふきんが黒色なのかと思うくらいいっぱいいる)朝食はいつもと同じく食パン、スクランブルエッグ、ソーセージとデザートである。が、食事を始めるとハエがよってきて落ち着いて食べることができない。しょうがないので食パンにソーセージを挟んで歩きながら食べることになった。みんなの背中には山のようにハエがたかっていた。(まあ、背中に止まっている間は問題ないんだが・・・)
 出発は8時ということだったのでかなり時間の余裕があった。テントの撤収、荷物の片づけを終えた時点でまだ7時半くらいだったので、時間つぶしをかねてAさん、Oさんと散歩に行く。すぐ近くの囲いに羊がいっぱい飼われていた。昨晩テントの近くにいた羊はこのうちの2匹だろう。テントから離れたせいかハエがほとんどいない。
 脇道から大きな道路に出たところで一度止まって後は順番に出ていく。途中から草原から森のようなところになる。野生の牛かどうかわからないが、えらく元気のいい牛の群がいた。近づくとダッシュで逃げていくところなどは日本の農場では見られないだろう。
 やっとTさんが止まっているのを見つけ休憩する。全員が到着するとすぐに出発することになった。最後についたM君がついてほんとにすぐである。確かに最初についたTさんにしてみれば結構な時間だったと思うが・・・。後からきたみんなは写真をとっていたせいで遅くなったようだ。
 自分はTさん、Jさんに続いて3番目に出発する。しばらく走っていくと前方に大きな水たまりを発見。その先でJさんが手を振っている。「どうしたのかなあ?」と思って近づいてみるとバイクからガソリンがあふれ出ていた。
どうやら水たまりにつっこんでこけてしまったらしい。ハンドルの片側が完全に曲がってしまっていたが、ジョンさん自身は大したけがもなかったようだ。すぐにAさんも追いついてきたが、「Tさんに知らせてくれ」と言っていたのですぐに追いかけていった。体の方は大丈夫ということだったので自分も出発する。
 最初は追いつこうとがんばっていたが、考えてみるとどう考えても追いつくことは出来ないなあと思い、ゆっくり行くことにした。(Tさんも100km以上で走っているし、腕が違いすぎるから追いつくわけがない)途中でOさんが追いついてきたので先に行ってもらう。
 視界が開けた眺めがよいところがあったので、バイクを止めて写真を撮る。Nさん、Mくんの3人で「Jさんは大丈夫かねえ」とか話をしていたが、サポートカーはバイクを積んだりしていたせいか全然やってこない・・・。待っていてもしょうがないということで出発することにした。Nさんに先に行ってもらい、続いて自分も出発。
 ここまでは結構道があれていたが、この後はほとんどまっすぐな道が続いていた。ひたすら進んでいくと、一軒の建物のところでTさんが手招きしていた。とりあえずここで休憩するらしい。バイクを止めて店の方へ。そこの店でジュースを買って、くつろぐことにした。
 西部劇に出てきそうな感じのパブで、周りにはほとんどなにもない。しばらく日陰でくつろいでいると店の奧からここの店の子供らしき子がでてきた。いつも一人で遊んでいるんだろうか?30分位してやっとJさんを乗せたサポートカーが到着する。昼食のところまではJさんはサポートカーに乗っていき、そこでバイクの交換を行うらしい。
 出発してしばらく走るとNさん、Oさん、Aさんが止まっていた。みんな風景がきれいだったから写真を撮っていたようである。M君とサポートカーもやってきたのでみんなで写真を撮ることにした。ここにいないのは先に行ったTさんだけ。みんなと交代で写真を撮り、順番に出発していく。Jさんは転けたときにカメラが壊れてしまったようだった。(この後使い捨てカメラをいっぱい購入していた)
 しばらく走っていくと長いダートの直線の途中でTさんが止まっていた。ここで写真をとろうと思ったが、カメラの調子が悪くシャッターがおりない。原因が分からないため、結局ここでは写真をとることができなかった。(このあともたびたびシャッターが下りないことがあり、写真が撮れなかった。どうやら振動のせいみたいだったが・・・。)そこを出発してしばらく走るとダートは終わりを告げ、舗装道路なった。そして11時半頃に「ARALUEN」という町のガソリンスタンドに到着する。
 今日の昼食は併設されているパブでとることになった。メニューを見るとソーセージとか、トーストとか、ハムエッグとか単品のメニューしか書いていない。とりあえずトーストとソーセージを注文した。(これが失敗だったことは後で思い知らされる・・・)
 席で待っていると先にAさんの注文したベーコンエッグとトーストのセットがやってくる。でかいトースト3枚、ポテト、ベーコンエッグ二つとかなりの量である。予想以上の量にみんなびっくり・・・。自分の注文したトーストとソーセージも同じですごい量である。とくにソーセージがでかいうえに3つもあり、さらにソーセージ(魚肉ソーセージみたいだった)がおいしくない。(T^T) これは大食いの自分もさすがに全部食べることができなかった。食事を終え外に出るが、日差しが強く、みんな早々に日陰に避難。(^^;; Jさんの換えのバイクの整備終了を待って、1時頃に出発する。
 残りは全部オンロードであるが、道があまり広くないため車とすれ違うのが結構しんどい。すれ違うとき脇のダート部分を走らなければすれ違えないような道である。自分は3番目を走っていたが、周りの風景を楽しんでいると前の二人に完全において行かれてしまった。あわててとばして行くが結局休憩しているところまで追いつくことができなかった。途中で他の人に先に行ってもらい一番後ろを走ること約1時間、やっと休憩しているところに到着する。むちゃくちゃ暑いためのどが渇いて仕方がない。サポートカーが来るのが待ち遠しい・・・。木陰でしばらくくつろいだ後、出発する。
 道路になれてきて緊張が解けたせいか眠くてたまらない・・・。途中で止まって体操をして眠気を覚まそうとするが、眠気は完全に覚めない。予定では180km位でキャンプの場所に到着するはずだったが、川の増水により迂回ルートを通っているので距離が長くなっているようだ。
 途中から道路に水たまりが現れ始め、その先はなんと道路が川の中に沈んでいた。
なんてこった!!最初にTさんがわたり、続いてみんなもわたっていく。あまり深くないため問題ないが、半分くらい進んだところでブーツに水がしみこんできた。深くないといっても20cm位あるため、止まるわけにも行かずそのままわたりきる。
 渡り終えたところでみんなが待っていたが、
そこにはしゃれにならない数のハエの大群も待っていた。みんな渡り終えたところで、そうそうにハエを振り払いながら出発する。道の両側はひたすら広い湿地帯で地平線まで続いている。その中に延びる道をひたすら走り、「WINDORAH」という町(?)に到着する。まずはガソリンを給油してキャンプ場へ。今日の走行距離は420km、うちダート210kmである。
 キャンプ場に行ったとたんに蚊の大群におそわれる。しゃれにならない数である。これならハエの方がましである。(^^;; 何とか我慢しながらテントの設営を終える。組分けの結果、今日はAさんと同じテントになる。
 蚊が多いので虫除けスプレーをするがほとんど効果がない。みんなもさすがに参っていた。OさんとAさんが近くの店で虫除けとフライネットを購入してきた。Oさんは自前の麦わら帽子にフライネットをつけていたが、まるで農家の人みたいなかっこになっていた。(^^;; 自分もM君と買いに行くことにした。
 キャンプ場に戻り虫除けスプレーをすると、少しは刺される数が減ったように感じた。このあと夕食までのあいだバイクの整備をする。ここでJさんが乗っているバイクの後輪からオイル漏れが見つかり、この修理に結構時間を費やしてしまった。 今日の夕食はビーフシチューにご飯。おいしかったが、飛んでいる虫が入っているような気がしてちょっといやな感じ・・・。まあ、結局気にしないで食べていたが・・・。食後の後かたづけの時にはさらに虫が山のようにやってきてしゃれにならない状態。横にある建物の部屋の中には半端じゃない数の虫が入り込んでいた。絶対に中には入りたくない・・・。
 食後はたき火の周りで話をして過ごす。蚊は当初に比べるとかなり減ってきていた。夜も遅くなったのでテントに戻って就寝。寝ているとテントの中に蚊が一匹入り込んできてちょっと参ったが、何とか眠ることはできた。
 01 どこまでも赤い土が続く道
 02 地平線をバックにNさんと
 03 休憩したパブの母子
 04 地平線をバックにみんなと一緒に
 05 川渡りをするNさん
 06 川渡りをするOさん(提供Tさん)
 07 今日のキャンプ場