慰安旅行
佐賀へ

会社の慰安旅行で吉野ヶ里と太宰府へ

会社の慰安旅行費を使わないこともあり、職場の人とどっかに行くことになった。最初に選んだのは壱岐だったが、いろいろあって、呼子、最終的に佐賀となった。

2006年02月11日

参加者
同行者 Kさん、Nさん、くまさん
面会者

全走行距離 ?km

02月11日 0km 自宅→佐賀県→自宅
 会社の待ち合わせは7時20分ということだったので7時半くらいにくまさんの家に行けばいいだろう。少し寝坊したせいでちょっとあわただしい出発となってしまった。(7時10分)思ったよりも近くて20分くらいに到着。まあ10分もすればやってくるからいいかな。くまさんに連絡を取ると「えっ!?もうきたの?( ̄△ ̄) !!」とえらく驚いている。「だって、7時半くらいやろ?」と言うと7時半にKさんのところになるからこっちに来るのは7時40分くらいになると言うことらしい。まじで?そんな話は聞いてないぞ!?
 家におじゃまして鶴やくまさんとしばらく話をしているとやっとNさんから電話がかかってきたようだ。どうやらやっとKさんの家に到着したみたい。そうか、Nさんが遅れることも考えていなかったねえ。(^_^;; (7時40分)10分くらいしてNさんとKさんがやってきたのでやっと出発だ。(7時50分)
 Nさんが夕べ今日の予定についてメールしたようなんだが、そんなの届いていなかったよ。センターに問い合わせてみると夜の11時頃にメールが来ていた。朝は受信できなかったようである。もっと早く連絡してよね・・・。
 引野インターから都市高速に乗り、八幡インターから九州自動車道に入る。後は佐賀の方へ向かえばいいんだが、吉野ヶ里ってどこのインターで降りればいいんだっけ?( ̄~ ̄;) ウーン そういえば今回地図を持ってくるのを忘れていたなあ・・・。他に誰か持ってきてる?・・・誰も持ってきていない・・・。誰か一人くらい気の利く人でもいればいいのに、誰もいないのかよ!!(^_^;; まあどっかのSAで調べればきっとわかるだろう。
 古賀SAに入って高速の地図をゲット。これを見ると吉野ヶ里遺跡に行くには東背振インターで降りればいいようだ。インターを降りたら案内くらい出ているだろう。
 鳥栖ジャンクションで佐賀方面に向かい、東背振でインターを降りる。案内に従って走っていくと吉野ヶ里遺跡公園が見えてきた。以前と同じように東口の駐車場へ。(9時15分)所要時間は1時間半とほぼ予定通りで、出発が遅れた分、そのまま遅れた感じだったな。相変わらず駐車場はがらがら状態だ。
 早速入場券を買ってからまずは吉野ヶ里遺跡の紹介ビデオを見ることにする。トイレに行って戻ってくるとなぜか画像が写っていない。(・_・?) ハテ? どうやら映像装置にトラブルが起きているようだ。しばらくしてやっと復活できたようで最初から上映が始まる。しばらくするとまたトラブルが起きたようで映像が止まってしまう。これはあきらめた方がいいかもしれないなあ・・・。(^_^;;
 さっそく公園内に入っていこうと思ったが、その前に衣装を着ていきたいところなんだが・・・。さすがにこのコートでは衣装を着るのはちょっとなあ。(^_^;; 結局衣装を着たのはKさんとNさんの二人だけだ。うーん、怪しい・・・。(^_^;; 係の人に入口で記念撮影を撮ってもらってから早速公園の中へ。
 前回来たときと同じようにまずは展示館へ行くが、展示されているものは前回とあまり変わっていない。残念ながらメインのガラス製の管玉や有柄把頭飾銅剣は複製品である。一通り展示物を見てから南内郭へ。
 建物の中を見ていくと、中でたき火をしている建物があった。竪穴式住居は基本的に煙がこもらないような構造になっているはずなんだが結構煙たい。どうやら火をつけたばっかりなのでまだ煙が出ているせいみたいだ。
 近くで昔の土器を使って調理をしている人たちがいたので声をかけてみる。ドングリを湯がいているみたいなんだが、かなりアクが強いもので、以前チャレンジしたときはとてもではないが食べられなかったようだ。ずっとお湯につけておくのは無理があるので長期間水にさらしたりいろいろと試しているようなんだが、未だにいい方法が見つからないようだ。当時はこんなものでも貴重な食料だったと思われるので、何か工夫して食べていたのではないかと言うことで調べているようだ。
 その先の建物でそば茶をいただいてしばらく休憩。むちゃくちゃおなかがすいていたので(ToT)そばの実もすべて平らげるが、湯飲みの底にこびりついてなかなか出てこなくてちょっと大変。ほんの少しなんだがちょっとおなかが落ち着いた感じ。なんかツアー客がやってきたのか人が多くなってきた。最後に見張り台に上ってから北内郭へ。
 相変わらず大きな建物だよなあ・・・。いくら何でもちょっと無理があるように思うんだけどね。(^_^;; 二階は当時の宴会の様子、三階は巫女が信託を受けているところが再現されている。近くの見張り台に上ってから北の甕棺墓列、北墳丘墓を抜けて倉と市のエリアへ。
 一回りしてから時間を確認するとすでに11時になっていた。やばい、もうこんな時間かよ!!お昼は11時半に予約しているのでちょっと間に合わないかもしれない。入口のおみやげ屋に行ってから適当におみやげを買い物をして出発。(11時15分)
 昼食は事前に予約していた鳥栖の花やしきというところなんだが、どのくらいかかるんだろう?(?_?) 誰もはっきりと場所がわからないのでどうしようもない。(^_^;; 鳥栖インターからは遠いと言うことなので下道を走っていった方がいいだろう。
 国道34号線で東に向かうが、思ったよりも車が多くてペースが上がらない。こっちの方だからすかすかだと思っていたのに・・・。
場所を確認しようと連絡を取ろうと思ったが誰も電話番号を控えてきていない。だれかHPのコピーをもってこいよ・・・。(今回はほんとに準備が出来ていない)携帯サイトで何とか電話番号を発見し、連絡を取って道案内をしてもらうが、「丸大ハム」とかお店の看板が目印になっているのがちょっと笑えてしまう。途中から道案内も出ていたので何とか迷わずに到着。(11時45分)15分くらい遅れたけどまあ大丈夫だろう。
 お店はちょっと高そうな感じの庭園があるところで、旅行中には絶対やってこないようなところである。係に案内されて店の奥に進んでいくと、すでに数組のお客がやってきていたが、席はまだ半分以上開いていた。今日は人が少ないのかな?今回は5300円の特選和牛ヒレステーキを予約しているのでそれをお願いする。
 しばらくしてまずはオードブルとしてハムとタマネギが運ばれてきた。
せっかくなのでビールを頼むと(運転を代わる気ゼロ)Kさんも飲むようだ。(こちらも運転を代わる気ゼロ)くまさんは気を遣ってビールは飲まないみたい。しばらくするとピアニカとバイオリンの演奏が始まる。
 オードブルを食べ終わると「ステーキを運んできますので場所を空けてください」とウエイターが言ってきた。しばらくしてジュージューと音を立てながらステーキが運ばれてくる。おお、うまそう!!でも思ったよりも小さいなあ・・・。(自分の感覚)ステーキはこの時点ではまだちゃんと焼けていなくて、最後に自分で焼き具合を調整するようになっているらしい。ステーキなんだけどナイフとフォークではなく箸で食べるようになっているのでご飯も茶碗で出てきている。ありがたい。しかもご飯はおかわり自由である。
 さっそく肉を焼きながら適当に食べていく。やわらかいなあ・・・。おいしい、おいしい。ご飯をおかわりしておなかも十分に満足だ。肉を食べ終わって一息したところでデザートのアイスが出てきた。メニューを見てみるとコースにはオードブル・サラダ・スープ・ご飯・漬物・デザートが付いていると書いているんだけど、今日はスープはなかったのかな?(?_?)
 アイスを食べていると、Nさんから「スープって出たっけ?」と話が出る。いや、出てないよ。メニューには書いているんだけどねえ。「なんかあっちのテーブルはスープ飲んでるよ。」あれ?忘れていたのかな?どうする、文句言う?・・・まあ、中途半端もいやなので聞いてみることにしよう。
 「すみません、自分たちの所にスープが出ていないんですけど、ないんですかねえ?」「え?出てないですか?しばらくお待ち下さい。」しばし待っていると「すみません、お出しするのを忘れていたみたいですので、今から持ってきます。」「今から?」うーん、アイスの後にスープをもらってもねえ。「当店のスープはおいしいですよ。」って言われても順番という物があるだろう。それよりコーヒーとかを持ってきてくれた方がいいのにね。とはいえせっかくだからもらうことになる。
 しばらくしてスープが出てきたが、アイスの後なのでなんか変な感じだ。(^_^;; 「誠に申し訳ありませんでした。コーヒーもどうぞ」とコーヒーが運ばれてきた。「これでコーヒーのお金を取られたら大笑いだねえ。」と領収書を見るとしっかり付けられているが、サービスと書かれていた。数のチェックのために書かないといけないのかな?
 ここは結婚式の会場にもなっているようで、結婚式がもうすぐあるのか礼服を着た人たちの姿がちらほら。コーヒーを飲んで一息ついたところで支払いを済ませてトイレへ。「あれ?小便器がないのか?」と思ったら
硝子張りのところがそうみたいだ。そういえばNさんが「トイレは行かないと。」とか言っていたなあ。しかし向こうが丸見えのところでなかなかできんぞ・・・。(^_^;; 結局大用のトイレで用を足す。準備が出来たところで出発。(13時15分)
 ここから太宰府天満宮に向かうため国道を東へ走り国道3号線へ。いつの間にか眠りに落ちていたみたいで、目が覚めると天満宮の駐車場に入っていた。おおっ、いつの間に!!(13時45分)
 まずは本殿から参道の方へと進んでいく。何か目的のお店でもあるのか、女性陣二人は途中のお店には見向きもせずにかなりのペースで人混みをかき分けていく。しばらく歩いたところで「梅園」というお店へ。かなり有名なところなのかな?何度もやってきていたところらしく、「こんなの前はなかったですよね。」とかお店の店員と話をしている。卵豆腐みたいなお菓子(宝満山)を試食してみるが・・・あまっ!!!ちょっと自分には甘すぎる・・・。(ToT) 二人はいい買い物が出来たのか満足そうである。
 境内の方に向かうが、さっきまでのペースはどこへやら、一気にペースダウン。太鼓橋を渡って境内へと進んでいくが、残念ながら梅は咲いていない。今年は寒い日が多いので開花が遅れているのかなあ?(ToT)お参りを済ませて、3人はお守りを買っていた。
 その先にあるお石茶屋という梅が枝餅のお店へ向かっているようだ。それってNさんのお気に入りのお店?
「え?さだまさしの歌で出てくるやん!?」・・・そうなの?Nさん以外の3人は誰も知らない。どうやら飛梅という歌詞の中でこのお店のことが出てくるらしい。あとで調べたところ、下のような歌詞だった。学生時代に良く聞いていたらしいんだけどね。(1977年発表の作品)

心字池にかかる三つの赤い橋は一つ目が過去で二つ目が今三つ目の橋で君が転びそうになった時初めて君の手に触れた僕の指 手を合わせた後で君は御籤を引いて大吉が出るまでとも一度引き直したね 上り詰めたらあとは下るしかないと下るしかないと気づかなかった天神様の細道 裏庭を抜けてお石の茶屋へ寄って君がひとつ僕が半分梅ヶ枝餅を食べた 来年も二人で来れるといいのにねと僕の声に君は答えられなかった 時間という樹の想い出という落ち葉を拾い集めるのに夢中だったね君 あなたがもしも遠くへ行ってしまったら私も一夜で飛んで行くと云った忘れたのかい飛梅 或の日と同じ様に今鳩が舞う 東風吹けば東風吹かば君は何処かで想いおこしてくれるだろうか 大宰府は春いずれにしても春

 さっそくお店に入って抹茶セットを四人前注文。3人は梅が枝餅の10個入りも頼んでいた。外の席もあるんだが、朝のうちに雨が降っていたようで濡れているため建物の中へ。建物の中も外と同じように小さな座敷がもうけられて、その上にテーブルが置かれている。待っている間、先ほどの歌の話をするNさん。「『君がひとつ僕が半分梅ヶ枝餅を食べた』とか半分食べるやつはいねーよ!!」とかいろいろと話しているが、自分は聞いたこともないなあ・・・。
 しばらくして抹茶セットが運ばれてきた。梅が枝餅は通常のものより(通常の物がどの大きさかよく知らないけどね)もちょっと大きな感じがする。甘いものをそんなに一杯食べられないが、お茶があるので問題はない。お腹も満足して車に向かっているとついに雨が降り出した。ついに来たか・・・。昼くらいから徐々に天気が悪くなってきていたんだけどね。まああとは帰るだけなので良かったなあ。(^0^* オッホホ (15時)
 太宰府から高速に乗って八幡インターから都市高速に乗り換える。くまさんの家に戻ってから車を乗り換えて帰宅。(16時半)思ったよりも早く帰ってくることが出来たなあ。
 01 吉野ヶ里遺跡公園の入口で
 02 相変わらずでかすぎると思われる建物
 03 当時の兵士?(^_^;;
 04 ステーキがやってきた(^0^* オッホホ
 05 変わったトイレ これで用を足すのはちょっと難しい・・・(^_^;;
 06 赤い梅・・・(ToT)
 07 抹茶セットをいただく