まったり〜な
富士川キャンプ 2003


風邪をげっとでちょっと最悪・・・(T^T)

2003年09月13日〜09月17日

参加者はリーダー、とげ、はなさん、ふくちゃん、けいちゃん、おのっち、トーマス、ねね、自分でした。

全走行距離 1,125km

09月13日 37km  自宅→大阪府 南港
 出発の準備を整えてパッキングが完了したところで出発。(15時15分)いつものルートで引野インターへ向かいここから都市高速へ。大里インターで高速を降りて山を越え、名門大洋フェリー乗り場に到着。(16時・37km)
 早速受付をすませてから乗船時間を待つ。さっきから駐車場付近を旅行者と思われるチャリダーがうろついているが、おもむろにトラックに近づいてなにやら運転手と交渉しているようだ。どうやら自転車の搬送代を浮かせるために荷台に乗せてくれないかといっているみたい。たしかに荷台に乗っていれば荷物扱いだからなあ。(^_^;;
 しばらくするとその人とは別のチャリダーがやってきたので話しかける。奈良からやってきている人で途中休憩は入ったが、全国を自転車で回っているようですでに北海道方面はまわってきているようだ。今回もそのまま九州を全部回る予定だったが、急遽用事ができていったん帰らないといけなくなったらしい。また来週の金曜日には戻ってきて旅行を再開するようだ。話をしていると乗船時間になったので早速乗船。(16時15分)
 乗船してからサイドバックだけを取り外して二等船室へ移動。いつもと同じようにテレビの前の場所を確保。乗客は各部屋に5、6人といった程度みたいなのでいつものことながら余裕みたいだ。と言うことで席を二つ分確保。
 早速お風呂へいってさっぱり。湯船の中で柔軟体操をしているおっちゃんがいてちょっとむかつく。(-_-X この後、電池の充電をしていたが、同じように携帯の充電をしようとしてコンセントのところにやってきては自分のがはまっているのを見てすごすごと戻って行く人数名。これは早い者勝ちだからねえ。(^_^;;
 17時になったところでレストランへ。日替わり(600円)、焼き魚(400円)、ご飯(180円)を注文したので1180円のはずだが、何か勘違いしていたのか知らないが980円と言われる。よくわからないが、安いならまあいいや。(^_^;;
 食事を済ませてから部屋に戻って待ち合わせのキャンプ場の確認。事前にリ〜ダ〜から案内の説明と写真が送られてきているのでおそらく大丈夫だろう。なになに「まずは国道一号線から富士川沿いに北上して道の駅「楽座」を目指す」・・・どの道を北上するんだ?いきなり一番最初の目印が分からんやんか!おそらく国道沿いだろうと思って富士川沿いのルートをたどってみるが、そんな道の駅など見あたらない。うーむ、新しい道の駅なんだろうか?国道番号でも書かれていればまだいいが、これだと全く見当がつかないので近くまでいったところで連絡を入れてみよう。
 ルートの検討は最初でつまずいてしまったのでこれ以上は検討しようがない。まだ時間も早いが、明日に備えて早々に就寝。(17時半)テレビの音がうるさいが耳栓をすれば問題ない感じだ。横になるといつの間にか眠りに入っていた。
09月14日 499km  大阪府 南港→静岡県 富士川
 4時半に起きてから出発準備を整える。外に出て空を確認してみると、ちょっと曇ってはいるが雨は降っていないようだ。車両甲板が解放されたところでバイクへいってパッキング。前のいる車が降りるのを待ってから下船。(5時15分)
 南港線を東へ向かい、国道26号線から国道479号線を北上。途中でガソリンスタンドで給油(150km/8.2L)を済ませ、茨木インターから高速へ。この先の京都東から高速に乗っていったん栗東PAに入って休憩。(7時半・23km)リ〜ダ〜からメールが入っていたので確認してみると、県道番号はかかれているが、道の駅の場所がわからない。どうやら新しくできた道の駅のようなので自分の地図には載っていないようだ。電話してみようかと考えたが、こんな時間はまだ眠っているだろうから後にしよう。
 その先の関ヶ原のあたりは相変わらずどんよりしている。まじで大丈夫かというくらいの空模様で、途中雨粒が少し落ちてきてちょっと焦ってしまうが、なんとか無事に通過。そこを抜けると一気に晴れ渡って青空が広がってきた。あまり遅くなるとふくちゃん達に会えなくなるだろうから早めに行かないとと言う意識があったせいか、走るペースはいつもより速めで、120〜140km/h。まあ、普通のバイクの巡航速度なんだろうが、自分としてはかなり早いほうである。(^_^;; このペースで行けば11時頃には到着できるかな?
 渋滞する前に名古屋は抜けたかったので上郷SAまで走っていったん休憩。(9時15分・186km)やはり休日の中日のせいか思ったほど混んではいなかった。場所を確認するためリ〜ダ〜に連絡を取ってみる。さすがにこの時間には起きているだろう・・・。説明にかかれていた道の駅は東名高速の富士川SAと重なってあるらしいので、そこまで分かればあとは前にもらった案内でわかるだろう。このペースで走っていけば到着は11時過ぎくらいだろうと伝えて、給油(215km/9.5L)をすませてから出発。
 途中から車の数も多くなってペースが落ちてしまうことがしばしば。ペースが一気に80km/hに落ちるときもある・・・。部分的に混んでいるところ以外はかなりすかすかなんだけどなあ。どうやら遅い車を抜く中途半端に速度を出している車がいるせいでペースが落ちているようだ。(T^T)
 高速を降りる前にルートの確認とハイカの購入をしようと思って日本平PAへ。(10時45分・340km)売店に行ってハイカの自販機に1万円入れてボタンを押そうとすると
「売り切れ」の表示が・・・。(T^T) 他のボタンも全部一緒で残っているのは5000円と3000円だけ。なんで売り切れる?売店のレジにいって確認してみたがやはり売り切れで在庫はないらしい。なめてんなあ・・・。しょうがないので5000円のハイカを購入。(1万円でも500円しかおまけが付かないので5000円を2枚買っても100円しか差はないんだけどね)これだと料金が足りないと思うが、まああとは現金で払おう。
 現在地をリ〜ダ〜に連絡しようと思って電話をかけてみるがどうもつながらない。うーむ、他にいるメンバーははなさんくらいか?とはなさんにも電話を入れてみるがやはり留守録になってしまう。ふくちゃんはもう出発しているかもしれないしなあ・・・。他には誰かいたかな?メールを打つのもめんどくさいので「もういいや!」と出発。到着はうまくいって11時半くらいか?
 その先に出ていた道路情報を見ると清水から先が12kmくらい渋滞しているようで、沼津までの所要時間が60分とか表示されている。これはしゃれにならないなあ・・・。(T^T) まあ自分はその手前の清水インターで降りるから関係ないか。
 清水インターまであと1kmをきるとなんか左車線に長い車の列が・・・。もしかしてこれってインターを降りる車の列?素直に待つとここでかなり時間を費やしてしまいそうだ。「いいや、いっちゃえ!いっちゃえ!」とインター出口ぎりぎりまで走って路肩を走って料金所を目指す。問題は料金所の手前でどう車に間に入るかだ。(^_^;;
 料金所は全部で5つあり、真ん中はETC専用となっているようだ。しかしなぜかこの渋滞している車の列は一番右のレーンだけに並んでいて、残りの料金所には5台くらいしか並んでいない。「ラッキー!」とばかりに一番左のレーンにはいる。(^o^) どうやら何台かがそのまま右のレーンに並んでしまって出口部分にふたをしてしまい、後ろの車も他のレーンに行けないようになっていたようだ。よかったよかった。料金は予想通りハイカの5200円を超えていたので残りは現金で支払うことになる。
 国道1号線に出るが、こっちも渋滞していてしばらくすり抜けをしていくことになる。その先の信号までは渋滞しているが、その先からすいているようだ。単に高速を出る車が多くてこの信号で渋滞しているだけかな?
 一番前にでて一気に加速したかったが、一番前の車の車間が狭かったので後ろにつくしかない。信号が変わって発進!・・・と思ったが、
なんじゃこの遅い車は?(-_-X 加速は遅いし、やっと速度が出てきたと思っても40km/hくらいしか出さないし・・・。ゆっくり走るなら左車線を走れよ!(-_-X 左レーンがあいたので左レーンに移って抜こうとすると、その車は何を考えているのか何も見ていないのか自分がいるのに左に寄ってくる。何を考えているんだとクラクションを鳴らすと、あわてて右レーンに戻っていったが、そのあともとろとろ右レーンを走って後ろの渋滞を引き起こしていた。(^_^;; ここから一気に加速したのでその後のことは知らない。ちなみに運転手はおじさんだった。
 由比駅から県道396号線に入り、後は道なりに走っていく。信号は結構あるが、走っている車もなく順調、順調。しばらく走ると道の駅「富士川楽座」が見えてきた。リ〜ダ〜からの案内では道の駅をすぎてすぐを左折と書かれているが、すぐってこの道でいいんだろうか?とりあえず道を曲がったところでいったん止まって写真を確認。しかしどう見ても最初の写真と違っているような・・・。そこから200〜300m先を右折と書いてあるので少し先まで走ってみよう。
 少し走ると「野田山緑地公園」という案内板を発見。ここでも止まって写真を確認するが、またもや写真と違う。ふと他の写真を全部見直してみるとなんか写真の印刷した順番と説明にある順番とが違っているだけみたいで今の場所と同じような写真を発見。(^_^;; 「なんだあってるやんか。」とほっとしてこの交差点を右折して山を登っていく。
 その先のY字路を左へ入り、あとは5kmくらい道なりに進んでいけばいいと書かれているが、いきなりダート?と焦ってスローダウンするとその横にちゃんと舗装された道があった。しかし「なんかほんとにこの先進んでいけるのか?」という感じでむちゃくちゃ不安。案内を確認してみると「道がかなり狭いところが点在」とかかれているのできっとここであっているんだろう。この文章がなければいったん引き返していたかもしれない。(^_^;;
 山の中に続く細い道をひたすら走っていくと三叉路の分岐点に到着。左折の道は案内の通り鋭角に曲がっているが、その行き先が富士川市とか書かれているし、写真とも違う。まあ通り過ぎても目印があるからとりあえず先まで進んでみるか。そこから少し走ったところで写真と同じ風景の場所に到着し、ちゃんと案内板も発見。その細い道に入り山を登っていくと駐車場に到着。(11時45分・377km)途中木々の間から眼下の町並みが見えてなかなかいい眺めだった。
 駐車場には車がかなり止まっていてスペースがほとんど空いていない。階段のすぐしたあたりにバイクが3台止まっていて、その隙間にもう一台止められそうなのでそこのつっこんでバイクを止める。止まっているバイクはDRとDTとXRである。「DRがあるのでもうとげは到着しているのかな?DTははなさんのか?で、
この赤いXRはトーマスの?リ〜ダ〜のバイクが見あたらないなあ?まさか車やないよなあ?ふくちゃんはやはり車で参加みたいだなあ。」とか思いながらパッキングをはずす。
 とりあえずサイドバックだけもってキャンプ場内へ。結構人がやってきていてどこにみんながいるのかよく分からない。適当に奥の方に歩いていくと見たようなメンバーがいすに座ってくつろいでいるのを発見。リ〜ダ〜、とげ、はなさん、ふくちゃんがくつろいでいる。「ひさしぶり!」と少し話して言ると「けいちゃんもまだいるよ」といわれて振り返るとテントの前でけいちゃんもくつろいでいた。しかしトーマスの姿は見えない???(?_?)
 どうやら自分が連絡を入れたのが清水インターか下の道の駅からで「遅いなあ?迷子になったんか?」と思っていたようで、とげが探しに行こうとしていたらしい。携帯を確認してみると着信が数件入っていた。だって携帯がつながらないんだもんなあ。実際にドコモの携帯はアンテナが3本立っていると思ったら次の瞬間に圏外になったりと、かなり電波の調子が不安定なようだ。auも同じ感じで、一番安定してはいるのはJフォンらしい。珍しいこともあるものだ。(^_^;;
 先にテントを設営しないといけないので他の荷物を取りにバイクのところへ。リ〜ダ〜がついてきて手伝ってくれるようだ。(単にこの後のことを話したかったため手伝いに来たようだ)
「自分のダカールは見た?」「え?バイク置いてた?(?_?) 奥の方に止めたん?」「いや、手前の方にダカールがあったでしょ?」「・・・!そうか!(@_@) 掲示板に書いていたのはこれのことだったのか!着いたときにナンバーまで気にしなかったわ!」ということで先ほどトーマスのかと思ったバイクはリ〜ダ〜のだったことが判明。走行距離はまだ270kmと慣らしも終わってない状態ではないか。今回のキャンプはこれを見せたいがために企画したんだろうか?(^_^;;
 荷物を運んで戻るとふくちゃんはテントを撤収して片づけに入っていた。自分も荷物の整理をするためにテントを設営して着替えを済ませる。このあとは適当につまみを食べながらだらだらと過ごす。なんか一人でひたすらしゃべっていたような気がするが気のせいとしておこう。(^_^;; 日差しがきついので日向にいると結構暑いが、日陰にはいるといい風が吹いていい感じである。気温が結構低いようなので夜は寒いかもしれないなあ。さすがにおなかも減ってきたので遅めの昼食に向かうことにする。(13時45分)結局どっかに走りに行くと言っていたのは言っていただけだったようだ。(^_^;;
 ふくちゃんたちはそのまま帰るようで、残りのメンバーはバイクで行くことになる。ふくちゃんの車を先頭にリ〜ダ〜、とげと出発し、少し遅れて自分とはなさんが出発。道の横を抜けるときに初めてこの道の駅がSAとくっついていることが分かった。もしここまで迎えに来てくれるんだったらこの駐車場にバイクを止めて行った方がかなり早くキャンプ場に行くことができるなあ。(^_^;;
 県道10号線に出てから北上し、県道78号線へ。途中の富士川河原の景色がなかなかいい感じ。なんか徐々に天気が悪くなり始めちょっと雨もぱらつき始める。海の方はまだ青空が見えているんだけどなあ。(T^T) 富士宮市の町中にはいるとさすがに車が多くなって渋滞してきたが、車がいるので素直に待つしかない。最後の方はかなり細い路地に入っていくので、また来いと言われても行くことはできないだろう。(^_^;; なんとか雨が降る前に、目的地の「ソバージュ」に到着。(14時半・395km)
 駐車場がよく分からないが、バイクはとりあえず通路の奥の方に入れても大丈夫だろう。ここでついに雨が本降りになってきたが、ぎりぎり間に合って助かったなあ。店のおばちゃんを呼んで車を止める場所を聞いてからふくちゃんが車を移動。なかなか戻ってこないなあと思っていたらどうも車の調子が悪いようだ。(これがこのあとさらなる悲劇につながるとは誰も思いもしなかった)
 店は民家を改造した6〜8畳くらいの広さなので全部で10人入れるかどうかという程度。メニューは焼きそば、しぐれ焼きというそば入りのお好み焼き、普通のお好み焼きの3種類で具は追加することができるようだ。リ〜ダ〜が言うには初めてなら焼きそばがおすすめとのこと。ということでそれぞれ注文するが、どうもうまく聞き取れないようで、最後は「これに書いてくれる?」とメニュー表を渡される。(^_^;;
 で、自分とはなさんととげは焼きそばの肉・卵入り、リ〜ダ〜はしぐれ焼きの卵入り、ふくちゃんはしぐれ焼きのミックス、けいちゃんはお好み焼きのミックスを注文。「それじゃあ、焼きそばから作ろうかね!」ということで同時に作ると言うことはやらないらしい。まあ鉄板の大きさを考えるとちょっとつらいかもしれないからねえ。
 「お茶はそこにあるのを適当に出してね」といってスナックで出てくるようなケースで氷を持ってきた。後はいろいろ話しながら焼き上がるのを待つ。できあがったところで早速ご賞味となるが、喉も渇いたしまだ一時いるだろうと言うことで自分とはなさんはみんなと違うものを飲み始める。(^_^;; 焼きそばはなんか普通のと違ってソースの味と言うよりだしの味がする感じのものでなかなかグッド。このあたりでは普通の味らしい。そこに入っている漬け物を食べていいよと冷蔵庫から漬け物を取り出していただく。
 続いてしぐれ焼きとお好み焼きに取りかかるが、メニューで混乱して、一回一回「何入りだったっけ?」と確認してくるおばちゃん。こっちもおいしそうだが、さすがに焼きそばとお好み焼きはつらいだろう。また今度来たときにお好み焼きの方は食べることにしよう。「サービスにネギ焼きを焼こうかね」といって続けてネギ焼きに取りかかる。ネギ焼きはその名の通りネギだけが入ったお好み焼きでなかなかおいしい。おなかも気分も十分に満足した感じである。(^o^)
 ここに来てからすでに1時間以上たっていて、雨もすでにあがっているようだ。あまり遅くなってもつらいしと言うことでそろそろ出発準備に取りかかる。支払いを済ませようとするが、電卓を使っているのに計算がうまくできないみたいなので代わりに計算する。(^_^;; 「全部で3710円」というと、みんなの払ったお金もちょうど3710円でぴったり!みんな小銭で払ったのでかなり細かかったが、「小銭がほしいからちょうどいいよ」と笑顔で受け取ってくれた。おみやげにこれを持って帰りなさいとチーズケーキのサービス。
 土産のチーズケーキはけいちゃんにあげるのだろうと思っていたんだが、「Muさんこれ入る?」ともって帰る気満々のリ〜ダ〜。(-_-) で、結局みんなにつっこまれてけいちゃんのお土産となる。(^_^;; ここで店のおばちゃんとふくちゃん達に見送られて出発。(15時45分)
ちなみにふくちゃん達の車は名古屋で一度止まり(T^T)、バッテリだけ換えて再出発したところ、竜王(滋賀)で再度撃沈!(T^T) 結局親戚の家に車を置かせてもらってJRで帰ったようだ。ふくちゃんは結構焦っていたようだが、けいちゃんはその状況を楽しんでいたようである。(^_^;;
 この後はリ〜ダ〜達が前に行った温泉に行くつもりだったらしいが、そこはここからさらに離れるようなのでそれはちょっとつらい。来る途中に温泉の案内が出ていたのそっちに行ってみようと言うことになって来た道を引き返す。県道10号線に入って北上するとところどころに温泉(温泉の名前は忘れた)案内の看板を発見。途中から「新稲子川温泉・U Trio」という案内を見るようになるが、最初に出ていた温泉と名前が違うんだけど・・・。まあ、温泉は間違いなくあるからいいか。
 途中で最初の看板に出ていた温泉があったが、ここはどうやら旅館かなにかの外浴のようだ。前を走るリ〜ダ〜はこの温泉には目もくれず通り過ぎていった。どんどん道が細くなって来て「ほんとにこっちにあるのか?(?_?)」と不安になり始めるが、案内は出ているから間違いないだろう。ほんとに田舎道のようになってしばらくすると温泉センターらしきものが見えてきた。近くの駐車場はいっぱいなので歩道にバイクを止める。(16時半・413km)
 かなり奥まったところにあるんだが、結構やってきている人が多いみたいで休憩室も満席になっているようだ。リ〜ダ〜が値段をチェックに行くと「ふくちゃんには向かないところかもしれない」といって戻ってきた。どうやら1時間で500円、3時間で1000円となっているらしい。(-_-) さすがに3時間はいないが、1時間半〜2時間はほしいよなあ・・・。仕方ないとあきらめて1時間の料金ではいることにする。ちなみにこの値段は温水プールが併設されているせいのようだ。これならプールの値段を追加料金にしてほしいものだ。(^_^;;
 温泉は内湯と露天の二つで、それなりの広さ。休憩室は一杯だったがこっちの方はそれほど混んでいないので助かる。早速体を洗ってから露天風呂につかってみんなと話をしながらくつろぐ。お湯が塩素臭いのはちょっとやめてほしいところだが、これだけの大きさになるとお湯の噴出量も間に合わないんだろうなあ・・・。(ちなみにあとでHPを見てみるとお湯の噴出量が多いのでこれだけの規模にしたという感じに書いてあったが、それなら循環式にするなと言いたい)
 ふと気がつくともうすでに17時になっているではないか。ということであわててお風呂から上がって休憩室へ行くと、先ほどまで混んでいた休憩室もすでにだいぶん空きが出ていたので場所は確保。お風呂から
「やはりお風呂上がりにはコーヒー牛乳だろう」と話していたので無性に飲みたくなっている。(^_^;; はなさんが売店に向かったので自分の分も頼むが、「信じられん!牛乳置いてないよ」と何も買わずに戻ってきた。まじで?(ここまで言うことなのかどうかは別として)何でお風呂に牛乳がない?
 売店はかなり立派なもので小さな弁当とかまで置いているんだが、瓶牛乳どころか紙パックの牛乳も置いていないではないか。「なんか牛乳がないと言うことでかなり評価が下がるよねえ」と入場時間に続き、さらにとどめを刺してくれた。さすがに喉が渇いているのでアクエリアスを買ってテーブルでくつろいでいると他のメンバーもあがってきた。
 とげは緑茶を買ってきたが、缶を開けたところで
「なんやこれ?変なものが入ってるやん!腐ってんのとちがうん?(@_@)(実際は名古屋弁)」とちょっとびっくりした声を上げる。缶を見てみると「こな雪抹茶」と言う商品で「粉末入り」と明記されている。「とげ、ちゃんと書いてあるやん!」とみんなからのつっこみ。(^_^;; 続いて少し飲んでまたまた一言。「なんや、むちゃくちゃ甘いやん!(-_-X (しつこいようだが名古屋弁)」で、缶には「ミルク25%入り」とかかれている・・・。ちゃんと中身を確認してから買うようにしようね。(^_^;; まあ、缶は緑で緑茶とかかれているから普通はただの緑茶とは思うだろうけどね。
 少しくつろいでいるともう時間だということであわてて外へ。さすがにまだ出発する気も起きないので表にあるベンチでしばらく休憩。到着したときに子供達が遊んでいた竹馬が置いてあったので自分たちもちょっとチャレンジ。なんか足を乗せる部分が小さくてなんかうまく乗れない。一番うまく乗れていたのはとげかな?リ〜ダ〜ははじめから「やめとこ」とチャレンジしなかった。体も落ち着いたところで出発する。
 キャンプ場に戻る前に買い出しへ。ここの店は氷が無料でお持ち帰りできるようなので氷代だけでも安くついてうれしいなあ。肉はまだあるということなので野菜などを中心に購入するが、なんかいろいろ入れていたら思ったよりも量が多くなってしまった。まあ、明日の朝か昼くらいまでかかれば全部食べられるだろう。
 ここから山を登ってキャンプ場を目指すが、真っ暗の上に道が狭くてかなり怖い。曲がりくねっているので道がどっちに続いているのか分からないし、前にリ〜ダ〜が走っているのでハイビームにもできなくてかなりつらい状況。(T^T) なんとか暗闇の中走り続け、キャンプ場に到着。(18時半・436km)
 まずは荷物の整理をしてからコンタクトレンズをはずす。完全に暗闇の中だったので手探りで右目のコンタクトレンズをはずして溶液にいれる。しかしさすがに真っ暗の中でやるのは怖くなってきたのでヘッドライドに明かりをつけて先ほどコンタクトを入れた溶液ケースを照らすと・・・
コンタクトがない!まじで?手にひっついて地面に落としてしまったのか?「コンタクト落としてしまった!(@_@)」ということでみんなもうかつに近寄れない。どこに落としたんだろうと思っていると・・・なんか両目ともよく見えるな?あれ?コンタクトはずれてないやん。(^_^;; さすがにみんなに「なにやってんだか?もちろんこれもレポートに書くんだよね」とつっこまれる。間抜けなことをやってしまったが、落としたわけではなくてよかったなあ。
 みんなそろって一段落したところで乾杯!しばらくつまみをつついてから炭の準備ができたところで焼き肉に取りかかる。昨日買ってきている肉がまだ二パック残っているので全部食べきれるかな?網の上に肉を置いていくと・・・すぐにパックの底が見えてきた。あれ?なんとパックの底はかなり沿って上げ底になっており、いっぱい肉が入っていると思ったが、一枚ずつ並べられているだけと言うことが判明。なんてこった!(-_-X これだと肉は買い足していた方が良かったかもしれないなあ。このあとは延々と話しながら焼いたものを食べていく。
 トーマスは出発したのが遅かったようなのでまだかかるだろう。おのっちも仕事が終わってからこっちに向かっているようだ。二人ともバイクで来ることはないだろうなあ。おのっちがモンキーでやってきたらすごいんだけどね。おのっちはともかくトーマスは無事にやってこれるかが問題だなあ。自分がもらったメールをトーマスにも送っているらしいけど、夜だとつらいからなあ・・・。
 おなかの方もだいたい満足してだらだらとくつろいでいるとおのっち登場。(21時)やはりバイクで来るのは断念して車でやってきたようだ。続いてトーマスもやってきた。(12時半)ここでトーマスから意外な事実が判明。
「なんかねねがこっちに向かっているらしいんですけど、連絡ありました?」って、ねねやってくるの?ちなみにリ〜ダ〜には連絡が入っていないようだ。(ねねに後で確認したところ、メールは送ったらしいが届かずに戻ってきたらしい)「なんか今から出発しますってさっき連絡が入りましたよ」今から出発と言うことは、到着は2時半くらい?みんな寝てるんとちゃうか?(^_^;;
 このあともビールを飲みながらくつろいで夜は更けていく。さすがに疲れが出てきたのか眠気が襲ってきてしゃれにならない状態になってきたので先にテントに撤収。(0時)やはり高速移動は予想以上に体力を使ったのかもしれない。しかもしゃべりすぎたのか喉の調子もよくないし・・・。このあとおのっち、リ〜ダ〜も眠りに入ったようだ。
 ふと目が覚めるとなにやら近くでテントの設営をしているような音がする。どうやらねねが到着してテントを建てているようだ。時間を見てみると予想通り2時半だった。テントの外に出るとはなさん、とげ、トーマスが起きていてリ〜ダ〜とおのっちは眠りに入ってるようだ。自分の隣のテントからは豪快なリ〜ダ〜のいびきが聞こえている。(^_^;; このあと1時間くらい話をして再度寝ることにする。(3時半)
 01 なんか見慣れぬバイクが一台
 02 あいかわらずまったり・・・
 03 ソバージュ内部
 04 焼きそば完成!おいしそう・・・(^o^)
 05 変な緑茶を飲むとげ
 06 はなさん竹馬にチャレンジ 顔はマジで真剣です
 07 夜中になってねねが登場
09月15日 143km  静岡県 富士川→長野県 上諏訪
 どうせ出発は昼前になるだろうからゆっくり寝ていようかと思っていたんだが、テントの中が暑くなってきて目が覚めてしまう。時計を見るとまだ6時半なんだが、とてもではないが寝ていられない。(T^T) 昨日の寝た時間を考えると3時間ほどしか経っていないんだが、けっこう目覚めはいい感じ。「・・・もう我慢できるか!(-_-X 」と、テントの外へ。
 外に出ると思ったよりも気温は低くちょっと寒い感じ。しかしテントの中に風が入り込まないのでやはり寝るのはあきらめた方がいいだろう。夕べから喉の調子はよくなかったが、昨日よりもさらに悪くなってしゃべるのがちょっとつらい状況になっている。これはどうやらしゃべりすぎで喉がいかれたのではなく、風邪をひいたようだ。(T^T)
 リ〜ダ〜のテントからは相変わらず豪快ないびきが響いている。自分と同じように日に照らされているのによく寝られるもんだ。(^_^;; 残念ながらこの日はかなりもやっていて富士山の姿はうっすらとしか確認できない。(T^T) 自分の横に張っているトーマスも状況は一緒のようでとても寝られないと外に出てきたが、まだ全然寝たりないようでベンチにマットと寝袋をひいて眠りに入ってしまった。続いてねねも暑さに耐えられず出てきた。他のメンバーはまだ起きてきそうにないので付近の片づけを済ませ、いらないものを燃やす。ちなみにはなさんは車の中にエアーマットまでひいて寝ているのでかなり寝心地は良さそうだ。(けいちゃんはかなりこのエアーマットを気に入っていた)
 8時前にリ〜ダ〜、とげ、トーマスも起きてきたので炭をおこして朝食に取りかかる。今日の朝食は食材を全部使うつもりなので盛りだくさんになりそうだ。朝食係はリ〜ダ〜に任せて、しばらく見学。メインは焼きそばとベーコンエッグで、できあがったところではなさんとおのっちを起こして朝食となる。(8時半)
 このあとはもんじゃ焼きを作ったりしながらいつものようにだらだらと過ごし、なかなかみんな重い腰を上げようとはしない。(^_^;; やはり昼前に出発することはなさそうだ・・・。今回は珍しく買っておいた食材をほとんどすべて使い切ってしまった。いつもは何かしら残ってしまうんだけどね。
 さすがにいつまでもこのままくつろいでいても仕方がないので11時頃から撤収を開始。まずは荷物の整理をしてからテントを撤収。ゴミはほんとに燃えないもの以外はほとんど燃やしてしまったのでかなり怪しい煙ができていたがあまり気にしないでおこう。さすがにペットボトルや缶、瓶は車の人に持ってかえってもらうしかない。最後に忘れ物がないかのチェックをして出発。(12時15分)いったん山を下りたところにあるコンビニまで行くようだ。
 ここでお茶と喉が痛いので飴を購入。トーマスはソフトクリームを買っていた。しばらく飴を食べているとなんか変な食感が・・・。おかしいなあと取り出して見てみると飴の中になんか変なものが埋まっている!と思ったら梅の種が入っているようだ。(^_^;; 先ほど買った飴の袋を見てみるとしっかりと梅の種入りと書かれている。「きっとこの梅干しの種は工場でおばあちゃん達が一つ一つ口で取り出しているんだろう」とか馬鹿なことで盛り上がる。(^_^;;
 昨日の食材の精算をすませるが、一人1100円とかなり安め。まあテント代とかバンガロー代もなかったし、食材もそれほど買っていなかったからなあ。ビールもはなさんの差し入れがあったし。今から出発しても途中で渋滞しているだろうから2便にも間に合わないだろう。もともと明日も休もうと思っていたので諏訪湖の方をまわって観光しながら明日のフェリーで帰るとするか。とげと一緒にみんなを見送ってから最後にとげに見送られて出発。(13時15分)
 喉の調子が悪いので、先ほどの飴を食べながら走っていくが、メットをしていると種が捨てられない罠。(T^T) 県道10号線から国道52号線に出ようと思っていたが、その前の県道190号線を抜けた方が良さそうだ。国道に出てから少し走ったところでガソリンを給油。(257km/12.1L)さすがに寝不足のせいか眠気が襲ってきてしゃれにならないので道の駅「とみざわ」に入っていったん休憩していくことにする。(13時45分・26km)日向にいると日差しが強くて暑いが、日陰にはいると結構涼しい感じでバイクにはちょうどいい季候になってきたなあ。
 あまり大きな所ではないんだが、なぜか人が多い。観光バスとかも入ってきているので近くにこういう休憩するところがないのかもしれない。早速仮眠をとれるような場所を探すと、塔みたいな建物の下が休憩所になっていてベンチが設置されている。ここで休憩しようと思ったが、喫煙所にもなっているようなのでその建物の外側にあるベンチで寝ることにする。「さて、寝るぞ!」とうつぶせになっていると「北九州から来られたんですか?」という声が・・・。「???まさか自分に話しかけているのか?(?_?) さすがに北九州と言ったら自分のことだろう。でもこんな体制になっている人に声をかけてくるかな?(?_?)」とちょっと考えて起きあがってみると、自分の横にライダーらしき人が座ってこっちを見ていた。
 彼は浜松からやってきているライダーで一昨日は藤枝、昨日は富士宮の友人のところに泊まって今日家に戻るらしい。バイクに乗り始めてまだ1年とちょっとでツーリング回数も数えるほどみたいだ。やはり旅行の話をするとかなり乗ってきて旅行先の安い宿やおすすめの場所などいろいろ話をする。(喉が痛いのによく話したものだ・・・(^_^;;)30分くらい話したところでお互いの無事を祈り出発。(14時15分)仮眠はとれなかったがとりあえずの眠気はなくなったので大丈夫かな?
 やはり考え方が甘かったようで、出発するとすぐに眠気が襲ってきてしゃれにならない状況に陥る。(T^T) ひたすら眠気と戦いながら走っていくが、どうやっても眠気は覚めてくれない。さすがにこのままでは危ないと思って途中にあったパーキングに入って地図を確認。その先が国道になっているので場所はすぐに判明したが、かなり北上していて途中で寄ろうと思っていた久遠寺は通り過ぎていた。
「いつの間にこんなに走ってきたんだ?」と考えるが、途中の記憶がほとんど残っていない状態。(^_^;; マジで危なかったようだ・・・。(T^T)
 出発するとすぐに「さかさ銀杏」とかかれた上沢寺の案内板があったのでちょっと寄っていくことにする。ここまででかでかと看板が出ているのですごいのかなと思って境内に入っていくが、「で?(-_-)」と言う感じ。そうそうにバイクのところに戻って出発することにする。
 途中で今日の宿に連絡を入れる。今日泊まろうとしているのは諏訪湖湖畔にあるスワコ遊遍館YHと言うところだ。早速電話をしてみると部屋の方は十分に開いているようだ。まあ、明日は平日なのでよっぽどでないといっぱいと言うことはないだろう。料金や場所などを聴くと「ガイドにも書いてあるように3200円です」とか、「ガイドにも書いているように高木という交差点を曲がったところです」とか、
何かというと「ガイドに書いてあるように・・・」としつこい!(-_-X ガイドがないから聞いているんやないか!(-_-X 素泊まりとしてはちょっと高めのYHだが、まあよしとしよう。
 宿の確保も出来たし、時間も結構遅くなってきたので後はまっすぐ宿に向かうことにしよう。国道20号線に入ってひたすら諏訪湖を目指して走っていくが、思ったよりも距離があって大変だ。喉の調子も相変わらず悪いし・・・。眠気が無くなってくれたのが唯一の救いか?
 電話で聞いていた高木という交差点を発見し、右折して山を登っていくとユーペンハウスという看板が見えてきた。たしかこういう名前の看板が出ていると言っていたと思うが・・・自信がない。YHのマークでも出ていればいいんだが、見あたらないしなあ。たぶんあっていると思うが、とりあえずもう少し先まで行ってみるかと坂をさらに登っていくが、やはり他にそれらしき建物はないのでUターンして先ほどの看板の駐車場へ。案内に従って奥の方に入っていくとYH協会のマークが出ていたのでほっとする。(17時45分・143km)どうやらYH協会には入っているが、これとは別に普通の宿としても経営しているようだ。駐車場にはもう一台名古屋ナンバーのバイクが止まっているので、おそらく同室になる人だろう。
 「大きな荷物は温泉の横のロッカーに入れるように」との注意書きがあるのでどこだろうと探してみるが近くにそんな建物は見あたらない。どうせ一回で運ぶのは大変なので、部屋に入れる荷物だけ持って建物の方へと入っていく。道路から20mくらいの通路になっていて、その途中には喫茶店みたいな建物が建っている。この途中に温泉の建物もあり、ロッカーも発見する。
 受付に行くと、先ほど電話で対応したと思われるおばちゃんが座っていた。宿泊料金は3200円となっていたが、温泉料金(150円)と消費税がかかって一泊料金は3510円となる。まあ普通の宿に泊まるに比べたらかなり安いんだけどね。館内の簡単な案内の後部屋へ。今日は自分の他に2名宿泊客がいるようだが、このときはどっかに出かけているようで姿は見えない。
 バイクの所に他の荷物を取りに行って必要のないものは途中のロッカーに入れていく。部屋に戻ってから荷物の整理をしていると温泉に入っていた名古屋のライダーが戻ってきた。さすがにおなかもすいてきたのでしばらく話をしてから出発。カウンターには近くのステーキショップ「カナディアンロッキー」がおすすめと書いてあるが・・・。結局彼はこのステーキショップに行くらしいので自分も同行することにする。まあ、一人で食べるよりは二人で食べた方がおいしいだろう。(^o^)
 坂を下って諏訪湖畔に出たところにあるお店に到着。表の案内を見るとステーキとは言ってもそんなに高くなさそうな感じだ。席に案内されてメニューを見てみると、セットで1300円くらいと確かに安いが、肉の量は150gと結構小さめ。体調が悪いとはいえ食欲は落ちていないのでこれはちょっと足りそうにない。ほんとは300gくらいほしいが、それだとかなり高くなってしまうので200gで我慢(1680円でサラダとライス、飲み物付き)。つけあわせのご飯は値段は変わらないと言うことなので大盛りにしてもらう。自分たちが入ってから一気にお客が増えて店内の席はかなり埋まって来だした。タイミング的にはちょうど良かったかもしれない。
 彼は数年間車のメーカーに勤めて整備をやっていたが、2年前に会社を辞めてからオーストラリアにバイク旅行に行っていたらしい。1年間でほぼ一周して昨年の5月に戻ってきたようだ。今は行きつけのバイク屋で働いているようだが、お盆、年末年始、GWは数日間の休みが取れるので結構満足しているみたいである。定休日は火曜日なので明日も休みを取って旅行にやって来たらしく、昨日は自分と同じく友人とキャンプをしていたようだ。
 料理の方はもちろん和牛などではないのでそれほどおいしくはないが、この値段だからしょうがないか。(^_^;; おなかの方も満足したところで席を立つが、このときにはすでに席は一杯になっていて表には順番待ちの列ができていた。まじで、もう少し遅くやってきていたらやばかったかもしれない。
 せっかく温泉料金も払っているんだから温泉に入らないともったいない。準備をしてから温泉に行くと、ちょうど誰もいない。というか泊まり客もほとんどいないので一杯と言うことはないだろう。(^_^;; しばらくするともう一人お客が入ってきたが、何も話はしなかった。しかしお風呂にはいるときは一回くらい体を流してから入ってほしいものだ。
 体もさっぱりしたところで部屋に戻って荷物の整理。明日早く出発するのでできるだけ荷物はすぐに持ち出せるようにしておかないと。談話室があるようなので体調が良ければいってみたいところだが、こんな状態なのでやめておいた方がいいだろう。他の人にうつしても悪いしなあ。ということでそうそうに就寝。(-_-zzz(20時半)ちなみに他の二人は談話室に行ったようで、かなり遅い時間になって戻ってきたようだ。
 08 朝からお昼までまったり・・・
 09 いつものように集合写真 ジャンプ写真はほとんど飛んでいない人が・・・(^_^;;
09月16日 409km  長野県 上諏訪→大阪府 南港
 5時半に携帯の振動で目が覚める。やはり喉の調子は悪いままで全く良くなる傾向はない。他の二人はまだ寝ているのであまり音を立てるのも悪いだろう。ってことで静かに部屋の外に荷物を出してから荷物の整理をすませる。パッキングをすませて出発。(6時)
 このままフェリー乗り場に向かってしまうと昼前に到着してしまうので、もちろん観光していくつもりだ。さすがにこんな時間から普通の記念館とかは開いていないだろうから近くにある諏訪神社に行ってみることにしよう。前来たときに春宮の方を見ていったように思うので、今回は秋宮へ。国道20号線に出てから北上し、国道142号線に入ってから諏訪大社秋宮の駐車場へ到着する。
 さすがにこんな時間に観光客はいないようだ。境内へと進んでいくと拝殿と神楽殿が見えてきた。なかなかいい感じの建物で見応えはあるが、さすがに拝殿の中へは入れないようだ。境内を一回りしてからバイクの所に戻って出発。
 さすがにお腹も減ってきているので、近くにあるセブンイレブンへ。ここでサンドイッチを2つ買って、これを食べながらこの後のルートを検討する。時間を考えると妻籠・馬籠あたりまで走ってから中津川から高速に乗るくらいはできるだろう。なんかあまり食が進まなくて結構無理して食べることになった。
 国道20号線に戻り塩尻峠の山越え。一気に坂を下って、その先にある道の駅「小坂田公園」へ。(7時・19km)なんか夕べからよく大きな蛾を見かけるが、ここのお手洗いでも壁に一杯止まっている。
 塩尻の町中を抜けてから国道19号線を南下。地図を見る限りではこの国道沿いには昔の木曾街道の宿場町があるが、当時の面影を残している妻籠、馬籠以外はたいしたことないと記憶している。(^_^;; 途中に何か目を引くところがあれば寄っていくことにしよう。宿場町跡の案内が出ているがそれは寄らずに通過。一気に南下していくと途中から「寝覚の床」という案内板が出てきてちょっと気になり始める。これはいったい何なんだろう?徐々にその観光地までの距離は近づいていき、ついにその場所に到着する。
 有名な観光地になっているのか、近くには有料の駐車場の案内が(500円)結構立っているが、もちろんまだ開いていない。しかし「寝覚の床」っていったいなんなんだ?土産屋の駐車場が開いていたので展望台と書かれているところに行ってみるが、眼下にちょっと変わった感じの川が見えるだけ。この奇形がその場所なんだろうか?近くに説明版はないか探してみるがそんなものは見つからない。見つかったのは浦島伝説のふるさとという「浦島太郎は海辺の村に住んでいたはずなのに」とよけいに気になる短い説明文だけである。(T^T) 下に降りる遊歩道が造られているようだがそこに行くための通路が封鎖されているので行くことができない。「行けないんだからしょうがないなあ」と結局あきらめて出発。
 そこから少し走ったところで道の駅「浦島(うら)ねざめ」という看板を発見。「道の駅?」と思いながらその案内板の方に坂を下っていくと大きな駐車場になっていた。ここからも先ほどの遊歩道につながっているようで「寝覚の床」の案内板が出ている。料金も別にかからないようなので、ここに止めて行ってみるとするか。(8時半・77km)
 遊歩道は舗装されているわけではなく、かなりぬかるんでいてちょっと危ない。林の中を抜けると先ほど上から見えていた遊歩道と合流。ここからの見える眺めが寝覚の床と言われるところで、地質学的にも珍しいところらしい。近くの説明版を読んでみると、竜宮城から帰ってきた浦島太郎が放浪の旅に出て、最後にたどり着いたのがここと言うことのようだ。通りで海から離れているはずだ。この奥に浦島堂という建物があるようなのでせっかくだからいってみることにしよう。
 しばらくは遊歩道がちゃんと整備されているんだが、途中から大きな岩がごろごろしているだけの河原になってどっちに進めばいいのかよくわからなくなる。とりあえず建物に向かって歩いていけばいいだろうと通れそうなところを選んで進んでいくが、途中で分かれ道になってどっちに行けばたどり着けるのか分からない状態。・・・右かなと進んでいくが、どう考えても建物の方には行けそうになくなってきたので引き返すが、この途中で蛇を見つけてちょっとびっくり。マムシみたいだったな・・・。
 先ほどの分岐点から左に進んでいくとあっさりと浦島堂に到着。ここは玉手箱を開けておじいさんになってしまったと言うところらしいが、建物は小さなほこらで奥に「浦島大明神」とかかれた碑があるだけだ。しかしいつから浦島太郎が神になったんだろう・・・。特に来た意味はなかったなと思いながら引き返すことにする。
 最短ルートで行けるかなとまっすぐに進んでいくと、来るときに「ちょっと通るの大変そうだからまわっていくか」という所にでる。あのまままっすぐ来ていればすぐに到着できていたんだなあ。この途中で石に青いペンキか何かで矢印が書かれているのを発見。よくよく見てみると、そこらの石にずっとルートが書かれていたようだ。しかしほとんど消えかけているから普通は気がつかないぞ・・・。やっと通常の遊歩道に戻って来た道を戻り、一段落したところで出発。(9時15分)
 後は国道に沿って走っていけば妻籠に到着できるようだ。案内板に従って国道256号線に入ると妻籠の駐車場が見えてきた。そのまま反対の入口の駐車場まで行ってみたが、結局駐車料金はどこも一緒のようだ。しかしなんか商売に走ってきた感じでいやだなあ・・・。一番便利だろうと言うことで中央駐車場にバイクを止めて観光へ。(10時・108km)
 まだ人の通りが少ないが、それでも団体客の姿が少し出始めていてちょっとうっと惜しい。やはり朝一に来ないと「いかにも妻籠!」といった雰囲気は味わえないのかな?
 町のメイン通りを歩いていき、妻籠宿本陣というところへ。最近になって復元されたようで(前に来たときはなかったように思う)、中を見ていこうと門を入ると料金所があるではないか。料金を見るとなんと300円と結構高い。「復元された建物で300円とはちょっと高いんではないか?」ということで入るのはやめてここを後にする。近くにいたカップルも入ろうとしたところで料金所に気がついて入るのをやめていた。
 その先に脇本陣奥屋と歴史資料館というところがあり、こっちの建物は結構年代もありそうなので入ってみることにしよう。入館料は600円で先ほどの本陣とのセット料金は700円となっている。「このセットだったらまあ本陣も行ってもいいかな」と考えたが、いったんやめているのでもうここだけでいいか。無料でこの建物の案内もしてくれるようなのでいいかもしれない。
 早速中に入って説明を受けようと思ったらなんかガイドに引きつられて団体客がやってきた。なんてこった!(T^T) おかげで先ほどまで静かだった建物の中が一気にうるさくなってしまった。この団体客がそろったところでガイドの案内が始まるようなので先に一人で二階とか建物を見て回る。そうこうしているうちにガイドさんの説明が始まったようで、一階からこの建物の説明が聞こえてきた。人が多くてうっと惜しく思ってあまりまじめに聞く気が起きず、適当に案内を聞きながらある程度聞いたところで奥の歴史観に移動。
 ここで妻籠に関するビデオを見ていると団体客もやってきた。ちょうどビデオが終了したのであとは展示されている妻籠の資料を見ながら進んでいく。現在はみんな古い形式の建物になっているが、一時期は新しい家も建っていたようだ。その後、保存会が発足して新たに建てる場合も景観を壊さない形に立て替えられたようだ。まあ、とはいっても内装は現在のものと変わらないんだろうけどね。
 さらに奥の方に歩いていくと、メイン通りからはずれて一気に人の通りが少なくなる。奥には水車や高札などがあり、そのさらに奥に「鯉岩」という大きな岩があるが、明治の地震で頭の部分が落ちてしまったらしく、とても鯉には見えない。この奥には特に何もないようなのでここでUターンして来た道を戻っていく。
 さすがに観光の時間になってきたのか、通りを歩く観光客の数は倍増。途中の公衆電話で今日のフェリーの予約を取ってひとまずは安心。時計をみるとすでに11時をまわっているので、フェリーの時間を考えるとそろそろ出発した方がいいだろう。しかしお腹もすいてきているので何か昼食もとりたいところだ。馬籠峠の途中に以前よった店があるのでそこに行ってもいいが、平日だから休みかもしれないしなあ・・・。ふと、通りの途中に出ていたそばの看板に惹かれてこの「湯屋」というお店で食べていくことにする。
 店に入ってメニューを聞きに来る前にざるそばを注文。このあとは日記を書いてざるそばが運ばれてくるのを待つ。自分の後に6人ぐらいの団体客が入ってきてちょっとうるさいが、文句を言うわけにもいかないので黙って待つ。10分くらいして出てきたざるそばを1分くらいで一気に平らげて勘定を済ませて早々に出発。バイクの所に戻ってジャケットを着込んでから出発。(11時15分)
 いったん国道に戻ってから行った方がいいかと思ったが、峠を抜けていってもあまり差はなさそうだ。馬籠峠に入って山を登っていくが、途中に遅い車がいてしゃれにならない。(T^T) しばらくのろのろと走ってやっと道を譲ってくれたので一気に加速していく。譲るなら早く譲ってくれ!途中の観光はせず一気に峠まで走って、ここの碑の前で写真撮影。ここから坂を下っていったところに寄っていこうかと考えていた店があるが、表に「母危篤のため休み」と案内が出ている。先に食べておいてよかった。(^o^)
 最初は馬籠にも寄るつもりだったが、時間を考えるとつらいのでまっすぐ国道に抜ける。国道を少し走ったところのガソリンスタンドで給油。(263km/10.6L)さすがにこっちは値段が高いようでリッター=99円である。これで帰るまではガソリンの給油をしなくても大丈夫だろう。その先の中津川インターから中央道に乗る。(12時・130km)
 中津峠PAに入って(12時半・180km)ここで早めにハイウェイカードを購入。このあたりから咳が止まらなくてちょっとしゃれにならない状況だが、特に止まることもなく走り続け、草津PAへ。(14時・317km)このまま行けば予定よりは早めに着きそうだが、下道がどうなっているかが問題だ。
 吹田インターで近畿自動車道に入り八尾インターへ。ここから下道に降りていつものルートで南港に向かうが・・・むちゃくちゃ混んでいる。(T^T) 一個の信号を抜けるのに3回くらいかかるところはあるし、違法駐車のせいですり抜けもできないし・・・マジで切れそう。やっと国道26号線を抜けたときにはへろへろ状態。予定より30分くらい遅れて南港フェリーターミナルに到着。(15時45分・409km)
 16時半頃に乗船。バイクを止めてから船室に行って場所を確保。今日はいつもよりさらに少なくて一部屋に3人くらいしかいない。お風呂に入ってさっぱりしてからレストランへ。さすがにあまり入らないのでおかず一品にご飯大盛り一杯だけである。しばらくくつろいで18時半に早めに就寝。
 10 ユーペンハウスの前で
 11 浦島堂の前で
 12 妻籠の町並みをバックに
 13 馬籠峠の石碑のところで 毎回とっているような気がする・・・(^_^;;
09月17日 37km  大阪府 南港→自宅
 4時半に目覚ましを準備していたんだが、そのまま布団の中でごろごろして起きたのは結局5時である。体調はそんなに悪くないが、喉がちょっと痛いのは相変わらずである。「まじでやばいかなあ?」と思うが、こればかりはどうしようもない。(T^T) 荷物の整理を済ませて車両甲板が開放されたところでバイクのところに行ってからパッキングして準備は完了。前の車が動き出したところで自分も下船する。
 いつものように山を越えて大里インターから都市高速へ。ここからは一気に走って引野インターで降りてから下道を走り帰宅。(6時半・37km)今回は天気がやばかったこともあったが、最終的には雨に降られることもなくてよかったよかった。(^o^)