オーストラリアメンバー
メンバー再会 Part-4


4回目の再会は金沢で 今回は時間通りに集合

2003年07月18日〜07月22日

参加者はゆみさん、旦那さん、ナイトライダーさん、あべさん、みねおくんでした。

全走行距離 763km

07月18日 42km  自宅→大阪府 南港
 今回は一泊目を道の駅で野宿と考えていたのでテントや寝袋を持っていくかどうか悩んだが、最終的には大きめのバスタオルとエアーマットさえあれば寝られるだろうと判断して寝袋などは置いていく事にする。このおかげで荷物はかなりコンパクトになった。残念ながら雨が少し降っているのでカッパを着ていかないといけない為、かなり暑い・・・。
 いつものルートで引野インターまで走り、ここのガソリンスタンドで給油。引野インターから都市高速へ。雨が降ったりやんだりの繰り返しでなんとも言えない感じ。大里インターで高速を降りてから山を越えてフェリー乗り場に到着。(16時半)
 バイクを止めて乗船券を買おうとすると屋根の下に止めていいよと係の人に言われて助かった。(^o^) 券を買ってからさっきの人に声を掛けてすぐに乗船。バイクを止めるスペースは確保していなかったようで、普段の所はもう詰まっている。「着いたらすぐに下船できる?」と聞かれたので「出来ますよ」と答えると下船口のすぐ近くに止める事が出来た。明日はマジですぐにやってこないといけないなあ。
 荷物を全部降ろしてから部屋に行って場所を確保。さすがに乗っている人数は少ないようで十分に場所は確保できそうだ。早速着替えてからお風呂に入ってさっぱり。すぐに食堂も開いたので日替わりのおかずとご飯で夕食を取る。(780円)18時過ぎにそうそうに就寝。勿論マットと毛布は2枚確保する。
07月19日 184km  大阪府 南港→福井県 河野
 目覚ましをセットした4時半に起きてから出発準備。天気予報を確認してみると今日から明日にかけてずっと雨である。(T^T) うーむ、やはり天気予報は変わっていないか・・・。外はと言うと雨は降っていないが、どんより雲が広がっていてどうなるか分からない天気。とりあえずカッパの上下だけは着ていくが、オーバーブーツとグローブは雨が降ってきてからでいいだろう。
 バイクを止めた場所が止めた場所なので急いでバイクの所に行かなければならない。バイクの所に行って大急ぎで荷物をパッキングして暖気もそこそこに下船。フェリー乗り場の出口でパッキングし直してから出発。
 いつものルートで県道5号線から国道26号線にでて北上。国道1号線にでてから後はひたすら走っていくだけである。頭上はどんより雲に覆われているが、周りには少し晴れ間も見えている。京都に入る頃には青空が広がってきて、ほんとに雨は降るんだろうかという天気になってきた。昨日の計画では、雨が降るというのが前提でバイクを駐車場に置いて観光することにしていたが・・・。
 アバンティの地下駐車場の入口までやって来たところでいったん天気予報を確認。しかし予報では相変わらず雨となっている。さすがに観光の途中で雨に降られると悲しいのでアバンティの地下駐車場にバイクを置いていく事にする。(7時・62km)ロッカーに荷物をいれて食事を取ってから移動開始。嵯峨野線のホームへ向かい、トロッコ列車の駅のある嵯峨嵐山駅へ。
 嵯峨嵐山駅は駅数で言えばそんなに無いんだが、思ったよりも遠くて30分くらいかかってしまった。駅を出るとすぐ横にトロッコ列車の駅が目に入る。電車の時間を確認してみると、始発の電車は既に発車していて次のは10時28分しかない。さすがにそんなにしょっちゅう走っているわけではなく、1時間おきの運行となっているようだ。まあ、列車が一台しかないし、片道30分かかるようだから仕方がないだろう。
 帰りは保津川の川下りをするつもりだが、なんと
3900円(@_@)(駅から乗り場のバス代込み)とかなり高い。トロッコ列車は片道600円とまだ許せる値段なんだが・・・。せっかくここまで来たんだからと買う事にしたが、あまり何回も乗るものではないなあ。(^_^;; 出発までは30分くらいあるので、土産物を覗いたり近くをうろついたりして時間を潰す。
 やっと乗車時間がやってきたのでホームへ移動するが、かなりの観光客でホームは一杯。しばらくすると機関車にひかれたトロッコ列車がその姿を現した。一番後ろになるのが機関車両でその次に壁のないオープン車両、その他は普通の車両となっている。観光用のポスターに載っているのはオープンの車両であるが、さすがに全部がこの車両ではないんだな。ちなみに自分の乗る車両は3両目だが、オープン車両に乗るのは早い者勝ちなのだろうか?
 さすがにこの時間に戻ってくる人は少ないようで、乗客はほとんどいない。内部の席は木で造られたもので、風情はあるが座り心地はあまり良くない。出来れば座布団くらい置いて欲しいものだ。
 しばらくは竹林などを眺める山の中を進み、保津川駅に到着。ここのホームはかなり小さくて、前の3両はトンネルの中に停車する形になる。ここからも乗ってくるお客がいるが、それほど多いわけではない。このあとは空いている席に自由に移ってもいいようだ。
 トンネルを越えると保津川沿いを走るルートとなり、列車の左手に川が見えてきた。(自分は左側の席)線路に沿って木が植わっているのでなかなかいい写真を撮る事が出来ない。しばらく走ると鉄橋を渡るが、この鉄橋の上でしばらく停車。今度は右手に川が見えるようになり、こっち側の眺めは一気に悪くなる。距離の事を考えると席は右側に座った方がいい感じだなあ。(^_^;; さすがに渓谷を走る列車だけあってトンネルが多いのは仕方がない。
 この辺りから始発の列車で行ったと思われる人達の乗った川下りの船やラフティングのボートを見かけるようになる。しかし思ったよりも川の流れは穏やかであまり迫力はないように見えるが、実際に乗ってみると違うのかな?
 車内放送で鬼がどうのと言っていたので何の事だろうと思っていたが、しばらくすると
鬼の面を被った人が現れて子供達に語りかけていた。泣きそうな子供にはキティちゃんのお面を当てているのはなんとも笑える。出発からずっと車内放送で観光地などの案内をしているが、調子に乗ってきたのか、いきなり中島みゆきの「地上の星」を歌い出したのにはちょっとビックリ。(@_@) いつも歌っているのかな?
 30分程で終点の亀岡駅に到着。(11時)ホームで列車と一緒に写真を撮ろうとしていたが、帰りの列車に乗ろうとしている観光客でごった返していたため撮影はあきらめるしかない。(T^T) 人の流れに沿って保津川下りの乗船口へ向かうバスの乗り場へ。かなり一杯一杯に乗客が乗り込んだのでかなりつらい状態。途中、国道9号線を通っていく為、渋滞で思った以上に時間がかかってしまった。(11時15分)
 受付の順番で船に乗るようになっているのでまっすぐに受付に行って乗船券を提出。人が少ない時は定刻に船が出ているそうだが、この日は人が多いので順次船が出ているようだ。呼出で出身県と名前が告げられるんだが、北海道や関東など結構あちこちからやって来ている。自分の名前が呼ばれたところで船へ。観光客は25名程が乗るようになっており、棹、櫂、櫓をそれぞれ操る人が3名で、前に二人後ろに一人乗り込んでいる。自分は前から二列目に乗り込んでから出発する。
 一列目の人は水がかからないように足下にビニールをかけるようになっており、その後ろからは水が入ってこないように船の縁に取り付けられているシートを持つようになっている。しかし自分の席の所までシートがないので水を防ぎようがないのであきらめる。
 最初はかなり穏やかな流れなのでペースは遅いため、船を漕いでいくようだ。櫂と縄のこすれる音がいったん気になるとムチャクチャ気になってかなり耳障り。(T^T) 途中からやっと流れが速くなるが、ラフティングを経験した事があるせいかあまり迫力は感じない。うーむ・・・。(^_^;;
 さすがにずっとこぎ続けるのは疲れるせいか、ローテーションして入れ替わっている。3人の内一人は一番話すのが好きな人のようで、冗談を交えながら解説している。(勿論他の2人も解説はしているが、この人ほど話をするわけではない)「さっき前に見えていた愛宕山が今度は後ろに見えます。散歩好きで困るんだけど、最後はちゃんと戻ってくるからほたっている」とか「この辺りは猪が良く出る」といって猪の形をした石を紹介したりとか。
 嵐山付近で食べ物を販売している船が近づいてきた。匂いに引かれて焼きイカとビールを購入。(800円)ここからは穏やかな流れの中を進んでいくだけ。前方から遊覧船がやってきて音楽が聞こえてきたのでなかなかいい感じだなあ、と思っていたら、その音楽は船から聞こえてきているのではなく、
川縁で女性が吹いている横笛の音だった。(@_@) これって川下りの演出なのか?それともたんにここに吹きに来ているだけなのか?結局分からないままである。(?_?) そこから少し下流の船着き場で川下りは終了。(13時)2時間くらいかかる事もあると言っていたが、今回は1時間半くらいで到着。
 さすがにおなかが空いてきたので、この近くにあるおばんざい(お総菜)食べ放題の店「ぎぁてい」へ。昼食は1500円で50分間の食べ放題となっている。お昼を少し過ぎているとはいえ中はかなり混んでいて席は一杯状態。並んでいる料理の種類も多くてなかなかいい感じ。一通りの総菜を食べるが、思ったよりも入らないなあ・・・と思っていたら、さっきビールを飲んだせいか。さすがにおなかも一杯になったので30分くらいで外に出る。
 京福電車嵐山駅に行ってこの後のルートを検討。結局どうするか決まらないまま、とりあえずJRの嵐山駅に行く事にした。途中から人の流れについて行き、竹林の中を進んでいくと野宮神社というところ到着。
 竹林の中にある小さな神社で、特に目を引く物はないが、観光客がかなり多い。その理由は
「縁結び」である。なぜここが何故縁結び、子宝の神社なのかは謎。どう考えても斎宮は未婚なのだから恋愛とは関係ないように思うのだが・・・。しかも六条の御息所などは、悲恋そのものだしね。境内には亀石とか言う願いが叶う石だの怪しいアイテムが一杯散乱(?)している。この後、ここから少し歩いたところにあるオルゴール館へ。(14時15分)
 表では軽快な音楽とピエロが出迎えてくれた。中にはいると一階はレストランになっており、オルゴール館は2階にあるようだ。階段を上って受付に行ってみると、入場料はなんと1300円!うーむ、こんなに高いのか・・・としばらく悩んだが、せっかくなので入ってみる。
 ちょうどオルゴールの解説をやっていたのでここで話を聞いていく。まずはオルゴールの歴史から始まり、シリンダー式、円盤式のオルゴールを説明していく。この辺りは以前いったオルゴール館やテレビでも聞いている内容だ。それから人形仕掛けのオルゴールの説明。ここは人形(オートマータ)の物が多いようだ。この時見たのは演奏と逆立ちをするサル、タバコを吹かすサル、怪しい満月のような顔を動かす人間?の3体。それぞれに付いている名前までは覚えていない。
 そのまま続けて2回目の説明を聞いていたが、説明の途中で音を立てたり動き回る子供が一人。さすがに解説の人もかなり気になっているようだ。注意してもその親は何を考えているのかわからないが、まともに子供を注意しないし、すぐに子供を自由にさせている。子供が壊してしまったらどうするつもりなんだろう・・・。(^_^;;
 今回動かした人形は怪しい表情をするサル、絵描き、居眠り途中でランプを付けるピエロだった。説明の後、個別にオルゴールについての説明を聞く。部屋の真ん中に展示してある月のハーブを持った人形が気になっていたのでその話をするとわざわざスイッチを入れてくれた。いってみるものである。このあと絵を描く人形の話をしていたが、これは動かすのに準備がいるという事で、予定の17時半からしか動かせないらしい。うーむ、さすがにそこまでここにいるわけにはいかないからなあ・・・。
 しばらくベンチでくつろいでいると次の説明が始まった。特に意識していたわけではないが、座っていたのが絵を描く人形「リトルプリンセス」の前だったせいか、「これは動きませんよ」とわざわざ断ってきた。(^_^;; この時動かしたのは口笛を吹く成年、タバコを吹かすサル、ベンチで居眠りをするおじさんだった。そろそろここで2時間くらい経っていたのででることにする。
 パンフレットに載っているもので展示されていない物があるが、その内のいくつかは一階のレストランにあるようだ。(ちなみに所有オルゴールは3000点くらいあるようなので全部を展示しているわけではない)いつ演奏するか聞いてみたが、食事をしているお客のリクエストに応えて動かすようだ。ふと横を見るとUFOキャッチャーのような物があったので「なにかな?」と見てみると、どうやらこれもオルゴールのようだ。舞踏会のシーンを表現した物で、見ていると係員が電源を入れてくれた。さすがにそろそろバイクの所に戻らないと遅くなってしまうので外に出る。(16時半)
 ここから嵯峨嵐山駅まで歩いて戻り、電車に乗って京都駅へ。(17時)京都駅まではほとんど寝ていたので途中の記憶はほとんど無い。ロッカーで荷物を回収してからバイクの所に行ってパッキングして出発(17時半)
 東大路通りまで出てから北上し、国道1号線へ。途中なんかあおってくる車がいてまじでうっと惜しい。勝手に事故って反省しろ!あれだけあわててもその先が渋滞しているので結局ほとんど意味がないと言った感じだ。(^_^;; ここからしばらくはすり抜けして走り、京都東インターあたりでやっと渋滞から解放される。
 ここから国道161号線に入って湖西道路を進み、有料道路になる前に下道へ。この後は国道に国道に沿って琵琶湖の西岸を北上。前方の空がどんよりした雲に覆われて今にも雨が降りそうになってきたのであわててカッパを着たが、結局雨は降らなかった。敦賀辺りで完全に日は落ちたが、雨は降っていないので走るのには全く問題はない。
 敦賀を過ぎて少し走ったところのコンビニに入って夕食と明日の朝食の買い出し。ここでメールをチェックすると友人からから
「福岡市が大雨で浸水しているけど家の方は大丈夫?」との情報が書かれている。まじで?(@_@) ちょっと心配になって実家に電話してみたが、北九州の方はとりあえず問題ないようだ。更に北上して山の中を走っていき、道の駅「河野」に到着。(20時45分・184km)
 ここは前回テントで泊まった時に24時間建物が開放されていると確認しているところだ。早速中に入ってみるとテーブルを陣取って寝る準備をしているチャリダーが3人(おじさんと学生と思われる20歳くらいの男性が二人)。なんか話しかけにくい感じだったのでこっちはこっちで勝手に寝る準備。先ほど買った焼きそばを食べておなかを満足させてから寝る準備は完了。
 寝ようとすると一人のライダーがやってきて、声を掛けてきた。松本まで行きたいらしいが、どのくらいかかるか分からないから地図を見せて欲しいとの事。「なんでツーリングに出ているのに地図を持ってきていないんだ」ということは言わず、素直に地図を見せて概算的な距離を計算する。単純計算で400km位だが、高速は使わないらしいので、順調に行って8時間くらいだろう。まあ、明日の朝6時か7時くらいには着くんではないだろうか?とはいえ、どのくらい時間がかかったかなど覚えているわけはないのではっきりとは答えられない。結局間に合ったんだろうか?
 彼を見送ってから今度こそ就寝。(21時)蚊がやってくる事を心配していたが、全くやってこなかったのはありがたかった。
 01 嵯峨嵐山のトロッコ列車の駅前にて
 02 トロッコ列車に現れた鬼
 03 川下りの記念写真
 04 舟で食べ物を売りにやってきたおやじさん このイカ焼きの匂いは反則である(^_^;;
07月20日 161km  福井県 河野→石川県 金沢
 2時半にいったん目が覚めるが、もう少し寝ようともう一度眠りに。寝るときは暑かったんだが、今はだいぶ寒くなってきている。3時にセットしていた目覚ましの振動で目を覚まし、出発準備に取りかかる。さすがにこの時間にはここで休憩している人はほとんどいない。夕べいたチャリダー3人は自分の横のベンチで眠りに入っており、もう一人夜中に来たらしいライダーが床で眠っていた。(ベンチは自分たちが使っているのでもう開いていない)昨日かっておいたサンドイッチで簡単に朝食を済ませ、パッキングをしてから出発。(3時半)まだ外は真っ暗でよくわからないが、月や星も見えているので雨は大丈夫だろう。
 国道8号線をひたすら北上して福井市内へ。この辺りのガソリンスタンドはL=92円とかなり安いので、金沢までは十分持つと思うがこの辺りで入れていく事にした。(10.2L/252km)10Lくらいしか入れていないのに何故か料金が1000円を超えている。おかしいなあと思って領収書を見ると
深夜料金なんかがついていた。(@_@) 普通こんな料金とか取られるのか?(?_?)これだったらここでわざわざ入れた意味がいないではないか・・・。(^_^;; 丸岡付近まで走ったところでルート確認の為いったんバイクを止めて休憩。(4時45分)
 このまま走っていくと6時くらいには金沢に着いてしまいそうだ。さすがにそんなに早く行っても仕方がないのでどっか観光できるところを探す。近くにある丸岡城と言うところに行ってもいいが、こんな時間では中にはいる事が出来ないだろう。そうすると入場料のいらないと思われる東尋坊がちょうどいいか。ルートを確認すると少し戻って県道に入っていった方が良さそうだ。ルートを確認してからUターンして出発。
 県道10号線から5号線、20号線、106号線と経由して国道305号線へ。この辺りは観光地の案内板がきちんと出ているので間違えなくてうれしい。(^o^) 観光案内が一回出ているだけでそのあと全く出ていない所なんかが良くあるからなあ・・・。(^_^;; 案内板に従って東尋坊方面に進む県道7号線に入り、東尋坊に到着。(5時15分・69km)駐車場には係員がいないのでここに止めても良かったが、無料と書かれた二輪駐車場がちゃんとあったのでそこに止めていく。
 さすがに朝早いせいで展望タワーどころかお店も開いていない。駐車場からの案内板がないのでどこに行けば岩場に出るのかよく分からないが、適当に進んでいくと荒磯遊歩道に出ることができた。なんか案内板でも置いておいて欲しいものだ。その先に柱の様な形の岩が乱立したような岩場が見えてきた。
 さすがに岸壁近くに立つのはちょっと恐くて出来ない。しかしこういうところで観光客がほとんどいないのはいいものだ。普段だったらどう写真を撮っても人が入ってしまうだろう。それぞれの岩には良くあるとおり軍艦岩やろうそく岩と名前が付けられている。せっかくなので岸壁に沿って造られている遊歩道を歩いて海岸線まで出てみる。下から見上げるとまた違った感じでなかなかいい物だ。ここから雄島まで遊歩道が整備されているが、さすがにそこまで歩いていく気は起きないので展望台あたりまでいってから写真を撮って引き返す。(6時)
 県道を走っていると、先ほど遠くに見えていた雄島の案内板が。時間もあるし、せっかくなので寄っていく事にする。橋が架かっているので島までバイクで行けると思っていたが、車の乗り入れはダメのようだ。素直に橋の手前の駐車場にバイクを止めていく。
 橋から見える島の断崖は模様のようになってなかなかいい感じ。案内板を見てみると島を一周する遊歩道があるみたいだが、一周にかかる時間は
40分と書かれている。さすがにそんなに歩くのはなあ・・・と思って距離を見てみるとたった1kmとなっている。なんでこんな距離で40分もかかるんだろうか?そんなにハードなコースにでもなっているんだろうか?とりあえずは途中まででもいってみようと階段を上って周回道路へ。
 最初の神社の所で写真を撮ってから遊歩道を歩いていく。道はきちんとしているが、道自体がコンクリートなどで整備されているわけではなく石を敷き詰めた感じなのでちょっと歩きにくい。しばらく林の中だが、反対側に抜けると一気に視界が開ける。(^o^) 海岸線にはこの辺り特有の柱状の岩が綺麗に整列しているのが見えてなかなか眺めがよい。かなりのんびり歩いたんだが、20分もかからず島を一周。どう考えてもあの看板は間違っていると思う。(^_^;;
 まだ朝早いとはいえ、普通の人(?)が行動する時間になってきたのか観光客と思われる人達の姿が目立ち始める。橋を渡ってバイクの所に戻ってツーレポを書いてしばらく休憩。ルートを確認してから出発。(6時45分)
 ここから県道に沿って歩いていくが、この県道、思ったよりも道は狭い。しかし車もほとんど走っていないのでまあいいか。途中に砲台跡と言うところがあったので寄ってみたが、特に目を引く物ではなかった。
 国道305号線に出てからその先にある芦原温泉と言うところに行ってみるが、残念ながら温泉は10時からしか入れないようだ。(T^T) まあ、こんな時間だから仕方がない。しかし夕べはお風呂に入っていないので入りたい気持ちは強いので他の温泉を探すが、地図に載っているのは閉店時間だけでいつ開くのか分からない。なんで閉店時間を乗せるのなら営業時間を載せてくれないんだ。加賀三谷温泉、山中温泉、山代温泉、片山津温泉とあるが、ルート的に一番遠回りにならない片山津温泉に寄ってみる事にする。(安宅の関にいく為、海岸線の方がよい)
 国道305号線に戻ってから北上していると、途中に片山津温泉の案内板を発見。案内板に従って走っていくと片山津温泉へ無事到着。共同浴場のような所を発見するが、開いているかどうかが分からない。近づいてみるとここが地図にも載っている総湯といわれる浴場のようだ。ふと入口の方に目をやるとお風呂上がりと思われる人が建物の方から出てきている。これは間違いなく開いているだろうという事で建物の前の駐輪場にバイクを止める。(8時)
 近くにいたおばさんに声を掛けるとここは6時から開いているらしい。ありがたいものだ。さっそくお風呂の準備をしてから中に入る。料金は350円と銭湯並みの値段で、ロッカーも返却式なのがうれしい。ちなみに2階には500円のお風呂があり、石鹸なども置いているそうだが浴槽はちょっと狭いらしい。貴重品はそこのロッカーに入れてと番台の人に言われるが、中にもロッカーがあったのでこっちに入れておけば良かった。
 早速中に入ってみるとまさしく銭湯と言った感じの浴場。体を洗って湯船にはいると・・・
深い!危うくおぼれるところだった。深さは1mくらいあるのではないだろうか?こんな時間にもかかわらずやって来ている人は多く、全部で10人ぐらいの人が入っていた。全員が地元の人のようだ。のんびりとお湯に浸かって十分体を温めてから脱衣所でしばしくつろぐ。ここの洗面所で水を頭から被っている変なおっさんがいたが何だったのだろう。おかげで脱衣所の床は結構濡れてしまっていた。(^_^;; 身体も落ち着いたところで外に出て荷物をパッキングし直す。パッキングをしていると、ナンバープレートを見たおばさんが、「あら、九州から?たいへんねえ。気を付けてね」と気軽に声を掛けていく。こういうのはなかなかいいもんだ。準備が完了したところで出発。(8時半)
 天気は若干悪くなって、雲が広がってきているが、まだ雨は降らない感じなので大丈夫だろう。県道20号線に出てから北陸自動車道に沿って海岸線を走っていく。高速が一般道と同じ高さで走っているのでちょっと変な感じ。途中から案内板に従って走り、安宅の関へ。(9時)。
 駐車場から松林を抜けてまずは弁慶像のある住吉神社へ。どうも前回来た時と印象が違うのは気のせいだろうか?遊歩道の案内板の矢印に従って静かな林の中を進んでいく。
 境内に行くと、「どちらからお見えですか?」と巫女さんの姿の女性(若い女性ではない)が声を掛けてきた。「九州からです」と答えると「遠方より来られた方には由来などを説明させていただいています。お時間がありましたらこちらにお越し下さい。」と言われて案内されるので、言われるままに付いていく。
 ここで安宅の関の由来や勧進帳の読み上げについて説明を受ける。(ちなみに語りはかなり悦に入った読み方でなかなかグッド)そのあとこの住吉神社の説明が始まり、
「義経が無事に関を突破したことにあやかってここには日本でただ一つの難関突破のお守りを販売しています」とお守りの説明へと続く。「ありゃりゃ、そういえば前もそんな事言われたなあ」と思ったがもう遅い。ちなみにお守りは800円〜と結構な値段。一番安い通行手形も500円である。なんやかんや言い訳して結局何も買わずにここを後にする。うーむ、ああいう状態で説明を受けると何か買わないといけない気持ちになる見事な作戦である。ちなみに別の場所で説明している巫女さんは若い女性でした。
 ここからロータリーになっているところを越えて歩いていくと記憶に残っている銅像の場所へ到着。これは歌舞伎の一場面を再現した銅像である。ここで写真を撮ってから近くにある資料館へ。入場券はボロボロの物置の中に設置されている発券機で販売されている。(200円)中に入ってみるが係の人はいなくて券を勝手に箱の中に入れるようになっているだけだった。これだったら券を買わなくても見る事は出来たなあ。(^_^;; 中には3つくらいのシーンを再現した人形と歌舞伎関係の写真が展示されているだけで、ちょっと200円はもったいなかった感じ。戻る途中で先ほどのロータリーになっているところが安宅の関跡ということに気が付いて写真だけ撮っていく。バイクの所に戻ってから出発。(9時45分)
 みんなからのメールでは金沢到着は12時くらいのようだ。このまま走っていくと10時半には到着するだろう。さすがにそれだと早すぎるので何か見るところはないだろうかと地図を見ていると、国道から少しはずれたところに久谷の里と言うところを発見。なんか良く場所が分からないが、途中にあった案内板に従って走っていくと無事久谷工芸村へ到着。(10時)
 まずは近くを走ってみたが、資料館以外には土産物屋しかないようだ。ということで資料館へ入ってみるが、他にお客は誰もいない。静かな館内に展示されている陶器を順番に見ていく。九谷焼は種類が多くてどれが九谷焼かよく分からなくなってしまう。(^_^;; イメージで分かるのは小九谷と九谷の赤絵くらいで、他の物はみても九谷とは思わないだろう。一室は現代作品を展示していたが、なんか良く理解できない物が多かった。タイトルを見てもそのイメージが伝わってこないのである。(いくつか気に入るものはあったけどね)自分はこういうものは一生理解できないのかも知れない。(^_^;;
 しばらくすると団体客が到着して一気に騒がしくなる。頼むからもう少し静かに見ていって欲しいものだ。一通り見終わってからメールをチェックしてみると、ゆみさんは11時前に金沢まで少しの所に来ているみたいで、もうすぐ到着しそうな感じだ。それなら自分もホテルに向かうかとここを後にする。
 国道8号線に出てから一気に金沢市内へはいるが、町中は車が多くなってきて結構渋滞していている。信号で引っ掛かったところで歩道にバイクを止めてゆみさんに連絡を取ってみると、バスの周遊チケットを購入して今から出掛けようとしているところらしい。もう少しで着くからとちょっと待ってもらう事にして一気に駅前にあるガーデンホテルへ。ホテルの場所が分かるか心配だったが、道沿いにすぐにホテルを発見できた。(11時半・161km)
 チェックインはまだ出来ないので、受付を済ませて荷物を預かってもらう。ゆみさんの姿が見えないので連絡を取ってみるとどうやらバスセンターで待っているようだ。バスセンターの方に向かうと、途中で旦那さんを発見。案内されて建物にはいるとゆみさんが椅子に座っていた。昨年の10月の奈良田温泉以来の再会である。
 自分も金沢周遊バス一日フリー乗車券(500円)を購入。この乗車券は市内を一周するバスに乗り放題となっている。バスは昔ながらの形をした3台のボンネットバスが15分おきに回っているが、この日はかなり町中が混雑しているという事なので時間通りにはやってこないようだ。
 バスを待っているとAさんから電話がかかってくる。あと30分くらいで到着するらしいが、さすがにこれ以上待つのもつらいという事でさきに自分たちだけで観光に行く事にした。まあ、自分を待つのに30分くらいたっているからなあ・・・。(^_^;; バスは30分くらいかかってやっとやってきたが、バス自体がかなり小さいので待っている乗客全員が乗る事が出来ない。ゆみさんはちゃっかりと席に座っていたが、自分と旦那さんは立つことになる。人が多い為一番奥まで追いやられてしまうが、一番奥は天井が低くなっていて首を曲げた状態で乗らなくてはならなくなってかなりつらい状態になってしまう。(T^T)
 ここから市内を走ってゆみさんが行きたいと言っていたひがし茶屋町へ。ここは昔の町並みが残っている保存地区であるが、長さは100mくらいとかなり短い。通りを歩くとすぐに端まで来てしまうと言った感じ。(^_^;; まあ、直線の通りはいい雰囲気なんだけど、ここまで短いとは思わなかった・・・。おなかも空いてきたのでこの突き当たりにある寿司屋で昼食を取る事に。握りセットが1000円くらいなのでまあいいだろう。
 中にはいるとカウンターは一杯で入る事は出来そうにない。これはダメかなと思ったが、「座敷席でも構いませんか?」ということで2階にある座敷へ。少し待ってから二階に上がるが、全く準備をされていなかったようでまだ部屋は暑い。しかしここからひがし茶屋町の通りを見下ろす事が出来てなかなかいい雰囲気。
 さっそくビールと握りセットを注文。ビールがやってきたところで再会を祝って一足お先に乾杯!いやー、いいもんだねえ。(^o^) この後は町の風景を楽しみながらのんびりとにぎり寿司を食べていたが、途中で団体客が入ってきたという事でカウンターに移動する事になる。まあ、十分眺めは堪能したから良しとしよう。座敷で30分くらいくつろいでいたからね。カウンターでしばらくくつろいだところで支払いを済ませて店を出る。ちなみに握りは1200円、ビール600円の付け出し200円と結構な値段だった。
 ここから先ほどのバス停まで戻って周回バスのやってくるのを待つ。(13時15分)この間に連絡を取ってみるとM君(オーストラリアの時以来、5回目にして初めて時間前に到着)も到着してホテルでくつろいでいるようだ。いったんホテルに戻ると時間がかかってしまうので兼六園で待ち合わせる事にする。少ししてやってきたバスに乗って兼六園へ向かうが、旦那さんは今日の内に職場に戻るという事でそのままバスに乗っていくようだ。列車の時間を考えるとそろそろ戻らないといけないらしい。見送ろうと思っていたが、すでに眠りに入っているではないか・・・。(-_-zzz(13時半)
 バスを降りていったん兼六園の入口に行ってみたが、他の3人がやってくるまで30分以上かかる感じ。近くの店に入ってみたが、かなり値段が高い為いったん席に着くも、すぐに外に出る。結局、ゆみさんがガイドブックを見て是非行ってみたいと思ったところがあるらしいのでそこに行ってみる事に。坂を下りてバス停近くにある曲水宴という喫茶店へ。
 中にはいるが、あまりクーラーは効いていない感じ。さっきの店もそうだったんだが、こっちでは普通なのだろうか?(ちなみに入ってすぐは暑く感じるが、長くいるには丁度いい感じの温度だった)ここで団子とアイスティーのセットを注文。(13時45分)みんなが来るまでには食べ終わるだろうと思っていたが、注文した物がなかなか出てこなくて30分くらいかかってしまった。(^_^;;(きっと団子から作っていたんだろう)
「だいたいこんなタイミングで到着したと電話が入るんだよねえ」と話していると、まさしくその通りに電話がかかってきた。ということであわてて食べる事になってしまう。(T^T)どうやら中で待っていると思って兼六園に入ってしまったらしい。
 外に出てから兼六園の入口へ向かうと、満面の笑顔のM君を発見。それとあまり変わらないNさんと、髪型の普通になったAさんがいた。さっそく入場券を買って(300円)からみんなとの再会を果たす。
 庭園内を適当にぶらぶらと歩いていくが、さすがに三連休の為か観光客が多くてうっと惜しい。これだけ人が多いと景色も余りいいようには見えない。まあ天気も余りよくないせいもあるんだが・・・。一通り庭園内を歩いてから随身坂から外に出る。
 広坂を下って大通りに出てから武家屋敷方面へ。思ったよりも遠いみたいだが、バスを待っていても到着時間はあまり変わらないだろう。というかヘタしたら乗れなくてよけいに時間がかかってしまうかも知れないしね。
 方向を確かめてから裏道にはいるといきなり落ち着いた雰囲気。この途中の店でNさんにアイスモナカを奢ってもらう。アイスはクリームかと思っていたが、シャーベットでなかなか美味しい。サクラ、抹茶、小豆をそれぞれ注文。このあと武家屋敷の通りを歩いてから大通りへ。さすがにここからホテルに帰るのはちょっと遠いだろうという事でバスに乗って戻る事にする。
 バス停で待っているとやっと周回バスが到着。しかしかなりの乗客でこの時点でもう一杯状態。周遊バスの一日券以外の人は断られていた。かなり強引だがとりあえず乗り込んで出発。途中の駅で更に人数が増えたが、ちゃっかりと椅子に座っているゆみさんの姿があった。
 ホテルでチェックインを済ませてから荷物を受け取って部屋に移動。今日はホテルの宿泊費と夕食がセットとなっている金沢味物語プラン(8800円)というものである。もらった封筒を捨てようかと中を確認すると朝食チケットが入っている事に気が付く。あやうく捨ててしまうところだったが、誰か気が付かないで捨てた人がいるんじゃないだろうか?
 まずはセットの大名茶屋というところへ。ここで金沢の味を楽しんでから場所を移動。最初に行った店は一杯で断られてしまった為、別の店へ。なんか道が分からずにウロウロする羽目になる。なんとか場所を確認して八兆屋という居酒屋へ。ここで21時頃までくつろいでいた。
 さすがに酔いも回ってきたところで店を出てからホテルに戻る。この途中でNさんとM君は近くのコンビニに買い出しへ。このあとM君の部屋に集合して0時半まで宴会となる。なんかついに雨が降り始めたようで、外ではかなり激しく雨が降っているようだ。さすがにみんな明日は走って帰らないといけない事もあり、この時間に解散となる。
 05 東尋坊の断崖の上で
 06 雄島の規則正しい海岸線をバックに
 07 安宅の関にある勧進帳の銅像の前で
 08 金沢市内の周遊バス
 09 なかなか出てこなかった団子セット なんでこれだけに30分もかかるのだろう?
 10 兼六園を観光中
 11 途中の店でアイスを食べる
07月21日 339km  石川県 金沢→大阪府 南港
 夕べ遅かった事もあり、朝7時45分の目覚ましで目が覚める。8時に朝食を食べる事にしていたのでそうそうに準備してからロビーへ。外は夕べからの雨が降り続いていてちょっと憂鬱・・・。
 Nさん、Aさん、M君はやって来たが、ゆみさんの姿はない。時間になったので先にレストランにはいる。朝食はバイキング形式である。しばらくしてやっとゆみさんがやって来たが、
「ここって勝手に食べていいの?」といきなり聞いてくる。どうやら朝食券が見つからなかったらしい。自分も昨日半分偶然に見つけたんだが、夕べみんなに確認したのになあ。
 券を取りに戻ったゆみさんもやってきてやっと全員集合。起き抜けであまり食べられないと思っていたが、けっこう食が進み、お代わりで洋風の朝食も頂く。(最初は和風の朝食)このあとゆみさんとM君は土産物を買いに行くようなので、10時頃にロビーに集合という事でそれぞれの部屋へ。先ほどまで激しく降っていた雨もほとんど上がって小康状態になっている。
 荷物のパッキングをすませてからホテルの前にバイクを移動。このあとはインターネットをしてみんながやってくるのを待つ。みんながやってきたところでホテルの裏へ。ちなみにM君はバハでやって来ているが、他の3人は車である。Aさんとゆみさんのバイク姿は日本では一度も見た事がない。まあ、今回の天気予報を聞いていればバイクでは来たくないだろうが・・・。Aさんはどうか分からないが、ゆみさんとNさんは当初バイクで来る予定だったが、それぞれバイクの状態と天気の関係で断念したのである。いつか全員がバイクで集合という事はあるのだろうか?(^_^;;
 M君のパッキングが終わるのを待ってからホテルをバックに集合写真。雨は既に上がっているが、まだ降りそうな感じもするのでカッパを着ていった方がいいだろう。準備が完了したところでみんなに見送られて出発。(10時15分)次に会うのはいつになるだろう?
 裏道を抜けて大通りに出たが、自分の現在地を見失ってしまって訳が分からない。(^_^;; 案内板を頼りになんとか国道157号線に出てから当初の予定通り県道25号線へ。雨は完全に上がっていて道路も乾いているが、どうなるか分からない状態なのでカッパはまだ着たままなのでさすがに暑くなってくる。インターの手前でガソリン給油を済ませ(129km/5.6L)、金沢西から北陸道へ。
 天気はどんどん回復してきて雲の間から青空が見えてきた。しばらく走って南条SAで休憩。(11時45分・111km)さすがにもう雨は降らないだろうと判断してカッパをすべて脱いでジャケットを羽織る。ここで荷物整理をしているとおじさんが声を掛けてきた。「今日金沢にいなかった?」「???ええ、夕べ金沢に泊まって今朝出発してきました。」「やっぱり!朝、ホテルの前でこのバイクを見かけたから」納得である。こういう風に声を掛けてくれるのはなかなか嬉しい物である。15分程休憩してから出発。更に南下して神田PAで休憩。(12時45分・180km)空には青空が広がってどこが雨が降るんだろうと言った感じである。
 このまま一気に走っていくつもりだったが、なにやら急に空が暗くなってきた。「なんか嫌な感じだなあ・・・」と思っていると雨粒が落ちてきた。「ヤバイか?」と思うとすぐに雨脚は強くなってきて本降りになってくる。菩提寺PAまであと2kmと出ていたので、そこまで走ろうとそのまま走り続け、駐輪場の屋根の下に避難。5分も走っていなかったが、それでもジャケットは結構濡れてしまった。(13時半)しかしPAが近くになかったらもっと濡れていたかもしれない。
 雨はすぐにはやみそうにはないが、少しは収まるのを待った方がいいだろう。しばらくすると雨は上がったが、道路は濡れているのでカッパは着ていった方がいいかも知れない。
 完全に通り雨だったようで、すぐに道路は乾いていたが、京都付近で頭上にどんより雲が広がってくる。時々大粒の雨が落ちてくるが、本格的な雨にならないまま雲の下を通り抜ける。すると急に天気は回復して一気に青空までなってしまった。一体どういう天気なんだろうか?さすがにもう大丈夫だろうというのと、下道にはいると暑いという事で掛川PAでカッパを脱ぐ。(14時)
 吹田ジャンクションから近畿自動車道に入り、八尾インターで高速を降りる。ここからはいつものルートで南港線にでて西へ。家に帰るまでガソリンが持ちそうにないので、仕方なく途中のガソリンスタンドで給油する。(329km/12.7L)ここから一気に走って南港フェリーターミナルに到着。(15時45分・339km)
 乗船券を購入してからバイクを移動させて乗船時間を待つ。時間もあるのでバイクの荷物を整理してバイクを磨いていた。乗船口に移動して15分くらいして乗船。(16時半)さすがに乗ってくる車は少ない。
 早速場所を確保してからお風呂へ。さっぱりしたところでレストランで食事。このあと部屋に戻ってみると場所は空いているのに自分のすぐ隣に陣取っているおっさんが一人。なんでその横3つ開いているのにわざわざ端によってくる?しばらく雑誌を読んでから18時15分に早々に就寝。ちなみに、Aさん、ゆみさんは17時、M君は19時、寄り道をして帰ったNさんも今日中には無事に帰宅できたようだ。
 12 ホテルの裏にて記念撮影 次回の集合はどこになるかな?
07月22日 37km  大阪府 南港→自宅
 5時過ぎに目が覚めるが、到着を5時20分と勘違いしてちょっと焦ってしまった。出発準備を整えてから車両甲板の入口へ。今回はみんな並ぶのが遅い感じである。バイクの所に行ってパッキングを済ませ、早々に下船。車の方はまだやって来ていない人がいて動いていない状態である。一気に山を越えて都市高速へ。途中道路が少し濡れているところがあったが、まあ問題なし。引野インターで高速を降りて6時半には帰宅する。