まったり〜な
お花見会 2003


残念ながら桜はまだ早かったです(T^T)

2003年03月28日〜03月31日

参加者はいわちゃん、リ〜ダ〜、らっと、おのっち、へり、ぴょん、トーマス、しゅう、スタミン、とげ、RON姉、ふくちゃん、けいりん、なすきん、自分した。

全走行距離 758km

03月28日 39km  自宅→大阪府 南港
 会社を昼に帰宅してからツーリングの準備に取りかかる。今回のスタイルは冬用にすべきか夏用にすべきか悩むところ。とりあえず昨年の写真を見てみると夏のジャケットを着ているので、今回も夏用のジャケットで行くことにした。荷物のパッキングを終えて15時に出発!ちなみに天気予報だと今週末から来週にかけて天気はいいようである。(^o^)
 引野のインターから都市高速へ。いつもよりも速いペースで走って(100km/h)東へ。さすがにまだ気温は低いが、ちゃんと着込んでいると十分気持ちいい感じで走る事ができる。やはりバイクには天気のいい日が似合うものだ。(^o^)
 大里インターで都市高速を降りてからいつもの山越えルートへ。相変わらずカーブの連続の上、ペイントが多くて走りにくい。途中に頑張って飛ばすトラックがいてうっと惜しかったが、途中で一気にぶち抜いていく。この後信号をうまくパスして名門大洋フェリー乗り場に到着する。(16時半・39km)
 駐輪場にはすでにバイクが4台止まっていた。ここ最近バイクは自分一人だったからなんか珍しいといった印象である。早速バイクを止めて受付に向かうが、なんかジャージ姿の学生の姿がえらく目につく。まさか一緒のフェリーなのか?「今春休みなのになんで学生の団体がいるんだろう?」という疑問が頭に浮かんだがそれ以上の興味はわかなかったので聞いていない。
 バイクのところに行って乗船時間を待つが、他のライダーとはなんとなく話そびれてしまった。まあ、このフェリーは寝るだけだから下手に話をすると眠れなくなってしまう。(夕べの睡眠時間は2時間半くらい)ちなみにいつもこのフェリーに乗るときは前日の睡眠時間はかなり短い。(^_^;;
 このフェリーに乗るのも3ヶ月ぶりである。どうやら団体客はすでに乗船しているようで、船内はかなり混み合っている。2等洋室にいくと部屋にはマットが引かれていて、一人あたりのスペースが完全に決められていた。
ついに一人辺りのスペースが決められてしまったか・・・。(T^T) まあ、今までもほんとは決まっていたんだけどね。さすがに人数も多そうなのでスペースをそんなに確保するわけにもいかず、すなおに一人分を確保。(あたりまえ?)スウェットスーツに着替えてから早速お風呂へ。
 お風呂の更衣室にはいるとなんか服が脱ぎ散らかされている。なんで入れるところがあるのに床に置きっぱなしかなあ?服を脱いでいると先生と思われる人が、「一般のお客さんも来たから静かにせえよ」とまだ浴室にいる学生に注意していた。浴室には10人くらい入っていたが、自分が入ってしばらくするとみんな出てしまったのでかなり静かに入ることができた。お風呂から上がって着替えていると次の団体がやってきたのでちょうど良かったかもしれない。
 あとは夕食の時間を待つだけだが、団体がいるから17時から食事はできないかも・・・と心配していたらやはりその通りのようだ。団体の客を先に済ませるようなので、一般客はそれまではいることができないのである。(T^T) 勘弁してほしいものだ・・・。しょうがないので部屋で愛知県と静岡県のガイドブックを見て明日のルートを検討する。(この時点になっても明日どこに行くか決めていない)
 出航時間が迫ってくると客も増えてきてスペースがほとんどなくなってきた。レストランが利用可能となったら放送が入ると言っていたが、全くそのような放送は入らないのでまだまだかかるのだろうか?ふとレストランの方を見てみると一般客が中に入っていったように見える。
「おかしいなあ、もう入れるのか?」と思っていってみると・・・すでにドアは開放されているではないか!入れるようになったんならさっさと放送せぇ!(18時)
 さすがにおなか減りまくっていたのでご飯とおかずを二皿注文。大盛りご飯2杯とおかずでやっとおなかも満足。耳栓とアイマスクをして18時半に早々に眠りに入る。さすがに寝不足だったためか、すぐに眠りに落ちてしまったようだ。
03月29日 362km  大阪府 南港→静岡県 三ヶ日 大谷キャンプ場
 目覚ましは5時頃にセットしていたが、その前に目が覚めてしまった。(4時半)早速服に着替えて荷物の整理を行う。15分ほどで準備も完了してしまったので、このあとは愛知県と静岡県のガイドブックを読んで今日のルートを検討する。そのまま走っていくと昼頃にキャンプ場に到着してしまうので、名古屋をすぎた辺りで高速を降りて走っていくのがいいかもしれないが、昨年の事があるので岡崎付近は通りたくない。(かなりの渋滞にはまってすり抜けもできなかった)ということで名古屋から東に走ってから南下するコースがベストかもしれないので足助という辺りに的を絞った。天気予報では基本的に晴れだが、午前中は曇り所により一時雨ということらしい。外は雨雲ではないが一面に雲が広がっているのでちょっと心配なところである。
 十分に防寒対策をしてから下船口に移動して車両甲板の解放を待つ。ロビーは団体客であふれかえっていた。パッキングしないといけないのであわててバイクのところに行ってパッキングを済ませるが、前に止まっているライダー3人の内の二人がなかなかやってこないのでこっちが準備を終えても出発できないではないか。(T^T)
 すでに車の下船が始まって先頭にいたバイクはさっさと降りていったが、自分の前の人はパッキングにもたついてなかなか出発できそうにない。2台目のバイクも下船し、しばらく待ってやっと準備ができて動き出した。が、あわてていたのか
鍵(ブレーキロック)をはずすのを忘れていたようですぐに止まる。なんでフェリーでバイクに鍵をかける必要があるのだろう?(?_?) 今度こそやっと動き出したが、車が来ているのを完全無視してかなりの速度でつっこんでいき、見ているこっちが怖かった。前に車が止まっていたら完全にぶつかっていただろう。(^_^;;
 下船してからいつものルートで茨木インターを目指す。ここからはいつも通っているところなので地図をみる必要もない。国道26号線を北上していつものセブンイレブンで休憩。(6時15分・36km)ここでサンドイッチを二つ買って簡単に朝食を済ませる。
 空はあまりすっきりとしないが、雨は今のところ降りそうにない。さすがにこの時間はまだ寒いが、防寒着のおかげでなんとか寒さをしのぐことができる。さすがに京都付近はそれなりに車が多いが、特に渋滞もなく、かなり速いペースで(80〜150km/h)走っていき、養老SAに到着。(7時45分・171km)
 シーズンはバイクであふれかえっている二輪置き場もこの時期には自分のバイク一台しか止まっていない。まあ、途中バイクの姿もあまり見かけないからなあ・・・。30分くらいして出発。ここでガソリンを給油して(200km/8.8L)いくが、料金は最近の普通のガソリンスタンドと同じく100円/Lだった。
 先ほどと同じようなペースでバイクを走らせていると
「ガンッ!」とメットに何かが飛んできた。どうやら前の車が跳ね上げた石だったようだが、メットに当たってくれていて助かった。体に飛んできていたら結構やばかったかもしれないからなあ・・・。名古屋付近も特に渋滞しないまま、一気に走る抜ける。高速を降りる前にいったん休憩しようと思って東郷PAへ。(9時・243km)
 さすがにここにもバイクの姿は見あたらない。高速に乗ってからここまで平均100km/h位できているのは自分にしては上出来な方だ。(^o^) この後のルートを確認したところで出発。この先の東名三好インターで高速を降りて一般道へ。料金はここまで3850円となっていた。
 その先の交差点でほんとの県道54号線に入るが、曲がって早々に渋滞している。「まさかこんなところから渋滞とかしているんか?」とまじでしゃれにならない気分になる。すり抜けして少し走ると、単に工事の渋滞という事がわかりちょっと安心。(^o^) 止まっている車の一番前に出て合図とともに一気に加速。その先で国道153号線に入る。この後はこの国道を走っていけば、目的の足助街道(県道39号線)に入れるだろうと思っていたので表示を確認しながら進んでいく。
 豊田市内で国道153号線・左折という案内が出ていて行き先が「足助」となっている。「国道って途中で曲がっていたっけ?」と思いながらも案内が出ているから大丈夫だろうと国道に沿って左折。走りながら地図を確認してみると・・・さっきの交差点はやっぱりまっすぐやったやん!(T^T) 道路脇にいったんバイクを止めて地図をよく確認してみると、国道153号線がまっすぐ足助街道までつながっていると思っていたら途中から国道301号線になって、国道153号線は北上ルートになっていた。なんてこった!ということでその先の交差点でUターンして先ほどの交差点に戻って国道301号線に入る。地図をみたときは国道に沿っていけばいいと思い込んでいたからなあ・・・。(^_^;;
 交差点から少し走った辺りで前方にカニみたいな形をした建物が見えてきた。何だろうと思っていると、「豊田スタジアム」と書かれているようだ。どうやらスポーツ競技場のようだ。
 町中を抜けてしばらく走り、県道39号線(足助街道)に入ると走っている車も一気に減ってしまう。川に沿ったルートで最近拡張されたのか、道路の状態もかなりいい感じで走りやすい。再び国道153号線に出てから足助方面へ。
 香嵐渓というところに到着したが、やはり前に来たことのある場所だった。前回来たときは紅葉の季節だったが、あまりの人の多さに嫌気がさしてまともに観光していないので記憶があまり残っていなかったようだ。(^_^;;
 西町駐車場にやってきたが・・・なんじゃこれは?(-_-) なぜかむちゃくちゃ観光客がやってきていて駐車場には行列ができていた。(すでに満車状態)土日とはいえ、紅葉の季節でもないのに何でこんなに混んでいるんだろう?(?_?) バイクだったらどっかに止められるとは思うが、さすがにこの人混みを見るといやになってそのまま通り過ぎる。
 そこを通り過ぎて走っていると「足助城」という案内を発見。そういえば来るときに読んだガイドブックに足助城という復元された城(砦)があると書かれていたなあ。せっかくここまでやってきたのでちょっと行ってみるか。おもむろに細い分かれ道の方に行くように書かれていたのでその脇道に入ってあとは案内板に従って山を登っていく。案内板がなかったらちょっとわからないだろうという道を進んでいき、山の上の駐車場に到着。(10時15分)思った以上にへんぴなところにある城だなあ・・・。
 服を着替えてから観光へ。いざ入ろうと受付に行くと係のおじさんが「バイクだったらこっちに止めといた方がいいよ。前に何人かが駐車場の傾斜のところに止めて転かしてしまったことがあるから」と言ってきた。反対向きに止めているならわかるが、傾斜側に止めていればいくら何でもこける事はないだろうと思ったが、せっかく言ってくれたんだからと移動させる。
 入場料300円を払ってさっそく城内へ。戦国時代の城ということでイメージは城と言うより砦と言った感じである。案内板と遊歩道に従って順番に歩いていくが、特に目を引くものはない。南の丸というところには建物が二棟とかまどが再現されている。この付近で草むしりしていたおばさん
(昔お嬢さんだった人と入り口のおじさんが言っていた)が、この建物の説明をしてくれた。建物に使われているのは栗の木で壁も土とわらを混ぜた土塀となっているらしい。平成5年にオープンしてから現在まで特に改修はしていないようだ。
 ここで前を歩いていた観光客を追い抜いて先に物見台へ。残念ながら上には上がれないようだ。残念!(T^T) 上に上がれればさらに眺めが良さそうなのに・・・。そのまま通路を抜けて本丸に到着。本丸には発掘調査の写真なども展示されている。当時の建物は現在の復元ものものよりも南にあったらしいが、NTTのアンテナが建っているために1m北側に復元したようだ。しばらくここからの展望を楽しんでから近くに置かれているいすに座ってツーレポを書く。
 城の周りにはなにやら同じような木々があるが、何の木がよくわからない。しばらくすると先ほどのおばさんがやってきたのでしばらくここで話をする。先ほど気になっていた木は紅葉のようなので、紅葉の季節はさらにいい景色になるかもしれない。足助の観光名所や近くの観光地の話をしてからバイクのところに向かう。
 入り口にあったスタンプを押していたら入り口の受付のおじさんが話しかけてきた。町中が混雑していたという話をすると、「カタクリの花」が満開になっていることが原因らしい。数日前にはテレビでも紹介されたのでこの週末に観光客がいっぱいやってきているようだ。せっかく来たんだからよっていこうと思ったが、バイクを止める場所が問題である。近くにある駐車場の場所を聞いたが、バイクは駐車を断られる可能性が高い。「前にも車の料金を払うと言っても断られた事が何回かあるんですよねえ。」と話をすると、
「これは独り言だから」と断られて、「ここの店で食事をしてから駐車場にバイクを置いたまま観光に行く」とか「このあたりの郵便局や公民館のあるあたりにバイクを止めて観光にいく」などの助言を受ける。まあとりあえず近くまで行ってから決めようと思い、礼を言ってから出発準備に取りかかる。ちなみにこの城で1時間ほど見学していたようだ。ちなみに先ほど通ってきた道が国道420号線ということがわかったのはこのときである。あんなに入り口が小さいから良くて県道かと思っていたのに・・・。
 山を一気に下り、国道420号線に出てから少し南にある落部駐車場へ。受付に行ってみると予想通りバイクの駐輪は断られる。(T^T) 「バイクだったらこのまま道路に入ってその先に止めても大丈夫だよ。料金がもったいない・・・」って、お金払ってでも安心できるから止めようと思ったんだけどなあ。ちなみに料金表にはバイクの値段は書かれていない。まあ無理に止めてもらわんでもいいやと思い、言われた道を入っていき、進入禁止の標識のところでバイクを降りる。(11時半・276km)
 まずはカタクリの花の群生地と言うところに行くため山を迂回して続く遊歩道を歩いていく。川に沿って遊歩道が続いているが、木々はほとんど枯れているのでそんなに眺めがいいわけではない。せめて新緑の季節にこないとなあ。秋にはかなりの人でにぎわうであろう、紅葉のトンネル(今はただの枯れ木の並木道)を歩いていくと山の斜面に薄紫の花が見えてきた。これがカタクリの花なのかなあ?
 もう少し歩くと一面に花が咲いているところに出たが、その遊歩道に沿って続く人の行列を見てちょっとうんざり。何でこんなにいるんだ・・・。まあせっかくここまで歩いてきたんだからと思い見ていく事にしたが、マジで引き返そうかと思ってしまった。六角堂の近くに建っている看板の説明を読んでから遊歩道へ。

カタクリの花
樹木が芽を出す直前の三月下旬頃、地上に姿を現して薄茶色の紋様がある葉を出し、十数センチの花茎の先にうす紫色の可憐な花が一輪下向きに約二週間咲き、球根はカタクリとして食用にできます。

 見物客の行列で遊歩道がいっぱいになっているかと思ったが、
その半分は三脚を出して写真を撮っているアマチュアカメラマンの集団だった。(^_^;; そんなに広くない遊歩道の半分くらいを占領しているのは勘弁してほしいものだ。しかもかなり大きな三脚をおいて場所を陣取っているうえ、本人がいないところなども数カ所。なめてんのか?(-_-X
 カタクリの撮影をするにいい場所は三脚を並べた人たちがたむろっているせいで写真を撮る事ができない。うっとおしい!(-_-X それでも何枚か写真を撮りながら進んでいくが、一眼レフを持ってこなかった事が後悔される。(T^T) なんか毎回同じことを言っているのは気のせいか?(^_^;; しかし今回はほんとに一眼レフを使うようなところがあるとは思っていなかったからなあ・・・。途中から山頂ルートへの分岐点があったが、とりあえずはカタクリの群生地の中に続く遊歩道を歩いていく。出口付近まで(U字型の遊歩道になっている)行ったところで引き返して山頂ルートへ。
 山頂ルートへの遊歩道は元々ちゃんと整備されていた感じだが、現在少し荒れ果てている状態。雨によって遊歩道の一部が流されているところもあった。思ったよりも山は高くてなかなか山頂へ到着できない。やっとついたと思ったらその奥にさらに登るところがあるし・・・。そこから少し登ったところでやっと山頂の展望台に到着する。(12時)
 山頂の展望台には数名の観光客がくつろいでいた。残念ながら山頂は木々に覆われていてあまり展望は良くないが、隙間から眼下に町を見渡す事はできる。ここで弁当を食べている人もいて、自分も何か買ってきていれば良かったとちょっとうらやましい。ベンチに座ってツーレポを書きながらしばらく休憩を取る。
 ここから山の反対側に降りる事もできるが、そっちに行ってしまうとバイクのところまでかなり遠くなってしまう。来た道を引き返し、分岐点から香積寺の方に向かう遊歩道を降りていく。こっちの道はさっきの道よりも整備がされていない感じで歩いている人も少ない。途中にはこの付近の伝承や戦国時代までここ足助を支配した鈴木氏の墓などがあったが、あまり興味を引くものではない。一気に山を下って麓の香積寺へ。境内はきれいに整備されているが、あまり見るところもないのでそのまま素通り。三州足助屋敷に行ってみようと思ったが、かなりの人がいたのでこれをあきらめ、遊歩道に出てからまっすぐバイクのところに戻る。(12時半)
 バイクの近くに「天然山芋」という看板が出ていたので、ちょうどおなかも減っていたので行ってみる事にする。鉄筋の吊り橋(香嵐橋)を渡って対岸へわたり、茅葺きの建物(かなり年代を感じる建物)がその目的の「ふる里料理・川見茶屋」のようだ。
 店の中に入ると中央にあるいろりに火が焚かれており、お客が10人くらいいた。メニューを見てまずはとろろ定食(1300円)を注文。ふと見ると大五平餅というものがあったのでこれも注文する。「これはすぐにできますよね」と定食の前に出てくるのを期待して聞いてみると「はい」という返事が帰ってきたが・・・。(^_^;; 建物の中は結構暑かったので表にあるいすに移動する。表は日差しが強かったが、気温自体はそんなに高くないのでちょうどいい。
 五平餅がすぐに出てくるだろうと思っていたが、なかなか出てこない。結局先に出てきたのはとろろ定食の方だった。
さっきの「はい!」という返事は何だったんだ!(-_-X
 まあしょうがないと、
早速やってきた定食に手を付けようとしたが・・・「これ、天然?(?_?)」と言うはてなマークが頭に浮かぶ。天然という割には見るからにおかしいぞ・・・。食べてみるとどう考えても天然とは思えない味と舌触りである。(^_^;; こんなものを平気で天然物として売っているのか・・・。そう思っていると今頃になってやっと五平餅が持ってこられた。なんともタイミングが悪い。このとき「これほんとに天然ですか?」と聞いてやろうかと思ったが、天然ですよと言われるだけだろうと思って思いとどまる。
 ちなみに定食の付け合わせはこんにゃくの刺身(これはまだいい)とどう考えても冷凍と思われる(T^T)タケノコ、厚揚げ、山菜の煮物である。せっかく天然の物で造られた料理が出てくると思っていたのにこんな物が出てきてまじでがっかり。五平餅はまあ普通だったが・・・。味はともなくとりあえずおなかも満足したところで料金(1100+320円)を払って店を後にする。次にやってくる事があっても間違いなくこの店に来る事はないだろう。(^_^;;
 バイクのところに戻ってから出発準備を整える。結構暑くなっているのでオーバーパンツは必要ないだろうと思い、後ろの荷物に縛っていく。この先のルートを検討してから出発。(13時)
 ここから国道420号線に戻って南下していくが、思った以上に風が冷たい。やはりオーバーパンツをはいておくべきだったと思ったが、まあ耐えられる寒さなのでそのまま走っていく。道もきれいに整備されているのでペースもよく走っていき、途中から国道257号線に入る。ここから少し南下したところで桜がきれいに咲いているところがあったのでいったん休憩を取る。(13時半)ここでオーバーパンツをはいて寒さ対策をしてから出発。
 国道151号線に出たところで、「長篠城前」という交差点の表示を見つけてこの辺りが有名な長篠合戦のあった場所という事に気がつく。そのまま通り過ぎていこうと思ったが、せっかくなのでよっていこうと途中でUターンして長篠城跡へ。(14時)
 駐車場にバイクを止めてからまずは長篠城趾史跡保存館へ。この保存館は鳥居強右衛門という人物を中心に長篠合戦が紹介されておりなかなかおもしろかった。保存館を一通り見て回ってから公園になっている城跡へ。ここは土塁が一部残っているだけであまり見応えはない。公園内の紹介文には長篠合戦時にそれぞれの武将が陣取った場所などが紹介されているが、ここから見てもただの山である。一通り公園内を歩いてから入り口のある碑のところで写真を撮ってバイクのところに戻る。
 国道257号線を進み、途中から県道68号線に入ろうと思っていたが、その手前の県道81号線にも「三ヶ日」と案内が出ていたのでこっちに入ってみる。道はかなりきれいに整備されているので走るのは問題なかったが、途中で地図を確認してみるとまっすぐにキャンプ場に向かう道がない。(T^T) 途中で林道に入っていけばかなり近いんだが、さすがにこのバイクで林道を走るわけにもいかないのでかなり回り道をしていく事になる。県道392、303、68、308号線を走ってやっと尉ヶ峰林道に入る。道はそれほど広くなかったが、車もほとんど走っていないところだった。木々に覆われて眺めがあまり良くないのが残念なところ。
 林道に入ったところでバイクを止めて写真を撮っていると山の下の方から車とバイクの音が聞こえてきた。ちょうど眼下に道路が見えていたのでのぞいてみると車の後ろに赤いバイクに乗った
体の大きな人物を発見。ラットやん!あわてて出発して走っていくが、視界が悪いのであまり速度を上げる事ができない。しばらくするとラットに追いつかれてしまう。その後ろにもう一台バイクの姿が見えるが最初誰かわからなかった。バイクがダカールという事がわかってリ〜ダ〜と判明。しばらく走ったところでやっと大谷キャンプ場入り口へ。昨年と同じようにキャンプ場の一番奥までバイクで入っていく。(16時・362km)
 キャンプ場にはすでにいわちゃんが到着していた。14時くらいにやってきていたらしく、バンガローで寝ていたそうだ。しばらくすると途中で写真を撮っていた(途中まで3人でやってきていたらしい)というおのっちが登場。そのあと車に乗ってへりとぴょんもやってきた。予想通りぴょんが運転していたが、髪を切っていたせいで一瞬誰かと思ってしまった。(^_^;; 今回はへりも運転していたらしいが、キャンプ場へ運転してくると「そこで変わったの?」と言われると思ってそれはやめたらしい。
 食料飲み物関係はすべてとげに任せていたが、やってくるまでまだかなり時間がかかるようだ。さすがに何もないのはつらいのでラットに買い出しに行ってもらう。ラットが買い出しに行っている間にバイクを移動させてテーブルやいすのセッティング。場所は昨年と同じように街灯の近くに陣取る事にする。
 ラットが戻ってきたところで今いるメンバーでまずは乾杯。
予想通り16時集合に間に合ったのは半分もいないという状況である。まあ、いい加減になれてきたが・・・。(^_^;; ちなみに今回の集合時間は昨年ラットが到着した時間にあわせたんだが、まったり〜な時間は前後に2時間の幅を持つ事になっているので18時までに来れば間に合った事になるのかな?
 しばらくくつろいでいるとトーマス(車)、しゅう(バイク)もやってきた。(17時)ここのスペースには自分たちの他に大学生と思われる集団(12人くらいの男女の団体)がやってきていたが、話はしなかったのでよくわからない。キャンプ用品はほとんど何も用意していなかったようで、夜はスクーターのライトで照らしていた。
 おもむろにたき火の準備を始めたので薪になりそうな木を探す。近くに落ちているものはかなり小さな枝ばかりだったので付近を散策に行くがあまりいい大きさのものは落ちていない。このままでは夜まで薪は持たないぞ・・・。広場の下の崖になっている斜面を見てみると、伐採したまま放置されている木がかなり転がっていた。ちょっと危ないが気を付ければ大丈夫だろうと崖を降りて拾ってくる。さすがにこんなところをサンダルで行くのはやめた方が良かったかもしれないが、まあけがもなかったのでよしとしよう。(^_^;; この後は何人かで拾ってきた木を切って(いわちゃんは小さなのこぎり付きのナイフを持ってきていた)薪を確保する、さすがにのこぎりを持ってきている人はいないのは仕方がないが、持ってきていたらちょっと怖いかもしれない。(^_^;;
 17時半頃になってスタミンが登場。そのあととげがRON姉を連れてやってきた。これでやっと夕食に取りかかる事ができる・・・。今日の夕食は鍋、焼き肉をメインとなっているようだ。ほとんどぴょんとRON姉がやってくれた感じであるが・・・。感謝感謝である。m(_ _)m
 準備をしていると近くの大学生集団が車を動かし始めた。何気なくそっちを見ていると何とも怪しい動きをしている。かなりトーマスの車に近づいていたので「まさかあれ以上前に出てこんだろうなあ・・・」と思っていたらそこからさらに前へ。おい!(@_@) っと思ったときにはトーマスの車につっこんでいた。何であれだけ人数がいて誰も前の確認をしていないんだ。あわてて車のところに行ってトーマスを呼ぶ。ちなみにこのとき見ていたのは自分だけだったようだ。
 ぶつかったところを見てみるとバンパーの塗装がはげてしまっていたが、
トーマスは「いいよいいよ」の一言で片づけてしまった。うーむ、何ともはや・・・。自分としてはこのぶつけた本人たちの態度が気にくわなかったんだが(運転していた人もあまりすまなそうな顔をしてない上に、一緒に来ている他の人たちはに半分知らん顔)、トーマスがそういうんだったらまあいいや。自分だったら一人数千円ずつ回収していたかもしれない。ちなみに謝ったのはこのときだけでそれ以降は知らん顔だった。
 ここで話になったのが、トーマスの車で良かったねえという事だった。ここでぴょんの車にぶつけていたときにはどうなっていたことやら・・・。一人数万円ずつ回収されていたかも・・・。(^_^;; バイクにぶつかっていても間違いなく倒れていたからかなりの金額になっていただろう。
 18時過ぎにふくちゃんがやってきたが、今回はバイクではなく車での登場である。隣に誰か乗っていると思ったら・・・これが謎の人物か。
 料理の準備が大体完了したところでまずはビールで乾杯。さっそくできあがった鍋を食べて体を温める。このあとは焼き肉や焼き鳥などを食べながらみんなと話をする。さすがに寒くなってきたせいか、せっかくテーブルといすを準備していたのにみんなたき火の周りに集まっている。23時頃になすきんが登場。新しいバイクに乗ってきていたらしいが見ていない。(^_^;;
 そろそろ街灯が消える時間が迫ってきているので片づけを開始。洗い物は明日の朝にしようという事で一カ所にまとめ、宴会部屋を一番手前のバンガローに決めて酒やお菓子類を運び込む。撤収が完了して宴会部屋に集合しているころに発電機がストップしてあたりは暗闇に包まれる。とはいえ、かなりの数のランタンを準備していたので問題はない。(昨年よりは遅く11時45分)
 このあとバンガローの中で輪になって話をしていたが(人数に対してかなり狭い)、猛烈な眠気が襲いかかってくる。夕べはちゃんと寝ていたんだが、やはり歩き回って体力を消費したのかなあ?さすがに耐えられなくなって座ったかっこのまま眠りに落ちてしまう。(-_-zzz 30分くらい寝ていたようで、起きたときにはなすきんは帰っていた。(1時)このあと少し話をしてから解散となる。
 ちなみに部屋割りはへり・ぴょんは車、しゅう・スタミン・とげ・RON姉が一番奥、リ〜ダ〜・トーマス・ふくちゃん・けいりんが真ん中、いわちゃん・ラット・おのっち・自分が一番手前のバンガローである。
 01 足助城の入り口にて
 02 一面に咲き誇るカタクリの花
 03 長篠城跡の公園の前で
 04 いわちゃんのバイクにまたがる大男三人 サスが・・・(T^T)
 05 ぶつけられてしまったトーマスの車
 06 夜の宴会中
03月30日 319km  静岡県 三ヶ日 大谷キャンプ場→大阪府 南港
 7時45分頃に起きると隣で寝ていたいわちゃんの姿はない。ラットとおのっちはまだ完全に眠っていていびきをかいているが・・・。外に出てみるといわちゃん、リ〜ダ〜、しゅう、ぴょんが起きて朝食の準備に取りかかっている。ぴょんは6時前に起きていたようで、夕べ置いていた食器などもすでに洗い終えていた。お疲れ様です。m(_ _)m
 さすがに朝はまだ寒いが、天気もいいのですぐに暖かくなってくるだろう。日差しで暖まってきたのか昨日は一分咲きくらいだった桜は三分咲きくらいになっていた。今度の週末はちょうど見頃になっているだろう。
 まずはスパゲッティーを湯がいて朝食に取りかかる。起きているメンバーでスパゲッティーを食べながらみんながやってくるのを待つ。みんな徐々に起きてきたが、ふくちゃんとトーマスは最後まで眠っていた。ちなみに薪が足りないという事で朝から薪作りに励んでいるスタミンの姿があったが、これはトレーニング代わりだろうか?(^_^;; その他にホットケーキ、焼きそばなどを作って朝食は終了する。
 朝食が一段落したところでラットはバンガローにこもって今回のキャンプ代の計算。しばらくして計算が終わったみたいで、料金の回収にやってきた。男3800円、女3300円。どうせなら男4000円にすればいいのにとみんなにつっこまれていたが、結局はこの値段で精算する事になる。せっかく計算したんだから・・・。(^_^;;
 このあとみんなまったりモードに入ってしまい、動きそうにない状態。前回は月曜日も休みを取っていたので良かったが、今回はこの日のフェリーに乗らないといけないのであまりのんびりはしていられない。みんなをせかして記念撮影の準備に取りかからせる。「いいじゃん、明日休めば・・・」とさらにまったりしようとしていたのはリ〜ダ〜である。
 まずは昨年と同じように桜の木の下にみんなのバイクを移動。バイクの位置をちょっと変えようとへりがおのっちのバイクを少し移動させていたが、
スタンドがあがっていた事に気がつかず、そのまま手を離そうとしてバイクを倒しそうになる。みんなであわててバイクを支えて完全に倒れるのは止める事ができたが・・・。そのとき横に止めていたのは自分のバイク。マジで勘弁してくれ〜〜〜!!
 バイクを見てみるとおのっちのミラーが当たってカウルに少し傷が入っていた。へりは「まあしゃーないな」って、なにがしゃーないんや!!まあ、そんなに傷とか気にしない方だが、最初についた傷が自分が付けた物ではないというのはちょっと悲しい。昨年はトーマスの新車のバイクを転かして、今年は自分のかい!(T^T)
 桜の木の下でバイクと一緒に写真を撮ってから続いて浜名湖をバックに記念撮影。さらにいすに座って学級写真(みたいな感じ)と端から見ていると何をやってんだこいつらと言った感じだろう。(^_^;; しかも複数代のカメラを準備しているし・・・。一通り写真を撮り終えてから11時15分にみんなに見送られてキャンプ場を後にする。
 林道を抜けてから一気に山を下っていく。ガソリンがだいぶ減っていたのでここのガソリンスタンドで給油したが、ここは高速道路よりも高くて101円/1Lだった。(198km/8.8L)まあ1円高いだけだが、高速道路よりも高いというのはどういうことなんだ。給油を済ませたところで三ヶ日インターから東名高速に乗る。
 車の走っている数はかなり少なくていいペースで走っていく事ができる。天気もいいし、それほど寒くもない。途中で休憩を何回かとりながら南港に到着。(15時15分・319km)出航2時間くらい前についてしまった。
 乗船手続きを済ませてからバイクを移動。なんかターミナルにトラックがいっぱい止まっていて、乗船口はかなり混雑している。車の間をすり抜けて一番前まで行ってバイクを止めて乗船時間を待つ。コンタクトをはずそうかと準備をしていると携帯電話から呼び出し音が・・・。相手を見ると
「非通知設定」ということは王将男か?って出てみると予想通りである。
 30分くらい話をしてから16時半に乗船。今回も団体客が結構いるようで一般二等の部屋は行きと同じく二部屋だけであるが、お客はそんなに多そうではない。とりあえず自分の場所を確保してからお風呂に入ってさっぱり。17時にレストランに行って食事を取る。ご飯のお代わりをしておなかもいっぱいになったところで部屋に戻って雑誌を読んでくつろぐ。眠気がやってきたところで早めに眠りにつく。(19時)
 07 まだ眠りに入っているらっととおのっち
 08 朝食風景
 09 へりに傷つけられたZR-7S(T^T)
 10 桜の木の下で学級写真(^_^;;
03月31日 38km  大阪府 南港→自宅
 目覚ましをセットしていたが、それよりも早く4時45分に目が覚めてしまう。まだ周りは眠っているようだが、もうすぐみんなも起き出してくるだろう。天気予報を見てみると週間天気予報でずっと晴れるという予報が変わって今日の夕方から雨の予報になっている。そのまま会社に行こうと思っていたが、さすがにそれは無理のようなのでいったん帰る事にする。
 5時半に入り口に行って車両甲板の解放を待つ。ここで待っていると一人の女性が「ここから車のところに出られるんですか?どこからあがってきたか覚えていないんですけど」と誰にと言うわけでもなく聞いてきた。普通のお客と思われるおっちゃんが答えていたが、「自分はもう3回も乗っているからこの船の場所は全部わかるよ」と自慢げに話をしている。しかしそう言っている割にはその話の内容に結構間違いがあるが・・・。3回乗ったくらいで自慢するような回数なんだろうか?
 ドアの開放とともにまっすぐバイクのところに行ってパッキング。準備ができたところで空いたスペースを抜けて下船する。山を越えて大里から都市高速に乗って一気に走って引野インターへ。ここから下道を走って6時半に帰宅する。(38km)