乗鞍スカイラインへ 今年いっぱいで自家用車で入れなくなるのでいってみる |
2002年10月14日〜10月16日
全走行距離 867km
10月14日 149km 京都→福井県 河野 |
清水でバイクは高架を通ったらいけないことに気がつかず、そのまま走っていってしまった。(^_^;; その先で国道161号線に入って琵琶湖の西岸に向かう。ふと、へりの家がこの近くだったことを思い出して渡し損ねた写真を届けに行くことにした。 国道161号線にでてから北上し、雄琴駅に到着。ここでへりに連絡を取ると表通りまで迎えにでてくれるそうなので、さっそくいわれた道を進んでいくが、へりの姿は見えない。どう考えても行き過ぎているなあと思ってバイクを止めるとへりから電話が入ってきた。「Muさんごめん。間に合わなかった・・・」ということで引き返して走っていくと今度は無事にへりの姿を発見すできた。(^_^) へりに案内されて家に到着。(16時) 写真を渡してすぐに出発しようと思っていたが、せっかくだからというので少し寄っていく。ここでへり宅にやってきた記念にもらえるという「まったり〜なの赤タオル」をゲット。コーヒーを飲みながら1時間くらい話をしていた。さき&エガボウのビデオ編集用に写真を数枚借りていく。(17時) ガソリンの残りも少なかったので、国道161号線にでたところにあった出光でガソリンを給油。(286km/14.4L)このあとはひたすら国道161号線を北上していくことになる。よくよく考えたらいつも湖岸道路を走っているのでずっとこの国道を走っていくのは初めてだなあ。さすがに日が落ちると気温が一気に低くなってきてさすがに寒くなってきた。途中にある気温は19℃、18℃、17℃とみるたびに1℃ずつ下がっていた。(T^T) 敦賀市内に入って県道33号線との交差点にあったファミリーマートに入っていったん休憩をとっていく。(19時・129km) さすがに寒くなってきているのでここでオーバーパンツとジャケットを着ていくことにした。そろそろ今日泊まる所を決めないといけないので地図を見てみるとここから少し行った所に道の駅があるのを発見。この後真っ暗な国道8号線を北上して道の駅「河野」に到着した。(19時45分・149km) 建物の中にはテレビやいすなどが設置されてあっていい感じのところである。コンセントもあったのでここで携帯電話の充電していく。おなかも減ってきていたが、店はもうしまっていたので、土産にもらったみかんで夕食をとった。20時半頃までここでくつろいでから、道の駅の端の方にテントを設営して21時に就寝。(-_-zzz |
01 まったり〜な 赤タオル |
10月15日 338km 福井県 河野→岐阜県 高山市 |
さすがに国道がすぐ横だったせいでトラックの音と振動で余りよく眠れなかった。(T^T) 耳栓もかたっぽしかなかったからなあ。3時に起きてからテントを撤収。道の駅の待合室は24時間開放されているようで、中では数人が眠っていた。自分もここで寝ていればよかったかもしれない。(T^T) 出発準備を整えてから4時に出発する。 ひたすら国道8号線を北上して福井市内に入る。おなかも減ってきていたのでローソンに入ってサンドイッチとおにぎりを購入して朝食をとる。(4時半・39km)ここでルートの確認をしてみると入ろうと思っていた国道158号線はすでに通り過ぎてしまっていたようだ。(T^T) 来た道を少し引き返し、国道158号線に入る。 美山町あたりから霧が発生してマジで運転がつらい状態。服はまだ大丈夫だが、メットに水滴がついてしゃれにならない。(T^T) 大野市に入る手前のトンネルを抜けると霧が晴れてくれたので助かった。この辺りから寝不足のせいか眠気が襲ってきてしゃれにならなかったので道の駅「九頭竜」でいったん休憩をとる。(6時・97km) ここにあったベンチに座って少しだけ寝ようと思って眠りに入ったが、気がつくと1時間も眠っていた。何とか眠気もなくなった所で出発。 先ほどまでは山には朝靄がかかってきたが、気温が上がってきたのかだいぶ晴れてきた。156号線にでてから道の駅「白鳥」でいったん休憩。(8時・130km)ここから少し北上した所から山道になって、むちゃくちゃ遅いトレーラーに捕まってしまった。道が曲がりくねっているので抜くこともできない上、排気ガスがすごい・・・。(T^T) しばらくすると途中のパーキングに入って道を譲ってくれたので助かったが・・・。(^_^) その先の分水嶺公園で写真を撮っているとまた抜かれてしまった。(8時15分・146km) その先で先ほどのトレーラーを追い抜いてしばらく走っていると、標高が高くなってきたのか木々の紅葉が見え始めた。やはり一眼レフを持ってくればよかったとちょっと後悔。途中にある温泉が開いていれば入りたいところだが、さすがにこんな時間に開いているわけもない。 高山の手前で市内を迂回するために県道73号線の方へ進む。乗鞍スカイラインに行くことを考えるとこの辺りで給油しておいた方がいいだろうと考えてこの先の日石でガソリンを給油していく。(297km/12.7L) 途中の店でそばを食べていこうと考えていたが、残念ながら時間が早くてまだ開いていなかった。途中にいた遅い観光バスを登坂車線で一気に追い抜いて一気に東へ向かい、乗鞍スカイラインへと入る。この辺りは風がかなり強くてしゃれにならない。ここでこれだけ強いと言うことは頂上はもっと強いのだろうか? 山頂の天気を確認してみると曇りマークになっていたが、山頂付近は晴れているように見える。やはり車は多いらしく、頂上付近で2kmくらい渋滞しているようだ。しばらく走っていると遅いバスに行く手を遮られたが、追い越し車線で一気に追い抜いていったので行程のほとんどは気持ちよく走ることができた。(^_^) さすがに高度が上がってくるとエンジンのふけが悪くなってスピードが落ちたときは気をつけないとエンジンが止まってしまいそう。予想通り山頂付近の風はかなり強くまっすぐ走ることができない位の風だった。途中の渋滞はすり抜けや反対車線を通ることで切り抜けてやっと畳平駐車場に到着した。(10時45分・254km)やはりこんな時はすり抜けできて駐車スペースも関係ないバイクで来るに限るなあ。 畳平 乗鞍高原側から乗鞍エコーライン(県道84号線)、平湯側から乗鞍スカイラインの終点で、マイカーで登ることのできる日本最高所(2700m)だった所だった。2002年にマイカーでの通行は終了となり、これ以降はバスまたはタクシーでしか入れなくなる。 ここから乗鞍岳の主峰・鶴ヶ峰まで徒歩1時間ほどで行くことができる。また、近くの大黒岳、富士見岳には30分程度で登ることができ、すばらしい展望を楽しむことができる。 さすがに平日にもかかわらずやってきているバイクは結構いる。何か食べようとレストランに行ってみるが、「うどんが600円?」「カレーが700円?」と値段を見てすぐに引き返す。高いのはともかく、なんでこの辺りでは有名なそばが置いてないんだろう? 前回来たときに登った恵比寿岳は工事中のため登ることができない。三連休の間は登ることができたんだろうが、今は柵が降りている上、工事している人もいるので勝手に入っていくわけにも行かない。「まあ、前に一回登っているから今回はあっちの山に登ってみよう」と富士見岳の方へ向かう。(11時) 駐車場を横切って遊歩道を歩いて山の麓へ。この近くの道路には駐車スペースが少しあって多くのバイクが止まっていた。こっちにバイクを止めていたら10分くらいは歩く距離が短くなっていたんだが・・・。登山道は特に整備されているわけではなく、単にロープで仕切られているだけの道だった。思ったより険しい感じで歩き始めはかなりしんどかった。ひたすら地面を見て登っていくと気がついたときには頂上に到着していた。 山頂はかなりの風でしゃれにならない状態。マジで気を抜くと飛んでしまいそうな感じである。(^_^;; このあと崖の上に立って写真を撮ってもらったが、マジで風で飛ばされて崖下に落ちそうになって怖かった。このため写真を撮ったときにはかなり踏ん張っていた。(^_^;; 結構薄着の人も多くてマジで寒そうだった。数枚写真を撮って満足した所で山を下ってバイクのところに戻る。さすがに降りるのは楽で早い。 バイクのところに戻ってからこれからのルートを検討。スカイラインを戻ってもお金がもったいないのでエコーラインで反対側に降りることにする。さすがにエンジンの掛かりが悪いのは仕方がない所か。暖気を済ませてから出発。(11時45分) 山頂付近にはほとんど木々はないが、見下ろしたところに見える木々はすでに枯れてしまっていた。しかしそのさらに下に見える木々はきれいに紅葉(紅葉と言ってもほとんどが黄色)していているようだ。エコーラインを降りていくとやはり反対車線は2kmくらい渋滞している。しかも途中で工事中の箇所があってなかなか大変そう。しかし休みに来ていたらもっとすごかったんだろうなあ・・・。(^_^;; 最初のうちは反対車線を走ってくるバイクがいてちょっと怖かった。とは言ってもさっきまでは自分も同じ事をやっていたんだけどね。(^_^;; しばらく坂を下りていって、道がジグザクになる辺りから眼下にきれいな紅葉が見えてきた。車を止めて写真を撮っているアマチュアカメラマンと思われる人がいたが、もっと場所を考えて車を止めてほしいものだ・・・。カーブを曲がったら止まっていたのにはちょっとびっくりである。 乗鞍高原に入った所に観光センターというところがあったので情報を仕入れて行こうと思ったが、開いていない。「まあ見る所と行っても風景以外は宿泊施設しかないだろうから食事だけしていければいいか」と思って坂を下っていくが、開いてみる店がなかなかない。(T^T) 休みの振り替えで休んでいるんだろうか?やっと開いている店があったと思ったら店の前にはかなりの行列ができていたのでさすがに断念。さらに下っていくと「山のごはん舎・おくどはん」という店を発見。行列もできていないようだったのでここに寄って行くことにした。(12時半・279km) ちょうど店から出てきた人がいたので話を聞いてみると「自分達はおいしかったよ」とのこと。ということでここで食事をしていくことにした。この夫婦は新潟であったモトクロスのレースに参加していたようで、トラックの荷台にバイクが2台積まれていた。これから畳平の方に行くようなので少し話をしてから店に入る。 昼時の上、店がないということもあって店の中は結構いっぱい状態。メニューを見てみるとやはりちょっと高いといった感じだが、まあしょうがないレベルである。おなかもすいていたのでもりそばとおくどはん膳というものを頼む。さすがに一人で二人分も頼んだので変な顔をされてしまったが、いつものことなので仕方がない。(^_^;; 前菜としてキノコ、魚の甘露煮などが出てきた。確かに人は多かったが、肝心のそばが出てくるのはかなり時間がかかっていた。まとめて2枚出てきたので一気に平らげておなかも満足する。さすがに2人前食べたので値段は結構してしまったのは仕方のない所か。(1000 + 700 = 1700円) いい所でもあればどっかに寄っていこうと思っていたが、結局どこにも寄らないまま県道を下って国道158号線まで出てしまった。まだ時間は十分にあるので上高地に行くことにしたが、どっかにバイクを止めていかないといけない。安房峠の方に走っていくと道路脇に「上高地行きのバス乗り場」と案内の出た駐車場が現れだした。はじめの駐車場はかなり広かったが、「たしかまだ近い所にあったはず。」と思ってしばらく走っていくつか駐車場を越えていくと、「最後のバス乗り場」と案内の出た茶嵐駐車場に到着。駐車料金300円払ってここにバイクを止める。上高地の気温はどうかと係の人に聞いてみた所、ここよりは寒いと言われたのでフリースとオーバーパンツはそのまま着ていくことにした。これはマジで失敗だった・・・。(T^T) ちょうどバスが出たばかりだったようで、15分くらいバス停で待つ羽目になる。13時半にやってきたバスに乗り、上高地の登山道入り口へ。最初はトンネルの中を進んでいくが、道幅が狭くて交互通行になっている。トンネルを抜けると前方にきれいに色づいた山々が見えてきた。途中の大正池で数名が降りたが、自分は終点まで乗っていくことにした。大正池から奥まではかなり距離があるのでもっと時間があるときでないとここから歩いていくのはつらいだろう。約30分くらいして上高地に到着する。(14時) 全く予備知識がなかったのでここに何があるのかよく分からない。(^_^;; 案内板を見てみると奥の方に明神池というものがあって、結構な人数がそっちに向かっているようだった。せっかくだから自分もそこに行ってみようと考えて人の流れに従ってそっちの方へ歩いていく。途中にカッパ橋というものがあって多くの人が写真を撮っていた。この橋は有名な所らしい・・・。橋の下を流れるこの梓川(あずさがわ)は気持ち悪いくらい透き通っていて川底の岩がきれいに見えている。 カッパ橋 梓川にかかる木の吊り橋で、上高地駐車場から10分くらい歩いた所にある。幅4m弱、長さ30m位の橋で、上高地のシンボルとなっている。橋からは穂高連峰を望むことができ、一番の観光スポットとなっている。 昔はカッパが出たと言うことからこの名前が付いたようであるが、よくは知らない。ここから右岸にわたって林の中を進む遊歩道を歩いて明神池まで行くことができる。 ここから明神池まで5.5kmとかかれていたので右岸遊歩道をあるいて明神池へ向かう。しばらく歩いているとさすがに暑くなってきたのでフリースとオーバーパンツを脱いでいく。こんな事なら最初から脱いでくれば良かった駐車場の係員を少し恨みながらマジで後悔・・・。(T^T) しばらく歩いてもう少しかと思った頃に標識があったが、そこにかかれていた明神池までの距離は・・・2.5km。まだ半分かい!後半はまじで後悔しながらひたすら歩いていくだけとなった。やっとの思いで明神池に到着した時には1時間近くたっていた。(14時45分) 明神池 新穂高神社奥宮の奥にある池。善光寺名所図絵(1843年)に霊湖とされ、鏡池、神池とも言われ、明神岳の直下にして一の池、二の池からなっている。 明神池を見るには入場料200円払わないといけないが、せっかくここまで来たので入ってみることにした。さすがに有名な所のせいかアマチュアカメラマンが結構やってきている。写真を撮り終える頃に団体客がやってきたのでさっさとここから出る。 来た道を戻っても良かったが、左岸遊歩道の方が距離が短いようだったのでこっちを通っていくことにした。はっきり言ってもう疲れ果てていて、少しでも早く戻りたかった心情である。(^_^;; 反対側の遊歩道と違ってこっちの遊歩道は林の中に造られた小さな道である。 バス停に戻ると駐車場方面へ向かうバス停には多くの人が列を作っていた。時間的にはまだこのあたりを観光しても良かったが、もういいやと思って列に並んでバスがやってくるのを待つ。16時のバスに乗って出発し、途中に大正池を見ながら上高地を後にする。大正池の付近の山は黄色に紅葉した木々が一面に広がっていてとてもきれいだった。正直降りて写真を撮りたい所だったが、もう通り過ぎているので仕方がない。来た道を引き返して16時半にバス停「茶嵐」に到着した。 このあと平湯キャンプ場でキャンプしようと思っていたのでその近くの温泉に入ろうかと考えていたが、せっかくだから入ったことのない温泉に行ってみようと思い、途中にあった坂巻温泉へいくことにした。 いったん駐車場にバイクを止めてから入浴できるか確認に行ってみると、外来の入浴は16時までとなっている。「これはだめかな?」と思って受付の人に聞いてみるとあっさりと「入れますよ」と言われて(^_^) お風呂のセットを取りに戻って早速中へ。(入浴500円)この宿には内湯と露天風呂の二つがあるようだが、露天風呂と内湯は離れた所にあり(1階と2階なでのかなり距離がある)、露天風呂では入浴しかできないらしい。(T^T) さすがに夕べもお風呂に入っていないので体を洗いたかったため、内湯だけで我慢する。さすがにいったんあがってからまた露天風呂に入りに行く気は起きない・・・。 お風呂では東京からやってきているという東京のおっちゃんと話をしていた。若い頃はよくこのあたりにスキーにやってきていたらしい。20分くらいしてからあがって出発することにした。露天風呂の方をのぞいてみると、眺めは結構いい感じだが、あまり大きなものではなく、とりあえず作ったといった感じのところだった。 安房峠は通行量600円と高い上、何回か通ったこともあるので旧道を通っていこうと思ったが、もう日が暮れそうだったのでトンネルを通っていくことにした。旧道を行くと30分くらい時間差が出るそうである。トンネルを抜けて平湯の方に出ると、おもむろに雷の閃光が目に入る。「えっ?(?_?)」っと思って空を見上げてみるとかなり厚そうなどんより雲が広がっていた。まじっすか?(@_@) 安房峠の手前までは青空が広がっていたのに・・・。そういえば、前回来たときも安房峠の両側で天気は全く違っていたなあ・・・。 この時点では雨は降っていなかったが、どう考えても雨が降ってきそうな空模様。平湯キャンプ場の前まで行って天気予報を確認してみるとなんと雷マーク。(雷マークの天気予報は初めて見る)これはしゃれにならないだろうと思って、キャンプはあきらめて高山市内の宿に行ってみることにした。 前方の空は稲光でフラッシュのように輝き続けており、時々空気のふるえが体感できるくらいの雷鳴が響いていた。(T^T) 雨はまだ降り出さないのでそのままの格好で走っていたが、もうやばいだろうという所でバイクを止めてカッパを着ていくことにした。荷物にも防水対策をして準備万端になった所で走り始めるとその先から雨が降っていたようで道路がぬれ始めた。途中から滝のような雨になって走ることも難しい状態に陥ってしまう。道路はほとんど見えないし、対向車がくると何も見えない状態になる。このままでは絶対に事故ってしまうと思い、途中にあったドライブインみたいなところのキャッシュコーナーの前に避難した。 しばらく待っていると雨も少し弱くなってきたが、高山に着いてから宿を探すのはちょっと難しそうである。たしか高山にYHがあったということを思い出して開いていることを祈って電話をかけてみた。宿は何とか確保しできたが、YHの詳細な場所が分からないので電話でだいたいの場所を聞いてから出発する。少し迷ってからやっと場所を確認してひだ高山天照寺YHに到着した。(18時半・338km) 境内には自分の他にバイクが5台止まっていて、みんな着いたばかりらしく受付をやっていた。群馬ナンバーの3人は坂巻温泉の手前の工事中のところで後ろからやってきた人たちだった。トンネルを通らず山越えをしたせいで到着時間にあまり差がなかったようである。その他の一人は東京のライダー、もう一人は北九州ナンバーをつけているが大分ライダーだった。 受付のおばちゃんの手際が悪いのか、耳が聞こえないのか、よく分かっていないのか知らないが、受付を済ませるのにかなり時間がかかってしまう。先ほどの3人と東京ライダーが同じ部屋で、自分と大分ライダーが同じ部屋のようである。やっと受付を終えて部屋へと移動すると自分たちの他に先客が2人いるようだが、部屋には荷物が置いてあるだけだった。さすがに外国人が多いみたいでロビーでは外国人が3人話をしていた。 YHで夕食の提供はないので近くの店に食べに行かないといけない。大分ライダーも食事に行くようだったので一緒に食べに行くことにした。雨はもうほとんどやんでいたが、道路もぬれているので歩いていくことにする。YHにおいてあった周辺の店の地図をみてトンカツ屋へ向かう。(昼は二人ともそばを食べていたので麺類はやめることになった) この大分ライダーは昨日の夜に仕事を終えてフェリーに乗ってここまでやってきたそうである。3連休は仕事で、この日から5連休を取ってやってきたらしい。今回は信州、乗鞍を走る予定で、明日か明後日に乗鞍スカイラインに行こうと考えているようだ。あまりロングツーリングに行ったことはないようだった。 町中の店はこの時間にはほとんど閉まっていてひっそりしており、目的のトンカツ屋もなんと定休日の看板が出ていた。(T^T) しょうがないので次にカレー屋に行ってみたが、ちょっと入りにくい感じだったのでそこを通り過ぎて、聚楽というお店に向かう。名前からして高そうなところだが、店構えも高そうな構えをしている。「どうする?」ということで少し話をしたが、もうここにしようと覚悟を決めて中に入った。 やはり予想通り値段は高く、一番安いものでも1300円である。さすがに値段の高すぎるステーキなどはちょっとやめて一番安いローストンカツセットを注文した。ついでに高山の地ビールと川魚の甘露煮を頼んだが、大分ライダーはお酒を飲まないらしい。値段は高かったが、味も良くてなかなか満足できるものだった。おなかも満足したところで宿に戻る。(20時) 部屋に戻ってしばらく話していたが、大分ライダーがお風呂にいったのでロビーのいって外国人と話をする。ここにいたのはオーストラリアの男性とイスラエルのカップルのようだ。オーストラリア人は北海道で英語教師をしていたらしく、もう任期を終えて国に帰るそうだ。その前に3週間ほど観光しているらしく、京都、奈良の後にここに来たらしい。イスラエル人は中国に6週間いてから日本にやってきたようだ。このあと韓国に行くらしい。かなり英語が達者で、3人が普通にしゃべり始めると聞き取るのが大変だった。(というか聞き取れないこと多い)結局22時頃まで話をしてから部屋に戻って就寝。寝る前にイスラエル人が耳栓をして寝ないと朝うるさいと言っていたのでなんのことかと思っていたが・・・。 |
02 分水嶺公園にて 朝早いせいか誰もいない・・・ 03 畳平 鶴ヶ池の前で 標高2700m 04 富士見岳山頂にて 風が強くてとばされそうだが、天気はとても良かった(^_^) 05 明神池二の池にて 06 坂巻温泉の宿の前で ここまでは天気がよかったのになあ・・・ |
10月16日 342km 岐阜県 高山市→大阪府 南港 |
7時に館内に流れる音楽で目が覚める。夕べ言っていたのはこの音楽のことか・・・。ちなみにこの音楽はどこかのYHの様に大音量ではないが、7時から30分間流れっぱなしだった。外に出てみると夕べの土砂降りが嘘のように天気は回復して青空が広がっていた。(^_^) 道路はまだ濡れているようだが、出発する頃にはもう大丈夫だろう。バイクを拭いてから荷物の整理をする。 大分ライダーは朝食を頼んでいたようで朝食をとりに行っていた。外国人の二人はまだ寝ていたので静かに荷物の整理をしてパッキングを完了。群馬のライダー、大分のライダー、オーストラリア人と一緒に写真を撮ってから出発する。(9時) 途中のコンビニでサンドイッチを購入して朝食を済ませた。(9時半)ここからせせらぎ街道に入って郡上八幡まで行くことにした。この辺りもまだ標高が高いせいか、木々は紅葉していてなかなかいい感じである。 有料道路に入って走っていると道路の脇にいつも気になる温泉が見えてきた。一回は入ってみたいが、どこから行けばいいのかよく分からなかったので未だに行ったことはない。料金所でこの明宝温泉のことを聞いてみると、料金所のてまえにある旧道に入っていくと温泉に行けるようだ。しかしこの日がちょうど月に一度の休みのようで入ることができなかった。(T^T) またやってきたときに寄ってみよう。 ルート確認も含めて道の駅「明宝」にていったん休憩をとる。(10時45分・64km)時間的にはしばらく下道を走っていってフェリーの時間には間に合いそうな感じだが、この後結構渋滞しているかもしれないのでやはり当初の予定通り郡上八幡から高速に乗ることにした。この辺りは源平合戦で出てくる有名な馬(はっきりと覚えていない)のふるさとらしく、道の駅のど真ん中に銅像が建っている。 ここから国道をさらに南下していき、郡上八幡の日石でガソリンを給油していく。(217km/7.6L)ここから高速に乗って後は一気に走っていくだけである。(11時45分・80km)スムーズに流れていたが、眠気が襲ってきたので関PAに入って休憩。(11時45分・113km)さすがに眠気が無くならないのでいつものようにバイクの横に座って30分くらい仮眠をとって頭をすっきりさせる。 ここからは一気に走って名神に入り、少し走ると工事中のため養老SAから少し渋滞しているようだ。(この時期は集中工事の時期らしく、夜間通行止めのところがあったり、片側通行になっていたりする所が結構あった)いったん養老SAで休憩をとり(12時半・165km)、さらに草津PAで休憩をとる。(13時45分・251km)さすがに気温があがってきたのでここで防寒具を脱いでいくことにした。このあとは一気に吹田まで走り、近畿自動車道で八尾インターまで走ってから高速を降りる。ここからいつものように県道5号線で南港に向かう。 さすがに下道にはいると車の数は多くなるが、渋滞するまでもなくそれなりのペースで走っていくことができる。ガソリンの残りも乏しかったので南港の手前にあるコスモでガソリンを給油していった。(261km/13.6L)そして15時半に南港フェリー乗り場に到着した。(342km) 早速乗船手続きをすませてバイクを乗り口に移動させる。さすがに平日のせいかトラックの数が多いみたいで、上船は遅くなるそうである。さすがにバイクは自分一人しかいなかった。一度荷物をすべてはずして整理してからパッキングし直し、バイクを拭いて準備は完了したが、なかなか乗船時間がやってこない。結局乗船できた時には17時になっていた。 上船が遅かったとはいえ、平日なので乗っている人は少なく、場所は十分に確保することができた。早速お風呂にいってロッカーに荷物を入れようとするとなぜか財布が入っている。(?_?)「なんで鍵をかけないのかなあ?」と思ってそのときは別のロッカーを使ってお風呂に入ってさっぱりする。お風呂から上がって着替えていると係員と一緒に乗客がやってきた。どうやら先ほどの財布はほんとに忘れていたものだったらしい。他の客がそのロッカーを使っていたのでそのロッカーを使っている人を捜していたようだが、すぐにここを後にしたのでこの後どうなったか分からない。でもそのロッカーを使っていた人は財布が入っていたことには気がついていたはずだろうけどなあ・・・。(^_^;; もうすぐこの船の役目が終わるせいか、ゲームセンターには筐体がないし、売店にもほとんど品物が置いていない状態。たしかに明日からダイヤが変わるのでこの日が最後のおつとめだったのかもしれない。とはいえどっか別の会社が引き取るのだろうか? 部屋に戻ると自分の部屋には団体客が入っていて輪になって座って弁当を食べていた。「大人数の団体だとうるさいんだよなあ・・・」と思っても今更動く気もしない。レストランに行っておなかいっぱい食事をとり、おなかも満足。このあとは部屋に戻って漫画を読んで19時前に就寝。しばらくは周りの雑音がうるさかったが、いつの間にか眠っていた。(-_-zzz |
07 YHの前で 群馬ライダー・大分ライダー・オーストラリア人 08 せせらぎ街道の紅葉 |
10月17日 38km 大阪府 南港→自宅 |
5時頃から目が覚めていたが、到着は6時半だと勘違いしてだらだらとしていた。5時45分くらいに起きてから準備をしているとどうも停船しているような気がする。よくよく考えると到着は6時ではないか・・・。(@_@) ってことであわてて準備を済ませて車両甲板へ向かう。早速パッキングを済ませてから下船。 山を越えて大里インターから都市高速に乗って一気に引野まで走っていく。さすがに朝早いため結構寒かったが、ちゃんと着込んでいるので問題はない。引野インターで高速を降りてからいつものルートで家に帰宅。(6時45分・38km) |