まったり〜な
平湯 お披露目キャンプ


さきさん、えがぼうのお披露目キャンプ

2002年05月24日〜05月28日

今回の参加者はラット、しゅう、はな、リーダー、おのっち、トーマス、とげ、へり、いわちゃん、きんにくん、さき、エガボウ、アキュース、ふくちゃん、ぴょん、なすきんと自分でした。

全走行距離 869km

05月24日 37km  自宅→大阪府 南港
 ツーリング中にパンク、事故と2連続で不幸なことが起きているので今回は参加するかどうか昼まで悩んでいた。昼休みにバイク屋に連絡を入れてみると先日頼んでいたバイクが届いているようだ。(@_@) 連絡くらいくれ〜〜〜!!ってことで、急遽参加することにしてすぐに帰宅する。
 荷物の準備も全くしていないのであわてて準備をしてからパッキングに取りかかる。さすがにキャンプ用品を持っていかないといけないのでサイドバックを使わないととてもではないが入らない。なんとか今のバックでも問題なくこのバイクに取り付けられるようだ。しかしリヤシートが細くなっているので積載したときのバランスはあまりよくない。パッキングをすませてから15時に出発する。
 いつものように引野インターから都市高速に乗って大里インターへ。今回のツーリングは慣らしをかねているので回転数を上げられないのがつらいところである。(T^T) とはいえ、3000回転で80km/h出るので自分のペースなら問題ないが、高速を使ったときが問題である。16時前に名門大洋フェリー乗り場に到着した。(37km)
 さっそく受付をすませてから乗船を待つ。すでに車の方の乗船は始まっているが、相変わらず乗っている車は少なそうである。しかし最近ほんとバイクの姿を見かけなくなったなあ・・・。16時過ぎに乗船してから席を確保。早速お風呂に入ってさっぱりする。
 部屋に戻ってから持ってきていた小説を読んで時間をつぶし、17時に食堂へ。いつものようにご飯とおかず、ビールを注文して腹一杯ご飯を食べて満足したところで部屋に戻った。自分の前に団体客が陣取っていて部屋で宴会を始めてうるさい。まあ、消灯時間までに終われば問題ないが・・・。しばらく小説を読んでから18時に耳栓をして就寝。夕べ十分に睡眠をとっているのでさすがに深い眠りには入れなかった。
 01 これがニューバイクZR-7Sだ!!
05月25日 381km  大阪府 南港→岐阜県 平湯キャンプ場
 4時半に起きてから出発準備を整えて、5時半にバイクの所へ。寒いかもしれないのでジャケットの下にはフリースを着ておいた。県道5号線から国道26号線を北上していつものように国道423号線を北上。相変わらず走っている車はほとんどいないのでいいペースで走っていくことができる。国道171号線に入って名神高速に乗る前にいつものセブンイレブンによって朝食をとることにした。(6時半・36km)
 たしかにまだ寒いことは寒いが、前回と違って耐えられない寒さではない。バイクにはいい季節がやってきたというところか?サンドイッチを食べてお腹も満足したところで出発し、茨木インターから阪神高速に乗る。
 さすがに高速では80km/hで走るとつぎつぎに抜かれていく。でもこの辺りは3車線あるのでまだ問題はない。問題は車線が少なくなったときだな。大津SA、多賀SA、養老SAで休憩していく。途中でトラックや観光バスからあおられてちょっとむかつく。養老SAの前では観光バスにパッシングまでうけるし・・・。この運転手は何を考えているんや。このときはさすがにマジでブレーキでも踏んでやろうかと思ってしまった。事故ったら職を失うというのはわかっとるんかいな?
 東海北陸道に入ってからしばらく走って美濃インターで高速を降りる。(10時・144km・3850円)高山付近まで高速で走ってもいいんだが、それだと12時頃には平湯に着いてしまう。
待ち合わせは14時となっているが、きっとみんながやってくるのは15時だろうからさすがにそこまで早く行く必要はないだろう。
 国道156号線にそって北上していくつもりだが、美濃市を通ったときにいつも気になっている文字がある。看板に書かれている「和紙とうだつの町」の
「うだつ」って何?ということで、今回はこれを確認するために町中に入っていく。
 江戸時代の町並みが残った所で、道は石畳になっているが、町中は一方通行になっている。どこに行けばいいのか分からないまま走っていると観光案内所があったのでここで町の地図をゲット。現在は資料館になっている旧今井家というものがあったのでまずはそこに行ってみることにした。ここには日本の音のある風景にも選ばれた「水琴窟(すいきんくつ)」もあるようだ。受付で「奥の方に行くとスイキンクツがありますよ」といわれて一瞬何のことかと思ってしまった。(?_?) すいきんくつと読むとはこのときまでよく知らなかった。(^_^;;
 自分の他には観光客もいなくて、のんびり見ていくことができた。まずは水琴窟にいって水を流すと地中から琴の音のような音が聞こえてくる。静かな所じゃないと聞こえないだろうなあ・・・。このあとは建物の中を見て回ってその奧にある資料を見て回る。ここでやっと「うだつ」の意味が判明した。

うだつ
上有知の町は、丘の上に作られた町で地震や暴風には強かったが水の便が悪いため火災に対して弱いという一面を持っていた。江戸時代、防火対策の一つとして屋根の両端に防火壁を設け、隣家からの延焼を防ぐ工夫がとられた。これがうだつと呼ばれるである。これが次第に富の象徴として豪華なうだつが競ってあげられるようになった。
現在も町内には18棟のうだつを上げている家が見られるが、江戸から明治までの洋々な形態があり、うだつの発展過程と共に建築史上貴重なものである。
いっぱしの家を構えなければ(ある程度以上の財をなさないと)うだつを上げることができなかったため、出世しないことの意味で「うだつがあがらない」という言葉が使われるようになった。

 12時に道の駅「明宝」へ到着。さらに国道472号線から県道73号線に続くせせらぎ街道を北上。
この辺りの木々はほとんどが広葉樹で、新緑の今もいいが、秋の紅葉の季節は最高になるかもしれない。道の状態もよく、途中に駐車場も結構多い。ただあちこちに山菜を取りに来た車が止まっているのは勘弁してほしかった。(^_^;; これだけ駐車場があるんだから駐車場に止めて歩けよな。途中の道路は有料道路になっているので300円払わなければならない。その先に明宝温泉という温泉があったが、そこに行く道が分からなかったのでそのまま通り過ぎた。
 おなかもすいてきていたので大倉トンネルを抜けたところにある石挽きそば処「おおくら」という店で食事をとっていくことにした。自分がやってくる前に団体客が入っていたようで、かなり注文が詰まっていたようで店員が忙しく動き回っていた。店の大きさに対して店員の数が少ない(席は60〜70人入れるのに調理場2人と接客3人しかいない)というのも問題かもしれない。
 しばらく待っていたがなかなか注文を取りに来ない。それ以前にメニューも持ってこないので自分で取りに行かなければならないのはちょっと対応悪すぎである。(-_-X 店員を呼ぶと「もうメニューはおきまりですか?」って、決まったから呼んだんや!!
天ざるの大盛りを頼もうとしたが、それだけでは量が足りそうにない。大盛りの量を聞いてみると1.5倍位になるらしい。大盛りは200円増し、ざるそばは600円なので大盛りの大盛り(要は400円で2倍量にしてくれということ)はできないのかと聞いてみたが、意味が分からなかったようで何度説明してもだめだった。(^_^;; 仕方がないので天ざるとざるそばを注文した。(T^T) 二つも注文するとうちのそばは結構量多いですよと心配していたが、きっとそんな心配は必要ないだろう。
 しばらく待ってやっと自分の分ができあがったようだ。
しかし一人で二つ注文していたせいで、運ぼうとした人がちょっと混乱しているようだ。注文を取ったおばちゃんにこっそり聞いていた。「二つあるけどあそこでいいの?(?_?)」「ええ、二つ食べるそうです」「(@_@)ああ、そうなの。」
 天ぷらは山菜中心のもので葉っぱばかりだが、ここで海産物の天ぷらが出るよりよっぽどいい。抹茶の粗塩に付けて食べるとなかなかおいしかった。そばの方もなかなかである。一気に平らげたが、思ったよりも量が少なくてお腹いっぱいにはならなかったのが残念なところである。(T^T)(ざるそばの量は普通よりは少し多い程度)そば湯が出ないのはちょっと味気ないところだった。支払いを済ませてから(1700円)出発する。
 せっかくなので近くの大倉滝に向かう。岩の表面をなでるように落ちる滝だが、あまり特徴があるわけではない。とりあえず写真だけ撮ってから来た道を引き返す。バイクの所に着くと他の観光客がやってきていたが、履いている靴はミュール。(@_@) こんな靴であの階段を下りる気か?まあ、いいや。(^_^;;
 来るときに通り過ぎていた滝見展望台に寄っていく。眼下には新緑の木々、遠くには雪のかかった日本アルプスが見渡すことができるが、写真に撮るとのっぺりした感じになってしまいそうなので撮らなかった。
 県道73号線に戻ってから北上し、国道158号線に入ったところにあるシェルでガソリンを給油。(378km/14.9L)市内を通ると渋滞しそうだったので迂回ルートで高山市内を抜けることにした。
 この後国道158号線を走っていったが、前を走る2台のバスが遅くてしゃれにならない。しかも全く譲ってくれそうにない。しばらくは我慢していたが、さすがに嫌気がさして途中の追い越しレーンで追い抜いていった。このあとは順調に走っていき、15時
(まったり〜な時間で14時)平湯キャンプ場に到着した。(428km)
 このときキャンプ場にいたのはラットとしゅうの二人だけ。やはり予想通りみんなやってきていないな。
バイクが違うせいで関係ない人(ここでメールの集まりが他に行われていたらしく、何人かが聞きにやってきていたらしい)が来たと思われたようで二人の反応はない。ある程度近づいたところでやっと自分だということに気が付いたようである。ってことで、びっくりさせることは成功したようである。
 ラットはさすがに浜名湖の時にみんなに言われたので今回は14時にやってきたらしい。荷物を運んで話をしているとはなさんが車で到着。なんか車の長さが長くなっているではないか。ついでリーダーとおのっち、トーマスもやってきた。トーマスのバイクのカウルは銀色から赤に変わっている。
 さっそくテントを立ててから荷物を運び込み、着替えをすませる。スウェットスーツとサンダルという格好になってやっと落ち着くことができた。はなさんが持ってきてくれたテーブルや椅子をセッティング。みんないすに座ってビールを飲みながらまったり状態になってしまった。(-_-) みんなと話をしているととげ、へり、いわちゃんがやってきた。(16時)いわちゃんは今回はオフ車のKLXで参加である。
 はなさんが途中である程度買い出ししてきていた(近くの店は高い)が、さすがに量が足りないだろうと言うことで近くの店に買い出しに行くことにした。前回はバイクしかいなかったのでもって帰るのに苦労したが、今回ははなさんの車があるので楽である。はなさん、ラット、トーマスと自分の4人で買い出しに向かう。炭、肉の追加と野菜、そしてアルコール類を買い込んだ。
 なぜかラットは胃が痛くなってきたらしく、薬屋で胃薬を購入。キャンプ場ではまだ桜が咲いていたが、この付近の
紅葉はなぜか赤くなっている。いったいこの辺りの季節はいつなんだろう?桜、新緑、紅葉そして雪が一度に見られる場所はそうそうないぞ。
 戻ってくるとふくちゃんの友人(スタミナー)がやってきていたが、ふくちゃんはまだ福井辺りを走っているらしい。あと、今回の主役であるさきさんとエガボウも到着していた。
 みんなはすでにまったり状態になっており、このままだと夕食をとるのがかなり遅くなってしまう。とりあえず先に半分(ラット、リーダー、とげ、へり、いわちゃん、スタミナー)にお風呂に行ってもらった。(17時半)1時間くらいで戻ってくると思っていたが、いつまでたっても戻ってこない。さすがにおなかが減ってしまったので残ったメンバーで一足先に少し食べていくことにした。
 19時にみんなが戻ってきたところで席を交代してお風呂へ。さすがにもう遅くなってきたこともあり、はなさんの車で行くことにした。酒を飲んでいたかどうかは秘密である。今回は防水カメラケースを持ってきていないので前回のような写真は撮れない。前回はとても公開できない写真を撮っていたからなあ・・・。(^_^;; 内湯は結構熱かったが、露天風呂の方はかなりぬるくてしゃれにならなかった。お風呂から上がる頃にアキュースもやってきたが、さすがに待つのはつらいので先に戻ることにした。
 キャンプ場に戻るとすでに宴会たけなわという感じになっていた。早速場所を陣取ってバーベキューの続きをする。しばらくするとふくちゃんが前よりもさらに過積載の状態でやってきた。(20時半)よくもここまで積んできたもんだ。
 人数が多いので2グループに分かれて(バーベキューセットとたき火)バーベキューをすることになる。途中で肉もなくなったので焼きそばを作ったり、みそ煮込みうどんを作ったりしていた。
 9時15分頃にぴょんも登場。この後も宴会は続いたが、何人かはすでにテントに戻っていっていた。エガボウとラットはかなりのペースでアルコールをとっていて結構やばそうな感じ。大丈夫だろうか?酔っぱらったエガボウからさきさんとのなれそめなどいろいろ聞くことができた。本人は何をいったか覚えていないだろうが・・・。みんなが思ったことは、
「さきさんのうそつき・・・(-。-) ボソッ」である。
 0時頃になすきんがやってきたが、明日は仕事と言うことで1時半頃には戻っていった。しばらく残ったメンバーで話をしていたが、2時頃には就寝。今回さきさんはなんと2時頃まで起きていた。やはりエガボウが何を話すか気になったんだろうか?(^_^;;
 02 うだつのまちの通りにて
 03 せせらぎ街道の途中 新緑が綺麗だった(^_^)
 04 おおくらでの食事 天ぷらそばとざるそばの二つ
 05 もうすでにまったり全開です。(^_^;;
 06 おさきに失礼して・・・ 後発隊のメンバーにてさきに食事
 07 宴もたけなわ さすがに寒くなってきました
 08 最後まで残っていたメンバーです。
05月26日 88km  岐阜県 平湯キャンプ場→岐阜県 下呂温泉
 6時頃にいったん目が覚めたが、なかなか起きる気が起きず、テントの中でごろごろしていた。他の人たちは起きてきたようで、外で片づけをやっていたようである。7時半頃テントから出るとラットも起きてきた。はな、とげ、スタミナー、エガボウ、アキュースはまだ寝ているようだ。エガボウに至っては、昨日飲み過ぎて体調が悪いらしい。これでは昨年の平湯と同じではないか・・・。ラットが昨日買っておいた胃薬を渡していたのできっと大丈夫だろう。
 昨日買っておいた食パンで適当に朝食となったが、量が足りない人は売店でカップラーメンを買っていた。9時頃になって最後まで寝ていたはなさんとエガボウも起きてきた。ちなみにはなさんはテントではなく、車の中で寝ていた。というか、テントは持ってきていない。
 9時頃におもむろにへりがバイクの暖気を始める。おのっちがへりのバイクに乗ってみるようだ。どっちが先に乗りたいと言ったのか、乗せたいと言ったのかはよく分からないが・・・。(^_^;; ということで、昨年と同じくみんなのバイクの試乗会が始まってしまった。昨年はこの時点でフェリーの時間がやばくなって出発していったので何もできなかったが、今回はもう一泊する予定なので特に急ぐ必要はない。(^_^)
 11時頃からやっと撤収開始。ちなみに他の泊まり客はこのときにはもうほとんどいない。って、こんな時間なら当たり前か・・・。(^_^;;
 ラット、たか、おのっち、しゅうはここに連泊するみたいなのでテントはそのままにしていくようだ。自分も連泊してもよかったが、そのまま南下するかもしれないのでとりあえずは撤収だけしておいた。最後にいつものように集合写真を撮ることにする。12時にはなさん、さきさん、エガボウに見送られて出発する。
 まずは高山市内に行こうと言うことになり、とげを先頭に走っていったが、さすがについて行くのはあきらめる。まあ、慣らしなのであまり速度を出せないと言うこともあったが、それ以前に追い抜こうとは思わない。(^_^;;
 前を走る数台がけっこう強引に(トゲの感覚では普通?(?_?))抜いていったせいで「こいつらは先にいかせんと何されるか分からん」と思ったのか、左ぎりぎりに走って道を譲ろうとする車もいたし・・・。( ̄ー ̄)ニヤリ とりあえず高山市内に入る手前のコンビニまでは一気に走っていく。
 コンビニの駐車場に入ってみんながやってくるのを待つ。ぴょんの意見で甚五郎ラーメンという店に行くことになったのでその場所を確認。町のまん中あたりになるので渋滞が予想される。とげ達4人(トゲ、アキュース、いわちゃん、ラット)は迂回ルートで反対側から行くようである。ここでスタミナーはお別れすることになった。
 市内は思ったよりも渋滞はなかったが、信号が多くてあまりペースがあがらない。なんかよく分からない運転(おもむろに止まったり、十分スペースがある所を通れない)をするじいちゃんの車はちょっと怖かった。(;>ω<)/ 甚五郎ラーメンの駐車場に到着するとトゲ達はもうすでに到着していた。負けてしまった・・・。(13時)しかしどんなペースで走ってきたんだろう?
 ちょうど昼時だったこともあり店には行列(10人くらい)ができていた。このときやってきていたのはラット、しゅう、リーダー、おのっち、トーマス、とげ、へり、いわちゃん、アキュース、ふくちゃん、ぴょん、自分の12人でこれだけで店のほとんどを占領してしまうことになる。
 席は一度に空くわけではないので開いたところから順番に座っていく。昼のメニューはラーメンしかないのでチャーシュー麺の大盛りを注文。サービスでご飯が付くのはうれしいところだ。醤油ラーメンであるが、けっこう醤油がきつくて後半はかなり辛くなってしまうが、味はいい方だろう。チャーシューが特においしかった。朝飯をあまり食べられなかったのでやっとここで満足することができた感じである。(13時40分)
 ぴょんが近くのスーパーに買い物に行くと言っていたので他のみんなも同じ所へ。(14時)ふくちゃんはここで帰還する。ここで数人はおみやげ、連泊組は夕食の買い出しをしていた。ふと外に出るとなんと雨が降り始めていた。(@_@) さっきまではあんなにいい天気だったのに・・・。(T^T) 天気予報を確認してみるとずっと晴れの予報が今日の夕方から明日にかけて雨に変わっていた。なんてこった!!(T^T)
 ラットはそうそうにオニューのカッパを着込んでいた。「雨早く降らないかなあ?o(^o^)o」って、勘弁してくれ〜〜〜!!(T^T) 遠くで稲妻と雷の音が激しく聞こえてきて今にも大雨になりそうな感じ。山の方は間違いなく雨になるだろうということで、平湯に戻ることは断念して南下して下呂温泉に泊まることにする。日曜日の夜なので宿は温泉に着いてからでも何とかなるだろう。そろそろまずいと思って先に出発することにした。(14時45分)
 出発してすぐに雨が降り始めてしまったが、これから向かう方向は青空が出ている。なんとか土砂降りになる前に雨の地帯を抜けられると判断して一気に走っていくと天気も回復してきた。よかったよかった。(^_^) しばらく走っているととげから電話がかかってくる。あのあと大雨になってみんな出発できずに雨宿りをしているらしい。自分が大雨に遭っていると思ったらしいが、こっちは晴れていると伝えると驚いていた。ほんの5分が明暗を分けたようである。
 このあとは山の間を走る国道41号線をひたすら南下していく。特に何があるわけでもなく、淡々と走っただけという感じ。ここでトゲに電話してみたが、もう走っているのか連絡が付かなかった。このとき濡れた道路の上を疾走していたようだ。連泊組も平湯に向かっていき、へりはせせらぎ街道をぴょんは高速を走って帰ったらしい。
 下呂温泉の方へ入って町の入口にあった旅館案内所で今日の宿を取ってもらう。とってもらったのは一泊二食12000円の旅館「富岳」ということころ。素泊まりにしていたら9000円くらいだったようだ。ここで予約しているととげから「いま下呂温泉に着いとんだけど、今どこにおんの?けっこう疲れとうけ、温泉でも入っていこうってことになったんのやけどねえ。(方言おかしいかも)」と電話が入ってきた。予約した宿の名前を伝えてその宿の前で会おうと言うことにして出発する。
 そこから少し走ったところで「富岳」の看板を発見。案内の人に言われて屋根のあるところにバイクを止めさせてもらう。早速荷物を運び込んで受付をすませ、部屋に移動。服を着替えてやっと落ち着くことができた。ふと外を見るとかなり激しい雨が降っていた。もう少し遅かったら危なかったなあ・・・。(;^_^Aフキフキ
 旅館の前に行ってトゲ達が来るのを待っていたが、全くやってこない。まあ、今は雨がひどいからどっかで雨宿りをしているんだろうと思っているとトゲから連絡が入る。自分が言った旅館の場所がよく分からず、駅の方に行っていたようである。受付においてあった地図で説明していると場所が分かったようである。しばらく待っているとトゲ、アキュース、いわちゃん、トーマスがやってきた。
 ここのお風呂は600円ということなので「ここでいいか!」ということになってバイクはここに止めていくことにした。ここの温泉は最上階にあって町を見下ろすことができる。露天風呂の檜風呂があったが、湯船が檜なのではなく、壁が檜と言うだけで湯船はプラスチックというちょっとがっかりのものだった。(T^T) なぜかここで話をしていたのは最近の特撮ヒーローものの話。(^_^;; 自分たち5人が占領していたので他のお客は内湯に入っていたようである
 30分くらい温泉に入ってから自分の取った部屋でくつろぐ。トーマスは半分眠りに入っていた。(-_-zzz 晴れ間が広がっていたが、また北の方から雨雲がやってきている感じ。あまりのんびりするとやばいかもしれない。ロビーで土産を買ってから17時半頃にみんなを見送る。
 このあとは夕食まで部屋でテレビを見てくつろいだ。18時半から夕食となったが、あまりうまい感じではなかったのがちょっと残念。ご飯も小さなおひつ一つしかないし・・・。(T^T) 20時頃までテレビを見て20時半にはそうそうに就寝。明日は朝一で橋の下の露天風呂に行こうと思って5時に時計をセットする。夕方からまた雨になって夜の間降っていたようである。やはり名古屋組は途中で雨に降られたようだ。(T^T)
 09 ナンバーばらばらのバイク
 10 みんなで集合写真 主役の二人は真ん中へ でも椅子のグレードが違います(^_^;;
 11 今日の昼食のラーメン
 12 へやでまったりです。
05月27日 327km  岐阜県 下呂温泉→大阪府 南港
 朝5時に起きると外は雨が降っていたため、起きる気力がなくなってしまった。(T^T) 布団でごろごろしていたが、せっかく来たんだから行こうと思ってタオルだけもって下呂大橋の下にある噴泉池に向かうことにした。雨はちょうどやんでいたが、行こうとするとぱらつきだしたので旅館においてあった傘を借りていくことにした。さすがに朝早いので走っている車はほとんどいない。
 雨の中10分くらい歩いて橋のところに到着。他にいたのは一人だけで地元の温泉同好会の人らしく、よっぽど天気が悪い日以外は毎日やってきているようだ。来た時にお風呂の片づけもしているようだ。昨日の朝、湯船を掃除したらしいのでお湯はかなり綺麗だったのは助かった。しばらくこのおじさんと話したりして15分ほどしてから宿に戻る。(6時15分)旅館に戻ったが、体が冷えてきていたので内湯に入って体を温めてから部屋に戻る。
 部屋で天気予報を見ると信州の辺りは天気が悪そうだが、昼からは回復傾向にあるようだ。(^_^) 西の方に行けば雨が上がるのは早いかもしれない。朝食は7時からになっていたが、自分が起きているのが分かると早めに持ってきた。まあ、自分もその方が助かるけどね。朝食もあまり地元を感じさせない料理でちょっとがっかりである。ご飯も小さなおひつしかないのがちょっと悲しい。(T^T)
 朝食をとっていると外に晴れ間が広がってきた。(^O^) これは早めに出発した方がいいかもしれないと思い、そうそうに出発準備を整える。パッキングをすませて7時45分に出発する。
 国道41号線に出て少し走ると雨が降り始めたのでカッパを着込んでいく事にした。この後はずっと晴れていたが、時々雨が降るという変な天気がしばらく続いていた。国道418号線で関市を抜けてから国道156号線に入って岐阜方面へ。途中で岐阜城にでも行こうかと思っていたが、バイパスを走っていると通り過ぎてしまい、結局どこにも寄らず岐阜市内を抜けてしまった。
 国道21号線に出てから西へ走り、一夜城の墨俣城があることに気が付いて寄っていくことにした。県道23号線沿いに城は建っていたが、駐車場がない。案内板を見ると北側から回ると駐車場があるみたいなので案内板に従って走っていったが、かなりの遠回りで駐車場まで行かなければならないようになっていた。しかも途中で道が分からなくなって迷ってしまうし・・・。(T^T) なんとか駐車場にバイクを止めて城の見学へ向かう。(11時・121km)
 城の中にある資料館に行こうと思っていたが、月曜日は定休日で開いていなかった。仕方がないので城の周りで写真を撮ってからバイクのところに戻る。この後のルートを検討してから出発。素直に城の南にでれそうだったので適当に走っていくとさっきの半分以下の行程で県道に出ることができた。
 県道31号線を走ってから国道258号線を南下する。大垣インターをすぎたところでガソリン給油をすませておく。(268km/11.5L)これで帰るまで給油の必要はないだろう。この後、下道を走っていこうと考えていたが、時間を考えるとかなりきつそうなので桑名東から東名阪道路に乗って行くことにした。
 相変わらず走るペースが違うためトラックにあおられる。(T^T) しかし何で右車線から抜いていかないんだろうか?そのための追い越しレーンだろう。(-_-X いったん御在所SAに入ってフランクフルトとジャガイモを買っておなかを満足させる。
 上野城に行くつもりなので上野で下道に降りようと思っていたが、地図のページが違うのでどこで降りたらいいのか分からない。この付近のインターは全て「上野市街地」と書かれているのでよく分からない。(?_?) どのインターが一番市内に近いのだろう?通り過ぎてもまずいと思って友生インターで降りたが、その前後で降りた方が良かったようだ。国道422号線に出て上野城の駐車場に到着した。係の人にバイクはあそこに止めたらいいよと言われて近くの歩道に止める。(14時・236km)
 さすがに伊賀の里だけあって城には忍者屋敷などあり、ショーが講演されているようだ。特に見る気はしなかったのでまっすぐ上野城へ。どうせ鉄筋コンクリートと思っていたが、昭和に入ってから木造で造られた城らしい。(もともと築城途中で放棄されており。石垣しかなかったところに地元の名士が私財を投じて作ったものがいまの天守閣らしい)内部は他のお城と同じく展示室になっており、一通り見てから出発。
 国道368号線に出てから南下して名阪国道へ。一気に走ってから高峰PAに到着。このあと西名阪道路に入ってもいいが、早く着きすぎると思われたので下道で走っていくことにした。天理で下道に降りてから脇道を通って国道25号線へでる。平日なのであまり混んでいないだろうと思っていたが、しゃれにならないくらい混んでいた。しかも道が狭くてすり抜けもできない。(T^T)
 暑さと戦いながらひたすら車の後ろをついて行くと、法隆寺辺りでやっと流れが良くなってきた。藤井寺市で県道12号線に入ったが、ここもまた渋滞・・・。時間が気になりだしたが、まあ、大丈夫だろう。県道29号線に入ってからなんとか名門大洋フェリー乗り場に到着した。(17時・327km)
 受付に行って乗船券を購入。船に乗り込んだが、やはりバイクは自分だけだった。すでに部屋のほとんどの場所は埋まっていてなんとか中央に場所を確保することができた。
 まずはレストランに行って夕食をとる。おなかがいっぱいになったところでお風呂へ。出航した後にお風呂にはいるのは久しぶりのような気がする。なぜかお風呂のお湯が流れ出して廊下まで濡れていた。上がる時には船員がタオルをひいていたが・・・。19時半頃に就寝。部屋で宴会をやっている団体がいたが、耳栓をしていたので特に気にせず眠ることができた。
 13 朝一で露天風呂に行きました 奥にいるのは地元のおじさん
 14 上野城天守閣の前で
05月28日 36km  大阪府 南港→自宅
 5時に起きてから出発準備。ほんとはぎりぎりまで寝ていたいところだが、睡眠は十分なので眠ることができなかった。予定通り6時10分に着岸後、フェリーを下りてから一気に自宅へ戻る。ほんとはそのまま会社に行こうと考えていたんだが、天気予報で夜から雨と出ていたので素直に家に帰った。7時に家に到着し、このバイクの初ツーリングは無事に終了した。
 ちなみにこの日は20時頃からかなり激しい雨になって天気予報が当たっていたことが証明された。雨が降る前には帰っていたかもしれないが、まあ安全を見ていて正解だっただろう。