アラスカメンバー
アラスカツアー 反省会


冬のアラスカツアー参加者との再会ツーリング&反省会

2002年04月12日〜04月15日

北海道からおおむらさん、千葉からつかさん、東京からゆみこさん、名古屋からすずきっち、福岡から自分と日本各地からの参加となりました。

全走行距離 721km

04月12日 45km  自宅→大阪府 南港
 ツーリングの準備をすませて8時半に家を出発する。やはり出発の日とその後の天気が晴れると予報がでていると気分的にかなりいいもんだ。(^_^) ただ、気温は先日より低くなっているようで、バイクで走ると結構寒いが、昼には暖かくなってくるだろうと思って特に防寒対策はしていかなかった。今回は林道を走るつもりなのでレイドで参加したが、これが後になって大きな悲劇となることをこの時点で知るよしもない。(T_T)
 15時に会社を退社して都市高速に乗って新門司の名門大洋フェリー乗り場へ。受付をすませてから16時に乗船。場所を確保してからお風呂に入って夕食を取り、17時半には早々に就寝。やはり前日ほとんど寝ていないのでぐっすり眠ることができた。お風呂でトラック運転手と話をしたが、今度このフェリーが新造されるようで、2便のフェリーが1便にシフトし、2便が新型船になるらしい。
04月13日 315km  大阪府 南港→長野県 大平宿
 5時に起きてから出発準備を整えて車両甲板へ。フェリーを下りて走り出すと、先週とほとんど同じ格好にもかかわらず寒くてしゃれにならない。(T_T) そんなに気温が低くなっているんだろうか?走り始めはまだ我慢できるくらいだったが、徐々に体温が下がってきてしゃれにならない状態になってきた。せめて手袋だけでも冬用のを持ってきていればよかったとちょっと後悔。まじで手の感覚がなくなってきた。
 朝食をとるため、茨木インター近くのセブンイレブンに寄っていく。(6時15分)サンドイッチを購入して店の前で食べたが、うまく袋をはずせないくらい手がかじかんでいる。(T_T) さすがにこのまま高速に乗ったらしゃれにならないと思い、上にカッパを着ていくことにした。パッキングをし直したりしたため、ここで30分くらい時間を費やしてしまった。
 その先の茨木インターから名神にのって走っていくが、これでも寒くて耐えられない状態。「きっと暖かくなってくれる」と思い、我慢して1時間近く走っていたが、さすがに耐えられなくなり、黒丸PAに入って休憩をとる。(7時45分・111km)
 このとき持ってきていた服は寝間着用のスウェットスーツしかないのでトイレに行ってアンダー代わりに着ていくことにする。これで寒かったらもうどうしようもない。ここでもパッキングをし直したり休憩をとったりしたため、30分くらいかかってしまった。
 かなり着込んだが、日が昇ってきたせいもあり、やっと寒さを感じなくなった。ガソリンが少なくなってきたので多賀SAに入って給油。(234km/8.1L)この後は一気に走って中央道へ。まだ朝早いこともあり、ここまでは特に渋滞もなくやってくることができた。このあと一気に中津川インターまで走って高速を降りる。(10時半・266km)
 インターの少し手前で何を考えているのかよく分からないレンタカーのバスがいた。
自分が左車線を走っているのに(絶対に気が付いていた)左車線に入ってきて危うく接触するところだった。(-_-X こっちがよけなかったらどうするつもりだったんだろう。バイクは路肩でも走れというんか?(-_-Xなんか団体で観光に来ている集団のようだったが・・・。
 その後自分の前を特に加速するわけでもなく走っていたので頭来て前に出てブレーキを踏んでやった。( ̄ー ̄)さすがに驚いたらしくあわててブレーキを踏んで路肩の方によろめいていたが・・・。そのあと何か仕返しでもしてきたらとことんやってやろうかと思ったが、特に何もすることなく通り過ぎていったのでこっちもちょっかいはかけなかった。(自分の走るペースが遅いのでまた抜かれてしまった)
 国道19号線にでて、から県道7号線で馬籠に向かうことにした。この付近の桜はちょうどいまが満開状態で綺麗に咲き誇っていた。馬籠の宿場町入り口に到着した(10時45分・283km)が、やはりバイクを止めることのできる駐車場がない。「二輪車ご遠慮ください」とかちゃっかり書かれているんだもんなあ。なんでバイクを止めたらいけんのやろう?結構観光客も多いみたいなので「前も観光したし、もういいや」と思って入り口の看板の前で写真を撮ってからすぐにここを後にした。
 中山道を超えて妻籠方面に抜ける事にして山を登っていく。さすがに休日で天気がいいせいか、旧中山道を歩いて山越えしている人の姿を結構見かける。自分も一回は歩いて山越えしてみたいんだが、なかなか時間がないのがつらいところである。馬籠峠まで一気に走っていくつもりだったが、お腹も減っていたのでこの道の途中にあったお店「喫茶・樹梨」で食事を取っていくことにした。(11時)
 マスの干物定食(1400円)を注文。待っている間、ここにおいてあったガイドブックを読んでみるとここの店の紹介記事が載っていた。「栗こわ飯」がおすすめと書かれているのを見て別のものを頼んだのをちょっと後悔したが、よく読んで見ると定食にはすべて栗こわ飯が付いているようだ。まあ、ガイドブックにのっているからと言っておいしいとは限らないが・・・。(^_^;;
 できるのを待っているとつかさんから電話がかかってきた。昨日は天気が悪かったようで、結局車でやってきているそうだ。夕べは諏訪湖に泊まったみたいで、今日の昼前には待ち合わせの大平宿に到着するようである。
 店に戻るとテーブルの上にはすでに料理が運ばれていた。マスの干物、栗こわ飯、山菜の小鉢にそばと結構な量がある。さっそく食べてみたが、思ったよりも十分なおいしさだった。朝早い時間にサンドイッチを食べただけのおなかもなんとか満足させることができた。(11時半)
 山を一気に駆け上がり、山頂にある碑の前で写真を撮ってからここにある店に入って五平餅(600円)を注文。出されたお茶を飲みながら五平餅を平らげて外に出ると一人くつろいでいるおじさんがいたので話しかける。この人は大学サークルのイベントでやってきているバスの運転手みたいで、馬籠から歩いてくる学生のために妻籠に向かっている途中らしい。彼の食べていた大福餅をもらって少し話をしてから出発する。
 途中にある一石栃白木改番所跡、男滝女滝(おだきめだき)を見ていったが、そんなにたいしたものではない。アマチュアカメラマンと思われる人が桜の写真や滝の写真を撮っていた。滝の駐車場にバイクを止めると「にいちゃん、そこうごかして」といってくるおっちゃんが・・・。あんたに言われる筋合いはないが、素直にバイクを動かしてあげる。(-_-) しかし人が動かしてやったんだからお礼くらい言えよな。当然のように思うのはどうかと思うぞ。(-_-X
 国道256号線にでて「木曽路館 南木曽温泉郷」に寄っていくことにした。(12時半・256km)さっそく風呂用品を取り出して温泉へ向かう。入場料は800円とかなり高いが、「ここまで来たんだからまあいいや」と自分を納得させてお金を払うことにする。
 ここは内湯、外湯、檜風呂、サウナ(室内ではなく、表にある小屋がサウナ室になっており、中から景色が見れるようになっている)といろいろあり、外に広がる山々の景色を楽しむことができる。温泉はアルカリ性の泉質で、床がかなりぬるぬるして歩くと結構危ない。さすがに露天に出ると寒いが、しばらく暖まっているとちょうどいい感じになってきた。
 1時間ほど中でくつろいでからお風呂を出たが、外でくつろげる場所は有料のところしかないのがちょっと残念なところである。800円も出しているんだからもう少しここは何とかしてほしいところである。
 この先の県道8号線に入ったが、ほとんど車は走っていない。道幅もあまり広くなく、木々に覆われていてあまり視界も良くない。まだ季節が早いこともあり、立ち並ぶ木々も枯れ木状態で、所々に紫色の山ツツジだけが春の息吹を伝えているだけである。もともと薄雲はかかっていたが、なんかどんよりとしたくもが広がってきた。とはいえ、まだすぐに雨が降るという感じでもないので大丈夫だろう。
 木々の間に延びる路を走っていき、大平峠(木曽峠)に到着。山を下っていくと山肌の所々に白いところが見える。どうやらまだ
が残っているようだ。途中で大平キャンプ場という案内は見つかったが、どうもこことは違うみたいなので先に進むと寂れた村が見えてきた。どうやらここが大平宿の廃村らしい。
 ここに書かれている案内板を見ると今日借りている建物「藤屋」は反対の村はずれにあるようだ。村の真ん中に道は通っているが、「車通行禁止」の立て札に躊躇して迂回していくことにした。地図を見ると鳩打林道の途中から村の反対側に入れるようである。村の方向に続いていると思われる道に入っていくが、かなり荒れ果てた道になっていてほんとにここであっているのか心配になるほどだった。そしてやっと目的の建物に到着した。(14時15分・315km)
 村の入り口にある建物の前に2台のバイク(TTR-RaidとKDX)が止まっていたのでいて「ここかな?」と思って中をのぞいてみるとつかさんの姿が見えた。その他にいるのはすずきっちとおおむらさんである。
「なんで今日の夕方に着くはずのおおむらさんがいるの?」と思ったが、どうやら自分が勘違いしていたようで、夕べのうちに名古屋に到着していたようだ。昨日は名古屋ですずきっちと前夜祭を行っていたらしい。早速荷物を運び込んで着替えをすませてくつろぐことにした。
 3人はすでに宴会を始めており、囲炉裏においた七輪でウインナーなどを焼いてビールを飲んでいた。「七輪とか置いてあるんだ。」と思っていたらつかさんが持ってきたものだった。つかさんの車は8ナンバーのハイエースで、中にはいろいろなアイテムが収納されている。何回かここに泊まりに来たこともあるのでいろいろと準備をしていたようである。
 ふと見るとみんな寝袋を持ってきている。「???なんで寝袋?(?_?)」と聞くと
「寝袋は必須とメールしていたでしょ?」とすずきっちからの返事。確かに後でメールを確認してみるとシュラフは持ってくるように書いてあった。「なんてこった〜〜〜!!(T_T) 防寒関係はほとんど持ってきてないぞ!!」ここまで来たらもう仕方ないので、カッパか何かを着込んで寝れば何とかなるだろうと割り切ってしまうしかない。このあとは囲炉裏を囲んでみんなと話をしながら酒を飲んでいた。
 観光客らしき人が前の道路を通っていったが、
「こいつら何かってに入ってくつろいでいるんだ?(-_-X」という感じで自分たちのいる建物の中をのぞいていっていた。こっちはちゃんとお金を払って借りているんや!!
 ふと気が付くと外では雨が降っている。降る前に到着できて良かったなあと一安心したが、今やってきているゆみこさんは大丈夫だろうか?ゆみこさんは15時頃にやってくるらしいが、おそらく場所が良く分からないだろうと言うことで迎えに行かなければならない。ほんとは15時頃に下の飯田市に着くと言っていたが、まあまだ時間がかかるだろうと言うことここをでたのは15時をすぎた頃だった。つかさんは結構ビールを飲んでいたのですずきっちがつかさんの車を運転していくことになる。
 おおむらさんと二人で留守番していたが、3人が戻ってくるまでにお風呂と囲炉裏に火をつけておかなければならない。お風呂は五右衛門風呂ではないが、薪で湧かさないといけないので火をおこさないといけないのは同じである。薪は完全に乾燥していたので簡単に火を着けることができたが、お風呂が沸くのは2時間近くかかってしまった。この間、部屋の床がちょっと気になって拭いてみると・・・・真っ黒!!(@_@) ということで、使用する範囲を全て拭くことになってしまった。(^_^;; さすがにあの真っ黒さを見るとちょっと拭きたくなってしまう。
 1時間ほどでおおかたの準備は終了して後はお風呂が湧くのを待つだけになったが、まだ3人は戻ってこない。うまく合流できなかったのかなあ?このあと村の中を少し散歩してみたが、それほど広いところではないので村の端まで10分もかからない。
 17時半頃になって3人が戻ってきた。きっとゆみこさんは車に乗ってどっちかがバイクに乗ってくるのではないかと思っていたが、実際は予想を超えるものだった。出迎えるため建物の外に出てみたが、やってきているのは車だけでバイクの姿が見あたらない。
車の前の席にはすずきっちとゆみこさんの姿が見えるが・・・と、ふと後ろを見ると何かが乗っている。「って、おい!!」乗ってくるのではなく、どうやらバイクを積んで戻ってきたようである。(^_^;; これはちょっと予想外・・・。(@_@) まあ、これでアラスカツアー以来5人が勢揃いした。
 早速みんなで夕食の準備に取りかかる。お風呂も沸いていたので順番に入っていったが、最初に入ったすずきっちは熱くてしゃれにならなかったようである。しかもここのお風呂の蛇口は外にあるので自分で自由に出せないところがつらいところだ。お風呂に入っている間に夕食の準備もできて19時に夕食となった。
 囲炉裏の周りに座って再会を祝って乾杯し、早速作ったよく分からない夕食を食べることにした。夕食のメニューはにんじん、大根、ネギ、もやしなど野菜をベースにしたみそ煮込みうどんである。肉などは入っていないかなりヘルシーなものである。なんかよく分からない食べものになってしまったが、なかなかおいしかった。(^_^)
 この後は今回の目的(?)である反省会に突入する。部屋にテレビなんかないのでビデオ付属の画面で見ないといけないかと思っていたが、つかさんが車にテレビを積んできていたのでそれなりの大きさで鑑賞することができたのは助かった。
しかしビデオの内容は夏のアラスカビデオと異なり、半分近くが宴会のビデオのような気がする・・・。
 天気は完全に回復してきていて空には満天の星が輝いているが、さすがに夜が更けてくると寒くなってきた。できる限り着込んでいたが、それでも結構寒い感じである。こんなんでほんとによる寝ることができるんだろうか?土間との間に仕切りでもあればいいが、何もないので外の冷気が直接入ってきているのが問題なのだろう。囲炉裏の前から離れるとちょっとしゃれにならない状態である。
 しばらくみんなと話をしていたが、0時頃にゆみこさんはダウンしてなんか変な姿勢のまま眠りに入っていた。自分もその横で座った体勢のまま30分くらい眠ってしまっていたが・・・。この後も話は続き、結局寝たのは2時頃だった。さすがに寒さに耐えられないのでつかさんがの予備の寝袋を借りて、ここにあった毛布をかぶって寝ることにした。ゆみこさんはみんなが寝る頃に起きてきてこの後もしばらく火の番をしていたようである。
 01 今日の昼食 喫茶樹梨のますの干物定食
 02 木曽路 大平峠にて
 03 大平宿の一室で もう宴会が始まっておいる
 04 廃村の道路を歩く
 05 車に積まれたゆみこさんのセロー 結局最後まで走っている姿を見なかった。(^_^;;
 06 今日の夕食 鍋うどん?
 07 みんなで夕食を堪能中 やはり囲炉裏はいいねえ。(^_^)
04月14日 324km  長野県 大平宿→大阪府 南港
 7時頃に起きたが、まだみんな夢の中・・・。さすがに深い眠りにはつけなかったが、なんとか大丈夫なくらいの睡眠はとれた感じである。(^_^) シュラフや毛布を掛けていたおかげで寒さは何とかなったようである。さすがに外は寒かったようで霜柱ができていた。
 早速囲炉裏に火を入れようと思ったが、まだおおむらさん以外の他の人たちは眠りについていたのでみんなから離れたところにあるお風呂の竈で火をおこす。お風呂を沸かす気はなかったが、ここまで火を付けると入りたくなり、結局お風呂を沸かすことにする。囲炉裏にも火を移してやっと暖まることができるようになった。あとはビールを飲みながらおおむらさんを話をしていた。
 みんなが起きてきたところで朝食の準備にとりかかる。まずは余った食材を全て鍋にぶち込んでしばらく煮込むことになった。
 すずきっちがお風呂から上がるのを待って食事を開始。(9時)煮込んだ鍋にラーメンを入れてラーメン鍋というものだったが、思ったよりも味は良かった。(^_^)
 朝食の片づけをしてから囲炉裏を囲んでしばらく話をする。10時半頃から撤収開始。結構な量のゴミが出てしまったが、これは車のつかさんに持ってかえってもらうしかない。しかいみんなバイクで来ていたら買い出しもそうだし、ゴミの処分にも困るところだったなあ。
 12時前になってやっと撤収完了。ゆみこさんはつかさんの車にバイクを積んだまま帰るようだ。途中でバイクを降ろすと言っていたが、結局家のすぐ近くまで運んでもらったらしい。(^_^;; まあ、これも予想通りであるが・・・。(^_^;;
 林道の入り口でつかさんに写真を撮ってもらってからここで二人と別れて鳩打林道へ。すずきっちとおおむらさんは昨日もこの林道を通ってきたそうだが、途中で土砂崩れが起きていて道がふさがれていたようだ。ただ、この廃村近くだったため引き返すのもつらいので
強引に道を造って通ってきたらしい。今日行ってみるとさらに誰かが道を広げたようで軽の車ぐらいなら通れるようになっていた。この付近の山の土は砂みたいに崩れやすいようで、あちこちで土砂崩れが起きているようだった。
 林道からの眺めはかなりいいが、わき水や雪解け水で小さな川になっているところや水たまりが多い。自分は普段着を着ていたせいであまり濡れたくないため速度があまり出せない。(T_T) 林道を抜けたときには下半身がかなり泥だらけになってしまっていた。(10km)林道出口から南アルプスを眺めることができてなかなかいい感じ。少し休憩してから出発する。
 ここから細い道を抜けて国道に出てからインター近くのガソリンスタンドへ。ここでガソリンを給油してから(199km/7.1L)バイクを洗うことにした。結局ここで15分くらい話をしてから先に出発する。
 案内板に従って飯田インターまで走っていき、ここから中央道に乗る。車もあまり走っていないので自分のペースで走っていくことができた。高速に乗る前にガソリンを給油していったので一気に大阪まで行ける計算。渋滞もないので順調に走っていたが、名神の一宮ジャンクションをすぎた辺りでなにやらリヤタイヤに違和感が・・・。(?_?) 
「なんかふわふわしておかしいなあ・・・。」と思いながらも止まるところがないのでそのまましばらく走っていると、「ずり!!(@_@)」と急にリヤタイヤがスリップ。「なに!!まさかパンク!?(T_T)」と、後輪ずりずり状態のまま減速してなんとか路肩にバイクを止める。(14時半・133km)
 タイヤを見てみると完全に空気が抜けていていた。しばらく放心状態・・・。(-_-) 今回はパンク修理道具を持ってきていないし、持ってきていてもこんなところでは修理もできないだろう。どうしようか考えたが何も案が浮かばず、近くにPもないのでうかつに動くこともできない状態でしばらく途方に暮れる。
 とりあえずバイク屋の情報を聞こうと思ってとげに連絡してみたが、このときバイクで遊んでいたようで連絡が付かない。(T_T) ふとマップルの後ろにバイクレスキューの広告が載っていたことを思い出してこのJBRに連絡を取ってみた。折り返しかかってきた電話で最終確認をとって救援に来てもらうことにしたが、30分くらいかかるそうなのでこのまま路肩で待つことになった。
 近くに避難場所でもあればいいんだが、前後直線道路なのに全く案内は見えないので仕方がない。通りすぎていく車は「何やっているんだ?」という感じでこっちを見ていくのがちょっと悲しい。(T_T) 15分くらいしてやってきた車にバイクを乗せてバイク屋に移動することになった。
 岐阜羽島インターで高速を降りてバイク屋に連絡を取ってもらう。インターでここまでのバイクの高速代を払わないといけないはずだが、何も言われなかったので知らん顔していた。これだけで3000円くらいのもうけである。( ̄ー ̄)ニヤリ この近くのバイク屋がすぐにやってくれるみたいなので、ちょっと迷いながらなんとかバイク屋に到着し、早速修理してもらうことにした。搬送料として
8000(基本料金)+5000(500円×距離10km)=13000円くらいかかってしまったがまあ仕方がない。
 タイヤには2cm位の小さな釘が刺さっていた。こんな小さな釘でパンクするとはついていない。チューブも3cm位さけていたのでパンク修理道具があってもどうしようもなかったかもしれない。チューブを交換してもらい(5000円)、出発することができたときには16時になっていた。修理中になんかねらいすましたように王将男から電話がかかってきた。(^_^;;
 岐阜羽島インターから名神高速に乗って西へ向かうが、先ほどの件があるので今まで以上に速度が出せない。養老SAで休憩していこうと思ったが、あまりの人の多さにすぐに出ることになる。その先の黒丸PAに入ってやっと一息。(17時・256km)ここでトゲとすずきっちに連絡を取って事情を説明。少し休憩してすぐに出発する。
 一気に吹田インターまで走って、近畿自動車道に入る。八尾インターで自動車道を降りて南港へ向かう。このあとは案内板に従って進んでいき、国道423号線から県道5号線に入って南港の名門大洋フェリーに到着する。(7時10分・324km)
 早速受付をすませて乗船口へ移動。1便とは乗船口や乗る場所も違うので勝手がよく分からない。乗船を待っていると一台のバイクがやってきた。「もうすぐ乗ることになるんですかねえ?」とか話しかけてくるのはいいが、バイクを真横(バイク間20cm位)に止めるのはやめてくれ。すぐに乗船することになり、
電話をしていた彼は「お先にどうぞ」と言ってきたが、あんたが動かんとバイクをおこせんだろう!!こっちが動けないのが分かるとやっと先に動いてくれたが、全く始めてみたいだったようで、前の車について全然別の方へ。自分はさっさとバイクを止めて客室に移動した。
 部屋は思った以上に開いていて場所は十分に取ることができた。やはり2便とはいえ日曜日の便は少ないんだろうか?早速お風呂に入ったが、更衣室が1便の半分くらいしかないのがちょっとつらいところである。食事を終えてから部屋に戻って21時頃に就寝。
 08 朝のひととき・・・
 09 朝食の鍋ラーメンを堪能中(^_^)
 10 宿の前で記念撮影
 11 この釘のせいで・・・(T_T)
04月15日 37km  大阪府 南港→自宅
 7時に起きて荷物を整える。空を見てみるとどんより雲・・・。これは雨が降るだろうと思ってカッパを着込んで走っていくことにした。車も少ないのでカッパも着込んでいたらかなりぎりぎりになってしまった。フェリーを下りたときは地面は濡れていたが、雨は降っていない状態。このまま持ってくれるといいが・・・。
 いつもと違って車がかなり多いのは仕方のないところか。大里インターから都市高速にのって走っていると雨が降り始めてしまう。やはりカッパをちゃんと着込んでおいて助かった。一気にバイクを走らせて家に帰り着いたのは9時半となっていた。