らいらっく
京都お花見 2002

今年も京都でお花見会

2002年04月05日〜04月08日

参加者はやっぴー、もとぴー、ひめ、にょろ、いないちゃん、そうじ、さなえちゃん、のもゆ〜、ちゃり、中国人、2号、王将男、みなちゃん、いわうっちゃん、ともみちゃん、自分でした。

870km

04月05日   バイク移動距離 47km   自宅→大阪府 南港
 今日は会社から直接フェリー乗り場に行くので朝パッキングをすませてから会社へ。天気が悪くなりそうなので新幹線で行くことも考えたが、金銭的な問題もあり、バイクで行くことにした。15時に会社を退社してから若戸大橋を渡って都市高速で一気に大里へ。山を越えて16時に名門大洋フェリー乗り場に到着した。(47km)
 受付をすませてから16時半に乗船し、早速場所を確保する。団体客は結構いるようだが、一般二等の部屋は相変わらずがらがら状態なのでありがたい。早速お風呂に入ってさっぱりしてからレストランで夕食をとる。普通だったらこの後すぐに眠りにはいるところだが、夕べ十分に睡眠を取っていたため、眠気がやってこない。ということで持ってきていたパソコンで先週のツーレポを書いていた。残念ながらコンセントがなかったのでバッテリーでしか動かすことができない。今度からは二股のコンセントを持ってくるようにしよう。
 1時間ほどツーレポを書いてから18時半頃に就寝。携帯の電源を切り忘れていたせいで21時頃にもとぴーから電話がかかってきたが、電波の状態が安定しないので連絡は取らなかった。この後自分は電源を切っておいたが、夜中の0時頃に誰かの携帯が鳴ってやかましかった。電源くらいちゃんと切るかマナーモードにしとけよな。
04月06日   バイク移動距離 63km   大阪府 南港→京都府
 5時前に起きて出発準備を整え、あとは到着まで持ってきていた雑誌を読んで時間をつぶす。夕べ荷物は全てはずしていたので素早くパッキングをすませなければならない。大阪のライダーが話しかけてきたが、あまりのんびりと話をしている暇はなかったのは仕方がない。車が下船しだしたときにもまだやってきていない人がいて大迷惑。バイクが通り抜けられるスペースはあったので強引に先におろさせてもらった。
 今回は京都に行くだけなのでとくに上を使う必要はない。いつものように南港線を走って国道26号線を北上し、国道1号線へ。あとはこの国道を京都まで走っていくだけである。途中、枚方のガソリンスタンドで給油をすませて(182km/9.5L)さらに北上。7時前には京都南のマックに到着してしまった。
 ここで朝食を取っていこうと思っていたが、なぜかドアが開いていない。(?_?) ドライブスルーのところでは車が並んでいるんだけどなあ・・・。結局ここでの食事をあきらめて出発し、京都駅のアバンティーの地下駐車場へ。(7時15分・63km)ここは現在24時間営業となっていたのでありがたい。バイクは一日300円なので安全面からもここに止めた方が安心である。荷物を持って京都駅に行って必要ない荷物をロッカーへ。待ち合わせ時間は11時なのでまだ4時間近くある。時間を考えるとフェリーの2便でも問題なかったが、フェリーも混むし、道路も混むので一便でやってきたのである。
 まずは京都タワーの地下にある浴場へ。前に行ったときに聞いた話だと駅にある観光案内所にここの割引券があるということだったので駅内を探してみたが、結局見つからず750円の入浴料を払うことになった。(割引券があると650円)がらがらと思っていたが、思ったよりもやってきている人が多い。ここでサウナやお風呂に入って30分くらいくつろいでから東本願寺へ向かう。
 前にここに来たときはバイクを止める場所がなくて外から眺めただけだった。朝早いにもかかわらず結構観光にやってきていうる人がいる。御影堂、阿弥陀堂を見て回ったが、御影堂ではなにやらお経の詠唱が行われていた。途中の渡り廊下にはこの建物を再建するときに使った女性の毛を織り込んで作った毛綱や木材を運ぶためのそりなどが展示されていた。毛綱はある意味怖い感じがするのは自分だけだろうか?(^_^;; 一通りの建物を見てからここを後にする。
 待ち合わせ時間にはまだ時間があるので近くのゲーセンにいって少し遊んでからマックで朝食を取る。食べ終わってから時間を見てみるが、まだ9時半・・・あと1時間半もあるではないか・・・。しょうがないので先ほどのゲーセンに行って少し時間をつぶしてからパチンコ屋へ。ここでパチンコ台「北斗の拳」をやってみたが、6000円の惨敗である。(T^T) なんかスーパーリーチとかは出るんだが、全然かかってくれない。
 10時半頃に京都駅に戻って駅前でしばらくみんなのやってくるのを待つ。待ち合わせ場所は南北自由通路の改札口となっていたが、そんなこと言われてもどこかよく分からない。(^_^;; 近くをうろついていると案内板にその文字を発見してそちらに向かっているとやっぴーが声をかけてきた。しばらくするともとぴー、ちゃり、のもゆ〜、ひめ、いないちゃん、にょろもやってきた。一番近いはずのそうじはまだやってきていなくてしばらく待つことに。11時半近くなってそうじとさなえちゃんがやってきたところで移動開始。
 20分くらい地下鉄に乗って北大路駅へ到着。これから行こうとしているのは原谷苑と言うところで、やっぴーの両親のお薦めの場所らしい。公共の交通手段はバスしかなく、行くのも大変なのでタクシーに分乗して行くことにした。自分はもとぴー、ひめ、ちゃりと一緒のタクシーに乗って行った。
 このタクシーの運転手は話をするのが好きみたいでいろいろと話しかけてきた。原谷苑が近づいてくると渋滞が始まってなかなかペースが上がらない。(T^T) 反対車線も帰る客のタクシーや車でかなりの渋滞となっている。帰りはこっち方面には降りないほうがいいかもしれないなあ。もうすぐ到着と言うところで前の方にやっぴーがいるのを発見してタクシーを降りることにした。(料金は約1600円)しかし先頭を走っていたはずなのにいつの間に抜かれてしまったんだろう。(12時)
 他の場所に咲いているソメイヨシノなどの桜はほとんど葉桜になってしまっているので「半分くらい花が残っていればいいかなあ?」と思っていたが、前方に見えてきた丘にはかなり綺麗に桜が咲いている。これは期待できるのか?入り口付近ではもう引き返している人も多くて、タクシーの順番待ちの列ができている状態になっていた。
 入場料は1000円くらいといっていたが、入り口にある札には
「1500円」の文字が・・・。「まじでこんなに高いんか?(@_@)」せっかくここまで来たんだし、まあ仕方ないかと思いながら入ることにして入場券を購入する。園内はかなりの人でごった返しているが、中の桜はちょうど満開になっていて咲き誇っている紅しだれ桜は見事だった。(^_^)
 園内には食事ができるようにベンチや広場が設置されているが、どこも人がいっぱいでほとんど開いていない状態。10人もいるのでまとまった場所はとれるのだろうか?とりあえず園内で売っている飲食物を購入しに行ったが、弁当は1000〜2000円と普通の倍以上の値段となっていた。さすがにこの料金は高いので自分は赤飯(650円)と缶ビールを購入する。他の人も弁当や赤飯、おでんなどを購入していた。なんとかみんなが座れるくらいの場所も確保することができてやっと落ち着くことができた。みんなそろったところで乾杯!!(^O^)
 園内には弁当は持ち込み禁止となっていたが、ちゃりが横浜土産で持ってきていたシュウマイとやっぴーの購入してきた桜餅や団子はこっそり食べることにした。園内には見回りをしている人がいて、自分たちの隣のグループは注意を受けていた。それを見た瞬間に出していた持ち込み品は素早く隠したけど、こっちをじろじろと見ていったので気がついていただろうなあ。(^_^;; しかしあとで説明書を読むと、弁当がだめと書いてあるだけなのでこのくらいは持ち込んでも大丈夫だったのだろうか?(?_?)
 飯を食べて一段落したところで庭園内の散策へ向かう。もとぴーはここで昼寝しているようなので荷物は置いていく。庭園はすごい広いというわけではなかったが、桜が所狭しと植わっていて1500円の価値はありそうなくらい見栄えはいい。これで空が青空だったら文句ないところなんだけどなあ。(このとき空は完全に曇っていて真っ白である)途中で桜の写真を撮ったり、ひめ達にモデルになってもらって写真撮影をしたりしながら庭園内を歩いていく。庭園内を一周してもとぴーのところに戻るとすでに眠りに落ちていた。少しここでくつろいでから庭園を後にする。(14時15分)
 このあと、竜安寺と仁和寺に行こうということにしたが、タクシーに乗っていってもお金がかかるだけだろうと判断してみんなで歩いていくことにした。まあ、みんな礼文島の8時間コースを歩いたのでちょっとの距離くらい問題ないだろう。
 道は思ったよりも狭いくせに走っている車の数が多くて結構危ない。とはいえ、他にルートがないので仕方がないんだが・・・。途中紫色に山ツツジが咲いているくらいで眺めは余りよいわけではない。道路脇には不法投棄されたゴミが散らかっているのはちょっと悲しいところだ。
 途中でゴミの覆われた階段があったが、どこにつながっているのかよく分からないのでここを降りるか判断に迷ったが、どうやらショートカットできそうだったのでここを降りていく。他の人たちはこのルートを使っていなかったため、自分たちが降りてきているのを見て残念がっていた。まあ、あのゴミの階段を見たら通れるとは思わないかもしれない。30分くらい歩いて仁和寺に到着する。
 境内にある桜を見るには300円払わなければならないが、せっかく来たので中に入ってみることにした。「満開」との案内が出ていたが、半分期待せずに門をくぐると真っ白に咲き誇った桜が目に飛び込んできた。おもわずうめき声が出る。「お〜〜〜〜〜!!」やはり観光客も多く、遊歩道は人でごった返していたがまあ仕方がないところだろう。途中で写真を撮りながら遊歩道を歩いて桜を鑑賞する。途中で人がたむろって写真を撮っている姿は結構間抜けな感じだった。(^_^;;
 次にどこに行こうかと相談しているとついに雨が降り始めてしまった。これまでも時々ぱらついていたが、今度は本格的に降り始めたようである。(土砂降りにならなかったのは救いだったが・・・)もう時間は15時半になっていたので宿に戻ることにした。
 せっかくだから京福北野線に乗っていこうと言うことになり、近くの御室駅へ。しばらく待ってやってきた電車に乗って終点の北野白梅町駅まで乗っていった。バスのような感じで駅と駅の間がかなり近い。終点まで乗って200円だった。20分くらい乗ってやっと北王子駅に到着し、ロッカーから荷物を取り出す。ここからはタクシーに乗って今日の宿である「職員会館かもがわ」に向かった。15分くらい走って宿に到着する。(16時45分)
 宿について早速部屋を決めて荷物を運び込む。ひめ&のもゆ、さなえちゃん&いないちゃん、やっぴー&にょろ&そうじ、自分&王将男、2号、ちゃり、もとぴーという部屋割りである。ただ、ベッドの数が一つ足りないのでやっぴーは寝袋で寝ることになっている。部屋に行こうとする頃に2号も宿に到着した。
 部屋は思った以上に広くて値段の割にはかなりいい感じ。(職員割引のせいで安いんだけどね)荷物を置いたところで早速お風呂に向かったが、湯船のお湯が熱すぎてとても入ることができない。(T^T) しばらく水を入れて入れるようになったのは15分くらいたってからである。それでもかなり熱かった。なんとかさっぱりしたところで3階のロビーでビールを飲んで夕食時間を待つ。この間に謎の中国人もやってきた。
 夕食の18時前に王将男も宿に到着。王将男は関東に出張だったため、出張先から直接ここにやってきた。王将男はお風呂にはいると言うことだったので、先にそろったメンバーで宴会部屋に行って夕食となった。今日のメニューはちゃんこである。早速乾杯して21時頃まで宴会となった。
 このあと3階のロビーで話をしていたが、他の部屋の人が文句を言ってきたので1階のロビーに移動。たしかにあそこで話をしていたら寝られないだろうなあ・・・。気にはしていたけど、この時間ならまだいいかと思っていたんだけどねえ。(^_^;; この後1階のロビーに移動してから23時半頃まで話をしてから解散。宿は23時に出入りできなくなるため謎の中国人は23時前に帰宅する。途中で何人かも部屋に戻っていったけど、誰がいたのかよく覚えていない。
 解散になって部屋に戻るとダウンしていたひめは復活してきたが、もうみんな寝に入ったためちょっと残念そうだった。「せっかく起きたのに〜〜〜!!」部屋で布団に入ったまま王将男と話をしてから0時半頃に就寝。
 01 原谷苑にて花見中・・・
 02 園内を散策 人が多いが桜は綺麗だった
 03 女性陣にモデルになってもらって・・・ってそのポーズは・・・ 周りから笑い声が・・・(^_^;;
 04 仁和寺に向かって歩く歩く。 まるで礼文の8時間?
 05 仁和寺の門のところで もとぴーは・・・?
 06 御室桜をバックに
 07 「島を愛する会・ライラック共同部会」と書かれたハシ入れ
 08 宴会の後で
04月07日   バイク移動距離 217km   京都府→鳥取県 鳥取市
 7時半に起きるように言われていたが、完全に眠っていて目が覚めたときには8時を回っていた。やっぴーから携帯にメールが届いており、今日の花見は中止にしたようだ。外に出てみると雨はほとんどやんでいたが、いつ降り出すか分からないような天気。ということで今日一日の予定がなくなってしまった。
 急ぐ必要もないので部屋でだらだらと話をしていた。ちゃりは8時半に出発すると思っていたようで、準備をして玄関で少し待っていたようだ。(^_^;; 結局10時前まで部屋でくつろいでから宿の前に集合して写真撮影。朝食を撮るため河原町のびっくりドンキーへと向かう。
 開店は10時くらいと思っていたが、店の前に着くと11時開店の看板が出ていた。仕方がないので近くのロッテリアに移動する。おなかも減っていたのでハンバーガーとチキンのセットを二つ購入。(^_^) 1時間くらい食事をしながらここでくつろいでから近くのゲームセンターへ。しばらくゲームに興じてから外へ出る。
 王将男はここで帰宅し、入れ替わりに美奈ちゃんが合流する。相変わらずのハイテンションである。(^_^;; このあとカラオケボックスへ移動(11時半)
 カラオケボックスに行ったが、ほとんど歌うこともなく話をしていた。途中で九州から東京に出張に出ていた岩ウッチャンがやってきた。まだ出張先の仕事が終わっていなくて、このあと九州に戻らずまた東京に行くらしい。やっぴーも九州に戻るついでに参加すると思っていたようだ。まあ、普通はそう思うだろうな。しばらくしてどうも迷子になっていたらしい(^_^;;とともみちゃんも合流する。結局3時間以上いて歌った曲は10曲もなかったかもしれない。単に喫茶店に入った状態だった。
 カラオケを出たところで2号は九州に戻るためタクシーで京都駅へ。花見がなかったせいでほんとに宴会とカラオケに参加しに来ただけになってしまった。自分はもう明日帰ることはあきらめて月曜日は休みを取ることにしてもうしばらくみんなと一緒に行動する。
 天下一品のラーメンを食べに行くと言うことになったが、自分はあまり食べる気が起きなかったので、そうじ、いないちゃん、ともみちゃんと一緒に喫茶店に移動し、みんなが戻ってくるのを待つ。ここで16時半頃まで話をしてから外に出る。
 そうじ、さなえちゃん、のもゆ〜以外はタクシーに分乗して京都駅へ。京都駅で他のメンバーと合流したが、土産物を見に行くようだったので自分はここで別れてバイクのところへ向かう。地下何階にバイクを止めたのか分からず少しうろつくことになったが、なんとか発見。パッキングをすませてから出発する。(17時)
 先週も行った吉野にまた行ってみようと思って国道1号線を南下していたが、走っている途中で「なんか砂丘をみたいなあ。」と考え直して急遽ルートを変更。国道171号線に入ってから県道を北上して国道9号線へ。このあとはひたすら9号線を走っていけば鳥取砂丘に着くはずである。さすがに亀岡付近は車が混んでいたが、それ以外はいいペースで走っていくことができた。
 しばらく走ってから道の駅「丹波マーカス」で休憩。(18時45分・49km)寒くなってきたのでフリースを着込んでいると九州ナンバーを見た鹿児島出身という人が話しかけてきた。天気はだいぶん回復してきて青空が広がってきたので雨の心配はしなくてもいいだろう。
 途中で日が暮れてくると空には満天の星が広がりなかなかいい感じにはなってきたが、暗くなって走りにくくなるのは仕方がない。マップルにその先の道の駅「丹波楽屋」に温泉と宿泊施設があると書かれていたのでここに泊まろうかと思ったが、宿泊は8000円くらいかかるので断念。温泉に入るのもめんどくさくなりすぐに出発する。
 ひたすら鳥取を目指して走っていき、岩井温泉の近くのガソリンスタンドで給油。(223km/12.0L)この付近に健康ランドみたいなものはないのか聞いてみると
「このあたりは24時間営業のところはないと思いますよ」との返事。また「お風呂だったらここにありますよ」といわれてちょっとびっくり。どうやらトラックの運転手用にお風呂を準備しているようだ。もちろん宿泊はできないのでお礼を言って出発し、とりあえず鳥取市内まで行ってみることにした。
 さっきまでは天気が良かったが、鳥取市内に入る辺りから霧が深くなってちょっとしゃれにならない状態になってきた。案内板に従って県道を通って駅方面に向かったが、なにやら入り組んでいてよく分からなかった。なんとか駅前にたどり着いたが、開いている店はほとんどなく、ひっそりしている。まだ22時だぞ!!県庁所在地とは言っても地方の方はこんなもんかなあ?
 最悪野宿しようかと思っていたが、霧も深くなってきていてどうもやる気が失せてきた。駅の周りをしばらくうろついていると一泊4800円というスーパーホテルの看板が目に入りここに泊まってみることにした。(22時半・217km)
 部屋に荷物を運び込んでから近くのローソンに食料の買い出しへ。何とかおなかを落ち着かせて23時半に就寝。
 09 宿の前で
 10 カラオケボックスにて宴会中・・・
04月08日   バイク移動距離 543km   鳥取県 鳥取市→自宅
 朝5時に起きるつもりだったが、目が覚めると5時半になっていた。(-_-zzz 布団の中で寝ぼけ頭で「今何してんだっけ?なんでこんな時間にセットしたんだろう?この後どうするんだっけ?」と考えて飛び起きることになった。うーむ、完全に寝ぼけていた。早速荷物をパッキングして6時にはなんとか出発することができた。
 案内板に従って国道53号線から県道265号線に入って鳥取砂丘へ。さすがにこの時間には車はほとんど走っていない。駐車場にバイクを止めて砂丘へいくが、さすがに平日の上に朝早いせいでまだ誰もやってきていないようだ。とはいえ、砂丘は足跡だらけで風紋などはまったく見ることはできないのは仕方のないところか。砂丘に出る階段は仮修復されている状態で「一部のマナーの欠如した人間の違法行為により階段が破壊されました」というような看板が立っていた。違法行為と言うより破壊行為だな。
 霧はまだ完全に晴れていないので遠くまで見渡せないが、逆にいい感じかもしれない。砂丘の方も足跡だらけなので行ってもしょうがないと思い、入り口付近から写真を撮ってそうそうに出発する。(6時半)
 来た道を引き返して国道9号線に戻って西に進路を取る。天気はいいようであるが霧に覆われているためどうもすっきりしない。視界が悪いので写真を撮る気も起きないまま走っていき、道の駅「大栄」でいったん休憩。(7時半・61km)ここには漫画「名探偵コナン」の像とかが建っていたが、何か作者と関係ある土地なのだろうか?少し休憩してから出発する。
 そこから少し走ると霧も晴れてきて青空が広がってきた。淀江町に入ったところで「上淀廃寺跡」という看板を見つけて寄っていくことにした。県道279号線を走って案内板に従って進んでいくが、着いたところには案内板と発掘中された基礎の跡があるだけで特に目を引くものがあるわけでもない。いずれはもっと何かできるんだろうか?
 前回通ったときにも寄ろうと思っていた清水寺に行くため、米子市内を抜けて県道257号線に入る。駐車場に到着したが、さすがに平日の上まだ早いせいか観光客はほとんどいないようだ。(9時)石段の途中には花びらのほとんど散ってしまった桜が姿を見せていた。もう少し早い時期に来ていればいい感じだったかもしれない。境内に入ってからさらに上になる本堂へ向かう。本堂の中からはおもむろにお経が聞こえてきて静かな山々にその声が響いていた。
 境内にある連乗院の庭園はそれなりに有名らしいので行ってみたが、入場料を見ると600円となっている。季節がよければ入ってもよかったが、桜も終わって、まだ枯れ木も目立つこの時期にわざわざ入るものもったいないと思い、今回は断念する。まあ、またやってくることもあるだろう。一通り境内を見終えて満足したところでバイクの所に戻って出発する。
 松江市で松江城を見に行こうと思って進路を北にとる。城の周りにやってきたが、どこにバイクを止めたらいいのか分からず場内の道路をうろつくことになった。マジでバイクを止めるような所がない。場内の道路の標識では二輪車は駐車禁止になっていなかったので道路脇にバイクを止めていくことにする。(10時15分・150km)
 場内にも多くの桜があったが、ほとんど散ってしまっていて葉桜状態になっていた。逆に散った花びらで地面はピンク色の絨毯になっているが・・・。遊歩道を歩いて天守閣に行くと黒い壁の城を見ることができる。天守閣内には前も入ったことがあるので今回は表から写真を撮るだけにした。
 城の下の芝生には花見の場所取りをしている大学生と思われるグループが数グループ。ただ、桜はすでにほとんど枯れてしまっていたが・・・。(T^T) 新入生歓迎花見のようなのでこの時期にやるしかないのだろう。まあ、花見とは言っても飲むネタがほしいと言うだけのことかもしれないが・・・。(^_^;; 30分くらいしてから来た道を引き返し出発する。
 このまま宍道湖の北岸を走っていっても良かったが、道がどうつながっているのかよく分からなかったので国道9号線まで戻る。この後は特に止まることもせず一気に西に向かって走り、道の駅「きらら多伎」に到着。(11時50分)なんかむちゃくちゃ風が強くなってきていた。ここに置かれていた「いちじく温泉」という看板を見て行ってみることにした。
 案内板に従って細い道を走っていくと最近できたと思われる温泉の建物を発見。値段を見に行くと400円となっていた。まあ、この値段なら手頃だと思い、早速お風呂に入ることにする。
 温泉内は内湯と露天の二つだけだったが、人もあまりいなくて十分にくつろげる。しかし昼間っからこんな所でくつろぐというのもなかなかいいもんだなあ。お風呂から上がって休憩室で牛乳を飲んでくつろいでから1時間ほどで出発する。(13時)
 浜田市の入り口までやってきたが(14時)、なにやら天気が悪くなってきた。「大丈夫かな?」と思いながらもそのまま走っていたが、残念ながら雨が降り始めた(T^T) ので道路脇にバイクを止めてカッパを着込む。この先でガソリンを給油(303km/14.1L)すると残金は500円くらいになってしまった。そこから少し走るともう雨はやんでしまったが、まだ天気がすっきりしないのでそのまま着ていくことにした。
 この日はおにぎりを一つ食べただけなのでさすがにお腹が空いてきたのでどっかで食事をしたいところだが、お金もないので普通の所では食べられない。(T^T) 益田市でそのまま国道9号線を走って山口経由で帰ろうか悩んだが、海岸線を行こうと思い直し国道191号線に入る。道沿いに郵便局がなかったのでここでもお金をおろすことができず、懐が寒いまま町を後にする。須佐に入ったところでこ郵便局を見つけお金をおろすことができた。(16時)
 海岸線をひた走り、やっと萩に到着。ここで食事をしようと思っていたのにどの店にしようかと思っていると食事をできる店がなくなってしまった。いつもこんな感じで何も食べないで走っていくんだよなあ・・・。(T^T) さすがにおなかが減ってきていたので結局その先のローソンで簡単に飯をすませることになる。(17時)
 一気に走っていくつもりだったが、途中に出ていた角島大橋の看板を見つけてつい脇道へ。綺麗に整備された県道275号線を走っていくと日本一長い無料の橋である角島大橋が見えてきた。ただ、吊り橋とかではないので見た目がいいとはとてもいえない。(^_^;; せっかく来たんだからと橋を渡って角島まで行ったが、その先の駐車場ですぐに引き返して入り口にある記念碑のところで写真を撮って来た道を引き返す。
 徐々ににも落ちてきてさすがに寒くなってきたが、もうすぐ家に帰られるので我慢して走っていく。下関に入ったところで「本州最西端 毘沙の鼻」と書かれた看板を見つけたが、もう暗くなり始めていたのでそのまま通過。しかしやっとどこから行くことができるのか判明した。これまで何度も通っているが、いつも暗くなって気が付かなかったからなあ。
 町中を走って関門トンネルを越えてやっと九州へ。このあとは都市高速にのり、一気に帰宅する。(19時15分・543km)
今回のツーリングがボルドールの最後のお仕事となった。あとは廃車処分するだけである。長い間お疲れ!!
 11 鳥取砂丘をバックに 人は誰もいない
 12 角島大橋の記念碑の前で
 13 今回のツーリングで最後となったボルドール