北海道 離島

奥尻(おくしり)
北海道・江差町の沖合60kmに浮かぶ東西11q、南北27q、周囲84kmの島。アイヌ語の「イクシュン・シリ」という「向かう島」という意味の言葉からその名が付いたと言われる。現在の「奥尻」の文字は享保5年(1720年)に新井白石が書いた「蝦夷誌」に初めて用いられている。ウニ、イカ、アワビなどの海産物が豊富で、多くの滝や奇岩など自然にあふれている。
1993年7月12日の北海道南西沖地震により発生した津波により甚大な被害を受けた。その後5年の歳月を費やして1998年に復興宣言。しかし、現在もその影響は残っている。
奥尻へのアクセスは江差町と瀬棚町からのフェリー(夏期=一日2便、冬季=一日一便)と函館からの空路が確保されている。所要時間は飛行機(函館〜奥尻)=40分、フェリー(江差〜奥尻)=130分、フェリー(瀬棚〜奥尻)=95分。

やはりここに来たら海産物。6月=アワビ、7月初旬〜8月初旬=ウニ、9月=ほっけ、6月〜11月=イカと(島で口頭で聞いた情報なので微妙に違うかも)漁の行われている期間は決まっているのでそれ以外の時期は養殖や冷凍、他からの輸送品となる。せっかくならここで採れた旬のものを味わいたいものだ。
津波による被害でそのほとんどの家屋は倒壊してしまったせいか新しい家が多い。表面上は復興しているようだが、実際にはどうなんだろうといった感じだ。

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