宮 城 県 |
松島 | 大高森展望台 | - |
松島(まつしま) | |
内容=★★★☆☆ お得度=★★☆☆☆ | |
フェリーから見る島々 遊覧船 |
安芸の宮島、天の橋立と共に日本三景に数えられる景勝地。松島湾に浮かぶ大小260もの島々は長い年月の浸食・風化作用によって作り上げられたもので、かの松尾芭蕉も絶賛したところである。 仁王像を思い浮かばせる仁王島、伊達政宗が「この島を余のやかたに運ぶものあらば、ゼニ千貫をつかわす」と言った千貫島、浸食作用により4つの空洞ができ、寺鐘が鳴るような音が聞こえるところから名の付いた鐘島などの島がある。 松島湾観光汽船の遊覧船で松島湾を遊覧することも可能。(松島湾遊覧コース=50分、1400円) 日本三景に数えられているが、自分の中ではその中では一番ランクが下と思っている。というのも確かに昔はいい眺めだったと思うが、辺りには工場やホテルなどの建物が建ち並び、風景を台無しにしているためだ。これをみてほんとに景勝地といえるのか?という感じがする。 遊覧船で湾内を遊覧することが出来るが、船に乗るよりも近くの展望台などの高台から湾を見下ろした方がその景観を楽しむことが出来ると思う。遊覧船に乗るのは実際はこんな島なんだとかを確認するためのような感じ。 訪問時のツーレポ ● 2004年08月 東北・北海道ツーリング |
大高森展望台(おおたかもりてんぼうだい) | |
内容=★★★★★ お得度=★★★★★ | |
展望台から松島を見下ろす 遊歩道途中にあるほこら |
宮戸島のほぼ中央に位置する大高森展望台からは松島湾に浮かぶ島々、蔵王連峰、牡鹿半島や金華山を一望することが出来る。文政年間に書かれた塩松勝譜の著者・舟山万年により選ばれた松島四大観(大高森=壮観、多聞山=偉観、扇山=幽観、富山=麗観)の中で随一と言われる展望を誇っている。 西側の道路から展望台までは900mの遊歩道が整備されている。山頂には東屋と展望台が整備され、360度の展望を楽しむことが出来るようになっている。 山頂からの展望はすばらしく、松島で遊覧船に乗るよりはこっちに来た方が何倍もいい感じ。まあ、よけいなものも見えるが・・・。松島湾の方角だけでなく、360度すばらしい眺めを楽しむことが出来る。もちろん天気がいいときに登ってこないと全く意味がないだろう。雨の時は遊歩道も歩きにくいのであきらめた方が無難。 遊歩道は900mだが、最後の400mはかなり勾配がきつい。め登りは20分くらいかかる。遊歩道は林の中を抜ける道になっていてなかなかいい味を出している。この遊歩道の他にも反対側から上ってくる道があるようだが、こっちより距離があるようだ。詳細は歩いていないのでわからない。 訪問時のツーレポ ● 2004年08月 東北・北海道ツーリング |